JPH10300862A - 機械的動力源によって駆動された発電機から動力を供給される電子時計 - Google Patents

機械的動力源によって駆動された発電機から動力を供給される電子時計

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JPH10300862A
JPH10300862A JP10118519A JP11851998A JPH10300862A JP H10300862 A JPH10300862 A JP H10300862A JP 10118519 A JP10118519 A JP 10118519A JP 11851998 A JP11851998 A JP 11851998A JP H10300862 A JPH10300862 A JP H10300862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ぜんまい駆動式時計において、計時ムーブメ
ントの必要空間を大幅に増大させることなく自律性を従
来のものよりも高くした時計を提供すること。 【解決手段】 時計(1)は、電気−機械コンバータ
(3)のロータ(3a)と時間表示針(6)を駆動する
ぜんまい(2)を備えている。ロータ(3a)の実際の
角位置をその所望角位置に合わせる追従回路(7)に、
コンバータ(3)が電気エネルギを供給する。時計
(1)の自律性を高めるため、追従回路(7)は、コン
バータ(3)で発生した電気エネルギの一部分を蓄積す
る手段(28)と、ロータ(3a)がその所望角位置に
対して所定の遅れよりも大きい遅れを有する時、この蓄
積電気エネルギを使用して駆動パルス(IM)をコンバ
ータ(3)へ送る手段(21、23〜27)を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
永久磁石を有するロータと、この磁石に電磁結合され
て、ロータの回転に応じて第1電気エネルギを発生する
少なくとも1つのコイルを含む電気−機械コンバータ
と、ロータは回転中に継続して動く実際の角位置を有し
ており、このロータに機械的に連結きれて、第1駆動ト
ルクが加えられることによってロータを所定方向に所定
の所望速度より高い回転速度で回転させる機械的動力源
と、ロータと機械的動力源とに機械的に連結されている
時間情報表示手段と、ロータの実際の角位置と規則的に
所望速度で動く所望の角位置との差を表す値を有する比
較信号を発生する手段と、この比較信号に応答して、ロ
ータの所望角位置に対する実際の角位置の差が進んでい
るとき、所望速度よりも低い回転速度をロータに与える
制動トルクを加える制動手段とを有する追従手段とを備
えた時計に関する。
【0002】そのような時計は、特にヨーロッパ特許第
0,239,820号及び第01679,968号に開
示されている。これらの既知の時計では、コンバータ
は、機械的動力源によって供給される機械的動力に応じ
て、追従回路に供給する必要がある電気エネルギを供給
する発電機として使用されているだけである。これらの
時計の様々な構成要素の特徴は、発電機ロータの実際の
回転速度が通常は時計が適切に動作する速度である所望
速度よりも高速になりがちであり、追従回路は、この実
際の回転速度を所望速度に追従させるように構成されて
いる。ロータの実際の回転速度を所望速度に追従させる
ことは、ロータの実際の角位置を所望の角位置に合わせ
ること、すなわち追従させることは、時計のスイッチを
入れてからロータがその所望速度で継続して回転したの
であればロータが占めるはずの位置、従って所望のロー
タ回転速度で継続して動く位置に含わせることに等しい
ことは容易にわかるであろう。
【0003】上記ヨーロッパ特許第0,239,820
号に開示されている形式の時計では、ロータが所望角位
置に対して進んでいるか、遅れているかに応じて決まる
長さの期間にわたってロータを定期的に制動するにとに
よって調整が行われる。上記ヨーロッパ特許第0,67
9,968号に開示されている形式の時計では、ロータ
が所望角位置に対して進む毎に一定期間にわたってロー
タを定期的に制動することによって調整が行われる。ロ
ータの回転速度が所望速度に含わせられたとしても、そ
のロータの実際の角位置はほとんど常にその所望角位置
に対して進んでいるか、遅れていることは容易に理解さ
れるであろう。例えば時計に対する角衝撃の結果、ロー
タが360゜以上、場合によっては360゜の数倍も進
んだり、遅れることもある。
【0004】以下の説明を簡単にするため、時計の機械
的動力源が、機械式腕時計に現在使用されているような
従来のぜんまいである場合について説明する。しかし、
当該技術の専門家であれば、機械的動力源の性質がどの
ようなものであっても、以下に記載する発明を使用でき
ることは問題なく理解できるであろう。
【0005】ぜんまいによって減退角度(let down ang
le)Aの関数として供給される機械的トルクCのよく知
られた代替例が、図1に曲線Bで示されている。上記形
式と同じ形式の時計にぜんまいを使用できるようにする
ため、減退中の少なくとも一部分の間、ぜんまいが供給
する駆動トルクCは、ぜんまいによって駆動される発電
機のロータが、その回転速度を調整する回路によって制
動されていない時の所望速度で回転する際のトルクであ
る限界トルクCLよりも大きくなければならないことは
明らかである。この限界トルクCLの値は、当然ながら
ぜんまいによって駆動される様々な部材の機械的特性と
共に、発電機及びそれによって給電される回路の電気特
性によって決まる。そのような限界トルクCLの例が、
図1に点線の両線Dで示されている。この直線Dは、ぜ
んまいの減退角度の値がALである地点Pで曲線Bと交
差する。
【0006】図1の曲線Bで表された駆動トルクを有す
るぜんまいで得られる機械的動力Eは、ぜんまいが完全
に巻き上げられている時には、その曲線Bと図1の軸C
及びAによって囲まれた表面に等しいことはよく知られ
ている。ぜんまいの減退中に、このエネルギEの部分E
1は、発電機のロータをその所望速度で回転させ、発電
機によって電気エネルギに変換した後、ロータの回転速
度追従回路に供給するために使用されると考えられる。
機械的エネルギEのこの部分E1は、軸A及びCと直線
Dと横座標ALを通る垂直な線によって囲まれた表面に
等しい。機械的エネルギEのE2で示された別の部分
は、発電機ロータを加速し、電気エネルギに変換した
後、必要時にロータを制動するために使用される。この
機械的エネルギE2は、軸Cと直線Dと曲線Bによって
囲まれた表面に等しい。以上に簡単に説明した既知の時
計の自律性、すなわちぜんまいが完全に巻き上げられた
後、適正に動作する期間は、ぜんまいによって供給され
る駆動トルクが限界トルク値CLに達するまでに経過す
る時間に限定されることはわかるであろう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高いトルクの供給を行
えるぜんまいか、合計減退角度の大きいぜんまいを使用
することによってこの自律性を向上させることができる
ことは明らかであろう。しかし、そのようなぜんまいが
占める体積も増加するため、腕時計等の体積が小さい時
計ではそれを使用することが困難であるか、不可能でさ
えある。本発明の目的は、上記時計と同じ形式である
が、計時ムーブメントの必要空間を大幅に増大させるこ
となく自律性を上記のものよりも高くした時計を提供す
ることである。別の目的は、動作に必要な動力が得られ
る限り、信頼性が高く、動作の正確さが確保される時計
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの永久磁石を有するロータと、磁石に電磁結合され
て、ロータの回転に応じて第1電気エネルギを発生する
少なくとも1つのコイルを含む電気−機械コンバータを
備えている。ロータは、機械的動力源に機械的連結され
ており、その動力源から第1駆動トルクが加えられて所
定方向に所定の所望速度より高い回転速度で回転できる
ようになっている。そのロータは回転中に継続して動く
実際の角位置を有している。時間情報表示手段はロータ
と機械的動力源とに機械的に連結されている。本発明は
さらに、追従手段を備えている。この追従手段は、ロー
タの実際の角位置と規則的に所望速度で動くはずである
所望の角位置との差を表す値を有する比較信号を発生す
る手段と、比較信号に応答して、ロータの所望角位置に
対する実際の角位置が進んでいるとき、ロータの回転速
度を所望速度よりも低くする制動トルクをロータに加え
る制動手段と備えている。その追従回路はさらに、比較
信号に応答して、ロータの所望角位置に対する実際の角
位置が遅れているとき、その遅れが所定の遅れより大き
い場合、ロータに第2駆動トルクを加えることによっ
て、やはりロータが所定方向に所望速度より高い回転速
度で回転するようにする制御手段を備えている。以下の
説明から明らかになるように、本発明の特徴によって、
ムーブメントの必要空間を大幅に増大させることなく時
計の自律性を高くすることができる。本発明の他の目的
及び利点は、添付の図面を参照した以下の説明から明ら
かになるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図2の非制限的例によって概略的
に示されている実施形態において、本発明の時計1は、
ぜんまい2で形成された機械的動力源を含む。このぜん
まい2は、従来の機械式時計に使用されている既知のぜ
んまいのいずれかと同じ形式にすることができるので、
極めて概略的に示されているだけである。このぜんまい
2によって供給される駆動トルクは、ぜんまいの減退角
度の関数として図1に示されているように変化するもの
と仮定する。このぜんまい2は、手動または自動巻き上
げ機構に連結されているが、巻き上げ機構は、やはり従
来の機械式時計に使用されている既知の巻き上げ機構の
いずれかに類似したものでよいので、ここでは示されて
いない。
【0010】ぜんまい2は、点線で記号化した歯車列4
を介して電気−機械コンバータ3のロータ3aに機械的
に結合されている。このコンバータ3はコイル3bも含
んでおり、それは当該技術の専門家には既知の様々な方
法で形成されるので、ここでは詳細に説明しない。簡単
に説明すると、本例では、ロータ3aは双極磁石を含む
が、これはその磁化軸線を表す矢印で簡単に示されてい
るだけである。また、コイル3bは、例えば図示しない
ステータを介してロータ3aの永久磁石に電磁結合され
て、ロータ3aの回転に応じて端子B1、B2間に交流
電圧Ugを発生する。その周期はロータ3aの回転周
期、すなわちロータ3aが1回転するためにかかる時間
に一致している。コイル3bの端子B1、B2がコンバ
ータ3の端子を構成していることは明らかである。
【0011】時計1はさらに整流器回路5を備えてお
り、その入力5a、5bはそれぞれコンパータ3の端子
B1、B2に接続されている。出力5c、5dは、コン
バータ3から発生する交流電圧Ugに応じて少なくとも
ほとんど直流の電圧Uaを生じる。この電圧Uaは、図
示しない電線を介して以下に記載する様々な電子回路に
供給される。整流器5は、当該技術の専門家には既知の
整流器のいずれかに類似したものでよいので、ここでは
詳細に説明しない。簡単に説明すると、以下に明らかに
なる理由から、この整流器5は、直流電圧Uaが交流電
圧Ugのピーク値より大きくなるように構成されてい
る。
【0012】本例では、整流器5の端子5aと5cは、
コンバータ3の端子B1に接続されると共に互いに接続
されている。さらに、これらの3つの端子5a、5c及
びB1の電位は基準電位として任意に選択されるか、ま
たは接地されており、以下の説明に述べるすべての電圧
は、この基準電位に対して測定した電圧である。
【0013】ロータ3aが一定速度で回転し、コイル3
bが短絡していない時、交流電圧Ugはこの基準電位に
対して対称的である。さらに、以下の説明では、様々な
信号を測定した地点の電位が基準電位とほぼ同じである
か、整流器5の端子5dの電位とほぼ同じであるかに従
って、その信号を「0」論理状態か、「1」論理状態で
あると説明する。以下の説明では、これらの論理状態を
単に「0」状態及び「1」状態と呼ぶだけである。
【0014】時計1はまた現在の時間を表示する表示手
段を備えており、本実施形態ではこれは従来の針6で形
成されているが、他の既知の部材、例えばディスク、ド
ラムまたは他のもので形成してもよい。それはまた、1
つまたは複数の追加表示装置、例えば日付表示装置、月
相表示装置等を含むことができる。この形式の追加表示
装置も図示されていない。針6と、必要ならば追加装置
は、少なくとも一部分が歯車列4の一部分と共通する歯
車列を介してぜんまい2とコンバータ3のロータ3aに
機械的に連結されている図1では、針6に連結されたこ
の歯車列に個別の参照番号が付けられておらず、やはり
点線で示されている。時計1はまた、針6の時間設定
と、必要ならば追加装置の調整を行う機構を備えている
が、これは当該技術の専門家には既知のこの形式の様々
な機構のいずれかに類似したものでよいので、ここには
示されていない。
【0015】図2に示されている時計では、ロータ3a
の実際の回転速度をその所望回転速度Vcに追従させる
こと、従ってロータ3aの実際の角位置をその所望角位
置に合わせることが追従回路7によって行われる。ぜん
まい2内に蓄積されている機械的動力の一部をコンバー
タ3で電気エネルギに変換し、コンバータで発生した交
流電圧Ugを整流器5で直流電圧Uaに変換した後にこ
の回路7にエネルギーが供給される。
【0016】ロータ3aの回転速度を決め、以下に説明
するように歯車列4の回転速度を決める追従回路7は、
ロータ3aが所望速度Vcで回転する時、針6が通常速
度で回転するように構成されている。本例では、所望速
度Vcが毎秒4回転に設定されているものと仮定する。
【0017】さらに、以下の説明から明らかになる理由
から、コイル3bが短絡していない場合、ぜんまい2に
よって与えられる駆動トルクが上記定義の限界トルクC
L(図1)より高い限り、ロータ3aの平均回転速度が
所望速度Vcより高くなるように、ぜんまい2とそれが
駆動する様々な素子の特性がコンバータ3の特性と共に
選択される。同様に、これらの特性は、ぜんまい2が完
全に巻き上げられており、そのためそれが与える駆動ト
ルクが最大値である時でも、コイル3bが短絡している
場合、平均回転速度が所望速度Vcより低くなるように
選択される。
【0018】上記追従回路7は比較器8を含み、その非
反転入力はコンバータ3の端子B2に接続され、反転入
力は基準電位に接続されているので、その出力から発生
する、以下の説明でSMと呼ぶ信号は、コンバータ3か
ら送られる電圧Ugが負か正かに従って「0」状態と
「1」状態になる。信号SMの周期は、当然ながら電圧
Ugと同じであるため、特にコンバータ3のロータ3a
が所望速度Vc、本例では前述したように毎秒4回転で
回転する時、この信号SMの周期は250ミリ秒であ
る。さらに、コンバータ3のロータ3aが所定の角位置
を通過する、すなわち電圧Ugが増加中にゼロ値を越え
る毎に、信号SMは「0」状態から「1」状態に変わ
る。このため、信号SMは、ロータ3aの回転速度測定
信号であると共に、ロータ3aが上記定義の所定角位置
を通過したことを検出する信号でもある。
【0019】追従回路7はまた、基準信号SRの供給源
を含む。これは本例では、水晶発振器にすることができ
る発振器9と、発振器9で発生した信号に応じて信号S
Rを生じる出力Q1を有する分周回路10で形成されて
いる。この発振器9と分周回路10は、当該技術の専門
家には既知の様々な方法で形成できるので、ここでは詳
細に説明しない。簡単に説明すると、発振器9と分周器
10は、コンバータ3のロータ3aが所望速度Vc、す
なわち本例では250ミリ秒で回転している時、信号S
Rの周期が信号SMと同じになるように構成されてい
る。これは、例えば、電子時計の大部分に使用されてい
る、周波数が32,768Hzの信号を発生する発振器
と同様な発振器を発振器9の代わりに用い、また分周器
10を一連の13個のフリップフロップからなる既知の
形式にすることによっても得ることができる。
【0020】また、分周器10は第2出力Q2を備えて
いる。これは信号SRよりもはるかに短い、例えば百分
の1程度に短い周期を有する信号SCを発生する。その
有用性は以下の説明から明らかになるであろう。本例で
は、この信号SCは、分周器10の第6フリップフロッ
プの出力から生じることができ、従って約1、95ミリ
秒の周期を有する。
【0021】追従回路7はさらに、可逆カウンタすなわ
ちアップ・ダウンカウンタ11を備えている。このカウ
ンタ11のカウントアップ入力Cは、分周器10の出力
Qに接続されて信号SRを受け取る一方、そのカウント
ダウン入力Dは、比較器8の出力に接続されて信号SM
を受け取る。
【0022】このアップ・ダウンカウンタ11は既知の
様々な方法で形成できるので、ここでは詳細に説明しな
い。簡単に説明すると、それは受け取ったパルスの立ち
上がり区間に、すなわち信号SR及びSMの「0」状態
から「1」状態への変化に反応する。言い換えると、カ
ウンタ11の内容、すなわちそれを形成している様々な
フリップフロップの出力の「0」状態または「1」状態
によって形成された2進数は、SR信号パルスの各立ち
上がり区間で1単位だけ増分され、SM信号パルスの各
立ち上がり区間で1単位だけ減分される。カウンタ11
はまた、入力C及びDに受け取るパルスの時間的重なり
合いによる曖昧さを除去することができる既知の手段を
備えている。
【0023】カウンタ11はn個のフリップフロップを
含む。これらのフリップフロップの最後と最後から2番
目のものの出力をそれぞれQ1、Q2で表す。また、カ
ウンタ11はn個のフリップフロップで形成されている
ので、その内容はゼロ以上かつ2n −1以下の値である
ことを思い出されたい。さらに、カウンタ11の動作は
サイクリック的である。すなわちその内容がゼロの時、
そのカウントダウン入力Dにパルスが加えられるとその
内容が2n −1値になり、またその内容が2n −1の
時、カウントアップ入力Cに加えられるパルスに応答し
て0値になる。
【0024】当該技術の専門家には容易にわかるよう
に、カウンタ11の内容がゼロ以上かつ2(n-1) 未満で
ある時、カウンタ11の出力Q1は「0」状態にあり、
その内容が2(n-1) 以上かつ2n −1以下である時、出
力Q1は「1」状態にある。さらに、カウンタ11の内
容がゼロ以上かつ2(n-2) 未満である時、カウンタ11
の出力Q2が「0」状態にあり、その内容が2(n-2)
上かつ2(n-1) 未満である時、出力Q2は「1」状態に
ある。
【0025】アップ・ダウンカウンタ11の出力Q1は
ANDゲート12の第1入力に接続されており、AND
ゲート12の第2入力は比較器8の出力に接続されてい
る。このゲート12の出力は、RSフリップフロップ1
3の入力Sに接続されており、RSフリップフロップ1
3の入力Rはカウンタ15の出力Qに接続されている。
【0026】上記のアップ・ダウンカウンタ11と同様
に、フリップフロップ13は、その入力S及びRに受け
取ったパルスの立ち上がり区間に反応する。言い換える
と、フリップフロップ13の非反転出力Q及び反転出力
Q(/)は、その入力Sに加えられた信号の各立ち上が
り区間に応答してそれぞれ「1」状態及び「0」状態に
なり、出力Rに加えられた信号の各立ち上がり区間に応
答してそれぞれ「0」状態及び「1」状態になる。
【0027】カウンタ15は、アップ・ダウンカウンタ
ではなく単純なカウンタであって、本例では従来通りに
直列に接続された5個のフリップフロップで形成されて
いるため、第5フリップフロップの非反転出力であるカ
ウンタの出力Qは、カウンタの内容が15から16に変
わった時、「0」状態から「1」状態に変わる。カウン
タ15のカウントアップ入力Cは分周器10の出力Q2
に接続されているため、信号SCを受け取り、そのリセ
ット入力Rはフリップフロップ13の反転出力Q(/)
に接続されている。やはりアップ・ダウンカウンタ11
と同様に、カウンタ15はカウント入力Cに加えられた
信号の立ち上がり区間に反応する。さらに、入力Rが
「1」状態にある限り、その内容はゼロ値に維持され
る。
【0028】追従回路7はさらにコンバータ3のロータ
3a用の電気制動素子を含む。これは本例ではn型M0
Sトランジスタ16で形成されており、そのソース及び
ドレーンはそれぞれコンバータ3の端子B1及びB2に
接続され、ゲートはフリップフロップ13の非反転出力
Qに接続されている。当該技術の専門家には容易にわか
るように、トランジスタ16は、n型であるためにゲー
トが「0」状態にあるか「1」状態にあるか、またその
ソースが基準電位であるかに応じて、遮断されるか、導
通する。
【0029】追従回路7はさらに、比較器8の出力に接
続されて信号SMを受け取る制御入力Cと出力Qを有す
る時間遅延回路21を含む。この時間遅延回路21は、
信号SMが「0」状態から「1」状態へ変わってから所
定の遅延時間Tが経過した後に開始される所定の持続時
間DのパルスICを出力Qに発生するためのもので、そ
の持続時間中に出力Qが「1」状態にあることがわかっ
ていれば、当該技術の専門家であればそれを作製するこ
とが困難ではないので、時間遅延回路21については詳
細に説明しない。この持続時間D及び遅延時間Tについ
ては以下に説明する。時間遅延回路21の出力QはNA
NDゲートの第1入カに接続されており、その第2入力
はRSフリップフロップ24の出力Qに接続されてい
る。
【0030】フリップフロップ24の入力SはANDゲ
ート25の出力に接続されており、そのANDゲート2
5の第1入力はアップ・ダウンカウンタ11の出カQ2
に接続され、その第2入力はインバータゲート26を介
してカウンタ11の出力Q1に接続されている。フリッ
プフロップ24の入力Rは、直接的にカウンタ11の出
力Q1に接続されている。
【0031】追従回路7はさらに制御素子を含む。本例
ではこれはP型M0Sトランジスタ27で形成され、そ
のソースは直流供給電圧Uaの記号+で示された正電位
に接続され、ドレーンはコンバータ3のコイル3bの端
子B2に接続されている。トランジスタ27のゲート
は、ゲート23の出力に接続されている。当該技術の専
門家には容易にわかるように、トランジスタ27は、そ
れがp型であるためにそのゲートが「1」状態にあるか
「0」状態にあるか、またそのソースが正電位であるか
に応じて、遮断されるか、導通する。
【0032】追従回路7はさらに、以下に説明する状況
において電気エネルギを蓄えて戻すための蓄電装置28
を備えている。この装置28は、それぞれ整流器5の端
子5c、5dに接続された正端子28aと負端子28b
を備えており、当該技術の専門家には既知の様々な方法
で形成できるので、ここでは詳細に説明しない。簡単に
説明すると、それは従来のアキュムレータ29を含み、
そのような用途に適した既知のアキュムレータのいずれ
かと同じ種類のものでよい。必要ならば、この装置はさ
らにこのアキュムレータ29の動作電圧を電圧Uaに合
わせるための回路を備えてもよい。この装置28はま
た、アキュムレータ29の過充電の防止及びアキュムレ
ータ29の過放電の防止の両方またはいずれか一方のた
めにアキュムレータ29の充電電流を制限するための監
視回路も備えることができる。
【0033】追従回路7はまた、初期化回路を備えてい
るが、図2を不必要に過密化させることを避けるために
図示されておらず、当該技術の専門家には既知の回路で
ある。簡単に説明すると、それは、電圧Uaが増加中
に、追従回路7の様々な構成要素が適正に動作し始める
値か、それよりわずかに大きい所定の閾値に達した時点
で、短い初期化パルスを発生するように構成されてい
る。この時点を以下の説明では初期化時点t0と呼ぷ。
この初期化回路は分周器10、カウンタ11及び15、
時間遅延回路21及びフリップフロップ13及び24に
接続されているため、この時点t0でこれらの素子のす
ぺての出力Q、Q1またはQ2が「0」状態に設定され
る。
【0034】ぜんまい2が完全に減退し、コンバータ3
のロータ3aが回転していない時、電圧Ugは当然なが
らゼロである。また、畜電装置28のアキュムレータ2
9が放電した時、電圧Uaはゼロであるか、または時計
1を動作させるためには不十分である。
【0035】ぜんまい2を巻き直した場合、ロータ3a
が回転し始め、電圧Ug、Uaが増加し始める時点に達
する。上記定義の時点t0で、初期化回路で発生したパ
ルスは、分周器10の出力Q1、Q2、アップ・ダウン
カウンタ11の出カQ1、Q2、カウンタ15及び時間
遅延回路21の出力Qを「0」状態に設定する効果を有
する。同じ初期化パルスの結果として、フリップフロッ
プ13の出力Q及びQ(/)はそれぞれ「0」、「1」
論理状態になり、フリップフロップ24の出力Qは
「0」状態になる。
【0036】フリップフロップ13の出カQの「0」状
態によってトランジスタ16は遮断状態になるため、コ
ンバータ3のコイル3bは短絡しないで、ロータ3aの
回転速度はその所望速度Vcに違してそれを越えること
ができる。さらに、フリップフロップ13の出力Qの
「1」状態によってカウンタ15の内容がゼロに維持さ
れる。さらに、フリップフロップ24の出力Qの「0」
状態によって、ゲート23の出力が「1」状態に維持さ
れるため、トランジスタ27は遮断状態になる。
【0037】以下の説明から明らかになるように、時計
1が停止した時、アキュムレータ29は完全に、または
少なくともほば完全に放電している。ロータ3aが回転
し始めて、電圧Uaが十分な値に達した時、アキュムレ
ータ29はコンバータ3から得られる電気エネルギの一
部分を吸収して充電し始める。このためコンバータ3は
発電機として機能する。電気エネルギのこの余剰分はも
ちろんぜんまい2によって与えられ、上記定義の機械的
エネルギE2の少なくとも一部分をコンバータ3で変換
することによって生じる。
【0038】アキュムレータ29に蓄えられたこの電気
エネルギは、以下に説明する状況において使用するため
のものである。時点t0の後の時計1の動作は、以上の
説明からその詳細全部を再構成することは当該技術の専
門家には困難ではないので、以下には一般的に説明する
だけとする。
【0039】時計1の動作のこの説明において、基準信
号SRがその「0」状態から「1」状態に変わり、従っ
てカウンタ11の内容が1単位だけ増分される各時点を
基準時点trと呼ぷ。同様に、測定信号SMがその
「0」状態から「1」状態に変わり、従ってカウンタ1
1の内容が1単位だけ減分される各時点を測定時点tm
と呼ぷ。
【0040】アップ・ダウンカウンタ11の内容は、上
記定義の時点t0以降に分周器10が発生した信号SR
パルスの数と、おなじ時点t0以降にコンバータ3のロ
ータ3aが行った全回転の数である、比較器8が発生し
た信号SMパルスの数との差に継続して等しいことは明
らかである。このため、カウンタ11のこの内容は、ロ
ータ3aの実際の角位置とその所望の角位置との差を継
続して表している。場合によって、この差は進んでいた
り、遅れており、必要ならば数回転になるであろう。
【0041】さらに、この差がゼロである時、すなわち
ロータ3aの角位置がその所望の角位置に一致するか、
少なくともその1回転以内にある時、カウンタ11の内
容もゼ回である。同様に、その差が、ロータ3aがその
所望角位置に対して遅れている時、カウンタ11の内容
はゼロより大きく、かつ2(n-1) より小さい。このた
め、これらの2つの場合、カウンタ11の出力Q1は
「0」の状態である。最後になるが、その差が、ロータ
3aがその所望角位置に対して適んでいる時、カウンタ
11の内容は2n −1以下かつ2(n-1) 以上である。
【0042】次に、上記定義の時点tmの1つの直後か
ら任意に開始し、ロータ3aがその所望角位置に対して
進んでいると仮定して、時計1の動作を説明する。この
ため、前述したように、カウンタ11の出カQ1は
「1」状態にある。信号SMも「1」状態にあるので、
フリップフロップ13の出カQ及びQ(/)がそれぞれ
「1」状態及び「0」状態となる。その結果、トランジ
スタ16は導通して、コンバータ3のヨイル3bを短絡
させる。そのため、ロータ3aは制動されて、その回転
速度が所望速度Vcより低速になる。
【0043】やはりその結果として、カウンタ15のリ
セット入力Rが「0」状態に維持されるので、各信号S
Cパルスで1単位だけカウンタ15の内容が増分され
る。本例では、この内容が15から16の値へ変わった
時、すなわちフリップフロップ13の状態が変化してか
ら約31.25ミリ秒後に、カウンタ15の出力Qが
「1」状態に変わる。そのため、フリップフロップ13
は再び、その出力Q及びQ(/)がそれぞれ「0」状態
と「1」状態となる。このため、トランジスタ16は再
び遮断されるため、ロータ3aはもはや制動されずにそ
の回転速度が再び増加する。
【0044】次の時点tmの直後に、アップ・ダウンカ
ウンタ11の出力Q1が再び「1」論理状態であると、
上記の処理が繰り返される。ロータ3aがその所望角位
置に対して進んでいる度合いは、当然ながらロータ3a
が制動される毎に減少するので、最終的にゼロになる。
このように、進みがゼロになると、アップ・ダウンカウ
ンタ11の出力Q1が「0」状態になり、ロータ8aが
再びその所望角位置より進み、カウンタ11の出力Q1
が「1」状態に変わるまでロータ3aは制動されない。
【0045】上記定義の時点tmの1つの直後でロータ
3aがその所望角位置に対して遅れている時、カウンタ
11の出力Q1が「0」状態にある。この遅れが十分に
小さく、カウンタ11の内容が2(n-2) 未満である場
合、カウンタ11の出力Q2も「0」状態にある。従っ
て、ゲート12と25の出力と、フリップフロップ13
と24の出力Qも「0」状態にある。従って、トランジ
スタ16及び27はその遮断状態のままであり、特にコ
イル3bはいつの時点でも短絡しない。
【0046】また、ぜんまい2によって与えられる駆動
トルクが上記定義の限界トルクCL以上である場合、ロ
ータ3aの回転速度は所望速度Vcのままであるか、そ
れ以上になる傾向がある。ロータ3aの所望角位置に対
する遅れがこれによってゼロになる方向に進む。遅れが
ゼロになり、ロータ3aがその所望角位置に対して進む
まで、この状態は変わらない。ロータ3aが進んだ時、
カウンタ11の出力Q1は「1」状態に変わり、上記の
制動処理が再び開始される。
【0047】ぜんまい2によって与えられる駆動トルク
が上記定義の限界トルクCLより小さくなった場合、コ
ンバータ3で発生した電気エネルギが追従回路7の様々
な構成部材に適当に給電するためには不十分になる。し
かし、前述したように、その時にはアキュムレータ29
が少なくとも部分的に充電されているので、装置28は
電圧Uaを回路7の機成要素が適切に動作できる値に維
持する。この時、この動作に必要な電気エネルギは、少
なくとも部分的に装置28のアキュムレータ29によっ
て与えられる。
【0048】ぜんまい2によって与えられる駆動トルク
が限界トルクCLより小さくなっているので、ぜんまい
2はもはやロータ3aをその所望回転速度Vcで、まし
てやその速度Vcより高速で回転させることができな
い。このため、ロータ3aはその所望角位置に対して遅
れ始め、もはやこれを上記方法で補正することができな
い。
【0049】この遅れが十分に大きくなってカウンタ1
1の内容がその値2(n-2) に達した時、カウンタ11の
出カQ2が「1」状態になるのに対して、そのカウンタ
の出カQ1はもちろん「0」状態のままである。その結
果、フリップフロップ24の出力Qと同様に、ゲート2
5の出力は「1」状態に変わる。
【0050】ロータ3aはその所望位置に対して遅れて
いるので、フリップフロップ24の出力Qが「1」状態
になった時点で、信号SMはまだ「0」状態のままであ
る。このため、時間遅延回路21の出力Qは「0」状態
のままであり、ゲート23の出カは「1」状態のままで
あり、トランジスタ27は遮断されたままである。
【0051】次の時点tmにおいて、電圧Ugがゼロ値
を越えて正の値になり、このため信号SMが「1」状態
になる角位置にロータ3aが達した時、時間遅延回路2
1が動作し始める。前述したように、上記時点tmから
遅延時間Tが経過した後、時間遅延回路21の出力Qが
持続時間DのパルスICを発生する。このパルスICの
間、時間遅延回路21は「1」状態にあるため、ゲート
23の出力は「0」状態となり、トランジスタ27は導
通する。
【0052】このため、このパルスICの間、コイル3
bはIMで表されたパルスを受け取る。このパルスIM
の間、コイルは電圧Uaの供給を受ける。このパルスI
MはパルスICと同期している、すなわち、それは上記
時点tmに対してパルスICと同じ遅延時間T後に始ま
り、その持続時間DはパルスICと同じである。
【0053】前述したように、供給電圧Uaは発電機3
によって与えられる電圧Ugのピーク値より大きい。パ
ルスIMがコイル3bに加えられている時点での電圧U
gの値がどのようなものであっても、このパルスIMに
よって電流がコイル3bに流れ、従って磁界がロータ3
aの永久磁石に加えられる。既知のようにして、この磁
界とロータ3aの永久磁石で発生した磁界の相互作用に
よってトルクがそれに加えられる。ぜんまい2がロータ
3aに加える機械的トルクと区別するため、以下の説明
ではこのトルクを電磁トルクと呼ぷ。
【0054】以下の説明から明らかになる理由から、こ
の電磁トルクは、ロ−タ3aをぜんまい2で与えられる
機械的トルクと同じ方向こ回転させるものでなければな
らない。このため、時間遅延回路21は、上記定義の時
点tmでの電圧Ugのゼロ値通過に対するパルスICの
遅延時間Tが電圧Ugの周期の半分より短くなるように
構成されている。このため、パルスIMがコイル3bに
加えられる時、この電圧Ugは正であり、パルスIMに
応答してロータ3aに加えられる電磁トルクは所望方向
になる。このため、このパルスIMを駆動パルスと呼ぷ
ことができる。
【0055】時間遅延回路21は、好ましくは遅延時間
Tが電圧Ugの周期のほぽ1/4になるように構成され
る。このため、電圧Ugの値がそのピーク値に近い間、
駆動パルスIMがコイル3bに加えられる。当該技術の
専門家には容易に理解きれるように、これらの状況で
は、ロータ3aはそれに加えられる電磁トルクがその最
大値にほぽ等しい値になるような角位置にあるため、駆
動パルスIM中にコイル3bに供給される電気エネルギ
が最も効率的に使用される。
【0056】このため、駆動パルスIMの間、コンバー
タ3はモータのように動作して、そのコイル3bが受け
取った電気エネルギを機械的動力に変換する。以下の説
明から明らかになる理由から、コイル3bが受け取る電
気エネルギの量を決定するこのパルスIMの持続時間D
は、得られる機械的動力の量がロータ3aをその所望速
度Vcよりも高速に加速させるのに十分であるように選
択される。
【0057】当該技術の専門家には理解されるように、
この持続時間Dの値はコンバータ3と、ロータ3aに接
続されている機械的要素、すなわち特にぜんまい2及び
時間表示針6の特徴に応じて決まるため、その値をこれ
以上特化することは不可能である。しかし、個々の場合
においてこの持続時間Dを、例えばテストで決定するこ
とは、当該技術の專門家には困難ではないであろう。
【0058】前述のアセンブリの場合と同様に電圧Ug
の周期を250msにして出願人が作製した試作品で
は、遅延時間T及び持続時間Dがそれぞれ60ms及び
4msになるようにし、このため電圧Ugがその正のピ
ーク値を通過する時点に対してパルスIMが時間的に実
際に対称的であるように時間遅延回路21を作製するこ
とによって非常に良好な結果が得られた。
【0059】フリップフロップ24の出力Qは「1」状
態のままである限り、コイル3bは電圧Ugの各周期
で、または本例ではこれと同じことであるロータ3aの
各回転時に駆動パルスIMを受け取る。この駆動パルス
IMは上記特徴を備えているので、ロータ3aの回転速
度はその所望速度Vcより高速になるか、そのままであ
る。
【0060】このため、所望角位置に対するロータ3a
の遅れは、カウンタ11の内容と同様に減少する。この
遅れがゼロになり、ロータ3aがその所望角位置に対し
て進み始めた時、カウンタ11の出力Q1は再び「1」
状態に変わり、従ってフリップフロップ24の出力Qが
再び「0」状態に変わるため、コイル3bはパルスIM
を受け取らなくなる。
【0061】ぜんまい2がしばらく巻き直されない場
含、ロータ3aはその所望角位置に対して再び遅れるよ
うになり、カウンタ11の内容も再び増加し始める。こ
の内容が2(n-2) 以上になると、カウンタ11の出力Q
2が再び「1」状態に変わり、上記処理が繰り返され
る。
【0062】非制限的な例として、カウンタ11のフリ
ップフロップの数nを9とすると、このカウンタ11の
全容量は29 、すなわち512になる。このため、本例
では、カウンタ11の内容が27 、すなわち128にな
った時、駆動パルスIMが発生し始める。このため、ロ
ータ3aはその所望角位置に対して128回転、すなわ
ち128x360゜の遅れを有する。やはり本例では、
ロータ3aの所望速度Vcが毎秒4回転であるので、時
計1の遅れは32秒である。
【0063】各パルスIM中にロータ3aに供給される
機械的動力は、もちろん蓄電装置28のアキュムレータ
から得られる。アキュムレータ29が十分に充電きれて
いる限り、上記のロータ3aの遅れ回復処理をこのよう
に繰り返すことができる。
【0064】ぜんまい2によって与えられる機械的トル
クが上記定義の限界トルクCLより小さくなった後も、
一定期間は時計1が適正に動作することがわかる。
【0065】当該技術の専門家であればわかるように、
トランジスタ16が遮断され、そのためコイル3bが短
絡していない時でも、ロータ3aは、追従回路7の様々
な電子構成要素が消費する電流とアキュムレータ29の
充電電流の合計に応じて発生する制動トルクを受け取
る。やはり当該技術の専門家にはわかるように、この制
動トルクには、ロータ3aの加速時間、すなわち上記制
動処理の終了後にロータ3aがその所望速度Vcに達し
てそれを越えるために必要な時間を長くする作用があ
る。
【0066】このため、当該技術の専門家であれば容易
に理解されるように、上記時計1のような時計では、ア
キュムレータ29の充電電流を可能な最低値に制限する
ことによって、ロータ3aの加速時間が可能な限り短く
なるように蓄電装置28を構成することが好都合であ
る。
【0067】図3に非制限的例として概略的に示されて
いる実施形態では、本発明に従った時計が参照番号31
で示されている。
【0068】図2の時計1と同様に、時計31は、電気
−機械コンバータのロータと現在時間表示手段に機械式
に連結されているぜんまいを含み、このコンバータのコ
イルは整流器回路に接続されている。時計31のこれら
の様々な構成要素は、時計1の対応の構成要素と同じ参
照番号で示され、それらと同一にすることができるの
で、ここでは説明を繰り返さない。
【0069】時計31はまた、ロータ3aの実際の回転
速度をその所望速度Vcに合わせる追従回路を含み、本
例ではこれを参照番号32で示されている。
【0070】図2の追従回路7の構成要素と同じ参照番
号で示されている追従回路32の各榔成要素は、図2の
追従回路7のものと同一であって、同様に動作する。従
って、回路32のこれるの構成要素の説明をここで繰り
返さない。さらに、回路32のこれらの機成要素はすぺ
て、幾つかの例外を除いて、回路7の対応械成要素と同
様に互いに接続されている。次に、これらの例外につい
て、追従回路7には存在しない追従回路32の幾つかの
構成要素と共に説明する。
【0071】このように、追従回路32では、トランジ
スタ16のゲートが追従回路7の場合のようにフリッブ
フロップ13の出力Qに直接的に接続されているのでは
なく、ANDゲート33の出力に接続されており、この
ANDゲート33の1つの入力がフリップフロップ13
の出カQに接続されている。
【0072】ゲート33の第2入カはRSフリップフロ
ップ34の出カQに接続されており、このフリップフロ
ップ34の入力SはANDゲート35の出カに接続さ
れ、入力Rはインバータゲート26の出力に接続されて
いる。
【0073】上記の他のフリップフロップ13及び24
と同様に、フリップフロップ34はその入力S、Rで受
け取った信号の立上がり区間に反応する。すなわち、そ
の入力S、入力Rの「0」状態から「1」状態への各変
化に対応して、その出力Qが「1」状態、「0」状態に
なる。さらに、フリップフロップ34は時計1の説明で
述ぺた初期化回路にも接続されているため、この回路で
発生した初期化パルスに応答して、その出カQは「0」
状態になる。
【0074】ゲート35は2つの入力を備えており、そ
れらはそれぞれカウンタ11の出力Q1と、インバータ
ゲート36を介してカウンタ11の出力Q2に接続され
ている。
【0075】追従回路32に拾いて、蓄電装置28の負
端子28bは、追従回路7のように整流器5の端子5c
に直接、接続されているのではなく、n型M0Sトラン
ジスタ37のドレーンに接続されており、このトランジ
スタのソースがその端子5cに、従って基準電位に接続
されている。
【0076】トランジスタ37のゲートは、0Rゲート
38の出力に接続されており、この0Rゲート38は、
それぞれカウンタ11の出力Q1と、インバータスペー
シングゲート39を介してゲート23の出力に接続され
た2つの入力を有する。トランジスタ16と同様に、ト
ランジスタ37はn型であり、そのソースが基準電位に
接続されているので、トランジスタ37はそのゲートが
「0」状態にあるか、「1」状態にあるかに応じて、遮
断されるか、導通する。
【0077】時計31の動作は、大部分が図2の時計1
と同じである。従って、以下の説明には示されていない
時計31の動作の詳細は、前述の時計1の動作の説明か
らわかるであろう。
【0078】図2の時計1の場合と同様に、コンバータ
3のロータ3aがその所望角位置に対して遅れており、
カウンタ11の内容が2(n-2) 未満で遅れが比較的小さ
い時、時計31のカウンタ11の出カQ1、Q2は共に
「0」状態にある。これらの状況では、ゲート12の出
力、フリップフロッブ13の出力Qとゲート33の出力
は「0」状態にあるので、トランジスタ16は遮断され
ている。
【0079】同様に、ゲート25の出力とフリップフロ
ップ24の出力Qが「0」状態にあるので、ゲート23
の出力は「1」状態にあり、インバータゲート39の出
力は「0」状態にある。このため、ゲート38の2つの
入力が「0」状態であるため、ゲート88の出カが
「0」状態になり、トランジスタ37が遮断される。
【0080】また、ぜんまい2によって与えられる駆動
トルクが限界CL以上である場合、ロータ3aの回転速
度はその所望速度Vcより高いままであるか、高くなろ
うとして、ロータ3aの所望角位置に対する遅れがゼロ
になる方向に進む。
【0081】図2の時計1の場合とは逆の上記状況で
は、畜電装置28と整流器5の間の電気接続が遮断され
ることがわかる。このため、この蓄電装置28のアキュ
ムレータ29は、その充電状態に関係なく、電流をまっ
たく吸収することができない。このため、コンバータ3
に供給しなければならない電流は、整流器5によって実
施された整流後に追従回路32のその他の構成要素によ
って吸収された電流に厳密に限定される。
【0082】従って、コンバータ3によって与えられた
電流に応じてロータ3aに加えられる制動トルク、従っ
てロータ3aがその所望角位置に対する遅れを回復する
ために必要な時間は、他が全て同じであれば、図2の時
計1の場合よりも時計31の本例の場合の方が小さくな
る。
【0083】反対に、やはり上記の状況において、ぜん
まい2によって与えられる駆動トルクが限界トルクCL
より小さい場合、ロータ3aの回転速度は所望速度Vc
未満のままであって、ロータ3aの所望角位置に対する
遅れが増加する。この遅れが、カウンタ11の内容が値
(n-2) に達すると、カウンタ11の出力Q2が「1」
状態に変わる。カウンタ11の出力Q1はまだ「0」状
態にあるので、トランジスタ16は遮断したままであ
る。反対に、カウンタ11の出力Q2が「1」状態に維
持されているので、ゲート25の出カは「1」状態に変
わり、フリップフロップ24の出カQが同じく「1」状
態になる。
【0084】時間遅延回路21の出力によって供給され
る各パルスICの間、ゲート28の出カは「0」状態に
変わり、このためトランジスタ27が導通する。同様
に、インバータゲート39の出力が、従ってゲート38
の出力が「1」状態に変わるため、トランジスタ37が
導通する。その結果、各パルスICの間、蓄電装置28
は再び追従回路32の様々な機成要素に、特にトランジ
スタ27に接続される。
【0085】このため、図2の時計1の場合のように、
コンバータ3のコイル3bは各パルスICに応答してト
ランジスタ27を介して駆動パルスIMを受け取る。駆
動パルスIMの間にこのコイル3bに供給される電気エ
ネルギは、アキュムレータ29によって供給される。
【0086】同様に、アキュムレータ29が十分な電気
エネルギを含んでいる場合、各パルスIMによってロー
タ3aが加速されるため、その回転速度はその所望速度
Vcより高くなるか、高いままであり、ぜんまい2によ
って供給される駆動トルクが限界トルクCLより小さく
ても、ロータ3aの所望角位置に対する遅れがゼロにな
る方向に進む。
【0087】やはり図2の時計1の場合のように、コン
バータ3のロータ3aがその所望角位置に対して進んで
いる時、時計31のカウンタ11の出力Q1は「1」状
態にある。さらに、この進みが比較的小さく、カウンタ
11の内容が2(n-2) 以上である場合、カウンタ11の
出カQ2も「1」状態にある。
【0088】これらの状況では、インバータゲート36
の出力が「0」状態にあるので、ゲート35の出力、フ
リップフロップ34の出カQ及びゲート33の出力が継
続して「0」状態にある。
【0089】図2の時計1の場合とは逆に、ロータ3a
は所望角位置に対して進んでいるが、この場合にはトラ
ンジスタ16は継続して遮断されている。しかし、ゲー
ト38の出力は継続して「1」状態にあるので、トラン
ジスタ37は導通し、蓄電装置28もやはり継続して整
流器5に、従って追従回路32のその他の構成要素に接
続される。
【0090】このため、蓄電装置28のアキュムレータ
29は、このアキュムレータ29内に蓄積されている電
気エネルギ量が小さいほど、またその最大容量が大きい
ほど、大きい強度の充電電流を継続して吸収する。この
アキュムレータ29の充電電流は整流器5を介してコン
バータ3によって供給されることは明らかであり、この
ため、ロータ3aに加えられる制動トルクの発生に寄与
する。
【0091】ロータ3aに加えられる制動トルクがロー
タの回転速度を所望速度Vcより低い回転速度にするた
め、このアキュムレータ29の充電電流は、ぜんまい2
によって与えられる駆動トルクが大きいほど高い値であ
る一定限界より高くなければならないことは容易にわか
る。この条件が満たされた場合、ロータ3aの所望角位
置に対する進みが減少するが、この場合、トランジスタ
16は導通しないため、コイル3bは短絡しない。ロー
タ3aがその所望角位置に対して進んでおり、アキュム
レータ充電電流が上記定義の限界値より高いままである
限り、この状況が変わらないことは明らかである。
【0092】充電電流がまたこの限界値より高い状態に
ある間にロータ3aのこの進みがゼロになった場合、ゲ
ート38の出力と共に、カウンタ11の出力Q1、Q2
が共に「0」状態に変わる。その結果、トランジスタ3
7が再び遮断されるため、アキュムレータ29はまった
く電流を吸収しなくなる。この時、ロータ3aに加えら
れる制動トルクは、追従回路32のその他の構成要素に
よって吸収された電流によって生じるだけであり、ロー
タ3aの回転速度は再び所望速度Vcを越えることがで
きる。
【0093】反対に、ロータ3aの進みがゼロになる前
にアキュムレータ29の充電電流が上記定義の限界値よ
り低くなった場合、ロータ3aに加えられる制動トルク
がその所望速度Vcより低い速度をそれに与えることが
できなくなるため、この進みは減少しなくなり、増加す
ることさえある。
【0094】このため、その場合にはカウンタ11の内
容が減少し、その内容が2(n-2) より小さくなった時、
カウンタ11の出カQ2が「0」状態に変わるが、出力
Q1は「1」状態のままであることは明らかである。こ
のため、インバータゲート36の出力とゲート35の出
カが「1」状態に変わり、フリップフロップ34の出カ
Qも共に「11状態となる。
【0095】測定信号SMが「1」状態に変わるのに対
応してフリップフロップ13の出カQが「1」状態に変
わると、ゲート33の出カも「1」状態に変わり、これ
によって、時間遅延回路21自体の出カQが「1」状態
に変わるまで、トランジスタ16が導通する。
【0096】トランジスタ16が導通すると、それはコ
イル3aを短絡させ、時計1の場合のように、ロータ3
aに加えられた制動トルクがその所望速度Vcより低い
回転速度とする。このため、アキュムレータ29の充電
電流は上記定義の限界値より低いが、ロータ3aの所望
角位置に対する進みが減少する。ロータ3aが所望角位
置に対して進んでおり、ロータ3aの各回転時にトラン
ジスタ16がコイル3bを短絡させる限り、この状況は
変わらない。
【0097】ロータ3aの進みがゼロになった時、カウ
ンタ11の出カQ1、Q2は共に「0」状態になるの
で、トランジスタ16、37は再び継続して遮断される
ため、ロータ3aの回転速度は再び所望速渡Vcを越え
る。
【0098】以上に説明した時計31では、そのロータ
3aがその所望角位置に対して進んでおり、従ってその
回転速度を所望速度Vcよりも低い値に減少させなけれ
ばならない時、コンバータ3で発生する電気エネルギの
少なくとも一部分を利用して蓄電装置28のアキュムレ
ータ29を充電することはわかるであろう。しかし、図
2の時計1では、これらの状態で発生した電気エネルギ
のこの部分がジュール効果によって主にコンバータ3の
コイル3b及びトランジスタ16内で散逸される。その
結果、他が全て同じであれば、時計31の自律性が時計
1の自律性に較ぺてさらに向上する。
【0099】当該伎術の専門家であれば容易に理解され
るように、時計31では、アキュムレータ29の充電電
流が無制限であるあか、必要ならばこの充電電流をアキ
ュムレータ29が破壊される危険が生じる値以下に御限
するだけにして畜電装置28を設計することが好都合で
ある。同様に、アキュムレータ29は、その公称容量が
でできる限り高くなるように選択することが好都合であ
る。
【0100】本発明に従った時計の自律性は、上記ヨー
ロッパ特許出願第0,239,820号及び第0,67
9,968号に開示されているような既知の時計の自律
性よりも大幅に向上することがわかる。
【0101】これは、本発明による時計が、ぜんまいに
蓄積された機械的動カの一部分を電気エネルギの形で蓄
横することができる蓄電装置と共に、ぜんまいが完全に
減退した後に時計を動作させるためにこの電気エネルギ
を使用できるようにする手段を含むという事実によるこ
とは明らかである。
【0102】本発明に従った時計の自律性の向上は、そ
の様々な構成要素の特徴に応じて、特にその畜電装置の
一部を形成しているアキュムレータの容量に応じて決ま
るので、一般的に数値で示すことはできないことは明ら
かである。
【0103】アキュムレータが蓄横できる電気エネルギ
の量が、上記定義の機械的エネルギE2の量に対応する
量とほぼ同じであり、この機械的エネルギE2が上記定
義の機械的エネルギE1の量とほぽ同じになるようにそ
の容量が定められている場合、他の全てが同じであれ
ば、時計の自律性は同じ形式の既知の時計の実際に2倍
になることがわかる。
【0104】しかし、どのような形式の時計のぜんまい
でも、それが与える機械灼トルクが限界トルクCLより
低くなる前に、一般的に何度も巻き直される。その結
果、本発明に従った時計の畜電装置のアキュムレータを
充電するために電気エネルギに変換後に使用できる機械
的エネルギは、機械灼エネルギE2よりも一般的にはる
かに大きい。
【0105】このため、本発明に従った時計の蓄電装置
に、上記定義の機械的エネルギE2の最に対応する量よ
りも大量の電気エネルギを蓄積できるような容量を有す
るアキュムレータを設けることも可能であり、望ましく
さえある。大容量であるにも係わらず、本時計のぜんま
いによって与えられる駆動トルクが上記定義の限界トル
クCLより低くなったときでも、このアキュムレータは
一般的に完全に充電される。その結果、蓄電装置がその
ようなアキュムレータを含んでいる時計の自律性がさら
に向上する。
【0106】2つの実施形態を以上に説明した本発明に
従った時計に対して、本発明の範囲から逸脱しない様々
な変更を加えることができることは明らかである。これ
らの変更の2、3例だけを以下に説明する。
【0107】例えば、本発明に従った時計のコンバータ
は複数のコイル及びロータの両方またはいずれか一方を
含んだり、多極永久磁石を含むことができることは、当
該技術の専門家には問題なくわかるであろう。このロー
タは、幾つかの双極または多極磁石を含むこともでき
る。
【0108】そのような場合、コンバータが発生する交
流電圧の周期は、そのようなコンバータのロータの回転
周期の約数であることは明らかである。その場合はもち
ろん、時計は必要時に電圧の各周期で駆動パルスを発生
するように構成されることが好ましい。
【0109】他方、本発明に従った時計のコンバータの
ロータの実際の角位置をその所望の角位置に合わせる作
業を上記のものとは異なった方法で、例えば上記ヨーロ
ッパ特許第0,239,820号に開示されているよう
にして行うことができる。
【0110】上記説明でIMと呼ばれている駆動パルス
を発生する手段を変更することもできる。例えば、この
手段は、必要時にコンバータで発生する電圧の各周期で
2つの駆動パルスを発生するように構成してもよい。そ
のような場合、上記例のように、コンバータで発生する
交流電圧がその正のビーク値に近い時、これらの駆動パ
ルスの一方が正であってコンバータコイルに加えられ、
また電圧がその負のビーク値に近い時、これらの駆動パ
ルスの他方がコイルに加えられるようにすることが好都
合である。この後者の駆動パルスは、発電機ロータを加
速できるようにやはり負でなければらならないことは明
らかである。
【0111】必要に応じて、コンバータで発生した電圧
の各周期でコンバータのコイルに加えられる駆動パルス
の数を2より大きくてもよいことに注意されたい。
【0112】また、例えば、駆動パルス発生手段も、上
記の条件とは異なった条件で駆動パルスを発生するよう
に変更することもできる。このため、これらの駆動パル
スの発生が上記よりも早い、または遅い開始及び停止の
両方またはいずれか一方となるように、駆動パルス発生
手段を機成することができる。特に例を挙げると、コン
バータのロータの実際の角位置とその所望角位置の間の
比較信号の値がそのロータの所望角位置に対する一定の
進みを表す時に発生を中断するだけで、上記例の場合の
ようにロータの遅れがゼロになったことをこの値が表示
すると直ちに中断されるのではないように、この駆動パ
ルス発生手段を構成することができる。同様に、比較信
号値がロータの所望角位置に対する遅れを、非常に小さ
いものでも表すと直ちに駆動パルスの発生が開始される
ように、これらの手段を構成することもできる。
【0113】同様に、本発明に従った時計、例えば図3
に示されている時計では、制動トランジスタ、すなわち
図3のトランジスタ16が、上記の値とは異なった比較
信号値で導通したり遮断されるように追従回路を構成す
ることができる。特に、この追従回路は、この値がまだ
(n-2) より高い時にこの制動トランジスタがすでに導
通し、このために蓄電装置のアキュムレータの充電電流
が上記定議の限界より低くなった時のコンバータのロー
タの進みを減少させることができるように構成すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ぜんまいによって供給される駆動トルクの変
化をその減退角度の関数として示している。
【図2】 本発明の時計の実施形態を概略的に示す部分
図である。
【図3】 本発明の別の実施形態を概略的に示す部分図
である。
【符号の説明】
2 ぜんまい、3 電気−機械コンバータ、3a ロー
タ、6 時間表示針、7、32 追従回路、8 比較
器、9 発振器、10 分周器、11 アップ・ダウン
カウンタ、12、25 ANDゲート、13、24 R
Sフリップフロップ、15 カウンタ、16 n型M0
Sトランジスタ、21 時間遅延回路、23 NAND
ゲート、26 インバータゲート、27 p型トランジ
スタ、28 畜電装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシス・シャブロ スイス国・シイエイチ−2000・ヌーシャテ ル・リュ ルイ ドルレーン・41

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの永久磁石を有するロー
    タ(3a)と、磁石に電磁結合されて、ロータ(3a)
    の回転に応じて第1電気エネルギを発生する少なくとも
    1つのコイル(3b)を含む電気−機械コンバータ
    (3)と、 回転中に継続して動く実際の角位置を有するロータ(3
    a)に機械的に連結されて、ロータ(3a)に第1駆動
    トルクを加えることによってロータ(3a)を所定方向
    に所定の所望速度(Vc)より高い回転速度で回転させ
    る機械的動力源(2)と、 前記ロータ(3a)と機械的動力源(2)に機械的に連
    結されている時間情報表示手段(6)と、 前記ロータ(3a)の実際の角位置と規則的に所望速度
    (Vc)で動く所望の角位置との差を表す値を有する比
    較信号を発生する手段(8〜11)と、その比較信号に
    応答して、前記差が前記ロータ(3a)の所望角位置に
    対する実際の角位置の進みを示す時、ロータ(3a)の
    回転速度を所望速度(Vc)よりも低くなるように制動
    トルクをロータに加える制動手段(12,13,15,
    16;12,13,15,16,33〜36)とを有す
    る追従手段(7;32)とを傭えた時計であって、 追従回路(7;32)はさらに、比較信号に応答して、
    前記差がロータ(3a)の所望角位置に対する実際の角
    位置の遅れであり、その遅れが所定の遅れより大きい
    時、ロータ(3a)に第2駆動トルクを加えることによ
    って、ロータ(3a)を所定方向に所望速度(Vc)よ
    り高い回転速度で回転させる制御手段(21,23〜2
    8;21,23〜28,37〜39)を備えていること
    を特徴とする時計。
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