JPH10301638A - 振動抑制装置 - Google Patents

振動抑制装置

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JPH10301638A
JPH10301638A JP10939197A JP10939197A JPH10301638A JP H10301638 A JPH10301638 A JP H10301638A JP 10939197 A JP10939197 A JP 10939197A JP 10939197 A JP10939197 A JP 10939197A JP H10301638 A JPH10301638 A JP H10301638A
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JP
Japan
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steel plate
detecting means
position detecting
distance
electromagnets
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Application number
JP10939197A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Kato
一路 加藤
Akira Yamamoto
山本  明
Kyoji Murakishi
恭次 村岸
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温雰囲気にあっても、冷却装置等の特別な
装置を必要とせずに、鋼板を振動させない。 【解決手段】 鋼板1は、ローラ2から上方に向かっ
て、振動を生じた状態で引き上げられてくる。位置検出
器4は、鋼板1までの距離を示す信号を出力する。コン
トローラ5は、信号に対して所定の信号処理を施し、信
号に含まれる脈流的な信号を無くすような励磁信号を生
成し、該励磁信号によって電磁石3の吸引力を制御す
る。この結果、上下方向に張設状態にある鋼板1は、電
磁石3によって、図面右側または左側に引っ張られ、図
示しないノズル付近の鋼板1の位置が一定となり、均一
なメッキ厚が得られる。ここで、位置検出器4は、無機
絶縁材料で構成されているので、400℃以上の耐熱性
を有している。このため、高温下でも、高温雰囲気で長
期間の使用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄設備の表面処
理ライン等の高温雰囲気において、その走路を走行する
帯板状の鋼板の位置を検出することにより、その振動を
抑制して、均一な表面とする振動抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、製鉄設備の圧延ラインから生
成された帯板状鋼板に表面処理を施す溶融亜鉛メッキラ
インにおいては、溶融亜鉛槽から引き上げられた鋼板を
走行させながら、スリット状の噴出口を有する噴出ノズ
ルから加圧空気または加圧ガスを噴出させ、過剰な溶融
亜鉛メッキを吹き落とし、所望のメッキ厚とすることが
行なわれている。
【0003】ところで、上記表面処理過程においては、
鋼板は安定に静止しているわけでなく、走路面に対して
振動しながら走行しているため、噴出ノズルと鋼板との
距離が変動する。この結果、噴射力が変動し、メッキ厚
が不均一となり、品質の劣化を招くことがある。そこ
で、従来、特開平5−245522号や、特開平5−2
45523号などに記載されているように、鋼板の走行
路を挟んで対向する一対もしくは複数の電磁石と、鋼板
の走行位置を検出する位置検出器とを設け、位置検出器
によって検出された鋼板の位置のずれ量に応じて、各電
磁石を励磁し、吸引力を相互に切り換えることにより、
鋼板の振動、および、いわゆるC字形状の反りを抑制す
る装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
振動抑制装置では、表面処理ライン等において、特に、
溶融亜鉛メッキ槽付近を走行する帯板状鋼板の振動を抑
制しようとしても、位置検出器が有機絶縁材料によって
構成されているため、溶融亜鉛メッキ槽の輻射熱に耐え
られないという問題があった。したがって、有機絶縁材
料によって構成された位置検出器を使用するためには、
冷却装置を新たに設置しなければならず、設置用の空間
が必要になるという問題があった。また、位置検出器を
熱の影響を受けにくい地点に設置して、溶融亜鉛メッキ
槽付近の鋼板の動きを電磁石により制御することが考え
られる。しかし、この方法では、鋼板の高い振動数に対
して、電磁石による効果が低減し、逆に発振してしまう
場合がある。このような場合には、振動が大きくなり、
メッキ厚が不均一になるという問題がある。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、高温雰囲気にあっても、冷却装置等の特別な装
置を必要とせず、鋼板を振動させることなく、メッキ厚
を均一にすることができる振動抑制装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1に記載の発明にあっては、走行する
鋼板の走路面に対して所定の間隔を空けて配置された電
磁石と、無機絶縁材料から構成された位置検出手段であ
って、前記鋼板に対して、前記電磁石と反対側に電磁石
に対向する位置に配設され、非接触式で前記鋼板までの
距離を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によ
って検出された距離に基づいて、前記鋼板までの距離が
一定となるように、前記電磁石の励磁電流を制御する制
御手段とを具備することを特徴としている。また、請求
項2に記載に記載の発明にあっては、請求項1に記載の
発明において、前記電磁石および前記位置検出手段を前
記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明にあっては、走行す
る鋼板の走路面の両側に、該走路面に対して所定の間隔
を空けて対向配置された一対の電磁石と、無機絶縁材料
から構成された位置検出手段であって、前記一対の電磁
石のいずれか一方の内部に組み込まれ、非接触式で前記
鋼板までの距離を検出する位置検出手段と、前記位置検
出手段によって検出された距離に基づいて、前記鋼板ま
での距離が一定となるように、前記電磁石の励磁電流を
制御する制御手段とを具備することを特徴としている。
請求項4に記載の発明にあっては、請求項3に記載の発
明において、前記一対の電磁石および前記位置検出手段
を前記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴としてい
る。
【0008】請求項5に記載の発明にあっては、走行す
る鋼板の走路面の両側に、該走路面に対して所定の間隔
を空けて対向配置された一対の電磁石と、無機絶縁材料
から構成された位置検出手段であって、前記一対の電磁
石のいずれか一方の内部に組み込まれ、非接触式で前記
鋼板までの距離を検出する第1の位置検出手段と、無機
絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前記鋼
板に所定の処理を施す処理手段の近傍で、前記鋼板の走
路面に対して所定の間隔を空けて配置されて、非接触式
で前記鋼板までの距離を検出する第2の位置検出手段
と、前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出
手段によって検出された距離に基づいて、前記鋼板まで
の距離が一定となるように、前記電磁石の励磁電流を制
御する制御手段とを具備することを特徴としている。請
求項6に記載の発明にあっては、請求項5に記載の発明
において、前記一対の電磁石、前記第1の位置検出手段
および前記第2の位置検出手段を前記鋼板の幅方向に複
数設けたことを特徴としている。
【0009】請求項7に記載の発明にあっては、走行す
る鋼板の走路面の両側に、該走路面に対して所定の間隔
を空けて対向配置された一対の電磁石と、無機絶縁材料
から構成された位置検出手段であって、前記一対の電磁
石の内部に組み込まれ、非接触式で前記鋼板までの距離
を検出する一対の位置検出手段と、前記一対の位置検出
手段によって検出された距離に基づいて、前記鋼板まで
の距離が一定となるように、前記電磁石の励磁電流を制
御する制御手段とを具備することを特徴としている。請
求項8に記載の発明にあっては、請求項7に記載の発明
において、前記一対の電磁石および前記一対の位置検出
手段を前記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴として
いる。
【0010】本発明では、位置検出手段は、前記鋼板に
対して、非接触式で前記鋼板までの距離を検出し、制御
手段は、位置検出手段によって検出された距離に基づい
て、前記鋼板までの距離が一定となるように、走行する
鋼板の走路面に対して所定の間隔を空けて配置された電
磁石の励磁電流を制御する。ここで、位置検出手段は、
無機絶縁材料から構成されているので、十分な熱耐性を
有する。このため、高温雰囲気にあっても、冷却装置等
の特別な装置を必要とせず、鋼板を振動させずにメッキ
厚を均一にすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0012】<A:第1実施形態>まず、本発明の第1
実施形態にかかる振動抑制装置について説明する。図1
は、この振動抑制装置の構成を示す概念図である。図に
おいて、鋼板1は、図示せぬ溶融亜鉛槽からローラ2に
よって引き上げられ、上下方向に張設された状態で走行
する。次に、電磁石3は、鋼板1の片側に所定の間隔を
空けて配設されている。位置検出器4は、鋼板1を挟ん
で上記電磁石3に対向する位置に所定の間隔を空けて配
設されており、鋼板1の変位(振動)を検出して、その
検出結果をコントローラ5に供給する。コントローラ5
は、位置検出器4による検出結果において、鋼板1の変
位(振動)が最も小さくなるように、電磁石3を励磁す
るための励磁信号を生成し、電磁石3の吸引力を制御す
る。
【0013】特に、位置検出器4は、主に、耐熱性を確
保するために無機絶縁材料から構成され、磁力を検出し
て鋼板1の変位を検出するようになっている。詳細に
は、位置検出器4は、無機絶縁電線を所定のターン数だ
けボビンに巻回したコイルにより構成され、コイルとボ
ビンとは、無機ワニスで固着処理されている。また、コ
イルの両端部は同軸ケーブルに接続され、その信号がコ
ントローラ5に供給される。ここで、位置検出器4を構
成する無機絶縁材料について説明する。ここにいう無機
絶縁材料とは、無機絶縁電線や、無機ワニス、セラミッ
ク成型品などが該当し、その耐熱性が400℃以上のも
のをいう。このうち、無機絶縁電線は、導体および絶縁
体から構成されるが、各素材については、次のようなも
のが望ましい。すなわち、無機絶縁電線の導体として
は、通常用いられる銅には耐酸化性の問題があり、アル
ミニウムには強度上の問題があるため、ニッケルメッキ
銅などの耐熱性を有する銅系の複合導体や、ニッケル、
白金、白金ロジウムなどが好ましい。本実施形態では、
コイル用の無機絶縁電線としてニッケルメッキ銅が用い
られる。また、無機絶縁電線の絶縁体としては、ポリボ
ロシロキサンや、ポリカルボシラン、ポリシラスチレ
ン、ポリシラザン、ポリチタノカルボロシラン、オルガ
ノシロキサン系から選択された1以上の樹脂と無機充填
材とを溶剤に溶解(または分散)させたセラミック系絶
縁体が用いられる。一方、同軸ケーブルには、内部導体
としてニッケルメッキ銅が用いられ、絶縁体として上記
セラミック系絶縁体とシリカ繊維とが用いられ、外部導
体としてステンレス編組が用いられ、また、保護皮膜に
は、シリカ繊維が用いられる。無機ワニスには、酸化マ
グネシウムや、アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化カル
シウム、酸化ホウ素、シリカ、マイカ、タルクなどの酸
化物系セラミックを、1つまたは複数混合したものが用
いられる。ボビンには、耐熱性や、絶縁性、加工性、非
磁性などの性質が要求されるため、ジルコニアや、アル
ミナなどを主成分とし、機械加工が可能なセラミック成
型品が用いられる。
【0014】上述した構成において、鋼板1は、ローラ
2から上方に向かって、振動を生じた状態で引き上げら
れてくる。位置検出器4は、鋼板1までの距離を示す信
号を出力する。コントローラ5は、信号に対して比例、
積分、微分等の信号処理を施し、信号に含まれる脈流的
な信号を無くすように、電磁石3の励磁信号を生成し、
該励磁信号によって電磁石3の吸引力を制御する。この
結果、上下方向に張設状態にある鋼板1は、電磁石3に
より図面右側または左側に引っ張られて、図示しないノ
ズル付近の鋼板1の位置が一定となる。このため、均一
なメッキ厚が得られることとなる。位置検出器4は、上
述したような無機絶縁材料で構成されているので、40
0℃以上の耐熱性を有する。このため、400℃の高温
下でも、位置検出器としての性能を失うことなく、高温
雰囲気で長期間の使用が可能となる。
【0015】<B:第2実施形態>次に、本発明の第2
実施形態にかかる振動抑制装置について説明する。図2
は、この振動抑制装置の構成を示す概念図である。な
お、図1に対応する部分には同一の符号を付けて、その
説明を省略する。図2において、一対の電磁石3a、3
bが鋼板1を挟んで対向するように配設されている。そ
して、一方の電磁石3aには、鋼板1の変位(振動)を
検出する位置検出器4が内蔵されている。位置検出器4
は、上述したように、無機絶縁材料で構成されており、
無機絶縁電線を所定のターン数だけボビンに巻回したコ
イルを、無機ワニスで処理したものである。コントロー
ラ5aは、位置検出器4から供給される信号により示さ
れる鋼板1の変位(振動)が最も小さくなるように、電
磁石3a、3bを励磁するための励磁信号を生成して、
該励磁信号によって電磁石3a、3bの吸引力を制御す
る。
【0016】上述した構成において、鋼板1は、ローラ
2から上方に向かって、振動を生じた状態で引き上げら
れてくる。位置検出器4は、鋼板1までの距離を示す信
号を出力する。コントローラ5aは、信号に対して比
例、積分、微分等の信号処理を施し、信号に含まれる脈
流的な信号を無くすように、電磁石3a、3bの励磁信
号を生成して、該励磁信号によって電磁石3a、3bの
吸引力を制御する。この結果、上下方向に張設状態にあ
る鋼板1は、電磁石3a、3bによって、図面右側また
は左側に引っ張られ、図示しないノズル付近の鋼板1の
位置が一定となる。このため、均一なメッキ厚が得られ
ることとなる。この第2実施形態でも、位置検出器4
は、無機絶縁材料で構成されているので、400℃以上
の耐熱性を有する。このため、400℃の高温下でも、
高温雰囲気で長期間の使用が可能となる。
【0017】<C:第3実施形態>次に、本発明の第3
実施形態にかかる振動抑制装置について説明する。図3
は、この振動抑制装置の構成を示す概念図である。な
お、図2に対応する部分には同一の符号を付けて、その
説明を省略する。図3において、電磁石3a、3bは、
上述した第2実施形態と同様に、鋼板1を挟んで対向す
るように配設されているが、位置検出器4aは、他方の
電磁石3aに内蔵される一方、位置検出器4bは、図示
しないノズルの近傍で、鋼板1において位置検出器4a
と同一面側に並行に配設されている。
【0018】位置検出器4a、4bは、上述した位置検
出器4と同様に、無機絶縁材料で構成されており、無機
絶縁電線を所定のターン数だけボビンに巻回したコイル
を、無機ワニスで処理したものである。コントローラ5
bは、位置検出器4a、4bから供給される信号で示さ
れる鋼板1の変位(振動)が最も小さくなるよう、電磁
石3a、3bを励磁するための励磁信号を生成して、該
励磁信号によって電磁石3a、3bの吸引力を制御す
る。
【0019】上述した構成において、鋼板1は、ローラ
2から上方に向かって、振動を生じた状態で引き上げら
れてくる。位置検出器4a、4bは、鋼板1までの距離
を示す信号を出力する。コントローラ5bは、信号に対
して比例、積分、微分等の信号処理を施し、信号に含ま
れる脈流的な信号を無くすように、電磁石3a、3bの
励磁信号を生成して、該励磁信号によって電磁石3a、
3bの吸引力を制御する。この結果、上下方向に張設状
態にある鋼板1は、電磁石3a、3bによって、図面右
側または左側に引っ張られて、図示しないノズル付近の
鋼板1の位置が一定となる。このため、均一なメッキ厚
が得られることとなる。この第3実施形態でも、位置検
出器4a、4bは、無機絶縁材料で構成されているの
で、400℃以上の耐熱性を有する。このため、400
℃の高温下でも、高温雰囲気で長期間の使用が可能とな
る。
【0020】<D:第4実施形態>次に、本発明の第4
実施形態にかかる振動抑制装置について説明する。図4
は、この振動抑制装置の構成を示す概念図である。な
お、図1〜図3に対応する部分には同一の符号を付けて
説明を省略する。図において、電磁石3a、3bは、鋼
板1を挟んで対向するように配設されている点で、上述
した第2実施形態または第3実施形態と共通であるが、
各々、位置検出器4c、4dを内蔵している点で相違す
る。
【0021】位置検出器4c、4dは、上述した位置検
出器4と同様に、無機絶縁材料で構成されており、無機
絶縁電線を所定のターン数だけボビンに巻回したコイル
を、無機ワニスで処理したものである。コントローラ5
cは、位置検出器4c、4dから供給される信号で示さ
れる鋼板1の変位(振動)が最も小さくなるよう、電磁
石3a、3bを励磁するための励磁信号を生成し、該励
磁信号によって電磁石3a、3bの吸引力を制御する。
【0022】上述した構成において、鋼板1は、ローラ
2から上方に向かって、振動を生じた状態で引き上げら
れてくる。位置検出器4c、4dは、鋼板1までの距離
を示す信号を出力する。コントローラ5cは、信号に対
して比例、積分、微分等の信号処理を施し、信号に含ま
れる脈流的な信号を無くすように、電磁石3a、3bの
励磁信号を生成して、該励磁信号によって電磁石3a、
3bの吸引力を制御する。この結果、上下方向に張設状
態にある鋼板1は、電磁石3a、3bによって、図面右
側または左側に引っ張られて、図示しないノズル付近の
鋼板1の位置が一定となる。このため、均一なメッキ厚
が得られることとなる。この第3実施形態でも、位置検
出器4c、4dは、無機絶縁材料で構成されているの
で、400℃以上の耐熱性を有する。このため、400
℃の高温下でも、高温雰囲気で長期間の使用が可能とな
る。
【0023】<E:第5実施形態>次に、本発明の第5
実施形態にかかる振動抑制装置について説明する。図5
は、この振動抑制装置の構成を示す概念図である。な
お、図1〜図4に対応する部分には同一の符号を付けて
説明を省略する。図において、鋼板1の一方には、電磁
石3-11、……、3-nmが、鋼板1の幅方向(走路方向と
は垂直方向)にn個、走路方向にm個、設けられてい
る。そして、上記電磁石3-11〜3-nmには、各々、鋼板
1の変位を検出する位置検出器4-11、……、4-nmが内
蔵されている。位置検出器4-11〜4-nmの各々は、上述
した位置検出器4と同様に、無機絶縁材料から構成され
ており、無機絶縁電線を所定のターン数だけボビンに巻
回したコイルを、無機ワニスで処理したものである。こ
の場合、図示しないコントローラは、位置検出器4-11
〜4-nmから供給される信号で示される鋼板1の変位
(振動)が最も小さくなるように、それぞれ、電磁石3
-11〜3-nmを励磁するための励磁信号を生成して、電磁
石3-11〜3-nmの吸引力を制御する。
【0024】上述した構成において、鋼板1は、ローラ
2から上方に向かって、振動を生じた状態で引き上げら
れてくる。位置検出器4-11〜4-nmは、それぞれ鋼板1
までの距離を示す信号を出力する。図示しないコントロ
ーラは、信号に対して比例、積分、微分等の信号処理を
施し、信号に含まれる脈流的な信号を無くすように、電
磁石3-11〜3-nmの励磁信号を生成して、該励磁信号に
よって電磁石3-11〜3-nmの吸引力を制御する。この結
果、上下方向に張設状態にある鋼板1は、電磁石3-11
〜3-nmによって、図面右側または左側に引っ張られ
て、図示しないノズル付近の鋼板1の位置が一定とな
る。このため、鋼板1の振動およびC反りを低減するこ
とができるので、均一なメッキ厚が得られることとな
る。この第3実施形態でも、位置検出器4-11〜4-nm
は、無機絶縁材料で構成されているので、400℃以上
の耐熱性を有する。このため、400℃の高温下でも、
高温雰囲気で長期間の使用が可能となる。
【0025】なお、第5実施形態では、電磁石3-11〜
3-nmおよび位置検出器4-11〜4-nmを鋼板1の一方に
配設するようにしたが、これに限らず、第2〜第4実施
形態に示す電磁石および位置検出器の構成を採用して、
鋼板1の両面に設けるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、鋼板の変位を検出する位置検出手段を無機絶縁材料
で構成したため、高温雰囲気にあっても、冷却装置等の
特別な装置を必要とせずに、鋼板を振動させることなく
メッキ厚を均一にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる振動抑制装置
の構成を示す概念図である。
【図2】 本発明の第2実施形態にかかる振動抑制装置
の構成を示す概念図である。
【図3】 本発明の第3実施形態にかかる振動抑制装置
の構成を示す概念図である。
【図4】 本発明の第4実施形態にかかる振動抑制装置
の構成を示す概念図である。
【図5】 本発明の第5実施形態にかかる振動抑制装置
の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1……鋼板、 2……ローラ、 3……電磁石、 3a、3b……電磁石(一対の電磁石)、 3-11〜3-nm……電磁石(複数の電磁石)、 4……位置検出器(位置検出手段)、 4a……位置検出器(第1の位置検出手段)、 4b……位置検出器(第2の位置検出手段)、 4c、4d……位置検出器(一対の位置検出手段)、 4-11〜4-nm……位置検出器(複数の位置検出手段)、 5、5a、5b、5c……コントローラ(制御手段)、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する鋼板の走路面に対して所定の間
    隔を空けて配置された電磁石と、 無機絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前
    記鋼板に対して、前記電磁石と反対側に電磁石に対向す
    る位置に配設され、非接触式で前記鋼板までの距離を検
    出する位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出された距離に基づいて、
    前記鋼板までの距離が一定となるように、前記電磁石の
    励磁電流を制御する制御手段とを具備することを特徴と
    する振動抑制装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石および前記位置検出手段を前
    記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴とする請求項1
    記載の振動抑制装置。
  3. 【請求項3】 走行する鋼板の走路面の両側に、該走路
    面に対して所定の間隔を空けて対向配置された一対の電
    磁石と、 無機絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前
    記一対の電磁石のいずれか一方の内部に組み込まれ、非
    接触式で前記鋼板までの距離を検出する位置検出手段
    と、 前記位置検出手段によって検出された距離に基づいて、
    前記鋼板までの距離が一定となるように、前記電磁石の
    励磁電流を制御する制御手段とを具備することを特徴と
    する振動抑制装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の電磁石および前記位置検出手
    段を前記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴とする請
    求項3記載の振動抑制装置。
  5. 【請求項5】 走行する鋼板の走路面の両側に、該走路
    面に対して所定の間隔を空けて対向配置された一対の電
    磁石と、 無機絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前
    記一対の電磁石のいずれか一方の内部に組み込まれ、非
    接触式で前記鋼板までの距離を検出する第1の位置検出
    手段と、 無機絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前
    記鋼板に所定の処理を施す処理手段の近傍で、前記鋼板
    の走路面に対して所定の間隔を空けて配置されて、非接
    触式で前記鋼板までの距離を検出する第2の位置検出手
    段と、 前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出手段
    によって検出された距離に基づいて、前記鋼板までの距
    離が一定となるように、前記電磁石の励磁電流を制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とする振動抑制装
    置。
  6. 【請求項6】 前記一対の電磁石、前記第1の位置検出
    手段および前記第2の位置検出手段を前記鋼板の幅方向
    に複数設けたことを特徴とする請求項5記載の振動抑制
    装置。
  7. 【請求項7】 走行する鋼板の走路面の両側に、該走路
    面に対して所定の間隔を空けて対向配置された一対の電
    磁石と、 無機絶縁材料から構成された位置検出手段であって、前
    記一対の電磁石の内部に組み込まれ、非接触式で前記鋼
    板までの距離を検出する一対の位置検出手段と、 前記一対の位置検出手段によって検出された距離に基づ
    いて、前記鋼板までの距離が一定となるように、前記電
    磁石の励磁電流を制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする振動抑制装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の電磁石および前記一対の位置
    検出手段を前記鋼板の幅方向に複数設けたことを特徴と
    する請求項7記載の振動抑制装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128346A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Shinko Electric Co Ltd 非磁性体材の搬送装置
JP2002294420A (ja) * 2001-04-03 2002-10-09 Shinko Electric Co Ltd 鋼板の振動抑制装置
CN115398023A (zh) * 2020-03-30 2022-11-25 日本制铁株式会社 热浸镀钢板

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