JPH10301660A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JPH10301660A
JPH10301660A JP9112824A JP11282497A JPH10301660A JP H10301660 A JPH10301660 A JP H10301660A JP 9112824 A JP9112824 A JP 9112824A JP 11282497 A JP11282497 A JP 11282497A JP H10301660 A JPH10301660 A JP H10301660A
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秀孝 得可主
Koji Arai
耕司 新井
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサにおける動作が低速のときに、P
LL部も低速にして、全体としての消費電力を低減させ
たマイクロプロセッサを提供する。 【解決手段】 マイクロプロセッサは、内部クロック信
号に応じて命令を実行するプロセッサ(6)と、プロセ
ッサからの出力データに対応する周波数逓倍率指示信号
を出力する指示部(3)と、周波数逓倍率指示信号を選
択出力するデータ選択部(2)と、PLL部の内部クロ
ック信号の周波数が安定するまでの所定期間は、PLL
部からプロセッサへの内部クロックの供給を禁止する禁
止手段(4)とを備え、PLL部は、データ選択部から
出力される前記周波数逓倍率指示信号に応じて内部クロ
ック信号の周波数を変化させてその内部クロックに応じ
て動作するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL部の内部ク
ロック信号の周波数を、使用状態に応じて変化させるこ
とにより消費電力の低減を図ったマイクロプロセッサに
関する。近年、マイクロプロセッサが適用される分野と
して携帯機器等の小型装置が増大しており、マイクロプ
ロセッサの低消費電力化が要求されている。
【0002】一般に、マイクロプロセッサは外部クロッ
ク信号に応じて内部クロック信号を生成するPLL部
と、このPLL部から供給される内部クロック信号に応
じて命令を実行するプロセッサとを備えている。マイク
ロプロセッサとしては、PLL部がプロセッサのチップ
に搭載されるPLL部内蔵型と、PLL部がプロセッサ
のチップの外に配置されるPLL部外付け型とがある。
本明細書におけるマイクロプロセッサは、PLL部内蔵
型とPLL部外付け型の如何に係わらず、PLL部を備
えるマイクロプロセッサをいう。
【0003】
【従来の技術】従来のマイクロプロセッサにおいては、
PLL部が出力するクロック信号をプロセッサにおいて
分周して、プロセッサが使用するクロック信号周波数を
低くすることにより低消費電力を実現していた。ところ
が、PLL部を動作させるためのクロック信号の周波数
は最高周波数に固定されているので、PLL部に於ける
消費電力が大きくなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のマ
イクロプロセッサにおいては、プロセッサにおける動作
が低速でその消費電力が少なくなっている場合でも、P
LL部での消費電力は大きいままであるという問題があ
る。本発明の目的は、プロセッサにおける動作を低速に
してその消費電力を少なくしようとするときに、PLL
部の消費電力も少なくして、全体としての消費電力を一
層低減させたマイクロプロセッサを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明により提供されるマイクロプロセッサは、
命令の実行によりプロセッサから出力されるデータをラ
ッチし、該ラッチしたデータに対応する周波数逓倍率指
示信号と逓倍率変更要求をするかどうかを決定するイネ
ーブル信号とを出力する指示部と、その指示部から出力
される周波数逓倍率指示信号と外部クロック選択信号と
を、イネーブル信号に応じて選択出力するデータ選択部
と、イネーブル信号の出力からPLL部の内部クロック
信号の周波数が安定するまでの所定期間は、PLL部か
らプロセッサへの内部クロックの供給を禁止する禁止手
段とを備え、PLL部は、データ選択部から選択出力さ
れるデータに応じて内部クロック信号の周波数を変化さ
せてその変化した内部クロック信号に応じて動作させる
ようにしたものである。
【0006】プロセッサから出力されるデータには、プ
ロセッサの動作速度に対応した情報が含まれている。即
ち、この情報にはクロック信号の周波数逓倍率を指示す
る信号と、クロック信号の周波数の変更要求をするかど
うかを決定するイネーブル信号とが含まれている。指示
部は、プロセッサからの出力データに応じて、周波数逓
倍率指示信号とイネーブル信号とを出力する。イネーブ
ル信号が例えば“H”レベルであれば、マイクロプロセ
ッサの動作速度の変更要求があることを示し、イネーブ
ル信号が“L”レベルであればマイクロプロセッサの動
作速度は変更しないことを示している。イネーブル信号
が“H”レベルのときにデータ選択部は周波数逓倍率指
示信号をPLL部に選択出力する。PLL部はこの周波
数逓倍率指示信号に応じて、その内部クロック信号の周
波数を変更する。この内部クロック信号の周波数の変更
過程では、PLL部は一時的にロック状態からはずれ
て、出力される内部クロック信号の周波数が乱れるの
で、この間は、禁止手段によりPLL部からプロセッサ
には内部クロック信号を供給しないようにし、PLL部
の出力が安定になってからPLL部の内部クロック信号
をプロセッサに供給する。
【0007】こうして、プロセッサからの出力データに
応じてPLL部の発生する内部クロック信号の周波数を
変更し、その内部クロック信号に応じてPLL部及びプ
ロセッサを動作させることにより、PLL部が低速動作
をするときはプロセッサも低速動作をさせ、それによ
り、マイクロプロセッサ全体としての消費電力を大幅に
低減できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面により本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態によ
るマイクロプロセッサの概略を示すブロック図である。
図において、1は外部クロック信号に応じて内部クロッ
ク信号を生成するPLL部、2はデータ選択部、3はプ
ロセッサ6による命令の実行によりプロセッサ6から出
力されるデータをラッチし、該ラッチしたデータに対応
する周波数逓倍率指示信号と逓倍率変更要求をするかど
うかを決定するイネーブル信号とを出力する指示部、4
はイネーブル信号の出力からPLL部1の内部クロック
信号の周波数が安定するまでの所定期間は、PLL部1
からプロセッサ6への内部クロックの供給を禁止する禁
止手段である。
【0009】本実施の形態では、イネーブル信号はプロ
セッサ6の出力データの最上位ビットに対応している
が、プロセッサ6の設計仕様に応じて、イネーブル信号
はプロセッサ6の出力データの任意のビットに対応させ
ることができる。データ選択部2は、イネーブル信号に
応じて、指示部3からの周波数逓倍率指示信号と外部か
らの一定の逓倍率の外部クロック選択信号とのいずれか
を選択出力する。
【0010】動作において、プロセッサ6はPLL部1
から供給される内部クロック信号に応じて各種の命令を
実行する。この命令の実行の結果得られるデータは、図
示しない被処理装置に供給されるとともに、指示部3に
供給される。指示部3はそのデータをラッチし、該ラッ
チしたデータに対応するイネーブル信号と周波数逓倍率
指示信号とを出力する。例えば、ラッチしたデータの最
上位ビットがイネーブル信号であり、ラッチしたデータ
のそれ以外のデータは周波数逓倍率指示信号となる。本
実施の形態においては、プロセッサ6は、プロセッサ6
の内部クロック信号の周波数を変更しないときには、そ
の出力データの最上位ビットを“L”レベルにし、変更
を要求するときはその最上位ビットを“H”レベルにす
るように設計されている。
【0011】イネーブル信号が“H”レベルのときは、
データ選択部2は指示部3から受け取った周波数逓倍率
指示信号をPLL部1に選択出力する。PLL部1は受
け取った周波数逓倍率指示信号に基づいて、外部クロッ
ク信号の周波数を周波数逓倍率指示信号に対応する逓倍
率に変化させた内部クロック信号を生成する。イネーブ
ル信号が“H”レベルになってからPLL部1の出力が
安定するまでの所定の期間は、禁止手段4はPLL部1
の出力のプロセッサ6への供給を禁止する。禁止手段4
による禁止期間の後に、PLL部1からの内部クロック
信号がプロセッサ6に供給される。PLL部1はこの新
たな内部クロック信号に基づいて必要な処理を実行す
る。
【0012】イネーブル信号が“L”レベルのときは、
データ選択部2は所定の外部クロック選択信号をPLL
部1に選択出力する。PLL部1は受け取った外部クロ
ック選択信号に対応する一定の逓倍率の内部クロック信
号を生成し、その内部クロック信号に応じてPLL部及
びプロセッサが動作する。図2は図1に示したマイクロ
プロセッサの詳細な構成を示す論理回路図である。同図
において、図1と同一部分には同一参照番号が付されて
いる。
【0013】本例においてはプロセッサ6は4ビットの
データD3〜D0を出力するものとする。プロセッサ6
は周知の整数演算ユニット61、バスインタフェースユ
ニット62、キャシュメモリ63等の各種のユニットを
含んでいる。指示部3は4つのフリップフロップ31〜
34とアンドゲート35からなるレジスタである。アン
ドゲート35には外部クロック信号(CLK)と書き込
み信号WRITEが入力される。書き込み信号WRIT
Eは、プロセッサ6がある命令を実行した後にその出力
データをレジスタ6に書き込むタイミングでプロセッサ
6から出力される。アンドゲート35の出力はフリップ
フロップ31〜34のクロック端子CKに共通接続され
ている。フリップフロップ31〜34はそれぞれリセッ
ト端子Rを有し、そのリセット端子Rにリセット信号R
STの反転信号(以下リセット信号RSTバーと称す
る)を受け取る。リセット信号RSTバーはイニシャラ
イズ信号であり、マイクロプロセッサをイニシャライズ
した時に“L”レベルが入力される。プロセッサ6から
出力されるデータD3〜D0はそれぞれ、フリップフロ
ップ31〜34のデータ入力Dに入力される。データD
3〜D0のうちの最上位ビットD3はフリップフロップ
31によりラッチされて、本例ではイネーブル信号EN
として出力される。
【0014】データ選択部2は、3つのゲート22〜2
4と、ゲート25と、3つのゲート26〜28と、3つ
のフレーム201〜203とを備えている。ゲート22
〜24は、イネーブル信号ENが“H”レベルでリセッ
ト信号RSTバーが“H”レベルのときはフリップフロ
ップ32〜34の出力をそれぞれ通過させ、イネーブル
信号ENが“L”レベルでリセット信号RSTバーが
“L”レベルのときはそれぞれ外部端子からの外部クロ
ック選択信号CLKSEL2、CLKSEL1、CLK
SEL0を通過させる。ゲート25は、イネーブル信号
ENが“H”レベルでフリップフロップ41(後に詳述
する)の出力が“H”レベルのとき、又はリセット信号
RSTバーが“L”レベルのとき“H”レベルを出力す
る。ゲート26〜28は、ゲート22〜24のそれぞれ
の出力が“H”レベルで且つゲート25の出力が“H”
レベルのとき、又はゲート25の出力が“L”レベルで
フリップフロップ201〜203の出力がそれぞれ
“H”レベルのとき“H”レベルを出力する。フリップ
フロップ201〜203は、ゲート26〜28の出力を
それぞれラッチして、PLL部1に周波数逓倍率指示信
号CK2,CK1、CK0を出力する。
【0015】禁止部4は外部クロック信号CLKに応じ
て第2の書き込み信号WRITE2を通過させるアンド
ゲート41と、アンドゲート41の出力をクロック端子
CKに受け取り、データD0をラッチするフリップフロ
ップ42と、リセット信号RSTバー、第2のリセット
信号RRSTバー(イネーブル信号ENが“L”になっ
てからプロセッサ6の動作禁止を解除したい任意のタイ
ミングで外部から与えられる、フリップフロップ42の
内容をクリアするための信号)及びタイマ46の出力を
受け取り、フリップフロップ42のリセット端子Rにそ
れらの論理積信号を出力するアンドゲート43と、イネ
ーブル信号とフリップフロップ42の出力を受け取るア
ンドゲート44と、外部クロック信号CLKに応じてア
ンドゲート44の出力をラッチするフリップフロップ4
5と、フリップフロップ45の出力が“H”になってか
ら所定時間をカウントするタイマ46とを備えている。
フリップフロップ42の出力はオアゲート5の一方の入
力に入力される。オアゲート5の他方の入力にはPLL
部1の出力が入力される。オアゲート5の出力はプロセ
ッサ6内の整数演算ユニット61、バスインタフェース
ユニット62、及びキャッシュ63に入力される。フリ
ップフロップ42の出力は又、プロセッサ6内の各ユニ
ットに直接入力されて、該各ユニットに内部クロック信
号が供給されていない間の誤動作を防止するために使用
される。
【0016】次に図3のタイミングチャートにより図2
の回路の動作を説明する。まず、時刻t1の直前にリセ
ット信号RSTバーが“L”になると、フリップフロッ
プ31〜34の内容はリセットされて“0000”にな
る(図3の(4)参照)。時刻t1において外部端子か
らの外部クロック選択信号CLKSEL2〜0は110
であるとする(図3の(3)参照)。時刻t1ではフリ
ップフロップ31の出力であるイネーブル信号ENが
“0”で、リセット信号RSTバーも“L”レベルなの
で、クロック選択信号CLKSEL2〜0(“11
0”)がデータ選択部2内のゲート22〜24を通過
し、且つゲート25の出力は“H”レベルとなる。ゲー
ト25の出力の“H”レベルにより、ゲート22〜24
を通過したクロック選択信号CLKSEL2〜0(“1
10”)はゲート26〜28を通過してフリップフロッ
プ201〜203にCK2〜CK0としてラッチされ
る。PLL部1はフリップフロップ201〜203の出
力CK2〜CK0(図3の(5)参照)、即ち、今の場
合は外部クロック選択信号“110”に対応する周波数
の内部クロック信号を生成し、その内部クロック信号に
応じて動作するとともに、その内部クロック信号を出力
する。この時の内部クロック信号の周波数は例えば外部
クロック信号CLKを4倍した高周波数に対応させてお
く。オアゲート5の他方の入力にはフリップフロップ4
2の出力が入力されているが、リセット信号RSTバー
が“L”レベルなのでフリップフロップ42はリセット
されており、したがって、その出力は“L”レベルであ
る。したがって、PLL部1の出力はオアゲート5を通
ってプロセッサ6の各ユニットに入力され、プロセッサ
6はその内部クロック信号に応じて各種の命令を実行す
る。なお、フリップフロップ42の出力が“L”レベル
のときは、その“L”レベルがプロセッサ6内の各ユニ
ットは直接入力されることにより、各ユニットの動作が
内部クロック信号の供給により乱されないことを保証し
ている。
【0017】次に、時刻t2でプロセッサ6の出力デー
タD3〜D0が“1000”に変化したとする。出力デ
ータが変化すると、この出力データをフリップフロップ
31〜34からなるレジスタに書き込むための書き込み
信号WRITE(図3の(6)参照)がプロセッサ6か
ら出力される。するとレジスタの入力側のアンドゲート
35を外部クロック信号CLKが通過し、フリップフロ
ップ31〜34はこの外部クロック信号CLKに応じて
プロセッサ6からの出力データD3〜D0(“100
0”)をラッチする。この結果フリップフロップ31の
出力であるイネーブル信号ENは“1”になるので、フ
リップフロップ32〜34の出力(“000”)がゲー
ト22〜24を通過する。しかし、この時点ではフリッ
プフロップ42はリセットされた状態にあり、その出力
は“L”レベルである。したがって、ゲート25内のア
ンドゲートの一方の入力にはリセット信号RSTバーの
“L”レベルが入力されており、他方の入力にはフリッ
プフロップ42の出力の“L”レベルが入力されている
のでそのアンドゲートの出力は“L”レベルにあり、そ
れがゲート25内のオアゲートの一方に入力に入力され
ており、他方、そのオアゲートの他方の入力にはリセッ
ト信号RSTバーの“H”レベルが反転されて入力され
ているので、ゲート25の出力は“L”レベルにある。
したがって、ゲート22〜24の出力はゲート26〜2
8を通過せず、フリップフロップ201〜203の出力
信号CK2〜CK0は“110”のままである。
【0018】次いで時刻t3でプロセッサ6出力データ
D3〜D0を“0001”を出力したとする。すると、
その最下位ビットD0の“1”をプロセッサ6の動作禁
止信号としてフリップフロップ42に書き込むための第
2の書き込み信号WRITE2の“H”レベルのパルス
(図3の(7)参照)がプロセッサ6から出力される
(図3の(8)参照)。第2の書き込み信号WRITE
2は第1の書き込み信号WRITEの出力から所定期間
経過後のデータ出力時にプロセッサ6から出力される。
このときは、第1の書き込み信号WRITE(図3の
(6))は発生されないので、出力データD3〜D0の
“0001”はフリップフロップ31〜34にはラッチ
されず,フリップフロップ31〜34には前のデータ
“1000”が保持されている。一方、第2の書き込み
信号WRITE2に応じて出力データD0の“1”がフ
リップフロップ42にラッチされる。この結果、フリッ
プフロップ42の出力の“H”レベルとイネーブル信号
ENの“I”によりゲート25の出力が“H”レベルに
なり、フリップフロップ32〜34の出力データ“00
0”は、ゲート22〜24及びゲート26〜28を通過
して、フリップフロップ201〜203にラッチされ
る。この結果、フリップフロップ201〜203の出力
信号CK2〜CK0はフリップフロップ31〜34の出
力データ1000の下位3ビット“000”となる(図
3の(5)参照)。PLL部1はこの信号CK2〜CK
0(“000”)を受けてそれに対応する逓倍率の周波
数(例えば外部クロック信号の周波数と同一周波数)に
内部クロック信号を変換する。
【0019】一方、フリップフロップ42の出力(図3
の(9)参照)の“H”レベルとイネーブル信号ENの
“H”レベルによりアンドゲート44の出力が“H”レ
ベルになる。この“H”レベルはフリップフロップ45
にラッチされ、その出力(b)を“H”レベルにする
(図3の(10)参照)。出力(b)の立ち上がりによ
りタイマ46が起動し、PLL部1の出力が上記の逓倍
率の内部クロック信号にロックして安定になるまでに要
する所定時間後に“L”レベルのタイマ出力パルスを得
る(図3の(11)参照)。このタイマ出力パルスによ
りアンドゲート43の出力が“H”レベルになり、フリ
ップフロップ42はリセットされる。
【0020】フリップフロップ42の出力が“H”レベ
ルになっている間(図3の(9)参照)は、オアゲート
5の出力は“H”レベルに保持されており、且つ、フリ
ップフロップ42の出力の“H”レベルがプロセッサ6
の各ユニットに動作禁止信号として供給されている。上
記所定時間が経過すると、フリップフロップ42はリセ
ットされるので、禁止信号は解除されてPLL部1から
の周波数逓倍率が変わった内部クロック信号がプロセッ
サ6に供給されることになる。
【0021】以上の動作により、PLL部1及びプロセ
ッサ6の内部クロック信号の周波数逓倍率を低下させる
ことが可能であることが理解できる。なお、上記の例で
はプロセッサ6の動作禁止信号としてプロセッサ6の出
力データの最下位ビットD0を用いたが、プロセッサ6
の仕様により、出力データの任意のビットをプロセッサ
6の動作禁止信号として用いてもよい。
【0022】上記の動作では時刻t2でイネーブル信号
ENが“1”になる例を説明したが、時刻t4でイネー
ブル信号が“0”になる場合を次に説明する。時刻t4
でプロセッサ6の出力データD3〜D0が“0111”
に変わり、フリップフロップ31〜34に対する書き込
みのための第1の書き込み信号WRITEのパルスが発
生すると、その時刻t4では第1の書き込み信号WRI
TEが“H”なので、その出力データ“0111”はア
ンドゲート35を通ってフリップフロップ31〜34に
ラッチされる。しかし、その最上位ビットは“0”なの
でイネーブル信号ENは“0”であり、したがってフリ
ップフロップ32〜34の出力はゲート22〜24を通
過できない。また、リセット信号RSTバーも”H”レ
ベルなので外部端子クロック選択信号CLK2〜CLK
SEL0もゲート22〜24を通過できない。したがっ
て、フリップフロップ201〜203は前の値を保持し
続けるので、信号CK2〜CK0は“000”のままで
ある(図3の(5)参照)。こうして、プロセッサの出
力データの最上位ビットが“0”の場合は、PLL1の
内部クロック信号の周波数は変化しない。
【0023】この状態で時刻t5プロセッサ6の出力デ
ータが“0001”に変わり、“H”レベルのパルスで
ある第2の書き込み信号WRITE2が発生したとす
る。この第2の書き込み信号WRITE2の“H”レベ
ルによりアンドゲート41を外部クロック信号CLKが
通過してフリップフロップ42のクロック端子に入力さ
れるので、その外部クロック信号に応じて上記出力デー
タの最下位ビット“1”がフリップフロップ42にラッ
チされる(図3の(9)参照)。しかし、イネーブル信
号ENが“0”なので、アンドゲート44の出力(b)
は“H”レベルにならず、したがってタイマ46は起動
しない。したがって、時刻t5以降で、第2のリセット
信号RRSTバーが“L”レベルになるまでは、フリッ
プフロップ42の出力の“H”レベルがオアゲート5及
びプロセッサ6の各ユニットに供給され続けるので、P
LL部からの内部クロック信号はプロセッサ6に供給さ
れない。
【0024】時刻t6で第2のリセット信号RRSTバ
ーとして“L”レベルのパルスが外部から供給される
と、フリップフロップ42はリセットされて、その出力
は“L”レベルになるので、PLL部1から出力される
内部クロック信号はプロセッサ6に供給される。第2の
リセット信号RRSTバーの上記“L”レベルのパルス
は、プロセッサ6を使用したいタイミングで外部からユ
ーザにより供給される。
【0025】次にPLL部1の内部クロック信号の周波
数が高くなる変化について説明する。時刻t7でプロセ
ッサ6の出力データD3〜D0が“1111”に変わ
り、第1の書き込み信号WRITEの“H”レベルのパ
ルスがプロセッサ6から出力されたとする。するとフリ
ップフロップ31〜34はD3〜D0(“1111”)
をラッチする。この結果フリップフロップ31の出力で
あるイネーブル信号ENは“1”になるので、フリップ
フロップ32〜34の出力(“111”)がゲート22
〜24を通過する。しかし、この時点ではフリップフロ
ップ42の出力は“L”レベルなので、ゲート25内の
アンドゲートの一方の入力は“L”のままであり、且つ
リセット信号RSTバーも“H”のままである。したが
って、ゲート22〜24の出力はゲート26〜28を通
過しない。この結果、フリップフロップ201〜203
の出力信号CK2〜CK0は“000”のままである。
【0026】次いで時刻t8で、プロセッサ6の出力デ
ータD3〜D0が“0001”に変化し、第2の書き込
み信号WRITE2がプロセッサ6から出力(図3の
(7)参照)されたとする。このときは、第1の書き込
み信号WRITE(図3の(6))は“L”レベルなの
で、出力データD3〜D0の“0001”はフリップフ
ロップ31〜34にはラッチされず,フリップフロップ
31〜34には前のデータ“1111”が保持されてい
る。第2の書き込み信号WRITE2の“H”レベルに
応じてデータD0の“1”がフリップフロップ42にラ
ッチされる。フリップフロップ42の出力の“H”レベ
ルとイネーブル信号ENの“1”によりゲート25の出
力が“H”になり、フリップフロップ32〜34の出力
データ“111”は、ゲート22〜24及びゲート26
〜28を通過して、フリップフロップ201〜203に
ラッチされる。この結果、フリップフロップ201〜2
03の出力信号CK2〜CK0はフリップフロップ31
〜34の出力データ“1111”の下位3ビット“11
1”となる。PLL部1はこの信号CK2〜CK0
(“111”)を受けてそれに対応する逓倍率の周波数
(例えば外部クロック信号の周波数の8倍の最高周波
数)に内部クロック信号を変換する。
【0027】一方、禁止部4により、PLL部1の出力
信号周波数が安定になるまで、PLL部6から出力され
る内部クロック信号によりプロセッサ6が動作するのを
禁止させる動作は時刻t3において前述した動作と同じ
なので説明を省略する。上記の実施の形態では、イネー
ブル信号ENとしてプロセッサ6の出力データの最上位
ビットをラッチしたものを用いたが、本発明はこれに限
定されず、プロセッサ6の設計仕様により、内部クロッ
ク信号の周波数を変化させたい場合に対応する任意のビ
ットをイネーブル信号として用いてもよい。
【0028】また、タイマを起動するために使用される
ビットは出力データの最下位ビットとしたが、これもプ
ロセッサの仕様に応じて任意のビットを用いることがで
きる。さらに、プロセッサ6の出力データは4ビットに
限定されない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プロセッサで使用される内部クロック信号の
周波数の変化に応じてPLL部で使用される内部クロッ
ク信号の周波数の逓倍率を変化させたことにより、マイ
クロプロセッサの消費電力を大幅に抑制することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロプロセッサの概略を示す
ブロック図である。
【図2】図1のマイクロプロセッサの詳細を示す論理回
路図である。
【図3】図2の回路の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1…PLL部 2…データ選択部 3…指示部 4…禁止手段 6…プロセッサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部クロック信号に基づいて内部クロッ
    ク信号を生成し、該内部クロック信号に応じて動作する
    PLL部と、前記PLL部から供給される前記内部クロ
    ック信号に応じて命令を実行するプロセッサと、前記命
    令の実行により前記プロセッサから出力されるデータを
    ラッチし、該ラッチしたデータに対応する周波数逓倍率
    指示信号と逓倍率変更要求をするかどうかを決定するイ
    ネーブル信号とを出力する指示部と、前記指示部から出
    力される周波数逓倍率指示信号と外部クロック選択信号
    とを、前記イネーブル信号に応じて選択出力するデータ
    選択部と、前記イネーブル信号の出力から前記PLL部
    の内部クロック信号の周波数が安定するまでの所定期間
    は、前記PLL部から前記プロセッサへの前記内部クロ
    ックの供給を禁止する禁止手段とを備え、前記PLL部
    は、前記データ選択部から選択出力されるデータに応じ
    て前記内部クロック信号の周波数を変化させるようにし
    た、マイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記指示部は前記プロセッサから出力さ
    れるデータをラッチするレジスタで構成されている、請
    求項1記載のマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記データ選択部はリセット時を検出
    し、且つ前記イネーブル信号が逓倍率変更要求をしない
    ものであることを検出すると前記外部クロック選択信号
    を出力するようにした、請求項1記載のマイクロプロセ
    ッサ。
  4. 【請求項4】 前記PLL部は前記禁止手段が前記内部
    クロックの供給を禁止している間に前記周波数逓倍指示
    信号に応じて前記内部クロック信号の周波数を変更する
    ようにした、請求項1記載のマイクロプロセッサ。
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