JPH1030202A - レール片の継足方法及び装置 - Google Patents

レール片の継足方法及び装置

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JPH1030202A
JPH1030202A JP18773196A JP18773196A JPH1030202A JP H1030202 A JPH1030202 A JP H1030202A JP 18773196 A JP18773196 A JP 18773196A JP 18773196 A JP18773196 A JP 18773196A JP H1030202 A JPH1030202 A JP H1030202A
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JP
Japan
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rail pieces
rail piece
existing
anchor member
moving
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Pending
Application number
JP18773196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Wakechigai
隆志 輪違
Hiroaki Tomimatsu
宏明 富松
Taiji Morita
泰司 森田
Osamu Watanabe
治 渡辺
修 渡辺
Toshimi Ino
敏美 伊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
IHI Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisei Corp, Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールの継ぎ足し回数とレールの搬送回数を
減らし、トンネル掘削作業の作業効率を向上させるレー
ル片の継足方法及び装置を提供する。 【解決手段】 トンネル内に敷設された既設のレール
2,2に新たなレール片7,7を継ぎ足す際に、既設の
レール片6,6に重合して配置された移動レール片9,
9を既設レール片6,6を後方に押して前進させ、既設
のレール片6,6の前方にセグメント複数リング分の長
さの次のレール片7,7を敷設し、その後、次のレール
片7,7を後方に押して上記移動レール片9,9を前進
させ、かかる動作を繰り返して既設レール片6,6に順
次次のレール片7,7を継ぎ足すようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機の
推進に伴ってトンネル内に敷設されるレール片に新たな
レール片を継ぎ足すレール片の継足装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、シールド掘進機30
は、土砂を掘り進んでトンネル31を形成しつつトンネ
ル31の内壁にセグメント32を組み付ける装置であ
る。セグメント32は、トンネル31の形状等により異
なるが、概ね矩形状の板材からなり、トンネル31の後
方からシールド掘進機30内へ搬送される。セグメント
32の搬送にはレール33上を走行する搬送台車34が
用いられており、セグメント32の組み付けにはセグメ
ント32を所定の組み付け位置に移動させて固定するエ
レクタ35が用いられている。
【0003】搬送台車34を案内するレール33は、ト
ンネル31内に組み付けられたセグメント32の上に直
接敷設されるものであり、搬送台車34上のセグメント
32をエレクタ35へ容易に受け渡すことができるよう
にエレクタ35の近傍まで敷設される。このため、搬送
台車34はエレクタ35に近接する位置まで走行するこ
とができ、円滑にセグメント32の受け渡しが行われる
こととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
ド掘進機30の掘進によりセグメント32は継ぎ足され
るものであり、新たなセグメント32が継ぎ足されるこ
とによりエレクタ35とレール33との距離は離間して
しまうものであるため、既設のレール33の前方に床面
を形成するセグメント32が組み付けられるとすぐに次
のセグメント1リング分の長さのレール片(図示せず)
を継ぎ足さなくてはならず、セグメント32を1リング
分組み付けるたびに次のレール片を継ぎ足す必要がある
ため、レール片の継ぎ足し回数が多くなって繁雑であ
り、さらに、セグメント32等の搬送は一定のサイクル
で行われているものであるため、頻繁にレール片の搬送
が行われるとセグメント32の搬送サイクルが乱れ、作
業の効率低下を招くという課題があり、また、レールの
継目数が多くなり、走行台車が振動しやすくなる等の弊
害があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、レールの継ぎ足し回数とレールの搬送回数を減ら
し、トンネル掘削作業の作業効率を向上させるレール片
の継足方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、トンネル内に敷設された既設のレールに新
たなレール片を継ぎ足す際に、既設のレール片に重合し
て配置された移動レール片を既設レール片を後方に押し
て前進させ、既設のレール片の前方にセグメント複数リ
ング分の長さの次のレール片を敷設し、その後、次のレ
ール片を後方に押して上記移動レール片を前進させ、か
かる動作を繰り返して既設レール片に順次次のレール片
を継ぎ足すようにしたものである。
【0007】また、シールド掘進機の推進に伴ってトン
ネル内に敷設された既設のレール片に新たなレール片を
継ぎ足すレール片の継足装置は、トンネル内に敷設され
た一対の既設レール片に重合させてそれぞれ並行に配置
された移動レール片と、既設レール片に着脱自在に設け
られた第1アンカー部材と、上記移動レール片を既設の
レール片に着脱する第2アンカー部材と、上記第1アン
カー部材と上記第2アンカー部材との間に介設され第1
アンカー部材を既設レール片に係合させ第2アンカー部
材を新設のレール片に離脱させたときに移動レール片を
既設レール片に対し前進させ、第2アンカー部材を係合
し第1アンカー部材を離脱させたときに第1アンカー部
材を新設レール片側に移動させるアクチュエータとを備
えたものとするとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。
【0009】図1及び図3に示すように、トンネル内に
組み付けられたセグメント1上には搬送台車(図示せ
ず)を走行させるためのレール2,2が敷設されてい
る。搬送台車の車輪3,3は、車輪3,3の内外両側
(車軸側を内側とする)にそれぞれレール2,2に案内
されるつば4a,4bを有し、内側のつば4a,4a同
士がレール2,2に案内されるか、または、外側のつば
4b,4b同士がレール2,2に案内されることにより
レール2,2上を安定して走行できるようになってい
る。セグメント1は、矩形板状のものであり、所定距離
掘削されるごとに既設のセグメント1の前端に新たなセ
グメント1が組み付けられるようになっている。レール
2,2は、セグメント3リング分の長さのものであり、
セグメント1上に直置きされると共に押え金具5を介し
てセグメント1に固定されている。
【0010】また、レール2,2の前端(図1の下方を
前方とする)に位置する既設レール片6,6には既設レ
ール片6,6に新たなレール片7,7を継ぎ足すための
レール片の継足装置8が設けられている。
【0011】この継足装置8は、既設レール片6,6の
前端付近に配置されており、搬送台車の車輪3,3を既
設レール片6,6の前方に案内する左右一対の移動レー
ル片9,9と、これら移動レール片9,9に一体的に設
けられて移動レール片9,9を後退させないように支持
する第1アンカー部材10と、既設レール片6,6に着
脱可能に固定されて上記移動レール片9,9を任意の位
置に固定する第2アンカー部材11と、上記第1アンカ
ー部材10と上記第2アンカー部材11との間に介設さ
れ第1アンカー部材10又は第2アンカー部材11のい
ずれか一方が固定されているときに他方を前方に移動さ
せるためのアクチュエータ12とからなる。
【0012】移動レール片9,9は、それぞれセグメン
ト3リング分より長い長さに形成されており、既設レー
ル片6,6の外側に所定の距離離間させた状態で重合さ
れ、かつ、それぞれ並行に配置されている。移動レール
片9,9と既設レール片6,6は、それぞれ左右方向に
して配置されており、移動レール片9,9と既設レール
片6,6との両方のレールの上に搬送台車の車輪3,3
がそれぞれ跨がって走行できるようになっている。
【0013】第1アンカー部材10は、それぞれの移動
レール片9,9の前端同士を連結する杆状の部材であ
り、移動レール片9,9とはそれぞれ略直交するように
接続されている。
【0014】第2アンカー部材11は、アクチュエータ
12を固定する基台13と、基台13を既設レール片
6,6に固定するためのピン14とからなる。基台13
は、既設レール片6,6と並行に配置される左右一対の
縦フレーム15a,15bと、これら縦フレーム15
a,15b同士に掛け渡される前後一対の横フレーム1
6a,16bとからなり、平面視略矩形枠状の形状を有
する。また、基台13は、左右それぞれの既設レール片
6,6の内側に接するようにして既設レール片6,6間
に配置されている。縦フレーム15a,15bは、両側
にピン14を挿通させるためのピン孔17を左右方向に
貫通して形成されており、予めレール片6,6の前端部
に形成された左右方向に貫通する係止孔18,18と重
ね合わせてピン14を挿通させることにより基台13を
既設レール片6,6に固定するようになっている。
【0015】アクチュエータ12は、具体的には電動ジ
ャッキであり、その基部19を第2アンカー部材11の
後部横フレーム16bに固定されると共にジャッキ部2
0を第1アンカー部材10の左右方向中央の位置に連結
されている。ジャッキ部20は、中間部を第2アンカー
部材11の前部横フレーム16aにスライド移動可能に
挿通させられており、ジャッキ部20が伸縮移動すると
きに中間部を前部横フレーム16aにガイドされるよう
になっている。そして、ジャッキ部20の中間にはジャ
ッキ部20を微少角度屈曲させるための中折れ部材21
が設けられている。中折れ部材21は、トンネルの床面
を形成するセグメントの傾斜や凹凸に合わせて移動レー
ル片9,9の姿勢を変化させるためのものであり、移動
レール片9,9の姿勢を必要以上に変えないように微少
角度しか折れ曲がらないようになっている。
【0016】また、第1アンカー部材10には、アクチ
ュエータ12が伸縮するときに第1アンカー部材10と
第2アンカー部材11とを滑らかに近接乃至離間させる
ためのガイド棒22a,22bが設けられている。ガイ
ド棒22a,22bは、第1アンカー部材10から後方
に延びる丸棒であり、アクチュエータ12の左右にそれ
ぞれ1本づつ設けられている。ガイド棒22a,22b
は、それぞれアクチュエータ12の左右両側に並行かつ
適宜離間した状態でその前端を第1アンカー部材10の
後端に一体的に固定されており、その中間を第2アンカ
ー部材11の前部横フレーム16a及び後部横フレーム
16bにスライド移動可能に挿通させられてアクチュエ
ータ12の伸縮による第1アンカー部材10及び第2ア
ンカー部材11の移動をガイドしている。
【0017】次に作用を述べる。
【0018】まず、図1に示すように、レール2,2の
前端にレール片の継足装置8が固定され、継足装置8の
アクチュエータ12が縮退されて第1アンカー部材10
と第2アンカー部材11とが近接している状態からの作
用を述べる。
【0019】搬送台車をレール2,2の後方から前端へ
向けて走行させる場合、レール2,2の外側に移動レー
ル片9,9が重合しない場所23において搬送台車の車
輪3,3は、それぞれの内つば4a,4aをレール2,
2の内側に接しさせてレール2,2に案内されて走行す
る。また、レール2,2の外側に移動レール片9,9が
重合する場所24において搬送台車の車輪3,3は、既
設レール片6,6と移動レール片9,9の両方のレール
の上にそれぞれ跨がると共に、それぞれの外つば4b,
4bも移動レール片9,9の外側に接しさせて走行す
る。
【0020】この状態からシールド掘進機が掘進し、既
設のレール2,2の前方に新たなセグメント1が組み付
けられた場合、移動レール片9,9の上にある搬送台車
を一旦後退させて移動レール片9,9上から退避させ、
アクチューエータ12のジャッキ部20をセグメント1
リング分前方に伸長させる。このことにより、移動レー
ル片9,9は、セグメント1リング分前方にスライド移
動し、新たなセグメント1の上に移動される。このと
き、移動レール片9,9及び第1アンカー部材10の移
動に伴ってガイド棒22も前方に移動する。ガイド棒2
2は、横フレーム16にスライド可能に支持されている
ため、移動レール片9,9を支えるセグメント1の傾斜
や凹凸等によりアクチュエータ12にかかる折り曲げ方
向の力を分散させ、移動レール片9,9の移動を円滑な
ものとする。また、セグメント1に傾斜や凹凸がある場
合、ジャッキ部20の中間に設けられた中折れ部材21
が折れ曲がり、移動レール片9,9は、傾斜や凹凸に合
わせてセグメント1上に載置されることとなる。
【0021】この後、新たなセグメント1を載置した搬
送台車を再び移動レール片9,9の前端近傍まで前進さ
せ、セグメント1を図示しないエレクタに受け渡す。こ
のとき、搬送台車の車輪3,3は、新たなセグメント1
の上で移動レール片9,9のみの上に乗ることとなる
が、外つば4b,4bをそれぞれ移動レール片9,9の
外側に接しさせて移動レール片9,9に案内されること
となり、移動レール片9,9上を円滑に走行することと
なる。
【0022】また、この状態から更にシールド掘進機が
掘進し、新たなセグメント1が組み付けられた場合につ
いても同様であり、移動レール片9,9の上にある搬送
台車を一旦移動レール片9,9上から退避させ、アクチ
ューエータ12のジャッキ部20をセグメント1リング
分前方に伸長させることにより移動レール片9,9を新
たなセグメント1の上に移動させる。
【0023】このようにして移動レール片9,9をセグ
メント3リング分前方に移動させたとき、図2に示すよ
うに、アクチューエータ12は最大限に伸びた状態とな
り、移動レール片9,9は、最も前方に移動した状態と
なる。このとき、移動レール片9,9の後端部分は、そ
れぞれ既設レール片6,6の外側に重合した状態にあ
り、搬送台車の車輪3,3は、既設レール片6,6及び
移動レール片9,9間を円滑に走行することとなる。
【0024】そして、更にトンネルの掘進が続く場合、
図2に示すように、移動レール片9,9の内方に位置さ
れる既設レール片6,6の前端に新たなレール片7,7
を継ぎ足す。このとき、レール片7,7の敷設は、既設
レール片6,6同様にセグメント1上に直置きすると共
に、押え金具5でセグメント1上にレール片7,7を挟
み込むようにして取り付ける。
【0025】次に、ピン孔17及び係止孔18に挿通さ
れて基台13を既設レール6,6に固定していたピン1
4を全て抜き取り、基台13を移動可能な状態とする。
そして、アクチューエータ12を縮退させる。このこと
により、第1アンカー部材10は、レール片7,7の前
端に当たって後方への移動を規制され、基台13を含む
第2アンカー部材11が前方に引き寄せられることとな
る。アクチューエータ12が完全に縮退されて第2アン
カー部材11がレール片7,7の前端近傍まで移動され
たら、基台13のピン孔17とレール片7,7の係止孔
18とを重ね合わせてそれぞれの孔17,18にピン1
4を挿通させる。こうすることにより、レール2,2の
前端に継足装置8が固定され、継足装置8のアクチュエ
ータ12が縮退されて第1アンカー部材10と第2アン
カー部材11とが近接している状態に戻るので、以降、
同様の動作を繰り返して既設レール片6,6に順次次の
レール片7,7を継ぎ足すようにする。
【0026】このように、トンネル内に敷設された既設
レール片6,6に重合して配置された移動レール片9,
9を既設レール片6,6を後方に押して前進させ、既設
レール片6,6の前方にセグメント複数リング分の長さ
の次のレール片7,7を敷設し、その後、次のレール片
7,7を後方に押して移動レール片9,9を前進させ、
かかる動作を繰り返して既設レール片6,6に順次次の
レール片7,7を継ぎ足すようにしたため、レールの継
ぎ足し回数を減らすことができると共に、レールの搬送
回数を減らすことができ、トンネル掘削作業の作業効率
を向上させることができる。
【0027】また、レール片の継足装置8を、トンネル
内に敷設された一対の既設レール片6,6に重合させて
それぞれ並行に配置された移動レール片9,9と、既設
レール片6,6に着脱自在に設けられた第1アンカー部
材10と、移動レール片9,9を既設レール片6,6に
着脱する第2アンカー部材11と、第1アンカー部材1
0と第2アンカー部材11との間に介設され第1アンカ
ー部材10を既設レール片6,6に係合させ第2アンカ
ー部材11を新設のレール片6,6に離脱させたときに
移動レール片9,9を既設レール片6,6に対し前進さ
せ、第2アンカー部材11を係合し第1アンカー部材1
0を離脱させたときに第1アンカー部材10を新設レー
ル片7,7側に移動させるアクチュエータ12とを備え
たものとしたため、簡易な装置で容易にレールをセグメ
ント複数リング分の長さ延長させることができ、次のレ
ール片7,7を継ぎ足したあとも継足装置8を容易に前
進移動させることができる。
【0028】そして、第1アンカー部材10にガイド棒
22a,22bを設けたため、アクチュエータ12が伸
縮するときに第1アンカー部材10と第2アンカー部材
11とを滑らかに近接乃至離間させることができる。
【0029】また、ジャッキ部20の中間に中折れ部材
21を設けたため、セグメント1に傾斜や凹凸がある場
合、移動レール片9,9を傾斜や凹凸に合わせてセグメ
ント1上に載置させることができる。
【0030】なお、上述の継足装置8はピン孔17と係
止孔18にピン14を挿通させて基台13を既設レール
片6,6に固定するものとしたが、ピン14に限る必要
はなく、ピン孔17と係止孔18にボルト(図示せず)
を捩じ込んで固定するものとしてもよい。この場合、ピ
ン孔17と係止孔18の両方またはそのいずれか一方に
上記ボルトに螺合される雌ネジが形成されたものとする
とよい。
【0031】また、移動レール片9,9の接地安定性を
向上させるため、移動レール片9,9を押え金具5でセ
グメント1に仮止めしてもよい。ただし、作業性を損な
わないようになるべく少ない数の押え金具5で仮止めす
ることが好ましい。
【0032】次に他の実施の形態について詳述する。
【0033】図5及び図6に示すように、セグメント1
上に敷設されるレール2,2及びレール2,2の前端
(図5の下方を前方とする)に位置する既設レール片
6,6は前記の実施の形態で述べたものと略同様のもの
である。また、既設レール片6,6の前端近傍には第1
連結杆40が係脱可能に渡されており、既設レール片
6,6の間隔を一定に保ちレール2,2を前端まで並行
とするようになっている。
【0034】継足装置41は、既設レール片6,6の前
端付近に配置されており、搬送台車42を既設レール片
6,6の前方に案内する一対の移動レール片43,43
と、これら移動レール片43,43の前端近傍を一体的
に連結する第2連結杆44とからなる。
【0035】搬送台車42は、セグメント等の資材を載
置する荷台45に車輪46,47を設けてなるものであ
り、レール2,2の上を車輪46,47で走行するよう
になっている。図7に示すように、車輪46,47は、
それぞれ荷台45の四隅につば48,49を内側に向け
て二重に設けられており、内側の車輪46,46でレー
ル2,2上を走行し、外側の車輪47,47で移動レー
ル片43,43上を走行するようになっている。また、
内側の車輪46,46と外側の車輪47,47は、それ
ぞれ適宜離間して同じ車軸50に設けられており、レー
ル2,2と移動レール片43,43が重複している場所
においても外側の車輪47,47のつば49,49がレ
ール2,2に接触しないようになっている。
【0036】移動レール片43,43は、それぞれレー
ル2,2の両側に重複して配置される汎用のレールであ
り、それぞれレール2,2の前方に突出させて配置され
ている。それぞれの移動レール片43,43の前端には
搬送台車42の行き過ぎによる脱輪を防ぐための車止め
51,51が設けられている。これら車止め51,51
は、移動レール片43,43の前端に前方へ向けて高く
なる傾斜を形成してなるものであり、搬送台車42の車
輪47,47を登坂させて搬送台車42の行き過ぎを防
ぐようになっている。
【0037】第2連結杆44は、それぞれの移動レール
43,43の前端近傍の間に渡されて連結されており、
第2連結杆44の中央にはチェインブロック等のフック
(図示せず)を係合させるための係合部材52が前方に
突出して設けられている。
【0038】この継足装置41の作用を述べる。
【0039】図5に示すように、レール2,2の前端に
移動レール片43,43が近接している状態からの作用
を述べる。搬送台車42をレール2,2の後方から前端
に向けて走行させる場合、レール2,2の外側に移動レ
ール片43,43が位置していない場所において搬送台
車42は、それぞれの内側の車輪46,46をレール
2,2上に乗せて走行する。このとき内側の車輪46,
46は、それぞれのつば48,48によりレール2,2
の外側に脱線しないように案内され、車輪46,46間
の距離を一定に保たれているため、レール2,2上から
外れることはない。
【0040】また、レール2,2の外側に移動レール片
43,43が位置している場所において搬送台車42
は、上述のように内側の車輪46,46をレール2,2
上に乗せると共に外側の車輪47,47を移動レール片
43,43上に乗せて走行する。このとき外側の車輪4
7,47は、それぞれのつば49,49により移動レー
ル片43,43の外側に脱線しないように案内され、車
輪47,47間の距離を一定に保たれているため、移動
レール片43,43上から外れることはない。そしてま
た、外側の車輪47,47のつば49,49は、レール
2,2とそれぞれの移動レール片43,43との隙間に
入り、レール2,2と接触することはない。内側の車輪
46,46は、上述の場合と同様であり、レール2,2
に案内されレール2,2上から外れることはない。この
ように搬送台車42を走行させて移動レール片43,4
3の前端近傍に至った場合、搬送台車42の車輪47,
47は、車止め51,51に当たって止まる。
【0041】この状態からシールド掘進機が掘進し、既
設のレール2,2の前方に新たなセグメント1が組み付
けられた場合、移動レール片43,43の上にある搬送
台車42を一旦後退させて移動レール片43,43上か
ら退避させ、図示しないチェインブロック等の牽引手段
により第2連結杆44の係合部材52をセグメント1リ
ング分の長さだけ牽引する。このことにより移動レール
片43,43は、セグメント1リング分前方にスライド
移動し、新たなセグメント1の上に移動される。そし
て、移動レール片43,43をセグメント1上に仮止め
する。
【0042】この後、新たなセグメント1を載置した搬
送台車42を再び移動レール片43,43の前端近傍ま
で前進させ、セグメント1を図示しないエレクタに受け
渡す。このとき、内側の車輪46,46はレール2,2
上から前方に移動され、レール2,2上から外れること
となり、外側の車輪47,47は移動レール片43,4
3上を走行することとなる。走行中それぞれの外側の車
輪47,47のつば49,49は、移動レール片43,
43のそれぞれの内側に接して移動レール片43,43
に案内され、車輪47,47を移動レール片43,43
上から外さないように案内する。
【0043】このようにして移動レール片43,43を
セグメント3リング分前方に移動させたら、移動レール
片43,43と第2連結杆44に囲まれる位置に新たな
レール片(図示せず)を配置させてレール2,2の前端
に継ぎ足す。このとき、新たなレール片の敷設は、既設
レール片6,6同様にセグメント1上に直置きすると共
に、押え金具5でセグメント1上に取り付ける。そし
て、第1連結杆40を既設レール片6,6から取り外
し、継ぎ足した新たなレール片の前端近傍の間に渡して
取り付ける。
【0044】以後、上述の作用を順次繰り返し、レール
2,2を延長させてゆく。
【0045】このように、移動レール片43,43の前
端近傍を連結する第2連結杆44の中央にチェインブロ
ック等の牽引手段のフック(図示せず)を係合させるた
めの係合部材52を前方に突出させて設けたため、移動
レール片43,43をチェインブロック等の簡易な牽引
手段により容易に前進移動させることができる。
【0046】また、移動レール片43,43の前端に車
止め51,51を設けたため、万一の場合にも搬送台車
42が移動レール片43,43の前方に走り過ぎるのを
防ぐことができ、搬送台車42の車輪47,47が脱輪
するのを防ぐことができる。
【0047】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0048】(1)請求項1記載の発明によれば、レー
ルの継ぎ足し回数とレールの搬送回数を減らすことがで
きる。
【0049】(2)請求項2記載の発明によれば、簡易
な装置で容易にレールをセグメント複数リング分の長さ
延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示すレール片の継足
装置の平面図である。
【図2】図1のレール片の継足装置を延伸させた状態を
示す平面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】従来のセグメントの搬送方法を示すシールド掘
進機の側面図である。
【図5】他の実施の形態を示すレール片の継足装置の平
面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5のVII −VII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 セグメント 2 既設レール 6 既設レール片 7 レール片 8 継足装置 9 移動レール片 10 第1アンカー部材 11 第2アンカー部材 12 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 泰司 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 渡辺 治 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 渡辺 修 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 伊野 敏美 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内に敷設された既設のレール片
    に重合して配置された移動レール片を既設レール片を後
    方に押して前進させ、既設のレール片の前方にセグメン
    ト複数リング分の長さの次のレール片を敷設し、その
    後、次のレール片を後方に押して上記移動レール片を前
    進させ、かかる動作を繰り返して既設レール片に順次次
    のレール片を継ぎ足すようにしたレール片の継足方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機の推進に伴ってトンネル
    内に敷設された既設のレール片に新たなレール片を継ぎ
    足す装置であって、トンネル内に敷設された一対の既設
    レール片に重合させてそれぞれ並行に配置された移動レ
    ール片と、既設レール片に着脱自在に設けられた第1ア
    ンカー部材と、上記移動レール片を既設のレール片に着
    脱する第2アンカー部材と、上記第1アンカー部材と上
    記第2アンカー部材との間に介設され第1アンカー部材
    を既設レール片に係合させ第2アンカー部材を新設のレ
    ール片に離脱させたときに移動レール片を既設レール片
    に対し前進させ、第2アンカー部材を係合し第1アンカ
    ー部材を離脱させたときに第1アンカー部材を新設レー
    ル片側に移動させるアクチュエータとを備えたことを特
    徴とするレール片の継足装置。
JP18773196A 1996-07-17 1996-07-17 レール片の継足方法及び装置 Pending JPH1030202A (ja)

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