JPH10302559A - 銀を主成分とするマトリックスのHTc超電導多重線ストランドの減結合方法、およびそのようにして得られる多重線ストランド - Google Patents
銀を主成分とするマトリックスのHTc超電導多重線ストランドの減結合方法、およびそのようにして得られる多重線ストランドInfo
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- JPH10302559A JPH10302559A JP10070588A JP7058898A JPH10302559A JP H10302559 A JPH10302559 A JP H10302559A JP 10070588 A JP10070588 A JP 10070588A JP 7058898 A JP7058898 A JP 7058898A JP H10302559 A JPH10302559 A JP H10302559A
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 線の減結合が大幅に改善される多重線ストラ
ンドを提供する。 【解決手段】 HTc超電導粉末状試薬(2)でジャケ
ット(1)を充填し、得られたビレット(3)を単線ス
トランド(4)に線引(90)し、前記単線ストランド
(4)を切断し、第二ジャケット(7)を得られた区画
(8、8’)で充填(91)して、多重線ストランド
(9)に線引(92)される多重線ビレット(6)を作
製し、前記多重線ストランド(9)を切断し、新規ジャ
ケット(11)を得られた区画(12、12’)で充填
(93)して、新規多重線ストランド(50)に線引
(99)される新規多重線ビレット(10)を作製し、
成形(100)および熱処理(101)を行う、銀を主
成分とするマトリックスのHTc超電導多重線ストラン
ドのパウダー・イン・チューブ型製造方法。
ンドを提供する。 【解決手段】 HTc超電導粉末状試薬(2)でジャケ
ット(1)を充填し、得られたビレット(3)を単線ス
トランド(4)に線引(90)し、前記単線ストランド
(4)を切断し、第二ジャケット(7)を得られた区画
(8、8’)で充填(91)して、多重線ストランド
(9)に線引(92)される多重線ビレット(6)を作
製し、前記多重線ストランド(9)を切断し、新規ジャ
ケット(11)を得られた区画(12、12’)で充填
(93)して、新規多重線ストランド(50)に線引
(99)される新規多重線ビレット(10)を作製し、
成形(100)および熱処理(101)を行う、銀を主
成分とするマトリックスのHTc超電導多重線ストラン
ドのパウダー・イン・チューブ型製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高臨界温度(HT
c)超電導多重線(filament)ストランド(brin、stran
d)、およびこのようなストランドの製造方法に関す
る。より詳細には本発明は、交流電流において使用され
る銀外装多重線HTc超電導ストランド、およびこのよ
うなストランドの製造方法に関する。
c)超電導多重線(filament)ストランド(brin、stran
d)、およびこのようなストランドの製造方法に関す
る。より詳細には本発明は、交流電流において使用され
る銀外装多重線HTc超電導ストランド、およびこのよ
うなストランドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】HTc超電導多重線ストランドを交流電
流において使用する場合、誘導電流によるエネルギー損
を制限するために、構成要素であるHTc超電導多重線
の良好な減結合(decoupling)が前提となる。
流において使用する場合、誘導電流によるエネルギー損
を制限するために、構成要素であるHTc超電導多重線
の良好な減結合(decoupling)が前提となる。
【0003】「パウダー・イン・チューブ」(管内粉
体)技術によりHTc多重線ストランドを作製すること
が知られている。これは、熱処理後、特にHTcセラミ
ック型の超電導材料に変化することが可能な粉末状試薬
でビレットを充填することから成る。
体)技術によりHTc多重線ストランドを作製すること
が知られている。これは、熱処理後、特にHTcセラミ
ック型の超電導材料に変化することが可能な粉末状試薬
でビレットを充填することから成る。
【0004】このビレットは、次いで真空下で密閉され
線引され、同じく密閉され線引される新規ビレット中で
束にされる。これによってできる多重線ストランドは同
一の段階を経ることができ、以下、所望する単位面積あ
たりの線数に達するまで同様にする。
線引され、同じく密閉され線引される新規ビレット中で
束にされる。これによってできる多重線ストランドは同
一の段階を経ることができ、以下、所望する単位面積あ
たりの線数に達するまで同様にする。
【0005】このようにして作製されたストランドは、
次に、たとえば圧延および/または撚り作業により最終
形状にされ、次に、粉末状試薬を変化させるため熱処理
される。
次に、たとえば圧延および/または撚り作業により最終
形状にされ、次に、粉末状試薬を変化させるため熱処理
される。
【0006】ビレットの構成材料は、種々の線引および
圧延段階を経ることができるようにするために、十分な
延性を有さなければならないこと、および、不活性な組
成、あるいは少なくとも、粉末状試薬を超電導相に変化
させる熱処理に影響を及ぼさない組成を有さなければな
らないことがわかっている。ビレットの構成材料として
銀を使用することが知られている。
圧延段階を経ることができるようにするために、十分な
延性を有さなければならないこと、および、不活性な組
成、あるいは少なくとも、粉末状試薬を超電導相に変化
させる熱処理に影響を及ぼさない組成を有さなければな
らないことがわかっている。ビレットの構成材料として
銀を使用することが知られている。
【0007】しかしながら銀は、HTc超電導体の動作
温度において非常に電導性が高い材料である。従って、
線間の電気減結合はほとんどない。
温度において非常に電導性が高い材料である。従って、
線間の電気減結合はほとんどない。
【0008】1または2%のPdまたはAu型不純物で
Agをドープすることが知られている。この技術によ
り、20Kにおいて20倍の抵抗率を得ることができ
る。
Agをドープすることが知られている。この技術によ
り、20Kにおいて20倍の抵抗率を得ることができ
る。
【0009】この技術により77Kへの適用も可能であ
る。しかしながらAg/Pd合金は高価であり、そのた
め、量産の適用例においてはこの合金が経済的に大きな
障害になる。
る。しかしながらAg/Pd合金は高価であり、そのた
め、量産の適用例においてはこの合金が経済的に大きな
障害になる。
【0010】また、銀を主成分とするマトリックスの抵
抗率を上げる他、きわめて小さなピッチかつきわめて小
さな線径で導線を撚ることが知られている。しかしなが
ら、これによって得られる減結合は、交流における適用
例の大部分にとっては不十分である。
抗率を上げる他、きわめて小さなピッチかつきわめて小
さな線径で導線を撚ることが知られている。しかしなが
ら、これによって得られる減結合は、交流における適用
例の大部分にとっては不十分である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的のうちの
一つは、線の減結合が大幅に改善される多重線ストラン
ドを提供することである。
一つは、線の減結合が大幅に改善される多重線ストラン
ドを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、単線段階で、熱処理後、HTc超電導材料に変化す
ることが可能な粉末状試薬で、銀を主成分とする第一ジ
ャケットを充填し、得られたビレットを、正方形または
長方形の横断断面を有する単線ストランドに線引し、第
一多重線段階で、前記単線ストランドを切断し、正方形
または長方形の断面の、銀を主成分とする第二ジャケッ
トを、得られた区画(troncon)で充填して、多重線ビ
レットを作製し、今度は多重線ビレットを、正方形また
は長方形の断面の多重線ストランドに線引し、少なくと
も一回実施される第二多重線段階で、前記多重線ストラ
ンドを切断し、正方形または長方形の断面の、銀を主成
分とする新規ジャケットを、得られた区画で充填して、
新規多重線ビレットを作製し、新規多重線ビレットを、
新規正方形または長方形の断面の多重線ストランドに線
引し、新規多重線ストランドの成形を行い、成形したス
トランドの熱処理を行う、銀を主成分とするマトリック
スのHTc超電導多重線ストランドのパウダー・イン・
チューブ型製造方法に関する。
は、単線段階で、熱処理後、HTc超電導材料に変化す
ることが可能な粉末状試薬で、銀を主成分とする第一ジ
ャケットを充填し、得られたビレットを、正方形または
長方形の横断断面を有する単線ストランドに線引し、第
一多重線段階で、前記単線ストランドを切断し、正方形
または長方形の断面の、銀を主成分とする第二ジャケッ
トを、得られた区画(troncon)で充填して、多重線ビ
レットを作製し、今度は多重線ビレットを、正方形また
は長方形の断面の多重線ストランドに線引し、少なくと
も一回実施される第二多重線段階で、前記多重線ストラ
ンドを切断し、正方形または長方形の断面の、銀を主成
分とする新規ジャケットを、得られた区画で充填して、
新規多重線ビレットを作製し、新規多重線ビレットを、
新規正方形または長方形の断面の多重線ストランドに線
引し、新規多重線ストランドの成形を行い、成形したス
トランドの熱処理を行う、銀を主成分とするマトリック
スのHTc超電導多重線ストランドのパウダー・イン・
チューブ型製造方法に関する。
【0013】本発明によれば、単線ストランドの各区画
の少なくとも一つの面を電気的に絶縁し、第一多重線段
階の間、正方形または長方形の断面の、銀を主成分とす
る第二ジャケットを、得られた区画で充填して、多重線
ビレットを作製する。
の少なくとも一つの面を電気的に絶縁し、第一多重線段
階の間、正方形または長方形の断面の、銀を主成分とす
る第二ジャケットを、得られた区画で充填して、多重線
ビレットを作製する。
【0014】一製造形態では、電気的絶縁材料の層を、
単線ストランドの区画を絶縁すべき面に付着させる。
単線ストランドの区画を絶縁すべき面に付着させる。
【0015】別の製造形態では、第一多重線段階の多重
線ビレットの作製時、ジャケット内に配置された単線ス
トランドの区画を絶縁すべき面の間に、電気的絶縁材料
を挿入する。
線ビレットの作製時、ジャケット内に配置された単線ス
トランドの区画を絶縁すべき面の間に、電気的絶縁材料
を挿入する。
【0016】本発明による方法の別の特徴によれば、第
二多重線段階において、多重線ストランドの区画の面の
うちの少なくとも一つを絶縁し、正方形または長方形の
断面の、銀を主成分とする第二ジャケットを得られた区
画で充填して、新規多重線ビレットを作製する。
二多重線段階において、多重線ストランドの区画の面の
うちの少なくとも一つを絶縁し、正方形または長方形の
断面の、銀を主成分とする第二ジャケットを得られた区
画で充填して、新規多重線ビレットを作製する。
【0017】別の実施形態では、電気的絶縁材料の層
を、多重線ストランドの区画を絶縁すべき面に付着させ
る。
を、多重線ストランドの区画を絶縁すべき面に付着させ
る。
【0018】別の実施形態では、第二多重線段階の多重
線ビレットの作製時、ジャケット内に配置された多重線
ストランドの区画を絶縁すべき面の間に、電気的絶縁材
料を挿入する。
線ビレットの作製時、ジャケット内に配置された多重線
ストランドの区画を絶縁すべき面の間に、電気的絶縁材
料を挿入する。
【0019】本発明は、全般的に正方形または長方形の
横断断面を有し、複数の超電導線を備え、各超電導線が
全般的に正方形または長方形の横断断面を有し、HTc
超電導セラミック製のコアを備え、前記HTc超電導セ
ラミック製のコアがAg外装で取り囲まれる、HTc超
電導多重線ストランドに関する。
横断断面を有し、複数の超電導線を備え、各超電導線が
全般的に正方形または長方形の横断断面を有し、HTc
超電導セラミック製のコアを備え、前記HTc超電導セ
ラミック製のコアがAg外装で取り囲まれる、HTc超
電導多重線ストランドに関する。
【0020】本発明によれば、各超電導線は、Ag外装
の面のうちの少なくとも一つに、電気絶縁層を備える。
の面のうちの少なくとも一つに、電気絶縁層を備える。
【0021】本発明の第一の長所は、各線の少なくとも
一つの面上に絶縁層が存在することにより線のより良い
減結合特性が得られることである。
一つの面上に絶縁層が存在することにより線のより良い
減結合特性が得られることである。
【0022】本発明の別の長所は、本発明によりストラ
ンドの製造コストが低減されることである。
ンドの製造コストが低減されることである。
【0023】本発明の別の長所は、本発明により提供さ
れる方法を、既存の製造装置上で利用することができる
ことである。
れる方法を、既存の製造装置上で利用することができる
ことである。
【0024】本発明の他の長所および特徴は、添付の図
面を参照して行う以下の説明から明らかになろう。
面を参照して行う以下の説明から明らかになろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下の説明では、本来電気的絶縁
材料、または本発明による方法において多重線ストラン
ドが受ける機械的処理および/または熱処理の後に絶縁
材料となる材料を、電気的絶縁材料と呼ぶことにする。
材料、または本発明による方法において多重線ストラン
ドが受ける機械的処理および/または熱処理の後に絶縁
材料となる材料を、電気的絶縁材料と呼ぶことにする。
【0026】本発明による銀を主成分とするマトリック
スのHTc超電導多重線ストランドのパウダー・イン・
チューブ型製造方法は以下の段階を有する。
スのHTc超電導多重線ストランドのパウダー・イン・
チューブ型製造方法は以下の段階を有する。
【0027】単線段階では、熱処理後、HTc超電導材
料に変化することが可能な粉末状試薬2で、銀を主成分
とするジャケット1を充填し、得られたビレット3を、
正方形または長方形の横断断面を有する単線ストランド
4に線引90し、第一多重線段階91、92では、前記
単線ストランドを切断し、正方形または長方形の断面
の、銀を主成分とする第二ジャケット7を得られた区画
8、8’で充填91して、多重線ビレット6を作製し、
今度は多重線ビレット6を、正方形または長方形の断面
の多重線ストランド9に線引92し、少なくとも一回実
施される第二多重線段階93、99では、前記多重線ス
トランド9を切断し、正方形または長方形の断面の、銀
を主成分とする新規ジャケット11を得られた区画1
2、12’で充填93して、新規多重線ビレット10を
作製し、今度は新規多重線ビレット10を、新規正方形
または長方形の断面の多重線ストランドに線引99し、
新規多重線ストランドの成形100を行い、成形したス
トランドの熱処理101を行う。
料に変化することが可能な粉末状試薬2で、銀を主成分
とするジャケット1を充填し、得られたビレット3を、
正方形または長方形の横断断面を有する単線ストランド
4に線引90し、第一多重線段階91、92では、前記
単線ストランドを切断し、正方形または長方形の断面
の、銀を主成分とする第二ジャケット7を得られた区画
8、8’で充填91して、多重線ビレット6を作製し、
今度は多重線ビレット6を、正方形または長方形の断面
の多重線ストランド9に線引92し、少なくとも一回実
施される第二多重線段階93、99では、前記多重線ス
トランド9を切断し、正方形または長方形の断面の、銀
を主成分とする新規ジャケット11を得られた区画1
2、12’で充填93して、新規多重線ビレット10を
作製し、今度は新規多重線ビレット10を、新規正方形
または長方形の断面の多重線ストランドに線引99し、
新規多重線ストランドの成形100を行い、成形したス
トランドの熱処理101を行う。
【0028】成形段階100は、たとえば、導線を所望
の寸法にまで細くし、次に撚る段階である。熱処理段階
101は、たとえば、粉末の前駆体をHTc超電導セラ
ミックに変化させ、導線が受けた種々の機械的処理によ
る応力を解放することを目的とする。
の寸法にまで細くし、次に撚る段階である。熱処理段階
101は、たとえば、粉末の前駆体をHTc超電導セラ
ミックに変化させ、導線が受けた種々の機械的処理によ
る応力を解放することを目的とする。
【0029】本発明による方法は、単線ストランド4の
各区画8、8’の少なくとも一つの面15を電気的に絶
縁する追加の段階95、91’を導入し、第一多重線段
階91の間、正方形または長方形の断面の、銀を主成分
とする第二ジャケット7を得られた区画8、8’で充填
して、相互に部分的に絶縁された単線区画8、8’を有
する多重線ビレット6を作製する。
各区画8、8’の少なくとも一つの面15を電気的に絶
縁する追加の段階95、91’を導入し、第一多重線段
階91の間、正方形または長方形の断面の、銀を主成分
とする第二ジャケット7を得られた区画8、8’で充填
して、相互に部分的に絶縁された単線区画8、8’を有
する多重線ビレット6を作製する。
【0030】従って、得られた多重線ストランド9は、
電気的絶縁材料13、14を具備する少なくとも一つの
面15を各々がもつ複数の単線ストランド8、8’を有
する。図に示す実施形態では、単線ストランド4の一面
15のみが絶縁されている。二つの区画8、8’は、二
つの区画8、8’の二つの隣接層が相互に絶縁されるよ
うに配置される。
電気的絶縁材料13、14を具備する少なくとも一つの
面15を各々がもつ複数の単線ストランド8、8’を有
する。図に示す実施形態では、単線ストランド4の一面
15のみが絶縁されている。二つの区画8、8’は、二
つの区画8、8’の二つの隣接層が相互に絶縁されるよ
うに配置される。
【0031】図1に示す実施例では、電気的絶縁材料1
3の層を、単線ストランド4の絶縁すべき面15に付着
95させる。任意の適切な薄膜付着方法を使用すること
ができる。
3の層を、単線ストランド4の絶縁すべき面15に付着
95させる。任意の適切な薄膜付着方法を使用すること
ができる。
【0032】図2に示す実施例では、第一多重線段階の
多重線ビレット6の作製91時、ジャケット7内に配置
された単線ストランドの区画を絶縁すべき面15の間
に、電気的絶縁材料14を挿入91’する。絶縁材料
は、各単線層間に挿入されるプレートの形態とすること
ができる。
多重線ビレット6の作製91時、ジャケット7内に配置
された単線ストランドの区画を絶縁すべき面15の間
に、電気的絶縁材料14を挿入91’する。絶縁材料
は、各単線層間に挿入されるプレートの形態とすること
ができる。
【0033】本方法の別の特徴は、第二多重線段階9
3、99において、多重線ストランド9の区画12、1
2’の面16のうちの少なくとも一つを絶縁93’、9
4し、次に、正方形または長方形の断面の、銀を主成分
とする二次ジャケット11を得られた区画12、12’
で充填して、新規多重線ビレット10を作製することに
より得られる。
3、99において、多重線ストランド9の区画12、1
2’の面16のうちの少なくとも一つを絶縁93’、9
4し、次に、正方形または長方形の断面の、銀を主成分
とする二次ジャケット11を得られた区画12、12’
で充填して、新規多重線ビレット10を作製することに
より得られる。
【0034】従って、新規多重線ストランドは、電気的
絶縁材料17、18を具備する少なくとも一つの面16
を各々がもつ複数の多重線ストランド12、12’を有
する。
絶縁材料17、18を具備する少なくとも一つの面16
を各々がもつ複数の多重線ストランド12、12’を有
する。
【0035】諸図に示す実施形態では、多重線ストラン
ド9の二つの隣接面16が絶縁される。従って区画1
2、12’は、各多重線区画がそれを取り囲む多重線区
画から絶縁されるように配置される。
ド9の二つの隣接面16が絶縁される。従って区画1
2、12’は、各多重線区画がそれを取り囲む多重線区
画から絶縁されるように配置される。
【0036】図1に示す実施例では、電気的絶縁材料1
7の層を、多重線ストランド9の区画12’を絶縁すべ
き面16面に付着94させる。
7の層を、多重線ストランド9の区画12’を絶縁すべ
き面16面に付着94させる。
【0037】図2に示す実施例では、第二多重線段階の
多重線ビレット10の作製93時、ジャケット11内に
配置された多重線ストランド9の区画12を絶縁すべき
面16の間に、電気的絶縁材料18を挿入93’する。
挿入される電気絶縁材料18の形態は、「L」字形以外
の形とすることができる。たとえば、挿入される電気絶
縁材料18は十字形を有することができ、共通の隅を有
する四つの多重線区画の絶縁を行うことができる。
多重線ビレット10の作製93時、ジャケット11内に
配置された多重線ストランド9の区画12を絶縁すべき
面16の間に、電気的絶縁材料18を挿入93’する。
挿入される電気絶縁材料18の形態は、「L」字形以外
の形とすることができる。たとえば、挿入される電気絶
縁材料18は十字形を有することができ、共通の隅を有
する四つの多重線区画の絶縁を行うことができる。
【0038】前駆体を超電導相に変えるには酸素が存在
することが必要である。線の減結合と、HTc超電導相
への変化のための酸素透過性との間の最適な妥協点を有
するHTc超電導多重線ストランドを提供することも、
本発明の目的である。
することが必要である。線の減結合と、HTc超電導相
への変化のための酸素透過性との間の最適な妥協点を有
するHTc超電導多重線ストランドを提供することも、
本発明の目的である。
【0039】この目的のため、本発明は、多重線ストラ
ンド9の四つの区画200のみを有する本発明による方
法を、単一の第二多重線段階に適用することを提案す
る。こうすることにより、区画200は、Ag製のジャ
ケットと接触する絶縁障壁のない表面を有しながら、相
互によく絶縁される。このジャケット11を通過して、
四つの多重線区画200への酸素の移動が行われる。ま
た、各線の一つの面にだけ絶縁障壁が配置されることか
ら、酸素は、絶縁障壁を具備しないAg製隔壁を通過し
て、各線の中心の前駆体に簡単に到達することができる
(図3を参照のこと)。
ンド9の四つの区画200のみを有する本発明による方
法を、単一の第二多重線段階に適用することを提案す
る。こうすることにより、区画200は、Ag製のジャ
ケットと接触する絶縁障壁のない表面を有しながら、相
互によく絶縁される。このジャケット11を通過して、
四つの多重線区画200への酸素の移動が行われる。ま
た、各線の一つの面にだけ絶縁障壁が配置されることか
ら、酸素は、絶縁障壁を具備しないAg製隔壁を通過し
て、各線の中心の前駆体に簡単に到達することができる
(図3を参照のこと)。
【0040】本発明は、全般的に正方形または長方形の
横断断面を有し、複数の超電導線を備え、各超電導線が
全般的に正方形または長方形の横断断面を有し、HTc
超電導セラミック製のコアを備え、前記HTc超電導セ
ラミック製のコアがAg外装で取り囲まれる、HTc超
電導多重線ストランドにも関する。
横断断面を有し、複数の超電導線を備え、各超電導線が
全般的に正方形または長方形の横断断面を有し、HTc
超電導セラミック製のコアを備え、前記HTc超電導セ
ラミック製のコアがAg外装で取り囲まれる、HTc超
電導多重線ストランドにも関する。
【0041】本発明によれば、各超電導線は、Ag外装
の面のうちの少なくとも一つに、電気絶縁層を備える。
の面のうちの少なくとも一つに、電気絶縁層を備える。
【図1】本発明による方法の実施例の流れ図である。
【図2】本発明による方法の別の実施例の流れ図であ
る。
る。
【図3】本発明による方法の別の実施例の流れ図であ
る。
る。
1 ジャケット 2 粉末状試薬 3 ビレット 4 単線ストランド 6 多重線ビレット 7 第二ジャケット 8、8’、12、12’、200 区画 9 多重線ストランド 10 新規多重線ビレット 11 新規ジャケット 13、14 電気的絶縁材料 15、16 面 17、18 電気的絶縁材料 50 新規多重線ストランド 90 線引 91、92 第一多重線段階 91’ 95 絶縁する段階 93、99 第二多重線段階 93’ 挿入 94 付着 100 成形段階 101 熱処理段階
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリツク・ブガン フランス国、92100・ブーローニユ、リ ユ・デ・パプリエ・19・ビス (72)発明者 ジエラール・デユペレ フランス国、91290・ラ・ノルビル、リ ユ・パストウール・2 (72)発明者 ドウニ・レガ フランス国、91090・リス、スクエア・ド ウ・ラ・ボース・4 (72)発明者 ペーター・フリードリツヒ・ヘルマン フランス国、91410・コルブース、アンパ ス・デ・フレール・1
Claims (7)
- 【請求項1】 全般的に正方形または長方形の横断断面
を有し、複数の超電導線を備え、各超電導線が全般的に
正方形または長方形の横断断面を有し、HTc超電導セ
ラミック製のコアを備え、前記HTc超電導セラミック
製のコアがAg外装で取り囲まれる、HTc超電導多重
線ストランドであって、 各超電導線が、Ag外装の面のうちの少なくとも一つ
に、電気絶縁層を備えることを特徴とするストランド。 - 【請求項2】 請求項1に記載の銀を主成分とするマト
リックスのHTc超電導多重線ストランドのパウダー・
イン・チューブ型製造方法であって、 単線段階で、熱処理後、HTc超電導材料に変化するこ
とが可能な粉末状試薬(2)で、銀を主成分とする第一
ジャケット(1)を充填し、 得られたビレット(3)を、正方形または長方形の横断
断面を有する単線ストランド(4)に線引(90)し、 第一多重線段階(91、92)で、前記単線ストランド
(4)を切断し、正方形または長方形の断面の、銀を主
成分とする第二ジャケット(7)を、得られた区画
(8、8’)で充填して、多重線ビレット(6)を作製
し、今度は多重線ビレット(6)を、正方形または長方
形の断面の多重線ストランド(9)に線引(92)し、 少なくとも一回実施される第二多重線段階(93、9
9)で、前記多重線ストランド(9)を切断し、正方形
または長方形の断面の、銀を主成分とする新規ジャケッ
ト(11)を、得られた区画(12、12’)で充填
(93)して、新規多重線ビレット(10)を作製し、
新規多重線ビレットを、新規正方形または長方形の断面
の多重線ストランド(50)に線引(99)し、 新規多重線ストランド(50)の成形(100)を行
い、 成形したストランドの熱処理(101)を行う方法であ
って、 単線ストランド(4)の少なくとも一つの面(15)を
電気的に絶縁(91’、95)し、 第一多重線段階(91、92)の間、正方形または長方
形の断面の、銀を主成分とする第二ジャケット(7)を
得られた区画(8、8’)で充填して、多重線ビレット
(6)を作製することを特徴とする製造方法。 - 【請求項3】 電気的絶縁材料(13)の層を、単線ス
トランド(4)の区画(8)を絶縁すべき面(15)に
付着(95)させることを特徴とする請求項2に記載の
製造方法。 - 【請求項4】 第一多重線段階の多重線ビレット(6)
の作製(91)時、ジャケット(7)内に配置された単
線ストランド(4)の区画(8)を絶縁すべき面(1
5)の間に、電気的絶縁材料(14)を挿入(91’)
することを特徴とする請求項2に記載の製造方法。 - 【請求項5】 第二多重線段階(93、99)におい
て、多重線ストランド(9)の面のうちの少なくとも一
つ(16)を絶縁(93’、94)し、 正方形または長方形の断面の、銀を主成分とする新規ジ
ャケット(11)を得られた区画(12、12’)で充
填(93)して、新規多重線ビレット(10)を作製す
ることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記
載の製造方法。 - 【請求項6】 電気的絶縁材料(17)の層を、多重線
ストランド(9)の区画(12’)を絶縁すべき面(1
6)に付着(94)させることを特徴とする請求項5に
記載の製造方法。 - 【請求項7】 第二多重線段階の多重線ビレット(1
0)の作製(93)時、ジャケット(11)内に配置さ
れた多重線ストランド(9)の区画(12)を絶縁すべ
き面(16)の間に、電気的絶縁材料(18)を挿入
(93’)することを特徴とする請求項5または6に記
載の製造方法。
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