JPH10302749A - 非水電解液二次電池 - Google Patents
非水電解液二次電池Info
- Publication number
- JPH10302749A JPH10302749A JP9123453A JP12345397A JPH10302749A JP H10302749 A JPH10302749 A JP H10302749A JP 9123453 A JP9123453 A JP 9123453A JP 12345397 A JP12345397 A JP 12345397A JP H10302749 A JPH10302749 A JP H10302749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous
- layer
- secondary battery
- aqueous electrolyte
- electrolyte secondary
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】非水電解液二次電池に釘などの先鋭な金属が刺
さった場合に、短絡部分拡大を防ぎ電池発熱を抑制す
る。 【解決手段】負極集電体13に負極活物質微粒子の塗布
面を積層してなる負極と、正極集電体12に正極活物質
微粒子の塗布層を積層してなる正極と、これらを分離す
るためのセパレーター層9と非水電解液を有する非水電
解液二次電池において、セパレーター層9が平均細孔径
が5μm以下の多孔質ポリイミド膜11と多孔質ポリプ
ロピレン膜14からできている。短絡時に、多孔質ポリ
プロピレン14が融解しても多孔質ポリイミド膜11が
ある為、多孔質ポリプロピレン膜14の融解部分の拡大
を抑える。
さった場合に、短絡部分拡大を防ぎ電池発熱を抑制す
る。 【解決手段】負極集電体13に負極活物質微粒子の塗布
面を積層してなる負極と、正極集電体12に正極活物質
微粒子の塗布層を積層してなる正極と、これらを分離す
るためのセパレーター層9と非水電解液を有する非水電
解液二次電池において、セパレーター層9が平均細孔径
が5μm以下の多孔質ポリイミド膜11と多孔質ポリプ
ロピレン膜14からできている。短絡時に、多孔質ポリ
プロピレン14が融解しても多孔質ポリイミド膜11が
ある為、多孔質ポリプロピレン膜14の融解部分の拡大
を抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解液二次電
池の構成に関する。
池の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車用電源などの大容量電
源として高エネルギー密度が達成できるリチウムイオン
二次電池等の非水電解液二次電池が提案されている。リ
チウムイオン二次電池はアルミニウム集電体にコバルト
酸リチウム等の正極活物質微粒子を塗布した正極と、銅
集電体にカーボン微粒子を塗布した負極とをセパレータ
ーを介して配置して、プロピレンカーボネート、エチレ
ンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカー
ボネートなどからなる非水溶媒にLiPF6やLiBF
4等のリチウム塩を1モル/リットル程度溶解した電解
液を満たした構成となっている。正極活物質としては、
コバルト酸リチウムの他にも、ニッケル、マンガンのリ
チウムとの複合酸化物やコバルト、ニッケル、マンガン
のリチウムとの複合酸化物を基本とした複合酸化物を用
いることができる。負極活物質としては、リチウムイオ
ンの出入りに伴って充放電できる種々のカーボン材料を
用いることができる。そして、セパレーターとしては、
ポリプロピレンやポリエチレンなどの多孔質膜が通常用
いられている。
源として高エネルギー密度が達成できるリチウムイオン
二次電池等の非水電解液二次電池が提案されている。リ
チウムイオン二次電池はアルミニウム集電体にコバルト
酸リチウム等の正極活物質微粒子を塗布した正極と、銅
集電体にカーボン微粒子を塗布した負極とをセパレータ
ーを介して配置して、プロピレンカーボネート、エチレ
ンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカー
ボネートなどからなる非水溶媒にLiPF6やLiBF
4等のリチウム塩を1モル/リットル程度溶解した電解
液を満たした構成となっている。正極活物質としては、
コバルト酸リチウムの他にも、ニッケル、マンガンのリ
チウムとの複合酸化物やコバルト、ニッケル、マンガン
のリチウムとの複合酸化物を基本とした複合酸化物を用
いることができる。負極活物質としては、リチウムイオ
ンの出入りに伴って充放電できる種々のカーボン材料を
用いることができる。そして、セパレーターとしては、
ポリプロピレンやポリエチレンなどの多孔質膜が通常用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリチウムイ
オン二次電池等の非水電解液二次電池においては、大容
量化に伴い電池に釘などの先鋭な金属が刺さった場合
に、釘の刺さった短絡部で発熱して付近のポリプロピレ
ン製のセパレーターが融解して、短絡部分が広がり電池
が発熱する可能性があるという問題がある。正極にリチ
ウム金属を用いるリチウム電池の場合には、この対策と
してセパレーター層に耐熱性のよい孔径20〜100μ
mのポリイミド樹脂ネットを加えて改善する報告があ
る。しかし、リチウムイオン電池の場合には通常使用す
る正極と負極活物質微粒子の平均粒径はこれよりかなり
小さく、5〜20μm程度であり、これより更に小さな
微粒子を含み、更に小さな粒子径の微粒子を使用する場
合もある。従って、ポリイミド樹脂ネットに積層されて
いるポリプロピレン多孔質膜が熱融解すれば、簡単に正
極活物質微粒子と負極活物質微粒子が接触して短絡しう
ることは明らかである。この発明は、上記の問題点に鑑
み、非水電解液二次電池に釘などの先鋭な金属が刺さっ
た場合に、その金属付近の短絡部分拡大を防ぎ電池発熱
を抑制することを目的とする。
オン二次電池等の非水電解液二次電池においては、大容
量化に伴い電池に釘などの先鋭な金属が刺さった場合
に、釘の刺さった短絡部で発熱して付近のポリプロピレ
ン製のセパレーターが融解して、短絡部分が広がり電池
が発熱する可能性があるという問題がある。正極にリチ
ウム金属を用いるリチウム電池の場合には、この対策と
してセパレーター層に耐熱性のよい孔径20〜100μ
mのポリイミド樹脂ネットを加えて改善する報告があ
る。しかし、リチウムイオン電池の場合には通常使用す
る正極と負極活物質微粒子の平均粒径はこれよりかなり
小さく、5〜20μm程度であり、これより更に小さな
微粒子を含み、更に小さな粒子径の微粒子を使用する場
合もある。従って、ポリイミド樹脂ネットに積層されて
いるポリプロピレン多孔質膜が熱融解すれば、簡単に正
極活物質微粒子と負極活物質微粒子が接触して短絡しう
ることは明らかである。この発明は、上記の問題点に鑑
み、非水電解液二次電池に釘などの先鋭な金属が刺さっ
た場合に、その金属付近の短絡部分拡大を防ぎ電池発熱
を抑制することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、集電体に負極活物質微粒子の塗布層を積層し
てなる負極と、集電体に正極活物質微粒子の塗布層を積
層してなる正極と、これらを分離するためのセパレータ
ー層と、非水電解液を有する非水電解液二次電池におい
て、セパレーター層が、平均細孔径5μm以下の多孔質
ポリイミド膜を含むものとした。平均細孔径5μm以下
の多孔質ポリイミド膜としたのは両方の電極活物質微粒
子が、ポリイミド膜を貫通しないように大部分の細孔径
を電極活物質微粒子の粒子径よりも小さくしたものであ
る。なお、平均細孔質は、0.5μm以下とするのが、
特に好ましい。
の発明は、集電体に負極活物質微粒子の塗布層を積層し
てなる負極と、集電体に正極活物質微粒子の塗布層を積
層してなる正極と、これらを分離するためのセパレータ
ー層と、非水電解液を有する非水電解液二次電池におい
て、セパレーター層が、平均細孔径5μm以下の多孔質
ポリイミド膜を含むものとした。平均細孔径5μm以下
の多孔質ポリイミド膜としたのは両方の電極活物質微粒
子が、ポリイミド膜を貫通しないように大部分の細孔径
を電極活物質微粒子の粒子径よりも小さくしたものであ
る。なお、平均細孔質は、0.5μm以下とするのが、
特に好ましい。
【0005】前記多孔質ポリイミド膜としては、ポリイ
ミドあるいはポリイミド前駆体の溶液を基盤等に塗布後
相分離によって多孔質膜化したものを用いることができ
る。絶縁性の多孔質層として多孔質ポリオレフィン膜、
多孔質フッ素化ポリオレフィン膜あるいはそれらの共重
合体を用いるのが好ましい。また、この絶縁性の多孔質
層として粒子層を設けるのも望ましい。
ミドあるいはポリイミド前駆体の溶液を基盤等に塗布後
相分離によって多孔質膜化したものを用いることができ
る。絶縁性の多孔質層として多孔質ポリオレフィン膜、
多孔質フッ素化ポリオレフィン膜あるいはそれらの共重
合体を用いるのが好ましい。また、この絶縁性の多孔質
層として粒子層を設けるのも望ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、非水電解液二次電池のセパレ
ーター層に平均細孔径5μm以下の多孔質ポリイミド膜
を含むので、電池に釘などの先鋭な金属が刺さった場合
でも、短絡部分の拡大を抑えられるので、短絡現象を局
所的に抑えられ電池の発熱を大幅に抑制することができ
る。また、多孔質ポリイミド膜は、ポリイミドあるいは
ポリイミド前駆体の溶液塗布後相分離によって多孔質膜
化することにより容易に作製できる。セパレーター層
が、負極に接する側に多孔質ポリオレフィン膜、多孔質
フッ素化ポリオレフィン膜、粒子層などの絶縁性多孔質
層を積層することにより、還元を抑制できる。
ーター層に平均細孔径5μm以下の多孔質ポリイミド膜
を含むので、電池に釘などの先鋭な金属が刺さった場合
でも、短絡部分の拡大を抑えられるので、短絡現象を局
所的に抑えられ電池の発熱を大幅に抑制することができ
る。また、多孔質ポリイミド膜は、ポリイミドあるいは
ポリイミド前駆体の溶液塗布後相分離によって多孔質膜
化することにより容易に作製できる。セパレーター層
が、負極に接する側に多孔質ポリオレフィン膜、多孔質
フッ素化ポリオレフィン膜、粒子層などの絶縁性多孔質
層を積層することにより、還元を抑制できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を実施例
により説明する。図1及び図2は、本発明の実施例の構
成を示す。図1は正面断面図を示し、図2は、図1にお
けるA−A断面図を示す。角型の電池缶6の内側が絶縁
フィルム7で覆われ、その内部に正極1、セパレーター
層9、負極2が交互に設けられている。正極活物質層8
とセパレーター層9と負極活物質層10は、すべて多孔
性であり、イオンの行き来を阻害しない構成となる。電
池缶6の上壁には、正極に接続された正極端子3と負極
に接続された負極端子4が設けられている。さらに上壁
には、安全弁装置5が設けられており、不測の事態の事
由により内圧が上昇すると一時的にガスを放出し、内圧
が下降すればまた閉じる働きを持っている。
により説明する。図1及び図2は、本発明の実施例の構
成を示す。図1は正面断面図を示し、図2は、図1にお
けるA−A断面図を示す。角型の電池缶6の内側が絶縁
フィルム7で覆われ、その内部に正極1、セパレーター
層9、負極2が交互に設けられている。正極活物質層8
とセパレーター層9と負極活物質層10は、すべて多孔
性であり、イオンの行き来を阻害しない構成となる。電
池缶6の上壁には、正極に接続された正極端子3と負極
に接続された負極端子4が設けられている。さらに上壁
には、安全弁装置5が設けられており、不測の事態の事
由により内圧が上昇すると一時的にガスを放出し、内圧
が下降すればまた閉じる働きを持っている。
【0008】電池缶6の内部は真空引きされ電解液を注
入して電池が構成される。電解液は、1モル/1リット
ルのLiPFのエチレンカーボネートとジメチルカーボ
ネートの50:50重量%溶液を用いた。電極は下記の
ように作製した。正極1は、正極活物質に平均粒子径約
20μmのコバルト酸リチウム91重量%を用い、電子
伝導剤として黒鉛粉末6重量%を用いて、結着剤として
ポリフッ化ビニルデン3重量%を用い、溶媒としてN−
メチルピロリドンを用いて正極合剤のスラリーを調整し
て厚さ20ミクロンのアルミニウムの集電体の両面に塗
布して乾燥後プレスして作製した。負極2は、難黒鉛化
性カーボン90重量%に結着剤としてポリフッ化ビニリ
デン10重量%を用いて、溶媒としてN−メチルピロリ
ドンを用いてスラリーを調整し、厚さ15ミクロンの銅
集電体に塗布して乾燥後プレスして作製する。
入して電池が構成される。電解液は、1モル/1リット
ルのLiPFのエチレンカーボネートとジメチルカーボ
ネートの50:50重量%溶液を用いた。電極は下記の
ように作製した。正極1は、正極活物質に平均粒子径約
20μmのコバルト酸リチウム91重量%を用い、電子
伝導剤として黒鉛粉末6重量%を用いて、結着剤として
ポリフッ化ビニルデン3重量%を用い、溶媒としてN−
メチルピロリドンを用いて正極合剤のスラリーを調整し
て厚さ20ミクロンのアルミニウムの集電体の両面に塗
布して乾燥後プレスして作製した。負極2は、難黒鉛化
性カーボン90重量%に結着剤としてポリフッ化ビニリ
デン10重量%を用いて、溶媒としてN−メチルピロリ
ドンを用いてスラリーを調整し、厚さ15ミクロンの銅
集電体に塗布して乾燥後プレスして作製する。
【0009】図3は、第1の実施例のセパレーター層9
の詳細を示す断面図である。セパレーター層9は、多孔
質ポリイミド膜11と厚さ25μmの多孔質ポリプロピ
レン膜14からなり、正極側の正極活物質層8及び正極
集電体12と負極側の負極活物質層10及び負極集電体
13の間に挟まれている。
の詳細を示す断面図である。セパレーター層9は、多孔
質ポリイミド膜11と厚さ25μmの多孔質ポリプロピ
レン膜14からなり、正極側の正極活物質層8及び正極
集電体12と負極側の負極活物質層10及び負極集電体
13の間に挟まれている。
【0010】多孔質ポリイミド膜は、下記のように作製
した。多孔質ポリイミド膜11の作製は、マトリミド5
218(チバガイキ社製)の12wt%のN、N−ジメ
チルフォルムアミド溶液を調整して、アプリケーターを
用いてガラス基板上に溶液を塗布後、アエトンに浸漬し
て相分離をおこさせて多孔質膜化したあとアセトンで洗
浄して風乾した。膜の表面と断面のSEM観察の結果、
平均細孔径が5μm以下の連続穴が膜全体に発達してい
る。セパレーター層9の多孔質ポリプロピレン膜14
は、負極側に面するように配置されている。ベンゼン環
に結合したジイミン骨格をもつ分子は上記の配置によ
り、還元も抑制される。
した。多孔質ポリイミド膜11の作製は、マトリミド5
218(チバガイキ社製)の12wt%のN、N−ジメ
チルフォルムアミド溶液を調整して、アプリケーターを
用いてガラス基板上に溶液を塗布後、アエトンに浸漬し
て相分離をおこさせて多孔質膜化したあとアセトンで洗
浄して風乾した。膜の表面と断面のSEM観察の結果、
平均細孔径が5μm以下の連続穴が膜全体に発達してい
る。セパレーター層9の多孔質ポリプロピレン膜14
は、負極側に面するように配置されている。ベンゼン環
に結合したジイミン骨格をもつ分子は上記の配置によ
り、還元も抑制される。
【0011】図5は、比較例のセパレーター層の詳細な
断面図を示す。これは、セパレーター層9のところが多
孔質ポリプロピレン膜14のみから構成されている。本
実施例による電池と、セパレーター層9かわりに図5の
比較例セパレーター層を用いた電池とについて釘刺し実
験を行なったところ、多孔質ポリイミド膜11を設けな
い比較例のセパレーター層の電池は昇温したが、多孔質
ポリイミド膜11を有するセパレーター層9を設けた実
施例の電池は昇温に至らなかった。
断面図を示す。これは、セパレーター層9のところが多
孔質ポリプロピレン膜14のみから構成されている。本
実施例による電池と、セパレーター層9かわりに図5の
比較例セパレーター層を用いた電池とについて釘刺し実
験を行なったところ、多孔質ポリイミド膜11を設けな
い比較例のセパレーター層の電池は昇温したが、多孔質
ポリイミド膜11を有するセパレーター層9を設けた実
施例の電池は昇温に至らなかった。
【0012】図4は、第2の実施例のセパレーター層9
の詳細な断面図を示す。第1の実施例である多孔質ポリ
プロピレン膜14を平均粒子径10μmのシリカ微粒子
層15に置き換える以外は同様にして構成されている。
本実施例による電池と、セパレーター層9のかわりに図
5の比較例セパレーター層を用いた電池とについて釘刺
し実験を行なったところ、多孔質ポリイミド膜11を設
けない比較例のセパレーター層の電池は昇温したが、多
孔質ポリイミド膜11を有するセパレーター層9を設け
た実施例の電池は昇温に至らなかった。
の詳細な断面図を示す。第1の実施例である多孔質ポリ
プロピレン膜14を平均粒子径10μmのシリカ微粒子
層15に置き換える以外は同様にして構成されている。
本実施例による電池と、セパレーター層9のかわりに図
5の比較例セパレーター層を用いた電池とについて釘刺
し実験を行なったところ、多孔質ポリイミド膜11を設
けない比較例のセパレーター層の電池は昇温したが、多
孔質ポリイミド膜11を有するセパレーター層9を設け
た実施例の電池は昇温に至らなかった。
【0013】なお、第1の実施例では、絶縁性の多孔質
層として多孔質ポリプロピレン14を用いたが、その他
はポリエチレンなどのポリオレフィン、テフロンまたは
ポリフッ化ビニリデンなどのようなフッ素化ポリオレフ
ィンやこれらから選ばれる共重合体の多孔質膜を使用で
きる。また、第2の実施例では、シリカ微粒子層15を
用いているが、絶縁性の多孔質層としてその他アルミナ
などの絶縁性の無機微粒子や有機高分子の微粒子を利用
できる。さらに、有機あるいは無機の繊維から製造した
紙や不織布を用いることができる。さらに、実施例で
は、細孔径を5μm以下としたが、これを0.5μm以
下とすれば一層、短絡部分拡大の抑制効果が大きい。
層として多孔質ポリプロピレン14を用いたが、その他
はポリエチレンなどのポリオレフィン、テフロンまたは
ポリフッ化ビニリデンなどのようなフッ素化ポリオレフ
ィンやこれらから選ばれる共重合体の多孔質膜を使用で
きる。また、第2の実施例では、シリカ微粒子層15を
用いているが、絶縁性の多孔質層としてその他アルミナ
などの絶縁性の無機微粒子や有機高分子の微粒子を利用
できる。さらに、有機あるいは無機の繊維から製造した
紙や不織布を用いることができる。さらに、実施例で
は、細孔径を5μm以下としたが、これを0.5μm以
下とすれば一層、短絡部分拡大の抑制効果が大きい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、非水電解液二次電池の
セパレーター層に平均細孔径が5μm以下の多孔質ポリ
イミドを膜を含むので、電池に釘などの先鋭な金属が刺
さった場合でも、それによる短絡現象を大幅に抑制でき
る。これによって電池の発熱を大幅に抑制できることか
ら、本発明の非水電解液二次電池を電気自動車などに適
用した場合にその信頼性を向上できる。
セパレーター層に平均細孔径が5μm以下の多孔質ポリ
イミドを膜を含むので、電池に釘などの先鋭な金属が刺
さった場合でも、それによる短絡現象を大幅に抑制でき
る。これによって電池の発熱を大幅に抑制できることか
ら、本発明の非水電解液二次電池を電気自動車などに適
用した場合にその信頼性を向上できる。
【図1】本発明の第1の実施例の非水電解液二次電池の
正面図を示す。
正面図を示す。
【図2】図1におけるAーA断面図を示す。
【図3】第1の実施例のセパレーター層の構成を示す図
である。
である。
【図4】第2の実施例のセパレーター層の構成を示す図
である。
である。
【図5】比較例のセパレーター層の構成を示す図であ
る。
る。
1 正極 2 負極 3 正極端子 4 負極端子 5 安全弁装置 6 電池缶 7 絶縁フィルム 8 正極活物質層 9 セパレーター層 10 負極活物質層 11 多孔質ポリイミド膜 12 正極集電体 13 負極集電体 14 多孔質ポリプロピレン膜 15 シリカ微粒子層
Claims (6)
- 【請求項1】 集電体に負極活物質粒子の塗布層を積層
してなる負極と、集電体に正極活物質微粒子の塗布層し
てなる正極と、これらを分離する為のセパレーター層と
非水電解液を有する非水電解液二次電池において、セパ
レーター層が平均細孔径が5μm以下の多孔質ポリイミ
ド膜を含むことを特徴とした非水電解液二次電池。 - 【請求項2】 前記細孔径が0.5μm以下であること
を特徴とした請求項1記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項3】 多孔質ポリイミドが、ポリイミドあるい
はポリイミド前駆体の溶液塗布後相分離によって多孔質
膜化したことを特徴とした請求項1または2記載の非水
電解液二次電池。 - 【請求項4】 セパレーター層が負極に接する側に絶縁
性多孔質層を積層されていることを特徴とした請求項
1、2または3記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項5】 絶縁性多孔質層が多孔質ポリオレフィン
膜あるいは多孔質フッ素化ポリオレフィン膜であること
を特徴とした請求項4記載の非水電解液二次電池。 - 【請求項6】 絶縁性多孔質層が絶縁性の粒子層である
ことを特徴とした請求項4記載の非水電解液二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123453A JPH10302749A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 非水電解液二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123453A JPH10302749A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 非水電解液二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10302749A true JPH10302749A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14860996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9123453A Pending JPH10302749A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 非水電解液二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10302749A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310658A (ja) * | 1998-04-27 | 1999-11-09 | Ube Ind Ltd | ポリイミド多孔膜及び製造方法 |
| JP2000173572A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解液電池 |
| JP2000306568A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-02 | Ube Ind Ltd | 多孔質フィルム及びそれを用いた電池用セパレータ |
| JP2001009222A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-01-16 | Ube Ind Ltd | フィルタ−用多孔質フィルムおよびフィルタ− |
| JP2006261093A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-09-28 | Maxell Hokuriku Seiki Kk | 非水二次電池 |
| WO2006106782A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | リチウム二次電池 |
| JP2007169661A (ja) * | 2007-03-22 | 2007-07-05 | Ube Ind Ltd | ポリイミド多孔膜 |
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