JPH10304081A - 2線式拡声インターホン装置 - Google Patents

2線式拡声インターホン装置

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JPH10304081A
JPH10304081A JP10746997A JP10746997A JPH10304081A JP H10304081 A JPH10304081 A JP H10304081A JP 10746997 A JP10746997 A JP 10746997A JP 10746997 A JP10746997 A JP 10746997A JP H10304081 A JPH10304081 A JP H10304081A
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Kazumi Kitagawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】親機から供給する電流をパワーアンプの出力レ
ベルを変えずに低減でき、伝送距離を延ばし、必要十分
な音量の音を出すことを可能とし、親機の電源供給回路
を簡素化でき、子機の電源安定化回路を簡素化する。 【解決手段】音声信号SM11が入力され音声信号SG21を出
力するライン出力アンプM11を直流カットコンデンサCM1
1、CM12を介して2線L11、L12へ接続し、電源VM1より2
線へ電流I11を出力する定電流回路M12、M13より構成さ
れる親機M1と、2線に接続された整流ブリッジS11、整
流ブリッジから交流的にハイインピーダンスのインピー
ダンス回路S12を介して接続され待受時に一定の小電流I
S11で所定時間充電され、放送時の無声区間において小
電流で補充充電される大容量コンデンサCS13、整流ブリ
ッジから直流カットコンデンサCS11を介して音声信号が
入力され、放送時の有声区間において大容量コンデンサ
の放電電流IS12により電源供給されるパワーアンプS1
4、パワーアンプで増幅された音声信号SS12が入力され
音響音声信号SG12として放音する拡声スピーカSP1より
構成される子機S1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2線式拡声インター
ホン装置に関し、特に親機から供給する電流をパワーア
ンプの出力レベルを変えずに低減し、伝送距離を延ば
し、必要十分な音量の音を出すことを可能とし、親機の
電源供給回路を簡素化し、子機の電源安定化回路を簡素
化する2線式拡声インターホン装置に係わる。
【0002】
【従来技術】従来から、図4に示すような放送装置のシ
ステム構成が1例として提案されている。この放送装置
において、親機M2は、ライン出力アンプM21、抵抗RM2
1、直流カットコンデンサCM21、チョークコイルや定電
流回路等で構成される直流通過回路M22より構成され
る。子機S2は、整流ブリッジS21、チョークコイルや定
電流回路等で構成される直流通過回路S22、電源回路S2
3、平滑コンデンサCS22、直流カットコンデンサCS21、
パワーアンプS24、拡声スピーカSP2より構成される。
【0003】このような放送装置では、親機から子機へ
の電源として、親機M2の電源VM2より直流通過回路M22を
介して端子PM21より出力された電流I21は、ライン抵抗R
L21を介して子機S2の端子PS21より入力され、整流ブリ
ッジS21および直流通過回路S22を介して電源回路S23お
よび平滑コンデンサCS22により電圧を降圧安定化した
後、パワーアンプS24で消費され、子機S2のアースライ
ンより整流ブリッジS21を介して端子PS22より出力され
た電流I22は、ライン抵抗RL22を介して親機の端子PM22
より基準電位GM2へ流れ込む。
【0004】親機から子機への送話として、親機M2の端
子BB21へ入力された音声信号SM21はライン出力アンプM2
1より抵抗RM21および直流カットコンデンサCM21を介し
て端子PM21よりベースバンドの音声信号SG21として出力
される。音声信号SG21はライン抵抗RL21を介して子機S2
の端子PS21より入力され、整流ブリッジS21および直流
カットコンデンサCS21を介してパワーアンプS24の駆動
信号SS21として入力される。パワーアンプにより増幅さ
れ出力された音声信号SS22は、拡声スピーカSP2により
音響音声信号SG22として放音される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパワーアンプ回
路を有する放送装置では、子機のパワーアンプで消費さ
れるピーク電流に基づいて電源供給回路を設計する必要
があり、素子や電源回路の規模が大きくなり、放熱板が
必要になり、親機と子機を接続する伝送ラインの抵抗が
大きいと、パワーアンプで消費される電流変動によって
供給電圧が大きく変動しパワーアンプの出力信号が歪む
ため、長距離の伝送や必要十分な音を出すことが困難で
ある等の難点があった。
【0006】本発明は、上記のような難点を除去するた
めになされたもので、親機から供給する電流をパワーア
ンプの出力レベルを変えずに低減し、伝送距離を延ば
し、必要十分な音量の音を出すことを可能とし、親機の
電源供給回路を簡素化し、子機の電源安定化回路を簡素
化する2線式拡声インターホン装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の2線式拡声インターホン装置は、音声信号
が入力され音声信号を出力するライン出力アンプを直流
カットコンデンサを介して2線へ接続し、電源より2線
へ電流を出力する定電流回路より構成される親機と、2
線に接続された整流ブリッジ、整流ブリッジから交流的
にハイインピーダンスのインピーダンス回路を介して接
続され待受時に一定の小電流で所定時間充電され、放送
時の無声区間において小電流で補充充電される大容量コ
ンデンサ、整流ブリッジから直流カットコンデンサを介
して音声信号が入力され、放送時の有声区間において大
容量コンデンサの放電電流により電源供給されるパワー
アンプ、パワーアンプで増幅された音声信号が入力され
音響音声信号として放音する拡声スピーカより構成され
る子機とを備えている。
【0008】このような2線式拡声インターホン装置に
おいて、親機側でライン出力アンプは音声信号が入力さ
れ音声信号を出力する。出力された音声信号は直流カッ
トコンデンサを介して2線へ出力される。定電流回路は
電源より2線へ電流を出力する。子機側で2線に接続さ
れた整流ブリッジからインピーダンス回路を介して大容
量コンデンサは待受時に一定の小電流で所定時間充電さ
れ、放送時の無声区間において小電流で補充充電され
る。
【0009】パワーアンプには整流ブリッジから直流カ
ットコンデンサを介して音声信号が入力され、放送時の
有声区間において大容量コンデンサの放電電流により電
源供給される。パワーアンプで増幅された音声信号が拡
声スピーカに入力され音響音声信号として放音される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の2線式拡声インタ
ーホン装置をその好ましい一実施例について図面にした
がって詳述する。図1に示すように、2線式拡声インタ
ーホン装置は、親機M1と子機S1とが2線L11、L12で接続
されて成る。
【0011】親機M1は、音声信号SM11が入力され音声信
号SG11を出力し、抵抗RM11、RM12、直流カットコンデン
サCM11、CM12を介して2線L11、L12へ接続されるライン
出力BTL(ハ゛ランスト゛・トランス・レス)アンプM11と、電源VM1
より2線L11、L12へ電流I11を出力する定電流回路M12、
M13とより構成される。定電流回路M12、M13はチョーク
コイル等で構成することができる。
【0012】子機S1は、2線L11、L12に接続された整流
ブリッジS11と、整流ブリッジS11から交流的にハイイン
ピーダンスのインピーダンス回路S12、ツェナーダイオ
ードZD11を介して接続され待受時に一定の小電流IS11で
所定時間充電され、放送時の無声区間T1において小電流
で補充充電される大容量コンデンサCS13と、整流ブリッ
ジS11から直流カットコンデンサCS11を介して音声信号
が入力され、放送時の有声区間T2において大容量コンデ
ンサの放電電流IS12により電源供給されるパワーアンプ
S14と、パワーアンプS14で増幅された音声信号SS12が入
力され音響音声信号SG12として放音する拡声スピーカSP
1とより構成される。
【0013】ツェナーダイオードZD11は、そのツェナー
電圧によって大容量コンデンサCS13の印加電圧をツェナ
ーダイオードZD11の降伏電圧により保護するものであ
る。大容量コンデンサCS13は電気2重層コンデンサ等で
構成され、例えばトーキン(TOKIN)社製「スーパーキャ
パシタ」(商品名)を使用することができる。インピー
ダンス回路S12は、図2(a)に示すようにチョークコ
イル等のインダクタL1で構成することができる。チョ
ークコイル等のインダクタL1で構成されたインピーダ
ンス回路S12は交流的にハイインピーダンスとなる。
【0014】また、インピーダンス回路S12は、図2
(b)に示すようにNPNトランジスタQ1、抵抗R1、コン
デンサC1から成り、NPNトランジスタQ1のベースをそれ
ぞれ抵抗R1、コンデンサC1を介してコレクタ、エミッタ
に接続した電子インダクタL2で構成することができ
る。NPNトランジスタQ1のベースをそれぞれ抵抗R1、コ
ンデンサC1を介してコレクタ、エミッタに接続した電子
インダクタL2で構成されたインピーダンス回路S12は交
流的にハイインピーダンスとなる。
【0015】さらに、インピーダンス回路S12は、図2
(c)に示すようにジャンクションFETQ2、抵抗R2か
ら成り、ジャンクションFETQ2のドレインを抵抗R2を
介してゲートに接続した定電流回路Cで構成することが
できる。ジャンクションFETQ2のドレインを抵抗R2を
介してゲートに接続した定電流回路Cで構成されたイン
ピーダンス回路S12は交流的にハイインピーダンスとな
る。
【0016】このように構成された2線式拡声インター
ホン装置において、その動作を図1〜図3を用いて説明
する。親機→子機(待受時電源) 2線式拡声インターホン装置の親機M1の電源VM1より定
電流回路M12を介して端子PM11より出力された定電流の
電流I11は、ライン抵抗RL11を介して子機S1の端子PS11
より入力され、整流ブリッジS11およびインピーダンス
回路S12(図1、図2)を介して一定の小電流IS11(図
3(c))で大容量コンデンサCS13を充電する。ここで
は所定時間充電した後、この2線式拡声インターホン装
置を使用するものとする。
【0017】親機→子機(放送時電源) 親機M1の電源VM1より定電流回路M12を介して端子PM11よ
り出力された電流I11は、ライン抵抗RL11を介して子機S
1の端子PS11より入力され、整流ブリッジS11およびイン
ピーダンス回路S12を介して出力される音声信号SS11
(図3(a))の無声区間T1では小電流IS11で大容量コ
ンデンサCS13の放電分を補充充電する。
【0018】音声信号SS11の有声区間T2では、整流ブリ
ッジS11から出力される後述の音声信号SS11が直流カッ
トコンデンサCS11を介してパワーアンプS14へ入力され
るため大容量コンデンサCS13の放電電流IS12(図3
(b))が主にパワーアンプS14に電源供給されて消費
され、子機S1のアースラインより整流ブリッジS11を介
して端子PS12より出力された電流I12は、ライン抵抗RL1
2を介して親機の端子PM12より定電流回路M13を介して基
準電位GM1へ流れ込む。
【0019】図3に示すように、扱う信号を音声信号SS
11に限定すると、大容量コンデンサCS13は、有声区間に
放電し、無声区間で充電されるので音声信号SS11の平均
パワーレベルの電流を供給すれば良く結果として回路が
簡素化される。また、伝送ラインに流れる電流も平均化
されるので電圧降下が低減され長距離伝送が可能にな
る。
【0020】親機→子機(送話) 親機M1の端子BB11へ入力された音声信号SM11はライン出
力BTLアンプM11より抵抗RM11、RM12および直流カッ
トコンデンサCM11、CM12を介して端子PS11、PS12より平
衡の音声信号SG11として出力される。音声信号SG11はラ
イン抵抗RL11、RL12を介して子機S1に端子PS11、PS12よ
り入力され、整流ブリッジS11を介して不平衡の音声信
号SS11に変換される。
【0021】音声信号SS11は直流カットコンデンサCS11
を介してパワーアンプS14へ入力される。大容量コンデ
ンサCS13の放電電流IS12により給電されているパワーア
ンプS14により音声信号SS12は増幅され、拡声スピーカS
P1により音響音声信号SG12として放音される。なお、上
記実施例で親機のライン出力アンプ回路の構成は従来と
同じ構成でも良く、交換機または親子式インターホンの
2線式の拡声端末インターフェース回路として適用さ
れ、何れも上記実施例と同様の効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の2線式拡声インターホン装置によれば、親機から供
給する電流をパワーアンプの出力レベルを変えずに低減
でき、伝送距離を延ばし、必要十分な音量の音を出すこ
とを可能となり、親機の電源供給回路を簡素化でき、子
機の電源安定化回路を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2線式拡声インターホン装置の一実施
例を示す構成図。
【図2】図2(a)、(b)、(c)はそれぞれ図1に
示す2線式拡声インターホン装置に使用されるインピー
ダンス回路図。
【図3】図1に示す2線式拡声インターホン装置のレベ
ル−時間動作波形図。
【図4】従来の2線式拡声インターホン装置の構成図。
【符号の説明】
M1・・・・親機 SM11・・・・音声信号 SG11・・・・音声信号 M11・・・・ライン出力アンプ CM11、CM12・・・・直流カットコンデンサ L11、L12・・・・2線 VM1・・・・電源 I11・・・・電流 M12、M13・・・・定電流回路 S1・・・・子機 S11・・・・整流ブリッジ S12・・・・交流的にハイインピーダンスのインピーダンス
回路 IS11・・・・一定の小電流 CS13・・・・大容量コンデンサ CS11・・・・直流カットコンデンサ IS12・・・・放電電流 S14・・・・パワーアンプ SS12・・・・音声信号 SG12・・・・音響音声信号 SP1・・・・・拡声スピーカ T1・・・・・放送時の無声区間 T2・・・・・放送時の有声区間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号(SM11)が入力され音声信号(SG11)
    を出力するライン出力アンプ(M11)を直流カットコンデ
    ンサ(CM11、CM12)を介して2線(L11、L12)へ接続し、電
    源(VM1)より前記2線へ電流(I11)を出力する定電流回路
    (M12、M13)より構成される親機(M1)と、 前記2線に接続された整流ブリッジ(S11)、前記整流ブ
    リッジから交流的にハイインピーダンスのインピーダン
    ス回路(S12)を介して接続され待受時に一定の小電流(IS
    11)で所定時間充電され、放送時の無声区間(T1)におい
    て前記小電流で補充充電される大容量コンデンサ(CS1
    3)、前記整流ブリッジから直流カットコンデンサ(CS11)
    を介して前記音声信号が入力され、放送時の有声区間(T
    2)において前記大容量コンデンサの放電電流(IS12)によ
    り電源供給されるパワーアンプ(S14)、前記パワーアン
    プで増幅された音声信号(SS12)が入力され音響音声信号
    (SG12)として放音する拡声スピーカ(SP1)より構成され
    る子機(S1)とを備えたことを特徴とする2線式拡声イン
    ターホン装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261954A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Aiphone Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2006006098A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Bose Corp 電力変換器の制御
JP2009055282A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Toa Corp 構内放送システム

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