JPH10304683A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH10304683A JPH10304683A JP9108957A JP10895797A JPH10304683A JP H10304683 A JPH10304683 A JP H10304683A JP 9108957 A JP9108957 A JP 9108957A JP 10895797 A JP10895797 A JP 10895797A JP H10304683 A JPH10304683 A JP H10304683A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 69
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 37
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 3
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置における制御回路の回路構成
を簡素化しかつあらゆる負荷に対してレギュレーション
と出力波形の歪みを改善する。 【解決手段】 本発明によるインバータ装置では、負荷
10に供給される交流出力電圧VOUTが出力電圧検出回
路12により検出されると共に電流検出用抵抗31、3
2に流れる出力電流IOUTが出力電流検出回路34によ
り検出され、この電流検出信号V6と基準正弦波発生回
路16の基準正弦波信号VR1との和信号V7の瞬時値及
び出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値が
瞬時値比較回路18により比較され、この比較出力信号
V8に基づいて直流−交流変換回路6の各MOS-FET
2〜5のオン・オフ期間を制御することにより、直流−
交流変換回路6の出力電圧が一定値に制御される。この
ため、制御回路33の回路構成を簡素化できると共に、
あらゆる負荷に対してレギュレーションと出力波形の歪
みの改善が可能となる。
を簡素化しかつあらゆる負荷に対してレギュレーション
と出力波形の歪みを改善する。 【解決手段】 本発明によるインバータ装置では、負荷
10に供給される交流出力電圧VOUTが出力電圧検出回
路12により検出されると共に電流検出用抵抗31、3
2に流れる出力電流IOUTが出力電流検出回路34によ
り検出され、この電流検出信号V6と基準正弦波発生回
路16の基準正弦波信号VR1との和信号V7の瞬時値及
び出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値が
瞬時値比較回路18により比較され、この比較出力信号
V8に基づいて直流−交流変換回路6の各MOS-FET
2〜5のオン・オフ期間を制御することにより、直流−
交流変換回路6の出力電圧が一定値に制御される。この
ため、制御回路33の回路構成を簡素化できると共に、
あらゆる負荷に対してレギュレーションと出力波形の歪
みの改善が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電力を交流電
力に変換するインバータ装置、特に出力制御系の回路構
成の簡素化及びあらゆる負荷に対するレギュレーション
と出力波形の歪みの改善を図ったインバータ装置に関す
るものである。
力に変換するインバータ装置、特に出力制御系の回路構
成の簡素化及びあらゆる負荷に対するレギュレーション
と出力波形の歪みの改善を図ったインバータ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】バッテリ等の直流電源から供給される直
流電力を交流電力に変換するインバータ装置は、例えば
電子・情報機器のバックアップ電源として使用される無
停電電源装置(UPS)等に従来から広く使用されてい
る。例えば、図7に示すインバータ装置は、直流電源1
と、4つのスイッチング素子としての第1〜第4のMO
S-FET2〜5がブリッジ接続されかつ第1及び第4
のMOS-FET2、5と第2及び第3のMOS-FET
3、4とを2個ずつ交互にオン・オフ動作させることに
より直流電源1から供給される直流電圧を交流電圧に変
換するフルブリッジ形のインバータで構成される直流−
交流変換回路6と、リアクトル7及びコンデンサ8から
成りかつ直流−交流変換回路6の交流電圧を負荷10に
供給する正弦波交流電圧に変換するフィルタ回路9と、
負荷10に供給される交流出力電圧VOUTに基づいて第
1及び第4のMOS-FET2、5と第2及び第3のM
OS-FET3、4の各ゲート端子(制御端子)にそれ
ぞれ付与するオン・オフ制御信号VG1及びVG2を発生す
る制御回路11とを備えている。
流電力を交流電力に変換するインバータ装置は、例えば
電子・情報機器のバックアップ電源として使用される無
停電電源装置(UPS)等に従来から広く使用されてい
る。例えば、図7に示すインバータ装置は、直流電源1
と、4つのスイッチング素子としての第1〜第4のMO
S-FET2〜5がブリッジ接続されかつ第1及び第4
のMOS-FET2、5と第2及び第3のMOS-FET
3、4とを2個ずつ交互にオン・オフ動作させることに
より直流電源1から供給される直流電圧を交流電圧に変
換するフルブリッジ形のインバータで構成される直流−
交流変換回路6と、リアクトル7及びコンデンサ8から
成りかつ直流−交流変換回路6の交流電圧を負荷10に
供給する正弦波交流電圧に変換するフィルタ回路9と、
負荷10に供給される交流出力電圧VOUTに基づいて第
1及び第4のMOS-FET2、5と第2及び第3のM
OS-FET3、4の各ゲート端子(制御端子)にそれ
ぞれ付与するオン・オフ制御信号VG1及びVG2を発生す
る制御回路11とを備えている。
【0003】制御回路11は、図8に示すように交流出
力電圧VOUTを検出してその電圧検出信号V1を出力する
出力電圧検出回路12と、出力電圧検出回路12の電圧
検出信号V1の絶対値信号V2を出力する絶対値回路13
及び絶対値回路13の絶対値信号V2を交流出力電圧V
OUTの平均値信号V3に変換する積分回路14から成る平
均値回路15と、交流出力電圧VOUTの電圧値を規定す
る商用周波数の基準正弦波信号VR1を発生する基準正弦
波発生回路16と、平均値回路15の平均値信号V3と
基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1との積信
号V4を出力する乗算回路17と、反転入力端子に入力
される出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値と非反転入力端子に入力される乗算回路17の積信号
V4の瞬時値とを比較する瞬時値比較回路18と、基準
正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1の周波数より
も極めて高い周波数の三角波信号VR2を発生する三角波
発振器19と、反転入力端子に入力される三角波発振器
19の三角波信号VR2と非反転入力端子に入力される瞬
時値比較回路18の比較出力信号V5とを比較してPW
M変調信号VPWMを発生するPWMコンパレータ20
と、PWMコンパレータ20のPWM変調信号VPWMの
反転信号−VPWMを出力する反転器21と、PWMコン
パレータ20のPWM変調信号VPWMのオン・オフ期間
をそれぞれ若干短縮・延長してデッドタイムを形成しか
つその信号をオン・オフ制御信号VG2として第2及び第
3のMOS-FET3、4の各ゲート端子に出力するデ
ッドタイム形成回路22と、反転器21の反転出力信号
−VPWMのオン・オフ期間をそれぞれ若干短縮・延長し
てデッドタイムを形成しかつその信号をオン・オフ制御
信号VG1として第1及び第4のMOS-FET2、5の
各ゲート端子に出力するもう一つのデッドタイム形成回
路23とから構成されている。なお、デッドタイム形成
回路22、23は、第2及び第3のMOS-FET3、
4のターンオフ(又はターンオン)時並びに第1及び第
4のMOS-FET2、5のターンオン(又はターンオ
フ)時において、それぞれのオン・オフ制御信号VG2、
VG1のタイミングのずれにより第2及び第3のMOS-
FET3、4と第1及び第4のMOS-FET2、5が
同時にオン状態となることを防止する目的で設けられ
る。
力電圧VOUTを検出してその電圧検出信号V1を出力する
出力電圧検出回路12と、出力電圧検出回路12の電圧
検出信号V1の絶対値信号V2を出力する絶対値回路13
及び絶対値回路13の絶対値信号V2を交流出力電圧V
OUTの平均値信号V3に変換する積分回路14から成る平
均値回路15と、交流出力電圧VOUTの電圧値を規定す
る商用周波数の基準正弦波信号VR1を発生する基準正弦
波発生回路16と、平均値回路15の平均値信号V3と
基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1との積信
号V4を出力する乗算回路17と、反転入力端子に入力
される出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値と非反転入力端子に入力される乗算回路17の積信号
V4の瞬時値とを比較する瞬時値比較回路18と、基準
正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1の周波数より
も極めて高い周波数の三角波信号VR2を発生する三角波
発振器19と、反転入力端子に入力される三角波発振器
19の三角波信号VR2と非反転入力端子に入力される瞬
時値比較回路18の比較出力信号V5とを比較してPW
M変調信号VPWMを発生するPWMコンパレータ20
と、PWMコンパレータ20のPWM変調信号VPWMの
反転信号−VPWMを出力する反転器21と、PWMコン
パレータ20のPWM変調信号VPWMのオン・オフ期間
をそれぞれ若干短縮・延長してデッドタイムを形成しか
つその信号をオン・オフ制御信号VG2として第2及び第
3のMOS-FET3、4の各ゲート端子に出力するデ
ッドタイム形成回路22と、反転器21の反転出力信号
−VPWMのオン・オフ期間をそれぞれ若干短縮・延長し
てデッドタイムを形成しかつその信号をオン・オフ制御
信号VG1として第1及び第4のMOS-FET2、5の
各ゲート端子に出力するもう一つのデッドタイム形成回
路23とから構成されている。なお、デッドタイム形成
回路22、23は、第2及び第3のMOS-FET3、
4のターンオフ(又はターンオン)時並びに第1及び第
4のMOS-FET2、5のターンオン(又はターンオ
フ)時において、それぞれのオン・オフ制御信号VG2、
VG1のタイミングのずれにより第2及び第3のMOS-
FET3、4と第1及び第4のMOS-FET2、5が
同時にオン状態となることを防止する目的で設けられ
る。
【0004】図8に示す制御回路11の動作は以下の通
りである。図7に示すインバータ装置において負荷10
に供給される交流出力電圧VOUTが制御回路11内の出
力電圧検出回路12に入力され、出力電圧検出回路12
から交流出力電圧VOUTの検出信号V1が出力される。こ
のときの電圧検出信号V1の電圧波形を図9(F)に示
す。出力電圧検出回路12から出力される電圧検出信号
V1は、瞬時値比較回路18の反転入力端子に入力され
ると共に平均値回路15内の絶対値回路13に入力さ
れ。絶対値回路13から交流出力電圧VOUTの絶対値信
号V2が出力される。このときの交流出力電圧VOUTの絶
対値信号V2の電圧波形を図9(I)に示す。絶対値回路
13から出力される交流出力電圧VOUTの絶対値信号V2
は、積分回路14により平均値信号に変換され、平均値
回路15から交流出力電圧VOUTの平均値信号V3が出力
される。このときの交流出力電圧VOUTの平均値信号V3
の電圧波形を図9(H)に示す。平均値回路15から出力
される交流出力電圧VOUTの平均値信号V3は、基準正弦
波発生回路16の基準正弦波信号VR1と共に乗算回路1
7に入力され、平均値回路15の平均値信号V3と基準
正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1との積信号V
4が乗算回路17から出力される。このときの基準正弦
波発生回路16の基準正弦波信号VR1及び乗算回路17
の積信号V4の各電圧波形をそれぞれ図9(G)及び(J)
に示す。乗算回路17から出力される積信号V4は、瞬
時値比較回路18の非反転入力端子に入力され、積信号
V4の瞬時値が反転入力端子に入力される出力電圧検出
回路12の電圧検出信号V1の瞬時値と比較され、瞬時
値比較回路18から比較出力信号V5が出力される。
りである。図7に示すインバータ装置において負荷10
に供給される交流出力電圧VOUTが制御回路11内の出
力電圧検出回路12に入力され、出力電圧検出回路12
から交流出力電圧VOUTの検出信号V1が出力される。こ
のときの電圧検出信号V1の電圧波形を図9(F)に示
す。出力電圧検出回路12から出力される電圧検出信号
V1は、瞬時値比較回路18の反転入力端子に入力され
ると共に平均値回路15内の絶対値回路13に入力さ
れ。絶対値回路13から交流出力電圧VOUTの絶対値信
号V2が出力される。このときの交流出力電圧VOUTの絶
対値信号V2の電圧波形を図9(I)に示す。絶対値回路
13から出力される交流出力電圧VOUTの絶対値信号V2
は、積分回路14により平均値信号に変換され、平均値
回路15から交流出力電圧VOUTの平均値信号V3が出力
される。このときの交流出力電圧VOUTの平均値信号V3
の電圧波形を図9(H)に示す。平均値回路15から出力
される交流出力電圧VOUTの平均値信号V3は、基準正弦
波発生回路16の基準正弦波信号VR1と共に乗算回路1
7に入力され、平均値回路15の平均値信号V3と基準
正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1との積信号V
4が乗算回路17から出力される。このときの基準正弦
波発生回路16の基準正弦波信号VR1及び乗算回路17
の積信号V4の各電圧波形をそれぞれ図9(G)及び(J)
に示す。乗算回路17から出力される積信号V4は、瞬
時値比較回路18の非反転入力端子に入力され、積信号
V4の瞬時値が反転入力端子に入力される出力電圧検出
回路12の電圧検出信号V1の瞬時値と比較され、瞬時
値比較回路18から比較出力信号V5が出力される。
【0005】瞬時値比較回路18からの比較出力信号V
5はPWMコンパレータ20の非反転入力端子に入力さ
れ、PWMコンパレータ20において反転入力端子に入
力される三角波発振器19の三角波信号VR2と比較さ
れ、比較出力信号V5がPWM変調(パルス幅変調)さ
れる。このときのPWMコンパレータ20の反転入力端
子及び非反転入力端子にそれぞれ入力される三角波信号
VR2及び比較出力信号V5の各電圧波形をそれぞれ図9
(A)に示す。また、このときにPWMコンパレータ20
から出力されるPWM変調信号VPWMの電圧波形を図9
(C)に示す。PWMコンパレータ20のPWM変調信号
VPWMは、デッドタイム形成回路22に直接入力され、
デッドタイム形成回路22によりPWM変調信号VPWM
のオン・オフ期間がそれぞれ若干短縮・延長されてデッ
ドタイムが形成され、このデッドタイムが形成されたP
WM変調信号VPWMがオン・オフ制御信号VG2として第
2及び第3のMOS-FET3、4の各ゲート端子に出
力される。このときにデッドタイム形成回路22から出
力されるオン・オフ制御信号VG2の電圧波形を図9(E)
に示す。これと同時に、PWMコンパレータ20のPW
M変調信号VPWMは反転器21により反転され、もう一
つのデッドタイム形成回路23にPWM変調信号VPWM
の反転信号−VPWMが入力される。このときに反転器2
1から出力されるPWM変調信号VPWMの反転信号−V
PWMの電圧波形を図9(B)に示す。もう一つのデッドタ
イム形成回路23に入力されるPWM変調信号VPWMの
反転信号−VPWMは、そのオン・オフ期間がそれぞれ若
干短縮・延長されてデッドタイムが形成され、このデッ
ドタイムが形成されたPWM変調信号VPWMの反転信号
−VPWMがオン・オフ制御信号VG1として第1及び第4
のMOS-FET2、5の各ゲート端子に出力される。
このときにもう一つのデッドタイム形成回路23から出
力されるオン・オフ制御信号VG1の電圧波形を図9(D)
に示す。
5はPWMコンパレータ20の非反転入力端子に入力さ
れ、PWMコンパレータ20において反転入力端子に入
力される三角波発振器19の三角波信号VR2と比較さ
れ、比較出力信号V5がPWM変調(パルス幅変調)さ
れる。このときのPWMコンパレータ20の反転入力端
子及び非反転入力端子にそれぞれ入力される三角波信号
VR2及び比較出力信号V5の各電圧波形をそれぞれ図9
(A)に示す。また、このときにPWMコンパレータ20
から出力されるPWM変調信号VPWMの電圧波形を図9
(C)に示す。PWMコンパレータ20のPWM変調信号
VPWMは、デッドタイム形成回路22に直接入力され、
デッドタイム形成回路22によりPWM変調信号VPWM
のオン・オフ期間がそれぞれ若干短縮・延長されてデッ
ドタイムが形成され、このデッドタイムが形成されたP
WM変調信号VPWMがオン・オフ制御信号VG2として第
2及び第3のMOS-FET3、4の各ゲート端子に出
力される。このときにデッドタイム形成回路22から出
力されるオン・オフ制御信号VG2の電圧波形を図9(E)
に示す。これと同時に、PWMコンパレータ20のPW
M変調信号VPWMは反転器21により反転され、もう一
つのデッドタイム形成回路23にPWM変調信号VPWM
の反転信号−VPWMが入力される。このときに反転器2
1から出力されるPWM変調信号VPWMの反転信号−V
PWMの電圧波形を図9(B)に示す。もう一つのデッドタ
イム形成回路23に入力されるPWM変調信号VPWMの
反転信号−VPWMは、そのオン・オフ期間がそれぞれ若
干短縮・延長されてデッドタイムが形成され、このデッ
ドタイムが形成されたPWM変調信号VPWMの反転信号
−VPWMがオン・オフ制御信号VG1として第1及び第4
のMOS-FET2、5の各ゲート端子に出力される。
このときにもう一つのデッドタイム形成回路23から出
力されるオン・オフ制御信号VG1の電圧波形を図9(D)
に示す。
【0006】また、図7に示すインバータ装置の主回路
の動作は以下の通りである。制御回路11から出力され
る図9(D)及び(E)に示す各オン・オフ制御信号VG1、
VG2は、それぞれ直流−交流変換回路6内の第1及び
第4のMOS−FET2、5と第2及び第3のMOS-
FET3、4の各ゲート端子に付与される。これによ
り、第1及び第4のMOS-FET2、5と第2及び第
3のMOS-FET2、3が商用周波数より極めて高い
PWM変調された周波数でそれぞれ2個ずつ交互にオン
・オフ動作される。直流−交流変換回路6内の第1〜第
4のMOS-FET2〜5のオン・オフ動作により、第
1及び第2のMOS-FET2、3の接続点と第3及び
第4のMOS-FET4、5の接続点との間にPWM変
調された商用周波数の交流電圧が発生する。PWM変調
された交流電圧は、フィルタ回路9のリアクトル7及び
コンデンサ8により商用周波数の正弦波交流電圧に変換
され、定電圧でかつリプル成分が除去された滑らかな商
用周波数の正弦波交流出力が負荷10に供給される。
の動作は以下の通りである。制御回路11から出力され
る図9(D)及び(E)に示す各オン・オフ制御信号VG1、
VG2は、それぞれ直流−交流変換回路6内の第1及び
第4のMOS−FET2、5と第2及び第3のMOS-
FET3、4の各ゲート端子に付与される。これによ
り、第1及び第4のMOS-FET2、5と第2及び第
3のMOS-FET2、3が商用周波数より極めて高い
PWM変調された周波数でそれぞれ2個ずつ交互にオン
・オフ動作される。直流−交流変換回路6内の第1〜第
4のMOS-FET2〜5のオン・オフ動作により、第
1及び第2のMOS-FET2、3の接続点と第3及び
第4のMOS-FET4、5の接続点との間にPWM変
調された商用周波数の交流電圧が発生する。PWM変調
された交流電圧は、フィルタ回路9のリアクトル7及び
コンデンサ8により商用周波数の正弦波交流電圧に変換
され、定電圧でかつリプル成分が除去された滑らかな商
用周波数の正弦波交流出力が負荷10に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のインバータ装置では、交流出力電圧VOUTを安
定化させるために出力電圧検出回路12及び平均値回路
15により交流出力電圧VOUTの平均値を検出してこれ
を安定化している。このため、負荷10が力率1.0の
純抵抗の負荷である場合は非常にレギュレーション(出
力安定度)が良い。しかしながら、実際には負荷10の
力率が1.0以下である場合が多く、それ故に出力波形
が歪むため、レギュレーションが必ずしも良くない。こ
のため、図7及び図8に示すインバータ装置では、出力
電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値を瞬時値
比較回路18により平均値回路15の平均値信号V3及
び基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1の積信
号V4の瞬時値と比較し、この比較値に応じて交流出力
電圧VOUTの瞬時値を制御することにより、負荷10の
力率が1.0以下の場合における出力波形の歪みを改善
している。したがって、図7及び図8に示すインバータ
装置の場合、あらゆる負荷に対してレギュレーションと
出力波形の歪みを共に改善する目的で出力電圧の平均値
の制御系と瞬時値の制御系を併設したため、制御回路1
1の回路構成が複雑となる欠点があった。
な従来のインバータ装置では、交流出力電圧VOUTを安
定化させるために出力電圧検出回路12及び平均値回路
15により交流出力電圧VOUTの平均値を検出してこれ
を安定化している。このため、負荷10が力率1.0の
純抵抗の負荷である場合は非常にレギュレーション(出
力安定度)が良い。しかしながら、実際には負荷10の
力率が1.0以下である場合が多く、それ故に出力波形
が歪むため、レギュレーションが必ずしも良くない。こ
のため、図7及び図8に示すインバータ装置では、出力
電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値を瞬時値
比較回路18により平均値回路15の平均値信号V3及
び基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1の積信
号V4の瞬時値と比較し、この比較値に応じて交流出力
電圧VOUTの瞬時値を制御することにより、負荷10の
力率が1.0以下の場合における出力波形の歪みを改善
している。したがって、図7及び図8に示すインバータ
装置の場合、あらゆる負荷に対してレギュレーションと
出力波形の歪みを共に改善する目的で出力電圧の平均値
の制御系と瞬時値の制御系を併設したため、制御回路1
1の回路構成が複雑となる欠点があった。
【0008】そこで、本発明は簡素な回路構成の制御回
路によりあらゆる負荷に対してレギュレーションと出力
波形の歪みを共に改善できるインバータ装置を提供する
ことを目的とする。
路によりあらゆる負荷に対してレギュレーションと出力
波形の歪みを共に改善できるインバータ装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるインバータ
装置は、直流電源と、少なくとも1つのスイッチング素
子を有しかつ該スイッチング素子のオン・オフ動作によ
り前記直流電源から供給される直流を交流に変換する直
流−交流変換回路と、該直流−交流変換回路の出力電圧
に基づいて前記スイッチング素子の制御端子に付与する
オン・オフ制御信号を発生する制御回路とを備えてい
る。このインバータ装置の前記制御回路は、前記直流−
交流変換回路の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
と、前記直流−交流変換回路の出力電圧を規定する基準
正弦波信号を発生する基準正弦波発生回路と、前記直流
−交流変換回路の出力電流をそれに対応する電圧として
検出する出力電流検出回路と、前記基準正弦波発生回路
の基準正弦波信号と前記出力電流検出回路の電流検出信
号との和信号を出力する加算回路と、前記出力電圧検出
回路の電圧検出信号の瞬時値と前記加算回路の和信号の
瞬時値とを比較する瞬時値比較回路とを備え、前記瞬時
値比較回路の比較出力に基づいて前記直流−交流変換回
路のスイッチング素子のオン・オフ期間を制御すること
により、前記直流−交流変換回路の出力電圧を一定値に
制御する。
装置は、直流電源と、少なくとも1つのスイッチング素
子を有しかつ該スイッチング素子のオン・オフ動作によ
り前記直流電源から供給される直流を交流に変換する直
流−交流変換回路と、該直流−交流変換回路の出力電圧
に基づいて前記スイッチング素子の制御端子に付与する
オン・オフ制御信号を発生する制御回路とを備えてい
る。このインバータ装置の前記制御回路は、前記直流−
交流変換回路の出力電圧を検出する出力電圧検出回路
と、前記直流−交流変換回路の出力電圧を規定する基準
正弦波信号を発生する基準正弦波発生回路と、前記直流
−交流変換回路の出力電流をそれに対応する電圧として
検出する出力電流検出回路と、前記基準正弦波発生回路
の基準正弦波信号と前記出力電流検出回路の電流検出信
号との和信号を出力する加算回路と、前記出力電圧検出
回路の電圧検出信号の瞬時値と前記加算回路の和信号の
瞬時値とを比較する瞬時値比較回路とを備え、前記瞬時
値比較回路の比較出力に基づいて前記直流−交流変換回
路のスイッチング素子のオン・オフ期間を制御すること
により、前記直流−交流変換回路の出力電圧を一定値に
制御する。
【0010】直流−交流変換回路の出力電圧が出力電圧
検出回路により検出されると共に、直流−交流変換回路
に流れる出力電流がそれに対応する電圧として出力電流
検出回路により検出され、この電流検出信号と基準正弦
波発生回路の基準正弦波信号との和信号の電圧の瞬時値
及び出力電圧検出回路の電圧検出信号の電圧の瞬時値が
瞬時値比較回路により比較される。この瞬時値比較回路
の比較出力に基づいて直流−交流変換回路のスイッチン
グ素子のオン・オフ期間を制御することにより、直流−
交流変換回路の出力電圧が一定値に制御される。このた
め、例えば直流−交流変換回路の出力側に接続される負
荷に流れる電流が大きいときは、この電流の検出信号と
基準正弦波信号との和信号の電圧の瞬時値も大きくな
る。これに伴って、瞬時値比較回路の比較出力も増加す
るので、この比較出力に基づいて直流−交流変換回路の
出力電圧が増加する方向にスイッチング素子のオン・オ
フ期間を制御すれば、あらゆる負荷に対して出力波形の
歪みが少なくかつレギュレーションが良好となる。した
がって、制御回路は直流−交流変換回路の出力電圧の瞬
時値の制御系のみ具備していればよいので、簡素な回路
構成の制御回路によりあらゆる負荷に対してレギュレー
ション及び出力波形の歪みを共に改善できる。
検出回路により検出されると共に、直流−交流変換回路
に流れる出力電流がそれに対応する電圧として出力電流
検出回路により検出され、この電流検出信号と基準正弦
波発生回路の基準正弦波信号との和信号の電圧の瞬時値
及び出力電圧検出回路の電圧検出信号の電圧の瞬時値が
瞬時値比較回路により比較される。この瞬時値比較回路
の比較出力に基づいて直流−交流変換回路のスイッチン
グ素子のオン・オフ期間を制御することにより、直流−
交流変換回路の出力電圧が一定値に制御される。このた
め、例えば直流−交流変換回路の出力側に接続される負
荷に流れる電流が大きいときは、この電流の検出信号と
基準正弦波信号との和信号の電圧の瞬時値も大きくな
る。これに伴って、瞬時値比較回路の比較出力も増加す
るので、この比較出力に基づいて直流−交流変換回路の
出力電圧が増加する方向にスイッチング素子のオン・オ
フ期間を制御すれば、あらゆる負荷に対して出力波形の
歪みが少なくかつレギュレーションが良好となる。した
がって、制御回路は直流−交流変換回路の出力電圧の瞬
時値の制御系のみ具備していればよいので、簡素な回路
構成の制御回路によりあらゆる負荷に対してレギュレー
ション及び出力波形の歪みを共に改善できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインバータ装
置の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。但
し、これらの図面では、図7〜図9に示す箇所と同一の
部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実
施形態のインバータ装置は、図1に示すように、図7に
示すインバータ装置において、直流−交流変換回路6の
第2及び第4のMOS-FET3、5の各々と直列に電
流検出用抵抗31、32をそれぞれ接続し、図8に示す
制御回路11の代わりに図2に示す制御回路33を負荷
10と直流−交流変換回路6の第1〜第4のMOS-F
ET2〜5の各ゲート端子との間に接続したものであ
る。その他の構成は、図7に示すインバータ装置と略同
一である。制御回路33は、図2に示すように負荷10
に供給される交流出力電圧VOUTを検出する出力電圧検
出回路12と、交流出力電圧VOUTの電圧値を規定する
商用周波数の基準正弦波信号VR1を発生する基準正弦波
発生回路16と、電流検出用抵抗31、32に流れる直
流−交流変換回路6の出力電流をそれに対応する電圧と
して検出する出力電流検出回路34と、基準正弦波発生
回路16の基準正弦波信号VR1と出力電流検出回路34
の電流検出信号V6との和信号V7を出力する加算回路3
5と、出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値と加算回路35の和信号V7の瞬時値とを比較する瞬
時値比較回路18とを備えている。瞬時値比較回路18
から以降の内部回路の構成は、前述の図8に示す制御回
路11と略同一であるので説明は省略する。
置の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。但
し、これらの図面では、図7〜図9に示す箇所と同一の
部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実
施形態のインバータ装置は、図1に示すように、図7に
示すインバータ装置において、直流−交流変換回路6の
第2及び第4のMOS-FET3、5の各々と直列に電
流検出用抵抗31、32をそれぞれ接続し、図8に示す
制御回路11の代わりに図2に示す制御回路33を負荷
10と直流−交流変換回路6の第1〜第4のMOS-F
ET2〜5の各ゲート端子との間に接続したものであ
る。その他の構成は、図7に示すインバータ装置と略同
一である。制御回路33は、図2に示すように負荷10
に供給される交流出力電圧VOUTを検出する出力電圧検
出回路12と、交流出力電圧VOUTの電圧値を規定する
商用周波数の基準正弦波信号VR1を発生する基準正弦波
発生回路16と、電流検出用抵抗31、32に流れる直
流−交流変換回路6の出力電流をそれに対応する電圧と
して検出する出力電流検出回路34と、基準正弦波発生
回路16の基準正弦波信号VR1と出力電流検出回路34
の電流検出信号V6との和信号V7を出力する加算回路3
5と、出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値と加算回路35の和信号V7の瞬時値とを比較する瞬
時値比較回路18とを備えている。瞬時値比較回路18
から以降の内部回路の構成は、前述の図8に示す制御回
路11と略同一であるので説明は省略する。
【0012】上記の構成において、負荷10に供給され
る交流出力電圧VOUTが制御回路33内の出力電圧検出
回路12により検出され、交流出力電圧VOUTの検出信
号V1が出力される。このときの電圧検出信号V1の電
圧波形を図3(F)に示す。出力電圧検出回路12から出
力される電圧検出信号V1は、瞬時値比較回路18の反
転入力端子に入力される。これと共に、直流−交流変換
回路6の第2及び第4のMOS-FET3、5にそれぞ
れ直列に接続された電流検出用抵抗31、32に交互に
流れる出力電流IOUTがそれに対応する電圧として制御
回路33内の出力電流検出回路34により検出され、出
力電流IOUTの検出信号V6が出力される。このときの電
流検出信号V6の電圧波形を図3(I)に示す。出力電流
検出回路34から出力される電流検出信号V6は、加算
回路35により基準正弦波発生回路16の基準正弦波信
号VR1に加算され、出力電流検出回路34の電流検出信
号V6と基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1
との和信号V7が加算回路35から出力される。このと
きの基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1及び
加算回路35の和信号V7の各電圧波形をそれぞれ図3
(G)及び(H)に示す。加算回路35から出力される和信
号V7は瞬時値比較回路18の非反転入力端子に入力さ
れ、和信号V7の瞬時値が反転入力端子に入力される出
力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値と比較
され、瞬時値比較回路18から比較出力信号V8が出力
される。
る交流出力電圧VOUTが制御回路33内の出力電圧検出
回路12により検出され、交流出力電圧VOUTの検出信
号V1が出力される。このときの電圧検出信号V1の電
圧波形を図3(F)に示す。出力電圧検出回路12から出
力される電圧検出信号V1は、瞬時値比較回路18の反
転入力端子に入力される。これと共に、直流−交流変換
回路6の第2及び第4のMOS-FET3、5にそれぞ
れ直列に接続された電流検出用抵抗31、32に交互に
流れる出力電流IOUTがそれに対応する電圧として制御
回路33内の出力電流検出回路34により検出され、出
力電流IOUTの検出信号V6が出力される。このときの電
流検出信号V6の電圧波形を図3(I)に示す。出力電流
検出回路34から出力される電流検出信号V6は、加算
回路35により基準正弦波発生回路16の基準正弦波信
号VR1に加算され、出力電流検出回路34の電流検出信
号V6と基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1
との和信号V7が加算回路35から出力される。このと
きの基準正弦波発生回路16の基準正弦波信号VR1及び
加算回路35の和信号V7の各電圧波形をそれぞれ図3
(G)及び(H)に示す。加算回路35から出力される和信
号V7は瞬時値比較回路18の非反転入力端子に入力さ
れ、和信号V7の瞬時値が反転入力端子に入力される出
力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時値と比較
され、瞬時値比較回路18から比較出力信号V8が出力
される。
【0013】瞬時値比較回路18からの比較出力信号V
8はPWMコンパレータ20の非反転入力端子に入力さ
れ、PWMコンパレータ20において反転入力端子に入
力される三角波発振器19の三角波信号VR2と比較さ
れ、比較出力信号V8がPWM変調される。このときの
PWMコンパレータ20の反転入力端子及び非反転入力
端子にそれぞれ入力される三角波信号VR2及び比較出力
信号V8の各電圧波形をそれぞれ図3(A)に示す。ま
た、このときにPWMコンパレータ20から出力される
PWM変調信号VPWMの電圧波形を図3(C)に示す。P
WMコンパレータ20のPWM変調信号VPWMは、デッ
ドタイム形成回路22に直接入力され、デッドタイム形
成回路22によりPWM変調信号VPWMのオン・オフ期
間がそれぞれ若干短縮・延長されてデッドタイムが形成
され、このデッドタイムが形成されたPWM変調信号V
PWMがオン・オフ制御信号VG2として第2及び第3のM
OS-FET3、4の各ゲート端子に出力される。この
ときにデッドタイム形成回路22から出力されるオン・
オフ制御信号VG2の電圧波形を図3(E)に示す。これと
同時に、PWMコンパレータ20のPWM変調信号V
PWMは反転器21により反転され、もう一つのデッドタ
イム形成回路23にPWM変調信号VPWMの反転信号−
VPWMが入力される。このときに反転器21から出力さ
れるPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWMの電圧波形
を図3(B)に示す。もう一つのデッドタイム形成回路2
3に入力されるPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWM
は、そのオン・オフ期間がそれぞれ若干短縮・延長され
てデッドタイムが形成され、このデッドタイムが形成さ
れたPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWMがオン・オ
フ制御信号VG1として第1及び第4のMOS-FET
2、5の各ゲート端子に出力される。このときにもう一
つのデッドタイム形成回路23から出力されるオン・オ
フ制御信号VG1の電圧波形を図3(D)に示す。なお、図
1に示すインバータ装置の主回路の動作は、前述の図7
に示すインバータ装置の主回路の動作と略同様であるの
で説明は省略する。
8はPWMコンパレータ20の非反転入力端子に入力さ
れ、PWMコンパレータ20において反転入力端子に入
力される三角波発振器19の三角波信号VR2と比較さ
れ、比較出力信号V8がPWM変調される。このときの
PWMコンパレータ20の反転入力端子及び非反転入力
端子にそれぞれ入力される三角波信号VR2及び比較出力
信号V8の各電圧波形をそれぞれ図3(A)に示す。ま
た、このときにPWMコンパレータ20から出力される
PWM変調信号VPWMの電圧波形を図3(C)に示す。P
WMコンパレータ20のPWM変調信号VPWMは、デッ
ドタイム形成回路22に直接入力され、デッドタイム形
成回路22によりPWM変調信号VPWMのオン・オフ期
間がそれぞれ若干短縮・延長されてデッドタイムが形成
され、このデッドタイムが形成されたPWM変調信号V
PWMがオン・オフ制御信号VG2として第2及び第3のM
OS-FET3、4の各ゲート端子に出力される。この
ときにデッドタイム形成回路22から出力されるオン・
オフ制御信号VG2の電圧波形を図3(E)に示す。これと
同時に、PWMコンパレータ20のPWM変調信号V
PWMは反転器21により反転され、もう一つのデッドタ
イム形成回路23にPWM変調信号VPWMの反転信号−
VPWMが入力される。このときに反転器21から出力さ
れるPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWMの電圧波形
を図3(B)に示す。もう一つのデッドタイム形成回路2
3に入力されるPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWM
は、そのオン・オフ期間がそれぞれ若干短縮・延長され
てデッドタイムが形成され、このデッドタイムが形成さ
れたPWM変調信号VPWMの反転信号−VPWMがオン・オ
フ制御信号VG1として第1及び第4のMOS-FET
2、5の各ゲート端子に出力される。このときにもう一
つのデッドタイム形成回路23から出力されるオン・オ
フ制御信号VG1の電圧波形を図3(D)に示す。なお、図
1に示すインバータ装置の主回路の動作は、前述の図7
に示すインバータ装置の主回路の動作と略同様であるの
で説明は省略する。
【0014】上記の実施形態では、負荷10に供給され
る交流出力電圧VOUTを制御回路33内の出力電圧検出
回路12により検出すると共に電流検出用抵抗31、3
2に交互に流れる直流−交流変換回路6の出力電流I
OUTをそれに対応する電圧として制御回路33内の出力
電流検出回路34により検出し、その電流検出信号V6
を加算回路35により基準正弦波発生回路16の基準正
弦波信号VR1に加算し、その加算された和信号V7の瞬
時値と出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値とを瞬時値比較回路18により比較し、その比較出力
信号V8に基づいて直流−交流変換回路6の第1〜第4
のMOS-FET2〜5のオン・オフ期間を制御するこ
とにより、直流−交流変換回路6の出力電圧が一定値に
制御される。したがって、出力波形の歪みの少ない出力
電圧の瞬時値の制御系のみで様々な負荷10に対して直
流−交流変換回路6の出力電圧を一定値に制御できるの
で、制御回路33の回路構成を簡素化できると共に、あ
らゆる負荷10に対してレギュレーション及び出力波形
の歪みを共に改善することが可能である。
る交流出力電圧VOUTを制御回路33内の出力電圧検出
回路12により検出すると共に電流検出用抵抗31、3
2に交互に流れる直流−交流変換回路6の出力電流I
OUTをそれに対応する電圧として制御回路33内の出力
電流検出回路34により検出し、その電流検出信号V6
を加算回路35により基準正弦波発生回路16の基準正
弦波信号VR1に加算し、その加算された和信号V7の瞬
時値と出力電圧検出回路12の電圧検出信号V1の瞬時
値とを瞬時値比較回路18により比較し、その比較出力
信号V8に基づいて直流−交流変換回路6の第1〜第4
のMOS-FET2〜5のオン・オフ期間を制御するこ
とにより、直流−交流変換回路6の出力電圧が一定値に
制御される。したがって、出力波形の歪みの少ない出力
電圧の瞬時値の制御系のみで様々な負荷10に対して直
流−交流変換回路6の出力電圧を一定値に制御できるの
で、制御回路33の回路構成を簡素化できると共に、あ
らゆる負荷10に対してレギュレーション及び出力波形
の歪みを共に改善することが可能である。
【0015】本発明の実施態様は前記の実施形態に限定
されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上
記の実施形態では第2及び第4のMOS-FET3、5
にそれぞれ直列に接続された電流検出用抵抗31、32
により直流−交流変換回路6の出力電流IOUTを検出す
る形態を示したが、図4に示すように電流検出用抵抗3
1、32をそれぞれ第1及び第3のMOS-FET2、
4と直列に接続して直流−交流変換回路6の出力電流I
OUTを検出してもよい。また、図5に示すように電流検
出用抵抗31、32をそれぞれ第1及び第2のMOS-
FET2、3と直列に接続して直流−交流変換回路6の
出力電流IOUTを検出してもよい。また、図6に示すよ
うに第3及び第4のMOS-FET4、5の接続点とフ
ィルタ回路9のコンデンサ8との間に電流検出用抵抗又
は電流検出用トランス(CT)やホール素子等の電流検
出手段41を接続して直流−交流変換回路6の出力電流
IOUTを検出してもよい。勿論、図1、図4及び図5に
示す各実施形態においても電流検出用抵抗31、32の
代わりに電流検出用トランス(CT)やホール素子等を
使用することが可能である。また、上記の実施形態では
負荷10に供給される交流出力電圧VOUTを制御回路3
3内の出力電圧検出回路12により検出する形態を示し
たが、直流−交流変換回路6の出力端子の電圧を制御回
路33内の出力電圧検出回路12により検出してもよ
い。また、上記の各実施形態では第1及び第4のMOS
-FET2、5と第2及び第3のMOS-FET3、4と
を同一の高い周波数で2個ずつ交互にオン・オフ動作さ
せるフルブリッジ形のインバータで直流−交流変換回路
6を構成したが、第1及び第2のMOS-FET2、3
を数kHz以上の高い周波数で交互にオン・オフ動作さ
せると共に第3及び第4のMOS-FET4、5を50
/60Hzの商用周波数で交互にオン・オフ動作させる
フルブリッジ形のインバータで直流−交流変換回路6を
構成してもよい。また、直流−交流変換回路6は前記の
フルブリッジ形のインバータに限らず、ハーフブリッジ
形やその他の形式のインバータで構成してもよい。更
に、スイッチング素子としてMOS-FET(MOS型
電解効果トランジスタ)の代わりに、バイポーラ型パワ
ートランジスタ、IGBT(絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタ)、J-FET(接合型電界効果トランジス
タ)又はサイリスタ等を使用することも可能である。
されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上
記の実施形態では第2及び第4のMOS-FET3、5
にそれぞれ直列に接続された電流検出用抵抗31、32
により直流−交流変換回路6の出力電流IOUTを検出す
る形態を示したが、図4に示すように電流検出用抵抗3
1、32をそれぞれ第1及び第3のMOS-FET2、
4と直列に接続して直流−交流変換回路6の出力電流I
OUTを検出してもよい。また、図5に示すように電流検
出用抵抗31、32をそれぞれ第1及び第2のMOS-
FET2、3と直列に接続して直流−交流変換回路6の
出力電流IOUTを検出してもよい。また、図6に示すよ
うに第3及び第4のMOS-FET4、5の接続点とフ
ィルタ回路9のコンデンサ8との間に電流検出用抵抗又
は電流検出用トランス(CT)やホール素子等の電流検
出手段41を接続して直流−交流変換回路6の出力電流
IOUTを検出してもよい。勿論、図1、図4及び図5に
示す各実施形態においても電流検出用抵抗31、32の
代わりに電流検出用トランス(CT)やホール素子等を
使用することが可能である。また、上記の実施形態では
負荷10に供給される交流出力電圧VOUTを制御回路3
3内の出力電圧検出回路12により検出する形態を示し
たが、直流−交流変換回路6の出力端子の電圧を制御回
路33内の出力電圧検出回路12により検出してもよ
い。また、上記の各実施形態では第1及び第4のMOS
-FET2、5と第2及び第3のMOS-FET3、4と
を同一の高い周波数で2個ずつ交互にオン・オフ動作さ
せるフルブリッジ形のインバータで直流−交流変換回路
6を構成したが、第1及び第2のMOS-FET2、3
を数kHz以上の高い周波数で交互にオン・オフ動作さ
せると共に第3及び第4のMOS-FET4、5を50
/60Hzの商用周波数で交互にオン・オフ動作させる
フルブリッジ形のインバータで直流−交流変換回路6を
構成してもよい。また、直流−交流変換回路6は前記の
フルブリッジ形のインバータに限らず、ハーフブリッジ
形やその他の形式のインバータで構成してもよい。更
に、スイッチング素子としてMOS-FET(MOS型
電解効果トランジスタ)の代わりに、バイポーラ型パワ
ートランジスタ、IGBT(絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタ)、J-FET(接合型電界効果トランジス
タ)又はサイリスタ等を使用することも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、出力波形の歪みの少な
い出力電圧の瞬時値の制御系のみで様々な負荷に対して
直流−交流変換回路の出力電圧を一定値に制御できるの
で、簡素な回路構成の制御回路によりあらゆる負荷に対
してレギュレーション及び出力波形の歪みを共に改善す
ることが可能となる。
い出力電圧の瞬時値の制御系のみで様々な負荷に対して
直流−交流変換回路の出力電圧を一定値に制御できるの
で、簡素な回路構成の制御回路によりあらゆる負荷に対
してレギュレーション及び出力波形の歪みを共に改善す
ることが可能となる。
【図1】 本発明によるインバータ装置の一実施形態を
示す電気回路図
示す電気回路図
【図2】 図1に示すインバータ装置における制御回路
の内部構成を示すブロック回路図
の内部構成を示すブロック回路図
【図3】 図2の制御回路における各部の電圧を示す波
形図
形図
【図4】 図1のインバータ装置の第1の変更実施形態
を示す電気回路図
を示す電気回路図
【図5】 図1のインバータ装置の第2の変更実施形態
を示す電気回路図
を示す電気回路図
【図6】 図1のインバータ装置の第3の変更実施形態
を示す電気回路図
を示す電気回路図
【図7】 従来のインバータ装置を示す電気回路図
【図8】 図7に示すインバータ装置における制御回路
の内部構成を示すブロック回路図
の内部構成を示すブロック回路図
【図9】 図8の制御回路における各部の電圧を示す波
形図
形図
1...直流電源、2〜5...第1〜第4のMOS-
FET(スイッチング素子)、6...直流−交流変換
回路、7...リアクトル、8...コンデンサ、
9...フィルタ回路、10...負荷、11...制
御回路、12...出力電圧検出回路、13...絶対
値回路、14...積分回路、15...平均値回路。
16...基準正弦波発生回路、17...乗算回路、
18...瞬時値比較回路、19...三角波発振器、
20...PWMコンパレータ、21...反転器、2
2,23...デッドタイム形成回路、31,3
2...電流検出用抵抗、33...制御回路、3
4...出力電流検出回路、35...加算回路、4
1...電流検出手段
FET(スイッチング素子)、6...直流−交流変換
回路、7...リアクトル、8...コンデンサ、
9...フィルタ回路、10...負荷、11...制
御回路、12...出力電圧検出回路、13...絶対
値回路、14...積分回路、15...平均値回路。
16...基準正弦波発生回路、17...乗算回路、
18...瞬時値比較回路、19...三角波発振器、
20...PWMコンパレータ、21...反転器、2
2,23...デッドタイム形成回路、31,3
2...電流検出用抵抗、33...制御回路、3
4...出力電流検出回路、35...加算回路、4
1...電流検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源と、少なくとも1つのスイッチ
ング素子を有しかつ該スイッチング素子のオン・オフ動
作により前記直流電源から供給される直流を交流に変換
する直流−交流変換回路と、該直流−交流変換回路の出
力電圧に基づいて前記スイッチング素子の制御端子に付
与するオン・オフ制御信号を発生する制御回路とを備え
たインバータ装置において、 前記制御回路は、前記直流−交流変換回路の出力電圧を
検出する出力電圧検出回路と、前記直流−交流変換回路
の出力電圧を規定する基準正弦波信号を発生する基準正
弦波発生回路と、前記直流−交流変換回路の出力電流を
それに対応する電圧として検出する出力電流検出回路
と、前記基準正弦波発生回路の基準正弦波信号と前記出
力電流検出回路の電流検出信号との和信号を出力する加
算回路と、前記出力電圧検出回路の電圧検出信号の瞬時
値と前記加算回路の和信号の瞬時値とを比較する瞬時値
比較回路とを備え、前記瞬時値比較回路の比較出力に基
づいて前記直流−交流変換回路のスイッチング素子のオ
ン・オフ期間を制御することにより、前記直流−交流変
換回路の出力電圧を一定値に制御することを特徴とする
インバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9108957A JPH10304683A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9108957A JPH10304683A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | インバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304683A true JPH10304683A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14497954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9108957A Pending JPH10304683A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10304683A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016171633A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
| JP2016178808A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
| JP2016178709A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-10-06 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP9108957A patent/JPH10304683A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016171633A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
| JP2016178709A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-10-06 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
| JP2016178808A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 積水化学工業株式会社 | 充放電システム |
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