JPH10304879A - 新規チトクロームp450遺伝子 - Google Patents
新規チトクロームp450遺伝子Info
- Publication number
- JPH10304879A JPH10304879A JP9253167A JP25316797A JPH10304879A JP H10304879 A JPH10304879 A JP H10304879A JP 9253167 A JP9253167 A JP 9253167A JP 25316797 A JP25316797 A JP 25316797A JP H10304879 A JPH10304879 A JP H10304879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leu
- gene
- cytochrome
- ile
- val
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N9/00—Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
- C12N9/0004—Oxidoreductases (1.)
- C12N9/0071—Oxidoreductases (1.) acting on paired donors with incorporation of molecular oxygen (1.14)
- C12N9/0077—Oxidoreductases (1.) acting on paired donors with incorporation of molecular oxygen (1.14) with a reduced iron-sulfur protein as one donor (1.14.15)
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
ームP450をコードする遺伝子および該遺伝子の発現
を誘導するプロモーターを提供する。 【解決手段】 配列番号1の塩基配列番号1〜1488
または配列番号3の塩基配列番号1〜1617の塩基配
列によってコードされるアミノ酸配列をコードするチト
クロームP450遺伝子および配列番号2の塩基配列番
号1〜452または配列番号4の塩基配列番号1〜10
41中のプロモーター活性に必要な塩基配列からなるプ
ロモーター。
Description
チトクロームP450遺伝子に関する。さらに、本発明
は、花芽形成の初期に働くチトクロームP450由来の
プロモーターに関する。
に変換する時期に形成され、この時期には植物の機能・
形態の変化に伴って多くの遺伝子が発現している。その
ため、花芽形成の初期に特異的に発現する遺伝子および
そのプロモーターを入手することは、植物の生殖成長の
メカニズムの解明、および生殖成長期の植物を遺伝子操
作する手段を得るために極めて有意義である。
だ十分解明されておらず、花芽形成に関与する遺伝子な
らびにその発現を誘導するプロモーターも殆ど知られて
いない。
50は、1.フラボノイド、アルカロイドなどの二次代
謝、2.除草剤などの薬物代謝に関与する遺伝子として
知られており、二次代謝に関するチトクロームP450
の例としては、ケイ皮酸4水酸化酵素、フラボノイド−
3’,5’−水酸化酵素、ジャスモン酸生成酵素、サリ
チル酸生成酵素などのcDNAがクローニングされ、生
体防御、植物ホルモン、シグナル物質などの生合成・代
謝に係わっていることが知られている。また、チトクロ
ームP450遺伝子はスーパーファミリーと呼ばれる多
くの遺伝子群からなることが知られており、一つのファ
ミリー内でのアミノ酸配列の相同性は40%以上である
ことも知られている(Nebert et al. DNA Cell Biol. 1
0, 1-14,1991)。しかしながら、花芽成長の初期に特異
的に発現するチトクロームP450の存在は、従来知ら
れていない。
初期に特異的に発現するチトクロームP450、それを
コードする遺伝子および該遺伝子の発現を誘導するプロ
モーターを提供する。
に関する機構の研究において、花芽成長の初期に特異的
に発現するチトクロームP450がいくつか存在するこ
とを、ペチュニアにおいて見い出した。
AAACATTTCGAAAGCACCC)および/またはプライマー2
(5'AAATTCTTCGTCCAGCACCAAATGG)を用いてクローニン
グすることにより得られる花芽形成の初期に発現するチ
トクロームP450遺伝子である。本発明の遺伝子の1
例は、配列番号1の塩基配列番号1〜1488の塩基配
列によってコードされるアミノ酸配列をコードするチト
クロームP450遺伝子である。本発明の遺伝子の別の
例は、配列番号3の塩基配列番号1〜1617の塩基配
列によってコードされるアミノ酸配列をコードするチト
クロームP450遺伝子である。これらの配列は、公知
のチトクロームP450のアミノ酸配列との相同性が4
0%以下であること、公知のチトクロームP450遺伝
子の何れとも塩基配列が異なること、およびその発現の
部位および時期が特異的であることから、新しいファミ
リーに属する新規遺伝子である。
にしたがって当業者によって容易に行うことができる。
遺伝子単離の材料としては、ペチュニアの葉または花芽
(成長初期のものが好ましい)等を使用する。例えば、
後記実施例の方法にしたがってまず、成長初期の花芽か
らmRNAを精製し、逆転写酵素を用いて一本鎖cDN
Aを調製する。既知のチトクロームP450(D. R. Ne
lson, Cytochrom P450, 2nd ed., p575-606, 1995)の
ヘム結合領域近傍のアミノ酸配列を元に、PCR用プラ
イマーを合成する。一本鎖cDNAを鋳型としてPCR
を行い、得られたPCR産物を無作為にシークエンスし
て、チトクロームP450の部分塩基配列を含むcDN
Aクローン(例えば、後記実施例のM15およびK4
0)を得る。さらに、このcDNAクローンをプローブ
としてノザン解析を行い、このクローンが含む遺伝子
は、花芽成長の初期段階に最も強く発現していることを
確認する。花芽成長の初期段階の組織からmRNAを精
製し、cDNAライブラリーを作製する。このcDNA
ライブラリーを、先に得られたチトクロームP450の
部分塩基配列を含むcDNAクローンでスクリーニング
することにより、完全長cDNAクローン(例えば、後
記実施例のIMT−1およびIMT−2)を得ることが
できる。
遺伝子であることを確認するには、その塩基配列を既知
のチトクロームP450遺伝子と比較し、その相同性を
調べることにより、または得られた遺伝子を適当な発現
ベクターおよび宿主、例えば酵母で発現させ、発現した
タンパク質を一酸化炭素存在下での還元型スペクトルで
測定することにより確認できる(大川秀郎、細胞工学,
6, 72-78, 1987)。
する酵素活性を調べるためには、1)遺伝子をアンチセ
ンス方向に転写されるようなバイナリーベクターを植物
に導入することによって、その遺伝子の発現を抑制し、
その植物体の表現型を調べる、2)遺伝子をセンス方向
に転写されるようなバイナリーベクターを植物に導入す
ることによって、その遺伝子を過剰に発現させ、その植
物体の表現型を調べる、と言った、いわゆるリバースジ
ェネティックの方法が広く用いられている。例えば、得
られたIMT−1遺伝子またはIMT−2遺伝子を35
Sプロモーターなどの下流にアンチセンスあるいはセン
ス方向に結合したバイナリーベクターを作製し、ペチュ
ニアハイブリダ(サフィニアパープル(サントリー)な
ど)に導入すればよい。ペチュニアの形質転換は容易で
あり、広く行われている。
dTph1を含むペチュニアハイブリダを用いると、目的の
遺伝子(例えばIMT−1またはIMT−2)がトラン
スポゾンによって破壊された植物体を得ることができ、
その表現型からその遺伝子の機能やその遺伝子がコード
する酵素活性を知ることができる(Koesら, 4th Intern
ational Congress of Plant Molecular Biology, 要旨
集, 2071, 1994)。
に発現する機構は、現時点では十分に解明されていな
い。しかしながら、本発明のチトクロームP450遺伝
子に天然に付随するプロモーターが、花芽形成の初期に
特異的に発現を誘発する性質を有するのではないかと推
測される。
450遺伝子に天然に付随するプロモーターも提供す
る。このプロモーターは、配列番号2の塩基配列番号1
〜452または配列番号4の塩基配列番号1〜1041
中に含まれる。プロモーターとして必要最小限の領域
は、これより若干短いことは容易に理解されるであろ
う。また、プロモーターは、その塩基配列に、挿入、置
換、削除等の修飾を加えても実質的に同じプロモーター
活性を保持する場合がありうる。そのような修飾は、例
えば部位特異的変異形成法や適当な制限酵素消化で行う
ことが可能である。したがって、本発明は配列番号2の
塩基配列番号1〜452または配列番号4の塩基配列番
号1〜1041に、いくつかの挿入、置換、削除等の修
飾を加えたものも、プロモーター活性を保持している限
り包含する。
クロームP450遺伝子と共に単離される。例えば完全
長のチトクロームP450遺伝子を含むプラスミド(例
えばIMT−1またはIMT−2)の遺伝子調節に係わ
るプロモーター配列をinverse PCR法により
クローニングして得ることができる。
子は新しいファミリーに属することがわかった。本発明
により、花芽成長の機構を明らかにすると共に、クロー
ン化した遺伝子ならびにそのプロモーターを開花の制御
に応用することが可能となる。
に特異的に発現することから、花の観賞を目的とする植
物に遺伝子操作により導入して、開花時期、花の形状等
に種々の影響を与えることが期待できる。遺伝子の導入
は、好ましくは本発明のプロモーターと機能的に結合さ
れた状態で行うが、必要に応じて、他のプロモーターを
用いたり、発現をコントロールするための他の要素も併
せて用いることも可能である。観賞植物の例として、バ
ラ、キク、カーネーション、ガーベラ、ペチュニア、ト
レニア、バーベナなどが挙げられる。本発明の遺伝子は
さらに、穀物、果実等の栽培植物の開花に影響を及ぼし
て、作物の収穫量、時期等に好ましい影響を与えるため
使用することも期待できる。そのような植物の例とし
て、イネ、コムギ、オオムギ、トマト、リンゴなどが挙
げられる。
機能的に結合した状態で植物に導入し、花芽形成の初期
に時期特異的に発現させることが可能であると思われ
る。こうして、例えば、花の色、大きさ、形状、開花時
期、開花阻止等に影響を与えるため、種々の遺伝子と組
み合わせて、上記同様の観賞植物、栽培植物等に導入す
ることが可能である。
ロバクテリウム ツメファシエンスを用いる常法で植物
細胞を形質転換することにより行うことができる。遺伝
子が導入された植物細胞の選択は、形質転換に際して適
当なマーカーを用いて行うことができる。目的の遺伝子
が導入されたことを確認した細胞は、植物体に再生でき
る。導入された遺伝子の形質を安定に維持する植物系統
の選別方法も既に広く知られている。これらの技術に関
しては、例えばS. C. Deroles, et al, Biotechnology
of Ornamental Plants, p87-119, 1997 を参照された
い。
クロームP450と同様に花芽の形成初期に発現する
が、そのアミノ酸配列または遺伝子配列が僅かに異なる
チトクロームP450が存在する可能性がある。そのよ
うなチトクロームP450の遺伝子は、上記方法により
植物から単離することもできるが、より簡単には、それ
ぞれの植物の花芽から抽出したmRNAからcDNAラ
イブラリーを作製し、配列番号1の塩基配列番号1〜1
488の塩基配列またはそれから適宜選択した少なくと
も10〜15塩基からなる部分配列をプローブとして用
い、常法によりスクリーニングして単離できる。したが
って、本発明の遺伝子およびプロモーターには、配列番
号1の塩基配列番号1〜1488の塩基配列、配列番号
3の1〜1617の塩基配列またはそれらから適宜選択
した少なくとも10〜15塩基からなる部分配列とハイ
ブリダイズし、植物において花芽の形成初期に発現する
チトクロームP450をコードする遺伝子およびそのプ
ロモーターも包含される。このようなハイブリダイゼー
ションは、例えば6×SSC,50℃の洗浄条件を含む
ストリンジェンシー条件下で行うことができる。
列番号1〜496のアミノ酸配列を有するチトクローム
P450にも関する。このタンパク質は、ペチュニアそ
の他の植物の形成初期の花芽から抽出することも可能で
あり、本発明の遺伝子を適当な発現ベクターにつなぎ、
大腸菌等の適当な宿主に形質転換して培養し、その菌体
または抽出液から精製することもできる。精製したタン
パク質は、花芽の形成、花の形態調節等に使用できる。
るが、これらの実施例は発明の範囲を制限するものでは
ない。
キュライトにまき、25℃、12時間明所・12時間暗所の条
件で発芽・生育させた。100日後、花芽の成長段階を5
段階に分けて(図1参照)サンプリングした。各段階の
花芽0.1gからmRNAを精製した。mRNAの精製
には、QuickPrep MicromRNA精製キット(ファルマ
シア(株)製)を用い、製造者の推奨する方法によって
行った。
gを鋳型として、一本鎖cDNAを合成した。一本鎖c
DNAの合成にはFirst-Strand cDNA合成キット
(ファルマシア(株)製)を用い、製造者の推奨する方
法に従って行った。
CR反応 まず、PCR用のプライマーとして、プライマー1とプ
ライマー2を合成した。後のクローニングのために、各
プライマーには制限酵素認識部位を付加した。制限酵素
認識部位は下線で示している。なお、制限酵素認識部位
はここに示すものに限らず、必要に応じて適当なものを
用いることが可能である。 プライマー1’;5'ATGAATTCAAAGAAACATTTCGAAAGCACCC EcoRI プライマー2’;5'ATAAGCTTAAATTCTTCGTCCAGCACCAAATGG HindIII
の反応液中で行い、この反応液は実施例2で得られた鋳
型一本鎖cDNA(段階1から5を混合したもの)0.
14pg/ml、プライマー1’10pmol、プライ
マー2’10pmol、dNTP 0.04mM、塩化
マグネシウム2.5mM 、PCR用緩衝液(東洋紡
(株)製)、TaqDNA ポリメラーゼ(東洋紡(株)製)
0.1unit/μlを含んでいる。
4℃1分、40℃1分、72℃3分のサイクルを30回
繰り返し、その後4℃で保持した。
ル電気泳動で分離した後、約250bpのDNA断片を
回収し、EcoRIとHindIIIで切断後、pBluescript SK(+)
(ストラタジーン社製)のEcoRI、HindIII部位にクロー
ニングし、大腸菌JM109に導入した。
たコロニーから無作為に40個を抽出しそれぞれ培養し
た。各培養液からプラスミドDNAを精製し、無作為に
DNA塩基配列を決定した結果、チトクロームP450
のcDNAの部分配列を持つクローン(M15)を得
た。
発現の解析 M15クローンのEcoRI-HindIIIフラグメントをP32標
識したDNAプローブを用い、花芽形成の各段階(図
1)におけるM15の遺伝子発現を調べた。解析には、
0.3μgのmRNAを用いた。結果を図2に示す。図
2より、ステージ1で最も強く発現することがわかっ
た。
450のcDNAクローニング 花芽成長のステージ1で発現するmRNAをもとにcD
NAライブラリーを作製した。ライブラリー作製はZAP-
cDNA合成キット(ストラタジーン社製)を用いて、製造
者が推奨する方法に従って行った。また、パッケージン
グには、同社のGigapack II Plus を用いた。
32標識断片をプローブとして約30万個のcDNAクロ
ーンをスクリーニングした結果、7個のポジティブクロ
ーンを得た。そのうち挿入断片が最も長いものを選び
(以下IMT−1と記す)、cDNAの塩基配列を解析
した結果、完全長の新規チトクロームP450(配列番
号:1)をコードするcDNAを得た。このチトクロー
ムP450のアミノ酸配列はペチュニアのフラボノイド
−3’,5’−水酸化酵素のアミノ酸配列(Holtonら、
Nature, 366, 276-279, 1993)と比べ、37%の相同性
を示した。
CR)用鋳型ゲノムDNAの調製 ペチュニアの葉0.5gを用いて、ISOPLANT(ニッポン
ジーン社製)を用いて染色体DNAを調製した。この染
色体DNA1μgをHincIIで完全に消化した後、T4D
NAライゲースを用いてセルフライゲーション反応を行
い、IPCR用鋳型ゲノムDNAとした。
CR) まず、IPCR用プライマーを4種合成した。 Aプライマー;5' - AACTAAAATCAAGACAAGTAGTAATCCACC - 3' Bプライマー;5' - GTTGCTTATTGCTAGGTAACGAATACTTG - 3' Cプライマー;5' - ACTCCCCTGCCCTTAATTGGTAATTTACAT - 3' Dプライマー;5' - AACACTCTTGGTGCTCAACCCCATCAGTCC - 3' 各プライマーの位置は、いずれもIMT−1の5’端近
傍である。
回目のPCR反応は、50μlの反応液中で行った。な
お、この反応液は、実施例7で得られたIPCR用鋳型
ゲノムDNA10ng/μl、Bプライマー 10pm
ol、Cプライマー10pmol、dNTP0.04m
M 、 塩化マグネシウム 2.5mM、PCR用緩衝液
(東洋紡(株)製)、TaqDNA ポリメラーゼ(東洋紡
(株)製)0.1unit/μlを含んでいる。反応条
件は94℃で5分保持した後、94℃1分、55℃2
分、72℃3分のサイクルを30回繰り返し、その後4
℃で保持した。
で行った。なお、この反応液は1回目のIPCR産物
0.1ng/μl、Aプライマー 10pmol、Dプ
ライマー10pmol、dNTP0.04mM、塩化マ
グネシウム 2.5mM、PCR用緩衝液(東洋紡
(株)製)、TaqDNA ポリメラーゼ(東洋紡(株)製)
0.1unit/μlを含んでいる。反応条件は94℃
で5分保持した後、94℃1分、55℃2分、 72℃
3分のサイクルを30回繰り返し、その後4℃で保持し
た。
DNA塩基配列の決定 2回目のIPCR産物を0.7%アガロースゲルで分離
し、特異的に増幅した1.2kbのDNA産物をpTBlue
T-Vector(Novagen社製)にクローニングした。このプ
ラスミドを用いて大腸菌JM109を形質転換した。独
立した7つのクローンを培養し、DNA塩基配列を決定
した結果、IMT−1のプロモーター領域の配列を得
た。IMT−1のプロモーター領域の遺伝子配列を配列
表・配列番号2に示す。
解析 実施例3で得られたPCR産物をもとにさらにPCRを
行った。PCR産物を1ng、プライマー2’とプライマ
ー3をそれぞれ70pmol使用し、0.2mM dNTP、2.5mM MgCl
2、PCR用緩衝液(東洋紡績社製)、rTaqDNA
ポリメラーゼ0.1 u/mlを含む50μlの反応液中で
反応を行った。反応は、94℃で3分間保持した後、9
4℃30秒、50℃30秒、72℃45秒を1サイクル
とし、40サイクル繰り返した後4℃に冷却した。
気泳動で分離した後、約200bpのDNA断片を回収
し、pBluescriptSK+プラスミドベクターのXhoI, HindII
Iサイトにクローニングし、大腸菌JM109に導入し
た。
2クローンを選択し、これらのプラスミドを抽出し、塩
基配列を決定した。その結果、チトクロームP450の
cDNAの塩基配列を持つクローン(K40)を得た。
子発現の解析 K40クローンのXhoI-HindIIIフラグメントをP32標識
したDNAプローブを用い、花芽形成の各段階(図1)
におけるK40の遺伝子発現を調べた。解析には、0.
5μgのmRNAを用いた。結果を図3に示す。図3よ
り、ステージ2で最も強く発現することがわかった。
P450のcDNAクローニング 花芽成長のステージ2で発現するmRNAをもとにcD
NAライブラリーを作製した。ライブラリー作製はZAP-
cDNA合成キット(ストラタジーン社)を用いて、製造者
が推奨する方法に依った。パッケージングには、同社の
Gigapack II Plus を用いた。
32標識断片をプローブとして約50万個のcDNAクロ
ーンをスクリーニングした結果、93個のポジティブク
ローンを得た。そのうち挿入断片が最も長いものを選
び、cDNAの塩基配列を解析した結果、完全長の新規
チトクロームP450(IMT−2)をコードするcD
NAを得た(配列番号:3)。このチロクロームP45
0のアミノ酸配列は、アボカド由来のチトクロームP4
50の一分子種であるCYP71A1と39%の相同性
を示した。
の調製 ペチュニアの葉0.5gを用いて、ISOPLANT(ニッポン
ジーン社)を用いて染色体DNAを調製した。この1μ
gをXbaIで完全に消化した後、T4DNAライゲースを用い
てセルフライゲーション反応を行い、IPCR用鋳型ゲ
ノムDNAとした。
イマーを合成した。 Eプライマー; 5' AAACAAAGATTGGAGCATAATCGACC 3' Fプライマー; 5' TAGTTCATTTTTCATTCATCGAGAGG 3' Gプライマー; 5' TATACGCGAAATAGGACTAGAAGATAATTGG 3' Hプライマー; 5' AAACAGAAAATCAATCGACTCCCTCCTGG 3' 各プライマーの位置は、いずれもIMT−2の5’端近
傍である。
回目のPCR反応は、50μlの反応液中で行い、この
反応液はIPCR用鋳型ゲノムDNA10 ng/μl、Eプ
ライマー50pmol、Fプライマー50pmol、dNTP 0.2mM、塩
化マグネシウム 2.5mM、PCR用緩衝液(ベーリンガー
マンハイム社 エクスパンドハイフィデリティーPCRシ
ステム)、酵素ミックス(ベーリンガーマンハイム社
エクスパンドハイフィデリティーPCRシステム)0.04uni
t/μlを含んでいる。反応条件は94℃で5分保持した
後、94℃1分、60℃1分、72℃3分を1サイクル
とし、30サイクル繰り返し、その後4℃で保持した。
中で行い、この反応液は1回目のIPCR産物0.2 ng/
μl、Gプライマー50pmol、Hプライマー50pmol、dNTP 0.
2mM、塩化マグネシウム 2.5mM、PCR用緩衝液(ベー
リンガーマンハイム社 エクスパンドハイフィデリティ
ーPCRシステム)、酵素ミックス(ベーリンガーマンハ
イム社 エクスパンドハイフィデリティーPCRシステ
ム) 0.04 unit/μlを含んでいる。反応条件は94℃で
5分保持した後、94℃1分、60℃1分、72℃3分
を1サイクルとし、30サイクル繰り返し、その後4℃
で保持した。
とDNA塩基配列の決定 2回目のIPCR産物を0.7%アガロースゲルで分離
し、特異的に増幅した1.7kbのDNA産物をpT7Blue T-V
ector(Novagen社)にクローニングした。このプラスミ
ドを用いて大腸菌JM109を形質転換した。独立したクロ
ーンを培養し、DNA塩基配列を決定した結果、IMT
−2のプロモーター領域の配列を得た。IMT−2のプ
ロモーター領域の遺伝子配列を配列番号4に示す。
遺伝子ならびにそのプロモーターを提供する。さらに、
本発明によって、チトクロームP450遺伝子ならびに
そのプロモーターを用いて、植物の開花の制御に応用す
ることが可能になった。
る。
析によるM15の遺伝子発現を示す。
析によるK40の遺伝子発現を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 プライマー1(5'AAAGAAACATTTCGAAAGCA
CCC)および/またはプライマー2(5'AAATTCTTCGTCCAG
CACCAAATGG)を用いてクローニングすることにより得ら
れる花芽形成の初期に発現するチトクロームP450遺
伝子。 - 【請求項2】 配列番号1の塩基配列番号1〜1488
の塩基配列によってコードされるアミノ酸配列をコード
するチトクロームP450遺伝子、または配列番号1の
塩基配列番号1〜1488の全部または一部の塩基配列
とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、ペチ
ュニアの花芽形成の初期に発現するチトクロームP45
0と同一の活性を有するタンパク質をコードする遺伝
子。 - 【請求項3】 配列番号3の塩基配列番号1〜1617
の塩基配列によってコードされるアミノ酸配列をコード
するチトクロームP450遺伝子、または配列番号3記
載の塩基配列番号1〜1617の全部又は一部の塩基配
列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、ペ
チュニアの花芽形成の初期に発現するチトクロームP4
50と同一の活性を有する蛋白質をコードする遺伝子。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載の遺伝子によりコード
される蛋白質。 - 【請求項5】 配列番号2または配列番号4の塩基配列
またはこれらのいずれかとストリンジェントな条件下で
ハイブリダイズする塩基配列からなり、植物の花芽形成
の初期にプロモーター活性を有するDNA。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9253167A JPH10304879A (ja) | 1997-03-03 | 1997-09-18 | 新規チトクロームp450遺伝子 |
| US09/033,055 US6069241A (en) | 1997-03-03 | 1998-03-02 | Cytochrome P450 gene |
| AU56372/98A AU749745B2 (en) | 1997-03-03 | 1998-03-02 | Novel cytochrome P450 gene |
| AT98103716T ATE297993T1 (de) | 1997-03-03 | 1998-03-03 | Cytochrom p450 gen |
| EP98103716A EP0863206B1 (en) | 1997-03-03 | 1998-03-03 | Cytochrome P450 gene |
| DE69830528T DE69830528D1 (de) | 1997-03-03 | 1998-03-03 | Cytochrom P450 Gen |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-47682 | 1997-03-03 | ||
| JP4768297 | 1997-03-03 | ||
| JP9253167A JPH10304879A (ja) | 1997-03-03 | 1997-09-18 | 新規チトクロームp450遺伝子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304879A true JPH10304879A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=26387841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9253167A Pending JPH10304879A (ja) | 1997-03-03 | 1997-09-18 | 新規チトクロームp450遺伝子 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6069241A (ja) |
| EP (1) | EP0863206B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10304879A (ja) |
| AT (1) | ATE297993T1 (ja) |
| AU (1) | AU749745B2 (ja) |
| DE (1) | DE69830528D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108586591A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-09-28 | 中国科学院成都生物研究所 | Cyp71a1基因在耐逆基因工程中的用途 |
| CN111321128A (zh) * | 2020-03-03 | 2020-06-23 | 武汉轻工大学 | 一种榼藤细胞色素p450基因及其获得方法和应用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL170326B1 (pl) * | 1991-07-11 | 1996-11-29 | Int Flower Dev Pty Ltd | S posób wytwarzania rosliny transgenicznej PL |
| KR100245488B1 (ko) * | 1992-03-02 | 2000-02-15 | 히라타 다다시 | 신규 식물 유전자 |
| WO1993020206A1 (en) * | 1992-03-27 | 1993-10-14 | International Flower Developments Pty. Ltd. | Genetic sequences encoding flavonoid pathway enzymes and uses therefor |
-
1997
- 1997-09-18 JP JP9253167A patent/JPH10304879A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-02 AU AU56372/98A patent/AU749745B2/en not_active Ceased
- 1998-03-02 US US09/033,055 patent/US6069241A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-03 AT AT98103716T patent/ATE297993T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-03-03 DE DE69830528T patent/DE69830528D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-03 EP EP98103716A patent/EP0863206B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6069241A (en) | 2000-05-30 |
| DE69830528D1 (de) | 2005-07-21 |
| EP0863206B1 (en) | 2005-06-15 |
| ATE297993T1 (de) | 2005-07-15 |
| EP0863206A3 (en) | 1999-11-03 |
| AU5637298A (en) | 1998-09-03 |
| EP0863206A2 (en) | 1998-09-09 |
| AU749745B2 (en) | 2002-07-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100452853B1 (ko) | 저온유도성프로모터서열 | |
| Harper et al. | The plasma membrane H+-ATPase gene family in Arabidopsis: genomic sequence of AHA10 which is expressed primarily in developing seeds | |
| US6291219B1 (en) | α1-6 fucosyltransferase | |
| Xu et al. | Cloning and molecular characterization of a functional flavonoid 3′-hydroxylase gene from Brassica napus | |
| Hesse et al. | Molecular cloning and expression analyses of mitochondrial and plastidic isoforms of cysteine synthase (O-acetylserine (thiol) lyase) from Arabidopsis thaliana | |
| US20040117869A1 (en) | Cloning of cytochrome P450 genes from Nicotiana | |
| US7122657B2 (en) | UDP-glucose aglycon-glucosytransferase | |
| JPWO1997024449A1 (ja) | 低温誘導性プロモーター配列 | |
| Guo et al. | Molecular cloning and expression of alfalfa (Medicago sativa L.) vestitone reductase, the penultimate enzyme in medicarpin biosynthesis | |
| WO2000040695A9 (en) | Sequence-determined dna fragments and corresponding polypeptides encoded thereby | |
| Wang et al. | Characterization of cDNAs differentially expressed in roots of tobacco (Nicotiana tabacum cv Burley 21) during the early stages of alkaloid biosynthesis | |
| OA11021A (en) | Purified proteins recombinant dna sequences and processes for controlling the ripening of coffee plants | |
| US6501007B1 (en) | Method of dwarfing plants | |
| WO1996009393A1 (en) | Dna sequence encoding squalene synthetase | |
| CN114127299B (zh) | 一种增强植物香味的方法 | |
| US6271031B1 (en) | Quinolinate metabolism enzymes | |
| JPH10304879A (ja) | 新規チトクロームp450遺伝子 | |
| AU784725B2 (en) | Genes encoding proteins regulating pH of vacuoles | |
| US6630616B1 (en) | Arabidopsis MPC1 gene and methods for controlling flowering time | |
| Hradilová et al. | Expression pattern of the AHP gene family from Arabidopsis thaliana and organ specific alternative splicing in the AHP5 gene | |
| JP2003519489A (ja) | Cyp79ファミリーのp450モノオキシゲナーゼ | |
| CN114774377B (zh) | Hppd蛋白、基因、载体、细胞、组合物及其应用、提高作物除草剂抗性的方法 | |
| JPH09104698A (ja) | カウレン合成酵素 | |
| JPH09224671A (ja) | 新規なチトクロームp450をコードするdna | |
| JPH09224672A (ja) | 新規なdna結合タンパク質をコードするdna |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040906 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070426 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070625 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070625 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080407 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |