JPH1030607A - 油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路 - Google Patents
油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路Info
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- JPH1030607A JPH1030607A JP18643596A JP18643596A JPH1030607A JP H1030607 A JPH1030607 A JP H1030607A JP 18643596 A JP18643596 A JP 18643596A JP 18643596 A JP18643596 A JP 18643596A JP H1030607 A JPH1030607 A JP H1030607A
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 速度制御から圧力制御へ移行する際に円滑に
移行できるようにする。 【解決手段】 油圧アクチュエータ17の駆動速度を制
御する速度制御状態で、入力信号Viと速度センサ18
からの速度フィードバック信号Vsとの偏差に応じて速
度制御用の第1の比例・積分補償器13で補償された制
御値Saにより、3方向制御弁16を制御して油圧アク
チュエータ17の駆動速度を制御する。このとき、その
制御値Saを上限値調整手段14を介して圧力制御用の
第2の比例・積分補償器15に記憶させる。上限値調整
手段14はその上限値を任意に調整でき、その上限値に
よって、第2の比例・積分補償器15に記憶させ制御値
Sa′を規制する。
移行できるようにする。 【解決手段】 油圧アクチュエータ17の駆動速度を制
御する速度制御状態で、入力信号Viと速度センサ18
からの速度フィードバック信号Vsとの偏差に応じて速
度制御用の第1の比例・積分補償器13で補償された制
御値Saにより、3方向制御弁16を制御して油圧アク
チュエータ17の駆動速度を制御する。このとき、その
制御値Saを上限値調整手段14を介して圧力制御用の
第2の比例・積分補償器15に記憶させる。上限値調整
手段14はその上限値を任意に調整でき、その上限値に
よって、第2の比例・積分補償器15に記憶させ制御値
Sa′を規制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧アクチュエ
ータの駆動速度(作動油の流量)を制御する速度制御と
駆動圧力(作動油の圧力)を制御する圧力制御を、単一
の3方向制御弁を用いて行なうクローズドループ制御回
路からなる油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路に
関する。
ータの駆動速度(作動油の流量)を制御する速度制御と
駆動圧力(作動油の圧力)を制御する圧力制御を、単一
の3方向制御弁を用いて行なうクローズドループ制御回
路からなる油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】油圧アクチュエータの速度・圧力制御回
路において、制御状態を検知する機能を有しないオープ
ンループ制御の不安定要素を除去するには、単なるプロ
グラム制御だけでは不可能であり、フィードバック機能
を有し常時設定された条件を監視し、その結果を補正し
てきわめて高精度の再現性を得ることができるクローズ
ドループ制御が必要となる。
路において、制御状態を検知する機能を有しないオープ
ンループ制御の不安定要素を除去するには、単なるプロ
グラム制御だけでは不可能であり、フィードバック機能
を有し常時設定された条件を監視し、その結果を補正し
てきわめて高精度の再現性を得ることができるクローズ
ドループ制御が必要となる。
【0003】従来、この種の油圧アクチュエータの速度
・圧力制御回路としては、例えば図8にブロック図で示
すようなものがある。なお、図9はこれを用いた油圧シ
ステムの概略構成図、図10はそれに使用する3方向制
御弁の構成を示す油圧記号図である。
・圧力制御回路としては、例えば図8にブロック図で示
すようなものがある。なお、図9はこれを用いた油圧シ
ステムの概略構成図、図10はそれに使用する3方向制
御弁の構成を示す油圧記号図である。
【0004】図8に示す速度・圧力制御回路は、比例積
分補償によるクローズドループ制御回路を示すものであ
り、例えば、油圧アクチュエータ17によってプラスチ
ック成形機の加熱シリンダ20を駆動する油圧システム
において、成形材料である樹脂材を金型キャビティ内に
射出充填する射出時の速度制御と、樹脂材充填後の保圧
制御とを行なうような場合に使用するものである。した
がって、そのサーボコントローラ40は、速度制御用と
圧力制御用の2つの回路を外部からの切換信号により切
り換えることができる。
分補償によるクローズドループ制御回路を示すものであ
り、例えば、油圧アクチュエータ17によってプラスチ
ック成形機の加熱シリンダ20を駆動する油圧システム
において、成形材料である樹脂材を金型キャビティ内に
射出充填する射出時の速度制御と、樹脂材充填後の保圧
制御とを行なうような場合に使用するものである。した
がって、そのサーボコントローラ40は、速度制御用と
圧力制御用の2つの回路を外部からの切換信号により切
り換えることができる。
【0005】速度制御状態では、切換信号SWA,/S
WBがハイ、SWB,/SWAがローで、サーボコント
ローラ40内の第1,第3,第5のアナログスイッチ
7,9,11がそれぞれオン、第2,第4,第6のアナ
ログスイッチ8,10,12がそれぞれオフの状態にあ
る。なお、切換信号SWA,SWBの前の「/」は反転
を意味し、図中ではオーバラインを付して示している。
WBがハイ、SWB,/SWAがローで、サーボコント
ローラ40内の第1,第3,第5のアナログスイッチ
7,9,11がそれぞれオン、第2,第4,第6のアナ
ログスイッチ8,10,12がそれぞれオフの状態にあ
る。なお、切換信号SWA,SWBの前の「/」は反転
を意味し、図中ではオーバラインを付して示している。
【0006】したがって、この状態では入力信号Vi
と、速度センサ18によって油圧アクチュエータ17の
駆動速度を検出した速度フィードバック信号Vsは、減
算器2に入力してその差がとられ、その偏差が減算器3
を通して(この場合はアナログスイッチ8がオフなので
素通り)、速度制御の補償回路である第1の比例・積分
補償器13で比例・積分補償される。その制御値Sa
は、加算器4を経て3方向制御弁16の制御信号とな
り、3方向制御弁16を駆動制御して油圧アクチュエー
タ17への作動油の流量を制御させる。それによって、
油圧アクチュエータ17が加熱シリンダ20を駆動する
速度を入力信号Viと速度フィードバック信号Vsとが
一致するように制御する。
と、速度センサ18によって油圧アクチュエータ17の
駆動速度を検出した速度フィードバック信号Vsは、減
算器2に入力してその差がとられ、その偏差が減算器3
を通して(この場合はアナログスイッチ8がオフなので
素通り)、速度制御の補償回路である第1の比例・積分
補償器13で比例・積分補償される。その制御値Sa
は、加算器4を経て3方向制御弁16の制御信号とな
り、3方向制御弁16を駆動制御して油圧アクチュエー
タ17への作動油の流量を制御させる。それによって、
油圧アクチュエータ17が加熱シリンダ20を駆動する
速度を入力信号Viと速度フィードバック信号Vsとが
一致するように制御する。
【0007】このとき、比例・積分補償器13から出力
される制御値Saは、信号線Lを通して減算器6に入力
され、圧力制御の補償回路である第2の比例・積分補償
器15に記憶される。この状態では、比例・積分補償器
15の出力である制御値Sbはアナログスイッチ11を
通して減算器6のマイナス入力となり、プラス入力の制
御値Saとの差が比例・積分補償器15に入力されて、
その差が0になるように動作するので、Sb=Saとな
る。
される制御値Saは、信号線Lを通して減算器6に入力
され、圧力制御の補償回路である第2の比例・積分補償
器15に記憶される。この状態では、比例・積分補償器
15の出力である制御値Sbはアナログスイッチ11を
通して減算器6のマイナス入力となり、プラス入力の制
御値Saとの差が比例・積分補償器15に入力されて、
その差が0になるように動作するので、Sb=Saとな
る。
【0008】一方、圧力制御状態では、切換信号SW
A,/SWBがロー、SWB,/SWAがハイで、サー
ボコントローラ40内の第1,第3,第5のアナログス
イッチ7,9,11がオフ、第2,第4,第6のアナロ
グスイッチ8,10,12がオンの状態になる。
A,/SWBがロー、SWB,/SWAがハイで、サー
ボコントローラ40内の第1,第3,第5のアナログス
イッチ7,9,11がオフ、第2,第4,第6のアナロ
グスイッチ8,10,12がオンの状態になる。
【0009】したがってこの状態では、入力信号Vi
と、圧力センサ19によって油圧アクチュエータ17に
供給される作動油の圧力(駆動圧力に相当する)を検出
した圧力フィードバック信号Vpは、減算器5に入力し
てその差がとられ、その偏差が減算器6を通して(この
場合はアナログスイッチ11がオフなので素通り)、圧
力制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15で
比例・積分補償される。
と、圧力センサ19によって油圧アクチュエータ17に
供給される作動油の圧力(駆動圧力に相当する)を検出
した圧力フィードバック信号Vpは、減算器5に入力し
てその差がとられ、その偏差が減算器6を通して(この
場合はアナログスイッチ11がオフなので素通り)、圧
力制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15で
比例・積分補償される。
【0010】その制御値Sbは、加算器4を経て3方向
制御弁16の制御信号となり、3方向制御弁16を駆動
制御して油圧アクチュエータ17への作動油の圧力を制
御させる。それによって、油圧アクチュエータ17が加
熱シリンダ20を駆動する圧力を入力信号Viと圧力フ
ィードバック信号Vpとが一致するように制御する。
制御弁16の制御信号となり、3方向制御弁16を駆動
制御して油圧アクチュエータ17への作動油の圧力を制
御させる。それによって、油圧アクチュエータ17が加
熱シリンダ20を駆動する圧力を入力信号Viと圧力フ
ィードバック信号Vpとが一致するように制御する。
【0011】ここで、図9及び図10を参照して3方向
制御弁16による圧力・流量制御の作用を簡単に説明す
る。図9は、油圧アクチュエータによって射出成形機の
加熱シリンダを駆動するようにした油圧システムの一例
を示す。この図9において、40は上述したサーボコン
トローラ、16はそれによって駆動制御される3方向制
御弁で、油圧アクチュエータ(この例では射出シリン
ダ)17に流入させる作動油の流量および圧力を調整す
る可変絞り機能を有し、実際には図10に示すように、
A,B,P,Tの4ポートを有し(但しBポートは常に
閉止されている)、トルクモータ16bによってスプー
ル16aが摺動されて4位置をとる制御弁である。
制御弁16による圧力・流量制御の作用を簡単に説明す
る。図9は、油圧アクチュエータによって射出成形機の
加熱シリンダを駆動するようにした油圧システムの一例
を示す。この図9において、40は上述したサーボコン
トローラ、16はそれによって駆動制御される3方向制
御弁で、油圧アクチュエータ(この例では射出シリン
ダ)17に流入させる作動油の流量および圧力を調整す
る可変絞り機能を有し、実際には図10に示すように、
A,B,P,Tの4ポートを有し(但しBポートは常に
閉止されている)、トルクモータ16bによってスプー
ル16aが摺動されて4位置をとる制御弁である。
【0012】油圧アクチュエータ17は、シリンダ室1
7a内でA,B方向に摺動する両ロッドのピストン17
bを備え、その前方に延びるロッド17cを加熱シリン
ダ20のスクリュー20aに連結し、後方に延びるロッ
ド17dを油圧モータ21に接続している。24は金型
であり、図示しない型締め機構によって開閉される固定
型24aと可動型24bからなり、固定型24aには加
熱シリンダ20の先端のノズル部20bに対応する位置
に注入孔を有し、内部に成形品の形状に応じた型室(キ
ャビティ)24cを形成する。
7a内でA,B方向に摺動する両ロッドのピストン17
bを備え、その前方に延びるロッド17cを加熱シリン
ダ20のスクリュー20aに連結し、後方に延びるロッ
ド17dを油圧モータ21に接続している。24は金型
であり、図示しない型締め機構によって開閉される固定
型24aと可動型24bからなり、固定型24aには加
熱シリンダ20の先端のノズル部20bに対応する位置
に注入孔を有し、内部に成形品の形状に応じた型室(キ
ャビティ)24cを形成する。
【0013】油圧アクチュエータ17のロッド17cに
対して、その矢示B方向への移動速度を検出する速度セ
ンサ18を設け、その検出信号を速度フィードバック信
号Vsとして、サーボコントローラ40にフィードバッ
クさせる。速度センサ18は、例えばエンコーダと周波
数/電圧変換器(F/V変換器)によって構成される。
また、3方向制御弁16のAポートと油圧アクチュエー
タ17のシリンダ室17aとを結ぶ管路25内の作動油
の油圧を検出する圧力センサ19を設け、その検出信号
を圧力フィードバック信号Vpとして、サーボコントロ
ーラ40にフィードバックさせる。
対して、その矢示B方向への移動速度を検出する速度セ
ンサ18を設け、その検出信号を速度フィードバック信
号Vsとして、サーボコントローラ40にフィードバッ
クさせる。速度センサ18は、例えばエンコーダと周波
数/電圧変換器(F/V変換器)によって構成される。
また、3方向制御弁16のAポートと油圧アクチュエー
タ17のシリンダ室17aとを結ぶ管路25内の作動油
の油圧を検出する圧力センサ19を設け、その検出信号
を圧力フィードバック信号Vpとして、サーボコントロ
ーラ40にフィードバックさせる。
【0014】この油圧システムにおいて、射出充填工程
に先立ち、3方向制御弁16を切り換えて油圧アクチュ
エータ17のシリンダ室17aをタンク側に連通させる
とともに、油圧モータ21を回転させてピストン17b
を矢示A方向へ戻しながら回転させ、加熱シリンダ20
内にホッパ22から樹脂材料23を供給させて、スクリ
ュー20aにより必要な量だけ計量する。なお、この計
量はショット毎に行なわれる。
に先立ち、3方向制御弁16を切り換えて油圧アクチュ
エータ17のシリンダ室17aをタンク側に連通させる
とともに、油圧モータ21を回転させてピストン17b
を矢示A方向へ戻しながら回転させ、加熱シリンダ20
内にホッパ22から樹脂材料23を供給させて、スクリ
ュー20aにより必要な量だけ計量する。なお、この計
量はショット毎に行なわれる。
【0015】樹脂材料23は計量時に、加熱シリンダ2
0による加熱及びスクリュー20aによるせん断によ
り、加熱されて溶融状態になっている。射出工程で油圧
アクチュエータ17のシリンダ室17aに3方向制御弁
16を介して圧油を供給して、ピストン17bを左行さ
せることにより、加熱シリンダ20内のスクリュー20
aも左行し、溶融樹脂をノズル部20bから金型24の
型室24c内に射出し、そこに充填させる。金型24の
型室24c内に溶融樹脂が充満すると、その圧力を所定
の値に保持する保圧工程に入る。
0による加熱及びスクリュー20aによるせん断によ
り、加熱されて溶融状態になっている。射出工程で油圧
アクチュエータ17のシリンダ室17aに3方向制御弁
16を介して圧油を供給して、ピストン17bを左行さ
せることにより、加熱シリンダ20内のスクリュー20
aも左行し、溶融樹脂をノズル部20bから金型24の
型室24c内に射出し、そこに充填させる。金型24の
型室24c内に溶融樹脂が充満すると、その圧力を所定
の値に保持する保圧工程に入る。
【0016】その射出工程においては、油圧アクチュエ
ータ17の動作速度を検出する速度センサ18の出力信
号を、速度フィードバック信号Vsとしてサーボコント
ローラ40に速度指令値となる入力信号Viと共に入力
させ、両者が一致するように、3方向制御弁16による
作動油の供給流量を制御するため、前述した速度制御を
行なっている。
ータ17の動作速度を検出する速度センサ18の出力信
号を、速度フィードバック信号Vsとしてサーボコント
ローラ40に速度指令値となる入力信号Viと共に入力
させ、両者が一致するように、3方向制御弁16による
作動油の供給流量を制御するため、前述した速度制御を
行なっている。
【0017】また、金型24の型室24c内に樹脂が充
満した後の保圧工程においては、圧力センサ19による
管路25内の圧力検出信号を、圧力フィードバック信号
Vpとしてサーボコントローラ40に圧力指令値となる
入力信号Viと共に入力させ、両者が一致するように、
3方向制御弁16による作動油の油圧を制御するため、
前述した圧力制御を行なう。
満した後の保圧工程においては、圧力センサ19による
管路25内の圧力検出信号を、圧力フィードバック信号
Vpとしてサーボコントローラ40に圧力指令値となる
入力信号Viと共に入力させ、両者が一致するように、
3方向制御弁16による作動油の油圧を制御するため、
前述した圧力制御を行なう。
【0018】図11は、図8における減算器6と圧力制
御用の第2の比例・積分補償器15の具体的回路例を示
す。この比例・積分補償器15は、それぞれオペアンプ
を用いた比例回路151、積分回路152、及び反転・
加算回路153からなり、減算器6の出力を入力して、
比例回路151によって抵抗R1とR2の比による比例
値を、積分回路152によって抵抗R3とコンデンサC
0の積分定数による積分値をそれぞれ出力し、それを反
転・加算回路153で加算および反転して、制御値Sb
としてアナログスイッチ12を通して出力する。
御用の第2の比例・積分補償器15の具体的回路例を示
す。この比例・積分補償器15は、それぞれオペアンプ
を用いた比例回路151、積分回路152、及び反転・
加算回路153からなり、減算器6の出力を入力して、
比例回路151によって抵抗R1とR2の比による比例
値を、積分回路152によって抵抗R3とコンデンサC
0の積分定数による積分値をそれぞれ出力し、それを反
転・加算回路153で加算および反転して、制御値Sb
としてアナログスイッチ12を通して出力する。
【0019】減算器6もオペアンプを用いた反転・加算
回路を構成しているが、その入力信号に対して、第2の
比例・積分補償器15から出力される制御値Sbは3回
反転されて反対極性になっているため、速度制御時には
それをアナログスイッチ11を介して減算器6に入力さ
せ、速度制御用の第1の比例・積分補償器13から入力
する制御値Saと加算することにより、その差Sa−S
bが反転して比例・積分補償器15に入力される。そし
て、Sa−Sb=0(Sb=Sa)になるように制御さ
れるので、積分回路152の積分コンデンサC0に制御
値Saが記憶されることになる。
回路を構成しているが、その入力信号に対して、第2の
比例・積分補償器15から出力される制御値Sbは3回
反転されて反対極性になっているため、速度制御時には
それをアナログスイッチ11を介して減算器6に入力さ
せ、速度制御用の第1の比例・積分補償器13から入力
する制御値Saと加算することにより、その差Sa−S
bが反転して比例・積分補償器15に入力される。そし
て、Sa−Sb=0(Sb=Sa)になるように制御さ
れるので、積分回路152の積分コンデンサC0に制御
値Saが記憶されることになる。
【0020】圧力制御時には、アナログスイッチ11は
オフ、アナログスイッチ12と図8のアナログスイッチ
10がオンになるので、減算器6に入力信号Viと圧力
フィードバック信号Vpとの偏差Vi−Vpが入力さ
れ、アナログスイッチ9もオフになるので制御値Saは
入力されなくなる。そして、この比例・積分補償器15
に、その切り換わる直前の速度制御の制御値Saが記憶
された状態から圧力制御が開始されることになる。
オフ、アナログスイッチ12と図8のアナログスイッチ
10がオンになるので、減算器6に入力信号Viと圧力
フィードバック信号Vpとの偏差Vi−Vpが入力さ
れ、アナログスイッチ9もオフになるので制御値Saは
入力されなくなる。そして、この比例・積分補償器15
に、その切り換わる直前の速度制御の制御値Saが記憶
された状態から圧力制御が開始されることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路に
あっては、速度制御から圧力制御への移行時に圧力が急
激に変化するような場合にオーバシュートが発生し、円
滑に圧力制御に移行できなくなることがあった。例え
ば、高速で速度制御を行なっていたシリンダを、ストロ
ークエンドにおいて停止させると圧力が急激に上昇す
る。このような場合に速度制御から圧力制御へ移行させ
た時にオーバシュートが発生してしまう。
うな従来の油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路に
あっては、速度制御から圧力制御への移行時に圧力が急
激に変化するような場合にオーバシュートが発生し、円
滑に圧力制御に移行できなくなることがあった。例え
ば、高速で速度制御を行なっていたシリンダを、ストロ
ークエンドにおいて停止させると圧力が急激に上昇す
る。このような場合に速度制御から圧力制御へ移行させ
た時にオーバシュートが発生してしまう。
【0022】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、圧力が急激に変化するような場合にも、速度制
御から圧力制御へ円滑に移行できるようにすることを目
的とする。
であり、圧力が急激に変化するような場合にも、速度制
御から圧力制御へ円滑に移行できるようにすることを目
的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述したよ
うな油圧アクチュエータの駆動速度を制御する速度制御
と駆動圧力を制御する圧力制御とを、単一の3方向制御
弁を用いて行なうクローズドループ制御回路からなる油
圧アクチュエータの速度・圧力制御回路において、上記
の目的を達成するため、上記クローズドループ制御回路
内に、速度制御の補償回路と、圧力制御の補償回路と、
速度制御時の前記速度制御の補償回路による制御値を上
記圧力制御の補償回路に常時記憶させる回路と、該回路
によって上記圧力制御の補償回路に記憶させる値の上限
値を調整可能に設定する上限値調整手段とを設けたもの
である。
うな油圧アクチュエータの駆動速度を制御する速度制御
と駆動圧力を制御する圧力制御とを、単一の3方向制御
弁を用いて行なうクローズドループ制御回路からなる油
圧アクチュエータの速度・圧力制御回路において、上記
の目的を達成するため、上記クローズドループ制御回路
内に、速度制御の補償回路と、圧力制御の補償回路と、
速度制御時の前記速度制御の補償回路による制御値を上
記圧力制御の補償回路に常時記憶させる回路と、該回路
によって上記圧力制御の補償回路に記憶させる値の上限
値を調整可能に設定する上限値調整手段とを設けたもの
である。
【0024】上記上限値調整手段が、圧力制御の補償回
路に記憶させる値の上限値を、油圧アクチュエータの駆
動圧力に応じて設定するようにするとよい。また、繰り
返し制御時に前回の速度制御から圧力制御への切り換わ
り時の一定時間内の指令値と圧力フィードバック値との
最大の差(圧力オーバシュートの値)を記憶し、次回の
制御においてその指令値と圧力フィードバック値との差
(圧力オーバシュートの差)を少なくするように、上記
上限値調整手段によって設定される上限値を補正する偏
差記憶上限補正手段を設けるとなおよい。
路に記憶させる値の上限値を、油圧アクチュエータの駆
動圧力に応じて設定するようにするとよい。また、繰り
返し制御時に前回の速度制御から圧力制御への切り換わ
り時の一定時間内の指令値と圧力フィードバック値との
最大の差(圧力オーバシュートの値)を記憶し、次回の
制御においてその指令値と圧力フィードバック値との差
(圧力オーバシュートの差)を少なくするように、上記
上限値調整手段によって設定される上限値を補正する偏
差記憶上限補正手段を設けるとなおよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明するが、図8に示した従来例と
同じ部分には同一の符号を付して、それらの説明は省略
する。
に基づいて具体的に説明するが、図8に示した従来例と
同じ部分には同一の符号を付して、それらの説明は省略
する。
【0026】図1は、この発明の基本的な実施形態を示
すブロック図である。この油圧アクチュエータの速度・
圧力制御回路はクローズドループ制御回路を構成してお
り、そのサーボコントローラ40においては、速度制御
時に速度制御の補償回路である第1の比例・積分補償器
13により補償された制御値Saを、常時信号線L及び
上限値調整手段14を通して減算器6に入力させ、圧力
制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15に記
憶させる。
すブロック図である。この油圧アクチュエータの速度・
圧力制御回路はクローズドループ制御回路を構成してお
り、そのサーボコントローラ40においては、速度制御
時に速度制御の補償回路である第1の比例・積分補償器
13により補償された制御値Saを、常時信号線L及び
上限値調整手段14を通して減算器6に入力させ、圧力
制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15に記
憶させる。
【0027】速度制御時には、アナログスイッチ11が
オンになっているので、第2の比例・積分補償器15の
出力である制御値Sbはアナログスイッチ11を通して
減算器6のマイナス入力となり、プラス入力の上限値調
整手段14によって上限が規制された制御値Sa′との
差が比例・積分補償器15に入力されて、その差が0に
なるように動作するので、Sb=Sa′となる。
オンになっているので、第2の比例・積分補償器15の
出力である制御値Sbはアナログスイッチ11を通して
減算器6のマイナス入力となり、プラス入力の上限値調
整手段14によって上限が規制された制御値Sa′との
差が比例・積分補償器15に入力されて、その差が0に
なるように動作するので、Sb=Sa′となる。
【0028】すなわち、速度制御の比例・積分補償器1
3により補償された制御値Saが、上限値調整手段14
によって上限が規制されて、圧力制御の比例・積分補償
器15に記憶されることになる。その上限値調整手段1
4に設定する上限値は任意の値に調整できる。なお、そ
の他の構成及び作用は図8の従来例と同様である。
3により補償された制御値Saが、上限値調整手段14
によって上限が規制されて、圧力制御の比例・積分補償
器15に記憶されることになる。その上限値調整手段1
4に設定する上限値は任意の値に調整できる。なお、そ
の他の構成及び作用は図8の従来例と同様である。
【0029】上限値調整手段14は、例えば図4に示す
ように、アナログスイツチ141と、オペアンプによる
コンパレータ142と、可変抵抗VR、抵抗R4とコン
デンサC1、およびオペアンプによるインピーダンス変
換回路(ボルテージホロワ)143とによって構成され
る。Gはグランド電位、Vcは一定電圧(例えば10
V)であり、可変抵抗VRによって一定電圧Vcを任意
に分圧した制限電圧Vxを発生させる。
ように、アナログスイツチ141と、オペアンプによる
コンパレータ142と、可変抵抗VR、抵抗R4とコン
デンサC1、およびオペアンプによるインピーダンス変
換回路(ボルテージホロワ)143とによって構成され
る。Gはグランド電位、Vcは一定電圧(例えば10
V)であり、可変抵抗VRによって一定電圧Vcを任意
に分圧した制限電圧Vxを発生させる。
【0030】そして、制御値Saの値が制限電圧Vx以
下のときは、コンパレータ142の出力がハイなので、
アナログスイッチ141がオンになっているため、Sa
の値が抵抗R4を介してコンデンサC1に記憶され、イ
ンピーダンス変換回路143を通して出力する制御値S
a′=Saである。
下のときは、コンパレータ142の出力がハイなので、
アナログスイッチ141がオンになっているため、Sa
の値が抵抗R4を介してコンデンサC1に記憶され、イ
ンピーダンス変換回路143を通して出力する制御値S
a′=Saである。
【0031】しかし、制御値Saの値が制限電圧Vxを
越えると、コンパレータ142の出力がローになるの
で、アナログスイッチ141がオフになり、コンデンサ
C1の記憶値はSa=Vxの時の値のままになる。その
ためインピーダンス変換回路143を通して出力する制
御値Sa′も制限電圧Vxのままになる。したがって、
この制限電圧Vxが制御値Sa′の上限値となり、その
値は可変抵抗VRによって任意に調整することができ
る。
越えると、コンパレータ142の出力がローになるの
で、アナログスイッチ141がオフになり、コンデンサ
C1の記憶値はSa=Vxの時の値のままになる。その
ためインピーダンス変換回路143を通して出力する制
御値Sa′も制限電圧Vxのままになる。したがって、
この制限電圧Vxが制御値Sa′の上限値となり、その
値は可変抵抗VRによって任意に調整することができ
る。
【0032】この実施形態によれば、速度制御から圧力
制御に切り換えた時の第2の比例・積分補償器15によ
る制御値Sbの初期値は速度制御時に記憶していた値S
a′になる。この記憶値はその上限値を上限値調整手段
14によって規制されているため、急激に圧力が変化す
る状況においても、速度制御から圧力制御への切り換え
時におけるオーバシュートが非常に小さい、円滑な圧力
制御波形を得ることが可能になる。
制御に切り換えた時の第2の比例・積分補償器15によ
る制御値Sbの初期値は速度制御時に記憶していた値S
a′になる。この記憶値はその上限値を上限値調整手段
14によって規制されているため、急激に圧力が変化す
る状況においても、速度制御から圧力制御への切り換え
時におけるオーバシュートが非常に小さい、円滑な圧力
制御波形を得ることが可能になる。
【0033】急激に圧力が上昇するとき、速度は目標値
よりも低下する。そのため、制御値Saが速度を上昇し
ようとして大になる。その結果、制御値Sbが大きくな
り、切換え時に圧力のオーバシュートが発生する。上限
値を規制するとそのオーバシュートが小さくなる。
よりも低下する。そのため、制御値Saが速度を上昇し
ようとして大になる。その結果、制御値Sbが大きくな
り、切換え時に圧力のオーバシュートが発生する。上限
値を規制するとそのオーバシュートが小さくなる。
【0034】次に、図2はこの発明の他の実施形態を示
すブロック図であり、圧力センサ19によって検出され
る油圧アクチュエータ17の駆動圧力に応じた圧力フィ
ードバック信号Vpを上限値調整手段14に入力させ、
圧力制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15
に記憶させる制御値の上限値を、油圧アクチュエータ1
7の駆動圧力に応じて設定するようにしたものである。
また、上限値調整手段14によって上限が規制された制
御値Sa′を、切換信号SWAがハイの時にオンになる
第7のアナログスイッチ27を介して減算器6に入力さ
せるようにしている。その他の構成は図1の実施形態と
同様である。
すブロック図であり、圧力センサ19によって検出され
る油圧アクチュエータ17の駆動圧力に応じた圧力フィ
ードバック信号Vpを上限値調整手段14に入力させ、
圧力制御の補償回路である第2の比例・積分補償器15
に記憶させる制御値の上限値を、油圧アクチュエータ1
7の駆動圧力に応じて設定するようにしたものである。
また、上限値調整手段14によって上限が規制された制
御値Sa′を、切換信号SWAがハイの時にオンになる
第7のアナログスイッチ27を介して減算器6に入力さ
せるようにしている。その他の構成は図1の実施形態と
同様である。
【0035】この場合の上限値調整手段14は、例えば
図5に示すように回路構成される。この回路において、
図4に示した回路と共通する部分には同一の符号を付し
てあり、それらの説明は省略する。この図5に示す上限
値調整手段14では、圧力フィードバック信号Vp(負
電圧)を抵抗R7とR8で分圧した値と、一定電圧Vc
を抵抗R5とR6で分圧した値との和を制限電圧Vxと
する。そして、出力する制御値Sa′をこの制限電圧V
xを上限値として規制するのは第4図の場合と同様であ
る。
図5に示すように回路構成される。この回路において、
図4に示した回路と共通する部分には同一の符号を付し
てあり、それらの説明は省略する。この図5に示す上限
値調整手段14では、圧力フィードバック信号Vp(負
電圧)を抵抗R7とR8で分圧した値と、一定電圧Vc
を抵抗R5とR6で分圧した値との和を制限電圧Vxと
する。そして、出力する制御値Sa′をこの制限電圧V
xを上限値として規制するのは第4図の場合と同様であ
る。
【0036】このようにすれは、第2の比例・積分補償
器15に記憶させる制御値の上限値を、油圧アクチュエ
ータ17の駆動圧力に応じた最適値に設定して規制する
ことができるので、例えば油圧アクチュエータ17が射
出成形機の加熱シリンダ20を駆動するような場合に
は、成形する樹脂材料の種類やその樹脂材料及び金型の
温度等により変化する実際の圧力に応じて、保圧制御開
始時の制御値の上限値が規制されるため、速度制御から
滑らかに且つ追従性よく保圧制御(圧力制御)へ移行で
きる。
器15に記憶させる制御値の上限値を、油圧アクチュエ
ータ17の駆動圧力に応じた最適値に設定して規制する
ことができるので、例えば油圧アクチュエータ17が射
出成形機の加熱シリンダ20を駆動するような場合に
は、成形する樹脂材料の種類やその樹脂材料及び金型の
温度等により変化する実際の圧力に応じて、保圧制御開
始時の制御値の上限値が規制されるため、速度制御から
滑らかに且つ追従性よく保圧制御(圧力制御)へ移行で
きる。
【0037】図3はこの発明のさらに他の実施形態を示
すブロック図であり、図1の構成に加えて、第7のアナ
ログスイッチ27と偏差記憶上限補正回路30を設けた
ものである。そして、圧力制御時に減算器5の出力を減
算器6を通して第2の比例・積分補償器15に入力させ
ると共に、偏差記憶上限補正回路30にも入力させ、そ
の偏差記憶上限補正回路30によって上限値調整手段1
4による上限値の設定値を補正するようにし、上限値調
整手段14によって上限が規制された制御値Sa′を、
第7のアナログスイッチ27を介して減算器6に入力さ
せるようにしたものである。その他の構成は図1の実施
形態と同様である。
すブロック図であり、図1の構成に加えて、第7のアナ
ログスイッチ27と偏差記憶上限補正回路30を設けた
ものである。そして、圧力制御時に減算器5の出力を減
算器6を通して第2の比例・積分補償器15に入力させ
ると共に、偏差記憶上限補正回路30にも入力させ、そ
の偏差記憶上限補正回路30によって上限値調整手段1
4による上限値の設定値を補正するようにし、上限値調
整手段14によって上限が規制された制御値Sa′を、
第7のアナログスイッチ27を介して減算器6に入力さ
せるようにしたものである。その他の構成は図1の実施
形態と同様である。
【0038】偏差記憶上限補正回路30は、例えば図6
に示すように、電圧降下のない理想的なダイオードの機
能を果たすオペアンプによるボルテージホロワ301
と、アナログスイッチ302と、抵抗R9及びコンデン
サC2と、オペアンプによるインピーダンス変換回路
(ボルテージホロワ)303と、タイマ回路304と、
反転回路305とによって構成される。
に示すように、電圧降下のない理想的なダイオードの機
能を果たすオペアンプによるボルテージホロワ301
と、アナログスイッチ302と、抵抗R9及びコンデン
サC2と、オペアンプによるインピーダンス変換回路
(ボルテージホロワ)303と、タイマ回路304と、
反転回路305とによって構成される。
【0039】この偏差記憶上限補正回路30において、
速度制御から圧力制御に切り換わった時、すなわち図7
に示すように切換信号SWBがローからハイになった時
点から一定時間tc(50msec以下が望ましい)だけ
タイマ回路304の出力がハイになり、アナログスイッ
チ302をオンにする。このとき、図3に示したアナロ
グスイッチ10もオンになるので、減算器5から入力信
号Viと圧力フィードバック信号Vpとの偏差Vi−V
pが入力される。
速度制御から圧力制御に切り換わった時、すなわち図7
に示すように切換信号SWBがローからハイになった時
点から一定時間tc(50msec以下が望ましい)だけ
タイマ回路304の出力がハイになり、アナログスイッ
チ302をオンにする。このとき、図3に示したアナロ
グスイッチ10もオンになるので、減算器5から入力信
号Viと圧力フィードバック信号Vpとの偏差Vi−V
pが入力される。
【0040】それが反転回路305で反転されてVp−
Viがボルテージホロワ301に入力し、Vp>Viの
場合の正の偏差電圧が、電圧ドロップなく抵抗R9を通
してコンデンサC2にチャージされ、一定時間tc内の
最大の偏差電圧がこのコンデンサC2に記憶され、それ
がボルテージホロワ303を介して補正値Vαとして出
力される。
Viがボルテージホロワ301に入力し、Vp>Viの
場合の正の偏差電圧が、電圧ドロップなく抵抗R9を通
してコンデンサC2にチャージされ、一定時間tc内の
最大の偏差電圧がこのコンデンサC2に記憶され、それ
がボルテージホロワ303を介して補正値Vαとして出
力される。
【0041】そして、次に圧力制御から速度制御に切り
換わったときに、この補正値Vαを図示しない反転回路
を介して負電圧にして、図5に示したような上限値調整
手段14に、圧力フィードバック信号Vpの代りに入力
させ、次回の圧力制御への切り換わり時に入力信号(指
令値)Viと圧力フィードバック信号Vpとの差を少な
くするように、上限値調整手段14によって設定される
制御値Sa′の上限値となる制限電圧Vxを補正する。
換わったときに、この補正値Vαを図示しない反転回路
を介して負電圧にして、図5に示したような上限値調整
手段14に、圧力フィードバック信号Vpの代りに入力
させ、次回の圧力制御への切り換わり時に入力信号(指
令値)Viと圧力フィードバック信号Vpとの差を少な
くするように、上限値調整手段14によって設定される
制御値Sa′の上限値となる制限電圧Vxを補正する。
【0042】上記のような回路構成によれば、繰り返し
制御において減算器5から出力される偏差、すなわち入
力信号Viによる圧力指令値と圧力センサ19によって
検出される圧力フィードバック信号による実際の制御圧
力に応じた圧力フィードバック値との差を、前回の速度
制御から圧力制御への移行時、すなわち第1,第3,第
5,第7のアナログスイッチ7,9,11,27がオン
からオフへ、第2,第4,第6のアナログスイッチ8,
10,12がオフからオンへ切り換わった時の一定時間
(ここでの一定時間は50msec以下)内に発生する最大
偏差値(圧力フィードバック値Vp>指令値Viである
ときの偏差値:Vp−Vi)を偏差記憶上限補正回路3
0が補正値Vαとして記憶する。
制御において減算器5から出力される偏差、すなわち入
力信号Viによる圧力指令値と圧力センサ19によって
検出される圧力フィードバック信号による実際の制御圧
力に応じた圧力フィードバック値との差を、前回の速度
制御から圧力制御への移行時、すなわち第1,第3,第
5,第7のアナログスイッチ7,9,11,27がオン
からオフへ、第2,第4,第6のアナログスイッチ8,
10,12がオフからオンへ切り換わった時の一定時間
(ここでの一定時間は50msec以下)内に発生する最大
偏差値(圧力フィードバック値Vp>指令値Viである
ときの偏差値:Vp−Vi)を偏差記憶上限補正回路3
0が補正値Vαとして記憶する。
【0043】そして、次回の圧力制御への切り換え時
に、その偏差を少なくするように、上限調整手段14に
設定される第2の比例・積分補償器15に記憶させる制
御値Sa′の上限値をその補正値Vαによって補正す
る。したがって、速度制御から圧力制御への切り換え時
に滑らかな圧力制御を行なうことが可能になる。
に、その偏差を少なくするように、上限調整手段14に
設定される第2の比例・積分補償器15に記憶させる制
御値Sa′の上限値をその補正値Vαによって補正す
る。したがって、速度制御から圧力制御への切り換え時
に滑らかな圧力制御を行なうことが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による油圧
アクチュエータの速度・圧力制御回路は、次に記載する
効果を奏する。請求項1に係る発明においては、速度制
御から圧力制御への移行時に、圧力制御の補償回路への
記憶値の上限を任意に調整できるため、切り換え時に円
滑な圧力制御を行なうことが可能となる。
アクチュエータの速度・圧力制御回路は、次に記載する
効果を奏する。請求項1に係る発明においては、速度制
御から圧力制御への移行時に、圧力制御の補償回路への
記憶値の上限を任意に調整できるため、切り換え時に円
滑な圧力制御を行なうことが可能となる。
【0045】また、請求項2に係る発明においては、実
際の圧力制御値(圧力フィードバック値)に応じて、圧
力制御の補償回路に記憶させる速度制御の補償回路の制
御値の上限値が設定されるため、円滑に且つ追従よく圧
力制御への移行が可能になる。
際の圧力制御値(圧力フィードバック値)に応じて、圧
力制御の補償回路に記憶させる速度制御の補償回路の制
御値の上限値が設定されるため、円滑に且つ追従よく圧
力制御への移行が可能になる。
【0046】さらに、請求項3に係る発明においては、
繰り返し制御において、速度制御から圧力制御への移行
時(一定時間内)に、圧力制御の補償回路に記憶させる
速度制御の補償回路の制御値の上限値を、前回の圧力指
令値と実際の制御圧力値との偏差を記憶して、次回には
その偏差を少なくするように補正するので、圧力制御へ
の切り換え時にきわめて円滑な制御を行なうことが可能
になる。
繰り返し制御において、速度制御から圧力制御への移行
時(一定時間内)に、圧力制御の補償回路に記憶させる
速度制御の補償回路の制御値の上限値を、前回の圧力指
令値と実際の制御圧力値との偏差を記憶して、次回には
その偏差を少なくするように補正するので、圧力制御へ
の切り換え時にきわめて円滑な制御を行なうことが可能
になる。
【図1】この発明の基本的な実施形態を示すブロック図
である。
である。
【図2】この発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】この発明のさらに他の実施形態を示すブロック
図である。
図である。
【図4】図1における上限値調整手段14の具体的回路
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図5】図2における上限値調整手段14の具体的回路
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図6】図3における偏差記憶上限補正回路30の具体
的回路構成例を示す回路図である。
的回路構成例を示す回路図である。
【図7】図6のタイマ回路304の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図8】従来の油圧アクチュエータの速度・圧力制御回
路の一例を示すブロック図である。
路の一例を示すブロック図である。
【図9】油圧アクチュエータによって射出成形機の加熱
シリンダを駆動するようにした油圧システムの一例を示
す構成図である。
シリンダを駆動するようにした油圧システムの一例を示
す構成図である。
【図10】図9における3方向制御弁16の油圧記号図
である。
である。
【図11】図8における第2の比例・積分補償器15の
具体的回路構成例を示す回路図である。
具体的回路構成例を示す回路図である。
2,3,5,6:減算器 4:加算器 7〜12,27:第1〜7のアナログスイッチ 13:第1の比例・積分補償器(速度制御の補償回路) 14:上限値調整手段 15:第2の比例・積分補償器(圧力制御の補償回路) 16:3方向制御弁 17:油圧アクチュエータ 18:速度センサ 19:圧力センサ 20:加熱シリンダ 21:油圧モータ 30:偏差記憶上限補正回路 40:サーボコントローラ Vi:入力信号 Vs:速度フィードバック信号 Vp:圧力フィードバック信号 Sa:速度制御の制御値 Sb:圧力制御の制御値 Sa′:上限が規制された速度制御の制御値
Claims (3)
- 【請求項1】 油圧アクチュエータの駆動速度を制御す
る速度制御と駆動圧力を制御する圧力制御とを、単一の
3方向制御弁を用いて行なうクローズドループ制御回路
からなる油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路にお
いて、 前記クローズドループ制御回路内に、速度制御の補償回
路と、圧力制御の補償回路と、速度制御時の前記速度制
御の補償回路による制御値を前記圧力制御の補償回路に
記憶させる回路と、該回路によって前記圧力制御の補償
回路に記憶させる値の上限値を調整可能に設定する上限
値調整手段とを有することを特徴とする油圧アクチュエ
ータの速度・圧力制御回路。 - 【請求項2】 前記上限値調整手段が、前記圧力制御の
補償回路に記憶させる値の上限値を、油圧アクチュエー
タの駆動圧力に応じて設定する手段であることを特徴と
する油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路。 - 【請求項3】 請求項1記載の油圧アクチュエータの速
度・圧力制御回路において、繰り返し制御時に前回の速
度制御から圧力制御への切り換わり時の一定時間内の指
令値と圧力フィードバック値との最大の差を記憶し、次
回の制御においてその指令値と圧力フィードバック値と
の差を少なくするように、前記上限値調整手段によって
設定される上限値を補正する偏差記憶上限補正手段を設
けたことを特徴とする油圧アクチュエータの速度・圧力
制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18643596A JPH1030607A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18643596A JPH1030607A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030607A true JPH1030607A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16188401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18643596A Pending JPH1030607A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 油圧アクチュエータの速度・圧力制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113357218A (zh) * | 2015-11-03 | 2021-09-07 | 费斯托股份两合公司 | 阀盘的基于应用的控制 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18643596A patent/JPH1030607A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113357218A (zh) * | 2015-11-03 | 2021-09-07 | 费斯托股份两合公司 | 阀盘的基于应用的控制 |
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