JPH10306262A - スライドファスナーの補強テープ - Google Patents
スライドファスナーの補強テープInfo
- Publication number
- JPH10306262A JPH10306262A JP9127819A JP12781997A JPH10306262A JP H10306262 A JPH10306262 A JP H10306262A JP 9127819 A JP9127819 A JP 9127819A JP 12781997 A JP12781997 A JP 12781997A JP H10306262 A JPH10306262 A JP H10306262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- reinforcing
- fastener
- reinforcing tape
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/34—Stringer tapes; Flaps secured to stringers for covering the interlocking members
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24942—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including components having same physical characteristic in differing degree
- Y10T428/2495—Thickness [relative or absolute]
- Y10T428/24967—Absolute thicknesses specified
- Y10T428/24975—No layer or component greater than 5 mils thick
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/28—Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer
- Y10T428/2813—Heat or solvent activated or sealable
- Y10T428/2817—Heat sealable
- Y10T428/2826—Synthetic resin or polymer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/28—Web or sheet containing structurally defined element or component and having an adhesive outermost layer
- Y10T428/2852—Adhesive compositions
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 しなやかで透明性に優れ、染色したファスナ
ーテープの色彩をそのまま忠実に透視できると共に、良
好な耐ドライクリーニング性と強度を有するスライドフ
ァスナーの補強テープを提供する。 【解決手段】 ファスナーテープ1の端部に貼着される
補強テープ2は、曲げ弾性率が3,000〜5,000
kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィルムの
補強層4と接着層3とからなる。好ましくは、前記接着
層としてポリエステル系ホットメルト型接着剤が用いら
れる。
ーテープの色彩をそのまま忠実に透視できると共に、良
好な耐ドライクリーニング性と強度を有するスライドフ
ァスナーの補強テープを提供する。 【解決手段】 ファスナーテープ1の端部に貼着される
補強テープ2は、曲げ弾性率が3,000〜5,000
kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィルムの
補強層4と接着層3とからなる。好ましくは、前記接着
層としてポリエステル系ホットメルト型接着剤が用いら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開離嵌挿具を取付
けるファスナーテープの端部に貼着する補強テープ(補
強シート材)に関する。
けるファスナーテープの端部に貼着する補強テープ(補
強シート材)に関する。
【0002】
【従来の技術】ファスナーテープの端部に貼着する補強
テープとしては、従来、種々のタイプのものが知られて
いる。例えば、ファスナーテープの色彩に合わせて種々
の色彩に染色した補強テープを準備する必要をなくして
在庫管理の手数を省くために、透明な合成樹脂フィルム
を積層して用いることで染色されたファスナーテープの
色彩を透視できるようにしたもの、例えば、実公昭44
−25843号に開示されているように、溶融点の異な
る二層の透視可能な合成樹脂フィルムからなる補強片を
用い、融点の低い方のフィルムを溶融してファスナーテ
ープに取付けるようにしたもの、また特開昭62−14
9780号に開示されているように、ファスナーテープ
の基布の色柄を透過して見えるように、透明なナイロン
6又はナイロン66のフィルムの片面に、融点が200
℃以下の透明なポリエステル共重合体フィルムを積層し
て横貼りテープを構成したものが知られている。
テープとしては、従来、種々のタイプのものが知られて
いる。例えば、ファスナーテープの色彩に合わせて種々
の色彩に染色した補強テープを準備する必要をなくして
在庫管理の手数を省くために、透明な合成樹脂フィルム
を積層して用いることで染色されたファスナーテープの
色彩を透視できるようにしたもの、例えば、実公昭44
−25843号に開示されているように、溶融点の異な
る二層の透視可能な合成樹脂フィルムからなる補強片を
用い、融点の低い方のフィルムを溶融してファスナーテ
ープに取付けるようにしたもの、また特開昭62−14
9780号に開示されているように、ファスナーテープ
の基布の色柄を透過して見えるように、透明なナイロン
6又はナイロン66のフィルムの片面に、融点が200
℃以下の透明なポリエステル共重合体フィルムを積層し
て横貼りテープを構成したものが知られている。
【0003】前記実公昭44−25843号及び特開昭
62−149780号に開示されているような二層の合
成樹脂フィルムからなる補強テープは、材質的に硬く、
開離嵌挿具等の取付け金具を取付けるためのファスナー
テープ芯部形状に合致するように折り曲げて成形するこ
とが容易でなく、そのためファスナーテープの芯部外形
を正確な形に成形することが難しい。さらに、補強テー
プの折り曲げを繰り返すと、その折り曲げ部が白くなっ
て美観を損ねるという問題を有していた。このような問
題を解決するために、本出願人は表面層に透明なポリエ
ステル系エラストマーフィルムを用い、その裏面に接着
層を積層した補強テープを開発し、既に特許出願してい
る(特開平8−299033号)。
62−149780号に開示されているような二層の合
成樹脂フィルムからなる補強テープは、材質的に硬く、
開離嵌挿具等の取付け金具を取付けるためのファスナー
テープ芯部形状に合致するように折り曲げて成形するこ
とが容易でなく、そのためファスナーテープの芯部外形
を正確な形に成形することが難しい。さらに、補強テー
プの折り曲げを繰り返すと、その折り曲げ部が白くなっ
て美観を損ねるという問題を有していた。このような問
題を解決するために、本出願人は表面層に透明なポリエ
ステル系エラストマーフィルムを用い、その裏面に接着
層を積層した補強テープを開発し、既に特許出願してい
る(特開平8−299033号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平8−299
033号に開示されている補強テープは、表面層(補強
層)をポリエステル系エラストマーフィルムで構成して
いるため、前記合成樹脂フィルムのものに比べて柔軟性
があり、ファスナーテープの芯部外形に合わせて折り曲
げ易いなどの利点を有する。しかしながら、ポリエステ
ル系エラストマーフィルムを補強層として用いた場合、
しなやかで透明性が良いものを用いた場合には耐ドライ
クリーニング性が悪く、ドライクリーニング後に補強テ
ープが膨潤し易く、剥離強度が低下し、また接着工程の
際に作業しづらく、さらに強度が小さいという難点があ
る。逆に、硬いポリエステル系エラストマーフィルムを
用いて耐ドライクリーニング性や、作業性、強度を向上
させた場合、反対に硬過ぎるためにファスナーテープの
芯部形状に合致するように折り曲げて成形することが難
しくなり、また透明性が悪くなるという問題がある。
033号に開示されている補強テープは、表面層(補強
層)をポリエステル系エラストマーフィルムで構成して
いるため、前記合成樹脂フィルムのものに比べて柔軟性
があり、ファスナーテープの芯部外形に合わせて折り曲
げ易いなどの利点を有する。しかしながら、ポリエステ
ル系エラストマーフィルムを補強層として用いた場合、
しなやかで透明性が良いものを用いた場合には耐ドライ
クリーニング性が悪く、ドライクリーニング後に補強テ
ープが膨潤し易く、剥離強度が低下し、また接着工程の
際に作業しづらく、さらに強度が小さいという難点があ
る。逆に、硬いポリエステル系エラストマーフィルムを
用いて耐ドライクリーニング性や、作業性、強度を向上
させた場合、反対に硬過ぎるためにファスナーテープの
芯部形状に合致するように折り曲げて成形することが難
しくなり、また透明性が悪くなるという問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、補強層としての
ポリエステル系エラストマーフィルムの前記したような
相反する長所、欠点をうまく調和させ、しなやかで透明
性に優れると共に、良好な耐ドライクリーニング性と強
度を有するスライドファスナーの補強テープを提供する
ことにある。さらに本発明の目的は、開離嵌挿具等の取
付け金具を取付けるためのファスナーテープ芯部外形に
合致するように成形することが容易であり、また染色し
たファスナーテープの色彩をそのまま忠実に透視できる
耐久性、強度に優れたスライドファスナーの補強テープ
を提供することにある。
ポリエステル系エラストマーフィルムの前記したような
相反する長所、欠点をうまく調和させ、しなやかで透明
性に優れると共に、良好な耐ドライクリーニング性と強
度を有するスライドファスナーの補強テープを提供する
ことにある。さらに本発明の目的は、開離嵌挿具等の取
付け金具を取付けるためのファスナーテープ芯部外形に
合致するように成形することが容易であり、また染色し
たファスナーテープの色彩をそのまま忠実に透視できる
耐久性、強度に優れたスライドファスナーの補強テープ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によれば、曲げ弾性率が3,000〜5,0
00kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィル
ムと接着層とからなることを特徴とするスライドファス
ナーの補強テープが提供される。好適な態様において
は、上記接着層としてポリエステル系ホットメルト型接
着剤が用いられる。
め、本発明によれば、曲げ弾性率が3,000〜5,0
00kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィル
ムと接着層とからなることを特徴とするスライドファス
ナーの補強テープが提供される。好適な態様において
は、上記接着層としてポリエステル系ホットメルト型接
着剤が用いられる。
【0007】
【発明の実施の形態】前記したように、補強テープの補
強層としてポリエステル系エラストマーフィルムを用い
ることは既に知られている。しかしながら、ポリエステ
ル系エラストマーフィルムを補強層とした場合、しなや
かで透明性が良いものを用いた場合には耐ドライクリー
ニング性が悪く、ドライクリーニング後に補強テープが
膨潤し易く、剥離強度が低下し、また接着工程の際に作
業しづらく、さらに強度が小さいという難点がある。逆
に、硬いポリエステル系エラストマーフィルムを用いて
耐ドライクリーニング性や、作業性、強度を向上させた
場合、反対に硬過ぎるためにファスナーテープの芯部形
状に合致するように折り曲げて成形することが難しくな
り、また透明性が悪くなるという問題がある。そのた
め、実際の製品においては、補強層にナイロンフィルム
や平織り繊維は用いられているが、ポリエステル系エラ
ストマーフィルムを用いた補強テープは未だ実用化され
ていない。
強層としてポリエステル系エラストマーフィルムを用い
ることは既に知られている。しかしながら、ポリエステ
ル系エラストマーフィルムを補強層とした場合、しなや
かで透明性が良いものを用いた場合には耐ドライクリー
ニング性が悪く、ドライクリーニング後に補強テープが
膨潤し易く、剥離強度が低下し、また接着工程の際に作
業しづらく、さらに強度が小さいという難点がある。逆
に、硬いポリエステル系エラストマーフィルムを用いて
耐ドライクリーニング性や、作業性、強度を向上させた
場合、反対に硬過ぎるためにファスナーテープの芯部形
状に合致するように折り曲げて成形することが難しくな
り、また透明性が悪くなるという問題がある。そのた
め、実際の製品においては、補強層にナイロンフィルム
や平織り繊維は用いられているが、ポリエステル系エラ
ストマーフィルムを用いた補強テープは未だ実用化され
ていない。
【0008】本発明者は、ポリエステル系エラストマー
フィルムの前記したような相反する長所、欠点は、曲げ
弾性率を特定の範囲、即ち3,000〜5,000kg
/cm2 の範囲内に規制することによりうまく調和させ
ることができることを見い出した。即ち、前記のような
ポリエステル系エラストマーフィルムの長所、欠点をも
たらす性質について鋭意研究の結果、曲げ弾性率が3,
000kg/cm2 未満のフィルムは、結晶成分が少な
いため耐ドライクリーニング性や開離嵌挿具による横引
きの強度等に劣り、一方、曲げ弾性率が5,000kg
/cm2 を超えるフィルムは、結晶成分が多過ぎるので
透明性や柔軟性が低いという問題を生ずる。ところが、
曲げ弾性率が3,000〜5,000kg/cm2 のポ
リエステル系エラストマーフィルムを補強層として用い
た場合、しなやかで透明性に優れると共に、良好な耐ド
ライクリーニング性と強度を併せ具有するスライドファ
スナーの補強テープが得られる。なお、補強テープの接
着層の厚さは補強層に比べて小さく、また剛性が低いた
め、補強テープ全体としての曲げ弾性率はポリエステル
系エラストマー自体の曲げ弾性率に大きく依存するが、
接着層の種類、厚さ等により影響を受ける。そこで、補
強テープ全体の曲げ弾性率も3,000〜5,000k
g/cm2 の範囲内にあるように、接着層の種類、厚さ
等を選定することが好ましい。
フィルムの前記したような相反する長所、欠点は、曲げ
弾性率を特定の範囲、即ち3,000〜5,000kg
/cm2 の範囲内に規制することによりうまく調和させ
ることができることを見い出した。即ち、前記のような
ポリエステル系エラストマーフィルムの長所、欠点をも
たらす性質について鋭意研究の結果、曲げ弾性率が3,
000kg/cm2 未満のフィルムは、結晶成分が少な
いため耐ドライクリーニング性や開離嵌挿具による横引
きの強度等に劣り、一方、曲げ弾性率が5,000kg
/cm2 を超えるフィルムは、結晶成分が多過ぎるので
透明性や柔軟性が低いという問題を生ずる。ところが、
曲げ弾性率が3,000〜5,000kg/cm2 のポ
リエステル系エラストマーフィルムを補強層として用い
た場合、しなやかで透明性に優れると共に、良好な耐ド
ライクリーニング性と強度を併せ具有するスライドファ
スナーの補強テープが得られる。なお、補強テープの接
着層の厚さは補強層に比べて小さく、また剛性が低いた
め、補強テープ全体としての曲げ弾性率はポリエステル
系エラストマー自体の曲げ弾性率に大きく依存するが、
接着層の種類、厚さ等により影響を受ける。そこで、補
強テープ全体の曲げ弾性率も3,000〜5,000k
g/cm2 の範囲内にあるように、接着層の種類、厚さ
等を選定することが好ましい。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ、
本発明についてさらに具体的に説明する。図1は、本発
明に従ってスライドファスナーのファスナーテープ1の
端部に取付けた補強テープ2の構造の一例を示してお
り、ファスナーテープ1上に接着層3を介して補強層4
が積層され、補強テープ2を構成している。補強層4と
しては、前記したように曲げ弾性率3,000〜5,0
00kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィル
ムが用いられている。なお、図1ではファスナーテープ
1の片面にのみ補強テープ2が積層された構造を示して
いるが、表裏両面に積層できることは言うまでもなく、
一般には表面両面に積層される。ポリエステル系エラス
トマーフィルムからなる補強層4の厚さは、一般に50
〜200μmが適当であり、好ましくは100〜200
μm程度である。一方、接着層3の厚さは、一般に30
〜120μmが適当であり、好ましくは50〜70μm
程度である。
本発明についてさらに具体的に説明する。図1は、本発
明に従ってスライドファスナーのファスナーテープ1の
端部に取付けた補強テープ2の構造の一例を示してお
り、ファスナーテープ1上に接着層3を介して補強層4
が積層され、補強テープ2を構成している。補強層4と
しては、前記したように曲げ弾性率3,000〜5,0
00kg/cm2 のポリエステル系エラストマーフィル
ムが用いられている。なお、図1ではファスナーテープ
1の片面にのみ補強テープ2が積層された構造を示して
いるが、表裏両面に積層できることは言うまでもなく、
一般には表面両面に積層される。ポリエステル系エラス
トマーフィルムからなる補強層4の厚さは、一般に50
〜200μmが適当であり、好ましくは100〜200
μm程度である。一方、接着層3の厚さは、一般に30
〜120μmが適当であり、好ましくは50〜70μm
程度である。
【0010】接着層3としては、補強テープの接着剤と
して従来公知の種々のものを用いることができ、特定の
ものに限定されないが、ファスナーテープ1の材質とな
じみ易いホットメルト型接着剤、特に同一系統の樹脂を
原料とするホットメルト型接着剤を用いることが好まし
い。例えば、ファスナーテープ1の材質がポリエステル
繊維の場合、透明性のポリエステル共重合体をベースポ
リマーとするポリエステルホットメルト型接着剤を好適
に用いることができる。また、ファスナーテープの材質
がナイロンの場合、ナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン610、ナイロン612などのモノマーを共重合させ
て得られる3元以上の低融点の透明なナイロン共重合体
をベースポリマーとするポリアミドホットメルト型接着
剤を好適に用いることができる。これらのホットメルト
型接着剤の中でも、融点が110〜120℃、200℃
での溶融粘度が1,000〜2,000ポイズのホット
メルト型接着剤が特に好適である。
して従来公知の種々のものを用いることができ、特定の
ものに限定されないが、ファスナーテープ1の材質とな
じみ易いホットメルト型接着剤、特に同一系統の樹脂を
原料とするホットメルト型接着剤を用いることが好まし
い。例えば、ファスナーテープ1の材質がポリエステル
繊維の場合、透明性のポリエステル共重合体をベースポ
リマーとするポリエステルホットメルト型接着剤を好適
に用いることができる。また、ファスナーテープの材質
がナイロンの場合、ナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン610、ナイロン612などのモノマーを共重合させ
て得られる3元以上の低融点の透明なナイロン共重合体
をベースポリマーとするポリアミドホットメルト型接着
剤を好適に用いることができる。これらのホットメルト
型接着剤の中でも、融点が110〜120℃、200℃
での溶融粘度が1,000〜2,000ポイズのホット
メルト型接着剤が特に好適である。
【0011】従来、接着層としては一般に融点が130
〜140℃、200℃における溶融粘度が4,000〜
6,000ポイズのホットメルト型接着剤が用いられて
いるが、このような高融点、高粘度のホットメルト型接
着剤を用いて補強テープをファスナーテープに接着した
場合、ファスナーテープを装着した製品を洗濯したり、
ドライクリーニングすると、補強テープとファスナーテ
ープとの間の剥離強度が低下して剥離し易くなるという
問題がある。これは、ホットメルト型接着剤の溶融粘度
が高過ぎるため、ホットメルト型接着剤を介して補強テ
ープをファスナーテープに接着した時に、接着剤がファ
スナーテープの繊維間に浸透し難く、充分なアンカー効
果が得られないためである。これに対して、補強テープ
の接着層として、融点が110〜120℃、200℃に
おける溶融粘度が1,000〜2,000ポイズの比較
的に低融点、低粘度のホットメルト型接着剤を用いた場
合、補強テープをファスナーテープに加熱圧着する際、
ホットメルト型接着剤が容易に溶融し、かつ溶融樹脂が
ファスナーテープの繊維間に浸透し易く、また、放冷・
固化後に繊維間に存在する樹脂によって高いアンカー効
果が得られる。その結果、このように端部補強されたフ
ァスナーテープを装着した製品を洗濯したり、ドライク
リーニングした後でも、補強テープとファスナーテープ
との間の高い剥離強度が維持されるという利点が得られ
る。
〜140℃、200℃における溶融粘度が4,000〜
6,000ポイズのホットメルト型接着剤が用いられて
いるが、このような高融点、高粘度のホットメルト型接
着剤を用いて補強テープをファスナーテープに接着した
場合、ファスナーテープを装着した製品を洗濯したり、
ドライクリーニングすると、補強テープとファスナーテ
ープとの間の剥離強度が低下して剥離し易くなるという
問題がある。これは、ホットメルト型接着剤の溶融粘度
が高過ぎるため、ホットメルト型接着剤を介して補強テ
ープをファスナーテープに接着した時に、接着剤がファ
スナーテープの繊維間に浸透し難く、充分なアンカー効
果が得られないためである。これに対して、補強テープ
の接着層として、融点が110〜120℃、200℃に
おける溶融粘度が1,000〜2,000ポイズの比較
的に低融点、低粘度のホットメルト型接着剤を用いた場
合、補強テープをファスナーテープに加熱圧着する際、
ホットメルト型接着剤が容易に溶融し、かつ溶融樹脂が
ファスナーテープの繊維間に浸透し易く、また、放冷・
固化後に繊維間に存在する樹脂によって高いアンカー効
果が得られる。その結果、このように端部補強されたフ
ァスナーテープを装着した製品を洗濯したり、ドライク
リーニングした後でも、補強テープとファスナーテープ
との間の高い剥離強度が維持されるという利点が得られ
る。
【0012】ファスナーテープ1の端部を補強するに当
っては、ファスナーテープ1の端部表面に接着層3を塗
工した後、補強層4を重ね、加熱圧着することもできる
が、補強層4の片面にドライラミネート法、共押出法等
の従来公知の積層法によって接着層3をコーティングし
た補強テープ2を予め作製し、これをファスナーテープ
1の端部表面に接着層3を介して加熱圧着することが好
ましい。加熱圧着時の加熱方法としては、熱板、超音
波、高周波等の加熱手段を用いることができるが、これ
らの中でも超音波を用いることが好ましい。即ち、補強
テープをファスナーテープに加熱圧着する際に、補強層
が樹脂フィルムの場合には、補強テープの接着層とファ
スナーテープの間(ファスナーテープの上に接着層を塗
着した後、補強層を積層する場合には、さらに接着層と
補強層の間)に気泡が入り易く、外観を損なうことがあ
る。これは、合成繊維又は天然繊維から織成又は編成さ
れた布地のファスナーテープが凹凸状表面を有するた
め、該凹凸状表面に平坦な補強テープを貼着した場合、
ファスナーテープ表面の凹部と補強テープとの間に存在
する空気が気泡として残り易くなるためと考えられる。
本発明者の研究によれば、このような問題は熱源として
超音波を用いることにより解決できることが見い出され
た。
っては、ファスナーテープ1の端部表面に接着層3を塗
工した後、補強層4を重ね、加熱圧着することもできる
が、補強層4の片面にドライラミネート法、共押出法等
の従来公知の積層法によって接着層3をコーティングし
た補強テープ2を予め作製し、これをファスナーテープ
1の端部表面に接着層3を介して加熱圧着することが好
ましい。加熱圧着時の加熱方法としては、熱板、超音
波、高周波等の加熱手段を用いることができるが、これ
らの中でも超音波を用いることが好ましい。即ち、補強
テープをファスナーテープに加熱圧着する際に、補強層
が樹脂フィルムの場合には、補強テープの接着層とファ
スナーテープの間(ファスナーテープの上に接着層を塗
着した後、補強層を積層する場合には、さらに接着層と
補強層の間)に気泡が入り易く、外観を損なうことがあ
る。これは、合成繊維又は天然繊維から織成又は編成さ
れた布地のファスナーテープが凹凸状表面を有するた
め、該凹凸状表面に平坦な補強テープを貼着した場合、
ファスナーテープ表面の凹部と補強テープとの間に存在
する空気が気泡として残り易くなるためと考えられる。
本発明者の研究によれば、このような問題は熱源として
超音波を用いることにより解決できることが見い出され
た。
【0013】超音波による接着工程について説明する
と、まず、ファスナーテープと補強テープとの間に接着
層を介在させ、アンビルとホーンによって両者を挟んで
押さえつける。次いで、超音波振動により発熱させ、両
者を接着する。その後、超音波振動を止め、アンビルと
ホーンはファスナーテープと補強テープを押さえ込んだ
状態で冷却する。このような接着工程によれば、接着剤
が完全にファスナーテープと補強テープを密着固定する
まで、アンビルとホーンがファスナーテープと補強テー
プを挟み込んで押圧しており、また、アンビルとホーン
が超音波振動しながらファスナーテープと補強テープと
を挟み込んで押さえているので、振動により気泡が徐々
に両者の間より押し出される。その結果、ファスナーテ
ープと補強テープ(接着層)の間に気泡が入り難くな
る。また、溶融樹脂がファスナーテープの繊維間に入り
込み易くなり、ファスナーテープと補強テープの接着強
度が増大すると共に、型内で冷却固化できるため、外観
に優れたファスナー製品が得られる。さらに、熱源とし
て超音波を用いた場合、熱源として熱板を用いた場合に
比べて冷却速度が速く、生産性が高いという利点が得ら
れる。なお、接着工程の際に接着層と補強層の間に気泡
が入らないように、補強層に接着層を予め積層した一体
物の補強テープを作製しておき、これをファスナーテー
プに接着することが好ましい。
と、まず、ファスナーテープと補強テープとの間に接着
層を介在させ、アンビルとホーンによって両者を挟んで
押さえつける。次いで、超音波振動により発熱させ、両
者を接着する。その後、超音波振動を止め、アンビルと
ホーンはファスナーテープと補強テープを押さえ込んだ
状態で冷却する。このような接着工程によれば、接着剤
が完全にファスナーテープと補強テープを密着固定する
まで、アンビルとホーンがファスナーテープと補強テー
プを挟み込んで押圧しており、また、アンビルとホーン
が超音波振動しながらファスナーテープと補強テープと
を挟み込んで押さえているので、振動により気泡が徐々
に両者の間より押し出される。その結果、ファスナーテ
ープと補強テープ(接着層)の間に気泡が入り難くな
る。また、溶融樹脂がファスナーテープの繊維間に入り
込み易くなり、ファスナーテープと補強テープの接着強
度が増大すると共に、型内で冷却固化できるため、外観
に優れたファスナー製品が得られる。さらに、熱源とし
て超音波を用いた場合、熱源として熱板を用いた場合に
比べて冷却速度が速く、生産性が高いという利点が得ら
れる。なお、接着工程の際に接着層と補強層の間に気泡
が入らないように、補強層に接着層を予め積層した一体
物の補強テープを作製しておき、これをファスナーテー
プに接着することが好ましい。
【0014】補強テープの曲げ弾性率とくもり価(透明
性)、耐ドライクリーニング性(ドライクリーニング5
回後の剥離強度)及び開離嵌挿具横引強度の関係を図2
乃至図4にそれぞれ示す。なお、図2に示すくもり価
は、厚さ120μmのポリエステルエラストマーフィル
ムに厚さ60μmのポリエステルホットメルト型接着剤
をラミネートした補強テープについて、JIS K 6
714に規定するくもり価の試験方法に従い、光線透過
率試験と同様な操作で試験片の光線透過率を測定し、く
もり価(%)=(Td/Tt)×100によって算出し
たものである。ここで、Tdは散乱光線透過率、Ttは
全光線透過率を表わす。
性)、耐ドライクリーニング性(ドライクリーニング5
回後の剥離強度)及び開離嵌挿具横引強度の関係を図2
乃至図4にそれぞれ示す。なお、図2に示すくもり価
は、厚さ120μmのポリエステルエラストマーフィル
ムに厚さ60μmのポリエステルホットメルト型接着剤
をラミネートした補強テープについて、JIS K 6
714に規定するくもり価の試験方法に従い、光線透過
率試験と同様な操作で試験片の光線透過率を測定し、く
もり価(%)=(Td/Tt)×100によって算出し
たものである。ここで、Tdは散乱光線透過率、Ttは
全光線透過率を表わす。
【0015】また、図3に示す耐ドライクリーニング性
及び開離嵌挿具横引強度は、いずれも上記補強テープを
加熱圧着したスライドファスナーチェーンについて試験
したものである。なお、耐ドライクリーニング性につい
ては以下のようにして試験を行った。即ち、務歯を噛み
合わせた状態のスライドファスナーチェーンに補強テー
プを務歯列と交差するように接着した試験片を、パーク
ロロエチレンで3分間のすすぎを2回行った後、3分間
高速回転させて脱液し、この間にスプレーマチックによ
って加工(帯電防止、柔軟仕上げ、抗菌防臭)を施した
後、70℃で15分間乾燥し、さらに5分間徐冷乾燥す
る一連の工程を5回繰り返して行った。次いで、務歯の
噛合部の中心に沿って補強テープを切断し、切断縁部か
ら右側の補強テープを剥がしながら剥離強度を測定し
た。
及び開離嵌挿具横引強度は、いずれも上記補強テープを
加熱圧着したスライドファスナーチェーンについて試験
したものである。なお、耐ドライクリーニング性につい
ては以下のようにして試験を行った。即ち、務歯を噛み
合わせた状態のスライドファスナーチェーンに補強テー
プを務歯列と交差するように接着した試験片を、パーク
ロロエチレンで3分間のすすぎを2回行った後、3分間
高速回転させて脱液し、この間にスプレーマチックによ
って加工(帯電防止、柔軟仕上げ、抗菌防臭)を施した
後、70℃で15分間乾燥し、さらに5分間徐冷乾燥す
る一連の工程を5回繰り返して行った。次いで、務歯の
噛合部の中心に沿って補強テープを切断し、切断縁部か
ら右側の補強テープを剥がしながら剥離強度を測定し
た。
【0016】また、横引強度試験は、以下のようにして
行った。即ち、図5に示すように、ファスナーテープ1
1a,11bの終端部に補強テープ20a,20bを貼
着し、各ファスナーテープの務歯12a,12bの終端
部に設けた蝶棒14、箱棒15、箱体16からなる開離
嵌挿具を閉じた状態で、補強テープ貼着部分の左右ファ
スナーテープの各々を表裏より左右一対のグリッパーに
て挟持し、そして各グリッパーをファスナーテープの側
方(グリッパー同士が離間する方向)へ移動させ、左右
のファスナーテープを側方へ引っ張り、開離嵌挿具が外
れた時の負荷を測定した。この操作を5回繰り返し、そ
の平均値をもって横引強度とした。
行った。即ち、図5に示すように、ファスナーテープ1
1a,11bの終端部に補強テープ20a,20bを貼
着し、各ファスナーテープの務歯12a,12bの終端
部に設けた蝶棒14、箱棒15、箱体16からなる開離
嵌挿具を閉じた状態で、補強テープ貼着部分の左右ファ
スナーテープの各々を表裏より左右一対のグリッパーに
て挟持し、そして各グリッパーをファスナーテープの側
方(グリッパー同士が離間する方向)へ移動させ、左右
のファスナーテープを側方へ引っ張り、開離嵌挿具が外
れた時の負荷を測定した。この操作を5回繰り返し、そ
の平均値をもって横引強度とした。
【0017】図2に示されるように、くもり価は補強テ
ープの曲げ弾性率と直線状の比例関係にあり、曲げ弾性
率が低くなる程くもり価は低く、即ち透明性が良くなる
ことがわかる。ファスナーテープの色彩を透視できるた
めには、補強テープのくもり価は約90%以下である必
要があり、従って補強テープの曲げ弾性率は約5,00
0kg/cm2 以下である必要がある。また、図3及び
図4に示されるように、耐ドライクリーニング性(ドラ
イクリーニング5回後の剥離強度)及び横引強度は補強
テープの曲げ弾性率と直線状の比例関係にあり、曲げ弾
性率3,000〜5,000kg/cm2 の範囲におい
て耐ドライクリーニング性の規格値1,000g/cm
以上、横引強度の規格値12kg以上を大きく上回る耐
ドライクリーニング性及び横引強度を示すことがわか
る。なお、補強テープの曲げ弾性率が3,000kg/
cm2 未満であると、補強テープは引っ張りの際に開離
嵌挿具との境で切れてしまったり、開離嵌挿具より抜け
取れてしまったりすることが生ずる。
ープの曲げ弾性率と直線状の比例関係にあり、曲げ弾性
率が低くなる程くもり価は低く、即ち透明性が良くなる
ことがわかる。ファスナーテープの色彩を透視できるた
めには、補強テープのくもり価は約90%以下である必
要があり、従って補強テープの曲げ弾性率は約5,00
0kg/cm2 以下である必要がある。また、図3及び
図4に示されるように、耐ドライクリーニング性(ドラ
イクリーニング5回後の剥離強度)及び横引強度は補強
テープの曲げ弾性率と直線状の比例関係にあり、曲げ弾
性率3,000〜5,000kg/cm2 の範囲におい
て耐ドライクリーニング性の規格値1,000g/cm
以上、横引強度の規格値12kg以上を大きく上回る耐
ドライクリーニング性及び横引強度を示すことがわか
る。なお、補強テープの曲げ弾性率が3,000kg/
cm2 未満であると、補強テープは引っ張りの際に開離
嵌挿具との境で切れてしまったり、開離嵌挿具より抜け
取れてしまったりすることが生ずる。
【0018】図5及び図6は一対のファスナーテープ1
1a,11b下端部の開離嵌挿具取付け部に本発明の補
強テープ20a,20bを設けたスライドファスナー1
0の一例の下部を示している。図5に示すスライドファ
スナー10は、一対のファスナーテープ11a,11
b、各ファスナーテープ11a,11bの下端部に溶着
される一対の補強テープ20a,20b、各ファスナー
テープの内側縁部に取り付けられたコイルエレメント等
の務歯列12a,12b、スライダー13、及びファス
ナーテープ11a、11bの下端部に溶着した補強テー
プ20a、20bの内側縁部に取付けられた開離嵌挿具
である蝶棒14、箱棒15、箱体16を含んでいる。ス
ライダー13は務歯12a、12bを噛合、解離するた
めに務歯列に摺動自在に取り付けられている。図5はス
ライドファスナー10を閉じた状態を、また図6は開い
た状態を示している。ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維や綿等の天然繊維よりなる繊維素材を織成又は編成
して作製された一対のファスナーテープ11a、11b
の各下端部には、補強テープ20a、20bがそれぞれ
溶着されている。これらの対向する補強テープの一方2
0aの内側縁部には、開離嵌挿具の取付金具である蝶棒
14が、また他方20bの対向する内側縁部には蝶棒1
4が嵌挿される箱体16とその箱棒15が取付けられて
いる。蝶棒14は箱体16のスロット中に開離自在に係
合可能である。なお、箱体16と箱棒15は一体成形さ
れたワンピース物である。
1a,11b下端部の開離嵌挿具取付け部に本発明の補
強テープ20a,20bを設けたスライドファスナー1
0の一例の下部を示している。図5に示すスライドファ
スナー10は、一対のファスナーテープ11a,11
b、各ファスナーテープ11a,11bの下端部に溶着
される一対の補強テープ20a,20b、各ファスナー
テープの内側縁部に取り付けられたコイルエレメント等
の務歯列12a,12b、スライダー13、及びファス
ナーテープ11a、11bの下端部に溶着した補強テー
プ20a、20bの内側縁部に取付けられた開離嵌挿具
である蝶棒14、箱棒15、箱体16を含んでいる。ス
ライダー13は務歯12a、12bを噛合、解離するた
めに務歯列に摺動自在に取り付けられている。図5はス
ライドファスナー10を閉じた状態を、また図6は開い
た状態を示している。ポリエステル、ナイロン等の合成
繊維や綿等の天然繊維よりなる繊維素材を織成又は編成
して作製された一対のファスナーテープ11a、11b
の各下端部には、補強テープ20a、20bがそれぞれ
溶着されている。これらの対向する補強テープの一方2
0aの内側縁部には、開離嵌挿具の取付金具である蝶棒
14が、また他方20bの対向する内側縁部には蝶棒1
4が嵌挿される箱体16とその箱棒15が取付けられて
いる。蝶棒14は箱体16のスロット中に開離自在に係
合可能である。なお、箱体16と箱棒15は一体成形さ
れたワンピース物である。
【0019】上記のように、ファスナーテープ11a,
11bの端部には、その色彩を透視できる透明もしくは
半透明の、柔軟性に優れた本発明に係る補強テープ20
a,20bが高い接着強度で貼着され、補強されてい
る。補強テープ20a,20bは全体的に透明に近いの
でファスナーテープ11a,11bの色彩がそのまま透
視され、補強テープが染色されたファスナーテープの色
彩と殆ど同色彩に見えるので外観を損うこともない。ま
た、1種類の補強テープを種々の色調のファスナーテー
プに適用できる。なお、補強テープの表面光沢を低減さ
せ、また柔軟性を増すために、加熱圧着後又は加熱圧着
時に補強テープ表面の補強層にローレット加工を施すこ
ともできる。
11bの端部には、その色彩を透視できる透明もしくは
半透明の、柔軟性に優れた本発明に係る補強テープ20
a,20bが高い接着強度で貼着され、補強されてい
る。補強テープ20a,20bは全体的に透明に近いの
でファスナーテープ11a,11bの色彩がそのまま透
視され、補強テープが染色されたファスナーテープの色
彩と殆ど同色彩に見えるので外観を損うこともない。ま
た、1種類の補強テープを種々の色調のファスナーテー
プに適用できる。なお、補強テープの表面光沢を低減さ
せ、また柔軟性を増すために、加熱圧着後又は加熱圧着
時に補強テープ表面の補強層にローレット加工を施すこ
ともできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の補強テープは、
補強層として曲げ弾性率が3,000〜5,000kg
/cm2 のポリエステル系エラストマーフィルムを用い
ているため、しなやかで透明性が良好であると共に、耐
ドライクリーニング性と強度にも優れている。また、こ
のような構造の補強テープを接着層、特にポリエステル
系ホットメルト型接着剤を介してファスナーテープ端部
に接着することにより、補強テープが充分な接着強度で
接着された補強部を形成できる。さらに、本発明の補強
テープは柔軟性に優れているため、ファスナーテープ芯
部の外形に合致するように成形することが容易であり、
折り曲げを繰り返しても折り目が白くならず、またファ
スナーテープに取り付けてもその色彩をそのまま透視す
ることができ、外観を損なうことがない。そのため種々
の色彩のファスナーテープに対しても1種類の補強テー
プで対応できるので、それぞれの色彩に対応した補強テ
ープを準備する必要がなく、複雑な在庫管理の必要もな
い。
補強層として曲げ弾性率が3,000〜5,000kg
/cm2 のポリエステル系エラストマーフィルムを用い
ているため、しなやかで透明性が良好であると共に、耐
ドライクリーニング性と強度にも優れている。また、こ
のような構造の補強テープを接着層、特にポリエステル
系ホットメルト型接着剤を介してファスナーテープ端部
に接着することにより、補強テープが充分な接着強度で
接着された補強部を形成できる。さらに、本発明の補強
テープは柔軟性に優れているため、ファスナーテープ芯
部の外形に合致するように成形することが容易であり、
折り曲げを繰り返しても折り目が白くならず、またファ
スナーテープに取り付けてもその色彩をそのまま透視す
ることができ、外観を損なうことがない。そのため種々
の色彩のファスナーテープに対しても1種類の補強テー
プで対応できるので、それぞれの色彩に対応した補強テ
ープを準備する必要がなく、複雑な在庫管理の必要もな
い。
【図1】本発明の補強テープを設けたファスナーテープ
端部の部分断面図である。
端部の部分断面図である。
【図2】補強テープの曲げ弾性率とくもり価の関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図3】補強テープの曲げ弾性率とドライクリーニング
5回後の剥離強度の関係を示すグラフである。
5回後の剥離強度の関係を示すグラフである。
【図4】補強テープの曲げ弾性率と開離嵌挿具横引強度
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の補強テープを設けたスライドファスナ
ーの下部を示す部分平面図である。
ーの下部を示す部分平面図である。
【図6】開離した状態の図5のスライドファスナーの下
部を示す部分平面図である。
部を示す部分平面図である。
1,11a,11b ファスナーテープ、2,20a,
20b 補強テープ、3 接着層、4 補強層(ポリエ
ステル系エラストマーフィルム)、12a,12b 務
歯、13 スライダー、14 蝶棒、15 箱棒、16
箱体
20b 補強テープ、3 接着層、4 補強層(ポリエ
ステル系エラストマーフィルム)、12a,12b 務
歯、13 スライダー、14 蝶棒、15 箱棒、16
箱体
Claims (2)
- 【請求項1】 曲げ弾性率が3,000〜5,000k
g/cm2 のポリエステル系エラストマーフィルムと接
着層とからなることを特徴とするスライドファスナーの
補強テープ。 - 【請求項2】 前記接着層がポリエステル系ホットメル
ト型接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の補
強テープ。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127819A JPH10306262A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | スライドファスナーの補強テープ |
| TW087105466A TW453948B (en) | 1997-05-02 | 1998-04-10 | Reinforcing tape for slide fastener |
| DE69817248T DE69817248T2 (de) | 1997-05-02 | 1998-04-28 | Band zur Verstärkung von Reissverschlüssen |
| EP98303291A EP0875166B1 (en) | 1997-05-02 | 1998-04-28 | Reinforcing tape for slide fastener |
| ES98303291T ES2205384T3 (es) | 1997-05-02 | 1998-04-28 | Cinta de refuerzo para cierre de cremallera. |
| BR9801974-0A BR9801974A (pt) | 1997-05-02 | 1998-04-29 | Fita de reforço para fecho corrediço e metodo para reforcar secoes terminais da fita de reforco. |
| CN98107829A CN1060996C (zh) | 1997-05-02 | 1998-04-30 | 用于拉链的增强带 |
| KR1019980015500A KR100257981B1 (ko) | 1997-05-02 | 1998-04-30 | 슬라이드 파스너용 보강 테이프 |
| IDP980652A ID20241A (id) | 1997-05-02 | 1998-05-01 | Pita penguat untuk ritsleting |
| US09/071,733 US6093489A (en) | 1997-05-02 | 1998-05-01 | Reinforcing tape for slide fastener |
| HK99101014.2A HK1015733B (en) | 1997-05-02 | 1999-03-12 | Reinforcing tape for slide fastener |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127819A JPH10306262A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | スライドファスナーの補強テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306262A true JPH10306262A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14969455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9127819A Pending JPH10306262A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | スライドファスナーの補強テープ |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6093489A (ja) |
| EP (1) | EP0875166B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10306262A (ja) |
| KR (1) | KR100257981B1 (ja) |
| CN (1) | CN1060996C (ja) |
| BR (1) | BR9801974A (ja) |
| DE (1) | DE69817248T2 (ja) |
| ES (1) | ES2205384T3 (ja) |
| ID (1) | ID20241A (ja) |
| TW (1) | TW453948B (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6630236B2 (en) * | 2000-10-30 | 2003-10-07 | Ykk Corporation | Reinforcing tape for slide fastener |
| EP1201145A3 (en) * | 2000-10-30 | 2003-12-03 | Ykk Corporation | Reinforcing tape for slide fastener |
| JP2005105263A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-21 | Yazaki Corp | 接着体の分離方法 |
| WO2014203310A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | Ykk株式会社 | スライドファスナーの補強テープ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITTO20070818A1 (it) * | 2007-11-14 | 2009-05-15 | Ykk Italia S P A | Cerniera lampo e procedimento per la sua fabbricazione |
| US10369765B2 (en) * | 2012-07-09 | 2019-08-06 | Ykk Corporation | Fastener tape, slide fastener provided with same, and fastener tape fabrication method |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT272241B (de) * | 1965-07-21 | 1969-06-25 | Opti Holding Ag | Reißverschluß mit an Tragbändern befestigten Verschlußgliederreihen |
| DE1928691A1 (de) * | 1969-06-06 | 1971-03-25 | Opti Holding Ag | Teilbarer Reissverschluss |
| JPS6175712U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-22 | ||
| JPS62149780A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-03 | Daicel Chem Ind Ltd | ジツパ−の横貼りテ−プ |
| JPH0721129Y2 (ja) * | 1988-04-04 | 1995-05-17 | ワイケイケイ株式会社 | 後染用スライドフアスナー |
| DE9017808U1 (de) * | 1990-08-04 | 1992-02-20 | Opti Patent-, Forschungs- Und Fabrikations-Ag, Riedern-Allmeind | Reißverschluß mit textilen Tragbändern und angespritzten Verschlußgliedern |
| JP3463114B2 (ja) * | 1995-04-29 | 2003-11-05 | Ykk株式会社 | スライドファスナーの補強テープ |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP9127819A patent/JPH10306262A/ja active Pending
-
1998
- 1998-04-10 TW TW087105466A patent/TW453948B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-04-28 EP EP98303291A patent/EP0875166B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-28 ES ES98303291T patent/ES2205384T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-28 DE DE69817248T patent/DE69817248T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-04-29 BR BR9801974-0A patent/BR9801974A/pt not_active Application Discontinuation
- 1998-04-30 KR KR1019980015500A patent/KR100257981B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1998-04-30 CN CN98107829A patent/CN1060996C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-01 US US09/071,733 patent/US6093489A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-01 ID IDP980652A patent/ID20241A/id unknown
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6630236B2 (en) * | 2000-10-30 | 2003-10-07 | Ykk Corporation | Reinforcing tape for slide fastener |
| EP1201145A3 (en) * | 2000-10-30 | 2003-12-03 | Ykk Corporation | Reinforcing tape for slide fastener |
| JP2005105263A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-21 | Yazaki Corp | 接着体の分離方法 |
| WO2014203310A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | Ykk株式会社 | スライドファスナーの補強テープ |
| US10099448B2 (en) | 2013-06-17 | 2018-10-16 | Ykk Corporation | Slide fastener reinforcement tape |
| DE112013007168B4 (de) * | 2013-06-17 | 2019-12-05 | Ykk Corporation | Verstärkungsband für Reißverschluss |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0875166B1 (en) | 2003-08-20 |
| US6093489A (en) | 2000-07-25 |
| CN1060996C (zh) | 2001-01-24 |
| HK1015733A1 (en) | 1999-10-22 |
| CN1198378A (zh) | 1998-11-11 |
| DE69817248D1 (de) | 2003-09-25 |
| ES2205384T3 (es) | 2004-05-01 |
| KR19980086686A (ko) | 1998-12-05 |
| TW453948B (en) | 2001-09-11 |
| EP0875166A2 (en) | 1998-11-04 |
| ID20241A (id) | 1998-11-05 |
| KR100257981B1 (ko) | 2000-06-01 |
| BR9801974A (pt) | 1999-11-09 |
| DE69817248T2 (de) | 2004-06-17 |
| EP0875166A3 (en) | 1999-03-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10243807A (ja) | スライドファスナーの補強テープ | |
| JPH10295418A (ja) | スライドファスナーの補強テープ及びファスナーテープ端部補強方法 | |
| KR100214891B1 (ko) | 슬라이드 파스너용 보강 테이프 | |
| JP3650733B2 (ja) | スライドファスナーの補強テープ | |
| JP6181756B2 (ja) | スライドファスナーの補強テープ | |
| JPH10306262A (ja) | スライドファスナーの補強テープ | |
| JP3650732B2 (ja) | スライドファスナーの補強テープ | |
| HK1015732B (en) | Reinforcing tape for slide fastener and method for reinforcing end portion of fastener tape |