JPH10306405A - 管材の埋設方法、および芝生グラウンドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造 - Google Patents
管材の埋設方法、および芝生グラウンドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造Info
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- JPH10306405A JPH10306405A JP9117356A JP11735697A JPH10306405A JP H10306405 A JPH10306405 A JP H10306405A JP 9117356 A JP9117356 A JP 9117356A JP 11735697 A JP11735697 A JP 11735697A JP H10306405 A JPH10306405 A JP H10306405A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】広大の領域における配管を容易にし、かつ所定
深さに所定のピッチで確実に設置できるようにする。 【解決手段】対象面上に整地材4Aを撒き出して整地し
た上に、格子状の予めロール状に巻かれたネットNを展
開して敷設し、その上に熱媒体を流通させる管材Pを設
置し、この管材PをネットNに固定材20を用いて固定
し、下地材4Bを撒き出して下地層を形成し、芝生Tを
植生する。
深さに所定のピッチで確実に設置できるようにする。 【解決手段】対象面上に整地材4Aを撒き出して整地し
た上に、格子状の予めロール状に巻かれたネットNを展
開して敷設し、その上に熱媒体を流通させる管材Pを設
置し、この管材PをネットNに固定材20を用いて固定
し、下地材4Bを撒き出して下地層を形成し、芝生Tを
植生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱媒体を流通させ
る管材を地中に埋設する方法、およびたとえば競技場の
フィールドを各種のたとえばサッカーなどの競技を行う
ために、芝生グラウンドとし、その芝の育成維持を図る
ために地中に熱媒体を通す管材を埋設する芝生グラウン
ドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造に関する。
る管材を地中に埋設する方法、およびたとえば競技場の
フィールドを各種のたとえばサッカーなどの競技を行う
ために、芝生グラウンドとし、その芝の育成維持を図る
ために地中に熱媒体を通す管材を埋設する芝生グラウン
ドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】融雪や床暖房のために、スラブ中や床下
に温水配管を施設する方法は従来より行われており、そ
の面積は数十m2 から大きくても数百m2 程度であり、
さほど広大な面積ではない。
に温水配管を施設する方法は従来より行われており、そ
の面積は数十m2 から大きくても数百m2 程度であり、
さほど広大な面積ではない。
【0003】この場合、コンクリートスラブ上に、たと
えば鉄筋網を配設し、その上に配管を施し、これを鉄筋
網などに適宜の固定部材を用いて固定し、その後、上部
から表面コンクリートまたはモルタルを打設して、配管
を埋設している。
えば鉄筋網を配設し、その上に配管を施し、これを鉄筋
網などに適宜の固定部材を用いて固定し、その後、上部
から表面コンクリートまたはモルタルを打設して、配管
を埋設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サッカー競
技のグラウンドの場合、芝生グラウンドとする必要があ
るが、特に冬季における芝の生育は十分でなく、また、
屋根付スタジアム付き競技場の場合においてスタジアム
の屋根の日陰になる領域は特に芝の生育が十分でなく、
芝生のいわゆる擦り切れの問題が深刻となる。
技のグラウンドの場合、芝生グラウンドとする必要があ
るが、特に冬季における芝の生育は十分でなく、また、
屋根付スタジアム付き競技場の場合においてスタジアム
の屋根の日陰になる領域は特に芝の生育が十分でなく、
芝生のいわゆる擦り切れの問題が深刻となる。
【0005】そこで、芝生グラウンドの地中に所定の深
さで配管を行い、適当な時期および時間において前記配
管内を熱媒体を流通させ、芝生部分に対してヒーティン
グを行うことが好ましい。
さで配管を行い、適当な時期および時間において前記配
管内を熱媒体を流通させ、芝生部分に対してヒーティン
グを行うことが好ましい。
【0006】しかし、このために従来の融雪や床暖房の
技術をそのまま転用することはできない。すなわち、第
一義的に言えるのは、配管を施す領域がきわめて広大で
あることである。
技術をそのまま転用することはできない。すなわち、第
一義的に言えるのは、配管を施す領域がきわめて広大で
あることである。
【0007】したがって、管材を継手により連結しなが
ら配管するのは多大な手間とコスト高の要因となり、ま
た、継手部分からの漏水の危険性を無くすことができ
ず、一旦施工した後は、配管が地中であり、かつ広大の
面積にわたるために、その漏水個所を見つけるのが困難
であり、補修を行い難い。さらに、鋼管などを管材とし
たり、管材の固定に鉄筋網を使用するときは、発錆があ
り、雨水を利用して雑用水として再利用する場合には、
その錆が集めた雨水中に混入し、水処理設備に負担がか
かる。
ら配管するのは多大な手間とコスト高の要因となり、ま
た、継手部分からの漏水の危険性を無くすことができ
ず、一旦施工した後は、配管が地中であり、かつ広大の
面積にわたるために、その漏水個所を見つけるのが困難
であり、補修を行い難い。さらに、鋼管などを管材とし
たり、管材の固定に鉄筋網を使用するときは、発錆があ
り、雨水を利用して雑用水として再利用する場合には、
その錆が集めた雨水中に混入し、水処理設備に負担がか
かる。
【0008】また、配管は芝生の育成のための温度制御
が適確に行われるためには、地中の目的の深さにかつ適
切なピッチで配管する必要がある。温度ムラがあると、
却って芝の育成に支障が生じる。さらに、競技種目によ
っては、たとえばハンマー投げの個所については、地中
深さを深くしておく必要があり、従来のように、所定深
さでかつ配管ピッチの設定が容易な、スラブ上に鉄筋網
を設け、その鉄筋網に管材を固定する方法は採用できな
い。
が適確に行われるためには、地中の目的の深さにかつ適
切なピッチで配管する必要がある。温度ムラがあると、
却って芝の育成に支障が生じる。さらに、競技種目によ
っては、たとえばハンマー投げの個所については、地中
深さを深くしておく必要があり、従来のように、所定深
さでかつ配管ピッチの設定が容易な、スラブ上に鉄筋網
を設け、その鉄筋網に管材を固定する方法は採用できな
い。
【0009】また、グラウンドは、打設したスラブ上に
土を載せて構築する場合があるが、この場合において、
土中に鉄筋網などの錆の発生する部材を埋設すること
は、発錆があるので、スラブ上の雨水を集水して処理す
る場合に好ましくない。
土を載せて構築する場合があるが、この場合において、
土中に鉄筋網などの錆の発生する部材を埋設すること
は、発錆があるので、スラブ上の雨水を集水して処理す
る場合に好ましくない。
【0010】したがって、本発明の第1の課題は、広大
の領域において配管が容易で、かつ所定深さに所定のピ
ッチで確実に設置できる方法とすることにあり、第2の
課題はたとえばサッカー競技場において芝生グラウンド
とし、かつグラウンド下でアンダーヒーティングを行い
芝の育成の温度管理を行う場合において好適な芝生グラ
ウンドの造成方法を提供することにある。第3の課題
は、芝生の生育に優れた芝生グラウンド構造を提供する
ことにある。
の領域において配管が容易で、かつ所定深さに所定のピ
ッチで確実に設置できる方法とすることにあり、第2の
課題はたとえばサッカー競技場において芝生グラウンド
とし、かつグラウンド下でアンダーヒーティングを行い
芝の育成の温度管理を行う場合において好適な芝生グラ
ウンドの造成方法を提供することにある。第3の課題
は、芝生の生育に優れた芝生グラウンド構造を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、対象面上に整地材を撒き出
して整地した上に;格子状をなし、その構成部材が、横
断面において少なくとも下面側が実質的に平坦であり、
かつ可撓性を有し、予めロール状に巻かれたネットを;
展開して敷設し:この敷設したネット上に熱媒体を流通
させる管材を設置し、この管材を前記ネットに固定材を
用いて固定し:その上から前記管材およびネットが埋設
されるように下地材を撒き出して下地層を形成すること
を特徴とする管材の埋設方法である。
明の請求項1記載の発明は、対象面上に整地材を撒き出
して整地した上に;格子状をなし、その構成部材が、横
断面において少なくとも下面側が実質的に平坦であり、
かつ可撓性を有し、予めロール状に巻かれたネットを;
展開して敷設し:この敷設したネット上に熱媒体を流通
させる管材を設置し、この管材を前記ネットに固定材を
用いて固定し:その上から前記管材およびネットが埋設
されるように下地材を撒き出して下地層を形成すること
を特徴とする管材の埋設方法である。
【0012】請求項2記載の発明は、前記固定材は、前
記管材を跨いで位置する前記構成部材間を管材の上を通
って繋ぎ、管材の固定を図るものである請求項1記載の
管材の埋設方法である。
記管材を跨いで位置する前記構成部材間を管材の上を通
って繋ぎ、管材の固定を図るものである請求項1記載の
管材の埋設方法である。
【0013】請求項3記載の発明は、対象面上に整地材
を撒き出して整地した上に;格子状をなし、その構成部
材が、横断面において少なくとも下面側が実質的に平坦
であり、かつ可撓性を有し、予めロール状に巻かれたネ
ットを;展開して敷設し:この敷設したネット上に熱媒
体を流通させる管材を設置し、この管材を前記ネットに
固定材を用いて固定し:その上から前記管材およびネッ
トが埋設されるように土類を撒き出して下地土層を形成
し:この下地土層に芝を育成させ、かつ前記管材に熱媒
体を流通させて芝の育成維持を図ることを特徴とする芝
生グラウンドの造成方法である。
を撒き出して整地した上に;格子状をなし、その構成部
材が、横断面において少なくとも下面側が実質的に平坦
であり、かつ可撓性を有し、予めロール状に巻かれたネ
ットを;展開して敷設し:この敷設したネット上に熱媒
体を流通させる管材を設置し、この管材を前記ネットに
固定材を用いて固定し:その上から前記管材およびネッ
トが埋設されるように土類を撒き出して下地土層を形成
し:この下地土層に芝を育成させ、かつ前記管材に熱媒
体を流通させて芝の育成維持を図ることを特徴とする芝
生グラウンドの造成方法である。
【0014】請求項4記載の発明は、構成部材の横断面
が水平方向に偏平で、上下面が実質的に平坦である請求
項3記載の芝生グラウンドの造成方法である。
が水平方向に偏平で、上下面が実質的に平坦である請求
項3記載の芝生グラウンドの造成方法である。
【0015】請求項5記載の発明は、土類中にほぼ水平
に埋設された実質的に錆が発生しない材料からなるネッ
トと、熱媒体を流通させる管材を管材と、前記ネットに
前記管材を固定する管材と、グラウンド表面部分に生育
する芝生と、を備えたことを特徴とする芝生グラウンド
構造である。
に埋設された実質的に錆が発生しない材料からなるネッ
トと、熱媒体を流通させる管材を管材と、前記ネットに
前記管材を固定する管材と、グラウンド表面部分に生育
する芝生と、を備えたことを特徴とする芝生グラウンド
構造である。
【0016】請求項6記載の発明は、前記土類は、コン
クリート類からなるスラブ上に撒き出されており、前記
ネットはスラブ上面から離間している請求項5記載の芝
生グラウンド構造である。
クリート類からなるスラブ上に撒き出されており、前記
ネットはスラブ上面から離間している請求項5記載の芝
生グラウンド構造である。
【0017】
【作用】従来、競技場における芝生グラウンドにおい
て、地中に熱媒体の流通配管を行い、アンダーヒーティ
ングを行いながら、芝の生育維持を行うという考え方は
本発明者らが知る限りにおいて無かった。
て、地中に熱媒体の流通配管を行い、アンダーヒーティ
ングを行いながら、芝の生育維持を行うという考え方は
本発明者らが知る限りにおいて無かった。
【0018】この種の芝生グラウンドは前述のように広
大である。したがって、管継手を用いながら配管するの
は作業性などの点で採用できず、連続長尺管材を用いる
のが適切である。
大である。したがって、管継手を用いながら配管するの
は作業性などの点で採用できず、連続長尺管材を用いる
のが適切である。
【0019】この連続長尺管材、たとえば長尺架橋ポリ
エチレン管は、その製造過程で巻き取られて出荷され
る。この長尺架橋ポリエチレン管を施工現場に搬入し、
巻き戻して展伸した場合、当初の巻き癖が残り、直線性
を示さない。したがって、なんらかの平坦の部材に対し
て固定する必要がある。
エチレン管は、その製造過程で巻き取られて出荷され
る。この長尺架橋ポリエチレン管を施工現場に搬入し、
巻き戻して展伸した場合、当初の巻き癖が残り、直線性
を示さない。したがって、なんらかの平坦の部材に対し
て固定する必要がある。
【0020】このために、地中に埋設する平坦の部材と
して、本発明ではネットを用いる。
して、本発明ではネットを用いる。
【0021】ネットを用いる利点は、管材を適宜の固定
材により必要個所を簡単に固定できるからである。
材により必要個所を簡単に固定できるからである。
【0022】ここにネット材として、熱伝導性または熱
伝達性が高い材料を使用すると、2次的な効果として、
管材からの熱を効率よく土中に伝えることができる。
伝達性が高い材料を使用すると、2次的な効果として、
管材からの熱を効率よく土中に伝えることができる。
【0023】ネットとして、融雪の場合に用いられる前
記鉄筋網を使用した場合、錆が発生するために、代わり
としてステンレス網を用いることが考えられるが、長尺
架橋ポリエチレン管の巻き癖に対抗でき、かつ平坦性を
示すためにはある程度の剛性と重量が必要であり、この
ために施工性および運搬性を考えた大きさの網材を一枚
ごと現場に敷設する必要があり、施工能率がきわめて悪
い。
記鉄筋網を使用した場合、錆が発生するために、代わり
としてステンレス網を用いることが考えられるが、長尺
架橋ポリエチレン管の巻き癖に対抗でき、かつ平坦性を
示すためにはある程度の剛性と重量が必要であり、この
ために施工性および運搬性を考えた大きさの網材を一枚
ごと現場に敷設する必要があり、施工能率がきわめて悪
い。
【0024】したがって、従来の網状体に代えて、本発
明に従って、格子状をなし、可撓性を有し、予めロール
状に巻かれたネットを現場に展開して敷設するようにす
れば、ある広幅で長距離の敷設が可能となり、敷設作業
がきわめて簡易となる。そして、このネットに対して前
記の長尺架橋ポリエチレン管を固定材を用いて固定すれ
ばよい。しかるに、図5および図6に示すように、構成
部材10Aとしてたとえば横断面が円形の網糸条を格子
状に編成したネットN0では、図7に示すように、ネッ
トN0を展開したとき、波打ちしてしまい、平坦に敷設
することができないことが知見された。
明に従って、格子状をなし、可撓性を有し、予めロール
状に巻かれたネットを現場に展開して敷設するようにす
れば、ある広幅で長距離の敷設が可能となり、敷設作業
がきわめて簡易となる。そして、このネットに対して前
記の長尺架橋ポリエチレン管を固定材を用いて固定すれ
ばよい。しかるに、図5および図6に示すように、構成
部材10Aとしてたとえば横断面が円形の網糸条を格子
状に編成したネットN0では、図7に示すように、ネッ
トN0を展開したとき、波打ちしてしまい、平坦に敷設
することができないことが知見された。
【0025】しかるに、本発明に従って、図2〜図4に
示すように、少なくとも下面側が実質的に平坦であり、
より好ましくは横断面が水平方向に偏平で、上下面が実
質的に平坦である構成部材10からなるネットNを用い
ると、波打ちすることなく平坦に敷設することが知見さ
れた。その結果、このネットNに管材Pを固定材20を
用いて固定した場合、仮に管材Pに巻き癖があったとし
ても、その巻き癖を打ち消す程度のネットの平坦化力が
あるので、当該管材Pを平坦に配管できる。
示すように、少なくとも下面側が実質的に平坦であり、
より好ましくは横断面が水平方向に偏平で、上下面が実
質的に平坦である構成部材10からなるネットNを用い
ると、波打ちすることなく平坦に敷設することが知見さ
れた。その結果、このネットNに管材Pを固定材20を
用いて固定した場合、仮に管材Pに巻き癖があったとし
ても、その巻き癖を打ち消す程度のネットの平坦化力が
あるので、当該管材Pを平坦に配管できる。
【0026】管材PのネットNへの固定に際して、当該
管材Pを格子状のネットNの編成方向に配置し、当該管
材Pを跨いで位置する構成部材10,10間を当該管材
Pの上を通って繋ぎ、当該管材Pの固定を図ることがで
きる。
管材Pを格子状のネットNの編成方向に配置し、当該管
材Pを跨いで位置する構成部材10,10間を当該管材
Pの上を通って繋ぎ、当該管材Pの固定を図ることがで
きる。
【0027】他方、本発明の芝生グラウンドは、土類中
に実質的に錆が発生しない材料からなるネットをほぼ水
平に埋設しているので、錆により雨水処理が支障をきた
すことがなく、かつ、芝生の生育の点でも優れる(錆に
よる芝生の生育阻害がない)。また、管材を通して熱媒
体が流通されるので、冬季などにおける生育阻害を防止
できる。
に実質的に錆が発生しない材料からなるネットをほぼ水
平に埋設しているので、錆により雨水処理が支障をきた
すことがなく、かつ、芝生の生育の点でも優れる(錆に
よる芝生の生育阻害がない)。また、管材を通して熱媒
体が流通されるので、冬季などにおける生育阻害を防止
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより明確にするた
めにその実施の形態を図面により具体的に説明する。
めにその実施の形態を図面により具体的に説明する。
【0029】図1は、たとえばサッカー競技のための競
技場における芝生グラウンドの造成構造を示したもの
で、原地盤1上に、たとえばコンクリートスラブ2を2
50mm程度の厚みで打設し、望ましくはアスファルトや
ウレタンなどの防水層3を形成しておく。
技場における芝生グラウンドの造成構造を示したもの
で、原地盤1上に、たとえばコンクリートスラブ2を2
50mm程度の厚みで打設し、望ましくはアスファルトや
ウレタンなどの防水層3を形成しておく。
【0030】この種の対象面上に適宜の整地材4Aをた
とえば550mmの厚みで撒き出して整地した上に、本発
明に係るネットNを敷設する。そして、この敷設したネ
ットN上に熱媒体を流通させる管材Pを設置し、この管
材PをネットNに固定材20を用いて固定し、その上か
ら管材PおよびネットNが埋設されるように下地材4B
をたとえば300mmの厚みで撒き出して下地層を形成し
これに芝生Tを植生する。
とえば550mmの厚みで撒き出して整地した上に、本発
明に係るネットNを敷設する。そして、この敷設したネ
ットN上に熱媒体を流通させる管材Pを設置し、この管
材PをネットNに固定材20を用いて固定し、その上か
ら管材PおよびネットNが埋設されるように下地材4B
をたとえば300mmの厚みで撒き出して下地層を形成し
これに芝生Tを植生する。
【0031】ここで、整地材4Aおよび下地材4Bの材
料としては、適宜のものを用いることができ、かつこれ
らは同種の材料であってもよいし異なっていてもよい。
整地材4Aは荷重を支えるために骨材を混入した土が好
ましく、下地材4Bは芝生の育成に適した砂混じりの土
が好適である。これらを「土類」という。
料としては、適宜のものを用いることができ、かつこれ
らは同種の材料であってもよいし異なっていてもよい。
整地材4Aは荷重を支えるために骨材を混入した土が好
ましく、下地材4Bは芝生の育成に適した砂混じりの土
が好適である。これらを「土類」という。
【0032】前記のネットとして、図2〜図4に示すネ
ットNが好適に用いられる。ネットNは、格子状をな
し、その構成部材10が、横断面において少なくとも下
面側が実質的に平坦であり、望ましくは図示されている
ように、横断面が水平方向に偏平で、上下面が実質的に
平坦である例えば横断面長方形を示し、かつ可撓性を有
し、予めロール状に巻かれたネットを展開して敷設する
ものである。材質的には、錆の発生が実質的になく、経
年変化が少なくプラスチック、たとえば超延伸ポリプロ
ピレンテープをエチレン酢酸ビニル樹脂で被覆したもの
が望ましく、格子寸法としてはL=80mm、W=40mm
として、交差状に編成したものが用いられる。交点部分
は一体化または接着などにより固定されている。
ットNが好適に用いられる。ネットNは、格子状をな
し、その構成部材10が、横断面において少なくとも下
面側が実質的に平坦であり、望ましくは図示されている
ように、横断面が水平方向に偏平で、上下面が実質的に
平坦である例えば横断面長方形を示し、かつ可撓性を有
し、予めロール状に巻かれたネットを展開して敷設する
ものである。材質的には、錆の発生が実質的になく、経
年変化が少なくプラスチック、たとえば超延伸ポリプロ
ピレンテープをエチレン酢酸ビニル樹脂で被覆したもの
が望ましく、格子寸法としてはL=80mm、W=40mm
として、交差状に編成したものが用いられる。交点部分
は一体化または接着などにより固定されている。
【0033】ネットNは、たとえば幅2m、長さ60
m、厚さ4mm程度であり、図2に示されているように、
予めロール状に巻かれたものであるので、これを現場に
搬入し、図2の矢印方向に展開して敷設する。
m、厚さ4mm程度であり、図2に示されているように、
予めロール状に巻かれたものであるので、これを現場に
搬入し、図2の矢印方向に展開して敷設する。
【0034】かかるネットN上に管材Pを適宜の態様で
配置する。管材Pとしては、好適には錆の発生が実質的
にない、プラスチック管、たとえば架橋ポリエチレン管
が用いられ、たとえば200m程度の長尺の図8に示す
ようにロール状に巻かれたものが現場に搬入され、これ
を繰り出しながらネットN上に配置する。所定の位置に
おいてループをもって折り帰しながら配置できる。
配置する。管材Pとしては、好適には錆の発生が実質的
にない、プラスチック管、たとえば架橋ポリエチレン管
が用いられ、たとえば200m程度の長尺の図8に示す
ようにロール状に巻かれたものが現場に搬入され、これ
を繰り出しながらネットN上に配置する。所定の位置に
おいてループをもって折り帰しながら配置できる。
【0035】この管材Pは、望ましくは錆の発生のない
ステンレス製の固定材20を用いてネットNに固定す
る。固定材の第1の例が図1および図9に示してある。
すなわち、この固定材20は、鋼線の両端に予めフック
部20A,20Aをしておいたもので、管材Pを跨いで
位置する構成部材10間を管材の上を通って繋ぎ、管材
Pの固定を図るものである。
ステンレス製の固定材20を用いてネットNに固定す
る。固定材の第1の例が図1および図9に示してある。
すなわち、この固定材20は、鋼線の両端に予めフック
部20A,20Aをしておいたもので、管材Pを跨いで
位置する構成部材10間を管材の上を通って繋ぎ、管材
Pの固定を図るものである。
【0036】固定材としては、図10に示すように、両
端に反対方向向いたフック21A,21Aを有する固定
材21により、前記フック21A,21Aを構成部材1
0に係合する態様、図11に示すように、先端に爪部2
2A,22Aを有する固定材22により、前記爪部22
A,22Aを構成部材10の側方から係合する態様など
があり、その他種々の態様が可能である。
端に反対方向向いたフック21A,21Aを有する固定
材21により、前記フック21A,21Aを構成部材1
0に係合する態様、図11に示すように、先端に爪部2
2A,22Aを有する固定材22により、前記爪部22
A,22Aを構成部材10の側方から係合する態様など
があり、その他種々の態様が可能である。
【0037】いずれにしても、前記例の固定材による
と、固定材がネットNから外れ難く、かつ管材Pを固定
した後、若干の幅方向(敷設展開方向と直交する方向)
の移動微調整が可能である。一旦、ネットNに固定した
管材Pは、長手方向にはずれないが、幅方向にはずれる
可能性があり、かつ、固定時に位置を微調整できるよう
に、ネットNの格子は長手方向(敷設展開方向)に長い
方が望ましい。
と、固定材がネットNから外れ難く、かつ管材Pを固定
した後、若干の幅方向(敷設展開方向と直交する方向)
の移動微調整が可能である。一旦、ネットNに固定した
管材Pは、長手方向にはずれないが、幅方向にはずれる
可能性があり、かつ、固定時に位置を微調整できるよう
に、ネットNの格子は長手方向(敷設展開方向)に長い
方が望ましい。
【0038】ネットNに対して管材Pを固定する位置の
目安を示すために、所定間隔で構成部材10に白いマー
クを付しておくことができ、また予めその位置の構成部
材の色を代えておくことができる。
目安を示すために、所定間隔で構成部材10に白いマー
クを付しておくことができ、また予めその位置の構成部
材の色を代えておくことができる。
【0039】ネットNの敷設に際して、隣接するネット
との間は5cm程度重ねた状態で敷設することができる。
ネットは、展開したままでほとんどずれることがなく、
整地材にアンカーやピン類で固定する必要はない。本発
明のネットは、弾力性とある程度の十分な強度があるた
め、ステンレス製ネットなどと異なり、配管後の埋め戻
しの際、重機が乗っても変形が少なく、撓んでも原形に
戻る。ステンレス製ネットでは変形に対する戻りがな
い。
との間は5cm程度重ねた状態で敷設することができる。
ネットは、展開したままでほとんどずれることがなく、
整地材にアンカーやピン類で固定する必要はない。本発
明のネットは、弾力性とある程度の十分な強度があるた
め、ステンレス製ネットなどと異なり、配管後の埋め戻
しの際、重機が乗っても変形が少なく、撓んでも原形に
戻る。ステンレス製ネットでは変形に対する戻りがな
い。
【0040】このようにして、芝生グラウンドを造成し
たならば、特に晩秋、冬季、春季の始め、あるいは夜間
において、管材Pにスチームなどの冷温水などの熱媒体
を流通させ、その熱を下地材を通して温め、芝生の育成
または保護を図る。下地材の厚みがたとえば300mm程
度であると、十分にグラウンド表面に熱を与え、かつ、
投擲競技による管材の損傷がないことが知見されてい
る。
たならば、特に晩秋、冬季、春季の始め、あるいは夜間
において、管材Pにスチームなどの冷温水などの熱媒体
を流通させ、その熱を下地材を通して温め、芝生の育成
または保護を図る。下地材の厚みがたとえば300mm程
度であると、十分にグラウンド表面に熱を与え、かつ、
投擲競技による管材の損傷がないことが知見されてい
る。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、広大の
領域において配管が容易で、かつ所定深さに所定のピッ
チで確実に設置できる。また、さらに、たとえばサッカ
ー競技場において芝生グラウンドとし、かつグラウンド
下でアンダーヒーティングを行い芝の育成の温度管理を
行う場合において好適な芝生グラウンドを造成できるな
どの利点がもたらされる。
領域において配管が容易で、かつ所定深さに所定のピッ
チで確実に設置できる。また、さらに、たとえばサッカ
ー競技場において芝生グラウンドとし、かつグラウンド
下でアンダーヒーティングを行い芝の育成の温度管理を
行う場合において好適な芝生グラウンドを造成できるな
どの利点がもたらされる。
【図1】本発明の芝生グラウンドの造成構造例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明に係るネットの斜視図である。
【図3】その要部拡大斜視図である。
【図4】部分拡大斜視図である。
【図5】比較例のネットの斜視図である。
【図6】その部分拡大斜視図である。
【図7】比較例のネットの展開状態の概要説明図であ
る。
る。
【図8】管材の展開状態の説明図である。
【図9】第1の固定材による固定態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】第2の固定材による固定態様を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】第3の固定材による固定態様を示す斜視図で
ある。
ある。
1…原地盤、2…コンクリートスラブ、3…防水層、4
A…整地材、4B…下地材、10…構成部材、20,2
1,22…固定材、N…ネットP…管材、T…芝生。
A…整地材、4B…下地材、10…構成部材、20,2
1,22…固定材、N…ネットP…管材、T…芝生。
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項5記載の発明は、土類中にほぼ水平
に埋設された実質的に錆が発生しない材料からなるネッ
トと、熱媒体を流通させる管材と、前記ネットに前記管
材を固定する固定材と、グラウンド表面部分に生育する
芝生と、を備えたことを特徴とする芝生グラウンド構造
である。
に埋設された実質的に錆が発生しない材料からなるネッ
トと、熱媒体を流通させる管材と、前記ネットに前記管
材を固定する固定材と、グラウンド表面部分に生育する
芝生と、を備えたことを特徴とする芝生グラウンド構造
である。
Claims (6)
- 【請求項1】対象面上に整地材を撒き出して整地した上
に;格子状をなし、その構成部材が、横断面において少
なくとも下面側が実質的に平坦であり、かつ可撓性を有
し、予めロール状に巻かれたネットを;展開して敷設
し:この敷設したネット上に熱媒体を流通させる管材を
設置し、この管材を前記ネットに固定材を用いて固定
し:その上から前記管材およびネットが埋設されるよう
に下地材を撒き出して下地層を形成することを特徴とす
る管材の埋設方法。 - 【請求項2】前記固定材は、前記管材を跨いで位置する
前記構成部材間を管材の上を通って繋ぎ、管材の固定を
図るものである請求項1記載の管材の埋設方法。 - 【請求項3】対象面上に整地材を撒き出して整地した上
に;格子状をなし、その構成部材が、横断面において少
なくとも下面側が実質的に平坦であり、かつ可撓性を有
し、予めロール状に巻かれたネットを;展開して敷設
し:この敷設したネット上に熱媒体を流通させる管材を
設置し、この管材を前記ネットに固定材を用いて固定
し:その上から前記管材およびネットが埋設されるよう
に土類を撒き出して下地土層を形成し:この下地土層に
芝を育成させ、かつ前記管材に熱媒体を流通させて芝の
育成維持を図ることを特徴とする芝生グラウンドの造成
方法。 - 【請求項4】構成部材の横断面が水平方向に偏平で、上
下面が実質的に平坦である請求項3記載の芝生グラウン
ドの造成方法。 - 【請求項5】土類中にほぼ水平に埋設された実質的に錆
が発生しない材料からなるネットと、 熱媒体を流通させる管材を管材と、 前記ネットに前記管材を固定する管材と、 グラウンド表面部分に生育する芝生と、 を備えたことを特徴とする芝生グラウンド構造。 - 【請求項6】前記土類は、コンクリート類からなるスラ
ブ上に撒き出されており、前記ネットはスラブ上面から
離間している請求項5記載の芝生グラウンド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117356A JPH10306405A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 管材の埋設方法、および芝生グラウンドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117356A JPH10306405A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 管材の埋設方法、および芝生グラウンドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306405A true JPH10306405A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14709669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9117356A Pending JPH10306405A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 管材の埋設方法、および芝生グラウンドの造成方法、ならびに芝生グラウンド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10306405A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326719A (ja) * | 2002-03-26 | 2007-12-20 | Mirai Ind Co Ltd | 通水管の梱包装置 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP9117356A patent/JPH10306405A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326719A (ja) * | 2002-03-26 | 2007-12-20 | Mirai Ind Co Ltd | 通水管の梱包装置 |
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