JPH10307708A - 直交関数発生装置および直交関数発生方法 - Google Patents

直交関数発生装置および直交関数発生方法

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JPH10307708A
JPH10307708A JP11471697A JP11471697A JPH10307708A JP H10307708 A JPH10307708 A JP H10307708A JP 11471697 A JP11471697 A JP 11471697A JP 11471697 A JP11471697 A JP 11471697A JP H10307708 A JPH10307708 A JP H10307708A
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phase angle
selector
data
orthogonal function
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JP11471697A
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Inventor
Yasunari Ozaki
康成 小崎
Yasunari Ikeda
康成 池田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 0乃至π/4の範囲のデータから0乃至2π
の範囲の直交関数を生成する。 【解決手段】 位相角に対応するアドレスデータから上
位3ビットを除外したデータは、セレクタ21に供給さ
れるとともに、減算回路20に供給され、π/4に対応
するアドレス値(Adr Max)から減算される。セレクタ
21は、第3ビット目が“0”である場合は、上位3ビ
ットが除外されたデータを選択して出力し、また、第3
ビット目が“1”である場合には、減算回路20の出力
を選択して出力する。ROM24は0乃至π/4の範囲
のデータを格納しており、セレクタ21の出力に応じた
データをセレクタ25に供給する。セレクタ25は、判
定回路22が上位3ビットが除外されたアドレスが
“0”であると判定した場合は、定数値供給回路26か
らの出力を選択し、それ以外の場合は、ROM24から
の出力を選択して出力する。セレクタ25の出力データ
は、符号反転回路27,28により符号が適宜反転され
るとともに、セレクタ29乃至34により実数部と虚数
部が適宜置換されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交関数発生装置
および直交関数発生方法に関し、特に、π/4の範囲の
直交関数の値のみを記憶している直交関数発生回路、お
よび、直交関数発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、DVB−T(Digital Video Br
oadcasting-Terrestrial)などで用いれているOFDM
(Orthogonal Frequency Division Multiplex)復調に
不可欠な高速離散フーリエ変換(FFT:Fast Fourier
Trasfom)における回転演算子発生回路や、数値制御発
信器(NCO:Numerically Controlled Oscillator)
などに用いられる直交関数発生回路は、直交関数値を記
憶装置(一般的には読み出し専用メモリ(ROM:Read
Only Memory))に記憶させ、所望の角度に対応したア
ドレスを与えて読み出すことで実現される。
【0003】ところで、従来の直交関数発生回路では、
π/2の範囲の直交関数値を記憶装置に記憶させてお
き、残りの2π/3の角度に対応する直交関数値は記憶
装置から読み出した直交関数値に対して、符号反転や実
数部と虚数部の入れ換えなどの操作を行うことにより生
成していた。
【0004】図3に従来の直交関数発生回路の原理を示
す。図3(A)は複素平面上の位相角θに対する複素値
(Re,Im)を示しており、Reは実数部、Imは虚
数部の値をそれぞれ表している。ここで、0≦θ0<π
/2である角度θ0を仮定したとき、他の象限の位相角
は図示するようにθ0を用いて全て表現することが出来
る。
【0005】図3(B)は、ある位相角θの複素値(R
e,Im)を位相角θ0により表現した場合の各象限に
おける対応表である。何れの象限もθ0の符号反転もし
くは実数部と虚数部の入れ換え、または、その組み合わ
せにより表現することができる。なお、θ0に対応する
アドレスは、入力されたアドレスの上位2ビットを除外
することにより生成することができる。即ち、入力され
たアドレスは、第1乃至第4象限の何れかに属している
ので、上位2ビット(00乃至11)が第1乃至第4象
限をそれぞれ表しているとすると、それ以下のビットは
各象限内におけるアドレス(θ0に対応するアドレス)
を表すことになる。
【0006】従って、入力されたアドレスの上位2ビッ
トにより対象となる象限を特定し、それぞれの象限に応
じて、出力値の符号反転や実数部と虚数部の入れ換え操
作を適宜行うことにより、所望の角度に対応する値を得
ることができる。
【0007】図4に従来の直交関数発生回路の構成例の
ブロック図を示す。この図において、ROM1は、図3
に示す第1象限(位相角0≦θ≦π/2)のデータを格
納しており、0乃至π/2に対応するアドレスデータが
与えられると、対応する関数値データを読み出して出力
するようになされている。
【0008】反転回路2,3は、入力された値の符号を
反転して出力するようになされている。セレクタ4,5
は、4入力1出力のセレクタであり、アドレスの上位2
ビットの値に応じて、4つの入力端子の何れかを選択し
て、出力側へ接続するようになされている。
【0009】次に、以上の従来例の動作について説明す
る。
【0010】0乃至2πの範囲に属する所定の位相角に
対応するアドレスデータが入力され、そのうちの上位2
ビットが後段のセレクタ4およびセレクタ5へそれぞれ
供給される。ROM1は、上位2ビットが除外されたビ
ット列をアドレスデータとして入力し、そのアドレスデ
ータにより指定されるアドレスに格納されているデータ
の実数部および虚数部(cosθ,−sinθ)をそれ
ぞれ読み出して出力する。
【0011】符号反転回路2,3は、ROM1から出力
された実数部と虚数部のデータの符号をそれぞれ反転し
てセレクタ4,5に供給する。符号反転回路2,3と、
ROM1から出力された合計4種類のデータは、セレク
タ4,5にそれぞれ供給される。
【0012】セレクタ4,5は、アドレスデータの上位
2ビットの状態に応じて4つの入力端子のうち所定の端
子を選択し、選択した端子から読み込んだデータを出力
端子に対して出力する。その結果、入力される上位2ビ
ットの状態と、出力データとの関係は以下のようにな
る。
【0013】上位2ビット:00 セレクタ4出力:cosθ0 セレクタ5出力:−sinθ0
【0014】上位2ビット:01 セレクタ4出力:−sinθ0 セレクタ5出力:−cosθ0
【0015】上位2ビット:10 セレクタ4出力:−cosθ0 セレクタ5出力:sinθ0
【0016】上位2ビット:11 セレクタ4出力:sinθ0 セレクタ5出力:cosθ0
【0017】ここで、上位2ビットの値00乃至11を
第1乃至第4象限にそれぞれ対応させ、セレクタ4,5
の出力を実数部および虚数部にそれぞれ対応させると、
以上の関係は、図3(B)に示す表と対応していること
が理解できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な関数発生回路では、ROM1には、0乃至π/2の範
囲のデータが格納されている。
【0019】しかしながら、直交関数の特性からいえ
ば、0乃至π/4の範囲のデータがあれば、全ての範囲
のデータを生成することができる。従って、従来の直交
関数発生回路では、必要以上のデータを格納しているこ
とになるので、その分、ROM1の容量が大きくなり、
その結果、回路規模とコストの増大を招くことになると
いう課題があった。
【0020】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、直交関数発生回路の回路規模とコスト
とを削減することを可能とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の直交関
数発生装置は、0乃至π/4の範囲の直交関数の値を記
憶している記憶手段と、入力された位相角を0乃至π/
4の範囲に変換する変換手段と、変換手段により変換さ
れた位相角に対応する直交関数の値を記憶手段から読み
出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された
直交関数の実数部と虚数部とを、入力された位相角の値
に応じて適宜置換する置換手段と、置換手段から出力さ
れた実数部または虚数部の符号を、入力された位相角の
値に応じて適宜反転する符号反転手段とを備えることを
特徴とする。
【0022】請求項2に記載の直交関数発生方法は、0
乃至π/4の範囲の直交関数の値を記憶している記憶ス
テップと、入力された位相角を0乃至π/4の範囲に変
換する変換ステップと、変換ステップにより変換された
位相角に対応する直交関数の値を記憶ステップから読み
出す読み出しステップと、読み出しステップにより読み
出された直交関数の実数部と虚数部とを、入力された位
相角の値に応じて適宜置換する置換ステップと、置換ス
テップから出力された実数部または虚数部の符号を、入
力された位相角の値に応じて適宜反転する符号反転ステ
ップとを備えることを特徴とする。
【0023】請求項1に記載の直交関数発生装置におい
ては、0乃至π/4の範囲の直交関数の値を記憶手段が
記憶し、入力された位相角を0乃至π/4の範囲に変換
手段が変換し、変換手段により変換された位相角に対応
する直交関数の値を記憶手段から読み出し手段が読み出
し、読み出し手段により読み出された直交関数の実数部
と虚数部とを、入力された位相角の値に応じて置換手段
が適宜置換し、置換手段から出力された実数部または虚
数部の符号を、入力された位相角の値に応じて符号反転
手段が適宜反転する。例えば、0乃至π/4の範囲の直
交関数の値を記憶手段であるROMが記憶し、入力され
た0乃至2πの範囲の位相角を0乃至π/4の範囲に変
換手段が変換し、変換手段により変換された位相角に対
応する直交関数値を記憶手段であるROMから読み出し
手段が読み出し、読み出し手段により読み出された直交
関数値の実数部と虚数部とを、入力された位相角の値に
応じて置換手段が適宜置換し、置換手段から出力された
虚数部と実数部のそれぞれの符号を、入力された位相角
の値に応じて符号反転手段が適宜反転する。
【0024】請求項2に記載の直交関数発生方法におい
ては、0乃至π/4の範囲の直交関数の値を記憶ステッ
プが記憶し、入力された位相角を0乃至π/4の範囲に
変換ステップが変換し、変換ステップにより変換された
位相角に対応する直交関数の値を記憶ステップから読み
出しステップが読み出し、読み出しステップにより読み
出された直交関数の実数部と虚数部とを、入力された位
相角の値に応じて置換ステップが適宜置換し、置換ステ
ップから出力された実数部または虚数部の符号を、入力
された位相角の値に応じて符号反転ステップが適宜反転
する。例えば、0乃至π/4の範囲の直交関数の値を記
憶ステップであるROMが記憶し、入力された0乃至2
πの範囲の位相角を0乃至π/4の範囲に変換ステップ
が変換し、変換ステップにより変換された位相角に対応
する直交関数値を記憶ステップであるROMから読み出
しステップが読み出し、読み出しステップにより読み出
された直交関数値の実数部と虚数部とを、入力された位
相角の値に応じて置換ステップが適宜置換し、置換ステ
ップから出力された虚数部と実数部のそれぞれの符号
を、入力された位相角の値に応じて符号反転ステップが
適宜反転する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本実施の形態の構成の一
例を示すブロック図である。この図において、減算回路
20(変換手段)は、上位3ビットを除外したアドレス
の最大値(Adr Max:π/4に対応するアドレス値)か
ら、上位3ビットを除外したアドレスデータ(入力アド
レスデータ)を減算し、得られた結果を出力するように
なされている。セレクタ21(読み出し手段)は、アド
レスデータの上位から第3ビット目(以下、単に第3ビ
ット目という)の状態に応じて、上位3ビットを除外し
たアドレスデータまたは減算回路20の出力の何れか一
方を選択して出力する。
【0026】判定回路22は、上位3ビットを除外した
アドレスデータの値が0である場合は“1”を出力し、
それ以外の場合には“0”を出力するようになされてい
る。上位3ビット抽出回路23(変換手段)は、入力さ
れたアドレスデータの上位3ビットを抽出し、第1ビッ
ト目を排他的論理和回路36の一方の入力端子と、セレ
クタ31(置換手段)およびセレクタ32(置換手段)
に供給する。また、上位3ビット抽出回路23により抽
出された第2ビット目は、排他的論理和回路35,36
のそれぞれの一方の入力端子に入力される。更に、上位
3ビット抽出回路23により抽出された第3ビット目
は、排他的論理和回路35の一方の入力端子と、セレク
タ21に供給される。
【0027】ROM24(記憶手段)は、位相角が0乃
至π/4に対応する直交関数データ(実数部および虚数
部からなるデータ)のうち、位相角0に対応するデータ
以外を格納しており、所定の位相角に対応するアドレス
データが与えられると、そのアドレスデータにより指定
されるアドレスに格納されているデータを読み出してセ
レクタ25(読み出し手段)に供給する。なお、位相角
0のデータは、定数供給回路26が格納しており、その
理由については後述する。
【0028】セレクタ25は、判定回路22の出力に応
じて、ROM24または定数供給回路26の一方の出力
を選択して出力するようになされている。即ち、セレク
タ25は、判定回路22の出力が“0”の場合にはRO
M24の出力を選択し、また、判定回路22の出力が
“1”の状態である場合には、定数供給回路26の出力
を選択して出力するようになされている。
【0029】定数供給回路26は、前述のように位相角
0に対応するデータを格納している。なお、これは次の
ような理由による。即ち、位相角0乃至π/4の間には
奇数個のデータが含まれているが、通常のROMが格納
可能なデーター数は偶数個(2n)であるため、不足分
を補うためである。
【0030】符号反転回路27(符号反転手段)は、セ
レクタ25の出力のうち、実数部データの符号を反転し
て、セレクタ30(置換手段)およびセレクタ32に供
給するようになされている。また、符号反転回路28
(符号反転手段)は、セレクタ25の出力のうち、虚数
部データの符号を反転して、セレクタ29(置換手段)
およびセレクタ31(置換手段)に供給するようになさ
れている。
【0031】セレクタ29は、排他的論理和回路35の
出力の状態に応じて、実数部のデータ(cosθ)また
は符号反転回路28により符号が反転された虚数部のデ
ータ(sinθ)の何れかを選択して出力する。即ち、
排他的論理和回路35の出力が“0”である場合には、
実数部のデータ(cosθ)を選択して出力し、また、
排他的論理和回路35の出力が“1”である場合には、
反転された虚数部のデータ(sinθ)を選択して出力
する。
【0032】セレクタ30は、排他的論理和回路35の
出力の状態に応じて、符号反転回路27により反転され
た実数部のデータ(−cosθ)または虚数部のデータ
(−sinθ)の何れかを選択して出力する。即ち、排
他的論理和回路35の出力が“0”である場合には、反
転された実数部のデータ(−cosθ)を選択して出力
し、また、排他的論理和回路35の出力が“1”である
場合には、虚数部のデータ(−sinθ)を選択して出
力する。
【0033】セレクタ31は、上位3ビット抽出回路2
3によって抽出された第1ビット目の状態に応じて、虚
数部のデータ(−sinθ)または符号反転回路28に
より符号が反転された虚数部のデータ(sinθ)の何
れかを選択して出力する。即ち、第1ビット目が“0”
である場合には、虚数部のデータ(−sinθ)を選択
して出力し、また、第1ビット目が“1”である場合に
は、反転された虚数部のデータ(sinθ)を選択して
出力する。
【0034】セレクタ32は、上位3ビット抽出回路2
3によって抽出された第1ビット目の状態に応じて、符
号反転回路27により反転された実数部のデータ(−c
osθ)または実数部のデータ(cosθ)の何れかを
選択して出力する。即ち、第1ビット目が“0”である
場合には、反転された実数部のデータ(−cosθ)を
選択して出力し、また、第1ビット目が“1”である場
合には、実数部のデータ(cosθ)を選択して出力す
る。
【0035】セレクタ33は、排他的論理和回路36の
出力の状態に応じて、セレクタ29またはセレクタ30
の出力の何れかを選択して出力する。即ち、排他的論理
和回路36の出力が“0”の状態である場合には、セレ
クタ29の出力を選択し、また、排他的論理和回路30
の出力が“1”の状態である場合には、セレクタ30の
出力を選択する。
【0036】セレクタ34(置換手段)は、排他的論理
和回路35の出力の状態に応じて、セレクタ31または
セレクタ32の出力の何れかを選択して出力する。即
ち、排他的論理和回路35の出力が“0”の状態である
場合には、セレクタ31の出力を選択し、また、排他的
論理和回路35の出力が“1”の状態である場合には、
セレクタ32の出力を選択する。
【0037】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0038】図1に示す回路の動作の説明に入る前に、
図2を参照して、本実施の形態の動作原理について簡単
に説明を行う。なお、以下の説明では、説明の便宜上、
複素平面上の単位円を8等分したそれぞれの領域を、実
軸の正方向から左回り(時計回り)に第1乃至第8象限
と呼ぶことにする。なお、このような象限の設定の仕方
はFFTなどに特有のものであり、本発明はこのような
場合にのみ限定されるものではない。
【0039】図2(A)に示すように、本実施の形態に
おいては、第1象限(図中ハッチングを施した部分(0
乃至π/4の領域))に対応するデータのみがROM2
4に格納されている。そして、第1象限以外の位相角に
対しては、所定の変換を施して第1象限の位相角に変換
した後、得られた位相角に対応するデータに対して実数
部と虚数部の置換処理または符号反転所定を適宜実行
し、所望の位相角に対応するのデータを算出するように
なされている。
【0040】即ち、図2(B)に示すように、奇数番目
の象限(1,3,5,7象限)に関しては、先ず、位相
角θからそれぞれ0、π/2、π、または、3π/2を
減算することにより、第1象限のデータθ0に変換す
る。次に、対象となる位相角が第1象限に属する場合
は、位相角θ0に対応するデータをROM24から読み
出してそのまま出力する。また、第3象限に関しては、
位相角θ0に対応するデータの実数部の符号を反転する
とともに、実数部と虚数部とを置換して出力する。更
に、第5象限に関しては、位相角θ0に対応するデータ
の実数部と虚数部の双方の符号を反転して出力する。最
後に、第7象限に関しては、位相角θ0に対応するデー
タの虚数部の符号を反転するとともに、実数部と虚数部
のデータを置換して出力する。
【0041】次に、偶数番目の象限(2,4,6,8象
限)の場合について説明する。偶数番目の象限では、第
1象限との対称性を用いて所望のデータが算出される。
例えば、図2(A)に示す第2象限に属するθの場合に
は、先ず、π/2からθを減算してθ0(≦π/4)を
算出する。そして、この位相角θ0に対応する値の実数
部と虚数部をROM24から読み出し、これらの符号を
それぞれ反転した後、実数部と虚数部を置換すると、位
相角θに対応する関数値が得られる。
【0042】また、第4象限に関しては、πから位相角
θを減算してθ0を算出し、θ0に対応する値をROM2
4から読み出し、実数部の符号を反転した後、出力す
る。更に、第6象限に関しては、3π/2から位相角θ
を減算してθ0を算出し、θ0に対応する値をROM24
から読み出し、実数部と虚数部を置換した後、出力す
る。最後に、第8象限に関しては、2πから位相角θを
減算してθ0を算出し、θ0に対応する値をROM24か
ら読み出し、虚数部の符号を反転した後、出力する。
【0043】以上のような操作により、第2乃至第8象
限に属する位相角に対応するデータを第1象限のデータ
から生成することが可能となる。
【0044】次に、以上の結果を踏まえた上で、図1に
示す本発明の実施の形態の動作を説明する。
【0045】所定の位相角に対応するアドレスデータが
直交関数発生回路に供給されると、上位3ビット抽出回
路23によりアドレスデータの上位3ビットが抽出され
る。また、残りのデータ(上位3ビットが除外されたア
ドレスデータ)は、判定回路22、減算回路20、およ
び、セレクタ21にそれぞれ供給される。
【0046】なお、上位3ビットが除外されたアドレス
データは、位相角0乃至π/4に対応するデータとな
る。即ち、上位3ビットが“000”である場合を第1
象限に対応させ、同様に、“001”乃至“111”を
それぞれ第2乃至第8象限に対応させると、上位3ビッ
トを除外したアドレスデータは、各象限における部分的
な位相角(以下、部分位相角と略記する)を示すことに
なるので、その範囲は0乃至π/4となる。
【0047】減算回路20は、π/4に対応するアドレ
スデータ(=Adr Max)から、上位3ビットが除外され
たアドレスデータ(部分位相角に対応するアドレスデー
タ)を減算して出力する。
【0048】セレクタ21は、上位3ビット抽出回路2
3により抽出された第3ビット目が“0”である場合
(奇数番目の象限である場合)には、上位3ビットが除
外されたアドレスデータを選択してROM24に供給す
る。また、第3ビット目が“1”である場合(偶数番目
の象限である場合)には、セレクタ21は、減算回路2
0から出力されたアドレスデータを選択してROM24
に出力する。
【0049】ROM24は、セレクタ21より与えられ
たアドレスデータにより指定されるアドレスに格納され
ている直交関数の実数部と虚数部のデータを読み出し、
セレクタ25に供給する。
【0050】セレクタ25は、上位3ビットが除外され
たアドレスデータの値が0である場合には判定回路22
の出力が“1”の状態となるので、定数供給回路26が
出力する位相角0に対応する値(実数部=1,虚数部=
0)を選択して後段に出力する。また、それ以外の場合
には、ROM24から出力されたデータを選択して後段
に出力する。
【0051】排他的論理和回路35は、第2ビット目と
第3ビット目の排他的論理和を算出するので、第2ビッ
ト目と第3ビット目の何れか一方のみが“1”となる場
合にその出力が“1”となる。従って、排他的論理和回
路35の出力は、第2,3,6,7象限の場合に“1”
となり、その他の象限では“0”となる。
【0052】排他的論理和回路36は、第1ビット目と
第2ビット目の排他的論理和を算出するので、第1ビッ
ト目と第2ビット目の何れか一方のみが“1”となる場
合にその出力が“1”となる。従って、排他的論理和回
路36の出力は、第3,4,5,6象限の場合に“1”
となり、その他の象限では“0”となる。
【0053】セレクタ29は、排他的論理和回路35の
出力が“0”の場合には、セレクタ25から出力される
データの実数部(cosθ)を選択して出力し、また、
排他的論理和回路35の出力が“1”の場合には、符号
反転回路28により反転された虚数部(sinθ)を選
択して出力する。従って、入力された位相角に対応する
アドレスデータが第2,3,6,7象限である場合に
は、sinθが選択されて出力され、それ以外の象限で
は、cosθが出力される。
【0054】セレクタ30は、排他的論理和回路35の
出力が“0”の場合には、符号反転回路27により反転
された実数部(−cosθ)を選択して出力し、また、
排他的論理和回路35の出力が“1”の場合には、セレ
クタ25から出力されるデータの虚数部(−sinθ)
を選択して出力する。従って、入力された位相角に対応
するアドレスデータが第2,3,6,7象限である場合
には、−sinθが選択されて出力され、それ以外の象
限では、−cosθが出力される。
【0055】セレクタ31は、第1ビット目が“0”の
状態である場合は、セレクタ25から出力されるデータ
の虚数部(−sinθ)を選択して出力し、また、第1
ビット目が“1”である場合には、符号反転回路28か
ら出力されるデータ(sinθ)を選択して出力する。
従って、セレクタ31は、入力された位相角に対応する
アドレスデータが第1乃至第4象限に属する場合には−
sinθを出力し、また、それ以外の象限ではsinθ
を出力する。
【0056】セレクタ32は、第1ビット目が“0”の
状態である場合は、符号反転回路27により反転された
実数部(−cosθ)を選択して出力し、また、第1ビ
ット目が“1”である場合には、セレクタ25から出力
されるデータの実数部(cosθ)を選択して出力す
る。従って、セレクタ32は、第1乃至第4象限では、
−cosθを出力し、また、それ以外の象限では、co
sθを出力する。
【0057】セレクタ33は、排他的論理和回路36の
出力が“0”の場合は、セレクタ29の出力を選択して
出力する。また、排他的論理和回路36の出力が“1”
の場合には、セレクタ30の出力を選択して出力する。
従って、入力された位相角が第3乃至第6象限である場
合には、セレクタ33は、セレクタ30の出力を選択し
て出力し、その他の象限の場合には、セレクタ29を選
択して出力する。
【0058】セレクタ34は、排他的論理和回路35の
出力が“0”の場合は、セレクタ31の出力を選択して
出力する。また、排他的論理和回路35の出力が“1”
の場合には、セレクタ32の出力を選択して出力する。
その結果、入力された位相角が第2,3,6,7象限で
ある場合には、セレクタ34は、セレクタ32の出力を
選択して出力し、その他の象限の場合には、セレクタ3
1を選択して出力する。
【0059】以上のように、符号反転回路27,28と
セレクタ29乃至34の動作により、図2(B)に示す
ように、各象限に応じて、実数部と虚数部のデータの符
号が反転されるとともに、実数部と虚数部が置換されて
出力されるので、第1象限のデータのみをROM24に
格納しておくことにより、他の全ての象限のデータを生
成することが可能となるので、従来の場合に比較してR
OM24の容量を半分に削減することが可能となる。
【0060】なお、以上の実施の形態においては、判定
回路22により位相角が0であることを検出し、定数供
給回路26から位相角0に対応するデータを供給するよ
うにしたが、ROM24に全てのデータを格納可能な場
合には、判定回路22と定数供給回路26を省略するこ
とができる。
【0061】また、ROM24は、必要なビット長のデ
ータを記憶させることができる装置であれば、他の装置
で代替することも可能である。更に、減算回路20も、
同様の計算を行うことができる装置(例えば、デコーダ
など)により代替することが可能である。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の直交関数発生装置およ
び請求項2に記載の直交関数発生方法によれば、0乃至
π/4の範囲の直交関数の値を記憶し、入力された位相
角を0乃至π/4の範囲に変換し、変換された位相角に
対応する直交関数の値を読み出し、読み出された直交関
数の実数部と虚数部とを、入力された位相角の値に応じ
て適宜置換し、実数部または虚数部の符号を、入力され
た位相角の値に応じて適宜反転するようにしたので、0
乃至π/4の範囲の直交関数データから0乃至2πの範
囲のデータを正確に生成することが可能となるので、装
置の小型化と低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直交関数発生装置の実施の形態の構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すブロック図の動作原理を説明する図
である。
【図3】従来の直交関数発生装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3のブロック図の動作を説明する図である。
【符号の説明】
20 減算回路(変換手段), 23 上位3ビット抽
出回路(変換手段),24 ROM(記憶手段), 2
1 セレクタ(読み出し手段), 25 セレクタ(読
み出し手段), 29乃至34 セレクタ(置換手
段), 27,28 符号反転回路(符号反転手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0乃至2πの範囲の位相角が入力され、
    入力された位相角に対応する直交関数の値を発生する直
    交関数発生装置において、 0乃至π/4の範囲の前記直交関数の値を記憶している
    記憶手段と、 入力された位相角を0乃至π/4の範囲に変換する変換
    手段と、 前記変換手段により変換された位相角に対応する前記直
    交関数の値を前記記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、 前記読み出し手段により読み出された前記直交関数の実
    数部と虚数部とを、前記入力された位相角の値に応じて
    適宜置換する置換手段と、 前記置換手段から出力された実数部または虚数部の符号
    を、前記入力された位相角の値に応じて適宜反転する符
    号反転手段とを備えることを特徴とする直交関数発生装
    置。
  2. 【請求項2】 0乃至2πの範囲の位相角が入力され、
    入力された位相角に対応する直交関数の値を発生する直
    交関数発生方法において、 0乃至π/4の範囲の前記直交関数の値を記憶している
    記憶ステップと、 入力された位相角を0乃至π/4の範囲に変換する変換
    ステップと、 前記変換ステップにより変換された位相角に対応する前
    記直交関数の値を前記記憶ステップから読み出す読み出
    しステップと、 前記読み出しステップにより読み出された前記直交関数
    の実数部と虚数部とを、前記入力された位相角の値に応
    じて適宜置換する置換ステップと、 前記置換ステップから出力された実数部または虚数部の
    符号を、前記入力された位相角の値に応じて適宜反転す
    る符号反転ステップとを備えることを特徴とする直交関
    数発生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336742B2 (en) 2002-05-10 2008-02-26 Kddi Corporation Frequency error correction device and OFDM receiver with the device
JP2013182267A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Rohm Co Ltd 位置制御装置、手振れ補正装置、撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7336742B2 (en) 2002-05-10 2008-02-26 Kddi Corporation Frequency error correction device and OFDM receiver with the device
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