JPH10307719A - 高級言語パッチ作成システム - Google Patents
高級言語パッチ作成システムInfo
- Publication number
- JPH10307719A JPH10307719A JP9115412A JP11541297A JPH10307719A JP H10307719 A JPH10307719 A JP H10307719A JP 9115412 A JP9115412 A JP 9115412A JP 11541297 A JP11541297 A JP 11541297A JP H10307719 A JPH10307719 A JP H10307719A
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- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のアセンブラ言語と機械語によるパッチ
対処方式に代えて、高級言語を用いたパッチ対処方式を
実現し、必要最小限の修正により迅速対応および所要の
品質維持が可能となり、保守性と信頼性が高められる高
級言語パッチ作成システムを提供する。 【解決手段】 パッチ対象となる複数のロードモジュー
ル21によってパッチロードモジュール作成管理用の関
数変数割付データベース22を作成して出力するデータ
ベース作成装置11を有し、このデータベース作成装置
11から出力された前記関数変数割付データベース22
の情報に基づいて、既存システムを構成するロードモジ
ュール21と前回作成のパッチロードモジュール26か
ら、今回作成のパッチロードモジュール27と同一の割
付番地とサイズに相当するデータを抽出して出力すると
共に、この今回作成のパッチロードモジュール27をオ
ールドメモリイメージファイル28として作成して出力
するパッチデータ作成装置13を有している。
対処方式に代えて、高級言語を用いたパッチ対処方式を
実現し、必要最小限の修正により迅速対応および所要の
品質維持が可能となり、保守性と信頼性が高められる高
級言語パッチ作成システムを提供する。 【解決手段】 パッチ対象となる複数のロードモジュー
ル21によってパッチロードモジュール作成管理用の関
数変数割付データベース22を作成して出力するデータ
ベース作成装置11を有し、このデータベース作成装置
11から出力された前記関数変数割付データベース22
の情報に基づいて、既存システムを構成するロードモジ
ュール21と前回作成のパッチロードモジュール26か
ら、今回作成のパッチロードモジュール27と同一の割
付番地とサイズに相当するデータを抽出して出力すると
共に、この今回作成のパッチロードモジュール27をオ
ールドメモリイメージファイル28として作成して出力
するパッチデータ作成装置13を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模交換機シス
テム等におけるプログラムの保守に係り、ロードモジュ
ールをソースプログラム(コンパイル前の原始プログラ
ム)から作成するパッチによって修正可能とした高級言
語パッチ作成システムに関する。
テム等におけるプログラムの保守に係り、ロードモジュ
ールをソースプログラム(コンパイル前の原始プログラ
ム)から作成するパッチによって修正可能とした高級言
語パッチ作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラミング言語で書かれた実
行可能なオブジェクト(目的)プログラムであるロード
モジュールの一般的な修正方法として、修正対象のソー
スファイルを修正してコンパイラによる翻訳後、再びロ
ードモジュールを構築し直す方式と、当該ロードモジュ
ールから取り出されたメモリイメージの一部を直接修正
するパッチ対処方式がある。
行可能なオブジェクト(目的)プログラムであるロード
モジュールの一般的な修正方法として、修正対象のソー
スファイルを修正してコンパイラによる翻訳後、再びロ
ードモジュールを構築し直す方式と、当該ロードモジュ
ールから取り出されたメモリイメージの一部を直接修正
するパッチ対処方式がある。
【0003】前者のロードモジュール再構築方式の場
合、修正による変更量の多少にかかわらず、ロードモジ
ュールの再作成を要する。そのため、大規模交換機シス
テムなどにあって特に高信頼性を要求されるシステムで
は、短期間でシステム全体の品質維持を実証することが
困難である。
合、修正による変更量の多少にかかわらず、ロードモジ
ュールの再作成を要する。そのため、大規模交換機シス
テムなどにあって特に高信頼性を要求されるシステムで
は、短期間でシステム全体の品質維持を実証することが
困難である。
【0004】つまり、修正変更部分が少ない場合でも、
システムを構成するロードモジュール全体が再構築され
るため、この再構築されたロードモジュールは、以前か
ら駆動してきたものとは全く別体として考える必要があ
ることである。結果、品質維持を実証するうえで、シス
テム全体に対する再検査と再評価試験が必要になるとい
った煩わしさがある。
システムを構成するロードモジュール全体が再構築され
るため、この再構築されたロードモジュールは、以前か
ら駆動してきたものとは全く別体として考える必要があ
ることである。結果、品質維持を実証するうえで、シス
テム全体に対する再検査と再評価試験が必要になるとい
った煩わしさがある。
【0005】一般に、システム製品の保守にあたって
は、要求に迅速に対応して高品質を維持しなければなら
ない。ところが、そうした従来からのロードモジュール
再構築方式では、前述のように多大な検査および評価試
験の工数が嵩み、顧客対応に支障をきたす不具合があ
る。
は、要求に迅速に対応して高品質を維持しなければなら
ない。ところが、そうした従来からのロードモジュール
再構築方式では、前述のように多大な検査および評価試
験の工数が嵩み、顧客対応に支障をきたす不具合があ
る。
【0006】一方、後者のパッチ対処方式の場合、シス
テムの修正部分を最小限に止めるために、現状では交換
機システム等の機械語のメモリイメージが出力装置等で
取り出される。これに基づいて、図5に示すように、人
手操作により変更個所と関連個所の割付番地を求める。
さらに、取り出したメモリイメージをアセンブラ言語に
変換し、これにアセンブラ言語と機械語による修正を施
し、パッチを投入するために必要なシステム上のメモリ
領域を確保する。すなわち、直接実行形式のパッチイメ
ージデータを作成して交換機システム等に投入する方法
をとっている。
テムの修正部分を最小限に止めるために、現状では交換
機システム等の機械語のメモリイメージが出力装置等で
取り出される。これに基づいて、図5に示すように、人
手操作により変更個所と関連個所の割付番地を求める。
さらに、取り出したメモリイメージをアセンブラ言語に
変換し、これにアセンブラ言語と機械語による修正を施
し、パッチを投入するために必要なシステム上のメモリ
領域を確保する。すなわち、直接実行形式のパッチイメ
ージデータを作成して交換機システム等に投入する方法
をとっている。
【0007】修正された変更部分を除く他の部分は、既
存のロードモジュールそのものの状態である。その点、
前者方式で提示されたシステム全体に対して再検査と再
評価試験が不要となる利点がある。つまり、この場合は
修正による変更部分と関連部分のみを対象に再検査と評
価試験をすればよい。
存のロードモジュールそのものの状態である。その点、
前者方式で提示されたシステム全体に対して再検査と再
評価試験が不要となる利点がある。つまり、この場合は
修正による変更部分と関連部分のみを対象に再検査と評
価試験をすればよい。
【0008】しかしながら、現実問題として、ロードモ
ジュールのメモリイメージに対して直に修正を行うため
のアセンブラ言語や機械語に習熟した技術者は限られて
おり、運用を困難にしている。
ジュールのメモリイメージに対して直に修正を行うため
のアセンブラ言語や機械語に習熟した技術者は限られて
おり、運用を困難にしている。
【0009】近年のコンパイラ技術の伸展に伴い、大規
模で高信頼性を要求されるシステムソフトウエアの大部
分は、高級言語を用いて書かれるようになっている。ま
た同時に、CPU(プロセッサ)の高性能化に伴い、ア
センブラ言語と機械語によるプログラム作成はかなり高
度な知識が要求される。このように、高級言語化が進む
今日において、アセンブラ言語と機械語に習熟した技術
者の減少化傾向は、従前からのパッチ対処方式では対応
しきれない。
模で高信頼性を要求されるシステムソフトウエアの大部
分は、高級言語を用いて書かれるようになっている。ま
た同時に、CPU(プロセッサ)の高性能化に伴い、ア
センブラ言語と機械語によるプログラム作成はかなり高
度な知識が要求される。このように、高級言語化が進む
今日において、アセンブラ言語と機械語に習熟した技術
者の減少化傾向は、従前からのパッチ対処方式では対応
しきれない。
【0010】以上から、品質維持と迅速対応による処理
といった以前の問題として、運用を簡易に実現するため
に、高級言語レベルでパッチ対処できるようにしたパッ
チイメージデータ作成の実現手段が望まれるようになっ
てきている。
といった以前の問題として、運用を簡易に実現するため
に、高級言語レベルでパッチ対処できるようにしたパッ
チイメージデータ作成の実現手段が望まれるようになっ
てきている。
【0011】この実現にむけて、例えば特開平1−21
4928号公報に記載の高級言語パッチ作成装置が提案
されている。この場合、図1を参考にすると、パッチデ
ータ作成装置によって修正元のパッチソースファイルか
ら修正データファイルを作成する。そしてさらに、オブ
ジェクトファイル作成手段によってオブジェクトファイ
ルに変換し、変換後にリンクを行うことでパッチ挿入イ
メージを有するロードモジュールを作成し、かつパッチ
挿入イメージのカードファイルを作成する。
4928号公報に記載の高級言語パッチ作成装置が提案
されている。この場合、図1を参考にすると、パッチデ
ータ作成装置によって修正元のパッチソースファイルか
ら修正データファイルを作成する。そしてさらに、オブ
ジェクトファイル作成手段によってオブジェクトファイ
ルに変換し、変換後にリンクを行うことでパッチ挿入イ
メージを有するロードモジュールを作成し、かつパッチ
挿入イメージのカードファイルを作成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る公
報に記載された装置をもってしても、前述のようなパッ
チ対処方式の抱える諸問題が基本的には解決されていな
い。
報に記載された装置をもってしても、前述のようなパッ
チ対処方式の抱える諸問題が基本的には解決されていな
い。
【0013】本発明の目的は、従来のアセンブラ言語と
機械語によるパッチ対処方式に代えて、高級言語を用い
たパッチ対処方式を実現し、必要最小限の修正により迅
速対応および所要の品質維持が可能となり、保守性と信
頼性が高められる高級言語パッチ作成システムを提供す
ることにある。
機械語によるパッチ対処方式に代えて、高級言語を用い
たパッチ対処方式を実現し、必要最小限の修正により迅
速対応および所要の品質維持が可能となり、保守性と信
頼性が高められる高級言語パッチ作成システムを提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の高級言語パッチ
作成システムは、パッチ対象となる複数のロードモジュ
ールによってパッチロードモジュール作成管理用の関数
変数割付データベースを作成して出力するデータベース
作成装置と、このデータベース作成装置から出力された
前記関数変数割付データベースの情報に基づいて、既存
システムを構成する前記ロードモジュールと前回作成の
パッチロードモジュールから、今回作成のパッチロード
モジュールと同一の割付番地とサイズに相当するデータ
を抽出して出力すると共に、この今回作成のパッチロー
ドモジュールをオールドメモリイメージファイルとして
作成して出力するパッチデータ作成装置と、を備えてな
っている。
作成システムは、パッチ対象となる複数のロードモジュ
ールによってパッチロードモジュール作成管理用の関数
変数割付データベースを作成して出力するデータベース
作成装置と、このデータベース作成装置から出力された
前記関数変数割付データベースの情報に基づいて、既存
システムを構成する前記ロードモジュールと前回作成の
パッチロードモジュールから、今回作成のパッチロード
モジュールと同一の割付番地とサイズに相当するデータ
を抽出して出力すると共に、この今回作成のパッチロー
ドモジュールをオールドメモリイメージファイルとして
作成して出力するパッチデータ作成装置と、を備えてな
っている。
【0015】この場合、前記パッチデータ作成装置とし
ては、パッチ対象となる複数のパッチソースファイルを
翻訳して作成した複数のパッチオブジェクトファイル
と、このパッチオブジェクトファイルに対していかなる
パッチ処理を行うかを指示するパッチリンク指示情報フ
ァイルと、前回までのパッチロードモジュールのそれぞ
れから出力された信号を受け取り、関数または変数によ
るパッチ対象データの割付アドレスを算出して既存領域
またはパッチ領域を割り当てて前記既存システムに結合
するように構成されている。
ては、パッチ対象となる複数のパッチソースファイルを
翻訳して作成した複数のパッチオブジェクトファイル
と、このパッチオブジェクトファイルに対していかなる
パッチ処理を行うかを指示するパッチリンク指示情報フ
ァイルと、前回までのパッチロードモジュールのそれぞ
れから出力された信号を受け取り、関数または変数によ
るパッチ対象データの割付アドレスを算出して既存領域
またはパッチ領域を割り当てて前記既存システムに結合
するように構成されている。
【0016】また、ここで、前記パッチリンク指示情報
ファイルは、関数または変数によるパッチ対象データに
対して既存システム上のものを修正して変更するか、新
規追加または削除するかのいずれかによってパッチ割付
を自動的に指示可能となっている。この場合、自動で行
われるパッチ割付としては、パッチ対象データのサイズ
を既存の割付サイズと比較して大小の判断を行い、小さ
ければ既存の割付領域に被せて同一の割付番地を割り当
て、大きければ予め準備されたパッチ領域内の空き領域
を求めて確保するようになっている。
ファイルは、関数または変数によるパッチ対象データに
対して既存システム上のものを修正して変更するか、新
規追加または削除するかのいずれかによってパッチ割付
を自動的に指示可能となっている。この場合、自動で行
われるパッチ割付としては、パッチ対象データのサイズ
を既存の割付サイズと比較して大小の判断を行い、小さ
ければ既存の割付領域に被せて同一の割付番地を割り当
て、大きければ予め準備されたパッチ領域内の空き領域
を求めて確保するようになっている。
【0017】また、前記データベース作成装置として
は、複数のロードモジュールを構成情報を管理するロー
ドモジュール構成管理部、パッチ領域および過去のパッ
チ履歴を管理するパッチエリア管理部、各種エントリア
ドレスおよび割付アドレスを管理するエントリアドレス
管理部の各部での作成処理によって関数変数割付データ
ベースを出力するように構成されている。
は、複数のロードモジュールを構成情報を管理するロー
ドモジュール構成管理部、パッチ領域および過去のパッ
チ履歴を管理するパッチエリア管理部、各種エントリア
ドレスおよび割付アドレスを管理するエントリアドレス
管理部の各部での作成処理によって関数変数割付データ
ベースを出力するように構成されている。
【0018】したがって、従来のパッチ対処方式ではロ
ードモジュールの更新を行うが、本発明では、パッチ単
位の新たなロードモジュールの作成とパッチ投入前のイ
メージファイルを同じくロードモジュールとして生成す
る機能を具備している。
ードモジュールの更新を行うが、本発明では、パッチ単
位の新たなロードモジュールの作成とパッチ投入前のイ
メージファイルを同じくロードモジュールとして生成す
る機能を具備している。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による高級言語パッ
チ作成システムの実施の形態について図面を参照して詳
細に説明する。
チ作成システムの実施の形態について図面を参照して詳
細に説明する。
【0020】図1は、本実施の形態の作成システム構成
を示すブロック図である。パッチ対象となる複数のロー
ドモジュール21を有し、これらを基にしてパッチロー
ドモジュール作成管理用のデータベースを作成するデー
タベース作成装置11を備えている。さらに、パッチデ
ータ作成装置13を有し、ここでは、複数のパッチソー
スファイル23をコンパイラ12で翻訳して複数のパッ
チオブジェクトファイル24を作成し、上記データベー
ス作成装置11から出力された関数変数割付情報データ
ベース22を受け取り、パッチリンク指示情報ファイル
25および前回までに作成済みの複数のパッチロードモ
ジュール26を受け取って処理を行い、変更対象データ
に対するパッチロードモジュール27と、これの割付領
域であるオールドメモリイメージファイル28をそれぞ
れ出力するようになっている。
を示すブロック図である。パッチ対象となる複数のロー
ドモジュール21を有し、これらを基にしてパッチロー
ドモジュール作成管理用のデータベースを作成するデー
タベース作成装置11を備えている。さらに、パッチデ
ータ作成装置13を有し、ここでは、複数のパッチソー
スファイル23をコンパイラ12で翻訳して複数のパッ
チオブジェクトファイル24を作成し、上記データベー
ス作成装置11から出力された関数変数割付情報データ
ベース22を受け取り、パッチリンク指示情報ファイル
25および前回までに作成済みの複数のパッチロードモ
ジュール26を受け取って処理を行い、変更対象データ
に対するパッチロードモジュール27と、これの割付領
域であるオールドメモリイメージファイル28をそれぞ
れ出力するようになっている。
【0021】内部構成として、一方のデータベース作成
装置11は、ロードモジュール構成管理部111、パッ
チエリア管理部112およびエントリアドレス管理部1
13等よりなっている。また、他方のパッチデータ作成
装置13としては、パッチエリア判別・確保手段13
1、関数・変数参照関連個所の番地割り出し手段13
2、リンク手段133、関数変数割付情報データベース
更新手段134、そしてオールドメモリイメージファイ
ル作成手段135等よりなっている。
装置11は、ロードモジュール構成管理部111、パッ
チエリア管理部112およびエントリアドレス管理部1
13等よりなっている。また、他方のパッチデータ作成
装置13としては、パッチエリア判別・確保手段13
1、関数・変数参照関連個所の番地割り出し手段13
2、リンク手段133、関数変数割付情報データベース
更新手段134、そしてオールドメモリイメージファイ
ル作成手段135等よりなっている。
【0022】次に、以上の構成による本実施の形態につ
いて、図2のパッチ作成作業フローチャートと、図3の
パッチ投入元となる既存ロードモジュールのメモリ割付
イメージ、図4のパッチ投入後のメモリ割付イメージを
参照して一連のパッチ作成までの動作を説明する。
いて、図2のパッチ作成作業フローチャートと、図3の
パッチ投入元となる既存ロードモジュールのメモリ割付
イメージ、図4のパッチ投入後のメモリ割付イメージを
参照して一連のパッチ作成までの動作を説明する。
【0023】はじめに、図3に示すように、既存ロード
モジュールは、オブジェクトファイルα、オブジェクト
ファイルβ、オブジェクトファイルγがその順番で割り
付けられている。またメモリ上では、最後のオブジェク
トファイルの直後にパッチ投入用エリアが確保される。
既存ロードモジュールには、変数A及び関数F0、F
l、F2、FXが存在しており、そのうちの関数F0、
FXの修正変更と、変数Bの新規追加が発生している。
モジュールは、オブジェクトファイルα、オブジェクト
ファイルβ、オブジェクトファイルγがその順番で割り
付けられている。またメモリ上では、最後のオブジェク
トファイルの直後にパッチ投入用エリアが確保される。
既存ロードモジュールには、変数A及び関数F0、F
l、F2、FXが存在しており、そのうちの関数F0、
FXの修正変更と、変数Bの新規追加が発生している。
【0024】そこで、図2において、先ず従来からのも
のと変わらない動作としてソースファイルが作成され
る。ソースファイル作成後、システムを構成する全ての
ロードモジュールをリンカを用いて構築する(ステップ
Al)。
のと変わらない動作としてソースファイルが作成され
る。ソースファイル作成後、システムを構成する全ての
ロードモジュールをリンカを用いて構築する(ステップ
Al)。
【0025】本発明の場合はその後に直ちに保守に入ら
ず、データベース作成装置11を用いてパッチロードモ
ジュール作成管理用のデータベースを作成する(ステッ
プA2)。
ず、データベース作成装置11を用いてパッチロードモ
ジュール作成管理用のデータベースを作成する(ステッ
プA2)。
【0026】このデータベースは、ロードモジュール構
成情報管理部111によって、システムを構成する全て
のロードモジュール名とメモリ割付番地情報、割付サイ
ズ情報、そして個々のロードモジュールを構成するソー
スファイル名をロードモジュール構成情報として管理す
る。すなわち、既存ロードモジュール中の変数A、関数
F0、関数Fl、関数FX、関数F2の割付番地情報及
びサイズ情報、そしてパッチ投入用エリアの割付番地と
サイズ情報を管理する。
成情報管理部111によって、システムを構成する全て
のロードモジュール名とメモリ割付番地情報、割付サイ
ズ情報、そして個々のロードモジュールを構成するソー
スファイル名をロードモジュール構成情報として管理す
る。すなわち、既存ロードモジュール中の変数A、関数
F0、関数Fl、関数FX、関数F2の割付番地情報及
びサイズ情報、そしてパッチ投入用エリアの割付番地と
サイズ情報を管理する。
【0027】関数F0としては、従来、関数FXの呼び
出しと変数Aを参照していたが、本実施の形態では、変
数Aの参照を変数Bに変更する。また、関数FXとして
は、従来、関数Flを呼び出していたが、関数F2も呼
び出すよう変更し、新たに変数Bも追加するパッチを投
入する。
出しと変数Aを参照していたが、本実施の形態では、変
数Aの参照を変数Bに変更する。また、関数FXとして
は、従来、関数Flを呼び出していたが、関数F2も呼
び出すよう変更し、新たに変数Bも追加するパッチを投
入する。
【0028】したがって、このデータベースの場合、パ
ッチエリア管理部112によって全てのロードモジュー
ル中に含まれる関数・変数の既存割付番地とサイズの管
理、新たにパッチロードモジュールを割り付けるための
領域のメモリ番地とサイズを管理する。これ以降におい
て、既存のロードモジュール割付領域と新たな割付領域
の双方が、パッチロードモジュールの割付対象領域とし
て用いられる。
ッチエリア管理部112によって全てのロードモジュー
ル中に含まれる関数・変数の既存割付番地とサイズの管
理、新たにパッチロードモジュールを割り付けるための
領域のメモリ番地とサイズを管理する。これ以降におい
て、既存のロードモジュール割付領域と新たな割付領域
の双方が、パッチロードモジュールの割付対象領域とし
て用いられる。
【0029】さらに、データベースには、エントリアド
レス管理部113によって、全てのロードモジュール中
に含まれる関数・変数の各種属性情報・アドレス情報を
管理するようになっている。この情報は、リンク手段1
33におけるパッチと既存システムの結合時に用いる。
レス管理部113によって、全てのロードモジュール中
に含まれる関数・変数の各種属性情報・アドレス情報を
管理するようになっている。この情報は、リンク手段1
33におけるパッチと既存システムの結合時に用いる。
【0030】なお、データベースは、システムを再構
築、つまりシステムを構成する全てのロードモジュール
を再度作成し直すか、または初めてシステムを構成する
全てのロードモジュールを作成した時点で作成するもの
とする。これは新規にロードモジュールを作成した湯合
は別として、もし既にパッチロードモジュールを作成お
よび投入を行っていたとしても、システムの再構築(シ
ステムを構成するロードモジュールを全て作り直し)を
行った場合、それらパッチは無効なもの(無効とすべき
もの)となるためである。つまり、以降パッチロードモ
ジュールの作成投入が続く限りにおいて、このデータベ
ースを更新使用して行くものとする。
築、つまりシステムを構成する全てのロードモジュール
を再度作成し直すか、または初めてシステムを構成する
全てのロードモジュールを作成した時点で作成するもの
とする。これは新規にロードモジュールを作成した湯合
は別として、もし既にパッチロードモジュールを作成お
よび投入を行っていたとしても、システムの再構築(シ
ステムを構成するロードモジュールを全て作り直し)を
行った場合、それらパッチは無効なもの(無効とすべき
もの)となるためである。つまり、以降パッチロードモ
ジュールの作成投入が続く限りにおいて、このデータベ
ースを更新使用して行くものとする。
【0031】次に、パッチ対象となるロードモジュール
修正について説明する。
修正について説明する。
【0032】本発明では、ロードモジュールの修正に対
し、直接ロードモジュールを修正するのではなく、該当
するソースファイルの修正に戻ることで、高級言語レベ
ルでのパッチ対処を実現している。
し、直接ロードモジュールを修正するのではなく、該当
するソースファイルの修正に戻ることで、高級言語レベ
ルでのパッチ対処を実現している。
【0033】その実現方法は、ソースファイルを解析し
修正個所を定めた後、修正個所を含む関数・変数毎にそ
れぞれ抜き出し独立したソースファイルを作成し、これ
に修正を加える(ステップA3)。以後、このソースフ
ァイルをパッチソースファイル23と呼ぶ。
修正個所を定めた後、修正個所を含む関数・変数毎にそ
れぞれ抜き出し独立したソースファイルを作成し、これ
に修正を加える(ステップA3)。以後、このソースフ
ァイルをパッチソースファイル23と呼ぶ。
【0034】パッチは既存のソースファイル中の関数・
変数の修正変更のみならず、新規に関数・変数の追加も
発生する。この追加分に対しても同様に関数・変数毎に
独立したソースファイルを作成する。すなわち、まず関
数F0、関数FX及び変数Bのそれぞれ単位のソースフ
ァイルを作成しパッチ用に処理を修正しパッチソースフ
ァイルを作成する。
変数の修正変更のみならず、新規に関数・変数の追加も
発生する。この追加分に対しても同様に関数・変数毎に
独立したソースファイルを作成する。すなわち、まず関
数F0、関数FX及び変数Bのそれぞれ単位のソースフ
ァイルを作成しパッチ用に処理を修正しパッチソースフ
ァイルを作成する。
【0035】さらに、パッチソースファイル23をコン
パイル12により翻訳し(ステップA4)、オブジェク
トファイル生成したものをパッチオブジェクトファイル
24とする。ソースファイルに修正変更が発生する場
合、同時に複数個所の修正変更が発生するケースも少な
くない。その場合、全ての修正変更個所に対しパッチソ
ースファイル23の作成及びパッチオブジェクトファイ
ル24の作成をこの時点で行っておく。
パイル12により翻訳し(ステップA4)、オブジェク
トファイル生成したものをパッチオブジェクトファイル
24とする。ソースファイルに修正変更が発生する場
合、同時に複数個所の修正変更が発生するケースも少な
くない。その場合、全ての修正変更個所に対しパッチソ
ースファイル23の作成及びパッチオブジェクトファイ
ル24の作成をこの時点で行っておく。
【0036】ここで作成した複数のパッチオブジェクト
ファイル24に対して、ユーザはどのようなパッチを行
うのかをパッチロードモジュールとオールドメモリイメ
ージファイル作成装置13に指示するファイルとしてパ
ッチリンク指示情報ファイル25を作成する(ステップ
A5)。
ファイル24に対して、ユーザはどのようなパッチを行
うのかをパッチロードモジュールとオールドメモリイメ
ージファイル作成装置13に指示するファイルとしてパ
ッチリンク指示情報ファイル25を作成する(ステップ
A5)。
【0037】パッチリンク指示情報ファイル25は、パ
ッチ対象の関数・変数に対し既存システム上のものを修
正変更するのか、新規に追加するのか、あるいは削除す
るのかを指示するものである。その際の指示方法は、ど
のロードモジュール中のどのソースファイルに属する
(あるいは追加する)関数・変数について変更・追加・
削除するのか、また意識的に指定する番地に割り付ける
のか、あるいは意識せずに自動的に割付を行うのか、ま
たこの変更に対する管理上の番号(ソフトウエアの変更
を記録するユーザ管理の番号)を定義する。
ッチ対象の関数・変数に対し既存システム上のものを修
正変更するのか、新規に追加するのか、あるいは削除す
るのかを指示するものである。その際の指示方法は、ど
のロードモジュール中のどのソースファイルに属する
(あるいは追加する)関数・変数について変更・追加・
削除するのか、また意識的に指定する番地に割り付ける
のか、あるいは意識せずに自動的に割付を行うのか、ま
たこの変更に対する管理上の番号(ソフトウエアの変更
を記録するユーザ管理の番号)を定義する。
【0038】すなわち、ここで3つのオブジェクトファ
イルが作成される。このパッチオブジェクトファイルか
らパッチロードモジュールを作成するための指示情報と
して、パッチリンク指示情報ファイルの作成を行うので
ある。このファイルには、パッチ対象オブジェクトファ
イル名及び、パッチ対象の関数・変数が属した既存ロー
ドモジュール名、同じく属する既存ソースファイル名及
びパッチ投入用エリア名を定義する。
イルが作成される。このパッチオブジェクトファイルか
らパッチロードモジュールを作成するための指示情報と
して、パッチリンク指示情報ファイルの作成を行うので
ある。このファイルには、パッチ対象オブジェクトファ
イル名及び、パッチ対象の関数・変数が属した既存ロー
ドモジュール名、同じく属する既存ソースファイル名及
びパッチ投入用エリア名を定義する。
【0039】次に、パッチリンク指示情報ファイル25
とパッチオブジェクトファイル24、既存システムを構
成するロードモジュール21、既にパッチロードモジュ
ールが存在するなら前回までの全てのパッチロードモジ
ュール26をパッチデータ作成装置13に入力する。
とパッチオブジェクトファイル24、既存システムを構
成するロードモジュール21、既にパッチロードモジュ
ールが存在するなら前回までの全てのパッチロードモジ
ュール26をパッチデータ作成装置13に入力する。
【0040】このパッチデータ作成装置13において
は、パッチ投入エリア判別・確保手段131、関数・変
数参照関連個所の番地割り出し手段132、リンク手段
133、関数変数割付情報データベース更新手段13
4、オールドメモリイメージファイル作成手段135を
実行する。それによって、1つまたは複数のパッチロー
ドモジュール27とオールドメモリイメージファィル2
8を作成し、関数変数割付情報データベース22の更新
を行う(ステップA6)。
は、パッチ投入エリア判別・確保手段131、関数・変
数参照関連個所の番地割り出し手段132、リンク手段
133、関数変数割付情報データベース更新手段13
4、オールドメモリイメージファイル作成手段135を
実行する。それによって、1つまたは複数のパッチロー
ドモジュール27とオールドメモリイメージファィル2
8を作成し、関数変数割付情報データベース22の更新
を行う(ステップA6)。
【0041】このステップA6において、先に作成済み
のデータベースよりパッチオブジェクトファイルでパッ
チ対象とする関数F0、関数FXの割付番地及びサイ
ズ、及びパッチが参照する既存ロードモジュール中の関
数Fl、関数F2の割付番地を求める。また、追加パッ
チとなる変数Bについては、その割付位置をパッチリン
ク指示情報ファイルで記述されたパッチ投入用エリアか
ら求め、割付領域を確保する。
のデータベースよりパッチオブジェクトファイルでパッ
チ対象とする関数F0、関数FXの割付番地及びサイ
ズ、及びパッチが参照する既存ロードモジュール中の関
数Fl、関数F2の割付番地を求める。また、追加パッ
チとなる変数Bについては、その割付位置をパッチリン
ク指示情報ファイルで記述されたパッチ投入用エリアか
ら求め、割付領域を確保する。
【0042】次いで、関数F0と関数FXについて、そ
れぞれのパッチオブジェクトファイルより変更後のサイ
ズを求め、既存の割付サイズとの大小比較を行う。ここ
で関数F0についてはサイズに変化がなかったものとし
て、その場合既存の割付番地に再度割付くものとする。
関数FXについては、変更によりサイズが増加したとみ
なす。その場合、既存の割付領域には挿入できないの
で、新たにパッチ投入用エリアに割り付けるものと判断
する。これで関数FXの割付番地をパッチ投入用ェリア
から確保するが、新しい領域に勝手に移動割付してしま
うと、図3に示すように、既存の状態では関数Flが従
来の関数FXの割付番地を参照しているので、関数Fl
についてもパッチによ修正変更が必要になってくる。し
かし、関数FXは新規領域に移動割付するだけではな
く、既存の割付エリアにも新規エリアとの関連を示すパ
ッチを投入することで、関数Flに対しては影響させな
いようにする。その実施例として図4に示すように、既
存の関数FXの割付先頭番地に対し、ブランチ命令で新
規関数FX′割付番地に分岐させるパッチをパッチロー
ドモジュール作成にて自動生成することで実現する。
れぞれのパッチオブジェクトファイルより変更後のサイ
ズを求め、既存の割付サイズとの大小比較を行う。ここ
で関数F0についてはサイズに変化がなかったものとし
て、その場合既存の割付番地に再度割付くものとする。
関数FXについては、変更によりサイズが増加したとみ
なす。その場合、既存の割付領域には挿入できないの
で、新たにパッチ投入用エリアに割り付けるものと判断
する。これで関数FXの割付番地をパッチ投入用ェリア
から確保するが、新しい領域に勝手に移動割付してしま
うと、図3に示すように、既存の状態では関数Flが従
来の関数FXの割付番地を参照しているので、関数Fl
についてもパッチによ修正変更が必要になってくる。し
かし、関数FXは新規領域に移動割付するだけではな
く、既存の割付エリアにも新規エリアとの関連を示すパ
ッチを投入することで、関数Flに対しては影響させな
いようにする。その実施例として図4に示すように、既
存の関数FXの割付先頭番地に対し、ブランチ命令で新
規関数FX′割付番地に分岐させるパッチをパッチロー
ドモジュール作成にて自動生成することで実現する。
【0043】これで各パッチ対象オブジェクトファイル
の割付番地が確定したので、次に、先に抽出した参照す
る関数Fl、関数F2の割付番地のみで構成するオブジ
ェクトファイルを自動生成し、これとパッチオブジェク
トファイル及びパッチリンク指示情報ファイルによりリ
ンク処理を実行し、パッチロードモジュールを作成す
る。パッチ投入後の割付を図4に示す。
の割付番地が確定したので、次に、先に抽出した参照す
る関数Fl、関数F2の割付番地のみで構成するオブジ
ェクトファイルを自動生成し、これとパッチオブジェク
トファイル及びパッチリンク指示情報ファイルによりリ
ンク処理を実行し、パッチロードモジュールを作成す
る。パッチ投入後の割付を図4に示す。
【0044】係るパッチデータ作成装置13を実現する
最初の手段であるパッチ投入エリア判別・確保手段13
1は、入力されたパッチリンク指示情報ファイル25と
パッチオブジェクトファイル24をもとに、どの関数・
変数がパッチ対象なのかを判断し、同時にパッチ対象デ
ータのサイズを求める。次に関数変数割付情報データベ
ース22より、既存の関数・変数なのか新規追加の関数
・変数かを調べ、既存であれば割付番地とサイズ情報を
関数変数割付情報データベース22より取り出す。次に
パッチリンク指示情報ファイル25にてユーザがパッチ
の割付番地を自ら指定している場合は、その番地を優先
して割付に用いるが、本発明の特徴的機能の1つである
パッチの割付を自動的に行う指示がパッチリンク指示情
報ファイル25で行われる場合は、パッチオブジェクト
ファイル24中のパッチ対象データが既存システムに存
在するものであれば、パッチ対象データサイズが既存の
割付サイズと比べて大小を判断し、小さい湯合は既存の
割付領域に被せるように同一の割付番地を割り当てる。
最初の手段であるパッチ投入エリア判別・確保手段13
1は、入力されたパッチリンク指示情報ファイル25と
パッチオブジェクトファイル24をもとに、どの関数・
変数がパッチ対象なのかを判断し、同時にパッチ対象デ
ータのサイズを求める。次に関数変数割付情報データベ
ース22より、既存の関数・変数なのか新規追加の関数
・変数かを調べ、既存であれば割付番地とサイズ情報を
関数変数割付情報データベース22より取り出す。次に
パッチリンク指示情報ファイル25にてユーザがパッチ
の割付番地を自ら指定している場合は、その番地を優先
して割付に用いるが、本発明の特徴的機能の1つである
パッチの割付を自動的に行う指示がパッチリンク指示情
報ファイル25で行われる場合は、パッチオブジェクト
ファイル24中のパッチ対象データが既存システムに存
在するものであれば、パッチ対象データサイズが既存の
割付サイズと比べて大小を判断し、小さい湯合は既存の
割付領域に被せるように同一の割付番地を割り当てる。
【0045】大きい場合は、既存エリアには割付不可能
であるため、予め用意するパッチエリア中の空きエリア
を求めて領域確保する。その際、本手段131はパッチ
エリアの領域管理を行い関数変数割付情報データベース
更新手段134にてデータベース22上にエリアの空閉
管理を行う。
であるため、予め用意するパッチエリア中の空きエリア
を求めて領域確保する。その際、本手段131はパッチ
エリアの領域管理を行い関数変数割付情報データベース
更新手段134にてデータベース22上にエリアの空閉
管理を行う。
【0046】なお、パッチ対象データが変数である場合
で既存システムに存在するもので、かつ今回のパッチに
よりサイズが増加する場合は、パッチエリアに対する割
付移動は行わず、ユーザに対し警告を発する。これは直
接参照を受ける変数を勝手に移動すると、他で参照して
いるものに誤動作を与えるためである。またパッチ対象
データが関数である場合で既存システムに存在するもの
で且つ今回のパッチによりサイズが増加する場合は、パ
ッチエリアに対する割付移動と共に既存の割付領域に対
してもその先頭に新移動エリアに対するブランチ命令パ
ッチを自動生成させる。これでパッチ投入エリアの判別
・確保手段131を終了する。
で既存システムに存在するもので、かつ今回のパッチに
よりサイズが増加する場合は、パッチエリアに対する割
付移動は行わず、ユーザに対し警告を発する。これは直
接参照を受ける変数を勝手に移動すると、他で参照して
いるものに誤動作を与えるためである。またパッチ対象
データが関数である場合で既存システムに存在するもの
で且つ今回のパッチによりサイズが増加する場合は、パ
ッチエリアに対する割付移動と共に既存の割付領域に対
してもその先頭に新移動エリアに対するブランチ命令パ
ッチを自動生成させる。これでパッチ投入エリアの判別
・確保手段131を終了する。
【0047】次に、関数・変数参照関連個所の番地割り
出し手段132を用いてパッチ対象データが結合を必要
とする関数・変数をパッチオブジェクトファイル24よ
り抽出し関数変数割付情報データベース22より割付番
地を求める。そして、求めた関数・変数名と割付番地の
みからなる仮のオブジェクトファイルを中間的に生成さ
せる。
出し手段132を用いてパッチ対象データが結合を必要
とする関数・変数をパッチオブジェクトファイル24よ
り抽出し関数変数割付情報データベース22より割付番
地を求める。そして、求めた関数・変数名と割付番地の
みからなる仮のオブジェクトファイルを中間的に生成さ
せる。
【0048】次に、前記の仮のオブジェクトファイルと
パッチオブジェクトファイル24を用いてリンク手段1
33にて結合を行い、パッチロードモジュール27を生
成する。リンク手段133は、既存システムのロードモ
ジュール21を作成する際に使用したリンカを利用して
実現する。これによりリンク処理そのものの機能はパッ
チであろうと既存システムのリンクであろうと一貫性を
保つようにする。
パッチオブジェクトファイル24を用いてリンク手段1
33にて結合を行い、パッチロードモジュール27を生
成する。リンク手段133は、既存システムのロードモ
ジュール21を作成する際に使用したリンカを利用して
実現する。これによりリンク処理そのものの機能はパッ
チであろうと既存システムのリンクであろうと一貫性を
保つようにする。
【0049】パッチロードモジュールが作成できると、
次に関数変数割付情報データベース更新手段134に
て、データベース22の更新を行う。更新内容として
は、先に触れたパッチエリアの利用情報の管理と新たな
関数・変数の割付番地、サイズ情報、そしてパッチ投入
履歴の登録を行う。この履歴としては、どのロードモジ
ュ−ル21に対する、どのソースファイル中の関数・変
数を変更・追加・削除したのか、またこの投入処理に対
するユーザの変更管理番号は何か、そしてどのエリアに
投入を行ったのかを管理する。
次に関数変数割付情報データベース更新手段134に
て、データベース22の更新を行う。更新内容として
は、先に触れたパッチエリアの利用情報の管理と新たな
関数・変数の割付番地、サイズ情報、そしてパッチ投入
履歴の登録を行う。この履歴としては、どのロードモジ
ュ−ル21に対する、どのソースファイル中の関数・変
数を変更・追加・削除したのか、またこの投入処理に対
するユーザの変更管理番号は何か、そしてどのエリアに
投入を行ったのかを管理する。
【0050】そして、最後の手段としてオールドメモリ
イメージファイル作成手段135を行う。この手段で
は、今回作成したパッチロードモジュール27の投入前
メモリィメージをロードモジュールの形式でオールドメ
モリイメージファイルとして作成する。このファイル
は、パッチ投入が誤りであった場合に元のメモリイメー
ジに戻すための、いわゆる戻しパッチロードモジュール
の役割を持つ。
イメージファイル作成手段135を行う。この手段で
は、今回作成したパッチロードモジュール27の投入前
メモリィメージをロードモジュールの形式でオールドメ
モリイメージファイルとして作成する。このファイル
は、パッチ投入が誤りであった場合に元のメモリイメー
ジに戻すための、いわゆる戻しパッチロードモジュール
の役割を持つ。
【0051】ファイルの内容は、関数変数割付情報デー
タベース22のロードモジュール構成情報とパッチ履歴
情報をもとに既存システムを構成するモジュール21と
前回までに作成されたパッチロードモジュール26か
ら、今回作成のパッチロードモジュール27と同一割付
番地及びサイズにあたるデータを抽出し作成する。
タベース22のロードモジュール構成情報とパッチ履歴
情報をもとに既存システムを構成するモジュール21と
前回までに作成されたパッチロードモジュール26か
ら、今回作成のパッチロードモジュール27と同一割付
番地及びサイズにあたるデータを抽出し作成する。
【0052】ここまで説明した各手段によるパッチロー
ドモジュール作成を入力のパッチオブジェクトファイル
24で数分行う。
ドモジュール作成を入力のパッチオブジェクトファイル
24で数分行う。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による高級
言語パッチ作成システムは、ロードモジュールに対して
パッチを作るための特別な知識修得を必要とせず、パッ
チデータの作成が短期間ででき、しかも誤りを減らすこ
とができる。すなわち、従来よりロードモジュールに対
するパッチということで、アセンブラ言語や機械語に習
熟した技術者にしか作成できなかったパッチが、ソース
プログラム開発で用いた言語がそのまま扱える。
言語パッチ作成システムは、ロードモジュールに対して
パッチを作るための特別な知識修得を必要とせず、パッ
チデータの作成が短期間ででき、しかも誤りを減らすこ
とができる。すなわち、従来よりロードモジュールに対
するパッチということで、アセンブラ言語や機械語に習
熟した技術者にしか作成できなかったパッチが、ソース
プログラム開発で用いた言語がそのまま扱える。
【0054】また、本発明は、パッチと結合する部分つ
まり関連する参照個所の割付番地を調べる知識や調べる
作業が不要になる。すなわち、関数変数割付情報データ
ベースを取り入れたことにより、これら参照個所に対す
る最新情報を管理していることと、このデータベースを
本発明が自動的に検索及び取り出し、更新をすることで
ユーザの作業を不要とすることによる。
まり関連する参照個所の割付番地を調べる知識や調べる
作業が不要になる。すなわち、関数変数割付情報データ
ベースを取り入れたことにより、これら参照個所に対す
る最新情報を管理していることと、このデータベースを
本発明が自動的に検索及び取り出し、更新をすることで
ユーザの作業を不要とすることによる。
【0055】さらに、本発明は、パッチの割付領域の確
保のための人手工数が不要になる。すなわち、関数変数
割付情報データベースにおいて既存システム及びこれま
でに投入したパッチの割付エリアを管理していること、
及び空き領域の管理を行っていることによる。
保のための人手工数が不要になる。すなわち、関数変数
割付情報データベースにおいて既存システム及びこれま
でに投入したパッチの割付エリアを管理していること、
及び空き領域の管理を行っていることによる。
【図1】本発明による高級言語パッチ作成システムの実
施の形態を示す構成図。
施の形態を示す構成図。
【図2】パッチロードモジュール生成手順のフロー図で
ある。
ある。
【図3】本実施の形態において既存ロードモジュールの
割付を表すメモリ割付イメージ図である。
割付を表すメモリ割付イメージ図である。
【図4】本実施の形態においてパッチ投入後を表すメモ
リ割付イメージ図である。
リ割付イメージ図である。
【図5】従来例のパッチ作成手順を示すフロー図であ
る。
る。
11 データベース作成装置 12 コンパイル 13 パッチデータ作成装置 21 ロードモジュール 22 関数変数割付情報データベース 23 パッチソースファイル 24 パッチオブジェクトファイル 25 パッチリンク指示情報ファイル 26 前回までのパッチロードモジュール 27 パッチロードモジュール 28 オールドメモリイメージファイル 111 ロードモジュール構成管理部 112 パッチエリア管理部 113 エントリアドレス管理部 131 パッチ投入エリア判別・確保手段 132 関数・変数参照関連個所の番地割り出し手段 133 リンク手段 134 関数変数割付情報データベース更新手段 135 オールドメモリイメージファイル作成手段
Claims (5)
- 【請求項1】パッチ対象となる複数のロードモジュール
によってパッチロードモジュール作成管理用の関数変数
割付データベースを作成して出力するデータベース作成
装置と、 このデータベース作成装置から出力された前記関数変数
割付データベースの情報に基づいて、既存システムを構
成する前記ロードモジュールと前回作成のパッチロード
モジュールから、今回作成のパッチロードモジュールと
同一の割付番地とサイズに相当するデータを抽出して出
力すると共に、この今回作成のパッチロードモジュール
をオールドメモリイメージファイルとして作成して出力
するパッチデータ作成装置と、を備えていることを特徴
とする高級言語パッチ作成システム。 - 【請求項2】前記データベース作成装置は、前記複数の
ロードモジュールを構成情報を管理するロードモジュー
ル構成管理部、パッチ領域および過去のパッチ履歴を管
理するパッチエリア管理部、各種エントリアドレスおよ
び割付アドレスを管理するエントリアドレス管理部の各
部での作成処理によって前記関数変数割付データベース
を出力することを特徴とする請求項1に記載の高級言語
パッチ作成システム。 - 【請求項3】前記パッチデータ作成装置は、パッチ対象
となる複数のパッチソースファイルを翻訳して作成した
複数のパッチオブジェクトファイルと、このパッチオブ
ジェクトファイルに対していかなるパッチ処理を行うか
を指示するパッチリンク指示情報ファイルと、前回まで
のパッチロードモジュールのそれぞれから出力された信
号を受け取り、関数または変数によるパッチ対象データ
の割付アドレスを算出して既存領域またはパッチ領域を
割り当てて前記既存システムに結合することを特徴とす
る請求項1に記載の高級言語パッチ作成システム。 - 【請求項4】前記パッチリンク指示情報ファイルは、前
記関数または変数によるパッチ対象データに対して前記
既存システム上のものを修正して変更するか、新規追加
または削除するかのいずれかによってパッチ割付を自動
的に指示することを特徴とする請求項3に記載の高級言
語パッチ作成システム。 - 【請求項5】前記パッチ割付は、前記パッチ対象データ
のサイズを既存の割付サイズと比較して大小の判断を行
い、小さければ既存の割付領域に被せて同一の割付番地
を割り当て、大きければ予め準備されたパッチ領域内の
空き領域を求めて確保することを特徴とする請求項4に
記載の高級言語パッチ作成システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115412A JPH10307719A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 高級言語パッチ作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115412A JPH10307719A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 高級言語パッチ作成システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10307719A true JPH10307719A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14661937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9115412A Pending JPH10307719A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 高級言語パッチ作成システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10307719A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007164242A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Nec Electronics Corp | プログラム書換データ生成装置、プログラム及びプログラム書換データ生成方法 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP9115412A patent/JPH10307719A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007164242A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Nec Electronics Corp | プログラム書換データ生成装置、プログラム及びプログラム書換データ生成方法 |
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