JPH10307788A - バスブリッジ - Google Patents

バスブリッジ

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JPH10307788A
JPH10307788A JP9116931A JP11693197A JPH10307788A JP H10307788 A JPH10307788 A JP H10307788A JP 9116931 A JP9116931 A JP 9116931A JP 11693197 A JP11693197 A JP 11693197A JP H10307788 A JPH10307788 A JP H10307788A
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JP
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bus
master
bridge
slave
response
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JP9116931A
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Yasuhide Shibata
泰秀 柴田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スレーブからの応答が遅いときのみ、現在のバ
スマスタへリトライ応答を行うことにより、無駄なリト
ライに対するオーバヘッドを回避してバスのスループッ
トの低下を防止すること。 【解決手段】バスマスタA11が接続されたバスAとバ
ススレーブB21が接続されたバスBとを接続するバス
ブリッジ10において、バスブリッジ10にバススレー
ブB21からの応答の時間監視を行う応答時間監視手段
101を備え、バスマスタA11がバススレーブB21
にバスブリッジ10を介してアクセスを行う時に、応答
時間監視手段101が、バススレーブB21から一定時
間内にアクセス完了応答がないことを検出した場合、バ
スマスタA11に対してリトライを送信してバスAを開
放させ、一定時間内にアクセス完了応答を検出した場合
はバスマスタA11にバスAを保持させたままとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの2
つのバス(Bus)を接続するバスブリッジ(Busb
ridge)に関する。バスマスタがバスブリッジを介
してバススレーブをアクセスする時、一般にバスのプロ
トコルの変換を伴うため、同一バス上のスレーブをアク
セスする時に対してアクセス時間が長くかかる。する
と、あるマスタがバスブリッジを介してバススレーブを
アクセスしている間は、他のバスマスタがバスを使用す
ることができなくなり、バス全体のスループットが低下
してしまう。このスループットの低下を防止する技術が
望まれている。
【0002】
【従来の技術】この問題を回避するために従来の技術と
して“ディレイドトランザクション”と呼ばれる手法が
あった。当手法は、バスの持つリトライ機能を利用した
ものである。
【0003】例をあげて説明すると、図2において、バ
スマスタA11がいまバススレーブB21をアクセスし
ようとするとき、バスブリッジは先ずバスマスタA11
の要求を受けつけ要求された内容(目的のスレーブ名、
アドレス、データの属性など)を内部に保持し、バスマ
スタA11に対してリトライ応答を行う。リトライ応答
を受け取ったバスマスタA11はバスAを一旦開放し、
一定時間まってから同じアクセス(バススレーブB21
のアクセス)を再実行する。
【0004】この間にバスブリッジはバスマスタA11
が要求したバスBへのアクセスを行い、バススレーブB
21に対してデータの転送、あるいは受信を行う。バス
ブリッジは、バススレーブB21のアクセスが完了する
まではバスマスタA11の再実行要求を受け付けない。
【0005】このように、リトライ応答を受け取ったバ
スマスタは、一旦バスを開放するので他のバスマスタ
(例えば、バスマスタA12,A13)はバスを使用す
ることができ、バスAのスループットを低下させること
はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の
“ディレイドトランザクション”方式では、バスブリッ
ジは必ず要求してきたバスマスタに対してリトライ応答
を行う。このため、バスマスタがアクセスを再実行する
ときには最初のときと同じバスのプロトコルを行わねば
ならない。このバスのプロトコルは、実装しているバス
によって異なるが、一般的には、バスの使用権(バス
マスタ権)の獲得、アドレスの送信、データの属性
(リード又はライト、データの量等)の送信、データ
の送信(データ送信時)がある。
【0007】従って、バスの再実行には前記オーバヘッ
ド(〜)が伴う。今仮にあるマスタがアクセス中に
他のマスタがバスを使用しないとすると、リトライのた
めのオーバヘッドが無駄に追加されてしまうことになっ
ていた。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決
し、スレーブからの応答が遅いとき、あるいは他のバス
マスタからのバス使用要求があったときのみ、現在のバ
スマスタへリトライ応答を行うことにより、無駄なリト
ライに対するオーバヘッドを回避してバスのスループッ
トの低下を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、10はバスブリッジ、101は応答
時間監視手段、A、Bはバス、A11、A12はバスマ
スタ、B21はバススレーブである。
【0010】本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。 (1):バスマスタA11が接続されたバスAとバスス
レーブB21が接続されたバスBとを接続するバスブリ
ッジ10において、該バスブリッジ10に前記バススレ
ーブB21からの応答の時間監視を行う応答時間監視手
段101を備え、前記バスマスタA11が前記バススレ
ーブB21に前記バスブリッジ10を介してアクセスを
行う時に、前記応答時間監視手段101が、前記バスス
レーブB21から一定時間内にアクセス完了応答がない
ことを検出した場合、前記バスマスタA11に対してリ
トライを送信してバスAを開放させ、前記一定時間内に
アクセス完了応答を検出した場合は前記バスマスタA1
1にバスAを保持させたままとする。
【0011】(2):バスマスタA11、A12が接続
されたバスAとバススレーブB21が接続されたバスB
とを接続するバスブリッジ10において、該バスブリッ
ジ10にバスマスタ権要求の監視を行うバスマスタ権要
求監視手段を備え、前記バスマスタA11が前記バスス
レーブB21に前記バスブリッジ10を介してアクセス
を行う時に、前記バスマスタ権要求監視手段が、現在ア
クセス中のバスマスタA11以外のバスマスタA12が
同じバスを使用しようとする要求を検出した場合、前記
現在アクセス中の前記バスマスタA11に対してリトラ
イを送信して前記同じバスAを開放させる。
【0012】(3):前記(1)又は(2)のバスブリ
ッジにおいて、バスブリッジ10内にバス調停部を備
え、該バス調停部で前記バスA、Bの使用権の調停を行
う。 (作用)前記構成に基づく作用を説明する。
【0013】バスマスタA11がバスブリッジ10を介
してバススレーブB21にアクセスを行う時に、前記バ
スブリッジ10内の応答時間監視手段101で、前記バ
ススレーブB21から一定時間内にアクセス完了応答が
ないことを検出した場合、前記バスマスタA11に対し
てリトライを送信してバスAを開放させ、前記一定時間
内にアクセス完了応答を検出した場合は前記バスマスタ
A11にバスAを保持させたままとする。このため、バ
ススレーブからの応答が遅いときのみ現在のバスマスタ
A11へリトライ応答が行われるので、従来のディレイ
ドトランザクション方式に比べむだなリトライに対する
オーバヘッドが回避できバスのスループットの低下を防
止できる。
【0014】また、バスマスタA11がバスブリッジ1
0を介してバススレーブB21にアクセスを行う時に、
前記バスブリッジ10内のバスマスタ権要求監視手段
で、現在アクセス中のバスマスタA11以外のバスマス
タA12が同じバスを使用しようとする要求を検出した
場合、現在アクセス中の前記バスマスタA11に対して
リトライを送信して同じバスAを開放させる。このた
め、他のバスマスタからのバス使用要求があったときの
み現在のバスマスタA11へリトライ応答が行われるの
で、従来のディレイドトランザクション方式に比べむだ
なリトライに対するオーバヘッドが回避できバスのスル
ープットの低下を防止できる。
【0015】さらに、前記バスブリッジ10内にバス調
停部を備え、該バス調停部で前記バスA、Bの使用権の
調停を行う。このため、バスブリッジ10内部でバス調
停ができバスマスタA11へのリトライ応答を効率良く
行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2〜図7は本発明の実施の形態
を示した図であり、以下、図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。 (1):2種類のバス接続の説明 図2は2種類のバス接続の説明図である。図2におい
て、バスブリッジ10で、2種類のバスAとバスBを接
続している。バスAには、複数のバスマスタA11、A
12、A13と複数のバススレーブA21、A22が接
続されている。バスBには、複数のバスマスタB11、
B12と複数のバススレーブB21、B22が接続され
ている。
【0017】バスブリッジ10は、バスAとバスBを接
続しており、このバスブリッジ10を介してバスマスタ
A11、A12、A13はバススレーブB21、B22
を、バスマスタB11、B12はバススレーブA21、
A22をアクセスすることができる。
【0018】バスAは、バスマスタA11、A12、A
13がアドレス及び制御信号をこのバス上に出力するこ
とによりバススレーブA21、A22との間でデータの
送受信を行うものである。バスBは、バスマスタB1
1、B12がアドレス及び制御信号をこのバス上に出力
することによりバススレーブB21、B22との間でデ
ータの送受信を行うものである。
【0019】バスマスタA11、A12、A13は、バ
スA上のバスマスタ(例えば、プロセッサ)であり、当
バスに直接接続されたバススレーブに対してアクセスで
きるものである。バススレーブA21、A22は、バス
Aのバススレーブ(例えば、メモリ、I/Oコントロー
ラ)であり、当バス上のバスマスタA11、A12、A
13からの要求に従ってデータの送受信を行うものであ
る。
【0020】バスマスタB11、B12は、バスB上の
バスマスタであり、当バスに直接接続されたバススレー
ブに対してアクセスできるものである。バススレーブB
21、B22は、バスBのバススレーブであり、当バス
上のバスマスタB11、B12からの要求に従ってデー
タの送受信を行うものである。
【0021】(2):バスブリッジの説明 図3はバスブリッジの説明図である。図3において、バ
スブリッジ10の上下には、それぞれバスAとバスBが
接続されている。バスブリッジ10には、バス調停回路
11、12、ステートマシン13、14、バスの信号制
御回路15、16、アドレスコマンド、データバッファ
17、18が設けてある。
【0022】このバスブリッジ10は、代表的なディレ
イドトランザクションを実現するブロック図である。バ
ス調停回路11は、バスAに接続されたバスマスタA1
1、A12、A13からのバス使用要求信号を受け付け
所定の優先順位に従いバスAの使用許可信号を応答する
ものである。バス調停回路12は、バスBに接続された
バスマスタB11、B12からのバス使用要求信号を受
け付け所定の優先順位に従いバスBの使用許可信号を応
答するものである。
【0023】ステートマシン13は、バスAのステート
マシンであり、バスブリッジ10がバスAのマスタにな
った時に、あるいはスレーブとして他のマスタに選択さ
れた時に、バスAのプロトコルに従ってバスAの操作を
行うための制御を行うものである。ステートマシン14
は、バスBのステートマシンであり、バスブリッジ10
がバスBのマスタになった時に、あるいはスレーブとし
て他のマスタに選択された時に、バスBのプロトコルに
従ってバスBの操作を行うための制御を行うものであ
る。
【0024】バスの信号制御回路15は、外部のバスA
からの入力信号をステートマシン13に伝達し、またス
テートマシン13の指示に従って外部のバスAに信号を
出力するものである。バスの信号制御回路16は、外部
のバスBからの入力信号をステートマシン14に伝達
し、またステートマシン14の指示に従って外部のバス
Bに信号を出力するものである。
【0025】アドレスコマンド、データバッファ17
は、外部のバスマスタA11、A12、A13の発行し
たバスのトランザクションの情報が格納されるものであ
る。アドレスコマンド、データバッファ18は、外部の
バスマスタB11、B12の発行したバスのトランザク
ションの情報が格納されるものである。
【0026】なお、前記バス調停回路11、12は、バ
スブリッジ10の内部に設けられているためバスマスタ
へのリトライ応答を効率良く行うことができるが、バス
ブリッジ10の外部に設けることもできる。
【0027】(バスブリッジの動作例の説明)バスA上
のバスマスタA11がバスBのバススレーブB21をリ
ードアクセスする場合を例にあげて説明する。
【0028】:バス使用権の獲得 先ず、バスA上のバスマスタA11がバストランザクシ
ョンを開始するためにバス使用要求をバス調停回路11
のバス調停部に発行する。バス調停回路11は、現在の
バストランザクションが終了し他に優先順位が高いバス
マスタが要求をあげていないことを確認すると、当該マ
スタA11にバス使用許可を応答する。
【0029】:バストランザクションの開始 バスマスタA11は、使用権を獲得すると、バスAに対
してアドレス及びリード、サイズなどの情報を含んだ属
性(アトリビュート)情報を出力する。バスブリッジ1
0は、この情報から当バスマスタA11がバスB上のバ
ススレーブB11をリードアクセスしていることを確認
すると、バスマスタA11の識別情報、バスのアドレ
ス、アトリビュート情報をアドレスコマンド、データバ
ッファ17のバッファに格納する。また、バスBをアク
セスするためにバス調停回路12にバス使用要求を発行
する。
【0030】:リトライ応答 この時バスAはバスマスタA11が専有しているため、
バスブリッジ10は、バスマスタA11に対してリトラ
イ応答を発行し、バスAを開放させるとともに後で同じ
バストランザクションを発行することを要求する。
【0031】:バスBのアクセス アドレスコマンド、データバッファ17のバッファに格
納された情報を元にバスブリッジ10は、バスBの使用
権を獲得するとバスBのトランザクションを開始する。
バススレーブB11からのリードデータがバスBに出力
されると、アドレスコマンド、データバッファ17のバ
ッファの中の該当する領域にデータを格納する。
【0032】:バスマスタのリトライ リトライ応答をバスブリッジ10から受け取ったバスマ
スタA11は一旦バスAを開放した後、再び同じバスト
ランザクションを開始する。バスマスタA11は、バス
使用権を獲得した後以前と同じアドレス、アトリビュー
ト情報をバスAに出力する。
【0033】:バスブリッジ10は、アドレスコマン
ド、データバッファ17のバッファに格納されているバ
スマスタA11の識別情報およびアドレス、アトリビュ
ート情報と現在のバスAの情報とが一致したことを確認
すると、バスBにアクセスしないでアドレスコマンド、
データバッファ17のバッファに格納されているデータ
をバスAに出力しバスマスタA11に応答する。
【0034】この動作において、バスAのバスマスタA
11が一旦バスAを開放している間に別のバスマスタが
バスAを使用することができるのでバスの使用効率が良
くなる。
【0035】(3):時間監視方式の説明 時間監視方式では、バスブリッジ内部に時間監視(タイ
マ監視)手段である時間監視機構を実装し、一定時間を
経過してもバススレーブからの応答が完了しないとき
は、バスマスタに対してリトライ応答をかえしてディレ
イドトランザクションを行う。そして、もしこの一定時
間内にバススレーブからの応答がある場合はバスを保持
したまま転送を行うものである。
【0036】図4、図5は時間監視方式を説明してお
り、図4は一定時間内にアクセスの完了応答がない場合
の説明図、図5は一定時間内にアクセスの完了応答があ
る場合の説明図である。以下、図4、図5に従って説明
する。
【0037】:バスマスタから一定時間内にアクセス
の完了応答がない場合の説明 図4により、バスA上のバスマスタA11がバスBのバ
ススレーブB21をアクセスする場合を例にあげて説明
する。
【0038】T1:バス使用権の獲得 先ず、バスA上のバスマスタA11がバストランザクシ
ョンを開始するためにバス使用要求をバスブリッジ10
のバスAのバス調停部に発行する。このバス調停部は、
現在のバストランザクションが終了し他に優先順位が高
いバスマスタが要求をあげていないことを確認すると、
当該マスタA11にバス使用許可を応答する。
【0039】T2:バストランザクションの開始 バスマスタA11は、使用権を獲得すると、バスAに対
してアドレス及びデータアトリビュート情報を出力し、
バスブリッジ10からの応答を待つ。
【0040】T3:バスBのバス使用権獲得 バスブリッジ10は、前記情報から当バスマスタA11
がバスB上のバススレーブB11をアクセスしているこ
とを確認すると、バスマスタA11の識別情報、バスの
アドレス、アトリビュート情報をバスブリッジ10のバ
ッファに格納し、バスBをアクセスするためにバスBの
バス調停部にバス使用要求を発行する。
【0041】T4:バスBのアクセス バスブリッジ10は、バスBの使用権を獲得するとバス
Bのトランザクションを開始する。一定時間t0を経過
してもバススレーブB11からの完了応答がない。
【0042】T5:リトライ応答 この時バスAはバスマスタA11が専有しているため、
バスブリッジ10は、バスマスタA11に対してリトラ
イ応答を発行し、バスAを開放させるとともに後で同じ
バストランザクションを発行することを要求する。
【0043】:バスマスタから一定時間内にアクセス
の完了応答がある場合の説明 図5により、バスA上のバスマスタA11がバスBのバ
ススレーブB21をアクセスする場合を例にあげて説明
する。
【0044】T1:バス使用権の獲得 先ず、バスA上のバスマスタA11がバストランザクシ
ョンを開始するためにバス使用要求をバスブリッジ10
のバスAのバス調停部に発行する。このバス調停部は、
現在のバストランザクションが終了し他に優先順位が高
いバスマスタが要求をあげていないことを確認すると、
当該マスタA11にバス使用許可を応答する。
【0045】T2:バストランザクションの開始 バスマスタA11は、使用権を獲得すると、バスAに対
してアドレス及びデータアトリビュート情報を出力し、
バスブリッジ10からの応答を待つ。
【0046】T3:バスBのバス使用権獲得 バスブリッジ10は、前記情報から当バスマスタA11
がバスB上のバススレーブB11をアクセスしているこ
とを確認すると、バスマスタA11の識別情報、バスの
アドレス、アトリビュート情報をバスブリッジ10のバ
ッファに格納し、バスBをアクセスするためにバスBの
バス調停部にバス使用要求を発行する。
【0047】T4:バスBのアクセス バスブリッジ10は、バスBの使用権を獲得するとバス
Bのトランザクションを開始する。一定時間t0内にバ
ススレーブB11からの応答信号Ackがある。
【0048】T5:アクセスの完了 バスブリッジ10は、バスマスタA11に対してリトラ
イ応答を発行せず、バスマスタA11がバスAを専有し
たまま転送を行い、アクセスを完了させる。
【0049】なお、前記一定時間t0は、システムの調
整により変わるものであるが、例えば、バススレーブの
アイドル時(本来の仕事をしていない時)の応答時間よ
り少し長い時間とすることができる。
【0050】このように、この時間監視方式では、バス
スレーブからの応答が遅いときのみ現在のバスマスタへ
リトライ応答が行われるので、従来のディレイドトラン
ザクション方式に比べむだなリトライに対するオーバヘ
ッドが回避できバスのスループットの低下を防止でき
る。
【0051】(4):バスマスタ要求監視方式の説明 バスマスタ要求監視方式では、バスブリッジ内に全バス
マスタからのバスマスタ権要求の監視機構を実装し、あ
るバスマスタがバスブリッジを経由してバススレーブを
アクセスしているときに他のバスマスタからのバスマス
タ要求監視し、要求がなければ継続して(リトライ応答
を行わないで、バスを保持したまま)転送を行う。も
し、他のバスマスタからの要求を検出したときには、現
在のバスマスタにリトライを送信し、一旦バスを開放さ
せる。
【0052】図6はバスマスタ要求監視方式の説明図、
図7はバスマスタ要求監視方式のタイムチャートであ
る。以下、図6、図7に従って説明する。 :2種類のバス接続の説明 図6において、バスブリッジ10で、2種類のバスAと
バスBを接続している。バスAには、複数のバスマスタ
A11、A12、A13と複数のバススレーブA21、
A22が接続されている。バスBには、複数のバスマス
タB11、B12と複数のバススレーブB21、B22
が接続されている。
【0053】また、バスブリッジ10には、バスマスタ
権要求の監視機構102が実装されており、バスマスタ
A11、A12、A13、B11、B12から、それぞ
れバスA、Bとは別のバスマスタ要求信号の通知手段
(点線で示している)が設けられている。
【0054】:タイムチャートによる説明 図7により、バスA上のバスマスタA11がバスBのバ
ススレーブB21をアクセスする場合を説明する。
【0055】T1:バス使用権の獲得 先ず、バスA上のバスマスタA11がバストランザクシ
ョンを開始するためにバス使用要求をバスブリッジ10
のバスAのバス調停部に発行する。このバス調停部は、
現在のバストランザクションが終了し他に優先順位が高
いバスマスタが要求をあげていないことを確認すると、
当該マスタA11にバス使用許可を応答する。
【0056】T2:バストランザクションの開始 バスマスタA11は、使用権を獲得すると、バスAに対
してアドレス及びデータアトリビュート情報を出力し、
バスブリッジ10からの応答を待つ。
【0057】T3:バスBの使用権獲得 バスブリッジ10は、前記情報から当バスマスタA11
がバスB上のバススレーブB11をアクセスしているこ
とを確認すると、バスマスタA11の識別情報、バスの
アドレス、アトリビュート情報をバスブリッジのバッフ
ァに格納し、バスBをアクセスするためにバスBのバス
調停部にバス使用要求を発行する。
【0058】T4:バスBのアクセス バスブリッジ10は、バスBの使用権を獲得するとバス
Bのトランザクションを開始する。
【0059】T5:他のバスマスタからのバス使用要求 バスマスタ11のアクセスが完了しないうちに、他のバ
スマスタ(例えば、バスマスタA12)からバス使用要
求が発生する。
【0060】T6:バスブリッジのリトライ応答 バスマスタ権要求の監視機構102は、他のバスマスタ
A12からのバス使用要求を検出する。この時バスAは
バスマスタA11が専有しているため、バスブリッジ1
0は、バスマスタA11に対してリトライ応答を発行
し、バスAを開放させるとともに後で同じバストランザ
クションを発行することを要求する。
【0061】このように、このバスマスタ要求監視方式
では、他のバスマスタからのバス使用要求があったとき
のみ現在のバスマスタへリトライ応答が行われるので、
従来のディレイドトランザクション方式に比べむだなリ
トライに対するオーバヘッドが回避できバスのスループ
ットの低下を防止できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):バスマスタがバスブリッジを介してバススレー
ブにアクセスを行う時に、バスブリッジ内の応答時間監
視手段で、前記バススレーブから一定時間内にアクセス
完了応答がないことを検出した場合、前記バスマスタに
対してリトライを送信してバスを開放させ、前記一定時
間内にアクセス完了応答を検出した場合は前記バスマス
タにバスを保持させたままとするため、バススレーブか
らの応答が遅いときのみ現在のバスマスタへリトライ応
答が行われるので、従来のディレイドトランザクション
方式に比べむだなリトライに対するオーバヘッドが回避
できバスのスループットの低下を防止できる。
【0063】(2):バスマスタがバスブリッジを介し
てバススレーブにアクセスを行う時に、バスブリッジ内
のバスマスタ権要求監視手段で、現在アクセス中のバス
マスタ以外のバスマスタが同じバスを使用しようと要求
してきたことを検出した場合、現在アクセス中の前記バ
スマスタに対してリトライを送信してバスを開放させる
ため、他のバスマスタからのバス使用要求があったとき
のみ現在のバスマスタへリトライ応答が行われるので、
従来のディレイドトランザクション方式に比べむだなリ
トライに対するオーバヘッドが回避できバスのスループ
ットの低下を防止できる。
【0064】(3):バスブリッジ内にバス調停部を備
え、該バス調停部でバスの使用権の調停を行うため、バ
スブリッジ内部でバス調停ができバスマスタへのリトラ
イ応答を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における2種類のバス接続の説明図
である。
【図3】実施の形態におけるバスブリッジの説明図であ
る。
【図4】実施の形態における一定時間内にアクセスの完
了応答がない場合の説明図である。
【図5】実施の形態における一定時間内にアクセスの完
了応答がある場合の説明図である。
【図6】実施の形態におけるバスマスタ要求監視方式の
説明図である。
【図7】実施の形態におけるバスマスタ要求監視方式の
タイムチャートである。
【符号の説明】
10 バスブリッジ 101 応答時間監視手段 A、B バス A11、A12 バスマスタ B21 バススレーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスマスタが接続されたバスとバススレー
    ブが接続されたバスとを接続するバスブリッジにおい
    て、 該バスブリッジに前記バススレーブからの応答の時間監
    視を行う応答時間監視手段を備え、 前記バスマスタが前記バススレーブに前記バスブリッジ
    を介してアクセスを行う時に、 前記応答時間監視手段が、前記バススレーブから一定時
    間内にアクセス完了応答がないことを検出した場合、前
    記バスマスタに対してリトライを送信してバスを開放さ
    せ、前記一定時間内にアクセス完了応答を検出した場合
    は前記バスマスタにバスを保持させたままとすることを
    特徴としたバスブリッジ。
  2. 【請求項2】バスマスタが接続されたバスとバススレー
    ブが接続されたバスとを接続するバスブリッジにおい
    て、 該バスブリッジにバスマスタ権要求の監視を行うバスマ
    スタ権要求監視手段を備え、 前記バスマスタが前記バススレーブに前記バスブリッジ
    を介してアクセスを行う時に、 前記バスマスタ権要求監視手段が、現在アクセス中のバ
    スマスタ以外のバスマスタが同じバスを使用しようとす
    る要求を検出した場合、前記現在アクセス中の前記バス
    マスタに対してリトライを送信して前記同じバスを開放
    させることを特徴としたバスブリッジ。
  3. 【請求項3】前記バスブリッジ内にバス調停部を備え、 該バス調停部で前記バスの使用権の調停を行うことを特
    徴とした請求項1又は2記載のバスブリッジ。
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