JPH10308206A - 円筒型非水電解液電池 - Google Patents
円筒型非水電解液電池Info
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- JPH10308206A JPH10308206A JP9132764A JP13276497A JPH10308206A JP H10308206 A JPH10308206 A JP H10308206A JP 9132764 A JP9132764 A JP 9132764A JP 13276497 A JP13276497 A JP 13276497A JP H10308206 A JPH10308206 A JP H10308206A
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- negative electrode
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒型非水電解液電池において、封口部周り
の構造を簡素化するとともに、集電体とリード部材との
接触抵抗を低減させる。 【解決手段】 発電素子から引き出されるリード部材と
して、一部分が扁平に加工された丸棒部11aと、同丸
棒部11aの端面に溶接された引出線12とからなるタ
ブ端子6,7を用いるとともに、その丸棒部11aの材
質を正極側および負極側ともにその集電体1,3と同じ
材質の金属とする。
の構造を簡素化するとともに、集電体とリード部材との
接触抵抗を低減させる。 【解決手段】 発電素子から引き出されるリード部材と
して、一部分が扁平に加工された丸棒部11aと、同丸
棒部11aの端面に溶接された引出線12とからなるタ
ブ端子6,7を用いるとともに、その丸棒部11aの材
質を正極側および負極側ともにその集電体1,3と同じ
材質の金属とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒型非水電解液電
池に関し、さらに詳しく言えば、その発電素子から引き
出されるリード部に関するものである。
池に関し、さらに詳しく言えば、その発電素子から引き
出されるリード部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の進歩により、電子機器
の小型化、高性能化、ポータブル化が進み、これら電子
機器の電源として、より小型、軽量で高性能な電池が用
いられるようになり、特に充電可能な二次電池の使用が
多くなっている。従来用いられていた二次電池として
は、例えばニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池
などがある。さらに最近ではよりエネルギー密度の高い
電池としてリチウムイオン二次電池が用いられるように
なってきている。
の小型化、高性能化、ポータブル化が進み、これら電子
機器の電源として、より小型、軽量で高性能な電池が用
いられるようになり、特に充電可能な二次電池の使用が
多くなっている。従来用いられていた二次電池として
は、例えばニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池
などがある。さらに最近ではよりエネルギー密度の高い
電池としてリチウムイオン二次電池が用いられるように
なってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の二次電池の場合、缶(金属ケース)の上部に安全弁機
能や過電流遮断機構を含んだ複雑な構造の封口板が必要
とされるばかりでなく、発電素子から引き出されたリー
ド端子を当該複雑な構造を有する外部端子部分に精度良
く溶接しなければならず、生産コストが高くなるととも
に、複雑な封口構造であるがゆえに、部品点数も多く、
材料コストも高くなるため、二次電池を安価に供給する
ことが困難であった。
の二次電池の場合、缶(金属ケース)の上部に安全弁機
能や過電流遮断機構を含んだ複雑な構造の封口板が必要
とされるばかりでなく、発電素子から引き出されたリー
ド端子を当該複雑な構造を有する外部端子部分に精度良
く溶接しなければならず、生産コストが高くなるととも
に、複雑な封口構造であるがゆえに、部品点数も多く、
材料コストも高くなるため、二次電池を安価に供給する
ことが困難であった。
【0004】ところで、封口部周りの構造を簡素化する
には、アルミ電解コンデンサ用のタブ端子を二次電池に
も適用すればよいのであるが、現在タブ端子はその羽子
板部がアルミニウム製のものしか入手できない。
には、アルミ電解コンデンサ用のタブ端子を二次電池に
も適用すればよいのであるが、現在タブ端子はその羽子
板部がアルミニウム製のものしか入手できない。
【0005】このアルミニウム製タブ端子を二次電池に
使用すると、特に負極側において集電体との材質の違い
により接触抵抗が増大するばかりでなく、充放電に伴う
電位差に起因してタブ端子の溶解が起きるなどの問題が
発生する。
使用すると、特に負極側において集電体との材質の違い
により接触抵抗が増大するばかりでなく、充放電に伴う
電位差に起因してタブ端子の溶解が起きるなどの問題が
発生する。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、特に封口部周
りの構造が簡素化され、かつ、高い信頼性と高い生産性
を備えた低コストの非水電解液電池を提供することにあ
る。
するためになされたもので、その目的は、特に封口部周
りの構造が簡素化され、かつ、高い信頼性と高い生産性
を備えた低コストの非水電解液電池を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な
正極活物質、導電材および結着剤を含有する層をアルミ
ニウム製の集電体上に形成してなる正極と、リチウムイ
オンを吸蔵および放出可能な炭素材料および結着剤を含
有する層を銅もしくはニッケル製の集電体上に形成して
なる負極とをセパレータを介して渦巻状に捲回した発電
素子を有底円筒状の金属ケース内に収納し、同金属ケー
スの開口部を封口体にて閉塞してなる円筒型非水電解液
電池において、上記発電素子から上記封口体を通して外
部に引き出されるリード部材として、一部分が扁平に加
工された平坦部を有する任意の金属からなる丸棒部と、
同丸棒部の端面に溶接された引出線とからなるタブ端子
が用いられていることを特徴としている。
め、本発明は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な
正極活物質、導電材および結着剤を含有する層をアルミ
ニウム製の集電体上に形成してなる正極と、リチウムイ
オンを吸蔵および放出可能な炭素材料および結着剤を含
有する層を銅もしくはニッケル製の集電体上に形成して
なる負極とをセパレータを介して渦巻状に捲回した発電
素子を有底円筒状の金属ケース内に収納し、同金属ケー
スの開口部を封口体にて閉塞してなる円筒型非水電解液
電池において、上記発電素子から上記封口体を通して外
部に引き出されるリード部材として、一部分が扁平に加
工された平坦部を有する任意の金属からなる丸棒部と、
同丸棒部の端面に溶接された引出線とからなるタブ端子
が用いられていることを特徴としている。
【0008】この場合、タブ端子の引出線はCP線(銅
被覆鋼線)であることが好ましく、より好ましくはその
表面にハンダもしくは錫などのメッキが施されていると
よい。また、正極側に接続されるタブ端子の丸棒部はア
ルミニウム製とし、負極側に接続されるタブ端子の丸棒
部は同負極側集電体と同一の金属材であることが好まし
い。
被覆鋼線)であることが好ましく、より好ましくはその
表面にハンダもしくは錫などのメッキが施されていると
よい。また、正極側に接続されるタブ端子の丸棒部はア
ルミニウム製とし、負極側に接続されるタブ端子の丸棒
部は同負極側集電体と同一の金属材であることが好まし
い。
【0009】すなわち、タブ端子の丸棒部の材質は、正
極側および負極側ともにその集電体と同じ金属であるこ
とが好ましく、このように同種の金属を用いることによ
って、集電体とタブ端子との接触抵抗を低減させ、電池
の抵抗を小さくする効果があり、同時に、充放電に伴な
う電位差によるタブ端子の溶解も防ぐことができる。な
お、引出線の平坦部を集電体に固着する方法としては、
カシメ、超音波溶接または冷間圧着によることが好まし
い。
極側および負極側ともにその集電体と同じ金属であるこ
とが好ましく、このように同種の金属を用いることによ
って、集電体とタブ端子との接触抵抗を低減させ、電池
の抵抗を小さくする効果があり、同時に、充放電に伴な
う電位差によるタブ端子の溶解も防ぐことができる。な
お、引出線の平坦部を集電体に固着する方法としては、
カシメ、超音波溶接または冷間圧着によることが好まし
い。
【0010】金属ケースの開口部を封口する封口体とし
ては、ブチルゴムにパーオキサイド加硫もしくは樹脂加
硫したゴム封口体が好適であり、その硬度はウォーレス
硬度計で測定して60〜90、好ましくは65〜85の
範囲とされる。
ては、ブチルゴムにパーオキサイド加硫もしくは樹脂加
硫したゴム封口体が好適であり、その硬度はウォーレス
硬度計で測定して60〜90、好ましくは65〜85の
範囲とされる。
【0011】ゴム封口体には、ゴムの圧縮永久歪が50
%以下、特に好ましくは25%以下のゴムが採用され
る。この圧縮永久歪の測定法を次に例示する。直径16
mm、厚さ2.00mmのゴム円板を5枚重ね、まず、
その厚み(t0)を測定する。次に、5枚のゴム円板を
金属板で挟み、厚さ7.5mm(t2)に圧縮し、11
5℃で70時間放置した後に金属板を除去し、開放後の
ゴム円板の厚み(t)を実測する。圧縮永久歪は次式
(1)によって示される。
%以下、特に好ましくは25%以下のゴムが採用され
る。この圧縮永久歪の測定法を次に例示する。直径16
mm、厚さ2.00mmのゴム円板を5枚重ね、まず、
その厚み(t0)を測定する。次に、5枚のゴム円板を
金属板で挟み、厚さ7.5mm(t2)に圧縮し、11
5℃で70時間放置した後に金属板を除去し、開放後の
ゴム円板の厚み(t)を実測する。圧縮永久歪は次式
(1)によって示される。
【0012】 圧縮永久歪(%)={(t0−t)/(t0−t2)}×100・・(1) すなわち、上記の実測値をこの式(1)に当てはめる
と、圧縮永久歪は、 {(10.00−t)/(10.00−7.50)}×
100 となる。
と、圧縮永久歪は、 {(10.00−t)/(10.00−7.50)}×
100 となる。
【0013】また、発電素子を収納する金属ケースの底
部に薄肉部を設けることにより、過充電などによる内圧
の異常上昇に対して、この薄肉部を容器の破裂に至る前
に安全に作動する防爆弁として機能させることができ、
安全性を確保することができる。
部に薄肉部を設けることにより、過充電などによる内圧
の異常上昇に対して、この薄肉部を容器の破裂に至る前
に安全に作動する防爆弁として機能させることができ、
安全性を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による非水電解液電
池の実施例を説明する。図1はこの実施例の断面図であ
る。正極は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正
極活物質、導電材および結着剤を含有する電極層2をア
ルミニウム製の集電体1上に形成したものからなる。負
極は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な炭素材料
および結着剤を含有する電極層4を銅からなる集電体3
上に形成することにより得られ、発電素子は上記正極と
負極とをセパレータ5を介して渦巻状に捲回した構造体
として示されている。
池の実施例を説明する。図1はこの実施例の断面図であ
る。正極は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正
極活物質、導電材および結着剤を含有する電極層2をア
ルミニウム製の集電体1上に形成したものからなる。負
極は、リチウムイオンを吸蔵および放出可能な炭素材料
および結着剤を含有する電極層4を銅からなる集電体3
上に形成することにより得られ、発電素子は上記正極と
負極とをセパレータ5を介して渦巻状に捲回した構造体
として示されている。
【0015】本発明においては、正極と負極ともにその
リード部材として、アルミ電解コンデンサ用のタブ端子
とほぼ同形状のタブ端子6,7が用いられている。すな
わち、タブ端子6,7は図2に示されているように、一
端部側に偏平に加工された平坦部11bを有する金属製
の丸棒部11aと、同丸棒部11aの端面に溶接された
引出線12とから形成されている。
リード部材として、アルミ電解コンデンサ用のタブ端子
とほぼ同形状のタブ端子6,7が用いられている。すな
わち、タブ端子6,7は図2に示されているように、一
端部側に偏平に加工された平坦部11bを有する金属製
の丸棒部11aと、同丸棒部11aの端面に溶接された
引出線12とから形成されている。
【0016】この場合、正極側のタブ端子6の丸棒部1
1aは、その集電体1の材質と同じくアルミニウム製と
され、負極側のタブ端子7の丸棒部11aは、その集電
体3の材質と同じく銅製とされている。なお、負極側の
集電体3がニッケルである場合には、タブ端子7の丸棒
部11aもニッケル製とされる。
1aは、その集電体1の材質と同じくアルミニウム製と
され、負極側のタブ端子7の丸棒部11aは、その集電
体3の材質と同じく銅製とされている。なお、負極側の
集電体3がニッケルである場合には、タブ端子7の丸棒
部11aもニッケル製とされる。
【0017】引出線12にはCP線(銅被覆鋼線)が用
いられるが、好ましくはその表面にハンダもしくは錫な
どのメッキが施されているとよい。
いられるが、好ましくはその表面にハンダもしくは錫な
どのメッキが施されているとよい。
【0018】各電極に対するタブ端子の固着方法は、カ
シメ法もしくは超音波溶接法または冷間圧着法などが採
用可能である。すなわち、タブ端子6,7の平坦部11
bがこれらのいずれかの固着方法により集電体1,3に
固着されるのであるが、図3に示すように、集電体1,
3に対する電極層2,4の塗工が片面の場合には、タブ
端子6,7は未塗工面側に取り付けられる。
シメ法もしくは超音波溶接法または冷間圧着法などが採
用可能である。すなわち、タブ端子6,7の平坦部11
bがこれらのいずれかの固着方法により集電体1,3に
固着されるのであるが、図3に示すように、集電体1,
3に対する電極層2,4の塗工が片面の場合には、タブ
端子6,7は未塗工面側に取り付けられる。
【0019】これに対して、図4に示すように、集電体
1,3の両面に電極層2,4が塗工されている場合に
は、そのいずれかの面における電極層2,4の一部分を
掻き落として未塗工部分Aとするか、もしくはパターン
印刷によりあらかじめ未塗工部分Aを設け、その未塗工
部分にタブ端子6,7を固着することになる。
1,3の両面に電極層2,4が塗工されている場合に
は、そのいずれかの面における電極層2,4の一部分を
掻き落として未塗工部分Aとするか、もしくはパターン
印刷によりあらかじめ未塗工部分Aを設け、その未塗工
部分にタブ端子6,7を固着することになる。
【0020】発電素子には所定の非水電解液が含浸され
る。しかる後、最終製品とするにあたって、発電素子は
例えばアルミニウムからなる有底円筒状の金属ケース9
内に収納され、その開口部が封口体8によって封口され
る。
る。しかる後、最終製品とするにあたって、発電素子は
例えばアルミニウムからなる有底円筒状の金属ケース9
内に収納され、その開口部が封口体8によって封口され
る。
【0021】この実施例において、封口体8としてはブ
チルゴムにパーオキサイド加硫もしくは樹脂加硫したゴ
ム封口体が用いられており、その硬度はウォーレス硬度
計で測定して60〜90、特には65〜85の範囲が好
ましい。
チルゴムにパーオキサイド加硫もしくは樹脂加硫したゴ
ム封口体が用いられており、その硬度はウォーレス硬度
計で測定して60〜90、特には65〜85の範囲が好
ましい。
【0022】封口体8にはタブ端子6,7の挿通孔が穿
設されており、封口体8はその挿通孔にタブ端子6,7
を挿通した状態で発電素子とともに金属ケース9内に収
納され、しかる後、その開口縁部にかしめが施されて金
属ケース9の開口部内に強固に固定される。
設されており、封口体8はその挿通孔にタブ端子6,7
を挿通した状態で発電素子とともに金属ケース9内に収
納され、しかる後、その開口縁部にかしめが施されて金
属ケース9の開口部内に強固に固定される。
【0023】金属ケース9の底部中央には、他の部分よ
りも肉厚が薄くされた防爆弁10が形成されている。こ
の防爆弁10の肉厚は、金属ケースの内圧が過充電など
により異常に上昇した場合、同ケース9が破裂に至る前
に裂ける厚さに設計される。
りも肉厚が薄くされた防爆弁10が形成されている。こ
の防爆弁10の肉厚は、金属ケースの内圧が過充電など
により異常に上昇した場合、同ケース9が破裂に至る前
に裂ける厚さに設計される。
【0024】
【実施例】 (実施例1) 活物質としてLiMn2O4を85g、
導電材としてグラファイトを9g、結着剤としてPVD
F(ポリフッ化ビニリデン)を6g、それぞれN−メチ
ル−2−ピロリドン中に分散させ、これを正極集電体と
しての厚さが30μmのアルミニウム箔の一方の面に塗
工し正極を作成した。負極は、炭素材料として人造黒鉛
を47g、結着剤としてPVDFを3g、それぞれN−
メチル−2−ピロリドン中に分散させた塗料を厚さが2
0μmの銅箔の一方の面に塗工することにより作成し
た。次に、正極を厚さ100μmに、負極を厚さ80μ
mにそれぞれ圧延し、正極にアルミニウム製タブ端子、
負極に銅製タブ端子をカシメにより取り付けた後、これ
ら各電極を露点−50℃の乾燥空気中において温度13
0℃で8時間乾燥した。しかる後、各電極の電極面を対
向させ、露点−60℃のアルゴン雰囲気のグローブボッ
クス中で厚さ25μmのポリプロピレン製マイクロポー
ラスフィルムをセパレータとして介在させ、直径9m
m、軸長26mmに捲回して発電素子を作成した。この
発電素子に1モル/リットルの濃度でLiBF4を溶解
した電解液を含浸させた後、直径10mm、軸長30m
mのアルミニウム製円筒型ケースに収納し、その開口部
を封口体にて密閉封口してリチウムイオン二次電池を作
成した。
導電材としてグラファイトを9g、結着剤としてPVD
F(ポリフッ化ビニリデン)を6g、それぞれN−メチ
ル−2−ピロリドン中に分散させ、これを正極集電体と
しての厚さが30μmのアルミニウム箔の一方の面に塗
工し正極を作成した。負極は、炭素材料として人造黒鉛
を47g、結着剤としてPVDFを3g、それぞれN−
メチル−2−ピロリドン中に分散させた塗料を厚さが2
0μmの銅箔の一方の面に塗工することにより作成し
た。次に、正極を厚さ100μmに、負極を厚さ80μ
mにそれぞれ圧延し、正極にアルミニウム製タブ端子、
負極に銅製タブ端子をカシメにより取り付けた後、これ
ら各電極を露点−50℃の乾燥空気中において温度13
0℃で8時間乾燥した。しかる後、各電極の電極面を対
向させ、露点−60℃のアルゴン雰囲気のグローブボッ
クス中で厚さ25μmのポリプロピレン製マイクロポー
ラスフィルムをセパレータとして介在させ、直径9m
m、軸長26mmに捲回して発電素子を作成した。この
発電素子に1モル/リットルの濃度でLiBF4を溶解
した電解液を含浸させた後、直径10mm、軸長30m
mのアルミニウム製円筒型ケースに収納し、その開口部
を封口体にて密閉封口してリチウムイオン二次電池を作
成した。
【0025】(実施例2) 負極集電体として厚さが2
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔にニッケル
製タブ端子を取り付けた以外は、実施例1と同様にして
リチウムイオン二次電池を作成した。
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔にニッケル
製タブ端子を取り付けた以外は、実施例1と同様にして
リチウムイオン二次電池を作成した。
【0026】(実施例3) 負極集電体として厚さが2
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔に銅製タブ
端子を取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウ
ムイオン二次電池を作成した。
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔に銅製タブ
端子を取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウ
ムイオン二次電池を作成した。
【0027】(実施例4) 負極集電体として厚さが2
0μmの銅箔を用い、この銅箔にニッケル製タブ端子を
取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオ
ン二次電池を作成した。
0μmの銅箔を用い、この銅箔にニッケル製タブ端子を
取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウムイオ
ン二次電池を作成した。
【0028】(比較例1) 負極集電体として厚さが2
0μmの銅箔を用い、この銅箔にアルミニウム製タブ端
子を取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウム
イオン二次電池を作成した。
0μmの銅箔を用い、この銅箔にアルミニウム製タブ端
子を取り付けた以外は、実施例1と同様にしてリチウム
イオン二次電池を作成した。
【0029】(比較例2) 負極集電体として厚さが2
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔にアルミニ
ウム製タブ端子を取り付けた以外は、実施例1と同様に
してリチウムイオン二次電池を作成した。
0μmのニッケル箔を用い、このニッケル箔にアルミニ
ウム製タブ端子を取り付けた以外は、実施例1と同様に
してリチウムイオン二次電池を作成した。
【0030】上記各実施例1〜4および比較例1,2の
リチウムイオン二次電池をそれぞれ10個用意し、4.
2V、5mAの定電流−定電圧充電を10時間行なった
後のESR(等価直列抵抗)を測定し、次に2.5Vま
で5mA定電流放電にて初期の充放電を行ない平均放電
容量を求めた。
リチウムイオン二次電池をそれぞれ10個用意し、4.
2V、5mAの定電流−定電圧充電を10時間行なった
後のESR(等価直列抵抗)を測定し、次に2.5Vま
で5mA定電流放電にて初期の充放電を行ない平均放電
容量を求めた。
【0031】このように、初期充放電した上記各例のリ
チウムイオン二次電池を、今度は4.2V、25mAの
定電流−定電圧にて4時間充電し、さらに60℃の恒温
槽で20日間4.2Vの電圧を印加した後、ESRを測
定し、次いで2.5Vまで5mAの定電流放電を行ない
平均放電容量を測定した。
チウムイオン二次電池を、今度は4.2V、25mAの
定電流−定電圧にて4時間充電し、さらに60℃の恒温
槽で20日間4.2Vの電圧を印加した後、ESRを測
定し、次いで2.5Vまで5mAの定電流放電を行ない
平均放電容量を測定した。
【0032】また、試験後の各例のリチウムイオン二次
電池のうちそれぞれ5個を解体し、正極および負極の集
電体とタブ端子の表面状態を確認した。
電池のうちそれぞれ5個を解体し、正極および負極の集
電体とタブ端子の表面状態を確認した。
【0033】初期の平均放電容量およびESRの平均
値、60℃の恒温槽で20日間貯蔵した後の平均放電容
量、ESRの平均値および集電体とタブ端子の表面状態
を表1に示す。
値、60℃の恒温槽で20日間貯蔵した後の平均放電容
量、ESRの平均値および集電体とタブ端子の表面状態
を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】この表からも分かるように、負極集電体と
それに取り付けられるタブ端子の材質が異なる実施例
3,4および比較例1,2の場合、それら集電体とタブ
端子の接触抵抗によるESRの増加が認められる。ま
た、実施例3,4および比較例1,2の場合、集電体と
タブ端子に用いている金属の硬度が異なるため、良好な
カシメが得られなかったこともESR増加の一因と考え
られる。
それに取り付けられるタブ端子の材質が異なる実施例
3,4および比較例1,2の場合、それら集電体とタブ
端子の接触抵抗によるESRの増加が認められる。ま
た、実施例3,4および比較例1,2の場合、集電体と
タブ端子に用いている金属の硬度が異なるため、良好な
カシメが得られなかったこともESR増加の一因と考え
られる。
【0036】さらに、実施例1〜4および比較例1,2
ともに、初期の平均放電容量はほぼ同じ値を示すが、6
0℃の恒温槽で20日間貯蔵した後の平均放電容量を観
察すると、実施例1〜4では54.3〜57.2(mA
h)であるのに対して、比較例1,2では46.8〜4
7.8(mAh)と小さくなり、比較例では平均放電容
量が低下してしまうことが認められた。
ともに、初期の平均放電容量はほぼ同じ値を示すが、6
0℃の恒温槽で20日間貯蔵した後の平均放電容量を観
察すると、実施例1〜4では54.3〜57.2(mA
h)であるのに対して、比較例1,2では46.8〜4
7.8(mAh)と小さくなり、比較例では平均放電容
量が低下してしまうことが認められた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電素子から引き出されるリード部材として、一部分が
扁平に加工された丸棒部と、同丸棒部の端面に溶接され
た引出線とからなるタブ端子を用いたことにより、封口
部材もゴム封口体でよく、したがって封口部周りの構造
が簡素化された低コストの円筒型非水電解液電池を提供
することができる。
発電素子から引き出されるリード部材として、一部分が
扁平に加工された丸棒部と、同丸棒部の端面に溶接され
た引出線とからなるタブ端子を用いたことにより、封口
部材もゴム封口体でよく、したがって封口部周りの構造
が簡素化された低コストの円筒型非水電解液電池を提供
することができる。
【0038】また、タブ端子の丸棒部の材質を、正極側
および負極側ともにその集電体と同じ金属とすることに
より、集電体とタブ端子との接触抵抗が低減されるとと
もに、充放電に伴なう電位差によるタブ端子の溶解も防
ぐことができる。特に、負極リードとして、負極集電体
の材質に応じた銅またはニッケル製のタブ端子を用いる
ことによって、ESRの増加を招くことなく、高い信頼
性を得ることができる。
および負極側ともにその集電体と同じ金属とすることに
より、集電体とタブ端子との接触抵抗が低減されるとと
もに、充放電に伴なう電位差によるタブ端子の溶解も防
ぐことができる。特に、負極リードとして、負極集電体
の材質に応じた銅またはニッケル製のタブ端子を用いる
ことによって、ESRの増加を招くことなく、高い信頼
性を得ることができる。
【図1】本発明の円筒型非水電解液電池の一実施例を示
した断面図。
した断面図。
【図2】上記実施例に用いられているタブ端子の平面
図。
図。
【図3】片面に電極層を有する集電体に対するタブ端子
の取り付け例を示した模式図。
の取り付け例を示した模式図。
【図4】両面に電極層を有する集電体に対するタブ端子
の取り付け例を示した模式図。
の取り付け例を示した模式図。
1 正極集電体 2 正極の電極層 3 負極集電体 4 負極の電極層 5 セパレータ 6,7 タブ端子 8 ゴム封口体 9 金属ケース 10 防爆弁
Claims (8)
- 【請求項1】 リチウムイオンを吸蔵および放出可能な
正極活物質、導電材および結着剤を含有する層をアルミ
ニウム製の集電体上に形成してなる正極と、リチウムイ
オンを吸蔵および放出可能な炭素材料および結着剤を含
有する層を銅もしくはニッケル製の集電体上に形成して
なる負極とをセパレータを介して渦巻状に捲回した発電
素子を有底円筒状の金属ケース内に収納し、同金属ケー
スの開口部を封口体にて閉塞してなる円筒型非水電解液
電池において、上記発電素子から上記封口体を通して外
部に引き出されるリード部材として、一部分が扁平に加
工された平坦部を有する任意の金属からなる丸棒部と、
同丸棒部の端面に溶接された引出線とからなるタブ端子
が用いられていることを特徴とする円筒型非水電解液電
池。 - 【請求項2】 上記引出線がCP線(銅被覆鋼線)であ
ることを特徴とする請求項1に記載の円筒型非水電解液
電池。 - 【請求項3】 上記CP線の表面にハンダもしくは錫な
どのメッキが施されていることを特徴とする請求項2に
記載の円筒型非水電解液電池。 - 【請求項4】 上記発電素子において、上記引出線の平
坦部が上記集電体にカシメ、超音波溶接または冷間圧着
により固着されていることを特徴とする請求項1に記載
の円筒型非水電解液電池。 - 【請求項5】 上記負極側に接続されるタブ端子の丸棒
部は同負極側集電体と同一の金属材からなることを特徴
とする請求項1に記載の円筒型非水電解液電池。 - 【請求項6】 上記正極側に接続されるタブ端子の丸棒
部はアルミニウムからなり、上記負極側に接続されるタ
ブ端子の丸棒部は同負極側集電体と同一の金属材からな
ることを特徴とする請求項1に記載の円筒型非水電解液
電池。 - 【請求項7】 上記封口体の材質がブチルゴムにパーオ
キサイド加硫もしくは樹脂加硫したものからなり、その
硬度は60〜90(ウォーレス硬度計)の範囲であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の円筒型非水電解液電
池。 - 【請求項8】 上記金属ケースの底部には薄肉とされた
防爆弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の円筒型非水電解液電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132764A JPH10308206A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 円筒型非水電解液電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132764A JPH10308206A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 円筒型非水電解液電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308206A true JPH10308206A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15089016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9132764A Withdrawn JPH10308206A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 円筒型非水電解液電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308206A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2875056A1 (fr) * | 2004-09-07 | 2006-03-10 | Accumulateurs Fixes | Accumulateur presentant deux bornes de sortie de courant sur une paroi de son conteneur |
| JP2007019469A (ja) * | 2005-06-10 | 2007-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気化学キャパシタと、その製造方法 |
| US7195840B2 (en) * | 2001-07-13 | 2007-03-27 | Kaun Thomas D | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
| US8021775B2 (en) | 2001-07-13 | 2011-09-20 | Inventek Corporation | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
| US8098479B1 (en) | 2008-09-19 | 2012-01-17 | Cornell Dubilier Marketing, Inc. | Capacitor having zinc coated common edge with welded aluminum terminal |
| US8283066B2 (en) | 2005-01-28 | 2012-10-09 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrochemical cell with improved internal contact |
| WO2014050110A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 三洋電機株式会社 | 密閉型電池 |
| US8734983B2 (en) | 2004-04-14 | 2014-05-27 | Inventek Corporation | Housing for electrochemical devices |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9132764A patent/JPH10308206A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7195840B2 (en) * | 2001-07-13 | 2007-03-27 | Kaun Thomas D | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
| US8021775B2 (en) | 2001-07-13 | 2011-09-20 | Inventek Corporation | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
| US8263248B2 (en) | 2001-07-13 | 2012-09-11 | Inventek Corporation | Cell structure for electrochemical devices and method of making same |
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| EP1653530A1 (fr) * | 2004-09-07 | 2006-05-03 | Saft | Accumulateur présentant deux bornes de sortie de courant sur une paroi de son conteneur |
| US8283066B2 (en) | 2005-01-28 | 2012-10-09 | Eveready Battery Company, Inc. | Electrochemical cell with improved internal contact |
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| US8098479B1 (en) | 2008-09-19 | 2012-01-17 | Cornell Dubilier Marketing, Inc. | Capacitor having zinc coated common edge with welded aluminum terminal |
| WO2014050110A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 三洋電機株式会社 | 密閉型電池 |
| US9831479B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-11-28 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Sealed type battery |
| US10164228B2 (en) | 2012-09-26 | 2018-12-25 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Sealed type battery |
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|---|---|---|---|
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