JPH10309140A - 培養液の温度調節装置 - Google Patents
培養液の温度調節装置Info
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- JPH10309140A JPH10309140A JP9120676A JP12067697A JPH10309140A JP H10309140 A JPH10309140 A JP H10309140A JP 9120676 A JP9120676 A JP 9120676A JP 12067697 A JP12067697 A JP 12067697A JP H10309140 A JPH10309140 A JP H10309140A
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の維持管理費を低く押さえることを可能
にする培養液の温度調節装置を提供する。 【解決手段】 熱を蓄えるための水113と、水113
の熱を放出するための放出部3A2とを備える蓄熱装置
3と、蓄熱装置3の水113から電力で熱を奪う冷却装
置4と、栽培用の培養液111を蓄える養液槽1と、放
出部3A2を覆うように蓄熱装置3に設けられ、養液槽
1から培養液111を受け取り、この培養液112を放
出部3A2で冷却し、冷却した培養液112を養液槽1
に戻すと共に密閉状態にされる熱交換槽2とを備える。
にする培養液の温度調節装置を提供する。 【解決手段】 熱を蓄えるための水113と、水113
の熱を放出するための放出部3A2とを備える蓄熱装置
3と、蓄熱装置3の水113から電力で熱を奪う冷却装
置4と、栽培用の培養液111を蓄える養液槽1と、放
出部3A2を覆うように蓄熱装置3に設けられ、養液槽
1から培養液111を受け取り、この培養液112を放
出部3A2で冷却し、冷却した培養液112を養液槽1
に戻すと共に密閉状態にされる熱交換槽2とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水耕栽培に使用
される培養液の温度を調節する培養液の温度調節装置に
関する。
される培養液の温度を調節する培養液の温度調節装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】水耕栽培では、植物に供給する培養液の
温度管理が重要である。つまり、培養液の温度が15〜
25[℃]の範囲を外れると、植物の生育不良や病害が
発生する確率が増加するので、培養液の温度を常にこの
温度範囲に保つ必要がある。
温度管理が重要である。つまり、培養液の温度が15〜
25[℃]の範囲を外れると、植物の生育不良や病害が
発生する確率が増加するので、培養液の温度を常にこの
温度範囲に保つ必要がある。
【0003】このために、例えば、図11に示す温度調
節装置200がある。温度調節装置200は、植物Aを
育成するための栽培装置100に用いられる。つまり、
温度調節装置200は、栽培装置100の配管101、
102により、栽培ベッド104に接続されている。ま
た、配管101には、ポンプ103が取り付けられてい
る。そして、温度調節装置200は、栽培ベッド104
の培地104Aに培養液を供給する。培養液は、ポンプ
103により配管101から培地104Aに供給され、
培地104Aを浸透した培養液は、配管102を流れ
て、温度調節装置に戻される。
節装置200がある。温度調節装置200は、植物Aを
育成するための栽培装置100に用いられる。つまり、
温度調節装置200は、栽培装置100の配管101、
102により、栽培ベッド104に接続されている。ま
た、配管101には、ポンプ103が取り付けられてい
る。そして、温度調節装置200は、栽培ベッド104
の培地104Aに培養液を供給する。培養液は、ポンプ
103により配管101から培地104Aに供給され、
培地104Aを浸透した培養液は、配管102を流れ
て、温度調節装置に戻される。
【0004】このような温度調節装置200は、ヒート
ポンプ201と養液タンク202とを備える。ヒートポ
ンプ201は、養液タンク202の培養液211を、1
5〜25[℃]の温度範囲に保つ。この培養液が、配管
101を経由して、栽培ベッド104に供給される。
ポンプ201と養液タンク202とを備える。ヒートポ
ンプ201は、養液タンク202の培養液211を、1
5〜25[℃]の温度範囲に保つ。この培養液が、配管
101を経由して、栽培ベッド104に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先に述べた
温度調節装置200には、次のような問題点がある。つ
まり、温度調節装置200の養液タンク202は、15
〜25[℃]の温度範囲の培養液を蓄えておく必要があ
る。このために、培養液の温度が変化すると、ヒートポ
ンプ201が動作する。
温度調節装置200には、次のような問題点がある。つ
まり、温度調節装置200の養液タンク202は、15
〜25[℃]の温度範囲の培養液を蓄えておく必要があ
る。このために、培養液の温度が変化すると、ヒートポ
ンプ201が動作する。
【0006】つまり、従来の温度調節装置200では、
ヒートポンプ201が昼夜の区別なく、必要に応じて動
作することになる。このために、ヒートポンプ201の
負担が重くなり、ヒートポンプ201の維持管理のコス
トが増大する。
ヒートポンプ201が昼夜の区別なく、必要に応じて動
作することになる。このために、ヒートポンプ201の
負担が重くなり、ヒートポンプ201の維持管理のコス
トが増大する。
【0007】この発明の目的は、このような欠点を除
き、装置の維持管理費を低く押さえることを可能にする
培養液の温度調節装置を提供することにある。
き、装置の維持管理費を低く押さえることを可能にする
培養液の温度調節装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1の発明は、熱を蓄えるための蓄熱材と、蓄
熱材の熱を放出するための放出部とを備える蓄熱装置
と、蓄熱装置の蓄熱材から電力で熱を奪う冷却装置と、
栽培用の培養液を蓄える養液槽と、放出部を覆うように
蓄熱装置に設けられ、養液槽から培養液を受け取り、こ
の培養液を放出部で冷却し、冷却した培養液を養液槽に
戻すと共に密閉状態にされる熱交換槽とを備える培養液
の温度調節装置である。
め、請求項1の発明は、熱を蓄えるための蓄熱材と、蓄
熱材の熱を放出するための放出部とを備える蓄熱装置
と、蓄熱装置の蓄熱材から電力で熱を奪う冷却装置と、
栽培用の培養液を蓄える養液槽と、放出部を覆うように
蓄熱装置に設けられ、養液槽から培養液を受け取り、こ
の培養液を放出部で冷却し、冷却した培養液を養液槽に
戻すと共に密閉状態にされる熱交換槽とを備える培養液
の温度調節装置である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の培養液
の温度調節装置において、蓄熱装置の蓄熱材として水を
用いることを特徴とする培養液の温度調節装置である。
の温度調節装置において、蓄熱装置の蓄熱材として水を
用いることを特徴とする培養液の温度調節装置である。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載の培養液
の温度調節装置において、蓄熱装置は、冷却した水をさ
らに冷却して氷を作ることを特徴とする培養液の温度調
節装置である。
の温度調節装置において、蓄熱装置は、冷却した水をさ
らに冷却して氷を作ることを特徴とする培養液の温度調
節装置である。
【0011】請求項4の発明は、請求項1、2または3
記載の培養液の温度調節装置において、蓄熱装置は、深
夜電力を利用して、蓄熱材を冷却することを特徴とする
培養液の温度調節装置である。
記載の培養液の温度調節装置において、蓄熱装置は、深
夜電力を利用して、蓄熱材を冷却することを特徴とする
培養液の温度調節装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を、
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【0013】[発明の実施の形態1]この発明の実施の
形態1を図1、2に示す。図1、2の培養液の温度調節
装置(以下、温度調節装置と記す)は、例えば図3に示
すように、植物Aを育成するための栽培装置100に用
いられる。なお、栽培装置100は、図11と同じであ
るので、説明を省略する。温度調節装置は、養液槽1、
熱交換槽2、蓄熱装置3、冷却装置4、配管系5および
制御部6を備える。
形態1を図1、2に示す。図1、2の培養液の温度調節
装置(以下、温度調節装置と記す)は、例えば図3に示
すように、植物Aを育成するための栽培装置100に用
いられる。なお、栽培装置100は、図11と同じであ
るので、説明を省略する。温度調節装置は、養液槽1、
熱交換槽2、蓄熱装置3、冷却装置4、配管系5および
制御部6を備える。
【0014】養液槽1は、培養液111を蓄えるため
の、立方体状のタンクである。養液槽1は、断熱材また
は断熱性を持つ部材で作られ、外部から断熱されてい
る。そして、養液槽1は、蓄えた培養液111を栽培装
置100に供給する。このために、養液槽1には、栽培
装置100の配管101、102が取り付けられてい
る。
の、立方体状のタンクである。養液槽1は、断熱材また
は断熱性を持つ部材で作られ、外部から断熱されてい
る。そして、養液槽1は、蓄えた培養液111を栽培装
置100に供給する。このために、養液槽1には、栽培
装置100の配管101、102が取り付けられてい
る。
【0015】蓄熱装置3は、蓄熱槽3A、ポンプ3B、
バルブ3Cおよび配管3Dを備える。
バルブ3Cおよび配管3Dを備える。
【0016】蓄熱槽3Aは、蓄熱材として水113を内
部に蓄えるための、立方体状のタンクである。蓄熱槽3
Aは、断熱部3A1と放出部3A2とで構成されてい
る。断熱部3A1は、内部の水113を断熱するため
に、断熱材または断熱性を持つ部材で作られている。放
出部3A2は、熱交換用の多数のフィン3A3を持つ。
この蓄熱槽3Aは、水113が持つ熱を、放出部3A2
から熱交換槽2に伝えるものである。
部に蓄えるための、立方体状のタンクである。蓄熱槽3
Aは、断熱部3A1と放出部3A2とで構成されてい
る。断熱部3A1は、内部の水113を断熱するため
に、断熱材または断熱性を持つ部材で作られている。放
出部3A2は、熱交換用の多数のフィン3A3を持つ。
この蓄熱槽3Aは、水113が持つ熱を、放出部3A2
から熱交換槽2に伝えるものである。
【0017】配管3Dは、水113を循環するためのパ
イプである。このために、配管3Dの一端が底部を貫通
して蓄熱槽3A内に取り付けられ、配管3Dの他端が天
井部を貫通して、蓄熱槽3A内に取り付けられている。
配管3Dには、制御部6の制御で動作するポンプ3B
と、制御部6の制御で開閉するバルブ3Cとが取り付け
られている。つまり、ポンプ3B、バルブ3Cおよび配
管3Dにより、循環部が形成され、この循環部により、
蓄熱槽3Aの水113が循環される。
イプである。このために、配管3Dの一端が底部を貫通
して蓄熱槽3A内に取り付けられ、配管3Dの他端が天
井部を貫通して、蓄熱槽3A内に取り付けられている。
配管3Dには、制御部6の制御で動作するポンプ3B
と、制御部6の制御で開閉するバルブ3Cとが取り付け
られている。つまり、ポンプ3B、バルブ3Cおよび配
管3Dにより、循環部が形成され、この循環部により、
蓄熱槽3Aの水113が循環される。
【0018】冷却装置は、冷凍機4A、連結管4B、4
Cおよび蒸発器4Dを備える。
Cおよび蒸発器4Dを備える。
【0019】冷凍機4Aは、制御部6の制御で動作し、
動作時には深夜電力を利用する。深夜電力は、深夜電力
制度で利用される電力である。この制度により、夜間の
一定の時間、例えば夜の11時から翌朝の7時までの8
時間だけ、割安な電力を利用することができる。冷凍機
4Aは、このような深夜電力で動作し、液体の冷媒を連
結管4Bに送る。また、冷凍機4Aは、連結管4Cから
気体の冷媒を受け取ると、深夜電力を用いて、この冷媒
を液化する。
動作時には深夜電力を利用する。深夜電力は、深夜電力
制度で利用される電力である。この制度により、夜間の
一定の時間、例えば夜の11時から翌朝の7時までの8
時間だけ、割安な電力を利用することができる。冷凍機
4Aは、このような深夜電力で動作し、液体の冷媒を連
結管4Bに送る。また、冷凍機4Aは、連結管4Cから
気体の冷媒を受け取ると、深夜電力を用いて、この冷媒
を液化する。
【0020】蒸発器4Dは、U字の形状をしている。蒸
発器4Dの一端が連結管4Bを介して冷凍機4Aに接続
され、蒸発器4Dの他端が連結管4Cを介して冷凍機4
Aに接続されている。蒸発器4Dは、熱変換用の多数の
フィン4D1を持つ。この蒸発器4Dは、連結管4Bを
経由して流れ込む、液体の冷媒により、水113の熱を
吸収する。蒸発器4Dは、熱の吸収で気化した冷媒を、
連結管4Cを経由して冷凍機4Aに送る。
発器4Dの一端が連結管4Bを介して冷凍機4Aに接続
され、蒸発器4Dの他端が連結管4Cを介して冷凍機4
Aに接続されている。蒸発器4Dは、熱変換用の多数の
フィン4D1を持つ。この蒸発器4Dは、連結管4Bを
経由して流れ込む、液体の冷媒により、水113の熱を
吸収する。蒸発器4Dは、熱の吸収で気化した冷媒を、
連結管4Cを経由して冷凍機4Aに送る。
【0021】このような蒸発器4Dは、制御部6の制御
により、水113を冷却すると共に、冷却した水113
から氷を作る。つまり、蒸発器4Dは、周りに氷を付着
して、大きな熱量を蓄える。
により、水113を冷却すると共に、冷却した水113
から氷を作る。つまり、蒸発器4Dは、周りに氷を付着
して、大きな熱量を蓄える。
【0022】熱交換槽2は、立方体状のタンクであり、
蓄熱槽3Aの放出部3A2に応じた開口を、1つの側壁
に持つ。この開口以外の部分は、断熱材または断熱性を
持つ部材で作られている。そして、この開口が放出部3
A2に位置するように、熱交換槽2は、蓄熱装置3の蓄
熱槽3Aに取り付けられている。また、熱交換槽2は、
配管系5を介して、養液槽1に接続されている。この熱
交換槽2は、配管系5から受け取った培養液112を一
時的に蓄え、蓄えた培養液112を、放出部3A2で冷
却する。熱交換槽2の天井部には、空気を通すための空
気孔2Aが開けられている。
蓄熱槽3Aの放出部3A2に応じた開口を、1つの側壁
に持つ。この開口以外の部分は、断熱材または断熱性を
持つ部材で作られている。そして、この開口が放出部3
A2に位置するように、熱交換槽2は、蓄熱装置3の蓄
熱槽3Aに取り付けられている。また、熱交換槽2は、
配管系5を介して、養液槽1に接続されている。この熱
交換槽2は、配管系5から受け取った培養液112を一
時的に蓄え、蓄えた培養液112を、放出部3A2で冷
却する。熱交換槽2の天井部には、空気を通すための空
気孔2Aが開けられている。
【0023】熱交換槽2は、培養液112の冷却の他
に、次のような働きをする。つまり、培養液112が熱
交換槽2を満たさないとき、空気が熱交換槽2に密閉状
態で入っている。密閉状態は、配管系5で行われる。熱
交換槽2内の空気により、放出部3A2を伝導する熱が
外部に逃げることを防ぐので、熱交換槽2が放出部3A
2に対する断熱材として作用する。熱交換槽2には、こ
のような働きがある。
に、次のような働きをする。つまり、培養液112が熱
交換槽2を満たさないとき、空気が熱交換槽2に密閉状
態で入っている。密閉状態は、配管系5で行われる。熱
交換槽2内の空気により、放出部3A2を伝導する熱が
外部に逃げることを防ぐので、熱交換槽2が放出部3A
2に対する断熱材として作用する。熱交換槽2には、こ
のような働きがある。
【0024】養液槽1は、断熱材または断熱性を持つ部
材で作られている、立方体状のタンクである。そして、
養液槽1は、栽培装置100に供給する培養液111を
蓄える。このために、養液槽1の天井部には、端部が底
部付近に位置する配管101と、端部が天井付近に位置
する配管102とが取り付けられている。また、養液槽
1の天井部には、空気を通すための空気孔1Aが開けら
れている。
材で作られている、立方体状のタンクである。そして、
養液槽1は、栽培装置100に供給する培養液111を
蓄える。このために、養液槽1の天井部には、端部が底
部付近に位置する配管101と、端部が天井付近に位置
する配管102とが取り付けられている。また、養液槽
1の天井部には、空気を通すための空気孔1Aが開けら
れている。
【0025】配管系5は、配管5A、5B、5C、ポン
プ5Dおよびバルブ5E、5F、5G、5Hを備える。
プ5Dおよびバルブ5E、5F、5G、5Hを備える。
【0026】配管5Aは、コ字状をしたパイプである。
配管5Aの一端が底部を貫通した状態で養液槽1に取り
付けられ、同じく、配管5Aの他端が熱交換槽2の底部
に取り付けられている。制御部6の制御で開閉するバル
ブ5F、5Gが、制御部6の制御で動作するポンプ5D
を挟むように、配管5Aに取り付けられている。
配管5Aの一端が底部を貫通した状態で養液槽1に取り
付けられ、同じく、配管5Aの他端が熱交換槽2の底部
に取り付けられている。制御部6の制御で開閉するバル
ブ5F、5Gが、制御部6の制御で動作するポンプ5D
を挟むように、配管5Aに取り付けられている。
【0027】バルブ5Fとポンプ5Dとの間には、L字
状の配管5Bが取り付けられている。配管5Bには、制
御部6の制御で開閉するバルブ5Eが取り付けられてい
る。同じく、ポンプ5Dとバルブ5Gとの間には、L字
状の配管5Cが取り付けられている。配管5Cには、制
御部6の制御で開閉するバルブ5Hが取り付けられてい
る。
状の配管5Bが取り付けられている。配管5Bには、制
御部6の制御で開閉するバルブ5Eが取り付けられてい
る。同じく、ポンプ5Dとバルブ5Gとの間には、L字
状の配管5Cが取り付けられている。配管5Cには、制
御部6の制御で開閉するバルブ5Hが取り付けられてい
る。
【0028】配管系5は、通常、バルブ5E、5F、5
H、5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。この状態
の場合、養液槽1の培養液111を熱交換槽2に流すと
き、配管系5は、次のようにする。つまり、配管系5
は、制御部6の制御で、バルブ5F、5Gを開き、ま
た、ポンプ5Dを動かす。これにより、養液槽1の培養
液111は、 バルブ5F→ポンプ5D→バルブ5G を経由して、熱交換槽2に流れる。また、熱交換槽2の
冷却された培養液112を養液槽1に流す場合、次のよ
うにする。つまり、配管系5は、制御部6の制御で、バ
ルブ5E、5Hを開き、また、ポンプ5Dを動かす。こ
れにより、熱交換槽2の培養液112は、 バルブ5H→ポンプ5D→バルブ5E を経由して、養液槽1に流れる。
H、5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。この状態
の場合、養液槽1の培養液111を熱交換槽2に流すと
き、配管系5は、次のようにする。つまり、配管系5
は、制御部6の制御で、バルブ5F、5Gを開き、ま
た、ポンプ5Dを動かす。これにより、養液槽1の培養
液111は、 バルブ5F→ポンプ5D→バルブ5G を経由して、熱交換槽2に流れる。また、熱交換槽2の
冷却された培養液112を養液槽1に流す場合、次のよ
うにする。つまり、配管系5は、制御部6の制御で、バ
ルブ5E、5Hを開き、また、ポンプ5Dを動かす。こ
れにより、熱交換槽2の培養液112は、 バルブ5H→ポンプ5D→バルブ5E を経由して、養液槽1に流れる。
【0029】制御部6は、次の制御をする。つまり、制
御部6は、通常、配管系5のバルブ5E、5F、5H、
5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。また、制御部
6は、蓄熱装置3のポンプ3Bを停止し、バルブ3Cを
閉じる。
御部6は、通常、配管系5のバルブ5E、5F、5H、
5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。また、制御部
6は、蓄熱装置3のポンプ3Bを停止し、バルブ3Cを
閉じる。
【0030】この状態のとき、制御部6は、水113の
蓄熱制御をする。この制御をする場合、制御部6は、現
在の時刻が深夜電力時間帯であるかどうかを調べる。現
在の時刻が深夜電力時間帯になると、制御部6は、冷凍
機4Aを駆動する。そして、所定時間が経過すると、冷
凍機4Aの駆動を停止する。これにより、制御部6は、
水113を冷却すると共に、蒸発器4Dの周りに氷を生
成する。
蓄熱制御をする。この制御をする場合、制御部6は、現
在の時刻が深夜電力時間帯であるかどうかを調べる。現
在の時刻が深夜電力時間帯になると、制御部6は、冷凍
機4Aを駆動する。そして、所定時間が経過すると、冷
凍機4Aの駆動を停止する。これにより、制御部6は、
水113を冷却すると共に、蒸発器4Dの周りに氷を生
成する。
【0031】こうして、制御部6は、蓄熱制御をする。
次に、養液槽1の培養液111を冷却する場合、制御部
6は、培養液111の移動制御、水113の循環制御お
よび培養液112の移動制御をする。
次に、養液槽1の培養液111を冷却する場合、制御部
6は、培養液111の移動制御、水113の循環制御お
よび培養液112の移動制御をする。
【0032】培養液111の移動制御をする場合、制御
部6は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5Dを
動かす。所定時間が経過すると、制御部6は、バルブ5
F、5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止する。こうして、培
養液111の移動制御により、制御部6は、培養液11
1を熱交換槽2に移し、未冷却状態の、一定量の培養液
112を熱交換槽2に移す。
部6は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5Dを
動かす。所定時間が経過すると、制御部6は、バルブ5
F、5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止する。こうして、培
養液111の移動制御により、制御部6は、培養液11
1を熱交換槽2に移し、未冷却状態の、一定量の培養液
112を熱交換槽2に移す。
【0033】制御部6は、培養液111の移動制御の
後、水113の循環制御をする。つまり、培養液111
の移動制御が終了すると、放出部3A2により、熱が培
養液112から奪われ、培養液112が冷却される。こ
の結果、水113の温度が上昇する。制御部6は、水1
13の温度上昇を防ぐために、ポンプ3Bを駆動すると
共に、バルブ3Cを開く。これにより、蓄熱槽3Aの下
部にある水113が、バルブ3Cとポンプ3Bとを経由
して、蓄熱槽3Aの上部に移動するので、蒸発器4Dの
周りに作られた氷が解けて、水113の温度を下げる。
後、水113の循環制御をする。つまり、培養液111
の移動制御が終了すると、放出部3A2により、熱が培
養液112から奪われ、培養液112が冷却される。こ
の結果、水113の温度が上昇する。制御部6は、水1
13の温度上昇を防ぐために、ポンプ3Bを駆動すると
共に、バルブ3Cを開く。これにより、蓄熱槽3Aの下
部にある水113が、バルブ3Cとポンプ3Bとを経由
して、蓄熱槽3Aの上部に移動するので、蒸発器4Dの
周りに作られた氷が解けて、水113の温度を下げる。
【0034】培養液112の冷却が終了すると、制御部
6は、ポンプ3Bの駆動を停止すると共に、バルブ3C
を閉じる。これにより、水113の循環が停止する。こ
の循環制御が終了すると、制御部6は、培養液112の
移動制御をする。つまり、制御部6は、バルブ5E、5
Hを開くと共に、ポンプ5Dを動かす。所定時間が経過
すると、バルブ5E、5Hを閉じると共に、ポンプ5D
を停止する。これにより、熱交換槽2の冷却された培養
液112が養液槽1に移される。
6は、ポンプ3Bの駆動を停止すると共に、バルブ3C
を閉じる。これにより、水113の循環が停止する。こ
の循環制御が終了すると、制御部6は、培養液112の
移動制御をする。つまり、制御部6は、バルブ5E、5
Hを開くと共に、ポンプ5Dを動かす。所定時間が経過
すると、バルブ5E、5Hを閉じると共に、ポンプ5D
を停止する。これにより、熱交換槽2の冷却された培養
液112が養液槽1に移される。
【0035】こうして、制御部6は、培養液111の移
動制御、水113の循環制御および培養液112の移動
制御をする。
動制御、水113の循環制御および培養液112の移動
制御をする。
【0036】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。
る。
【0037】時刻が深夜電力時間帯になると、制御部6
は、水113の蓄熱制御をする。このために、制御部6
は、冷凍機4Aを駆動する。所定時間が経過すると、制
御部6は、冷凍機4Aの駆動を停止する。これにより、
水113が蒸発器4Dで冷却され、さらに、氷が蒸発器
4Dの周りに生成される。
は、水113の蓄熱制御をする。このために、制御部6
は、冷凍機4Aを駆動する。所定時間が経過すると、制
御部6は、冷凍機4Aの駆動を停止する。これにより、
水113が蒸発器4Dで冷却され、さらに、氷が蒸発器
4Dの周りに生成される。
【0038】この後、栽培装置100に供給する培養液
111が15〜25[℃]の温度範囲を越えると、制御
部6は、培養液111の移動制御をする。このために、
制御部6は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5
Dを動かす。所定時間が経過すると、制御部6は、バル
ブ5F、5Gを閉じて、ポンプ5Dを停止する。これよ
り、一定量の培養液111が養液槽1から熱交換槽2に
流れ、熱交換槽2は、養液槽1からの培養液112を一
時的に蓄える。
111が15〜25[℃]の温度範囲を越えると、制御
部6は、培養液111の移動制御をする。このために、
制御部6は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5
Dを動かす。所定時間が経過すると、制御部6は、バル
ブ5F、5Gを閉じて、ポンプ5Dを停止する。これよ
り、一定量の培養液111が養液槽1から熱交換槽2に
流れ、熱交換槽2は、養液槽1からの培養液112を一
時的に蓄える。
【0039】培養液112が熱交換槽2に蓄えられる
と、放出部3A2により、熱が培養液112から奪わ
れ、培養液112が冷却される。この結果、水113の
温度が上昇する。制御部6は、水113の温度を下げる
ために、ポンプ3Bを駆動すると共に、バルブ3Cを開
く。これにより、蓄熱槽3Aの水113が、バルブ3C
とポンプ3Bとを経由して循環され、蓄熱槽3A内の水
113が攪拌される。これにより、蒸発器4Dに付着し
ている氷が解けて、水113の温度が低下する。
と、放出部3A2により、熱が培養液112から奪わ
れ、培養液112が冷却される。この結果、水113の
温度が上昇する。制御部6は、水113の温度を下げる
ために、ポンプ3Bを駆動すると共に、バルブ3Cを開
く。これにより、蓄熱槽3Aの水113が、バルブ3C
とポンプ3Bとを経由して循環され、蓄熱槽3A内の水
113が攪拌される。これにより、蒸発器4Dに付着し
ている氷が解けて、水113の温度が低下する。
【0040】この後、制御部6が培養液112の移動制
御をして、冷却した培養液112を養液槽1に移す。こ
のとき、熱交換槽2が空になり、空気が熱交換槽2に充
満する。さらに、配管系のバルブ5E、5F、5G、5
Hが閉じることにより、この空気が熱交換槽2内に密閉
される。この空気が放出部3A2の熱を外部に逃がすこ
とを防ぐので、熱交換槽2が放出部3A2を断熱し、蓄
熱槽3Aからの熱の移動を防ぐことができる。
御をして、冷却した培養液112を養液槽1に移す。こ
のとき、熱交換槽2が空になり、空気が熱交換槽2に充
満する。さらに、配管系のバルブ5E、5F、5G、5
Hが閉じることにより、この空気が熱交換槽2内に密閉
される。この空気が放出部3A2の熱を外部に逃がすこ
とを防ぐので、熱交換槽2が放出部3A2を断熱し、蓄
熱槽3Aからの熱の移動を防ぐことができる。
【0041】培養液112が養液槽1に移されると、培
養液111が培養液112と混ざり、培養液111の温
度が低下する。このような処理は、培養液111が15
〜25[℃]の温度範囲になるまで繰り返して行われ
る。
養液111が培養液112と混ざり、培養液111の温
度が低下する。このような処理は、培養液111が15
〜25[℃]の温度範囲になるまで繰り返して行われ
る。
【0042】このようにして、実施の形態1により、蓄
熱装置3は、深夜電力時間に冷却して生成した水113
と、この水113から生成した氷で熱を蓄える。培養液
111を一定の温度範囲に保つためには、これらの蓄え
た熱量で培養液111を冷却すればよいので、従来のよ
うにヒートポンプのような装置を不要にし、また、冷凍
機4Aを昼夜の別なく駆動することを防ぐことができ
る。
熱装置3は、深夜電力時間に冷却して生成した水113
と、この水113から生成した氷で熱を蓄える。培養液
111を一定の温度範囲に保つためには、これらの蓄え
た熱量で培養液111を冷却すればよいので、従来のよ
うにヒートポンプのような装置を不要にし、また、冷凍
機4Aを昼夜の別なく駆動することを防ぐことができ
る。
【0043】また、培養液112の熱交換が終了する
と、熱交換槽2は、断熱材として作用するので、放出部
3A2に対する断熱構造を不要にして、温度調節装置の
構造を簡単化することができる。
と、熱交換槽2は、断熱材として作用するので、放出部
3A2に対する断熱構造を不要にして、温度調節装置の
構造を簡単化することができる。
【0044】さらに、この実施の形態1により、深夜電
力を利用して、熱を蓄熱装置3に蓄えるので、温度調節
装置の維持費を低く押さえることができ、また、昼間の
電力使用量を押さえることができるので、夏期の昼間に
発生する、電力消費のピーク時間帯を外すことができ
る。
力を利用して、熱を蓄熱装置3に蓄えるので、温度調節
装置の維持費を低く押さえることができ、また、昼間の
電力使用量を押さえることができるので、夏期の昼間に
発生する、電力消費のピーク時間帯を外すことができ
る。
【0045】[発明の実施の形態2]この発明の実施の
形態2を図4に示す。実施の形態2では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、熱交換槽7と制御部8とだけ
が相違し、その他は同様である。以下の説明では、この
相違する点だけを説明し、重複する部分については、図
面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
形態2を図4に示す。実施の形態2では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、熱交換槽7と制御部8とだけ
が相違し、その他は同様である。以下の説明では、この
相違する点だけを説明し、重複する部分については、図
面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
【0046】熱交換槽7は、実施の形態1と同じよう
な、立方体状のタンクである。さらに、熱交換槽7は、
養液槽1に隣接する側壁の上部に、流出口7Aを備え
る。流出口7Aは、培養液112を養液槽1に流すため
のものである。つまり、実施の形態2では、冷却した培
養液112をオーバーフローで養液槽1に戻している。
なお、7Bは空気孔である。
な、立方体状のタンクである。さらに、熱交換槽7は、
養液槽1に隣接する側壁の上部に、流出口7Aを備え
る。流出口7Aは、培養液112を養液槽1に流すため
のものである。つまり、実施の形態2では、冷却した培
養液112をオーバーフローで養液槽1に戻している。
なお、7Bは空気孔である。
【0047】制御部8は、次の制御をする。つまり、制
御部8は、通常、配管系5のバルブ5E、5F、5H、
5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。また、制御部
8は、蓄熱装置3のポンプ3Bを停止し、バルブ3Cを
閉じる。この状態のとき、制御部8は、実施の形態1と
同じように、水113の蓄熱制御をする。
御部8は、通常、配管系5のバルブ5E、5F、5H、
5Gを閉じ、ポンプ5Dを停止している。また、制御部
8は、蓄熱装置3のポンプ3Bを停止し、バルブ3Cを
閉じる。この状態のとき、制御部8は、実施の形態1と
同じように、水113の蓄熱制御をする。
【0048】制御部8は、蓄熱制御の後、養液槽1の培
養液111を冷却する場合、培養液111の移動制御お
よび水113の循環制御をする。
養液111を冷却する場合、培養液111の移動制御お
よび水113の循環制御をする。
【0049】培養液111の移動制御をする場合、制御
部8は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5Dを
動かす。これにより、制御部8は、培養液111を熱交
換槽7に流し続ける。
部8は、バルブ5F、5Gを開くと共に、ポンプ5Dを
動かす。これにより、制御部8は、培養液111を熱交
換槽7に流し続ける。
【0050】制御部8は、培養液111の移動制御をし
ているとき、実施の形態1の制御部6と同じように、水
113の循環制御をする。
ているとき、実施の形態1の制御部6と同じように、水
113の循環制御をする。
【0051】制御部8は、培養液111の移動制御およ
び水113の循環制御により、養液槽1の培養液111
を熱交換槽7に流し、冷却された培養液112を流出口
7Aから養液槽1に戻す。制御部8は、これらの制御を
所定時間行って、培養液111を15〜25[℃]の温
度範囲にする。
び水113の循環制御により、養液槽1の培養液111
を熱交換槽7に流し、冷却された培養液112を流出口
7Aから養液槽1に戻す。制御部8は、これらの制御を
所定時間行って、培養液111を15〜25[℃]の温
度範囲にする。
【0052】この実施の形態2により、制御部8は、養
液槽1から熱交換槽7へ培養液111を流し続ける制御
をするので、制御の簡単化を可能にする。
液槽1から熱交換槽7へ培養液111を流し続ける制御
をするので、制御の簡単化を可能にする。
【0053】[発明の実施の形態3]この発明の実施の
形態3を図5に示す。実施の形態3では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、養液槽9と熱交換槽10とだ
けが相違し、その他は同様である。以下の説明では、こ
の相違する点だけを説明し、重複する部分については、
図面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
形態3を図5に示す。実施の形態3では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、養液槽9と熱交換槽10とだ
けが相違し、その他は同様である。以下の説明では、こ
の相違する点だけを説明し、重複する部分については、
図面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
【0054】実施の形態3では、養液槽9が熱交換槽1
0から分離されている。養液槽9および熱交換槽10
は、実施の形態1と同じように、断熱材または断熱性を
持つ部材で作られている。
0から分離されている。養液槽9および熱交換槽10
は、実施の形態1と同じように、断熱材または断熱性を
持つ部材で作られている。
【0055】この実施の形態3により、養液槽9を熱交
換槽10から分離したので、装置の取り付けの自由度を
向上させることができる。
換槽10から分離したので、装置の取り付けの自由度を
向上させることができる。
【0056】[発明の実施の形態4]この発明の実施の
形態4を図6に示す。実施の形態4では、先に説明した
発明の実施の形態3とは、蓄熱装置11だけが相違し、
その他は同様である。以下の説明では、この相違する点
だけを説明し、重複する部分については、図面に同一の
参照番号を付けて説明を省略する。
形態4を図6に示す。実施の形態4では、先に説明した
発明の実施の形態3とは、蓄熱装置11だけが相違し、
その他は同様である。以下の説明では、この相違する点
だけを説明し、重複する部分については、図面に同一の
参照番号を付けて説明を省略する。
【0057】実施の形態4の蓄熱装置11は、蓄熱槽1
1A、ポンプ11B、バルブ11Cおよび配管11Dを
備える。この中で、ポンプ11B、バルブ11Cおよび
配管11Dは、実施の形態1のポンプ3B、バルブ3C
および配管3Dとそれぞれ同じであるので、説明を省略
する。
1A、ポンプ11B、バルブ11Cおよび配管11Dを
備える。この中で、ポンプ11B、バルブ11Cおよび
配管11Dは、実施の形態1のポンプ3B、バルブ3C
および配管3Dとそれぞれ同じであるので、説明を省略
する。
【0058】蓄熱槽11Aは、蓄熱材として水113を
内部に蓄えている、立方体状のタンクである。蓄熱槽1
1Aは、断熱部11A1と放出部11A2とで構成され
ている。断熱部11A1は、実施の形態1の断熱部3A
1と同じであるので、説明を省略する。放出部11A2
は、水113が持つ熱を熱交換槽10に伝える。このた
めに、放出部11A2は、熱伝導性の良好な材質で作ら
れている。つまり、実施の形態4の放出部11A2は、
実施の形態1の、多数のフィン3A3を持たない構造で
ある。
内部に蓄えている、立方体状のタンクである。蓄熱槽1
1Aは、断熱部11A1と放出部11A2とで構成され
ている。断熱部11A1は、実施の形態1の断熱部3A
1と同じであるので、説明を省略する。放出部11A2
は、水113が持つ熱を熱交換槽10に伝える。このた
めに、放出部11A2は、熱伝導性の良好な材質で作ら
れている。つまり、実施の形態4の放出部11A2は、
実施の形態1の、多数のフィン3A3を持たない構造で
ある。
【0059】この実施の形態4により、放出部11A2
の構造を簡単にして、コストを下げることができる。
の構造を簡単にして、コストを下げることができる。
【0060】[発明の実施の形態5]この発明の実施の
形態5を図7、8に示す。実施の形態5では、先に説明
した発明の実施の形態4とは、熱交換槽12と蓄熱装置
13とだけが相違し、その他は同様である。以下の説明
では、この相違する点だけを説明し、重複する部分につ
いては、図面に同一の参照番号を付けて説明を省略す
る。
形態5を図7、8に示す。実施の形態5では、先に説明
した発明の実施の形態4とは、熱交換槽12と蓄熱装置
13とだけが相違し、その他は同様である。以下の説明
では、この相違する点だけを説明し、重複する部分につ
いては、図面に同一の参照番号を付けて説明を省略す
る。
【0061】蓄熱装置13は、蓄熱槽13A、ポンプ1
3B、バルブ13Cおよび配管13Dを備える。ポンプ
13B、バルブ13Cおよび配管13Dは、実施の形態
4のポンプ11B、バルブ11Cおよび配管11Dとそ
れぞれ同じであるので、説明を省略する。
3B、バルブ13Cおよび配管13Dを備える。ポンプ
13B、バルブ13Cおよび配管13Dは、実施の形態
4のポンプ11B、バルブ11Cおよび配管11Dとそ
れぞれ同じであるので、説明を省略する。
【0062】蓄熱槽13Aは、蓄熱材として水113を
内部に蓄えている、立方体状のタンクである。蓄熱槽1
3Aは、断熱部13A1と放出部13A2とで構成され
ている。蓄熱槽13Aの4面の側壁が放出部13A2で
あり、断熱部13A1が4つの放出部13A2を支える
構造である。断熱部13A1は、内部の水を断熱するた
めに、断熱材または断熱性を持つ部材で作られている。
放出部13A2は、熱伝導性の良好な材質で作られてい
る。蓄熱槽13Aは、水113が持つ熱を、4つの放出
部13A2から熱交換槽12に伝えるものである。
内部に蓄えている、立方体状のタンクである。蓄熱槽1
3Aは、断熱部13A1と放出部13A2とで構成され
ている。蓄熱槽13Aの4面の側壁が放出部13A2で
あり、断熱部13A1が4つの放出部13A2を支える
構造である。断熱部13A1は、内部の水を断熱するた
めに、断熱材または断熱性を持つ部材で作られている。
放出部13A2は、熱伝導性の良好な材質で作られてい
る。蓄熱槽13Aは、水113が持つ熱を、4つの放出
部13A2から熱交換槽12に伝えるものである。
【0063】熱交換槽12は、配管系5を介して、養液
槽9に接続されている。この熱交換槽12は、配管系5
から受け取った培養液111を一時的に蓄え、蓄えた培
養液112を、4つの放出部13A2で冷却する。な
お、12Aが空気口である。
槽9に接続されている。この熱交換槽12は、配管系5
から受け取った培養液111を一時的に蓄え、蓄えた培
養液112を、4つの放出部13A2で冷却する。な
お、12Aが空気口である。
【0064】この実施の形態5により、養液槽9からの
培養液112を短時間に冷却することができる。
培養液112を短時間に冷却することができる。
【0065】また、培養液112の冷却が終了すると、
熱交換槽12は、4つの放出部13A2を断熱するの
で、4つの放出部13A2に対する断熱構造を不要にす
ることができる。
熱交換槽12は、4つの放出部13A2を断熱するの
で、4つの放出部13A2に対する断熱構造を不要にす
ることができる。
【0066】[発明の実施の形態6]この発明の実施の
形態6を図9に示す。実施の形態6では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、熱交換槽3の放出部3A4だ
けが相違し、その他は同様である。以下の説明では、こ
の相違する点だけを説明し、重複する部分については、
図面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
形態6を図9に示す。実施の形態6では、先に説明した
発明の実施の形態1とは、熱交換槽3の放出部3A4だ
けが相違し、その他は同様である。以下の説明では、こ
の相違する点だけを説明し、重複する部分については、
図面に同一の参照番号を付けて説明を省略する。
【0067】放出部3A4は、水113が持つ熱を熱交
換槽2に伝える。このために、放出部3A4は、熱伝導
性の良好な材質で作られている。さらに、放出部3A4
には、多数の凹凸が設けられている。
換槽2に伝える。このために、放出部3A4は、熱伝導
性の良好な材質で作られている。さらに、放出部3A4
には、多数の凹凸が設けられている。
【0068】この実施の形態6により、放出部3A4の
水113に対する接触面積が、多数の凹凸で大きくなる
ので、熱交換槽2の培養液112を急速に冷却すること
ができる。
水113に対する接触面積が、多数の凹凸で大きくなる
ので、熱交換槽2の培養液112を急速に冷却すること
ができる。
【0069】[発明の実施の形態7]この発明の実施の
形態7を図10に示す。実施の形態7では、先に説明し
た発明の実施の形態1とは、蓄熱材114だけが相違
し、その他は同様である。以下の説明では、この相違す
る点だけを説明し、重複する部分については、図面に同
一の参照番号を付けて説明を省略する。
形態7を図10に示す。実施の形態7では、先に説明し
た発明の実施の形態1とは、蓄熱材114だけが相違
し、その他は同様である。以下の説明では、この相違す
る点だけを説明し、重複する部分については、図面に同
一の参照番号を付けて説明を省略する。
【0070】蓄熱材114は、実施の形態1の水113
の代わりであり、液体金属や比熱の大きな固体である。
このような蓄熱材114を用いることにより、蓄熱装置
3は、水113に比べて、多くの熱量を蓄えることがで
きる。
の代わりであり、液体金属や比熱の大きな固体である。
このような蓄熱材114を用いることにより、蓄熱装置
3は、水113に比べて、多くの熱量を蓄えることがで
きる。
【0071】以上、実施の形態1〜7について説明し
た。実施の形態1〜7では、培養液111を冷却する場
合であったが、1年を通じて培養液111の温度制御を
するために、次のようにしてもよい。つまり、蓄熱槽3
A、11A、13Aの中に電気ヒータを併せて設け、冬
期には、この電気ヒータによる熱を蓄熱し、培養液11
1を15〜25[℃]の温度範囲に保つようにしてもよ
い。
た。実施の形態1〜7では、培養液111を冷却する場
合であったが、1年を通じて培養液111の温度制御を
するために、次のようにしてもよい。つまり、蓄熱槽3
A、11A、13Aの中に電気ヒータを併せて設け、冬
期には、この電気ヒータによる熱を蓄熱し、培養液11
1を15〜25[℃]の温度範囲に保つようにしてもよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
は、培養液を冷却する場合、蓄熱材に蓄えた熱量を用い
て、培養液を冷却するので、従来技術に必要とするヒー
トポンプのような、培養液を常時冷却するための装置を
不要にして、装置の維持管理費を低く押さえることがで
きる。
は、培養液を冷却する場合、蓄熱材に蓄えた熱量を用い
て、培養液を冷却するので、従来技術に必要とするヒー
トポンプのような、培養液を常時冷却するための装置を
不要にして、装置の維持管理費を低く押さえることがで
きる。
【0073】請求項2の発明により、蓄熱材として水を
用いるので、装置のコストを低くすることができる。
用いるので、装置のコストを低くすることができる。
【0074】請求項3の発明により、冷却した水をさら
に凍らせて熱量を蓄えるので、冷却装置による蓄熱の効
率を上げることができる。
に凍らせて熱量を蓄えるので、冷却装置による蓄熱の効
率を上げることができる。
【0075】請求項4の発明により、深夜電力を用い
て、蓄熱装置を動かすので、装置の維持費を低くするこ
とができる。
て、蓄熱装置を動かすので、装置の維持費を低くするこ
とができる。
【図1】実施の形態1を示す構成図である。
【図2】図1のI−I断面図である。
【図3】実施の形態1を栽培装置に適用した場合を示す
図である。
図である。
【図4】実施の形態2を示す構成図である。
【図5】実施の形態3を示す構成図である。
【図6】実施の形態4を示す構成図である。
【図7】実施の形態5を示す構成図である。
【図8】図7のII−II断面図である。
【図9】実施の形態6を示す構成図である。
【図10】実施の形態7を示す構成図である。
【図11】従来の温度調節装置を示す構成図である。
1 養液槽 2 熱交換槽 3 蓄熱装置 4 冷却装置 5 配管系 6 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 英樹 香川県高松市屋島西町2109番地8 株式会 社四国総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 熱を蓄えるための蓄熱材と、蓄熱材の熱
を放出するための放出部とを備える蓄熱装置と、 蓄熱装置の蓄熱材から電力で熱を奪う冷却装置と、 栽培用の培養液を蓄える養液槽と、 放出部を覆うように蓄熱装置に設けられ、養液槽から培
養液を受け取り、この培養液を放出部で冷却し、冷却し
た培養液を養液槽に戻すと共に密閉状態にされる熱交換
槽とを備える培養液の温度調節装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の培養液の温度調節装置に
おいて、 蓄熱装置の蓄熱材として水を用いることを特徴とする培
養液の温度調節装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の培養液の温度調節装置に
おいて、 蓄熱装置は、冷却した水をさらに冷却して氷を作ること
を特徴とする培養液の温度調節装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3記載の培養液の温
度調節装置において、 蓄熱装置は、深夜電力を利用して、蓄熱材を冷却するこ
とを特徴とする培養液の温度調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120676A JPH10309140A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 培養液の温度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120676A JPH10309140A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 培養液の温度調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309140A true JPH10309140A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14792191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9120676A Pending JPH10309140A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 培養液の温度調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309140A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013138649A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 浄化装置 |
| JP2018153136A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | ナガセテクノエンジニアリング株式会社 | 養液栽培システム |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9120676A patent/JPH10309140A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013138649A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 浄化装置 |
| JP2018153136A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | ナガセテクノエンジニアリング株式会社 | 養液栽培システム |
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