JPH10309199A - 検体の自動塗布方法と装置 - Google Patents
検体の自動塗布方法と装置Info
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- JPH10309199A JPH10309199A JP12268797A JP12268797A JPH10309199A JP H10309199 A JPH10309199 A JP H10309199A JP 12268797 A JP12268797 A JP 12268797A JP 12268797 A JP12268797 A JP 12268797A JP H10309199 A JPH10309199 A JP H10309199A
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Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の機械化された検体の培地への塗布方法
に比べ、より安価に、且つ確実に、さらには、如何なる
塗布パターンや各種検体にも対応できるようにする。 【解決手段】 検体をループ状に成形したナイロン、フ
ッ素樹脂等の合成樹脂繊維糸、軟銅線等の金属細線など
の弾性細線で、培養容器内の寒天等の培地に接触させ、
任意の塗布軌跡を得るよう培養容器を移動させて検体を
塗布する方法である。これによって、検体の塗布が加工
容易な弾性細線をループ状にしたものを連続的に塗布供
給するのでコンタミネーションがなく、塗布が定量、定
形的となり、常に均一性を保つことができ、装置自体の
製造価格も、操業費用も少なくて済む。使い捨ての白金
耳や綿棒などに比べて、樹脂細線は低価格であり、ラン
ニングコストを低減でき、さらには、分離用塗布および
薬剤感受性塗布の両方の塗布へ対応が可能である。
に比べ、より安価に、且つ確実に、さらには、如何なる
塗布パターンや各種検体にも対応できるようにする。 【解決手段】 検体をループ状に成形したナイロン、フ
ッ素樹脂等の合成樹脂繊維糸、軟銅線等の金属細線など
の弾性細線で、培養容器内の寒天等の培地に接触させ、
任意の塗布軌跡を得るよう培養容器を移動させて検体を
塗布する方法である。これによって、検体の塗布が加工
容易な弾性細線をループ状にしたものを連続的に塗布供
給するのでコンタミネーションがなく、塗布が定量、定
形的となり、常に均一性を保つことができ、装置自体の
製造価格も、操業費用も少なくて済む。使い捨ての白金
耳や綿棒などに比べて、樹脂細線は低価格であり、ラン
ニングコストを低減でき、さらには、分離用塗布および
薬剤感受性塗布の両方の塗布へ対応が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、尿、便、喀痰、分
泌物、血液などの固形物又は液状物の検体をシャーレ等
の培養容器内に収容された寒天のような培地への自動塗
布方法とそのための装置に関する。
泌物、血液などの固形物又は液状物の検体をシャーレ等
の培養容器内に収容された寒天のような培地への自動塗
布方法とそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手作業で行われていた検体の培地
への塗布作業を、コンタミネーションを生じることなく
定量塗布を可能とする機械化、自動化の試みが、特開昭
63−160576号公報、特開平2−72898号公
報、特開平3−175996号公報、特公平4−665
52号公報、特開平6−296481号公報などに多く
提案されている。
への塗布作業を、コンタミネーションを生じることなく
定量塗布を可能とする機械化、自動化の試みが、特開昭
63−160576号公報、特開平2−72898号公
報、特開平3−175996号公報、特公平4−665
52号公報、特開平6−296481号公報などに多く
提案されている。
【0003】検体の培地への塗布作業は、菌分離の目的
のため、検体を塗り延ばして塗布する菌分離用塗布と、
薬剤感受性試験のため、同一菌種の菌液を培地全体に塗
り広げ、培地全面に菌を育成させる感受性用塗布の2通
りがある。
のため、検体を塗り延ばして塗布する菌分離用塗布と、
薬剤感受性試験のため、同一菌種の菌液を培地全体に塗
り広げ、培地全面に菌を育成させる感受性用塗布の2通
りがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
自動塗布装置は分離用塗布の装置であり、培養容器内の
培地上に回転運動を主体とする塗布パターンで塗布する
ものであり、また、塗布に際しての培地表面の状態に適
した強さで接触させるために、複雑な機構を必要とし、
さらには、固形物及び液状物に大別される各種検体の自
動塗布を同一の装置で行うことができず、ユーザーが通
常行っている塗布パターンが実現できない等の欠点があ
り、ユーザーの要求を充分に満たすことができていない
ものであった。
自動塗布装置は分離用塗布の装置であり、培養容器内の
培地上に回転運動を主体とする塗布パターンで塗布する
ものであり、また、塗布に際しての培地表面の状態に適
した強さで接触させるために、複雑な機構を必要とし、
さらには、固形物及び液状物に大別される各種検体の自
動塗布を同一の装置で行うことができず、ユーザーが通
常行っている塗布パターンが実現できない等の欠点があ
り、ユーザーの要求を充分に満たすことができていない
ものであった。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、より安
価に、且つ確実に、さらには、如何なる検体塗布パター
ンや各種検体にも対応し、しかも各種検体を定量的に塗
布できる機械化された検体の培地への塗布方法と装置を
提供することにある。
価に、且つ確実に、さらには、如何なる検体塗布パター
ンや各種検体にも対応し、しかも各種検体を定量的に塗
布できる機械化された検体の培地への塗布方法と装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、細線をループ
状に成形し、そのループ状先端を培養容器内の寒天等の
培地に接触移動させて所要の塗布軌跡を得るようにした
ことによって、定量の検体塗布と培地の凹凸への追従を
可能としたものである。このループ状に成形した弾力の
ある細線を使用し、必要に応じてその接触角を調整し、
さらには、培養容器をその回転も含めて平面内での移動
を可能にすることによってユーザーの望むパターンで自
動的に塗布することができる。
状に成形し、そのループ状先端を培養容器内の寒天等の
培地に接触移動させて所要の塗布軌跡を得るようにした
ことによって、定量の検体塗布と培地の凹凸への追従を
可能としたものである。このループ状に成形した弾力の
ある細線を使用し、必要に応じてその接触角を調整し、
さらには、培養容器をその回転も含めて平面内での移動
を可能にすることによってユーザーの望むパターンで自
動的に塗布することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】細線としては、ナイロン、フッ素
樹脂等の合成樹脂繊維糸、硬質ゴムや鋼線、軟銅線、ニ
クロム線等の金属細線等の弾性を有し、成形性の良い細
線を使用する。その直径は検体の塗布の関係から、約1
mm径のものを使用する。0.5mm以下では線材が培
地に食い込み、2.5mm以上では接触面積が大きすぎ
塗布困難となる。また、ループ状とは、U型、O型を含
むものである。さらに、ループの長径は培地との追従
性、検体の付着性から5mm〜30mm未満が良好であ
る。
樹脂等の合成樹脂繊維糸、硬質ゴムや鋼線、軟銅線、ニ
クロム線等の金属細線等の弾性を有し、成形性の良い細
線を使用する。その直径は検体の塗布の関係から、約1
mm径のものを使用する。0.5mm以下では線材が培
地に食い込み、2.5mm以上では接触面積が大きすぎ
塗布困難となる。また、ループ状とは、U型、O型を含
むものである。さらに、ループの長径は培地との追従
性、検体の付着性から5mm〜30mm未満が良好であ
る。
【0008】以下の実施例によって、その実施の形態を
示すが、本発明はこの実施例に示す態様に限られるもの
ではないことは勿論である。
示すが、本発明はこの実施例に示す態様に限られるもの
ではないことは勿論である。
【0009】
【実施例】図1は本発明を実施するための装置の全体構
造を上方から見た図を示し、図2は図1をII−II線
から見た正面図であり、図3は同じくIII−III線
から見た図であるが、図2と図3においては、図1に示
す後述の移載装置などは省略している。
造を上方から見た図を示し、図2は図1をII−II線
から見た正面図であり、図3は同じくIII−III線
から見た図であるが、図2と図3においては、図1に示
す後述の移載装置などは省略している。
【0010】図1において、寒天のような培地を収容し
た培養容器1(以下、シャーレと称す)は、供給ストッ
カーAから塗布ステージBに供給され、そこで検体スト
ッカーCから検体を受けた検体塗布装置によってシャー
レ内の培地に検体を塗布したのち、シャーレは収納スト
ッカーDに収納される構造になっている。個々の装置は
図示しない自動制御装置によって、連係して作動するよ
うプログラム化している。
た培養容器1(以下、シャーレと称す)は、供給ストッ
カーAから塗布ステージBに供給され、そこで検体スト
ッカーCから検体を受けた検体塗布装置によってシャー
レ内の培地に検体を塗布したのち、シャーレは収納スト
ッカーDに収納される構造になっている。個々の装置は
図示しない自動制御装置によって、連係して作動するよ
うプログラム化している。
【0011】供給ストッカーAは、図2に示すように、
下皿とこれを覆う上蓋からなるシャーレ1を複数個積み
重ねたシャーレ群を回転テーブル2上に環状に配置し、
エレベーター装置3によって順次押し上げてシャーレ1
を所定位置に上昇させる。所定位置に上昇したシャーレ
1は、その先端に把持機構4を有する反転移載機構50
によって、シャーレ1を反転し、培地を形成した下皿を
下方側として待機位置Eまで移送する。待機位置Eのシ
ャーレ1を第2の移載機構51にて塗布ステージBへ移
載する。
下皿とこれを覆う上蓋からなるシャーレ1を複数個積み
重ねたシャーレ群を回転テーブル2上に環状に配置し、
エレベーター装置3によって順次押し上げてシャーレ1
を所定位置に上昇させる。所定位置に上昇したシャーレ
1は、その先端に把持機構4を有する反転移載機構50
によって、シャーレ1を反転し、培地を形成した下皿を
下方側として待機位置Eまで移送する。待機位置Eのシ
ャーレ1を第2の移載機構51にて塗布ステージBへ移
載する。
【0012】この塗布ステージBにおいて、真空吸着装
置を備えた蓋開閉装置54によってシャーレ1の上蓋を
下皿から分離し、塗布ステージB外へ移送する。下皿の
培地への塗布後、再度上蓋を被せる。
置を備えた蓋開閉装置54によってシャーレ1の上蓋を
下皿から分離し、塗布ステージB外へ移送する。下皿の
培地への塗布後、再度上蓋を被せる。
【0013】ついで、第3の移載機構52にて塗布ステ
ージBのシャーレ1を第2の待機位置Fへ移載する。前
記第1の移載機構50と同一の第4の移載機構53によ
って、途中の印字部Gにてシャーレ1に印字を行い、そ
の後、シャーレ1を反転して収納ストッカーDへ移載す
る。
ージBのシャーレ1を第2の待機位置Fへ移載する。前
記第1の移載機構50と同一の第4の移載機構53によ
って、途中の印字部Gにてシャーレ1に印字を行い、そ
の後、シャーレ1を反転して収納ストッカーDへ移載す
る。
【0014】6は検体移送機構であって、検体ストッカ
ーCに収納された固形物の検体を採取した栓と一体構造
の検体採取具を収容した容器を把持機構7によって栓開
閉位置Hまで搬送し、容器を開栓し、把持機構7に把持
した栓、即ち検体採取具を塗布ステージBの待機位置ま
で移送する。
ーCに収納された固形物の検体を採取した栓と一体構造
の検体採取具を収容した容器を把持機構7によって栓開
閉位置Hまで搬送し、容器を開栓し、把持機構7に把持
した栓、即ち検体採取具を塗布ステージBの待機位置ま
で移送する。
【0015】図4は塗布ステージBにおける構造の詳細
を示す図であり、図5はその側面を示す。同図に示すよ
うに、塗布ステージBはシャーレ1の移動運動機構と塗
布具としてのループ状細線加工機構と塗布機構とからな
る。
を示す図であり、図5はその側面を示す。同図に示すよ
うに、塗布ステージBはシャーレ1の移動運動機構と塗
布具としてのループ状細線加工機構と塗布機構とからな
る。
【0016】シャーレ1の移動運動機構は、回動用モー
タ8にベルト掛けされた水平回転自在な載置台9と、こ
の載置台9をX−Y軸位置決めテーブル10のY軸テー
ブル101とこれに接合したX軸テーブル102により
水平面移動できるようなっている。さらにこの載置台9
は、塗布位置と受入れ、払い出し位置との間を移送でき
ようになっている。11はX軸テーブル102の駆動用
モーター、12はY軸テーブル101の駆動用モーター
である。これらの機構の駆動形態を組み合せることによ
って、載置台9上のシャーレ1に任意の回転および水平
移動を組合せて、シャーレ1内の培地に任意の塗布パタ
ーンを形成するための運動を与えることができる。
タ8にベルト掛けされた水平回転自在な載置台9と、こ
の載置台9をX−Y軸位置決めテーブル10のY軸テー
ブル101とこれに接合したX軸テーブル102により
水平面移動できるようなっている。さらにこの載置台9
は、塗布位置と受入れ、払い出し位置との間を移送でき
ようになっている。11はX軸テーブル102の駆動用
モーター、12はY軸テーブル101の駆動用モーター
である。これらの機構の駆動形態を組み合せることによ
って、載置台9上のシャーレ1に任意の回転および水平
移動を組合せて、シャーレ1内の培地に任意の塗布パタ
ーンを形成するための運動を与えることができる。
【0017】また、シャーレ1側を動かす機構にしたの
は、分離用の塗布は塗布を高速で行う必要があり、装置
への負荷を軽減し、且つ高速駆動を行っても、位置制御
を容易とするためである。さらに、必要であれば、把持
変位機構20の駆動を組み合せることもできる。
は、分離用の塗布は塗布を高速で行う必要があり、装置
への負荷を軽減し、且つ高速駆動を行っても、位置制御
を容易とするためである。さらに、必要であれば、把持
変位機構20の駆動を組み合せることもできる。
【0018】ループ状細線加工機構には、細線Lの供給
機構として、細線リール13と、細線繰り出しのための
ロール14と細線Lを垂直に誘導する誘導管15と加熱
管16と該誘導管15の下方端部に固着したガイド17
が設けられている。60はロール14の駆動用モータ
ー、61はガイド17の昇降装置である。
機構として、細線リール13と、細線繰り出しのための
ロール14と細線Lを垂直に誘導する誘導管15と加熱
管16と該誘導管15の下方端部に固着したガイド17
が設けられている。60はロール14の駆動用モータ
ー、61はガイド17の昇降装置である。
【0019】加熱管16は細線Lを滅菌するために10
0〜120℃に誘導管15を介して加熱するためのもの
である。18は細線Lを切断する切断機構であって、細
線Lは加工機構19とこれに連係する把持変位機構20
に把持されてループ状に加工された後、細線Lを切断す
る。さらに、ループ状の細線Lは把持変位機構20によ
って培地まで変位させる。
0〜120℃に誘導管15を介して加熱するためのもの
である。18は細線Lを切断する切断機構であって、細
線Lは加工機構19とこれに連係する把持変位機構20
に把持されてループ状に加工された後、細線Lを切断す
る。さらに、ループ状の細線Lは把持変位機構20によ
って培地まで変位させる。
【0020】繰り出された細線Lを切断する切断機構1
8には、図5の側面図に見られるように水平な基体62
上に水平配置した駆動装置63の先端部に設けた案内摺
動体の摺動体22に固着した台座21上に、駆動装置6
4の前進端側に支持枠65を設け、これにカッター支軸
66を垂直方向に軸支し、その後進端側に漸次狭幅とな
るカッター開閉部材67の駆動装置64を設けている。
カッターの開閉部材67を前進させると、カッター柄部
68の後端がカッター開閉部材67に摺接しながらカッ
ター刃部69を閉じる。カッター刃部69を開くために
カッター柄部68間にスプリング(図示せず。)を装着
している。
8には、図5の側面図に見られるように水平な基体62
上に水平配置した駆動装置63の先端部に設けた案内摺
動体の摺動体22に固着した台座21上に、駆動装置6
4の前進端側に支持枠65を設け、これにカッター支軸
66を垂直方向に軸支し、その後進端側に漸次狭幅とな
るカッター開閉部材67の駆動装置64を設けている。
カッターの開閉部材67を前進させると、カッター柄部
68の後端がカッター開閉部材67に摺接しながらカッ
ター刃部69を閉じる。カッター刃部69を開くために
カッター柄部68間にスプリング(図示せず。)を装着
している。
【0021】なお、前記支持枠65には加熱装置を組み
込むことでカッター刃部69の滅菌を行うようにする。
込むことでカッター刃部69の滅菌を行うようにする。
【0022】細線加工機構19は、図4に見られるよう
に、水平設置した昇降自在な台座70上に設けたX−Y
軸位置決めテーブル23のX軸テーブル71の前端部に
成形ヘッド24を有する。この成形へッド24の形状を
変えることにより、塗布時の細線の形状を変更できる。
本実施例では図5、図6に見られるように直径方向の開
放溝形としているが、回動用モータ72の軸に適当間隔
の平行な軸を斜め下方に設け、夫々の軸間に細線Lを通
すことで成形することもできる。
に、水平設置した昇降自在な台座70上に設けたX−Y
軸位置決めテーブル23のX軸テーブル71の前端部に
成形ヘッド24を有する。この成形へッド24の形状を
変えることにより、塗布時の細線の形状を変更できる。
本実施例では図5、図6に見られるように直径方向の開
放溝形としているが、回動用モータ72の軸に適当間隔
の平行な軸を斜め下方に設け、夫々の軸間に細線Lを通
すことで成形することもできる。
【0023】そして、この細線加工機構19には、回動
用モータ72の出力軸の突出口部を形成し台座70に垂
直配置された固定板25と、揺動自在に軸支された挾持
用シリンダ26によって、前記固定板25の後方から当
接、離間する可動板27とからなる挾持手段が設けられ
ている。
用モータ72の出力軸の突出口部を形成し台座70に垂
直配置された固定板25と、揺動自在に軸支された挾持
用シリンダ26によって、前記固定板25の後方から当
接、離間する可動板27とからなる挾持手段が設けられ
ている。
【0024】この成形された細線Lの把持変位機構20
は、昇降自在な台座28上に前記細線加工機構19に対
して直交方向に進退可能に水平設置した一軸位置決めテ
ーブル80に設けたチャック装置29が直交方向に変位
可能に設けられている。この把持変位機構20と細線加
工機構19との配置において、O型のループ状細線を得
ることができる。
は、昇降自在な台座28上に前記細線加工機構19に対
して直交方向に進退可能に水平設置した一軸位置決めテ
ーブル80に設けたチャック装置29が直交方向に変位
可能に設けられている。この把持変位機構20と細線加
工機構19との配置において、O型のループ状細線を得
ることができる。
【0025】U型のループ状細線を得る時は、細線加工
機構19のX軸テーブル71の進退方向の対して並行方
向に進退可能に水平設置した一軸位置決めテーブル80
に設けたチャック装置29が直交方向に変位可能に設け
るか、把持変位機構20の台座28を水平回転可能とす
ることで、U型、O型いずれのループ状細線を得ること
もできる。
機構19のX軸テーブル71の進退方向の対して並行方
向に進退可能に水平設置した一軸位置決めテーブル80
に設けたチャック装置29が直交方向に変位可能に設け
るか、把持変位機構20の台座28を水平回転可能とす
ることで、U型、O型いずれのループ状細線を得ること
もできる。
【0026】図6は細線加工機構19による細線Lの加
工状態を示す図である。同図(a)に示すように、リー
ル13からロール14によって上方から繰り出され、加
工位置の成形ヘッド24の直上に下降位置している誘導
管16を経て成形ヘッド部24を通過した後、一旦繰り
出しを停止する。次いで同図(b)に示すように、成形
ヘッド部24を所要長さ通過した細線Lの長さの略半部
程度まで下降させながら若干水平方向へ移動させる。そ
の後、同図(c)に示すように、成形ヘッド部24を1
80°回転させて細線LをU字状とする。次いで、狭持
用シリンダ26を駆動して可動板27と固定板25とに
より、U字状となった細線Lを狭持する。この状態から
同図(d)に示すように、ガイド17を上昇させたの
ち、同図(e)に示すように、細線Lの先端部とこれに
隣接する細線Lのループ面と直交する面からチャック装
置29の把持部で把持し、細線をループ状とした後、前
記狭持用シリンダ26を逆駆動して狭持状態を解除し、
成形ヘッド24を待機位置へ後退させ、ついで細線Lが
掴まれたままの状態でチャック装置29の把持部上方で
細線は切断機構18によって切断される。
工状態を示す図である。同図(a)に示すように、リー
ル13からロール14によって上方から繰り出され、加
工位置の成形ヘッド24の直上に下降位置している誘導
管16を経て成形ヘッド部24を通過した後、一旦繰り
出しを停止する。次いで同図(b)に示すように、成形
ヘッド部24を所要長さ通過した細線Lの長さの略半部
程度まで下降させながら若干水平方向へ移動させる。そ
の後、同図(c)に示すように、成形ヘッド部24を1
80°回転させて細線LをU字状とする。次いで、狭持
用シリンダ26を駆動して可動板27と固定板25とに
より、U字状となった細線Lを狭持する。この状態から
同図(d)に示すように、ガイド17を上昇させたの
ち、同図(e)に示すように、細線Lの先端部とこれに
隣接する細線Lのループ面と直交する面からチャック装
置29の把持部で把持し、細線をループ状とした後、前
記狭持用シリンダ26を逆駆動して狭持状態を解除し、
成形ヘッド24を待機位置へ後退させ、ついで細線Lが
掴まれたままの状態でチャック装置29の把持部上方で
細線は切断機構18によって切断される。
【0027】なお、ガイド17と成形ヘッド19との間
隔を充分に取れるか、細線LをU字状とするときにその
先端部がガイド17に当接しない時は、成形ヘッド24
を水平方向へ移動させる必要のないことは当然である。
隔を充分に取れるか、細線LをU字状とするときにその
先端部がガイド17に当接しない時は、成形ヘッド24
を水平方向へ移動させる必要のないことは当然である。
【0028】検体の塗布具としてループ状に成形された
塗布用細線を把持した把持変位機構20により、ループ
状の塗布具90を前記待機位置にある検体採取具91の
長軸方向と略直交状態で当接する位置まで移動させて、
当接後、前記把持機構7に設けた回動装置92により、
検体採取具91を回転させて、一定量の検体を塗布具で
あるループ状細線に付着させる。
塗布用細線を把持した把持変位機構20により、ループ
状の塗布具90を前記待機位置にある検体採取具91の
長軸方向と略直交状態で当接する位置まで移動させて、
当接後、前記把持機構7に設けた回動装置92により、
検体採取具91を回転させて、一定量の検体を塗布具で
あるループ状細線に付着させる。
【0029】塗布具への付着完了後、検体採取具91は
前記と逆の移送により、閉栓され、検体ストッカーC内
に戻される。
前記と逆の移送により、閉栓され、検体ストッカーC内
に戻される。
【0030】この位置でチャック装置29に把持された
塗布具90を培地に接触付着する位置まで回動させて、
シャーレ1内の寒天等の培地Mの塗布開始点に塗布具9
0のループ面が所要角度で当接するようチャック装置2
9を再度回動および回動面と直交方向に移動するととも
に下降させた後、載置台9を面移動および回転させるこ
とで、塗布具90に付着させた検体をシャーレ1内の培
地に塗布する。
塗布具90を培地に接触付着する位置まで回動させて、
シャーレ1内の寒天等の培地Mの塗布開始点に塗布具9
0のループ面が所要角度で当接するようチャック装置2
9を再度回動および回動面と直交方向に移動するととも
に下降させた後、載置台9を面移動および回転させるこ
とで、塗布具90に付着させた検体をシャーレ1内の培
地に塗布する。
【0031】塗布終了後、チャック装置29を上昇させ
るとともに図示しない細線廃棄位置まで移動させて、チ
ャック装置29の把持部を開放して使用済細線を図示し
ていない廃棄パレットに投棄する。
るとともに図示しない細線廃棄位置まで移動させて、チ
ャック装置29の把持部を開放して使用済細線を図示し
ていない廃棄パレットに投棄する。
【0032】さらに、図1にもどって、検体の塗布を終
了したシャーレ1は、蓋開閉装置54によって、先にシ
ャーレ1の本体から外した上蓋を載置し、先に述べた供
給ストッカーAと同様の構造を有する収納ストッカーD
に移載するとともにその中途の印字部Gにおいて印字を
行い、一連の検体塗布処理を終了する。
了したシャーレ1は、蓋開閉装置54によって、先にシ
ャーレ1の本体から外した上蓋を載置し、先に述べた供
給ストッカーAと同様の構造を有する収納ストッカーD
に移載するとともにその中途の印字部Gにおいて印字を
行い、一連の検体塗布処理を終了する。
【0033】液状物の検体の場合は、検体ストッカーC
内に収納された調整済の菌液容器に把持機構7に並設さ
れた分注機に接続した昇降自在な吸引管の先端部の脱着
自在なチップを容器に差し込み、必要量の菌液を吸引す
る。
内に収納された調整済の菌液容器に把持機構7に並設さ
れた分注機に接続した昇降自在な吸引管の先端部の脱着
自在なチップを容器に差し込み、必要量の菌液を吸引す
る。
【0034】ついで、塗布ステージBに待機中のシャー
レ1内の培地の分注位置上まで移送し、チップから吐出
させて該培地上に分注後、塗布装置により塗り拡げられ
る。チップの脱着は、吸引管とチップとの外径差を利用
し、着装時は吸引管の押込み、離脱時はチップの上端面
を部材に引っ掛けた状態で引き抜くことができる。な
お、使用後のチップはその都度廃棄する。
レ1内の培地の分注位置上まで移送し、チップから吐出
させて該培地上に分注後、塗布装置により塗り拡げられ
る。チップの脱着は、吸引管とチップとの外径差を利用
し、着装時は吸引管の押込み、離脱時はチップの上端面
を部材に引っ掛けた状態で引き抜くことができる。な
お、使用後のチップはその都度廃棄する。
【0035】前記では把持機構7に分注機を並設したも
のであるが、専用のX−Y−Z軸搬送機構を用いても良
い。
のであるが、専用のX−Y−Z軸搬送機構を用いても良
い。
【0036】なお、感受性用の塗布の要領は、液状物の
検体の塗布方法と同様であるが、シャーレ内の半径線上
に沿って菌液を分注機により、分注した後、把持角度を
浅くしてループ状細線の接触面積を大きくした状態で培
地に接触させて、シャーレを回転させつつ分注部をなぞ
る方向に移動させることで全面に均一に塗布する。本発
明に係るループ状細線は、この場合でも、その弾力性と
曲線面で構成されているため方向性がなく、いかなる方
向からの塗布であっても一様に塗布することができる。
検体の塗布方法と同様であるが、シャーレ内の半径線上
に沿って菌液を分注機により、分注した後、把持角度を
浅くしてループ状細線の接触面積を大きくした状態で培
地に接触させて、シャーレを回転させつつ分注部をなぞ
る方向に移動させることで全面に均一に塗布する。本発
明に係るループ状細線は、この場合でも、その弾力性と
曲線面で構成されているため方向性がなく、いかなる方
向からの塗布であっても一様に塗布することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏する。
【0038】(1)弾性があり全て曲面で構成されたル
ープ状の細線を塗布具に用いることにより、あらゆる培
地形状、塗布パターンに対応可能である。また、便など
の固形物検体に関しては細線と接触させることにより、
また、液状物検体に関しては、培地上に菌液を分注する
ことにより塗布が可能となる。
ープ状の細線を塗布具に用いることにより、あらゆる培
地形状、塗布パターンに対応可能である。また、便など
の固形物検体に関しては細線と接触させることにより、
また、液状物検体に関しては、培地上に菌液を分注する
ことにより塗布が可能となる。
【0039】(2)細線を連続的に供給成形し、塗布後
廃棄するためコンタミネーションもなく操業費用も安価
である。
廃棄するためコンタミネーションもなく操業費用も安価
である。
【0040】(3)塗布は定量・定形となり常に均一性
を保つことができ分離用塗布及び感受性用塗布の両方に
対応可能である。
を保つことができ分離用塗布及び感受性用塗布の両方に
対応可能である。
【図1】 本発明を実施するための装置の全体構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】 図1に示す全体構造をII−II線から見た
正面図である。
正面図である。
【図3】 図1に示す全体構造をIII−III線から
見た側面図である。
見た側面図である。
【図4】 細線をループ状に加工する機構の詳細を示
す。
す。
【図5】 図4に示す細線をループ状に加工する機構の
側面図である。
側面図である。
【図6】 細線をループ状に加工する過程を示す。
A 供給ストッカー B 塗布ステージ C
検体ストッカー D 収納ストッカー E 待機位置 F 第2
の待機位置 G 印字部 H 栓開閉位置 L 細
線 M 細線 1 培養容器 2 回転テーブル 3 エレベ
ーター装置 4 把持機構 6 検体移送機構 7 把持機
構 8 回動用モータ 9 載置台 10 位置決
めテーブル 11 X軸テーブルの駆動用モーター 12 Y軸テーブルの駆動用モーター 13 リール 14 ロール 15 誘導管 16 加熱管 17 ガイド 18 切断
機構 19 加工機構 20 把持変位機構 21 台座 22 摺動
体 23 位置決めテーブル 24 成形ヘッド
25 固定板 26 挾持用シリンダ 27 可動板 28
昇降自在な台座 29 チャック装置 50 反転移載機構 51 第2の移載機構 52 第3の移載機構 53 第4の移載機構(反転
移載機構) 54 蓋開閉装置 60 ロールの駆動用モーター 61 ガイドの昇
降装置 62 水平な基体 63 駆動装置 64 駆
動装置 65 支持枠 66 カッター支軸 67 カ
ッター開閉部材 68 カッター柄部 69 カッター刃部 70 台座 71 X軸テーブル 72 回動
用モータ 80 テーブル 90 ループ状の塗布具 91 検体採取具
92 回動装置 101 Y軸テーブル 102 X軸テーブル
検体ストッカー D 収納ストッカー E 待機位置 F 第2
の待機位置 G 印字部 H 栓開閉位置 L 細
線 M 細線 1 培養容器 2 回転テーブル 3 エレベ
ーター装置 4 把持機構 6 検体移送機構 7 把持機
構 8 回動用モータ 9 載置台 10 位置決
めテーブル 11 X軸テーブルの駆動用モーター 12 Y軸テーブルの駆動用モーター 13 リール 14 ロール 15 誘導管 16 加熱管 17 ガイド 18 切断
機構 19 加工機構 20 把持変位機構 21 台座 22 摺動
体 23 位置決めテーブル 24 成形ヘッド
25 固定板 26 挾持用シリンダ 27 可動板 28
昇降自在な台座 29 チャック装置 50 反転移載機構 51 第2の移載機構 52 第3の移載機構 53 第4の移載機構(反転
移載機構) 54 蓋開閉装置 60 ロールの駆動用モーター 61 ガイドの昇
降装置 62 水平な基体 63 駆動装置 64 駆
動装置 65 支持枠 66 カッター支軸 67 カ
ッター開閉部材 68 カッター柄部 69 カッター刃部 70 台座 71 X軸テーブル 72 回動
用モータ 80 テーブル 90 ループ状の塗布具 91 検体採取具
92 回動装置 101 Y軸テーブル 102 X軸テーブル
フロントページの続き (72)発明者 井上 悟 北九州市小倉南区横代葉山19−14 (72)発明者 馬場 辰二郎 北九州市八幡西区大字野面1508−5
Claims (4)
- 【請求項1】 先端をループ状に成形した細線を検体の
塗布具とし、この塗布具を培地上に接触させることを特
徴とする検体の自動塗布方法。 - 【請求項2】 細線を検体毎にループ状に成形すること
を特徴とする請求項1に記載の検体の自動塗布方法。 - 【請求項3】 培地を回転および面移動させることを特
徴とする請求項1に記載の検体の自動塗布方法。 - 【請求項4】 細線繰り出し機構と、繰り出された細線
をループ状に加工する加工機構と、細線を切断する切断
機構と、前記加工機構と連係して切断前のループ状細線
を把持し、切断後、培地まで移送するとともに、任意角
度に変位させる把持変位機構と、検体を培地上に任意の
パターンで塗布する塗布機構を有することを特徴とする
検体の自動塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268797A JPH10309199A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 検体の自動塗布方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12268797A JPH10309199A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 検体の自動塗布方法と装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309199A true JPH10309199A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14842145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12268797A Pending JPH10309199A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 検体の自動塗布方法と装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309199A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010515440A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | ラブテック・システムズ・リミテッド | 充実性増殖培地プレートを方向付けるための方法および装置 |
| US8691558B2 (en) | 2007-01-12 | 2014-04-08 | Lbt Innovations Limited | Method and apparatus for inoculating and streaking a medium in a plate |
| US9029129B2 (en) | 2007-01-12 | 2015-05-12 | Lbt Innovations Limited | Streaking applicator cartridge and a system for connecting same to a streaking apparatus |
| US9983308B2 (en) | 2007-01-12 | 2018-05-29 | Lbt Innovations Limited | Method and apparatus for locating the surface of solid growth culture media in a plate |
| CN113930325A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-01-14 | 深圳先进技术研究院 | 一种自动化微生物涂布的装置和方法 |
| CN114058488A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-02-18 | 肖艳平 | 一种基于酶工程便于涂布的菌种培养装置 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12268797A patent/JPH10309199A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010515440A (ja) * | 2007-01-12 | 2010-05-13 | ラブテック・システムズ・リミテッド | 充実性増殖培地プレートを方向付けるための方法および装置 |
| US8408860B2 (en) | 2007-01-12 | 2013-04-02 | Labtech Systems Limited | Method and apparatus for orientating a solid growth culture medium plate |
| US8691558B2 (en) | 2007-01-12 | 2014-04-08 | Lbt Innovations Limited | Method and apparatus for inoculating and streaking a medium in a plate |
| US8696294B2 (en) | 2007-01-12 | 2014-04-15 | Lbt Innovations Limited | Method and apparatus for orientating a solid growth culture medium plate |
| US9029129B2 (en) | 2007-01-12 | 2015-05-12 | Lbt Innovations Limited | Streaking applicator cartridge and a system for connecting same to a streaking apparatus |
| US9914953B2 (en) | 2007-01-12 | 2018-03-13 | Labtech Systems Ltd | Method and apparatus for inoculating and streaking a medium in a plate |
| US9939357B2 (en) | 2007-01-12 | 2018-04-10 | Lbt Innovations Limited | System for the connection of a loaded cartridge to a cartridge holder |
| US9983308B2 (en) | 2007-01-12 | 2018-05-29 | Lbt Innovations Limited | Method and apparatus for locating the surface of solid growth culture media in a plate |
| CN113930325A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-01-14 | 深圳先进技术研究院 | 一种自动化微生物涂布的装置和方法 |
| CN113930325B (zh) * | 2021-11-02 | 2023-01-24 | 深圳先进技术研究院 | 一种自动化微生物涂布的装置和方法 |
| CN114058488A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-02-18 | 肖艳平 | 一种基于酶工程便于涂布的菌种培养装置 |
| CN114058488B (zh) * | 2021-12-15 | 2023-10-13 | 涌源合生科技(深圳)有限公司 | 一种基于酶工程便于涂布的菌种培养装置 |
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