JPH10309722A - 光ディスク用樹脂成形金型 - Google Patents
光ディスク用樹脂成形金型Info
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- JPH10309722A JPH10309722A JP9121969A JP12196997A JPH10309722A JP H10309722 A JPH10309722 A JP H10309722A JP 9121969 A JP9121969 A JP 9121969A JP 12196997 A JP12196997 A JP 12196997A JP H10309722 A JPH10309722 A JP H10309722A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学式情報記録媒体として使用される光ディ
スクの樹脂成形基板用の金型に関するもので樹脂成形基
板のピット、溝のダレ防止と反りをなくすことを目的に
したもの。 【解決手段】 固定側鏡面2にスタンパ1と外周スタン
パ押さえ4を取り付け、成形基板は、成形機可動側から
取り出す構造の金型で、前記外周スタンパ押さえ4は、
成形完了の型開時、型開と同時に成形機固定側より突き
出る移動機能を持つもので、この機能によって、成形基
板は、型開に合わせて内周と外周が同時に離型するもの
である。これによって樹脂成形基板のピット、溝の歪、
ダレ防止と反り防止が図られ、信頼性の高い光学式情報
記録媒体が得られる。
スクの樹脂成形基板用の金型に関するもので樹脂成形基
板のピット、溝のダレ防止と反りをなくすことを目的に
したもの。 【解決手段】 固定側鏡面2にスタンパ1と外周スタン
パ押さえ4を取り付け、成形基板は、成形機可動側から
取り出す構造の金型で、前記外周スタンパ押さえ4は、
成形完了の型開時、型開と同時に成形機固定側より突き
出る移動機能を持つもので、この機能によって、成形基
板は、型開に合わせて内周と外周が同時に離型するもの
である。これによって樹脂成形基板のピット、溝の歪、
ダレ防止と反り防止が図られ、信頼性の高い光学式情報
記録媒体が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に光学式情報記
録媒体として使用される相変化型光ディスク、光磁気デ
ィスク(以下,光ディスクで代表する)などの光ディス
ク基板を射出成形する時に利用される光ディスク用樹脂
成形金型に関するものである。
録媒体として使用される相変化型光ディスク、光磁気デ
ィスク(以下,光ディスクで代表する)などの光ディス
ク基板を射出成形する時に利用される光ディスク用樹脂
成形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク用樹脂成形金型は、射
出成形機にセットしたディスク成形金型の可動側に情報
信号を形成したスタンパを取り付け、固定側の金型鏡面
(に仕上げられた平面)と光ディスク基板の外径を形成
する外周スタンパ押さえとの間のキャビティに、溶融樹
脂を充填する金型構造とスタンパ取り付け面を逆に固定
側に取り付け、可動側鏡面と光ディスク基板の外径を形
成する外周スタンパ押さえとの間のキャビティに、前記
同様、溶融樹脂を充填する金型構造がある。前記成形金
型の、外周スタンパ押さえは、スタンパ取り付け側に固
定された状態で取り付けられている。
出成形機にセットしたディスク成形金型の可動側に情報
信号を形成したスタンパを取り付け、固定側の金型鏡面
(に仕上げられた平面)と光ディスク基板の外径を形成
する外周スタンパ押さえとの間のキャビティに、溶融樹
脂を充填する金型構造とスタンパ取り付け面を逆に固定
側に取り付け、可動側鏡面と光ディスク基板の外径を形
成する外周スタンパ押さえとの間のキャビティに、前記
同様、溶融樹脂を充填する金型構造がある。前記成形金
型の、外周スタンパ押さえは、スタンパ取り付け側に固
定された状態で取り付けられている。
【0003】以下、図に従って固定側スタンパの従来例
を述べる。図5は、固定側スタンパ取り付け方式の外周
スタンパ押さえ部分を示した図で、本発明の図1のA部
を拡大した従来例の代表的な光ディスク用樹脂成形金型
である。
を述べる。図5は、固定側スタンパ取り付け方式の外周
スタンパ押さえ部分を示した図で、本発明の図1のA部
を拡大した従来例の代表的な光ディスク用樹脂成形金型
である。
【0004】4aは外周スタンパ押さえ、2aは固定側
鏡面、13aは可動側鏡面、7aは外周スタンパ押さえ
締め付けボルト、1aはスタンパ、19aがキャビティ
を示し、外周スタンパ押さえ4aが固定側鏡面2aに外
周スタンパ押さえ締め付けボルト7aで締め付けられ、
固定されている。
鏡面、13aは可動側鏡面、7aは外周スタンパ押さえ
締め付けボルト、1aはスタンパ、19aがキャビティ
を示し、外周スタンパ押さえ4aが固定側鏡面2aに外
周スタンパ押さえ締め付けボルト7aで締め付けられ、
固定されている。
【0005】外周スタンパ押さえ7aのD部は、成形の
抜き勾配の関係でテーパ状もしくは、テーパ状にしてア
ンダ−カットにならない形状にしてある。
抜き勾配の関係でテーパ状もしくは、テーパ状にしてア
ンダ−カットにならない形状にしてある。
【0006】図6は、図5の金型構造において、実際に
射出成形にて、溶融樹脂を充填した時の光ディスク成形
基板の離型状態を示したもので、20aが成形基板、2
1aがスプル−、3aが内周スタンパ押さえ、11aが
固定側ブッシュ、12aがスプル−ブッシュ、22aが
スプル−ランナ、16aがゲ−トカットパンチ、15a
がエジェクトリング、17aがエジェクトピン、14a
が可動側ブッシュを示す。スタンパ1aは、中心穴の部
分に内周スタンパ押さえ3aを挿入、固定側鏡面2aに
装着する。ゲ−トカットパンチ16aは、溶融樹脂成形
冷却中に動作し、光ディスク成形基板の中心穴を形成す
るためのものである。エジェクトリング15aは、成形
基板を、エジェクトピン17aは、スプル−21aを取
り出すとき時に突き出す機能をもったものである。
射出成形にて、溶融樹脂を充填した時の光ディスク成形
基板の離型状態を示したもので、20aが成形基板、2
1aがスプル−、3aが内周スタンパ押さえ、11aが
固定側ブッシュ、12aがスプル−ブッシュ、22aが
スプル−ランナ、16aがゲ−トカットパンチ、15a
がエジェクトリング、17aがエジェクトピン、14a
が可動側ブッシュを示す。スタンパ1aは、中心穴の部
分に内周スタンパ押さえ3aを挿入、固定側鏡面2aに
装着する。ゲ−トカットパンチ16aは、溶融樹脂成形
冷却中に動作し、光ディスク成形基板の中心穴を形成す
るためのものである。エジェクトリング15aは、成形
基板を、エジェクトピン17aは、スプル−21aを取
り出すとき時に突き出す機能をもったものである。
【0007】以下図5,図6で従来例の動作を説明す
る。高圧型締めした状態で、射出成形機ノズルから溶融
樹脂が高速高圧でスプル−ランナ22aを通り、固定側
鏡面2aに取り付けたスタンパ1aと可動側鏡面13a
と外径を形成する外周スタンパ押さえ4aとの間のキャ
ビティ19aに充填され、成形の冷却中に、ゲ−トカッ
トパンチ16aが動作し、成形基板20aの中心穴を形
成する。成形の冷却が終了すると、型が開き成形基板2
0aは、スプル−21aと共に可動側に移し、取り出し
ロボット等で受け渡す。前記、金型が開く時のスプル−
21a、及び成形基板20aがスタンパ1aから離型す
る時の原理は、スプル−21aは、スプル−コ−ルドス
ラグ部分にアンダ−カットが設けてあることによって、
可動側に引き抜く構造にあり、成形基板1aは、型開前
後に、中心部に位置する固定側ブッシュ11aと内周ス
タンパ押さえ3aの間、及び可動側ブッシュ14aと可
動側鏡面13aの間から離型エア−がタイミング良く吹
き出ることによる力と成形基板中心穴のスプル−21a
との食らいつき抵抗によって離型が行われ、型開後は、
成形基板20aとスプル−21aが共に可動側に移る状
態になる。
る。高圧型締めした状態で、射出成形機ノズルから溶融
樹脂が高速高圧でスプル−ランナ22aを通り、固定側
鏡面2aに取り付けたスタンパ1aと可動側鏡面13a
と外径を形成する外周スタンパ押さえ4aとの間のキャ
ビティ19aに充填され、成形の冷却中に、ゲ−トカッ
トパンチ16aが動作し、成形基板20aの中心穴を形
成する。成形の冷却が終了すると、型が開き成形基板2
0aは、スプル−21aと共に可動側に移し、取り出し
ロボット等で受け渡す。前記、金型が開く時のスプル−
21a、及び成形基板20aがスタンパ1aから離型す
る時の原理は、スプル−21aは、スプル−コ−ルドス
ラグ部分にアンダ−カットが設けてあることによって、
可動側に引き抜く構造にあり、成形基板1aは、型開前
後に、中心部に位置する固定側ブッシュ11aと内周ス
タンパ押さえ3aの間、及び可動側ブッシュ14aと可
動側鏡面13aの間から離型エア−がタイミング良く吹
き出ることによる力と成形基板中心穴のスプル−21a
との食らいつき抵抗によって離型が行われ、型開後は、
成形基板20aとスプル−21aが共に可動側に移る状
態になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の光ディスク用樹脂成形金型では、成形基板20aの
スタンパ1aからの離型が、中心部から外周に向かって
徐々に行う構造のため、成形基板20aの中周から外周
ゾ−ンにかけて、離型が均一に進行せずスタンパ1aに
記録された情報記録信号のピットや溝が歪んだり、ダレ
たり、引っかけた状態になったり、成形基板20aが反
ったりする問題が発生していた。光ディスク基板に上記
離型時の異常があった場合、ディスクの機械特性(反
り、加速度等)が大きくなり、信号の記録、再生が正し
く行われないという課題があった。
来の光ディスク用樹脂成形金型では、成形基板20aの
スタンパ1aからの離型が、中心部から外周に向かって
徐々に行う構造のため、成形基板20aの中周から外周
ゾ−ンにかけて、離型が均一に進行せずスタンパ1aに
記録された情報記録信号のピットや溝が歪んだり、ダレ
たり、引っかけた状態になったり、成形基板20aが反
ったりする問題が発生していた。光ディスク基板に上記
離型時の異常があった場合、ディスクの機械特性(反
り、加速度等)が大きくなり、信号の記録、再生が正し
く行われないという課題があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、成形完了の型開時、成形基板の離型を内周と同時
に外周からも行うよう型開時に外周スタンパ押さえを成
形機固定側より突き出すようにした光ディスク用樹脂成
形金型を提供し、良質な光ディスクの複製を実現するこ
とを目的とする。
ので、成形完了の型開時、成形基板の離型を内周と同時
に外周からも行うよう型開時に外周スタンパ押さえを成
形機固定側より突き出すようにした光ディスク用樹脂成
形金型を提供し、良質な光ディスクの複製を実現するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の光ディスク用樹脂成形金型は、スタンパ装着
面を成形機固定側に、反信号面を形成する金型鏡面を成
形機可動側に設ける構成の金型で、外周端面を形成する
外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成形機の
成形基板は、成形機可動側から取り出す構造で、前記、
外周スタンパ押さえは、成形完了の型開時、型開と同時
に成形機固定側より成形基板を突き出す移動機能を有し
ている。
の本発明の光ディスク用樹脂成形金型は、スタンパ装着
面を成形機固定側に、反信号面を形成する金型鏡面を成
形機可動側に設ける構成の金型で、外周端面を形成する
外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成形機の
成形基板は、成形機可動側から取り出す構造で、前記、
外周スタンパ押さえは、成形完了の型開時、型開と同時
に成形機固定側より成形基板を突き出す移動機能を有し
ている。
【0011】この本発明によれば、成形基板の離型を従
来は内周だけで行っていたものを、内周と外周同時に行
うようしたことにより、スタンパから平行に離型するた
め、離型時に発生するピットや溝の歪、ダレ、成形基板
の反り等が無くなり、信号の記録、再生特性の優れた光
ディスク基板が得られる。
来は内周だけで行っていたものを、内周と外周同時に行
うようしたことにより、スタンパから平行に離型するた
め、離型時に発生するピットや溝の歪、ダレ、成形基板
の反り等が無くなり、信号の記録、再生特性の優れた光
ディスク基板が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光ディスク用樹脂成形基板の信号を形成するスタン
パ装着面を成形機固定側に、反信号面を形成する金型鏡
面を成形機可動側に設ける構成の金型で、外周端面を形
成する外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成
形機の成形基板は、成形機可動側から取り出す構造の金
型で、前記、外周スタンパ押さえは、成形完了の型開
時、型開と同時に成形機固定側より突き出る移動機能を
有した光ディスク用樹脂成形金型であり、前記外周スタ
ンパ押さえの型開時の移動機能によって成形基板の離型
を内周と外周同時に行うようしたことを特徴とし、安定
な離型を実現できるという作用を有する。
は、光ディスク用樹脂成形基板の信号を形成するスタン
パ装着面を成形機固定側に、反信号面を形成する金型鏡
面を成形機可動側に設ける構成の金型で、外周端面を形
成する外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成
形機の成形基板は、成形機可動側から取り出す構造の金
型で、前記、外周スタンパ押さえは、成形完了の型開
時、型開と同時に成形機固定側より突き出る移動機能を
有した光ディスク用樹脂成形金型であり、前記外周スタ
ンパ押さえの型開時の移動機能によって成形基板の離型
を内周と外周同時に行うようしたことを特徴とし、安定
な離型を実現できるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、外周スタンパ押
さえが、成形完了の型開時、成形機固定側より突き出る
時、成形基板を突き出す方向にテーパもしくは、突起を
設けた構造の請求項1記載の光ディスク用樹脂成形金型
であり、請求項1の効果をより向上させたものである。
さえが、成形完了の型開時、成形機固定側より突き出る
時、成形基板を突き出す方向にテーパもしくは、突起を
設けた構造の請求項1記載の光ディスク用樹脂成形金型
であり、請求項1の効果をより向上させたものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、光ディスク用樹
脂成形基板の信号を形成するスタンパを装着するスタン
パ装着側と、反信号面を形成する金型鏡面を装着する鏡
面装着側を設ける構成の金型で、外周端面を形成する外
周スタンパ押さえを、スタンパ装着側に有し、成形機の
成形基板を取り出すに際し、前記、外周スタンパ押さえ
は、成形完了の型開時、型開と同時にスタンパ装着側よ
り突き出る移動機能を有した光ディスク用樹脂成形金型
であり、前記外周スタンパ押さえの型開時の移動機能に
よって成形基板の離型を内周と外周同時に行うようした
ことを特徴とし、安定な離型を実現できるという作用を
有する。
脂成形基板の信号を形成するスタンパを装着するスタン
パ装着側と、反信号面を形成する金型鏡面を装着する鏡
面装着側を設ける構成の金型で、外周端面を形成する外
周スタンパ押さえを、スタンパ装着側に有し、成形機の
成形基板を取り出すに際し、前記、外周スタンパ押さえ
は、成形完了の型開時、型開と同時にスタンパ装着側よ
り突き出る移動機能を有した光ディスク用樹脂成形金型
であり、前記外周スタンパ押さえの型開時の移動機能に
よって成形基板の離型を内周と外周同時に行うようした
ことを特徴とし、安定な離型を実現できるという作用を
有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、外周スタンパ押
さえが、成形完了の型開時、スタンパ装着側より突き出
る時、成形基板を突き出す方向にテーパもしくは、突起
を設けた構造の請求項3記載の光ディスク用樹脂成形金
型であり、請求項3の効果をより向上させたものであ
る。
さえが、成形完了の型開時、スタンパ装着側より突き出
る時、成形基板を突き出す方向にテーパもしくは、突起
を設けた構造の請求項3記載の光ディスク用樹脂成形金
型であり、請求項3の効果をより向上させたものであ
る。
【0016】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図4を用いて説明する。図1は本発明の光ディスク用
樹脂成形金型の断面図を示し、図1においてピット、溝
の情報信号を形成したスタンパ1が成形機固定側に位置
する固定側鏡面2に内周スタンパ押さえ3によって取り
付けられている。更に外周信号外領域にて固定側鏡面2
から真空吸着を付加する場合もある。スタンパ1の外周
には、成形基板の外径を決める外周スタンパ押さえ4が
固定側鏡面2にボ−ルベアリング5を介して装着され、
外周スタンパ押さえ4は、可動ロッド6に締め付けボル
ト7で固定してある。前記外周スタンパ押さえ4と、可
動ロッド6は、固定側型板8に埋設した圧縮バネ9によ
って押し上げられる構造になっている。この圧縮バネ9
は、外周スタンパ押さえ4の円周上4から8カ所設けら
れている。固定側鏡面2には、金型温調用の冷却水路1
0aが形成され、中心部には、内周スタンパ押さえ3を
介して固定側ブッシュ11とスプル−ブッシュ12が設
けられている。成形機可動側に位置する可動側鏡面13
には、冷却水路10bが形成され、中心部には、可動側
ブッシュ14と成形基板を突き出すエジェクトリング1
5、成形基板の中心穴を打ち抜くゲ−トカットパンチ1
6、更には、スプル−ランナ−を突き出すための突き出
しピン17が設けられている。このように構成された光
ディスク用樹脂成形金型で、ポリカ−ボネイト(P
C)、アクリル(PMMA)に代表される光ディスク用
樹脂の溶融材料を成形ノズル18から射出充填し、スプ
ル−ブッシュ12を通ってキャビテイ19の空間に充填
され、スタンパ1の微細な溝、ピットを転写した成形基
板を得るものである。
ら図4を用いて説明する。図1は本発明の光ディスク用
樹脂成形金型の断面図を示し、図1においてピット、溝
の情報信号を形成したスタンパ1が成形機固定側に位置
する固定側鏡面2に内周スタンパ押さえ3によって取り
付けられている。更に外周信号外領域にて固定側鏡面2
から真空吸着を付加する場合もある。スタンパ1の外周
には、成形基板の外径を決める外周スタンパ押さえ4が
固定側鏡面2にボ−ルベアリング5を介して装着され、
外周スタンパ押さえ4は、可動ロッド6に締め付けボル
ト7で固定してある。前記外周スタンパ押さえ4と、可
動ロッド6は、固定側型板8に埋設した圧縮バネ9によ
って押し上げられる構造になっている。この圧縮バネ9
は、外周スタンパ押さえ4の円周上4から8カ所設けら
れている。固定側鏡面2には、金型温調用の冷却水路1
0aが形成され、中心部には、内周スタンパ押さえ3を
介して固定側ブッシュ11とスプル−ブッシュ12が設
けられている。成形機可動側に位置する可動側鏡面13
には、冷却水路10bが形成され、中心部には、可動側
ブッシュ14と成形基板を突き出すエジェクトリング1
5、成形基板の中心穴を打ち抜くゲ−トカットパンチ1
6、更には、スプル−ランナ−を突き出すための突き出
しピン17が設けられている。このように構成された光
ディスク用樹脂成形金型で、ポリカ−ボネイト(P
C)、アクリル(PMMA)に代表される光ディスク用
樹脂の溶融材料を成形ノズル18から射出充填し、スプ
ル−ブッシュ12を通ってキャビテイ19の空間に充填
され、スタンパ1の微細な溝、ピットを転写した成形基
板を得るものである。
【0017】図2で本発明の外周スタンパ押さえ4の移
動機能を説明する。図2は、図1のA部詳細図で(a)
は、金型が開いた時の状態を、(b)は、閉じたときの
状態を示している。金型が型開の状態では、外周スタン
パ押さえ4が可動ロッド6を介して、圧縮バネ9の力に
より押し出され、スタンパ1との間にD1の隙間が生ず
る。この動作は、型開に合わせて同時に押し出される。
金型が閉じると、(b)のように可動側鏡面13によっ
て外周スタンパ押さえ4が押し込まれ、スタンパ1との
隙間がD2となる。上記外周スタンパ押さえ4の移動可
能量は、D3寸法によって規制される。
動機能を説明する。図2は、図1のA部詳細図で(a)
は、金型が開いた時の状態を、(b)は、閉じたときの
状態を示している。金型が型開の状態では、外周スタン
パ押さえ4が可動ロッド6を介して、圧縮バネ9の力に
より押し出され、スタンパ1との間にD1の隙間が生ず
る。この動作は、型開に合わせて同時に押し出される。
金型が閉じると、(b)のように可動側鏡面13によっ
て外周スタンパ押さえ4が押し込まれ、スタンパ1との
隙間がD2となる。上記外周スタンパ押さえ4の移動可
能量は、D3寸法によって規制される。
【0018】図3において、実際の射出成形後の成形基
板の離型状態を説明する。図1の高圧型締めした状態
で、射出成形機ノズル18から溶融樹脂が高速高圧でス
プル−ブッシュ12を通り、固定側鏡面8に取り付けた
スタンパ1と可動側鏡面13と外径を形成する外周スタ
ンパ押さえ4との間のキャビティ19に充填され、成形
の冷却中に、ゲ−トカットパンチ16が前進動作し、成
形基板の中心穴を形成する。成形の冷却が終了すると、
図3に示すように型が開き成形基板20の離型は、中心
部が、スプル−21と共に、外周部は外周スタンパ押さ
え4の押し出し機能によって、内周、外周同時に離型す
る。
板の離型状態を説明する。図1の高圧型締めした状態
で、射出成形機ノズル18から溶融樹脂が高速高圧でス
プル−ブッシュ12を通り、固定側鏡面8に取り付けた
スタンパ1と可動側鏡面13と外径を形成する外周スタ
ンパ押さえ4との間のキャビティ19に充填され、成形
の冷却中に、ゲ−トカットパンチ16が前進動作し、成
形基板の中心穴を形成する。成形の冷却が終了すると、
図3に示すように型が開き成形基板20の離型は、中心
部が、スプル−21と共に、外周部は外周スタンパ押さ
え4の押し出し機能によって、内周、外周同時に離型す
る。
【0019】前記、成形基板20の中心部がスタンパ1
から離型する時の原理は、従来例と同じでスプル−21
にアンダ−カットが設けてあり、型開時可動側にスプル
−21が引き抜かれる構造になっている。このスプル−
21と成形基板20の中心穴は、一部が食いついた形の
状態で型開するためスプル−21が引き抜かれるに合わ
せてスタンパ1から離型する。更には、型開前後に、中
心部に位置する固定側ブッシュ11と内周スタンパ押さ
え3の間、及び可動側ブッシュ14と可動側鏡面13の
間から離型エア−がタイミング良く吹き出す機能を付加
することによって、さらに離型性を良くている。
から離型する時の原理は、従来例と同じでスプル−21
にアンダ−カットが設けてあり、型開時可動側にスプル
−21が引き抜かれる構造になっている。このスプル−
21と成形基板20の中心穴は、一部が食いついた形の
状態で型開するためスプル−21が引き抜かれるに合わ
せてスタンパ1から離型する。更には、型開前後に、中
心部に位置する固定側ブッシュ11と内周スタンパ押さ
え3の間、及び可動側ブッシュ14と可動側鏡面13の
間から離型エア−がタイミング良く吹き出す機能を付加
することによって、さらに離型性を良くている。
【0020】図4は、図2(b)のB部分についての拡
大断面図である。外周スタンパ押さえ4の成形基板を押
し上げる効果を良くするためには、外周スタンパ押さえ
4のC部を突起状にすれば成形基板の成形収縮率によっ
て成形基板の外径寸法が小さくなった場合にも、その影
響を受けず外周の離型が均一にできる。
大断面図である。外周スタンパ押さえ4の成形基板を押
し上げる効果を良くするためには、外周スタンパ押さえ
4のC部を突起状にすれば成形基板の成形収縮率によっ
て成形基板の外径寸法が小さくなった場合にも、その影
響を受けず外周の離型が均一にできる。
【0021】以上のように、本発明では、型開時の成形
基板の離型が内周と外周が同時に行われる光ディスク用
樹脂成形金型を提供するものである。
基板の離型が内周と外周が同時に行われる光ディスク用
樹脂成形金型を提供するものである。
【0022】本発明では、移動量D3は、特に限定する
ものでないが、移動量D3が大きすぎるとスタンパ1と
外周スタンパ押さえ4の間に付着する成形ガスの汚れが
スタンパ1を汚すため、5mm以下が望ましい。また、
圧縮バネ9を利用して、外周スタンパ押さえ4を押し出
す構造であるが、可動ロッド6の代わりにシ−ルを有し
たピストンシリンダへエア−を出し入れして動かす方法
でも良い。このエア−圧を利用して動かす方法の場合
は、数カ所設けられた外周スタンパ押さえ押し出し用の
ピストンシリンダへエア−圧が均等にかかるため、外周
スタンパ押さえの動きが、圧縮バネによる方法より良い
がエア−圧の変動を管理する必要がある。
ものでないが、移動量D3が大きすぎるとスタンパ1と
外周スタンパ押さえ4の間に付着する成形ガスの汚れが
スタンパ1を汚すため、5mm以下が望ましい。また、
圧縮バネ9を利用して、外周スタンパ押さえ4を押し出
す構造であるが、可動ロッド6の代わりにシ−ルを有し
たピストンシリンダへエア−を出し入れして動かす方法
でも良い。このエア−圧を利用して動かす方法の場合
は、数カ所設けられた外周スタンパ押さえ押し出し用の
ピストンシリンダへエア−圧が均等にかかるため、外周
スタンパ押さえの動きが、圧縮バネによる方法より良い
がエア−圧の変動を管理する必要がある。
【0023】また上記実施例では、可動側に金型鏡面、
固定側にスタンパ並びにスタンパ押さえを有する構造の
成形金型を用いて説明したが、可動側、固定側の関係を
逆転することは、比較的簡単に実現でき同様の効果を有
するものであり、本発明の範囲である。
固定側にスタンパ並びにスタンパ押さえを有する構造の
成形金型を用いて説明したが、可動側、固定側の関係を
逆転することは、比較的簡単に実現でき同様の効果を有
するものであり、本発明の範囲である。
【0024】尚、固定側スタンパにおいて、外周スタン
パ押さえを可動側に移動可能な状態で取り付けた構造の
光ディスク用樹脂成形金型もあるが、成形基板の離型に
関しする効果を目的とするものでなく、離型効果も少な
く、金型構造としても本発明とは異なるものである。
パ押さえを可動側に移動可能な状態で取り付けた構造の
光ディスク用樹脂成形金型もあるが、成形基板の離型に
関しする効果を目的とするものでなく、離型効果も少な
く、金型構造としても本発明とは異なるものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明は、スタンパ装着
面及び外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成
形基板は、成形機可動側から取り出す構造の金型で、前
記、外周スタンパ押さえは、成形完了の型開時、型開と
同時に成形機固定側より突き出る移動機能を有した光デ
ィスク用樹脂成形金型を提供することにより、型開時の
成形基板の離型が内周と外周が同時に行われる。前記、
離型を内周と外周を同時に行うことによって、従来の内
周から順次外周に向かって離型する方法で発生していた
スタンパの情報記録信号のピットや溝がダレたり、引っ
かけた状態になったり、また、成形基板が反ったりする
等の問題が解決できる。前記問題が解決できることによ
り、光ディスク基板としての機械特性(反り、加速度
等)が良くなり、光ディスク化した時の信号の記録、再
生特性が良くなり信頼性の向上が実現できるものであ
る。
面及び外周スタンパ押さえを、成形機固定側に設け、成
形基板は、成形機可動側から取り出す構造の金型で、前
記、外周スタンパ押さえは、成形完了の型開時、型開と
同時に成形機固定側より突き出る移動機能を有した光デ
ィスク用樹脂成形金型を提供することにより、型開時の
成形基板の離型が内周と外周が同時に行われる。前記、
離型を内周と外周を同時に行うことによって、従来の内
周から順次外周に向かって離型する方法で発生していた
スタンパの情報記録信号のピットや溝がダレたり、引っ
かけた状態になったり、また、成形基板が反ったりする
等の問題が解決できる。前記問題が解決できることによ
り、光ディスク基板としての機械特性(反り、加速度
等)が良くなり、光ディスク化した時の信号の記録、再
生特性が良くなり信頼性の向上が実現できるものであ
る。
【図1】本発明における光ディスク用樹脂成形金型の断
面図
面図
【図2】本発明の型開時、型閉じ時の外周スタンパ押さ
えの動作を表した部分断面図
えの動作を表した部分断面図
【図3】本発明の実施例における成形基板の離型状態を
示した部分断面図
示した部分断面図
【図4】本発明の第2の実施例における外周スタンパ押
さえの形状を表した部分断面図
さえの形状を表した部分断面図
【図5】従来の型閉じ時の外周スタンパ押さえを表した
部分断面図
部分断面図
【図6】従来の成形基板の離型状態を示した部分断面図
1,1a スタンパ 2,2a 固定側鏡面 3,3a 内周スタンパ押さえ 4,4a 外周スタンパ押さえ 5 ボールベアリング 6 可動ロッド 9 圧縮バネ 11,11a 固定側ブッシュ 12,12a スプル−ブッシュ 13,13a 可動側鏡面 14,14a 可動側ブッシュ 15,15a エジェクトリング 16,16a ゲートカトパンチ 17,17a エジェクトピン
Claims (4)
- 【請求項1】光ディスク用樹脂成形基板の信号を形成す
るスタンパ装着面を成形機固定側に、反信号面を形成す
る金型鏡面を成形機可動側に設ける構成の金型で、外周
端面を形成する外周スタンパ押さえを、成形機固定側に
設け、成形機の成形基板は、成形機可動側から取り出す
構造の金型で、前記、外周スタンパ押さえは、成形完了
の型開時、型開と同時に成形機固定側より突き出る移動
機能を有した光ディスク用樹脂成形金型。 - 【請求項2】外周スタンパ押さえは、成形完了の型開
時、成形機固定側より突き出る時、成形基板を突き出す
方向にテーパもしくは、突起を設けた構造の請求項1記
載の光ディスク用樹脂成形金型。 - 【請求項3】光ディスク用樹脂成形基板の信号を形成す
るスタンパを装着するスタンパ装着側と、反信号面を形
成する金型鏡面を装着する鏡面装着側を設ける構成の金
型で、外周端面を形成する外周スタンパ押さえを、スタ
ンパ装着側に有し、成形機の成形基板を取り出すに際
し、前記、外周スタンパ押さえは、成形完了の型開時、
型開と同時にスタンパ装着側より突き出る移動機能を有
した光ディスク用樹脂成形金型。 - 【請求項4】外周スタンパ押さえは、成形完了の型開
時、スタンパ装着側より突き出る時、成形基板を突き出
す方向にテーパもしくは、突起を設けた構造の請求項3
記載の光ディスク用樹脂成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121969A JPH10309722A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 光ディスク用樹脂成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121969A JPH10309722A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 光ディスク用樹脂成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309722A true JPH10309722A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14824362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9121969A Pending JPH10309722A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 光ディスク用樹脂成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309722A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213234A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Yazaki Corp | 金型装置及びこの金型装置を備えた成型装置 |
| WO2009130760A1 (ja) * | 2008-04-22 | 2009-10-29 | 住友重機械工業株式会社 | ディスク成形用金型、金型用スペーサ、ディスク基板及びその成形方法 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP9121969A patent/JPH10309722A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008213234A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Yazaki Corp | 金型装置及びこの金型装置を備えた成型装置 |
| WO2009130760A1 (ja) * | 2008-04-22 | 2009-10-29 | 住友重機械工業株式会社 | ディスク成形用金型、金型用スペーサ、ディスク基板及びその成形方法 |
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