JPH10310231A - 待機装置付き移動槽方式 - Google Patents
待機装置付き移動槽方式Info
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- JPH10310231A JPH10310231A JP9134335A JP13433597A JPH10310231A JP H10310231 A JPH10310231 A JP H10310231A JP 9134335 A JP9134335 A JP 9134335A JP 13433597 A JP13433597 A JP 13433597A JP H10310231 A JPH10310231 A JP H10310231A
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Abstract
必ず保持されており、複数のステーションが待機用に占
有されてしまう。 【解決手段】 ステーション6a〜6jの1箇所以上を
移動槽5を外部に取り出すための取り出し用のステーシ
ョン6aとし、床部101に待機スペース101aを確
保すると共に、該取り出し用のステーション6aに対応
させて装備させた走行装置付き巻き上げ装置7と、床部
101上に設置され、走行装置付き巻き上げ装置7によ
つて該取り出し用のステーション6aから取り出した移
動槽5を保持する架台9a〜9e,14,16とを備え
させ、該架台9a〜9e,14,16を待機スペース1
01aに移動させる。
Description
槽方式に関するものである。
8−40544号公報に記載されるものが知られてい
る。この移動槽方式は、流動性複合物の多品種中少量生
産を行なうための生産システムであり、図7に示すよう
に軌条3、軌条3の少なくとも一側に設けられるステー
ション6a〜6j及び軌条3に沿つて走行する台車1を
有し、移動槽5が、台車1に懸垂された状態で軌条3に
沿つて走行し、所定のステーション6c,6d,6e,
6g,6h,6i,6j等に移動槽5の引渡しをし、そ
の後、ステーション6c,6d,6e,6g,6h,6
i,6j等において懸垂、保持されて所定の作業を受け
た移動槽5を台車1に受け取らせ、この移動槽5を順次
にステーション6c,6d,6e,6g,6h,6i,
6j等に移動させることを特徴としている。この軌条3
は、建屋の床部101に沿つて設けられ、一階及び二階
の両者を作業用空間及び付属設備の配置用空間として使
用することが可能である。
6h,6i,6j等に位置する移動槽5は、原料の受入
れ、内容物の攪拌、移動槽5内の製品の払い出し、洗浄
などの作業を受ける。完成した製品を満載した移動槽5
a,5b等は、検査、出荷のための払い出しを待つ間、
所定のステーション6a,6b,6f等で待機すること
になる。例えば、塗料プラント向けの移動槽方式にあつ
ては、製品塗料が正しい色、性能を有しているかどうか
を実際に塗装して検査をするため待機期間として数日を
要することがある。しかして、従来の移動槽方式にあつ
ては、複数のステーション6a,6b,6f等を待機用
に設けることで対応していた。
台車1に懸垂され、この台車1が二階の床部101に沿
つた軌条3上を走行するので、配管などの他の設備に妨
げられることなく移動槽5を移動させることが容易であ
り、スタッカークレーンを用いる方式のように全階層に
わたつて工程が分断されてしまうことがなく、また、移
動槽5はステーション6c,6d,6e,6g,6h,
6i,6j等において懸垂、保持されて作業を受けるた
め、移動槽5に対する上下階からの同時作業が容易であ
る。また、移動槽5が一階の床部上を直接移動しないの
で、一階の床部を付帯設備などのために有効に利用する
ことができる。加えて、異なる容量の移動槽5の混在作
業、作業階高さなどに対しても制約を受け難い方式であ
る。なお、移動槽5を保持する台車1は、軌条3上を走
行させることに代えて、その他の軌道を走行させ、或い
は床部101の無軌道上に空気圧力で浮かせて走行させ
ることも行なわれている。
うな従来の移動槽方式にあつては、移動槽5がステーシ
ョン6a〜6j又は台車1のいずれかに必ず保持されて
おり、上述したように複数のステーション6a,6b,
6f等が待機用に長時間にわたつて占有されてしまうた
め、次のような技術的課題を有している。
直接関与しない待機用のステーションとして確保しなけ
ればならず、その分だけ生産に関与できるステーション
の数が減少する。一方、待機用のステーションと生産に
直接関与するステーションとを両立させようとすれば、
スペースを確保せざるを得ず移動槽方式のための床面積
を増大することになる。その結果、移動槽方式全体の稼
働率を下げることとなつたり、建設コストが嵩むことと
なつたりし、移動槽方式の有効利用が図れない原因とな
つていた。
テーションに移動させ、このステーションにおいて懸
垂、保持させた移動槽に対して所定の作業を受けさせる
構造の移動槽方式にあつては、二階の床面に沿つて軌道
等の走行箇所を確保し、二階の床面の上方に作業者のた
めの作業用空間、付属設備の配置空間、走行箇所を横断
する作業通路橋用空間等を確保し、また、一階の床面上
に作業者のための作業用空間、付属設備の配置空間等を
確保するため、待機用のステーションの周辺には不必要
なスペースが多大に存在することになる。
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、建屋の床部に形成
した主開口部102aと、主開口部102aの少なくと
も一側に設けられる3箇所以上のステーション用開口部
102bに形成されるステーション6a〜6jと、主開
口部102aに沿つて走行する搬送台車1とを有し、移
動槽5が搬送台車1に支持された状態で主開口部102
aに沿つて移動し、該移動槽5を搬送台車1からステー
ション6a〜6jに引渡して該ステーション6a〜6j
において所定の作業を受けさせた後、該移動槽5をステ
ーション6a〜6jから搬送台車1に受け取らせ、移動
槽5を複数のステーション6a〜6jに移動させて順次
に作業を受けさせる移動槽方式であつて、前記ステーシ
ョン6a〜6jの1箇所以上を移動槽5を外部に取り出
すための取り出し用のステーション6aとし、床部10
1に待機スペース101aを確保すると共に、該取り出
し用のステーション6aに対応させて装備させた走行装
置付き巻き上げ装置7と、床部101上に配置され、走
行装置付き巻き上げ装置7によつて該取り出し用のステ
ーション6aから取り出した移動槽5を保持する架台9
a〜9e,14,16とを備えさせ、該架台9a〜9
e,14,16を前記待機スペース101aに移動させ
ることを特徴とする待機装置付き移動槽方式である。
スペース101aに移動させるエアーベアリング装置1
0を備えることを特徴とする請求項1の待機装置付き移
動槽方式である。請求項3の発明は、架台が、床部10
1上を転動するキャスタ40を有することを特徴とする
請求項1の待機装置付き移動槽方式である。請求項4の
発明は、架台が、自走式の移動台車14で構成されるこ
とを特徴とする請求項1の待機装置付き移動槽方式であ
る。
て図面を参照して説明する。図1〜図4は、本発明に係
る待機装置付き移動槽方式の1実施の形態を示す。図中
において符号100は建屋を示し、FLは、建屋100
の二階の床面を示す。建屋100の二階の床部101に
は、一階と連通する一体の開口部102a,102bが
形成され、直線状の主開口部102aの両側に適宜の間
隔でステーション用開口部102bが複数直交させて形
成されている。主開口部102aは、搬送台車1が走行
するための空間であり、二階の床面FLよりも若干上方
の平行位置として一対の軌条3が配設され、この軌条3
に沿つて搬送台車1が走行可能である。なお、ステーシ
ョン用開口部102bは、後記する取り出し用のステー
ション6aと作業を受ける複数個のステーション6b〜
6jを区画するものであり、少なくとも3箇所形成され
ている。また、一階、二階は、床面FLに対する下階及
び上階を示すものであり、具体的階数を意味するもので
はない。
端の走行部1aと下端の移動槽支持部1bとを有し、移
動槽支持部1bは、搬送台車1の走行方向の前後両端部
に対向するように突出させて形成されている。搬送台車
1の走行部1aには、駆動モータ4及び4個の車輪2が
配設され、駆動モータ4によつて適宜の車輪2を駆動す
ることにより、一対の平行な軌条3上を車輪2が転動
し、図3上で左右方向に走行できる。搬送台車1の移動
槽支持部1bには、図3,図4に示すようにそれぞれ左
右方向の搬送装置31が設けられている。この搬送装置
31は、チェーンコンベアによつて構成され、スプロケ
ット及び駆動モータを含む正逆駆動が可能な駆動装置3
2によつて駆動され、搬送装置31の上に支持した移動
槽5を軌条3と直交方向に正逆に移動させることができ
る。なお、搬送装置31を、ベルトコンベア、ローラコ
ンベア等によつて構成することも可能である。また、軌
条3を一本とするモノレール構造とすることも可能であ
る。
放され、下端底部に開閉自在な取り出し口50が形成さ
れている。移動槽5の上端寄り中間部には外形が矩形状
をなす保持枠52が形成され、保持枠52の前後両側部
が搬送装置31の上に載置される。保持枠52は、移動
槽5の安定的な移動を確保するために、内容物を入れた
状態の移動槽5の重心位置よりも上方に形成することが
望ましい。移動槽5の内容物は、流動性複合物である。
ここで、流動性複合物とは、粉粒状又は液状をなして流
動性を有する組成物であり、塗料、インク、潤滑油、接
着剤、界面活性剤、合成樹脂、食品、感光剤などの他、
香料、医薬品、化粧品、農薬などのファインケミカル分
野の組成物である。図1,図2に示す符号51は、移動
槽5の開放上面を覆う置蓋であり、着脱自在である。
後両側には、図4に示すようにそれぞれ左右方向のステ
ーション用搬送装置35が設けられている。この搬送装
置35は、チェーンコンベアによつて構成され、スプロ
ケット及び駆動モータを含む正逆の駆動装置36によつ
て駆動され、ステーション用搬送装置35の上に載置し
た移動槽5を軌条3と直交方向に正逆に移動させること
ができる。ステーション用搬送装置35は、軌条3上を
走行する搬送台車1の搬送装置31と同一高さ位置及び
前後方向の同一間隔に形成してある。しかして、移動槽
5を懸垂支持した搬送台車1が軌条3上を走行し、ステ
ーション用開口部102bと合致する所定位置で停止し
た後、両搬送装置31,35を一方向に駆動することに
より、移動槽5をステーション用搬送装置35の上に引
き渡すことができる。また、空の搬送台車1が軌条3上
を走行し、ステーション用開口部102bと合致する所
定位置で停止した後、両搬送装置31,35を逆方向に
駆動することにより、ステーション用搬送装置35の上
に支持した移動槽5を搬送台車1に受け取らせることが
できる。
02bに形成されるステーション6a〜6jは、図1に
示すように複数(図示の例では10箇所)形成され、1
箇所のステーション6aが取り出し用ステーションを構
成し、他のステーション6b〜6jが作業用ステーショ
ンを構成している。取り出し用のステーション6aの上
方には、走行装置付き巻き上げ装置7が設置される。こ
の走行装置付き巻き上げ装置7は、天井クレーンによつ
て構成され、図2に示すように電動の走行装置70を備
える電動ホイスト71を有している。電動ホイスト71
には吊り具11が取り付けられ、吊り具11を図2に示
すように移動槽5の係止部54に作業者が係止させ、昇
降させることができる。72は、建屋100に水平に設
けたホイスト用レールであり、その延長線が軌条3と空
間において直交している。このホイスト用レール72の
端部には走行ストッパ8aが設けられ、走行装置70に
よつて走行駆動される電動ホイスト71が走行ストッパ
8aに接触することによつて電動ホイスト71が停止
し、その際に吊り具11が取り出し用のステーション6
aの上方に位置するようになつている。また、ホイスト
用レール72の中間の所定位置にも走行ストッパ8bが
設けられ、電動ホイスト71が走行ストッパ8bに接触
することにより、吊り具11が床部101の上方の適所
に停止する。
aは、走行装置付き巻き上げ装置7によつて外部に取り
出される。このように、取り出し用のステーション6a
の周囲に作業者が近づくため、作業者がステーション6
a内に落下するのを防止するために、取り出し用のステ
ーション6aの周囲に扉12a付きの安全柵12が設け
られており、移動槽5の取り出しのため扉12aを開く
と図外のリミットスイッチが開放され、取り出し用のス
テーション6aが作業中であることを搬送台車1の図外
の運行システムへ知らせる。これにより、自動で動く搬
送台車1の運行システムと手動で動かす取り出し用のス
テーション6aでの作業との干渉を防止する。図2に示
す37は、ステーション用搬送装置35に対する移動槽
5の案内であり、38は保持枠52を当接させて停止さ
せるストッパ兼案内である。
置架台9a〜9e及び搬送装置としてのエアーベアリン
グ装置10が配置されている。各移動槽設置架台9a〜
9eは、上面及び一側面(図2上で右側面)が開放され
た箱状をなし、この開放された一側面から移動槽5の出
し入れが行なわれ、移動槽設置架台9a〜9eの上面に
移動槽5の保持枠52が載置される。移動槽設置架台9
a〜9eにコ字状断面を与えることにより、移動槽5の
移動槽設置架台9a〜9eへの出し入れ操作が容易にな
ると共に、移動槽5に付属の各種配管片口のノズルの方
位を常に一様な方向に合わせることが可能になる。移動
槽設置架台9a〜9eの上端部の3辺には、図2に示す
ようにそれぞれ合成樹脂製のガイド13が取り付けてあ
り、ストッパ8b位置でホイスト71に吊り下げられた
移動槽5を下降させると、移動槽5の保持枠52がガイ
ド13により案内され、移動槽5が移動槽設置架台9a
〜9eに対して一定の向きになるように合わされながら
移動槽設置架台9a〜9e上に設置されるようになつて
いる。
中央部には図2に示すように床面FLとの間の空間部9
0が形成され、この空間部90内にエアーベアリング装
置10が出し入れ可能である。移動槽設置架台9a〜9
eの空間部90は、ホイスト用レール72と直交する方
向からエアーベアリング装置10を挿入可能に形成さ
れ、移動槽5を積載した移動槽設置架台9a〜9eはエ
アーベアリング装置10で待機スペース101aに移動
することができる。ここで、エアーベアリング装置10
は、ホバークラフトのように空気圧浮上で移動槽設置架
台9a〜9eを僅かに浮上させ床部101の床面FL上
を移動する空気浮上式搬送装置であり、工場の空気配管
よりゴムホースで圧縮空気を供給することができる。こ
のエアーベアリング装置10の移動は、エアーベアリン
グ装置10内に設けた図外の車輪を床面FLに押し付け
る押し付け手段を有する走行装置をエアーモータによつ
て駆動するエアーモータ車輪押し付け駆動装置で行なう
ことができ、また、人手で行なうこともできる。
部に確保した空間であり、複数の移動槽設置架台9a〜
9eを床面FL上に待機させることができる。従つて、
移動槽設置架台9a〜9eを複数個用意しておくことに
より、必要に応じて複数の移動槽5を一,二階の開口部
102a,102bによつて区画される生産システムの
外に取り出すことができる。この待機スペース101
a、取り出し用のステーション6aに付属させた走行装
置付き巻き上げ装置7、移動槽設置架台9a〜9e、及
びエアーベアリング装置10により、移動槽方式の待機
装置を構成している。
に引火性溶剤(トルエン、キシレン等)を使用すること
が多く、この種の工場では防爆構造の機器仕様とするこ
とが望ましい。このため、上記全装置は防爆構造で構成
してある。
内の各作業用のステーション6b〜6jに移動した移動
槽5に対し、原料の受け入れ、内容物の攪拌、製品の払
い出し、洗浄などの作業を与える。搬送台車1は、所定
のステーション6b〜6jにおける作業を終えた移動槽
5を受け取り、懸垂保持する。移動槽5を懸垂保持した
搬送台車1は、軌条3に沿つて走行して次のステーショ
ン6b〜6jの前で停止し、移動槽5をステーション6
b〜6jに引き渡す。このような搬送台車1と各ステー
ション6b〜6jとの間での移動槽5の授受に際し、各
駆動装置31,35を駆動し、搬送台車1に懸垂保持さ
れた移動槽5を所定のステーション6b〜6jに引渡し
て新たな作業を受けさせ、また、所定のステーション6
b〜6jにおける作業が終了した移動槽5を搬送台車1
に受け取らせる。
た移動槽5aは、搬送台車1に乗せて取り出し用のステ
ーション6aに搬送する。各駆動装置31,35を駆動
して取り出し用のステーション6aに引き渡された移動
槽5aは、置蓋51を乗せてゴミ混入の防止を図つた状
態で、吊り具11を人手によつて係止させた後に電動ホ
イスト71によつて吊り上げる。移動槽5aを吊り上げ
た電動ホイスト71は、走行装置70によつて走行駆動
され、開口部102a,102bによつて区画される生
産システムの外部へと運び出される。
71をホイスト用レール72に沿つて図2上で右方に走
行させ、電動ホイスト71を走行ストッパ8aに接触さ
せて停止させる。その後、取り出し用のステーション6
aの上方に移動させた吊り具11を降下させて移動槽5
aの係止部54に係止させる。その際、安全柵12の扉
12aを開く。次いで、電動ホイスト71を駆動して吊
り具11及び移動槽5aを所定高さ位置にまで上昇駆動
させ、電動ホイスト71を走行装置70によつてホイス
ト用レール72に沿つて走行させ、電動ホイスト71を
走行ストッパ8bに接触させて停止させる。これによ
り、移動槽5aが図2に示すように所定位置に置いた移
動槽設置架台9aの開放された一側面から受け入れられ
た状態となる。次に、吊り下げた移動槽5aを降下さ
せ、床面FL上の適所に予め移動させた移動槽設置架台
9aに移動槽5aを保持させる。移動槽設置架台9の開
口する一側面から移動槽5aを受け入れることにより、
移動槽5aを比較的低位置のままで取り出し用のステー
ション6aから移動槽設置架台9aにまで移送させるこ
とができる。
れたなら、移動槽5aの係止部54から吊り具11を取
り外すと共に、移動槽設置架台9aの空間部90にエア
ーベアリング装置10を挿入し、移動槽5aを懸垂保持
した移動槽設置架台9aをエアーベアリング装置10に
よつて浮上させながら待機スペース101aにまで移動
させる。各移動槽設置架台9は、その下部の空間部90
にエアーベアリング装置10をホイストレール72と直
角方向から挿入できる構造となつており、作業性に優れ
る。このようにして、完成した製品を満載した移動槽5
aは、移動槽設置架台9aに乗せた状態で待機スペース
101aに移動させ、検査、払い出しを待つ間、待機ス
ペース101aで待機することになる。前述したよう
に、塗料プラント向けの移動槽方式にあつては、製品塗
料が正しい色、性能を有しているかどうかを実際に塗装
して検査をするため、待機期間として数日を要すること
がある。
スペース101aに移動したなら、移動槽設置架台9a
からエアーベアリング装置10を抜き取る。待機スペー
ス101aには複数の移動槽設置架台9a〜9eを待機
させることができるため、移動槽設置架台9a〜9eを
複数個用意しておけば、必要に応じて複数の移動槽5を
生産システムの外に取り出すことができる。その結果、
生産システム内の各ステーション6b〜6jを生産作業
のために有効使用することができる。検査が終了して出
荷のために払い出されるなど、待機スペース101aか
ら更に外部に取り出す必要を生じた移動槽5は、待機ス
ペース101aから所望の箇所へと移動させる。このよ
うに、待機スペース101aに移動槽5を自由に出し入
れできる。また、検査の結果、不良と判断された製品を
内容物とする移動槽5は、待機スペース101aから逆
手順によつて取り出し用のステーション6aに再び移動
させ、いずれかの作業用のステーション6b〜6jにお
いて再度の作業を受けさせることも可能である。勿論、
取り出し用のステーション6aに位置する移動槽5aに
対して作業を与えることも可能である。なお、エアーベ
アリング装置10を省略し、移動槽5が搭載された移動
槽設置架台9a〜9eを図外の動力付きフォークリフト
で持ち上げて、待機スペース101aに移動させること
も可能である。
アーベアリング装置10に代えて、架台としての自走式
の移動台車14を使用する構造例を示す。移動台車14
は、床面FL上に敷設したレール15を走行可能であ
り、各々の移動台車14に2個の移動槽5が搭載可能と
なつている。移動槽5は、移動槽設置架台9a〜9eと
同様に移動台車14の上面に移動槽5の保持枠52が係
止して保持される。平面視で電動ホイスト71の走行路
(ホイスト用レール72)と交差させてレール15を敷
設することにより、レール15の延在方向の両側部に確
保した待機スペース101aに移動槽5を搭載した複数
の移動台車14を待機させることができる。移動台車1
4は、自走式に代えて手動式でもよく、また、外部から
ワイヤ等で正逆に引つ張る方式でもよい。更に、レール
15を省略し、移動台車14を無軌道台車によつて構成
することもできる。
アーベアリング装置10に代えて、架台16を使用する
構造例を示す。架台16は、下部に4個のキャスタ40
を備え、キャスタ40が床面FL上を転動して走行でき
る。移動槽5は、移動槽設置架台9a〜9eと同様に架
台16の上面に移動槽5の保持枠52が係止して保持さ
れる。移動槽5を搭載した架台16は、図外の架台押し
車、小形電動ホークリフト等で押し引きし、待機スペー
ス101aへ移動させる。架台16を使用すれば、移動
槽5を搭載した架台16の全体(全重量通常1〜10ト
ン)を持ち上げる必要がなく小形の電動ホークリフトで
移動させることができる。
は、一,二階を連通する主開口部102aの上方に軌条
3を配設し、この軌条3の両側にステーション6a〜6
jを形成したが、軌条3の一側にのみステーション6a
〜6jを形成することも可能である。また、1箇所の取
り出し用のステーション6aと作業のみを受ける複数箇
所のステーション6b〜6jを設けたが、走行装置付き
巻き上げ装置7を付属する取り出し用のステーション6
aを複数設けることも可能である。更に、軌条3が省略
され、その他の軌道上を搬送台車1が走行する方式のみ
ならず、無軌道上の台車を空気圧力で床面から浮かせて
移動槽を搬送する方式に対しても、本移動槽方式を同様
に適用することができる。
本発明に係る待機装置付き移動槽方式によれば、下記の
効果を奏することができる。すなわち、移動槽方式内の
ステーションの少なくとも1箇所を移動槽取り出し用の
機能を付与した取り出し用のステーションとし、ここか
ら取り出された移動槽は、生産システムとして機能する
主開口部及びステーション用開口部の外部に設けられた
待機スペースに移動され、ここで検査、出荷のための待
機をすることとし、生産システム内に多くの待機用のス
テーションを設けることを避けた。
となく、移動槽を生産システム外に長時間待機させるこ
とができ、移動槽方式の構造複雑かつ高価なステーショ
ン数を減らすことができる。加えて、待機スペースには
移動槽を接近させて配置することができ、狭い占有スペ
ースに移動槽を効率的に待機させることができるので、
スペースの有効利用を図ることができる。
動槽方式を示す平面図。
図。
テーション、7:走行装置付き巻き上げ装置、9a〜9
e:移動槽設置架台(架台)、10:エアーベアリング
装置、14:移動台車(架台)、16:架台、40:キ
ャスタ、72:ホイスト用レール、100:建屋、10
1:床部、101a:待機スペース、102a:主開口
部、102b:ステーション用開口部、FL:床面。
Claims (4)
- 【請求項1】 建屋の床部に形成した主開口部(102
a)と、主開口部(102a)の少なくとも一側に設け
られる3箇所以上のステーション用開口部(102b)
に形成されるステーション(6a〜6j)と、主開口部
(102a)に沿つて走行する搬送台車(1)とを有
し、移動槽(5)が搬送台車(1)に支持された状態で
主開口部(102a)に沿つて移動し、該移動槽(5)
を搬送台車(1)からステーション(6a〜6j)に引
渡して該ステーション(6a〜6j)において所定の作
業を受けさせた後、該移動槽(5)をステーション(6
a〜6j)から搬送台車(1)に受け取らせ、移動槽
(5)を複数のステーション(6a〜6j)に移動させ
て順次に作業を受けさせる移動槽方式であつて、前記ス
テーション(6a〜6j)の1箇所以上を移動槽(5)
を外部に取り出すための取り出し用のステーション(6
a)とし、床部(101)に待機スペース(101a)
を確保すると共に、該取り出し用のステーション(6
a)に対応させて装備させた走行装置付き巻き上げ装置
(7)と、床部(101)上に配置され、走行装置付き
巻き上げ装置(7)によつて該取り出し用のステーショ
ン(6a)から取り出した移動槽(5)を保持する架台
(9a〜9e,14,16)とを備えさせ、該架台(9
a〜9e,14,16)を前記待機スペース(101
a)に移動させることを特徴とする待機装置付き移動槽
方式。 - 【請求項2】 架台(9a〜9e)を待機スペース(1
01a)に移動させるエアーベアリング装置(10)を
備えることを特徴とする請求項1の待機装置付き移動槽
方式。 - 【請求項3】 架台(16)が、床部(101)上を転
動するキャスタ(40)を有することを特徴とする請求
項1の待機装置付き移動槽方式。 - 【請求項4】 架台が、自走式の移動台車(14)で構
成されることを特徴とする請求項1の待機装置付き移動
槽方式。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13433597A JP3810885B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 待機装置付き移動槽方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13433597A JP3810885B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 待機装置付き移動槽方式 |
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|---|---|
| JPH10310231A true JPH10310231A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3810885B2 JP3810885B2 (ja) | 2006-08-16 |
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ID=15125946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13433597A Expired - Fee Related JP3810885B2 (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 待機装置付き移動槽方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3810885B2 (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04146977A (ja) * | 1990-10-09 | 1992-05-20 | Nippon Paint Co Ltd | 移動槽方式による塗料製造装置 |
| JPH0523578A (ja) * | 1991-03-26 | 1993-02-02 | Jgc Corp | 少容量多目的バツチプラント |
| JPH0531353A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Asahi Eng Co Ltd | 移動槽による生産方式 |
| JPH05228362A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Asahi Eng Co Ltd | 移動槽を用いた多種原料による生産方法 |
| JPH0671163A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-15 | Asahi Eng Co Ltd | 回動式移動槽生産方式 |
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-
1997
- 1997-05-08 JP JP13433597A patent/JP3810885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
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| Publication number | Publication date |
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