JPH10310460A - 高強度樹脂モルタル - Google Patents
高強度樹脂モルタルInfo
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- JPH10310460A JPH10310460A JP11702597A JP11702597A JPH10310460A JP H10310460 A JPH10310460 A JP H10310460A JP 11702597 A JP11702597 A JP 11702597A JP 11702597 A JP11702597 A JP 11702597A JP H10310460 A JPH10310460 A JP H10310460A
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- Japan
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- strength
- weight
- resin mortar
- parts
- unsaturated polyester
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、曲げ強度(24時間強度およ
び水中浸漬強度)および圧縮強度の向上が可能となる高
強度樹脂モルタルを提供することにある。 【解決手段】本発明は、不飽和ポリエステル樹脂と骨
材、硬化剤からなる樹脂モルタルにおいて、不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対し消泡剤0.01から3
重量部添加することを特徴とするものである。
び水中浸漬強度)および圧縮強度の向上が可能となる高
強度樹脂モルタルを提供することにある。 【解決手段】本発明は、不飽和ポリエステル樹脂と骨
材、硬化剤からなる樹脂モルタルにおいて、不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対し消泡剤0.01から3
重量部添加することを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂モルタルに係
り、特に、例えば地下設備構築等のために使用する樹脂
モルタルにおいて従来より高い強度と良好な耐水性が得
られる高強度樹脂モルタルに関するものである。
り、特に、例えば地下設備構築等のために使用する樹脂
モルタルにおいて従来より高い強度と良好な耐水性が得
られる高強度樹脂モルタルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂モルタルは一般のコンクリートに使
用するセメント系結合材のかわりに、不飽和ポリエステ
ル樹脂を用い、骨材に砂、炭酸カルシュウム等を使用す
る。特に現場打設自動ライニング工法に用いる樹脂モル
タルは、以下の特徴を有している。
用するセメント系結合材のかわりに、不飽和ポリエステ
ル樹脂を用い、骨材に砂、炭酸カルシュウム等を使用す
る。特に現場打設自動ライニング工法に用いる樹脂モル
タルは、以下の特徴を有している。
【0003】(1) 曲げ強度の24時間強度が約22
0〜250kgf/cm2 、圧縮強度の24時間強度が
約750〜800kgf/cm2 であり、一般のセメン
ト系コンクリートに比べ優れている。
0〜250kgf/cm2 、圧縮強度の24時間強度が
約750〜800kgf/cm2 であり、一般のセメン
ト系コンクリートに比べ優れている。
【0004】(2) 硬化時における収縮率は0.1%
未満で、酸・アルカリ溶液浸漬後の強度低下について
は、セメント系コンクリートより、20から30%少な
い。また樹脂モルタルにおいて、更に強度を向上させる
方法としてシラン系処理材で表面処理した骨材を使用す
る方法も実用化されているが、曲げ強度や圧縮強度にお
いて5%程度改良するだけで、大幅な強度向上にはなら
ない。
未満で、酸・アルカリ溶液浸漬後の強度低下について
は、セメント系コンクリートより、20から30%少な
い。また樹脂モルタルにおいて、更に強度を向上させる
方法としてシラン系処理材で表面処理した骨材を使用す
る方法も実用化されているが、曲げ強度や圧縮強度にお
いて5%程度改良するだけで、大幅な強度向上にはなら
ない。
【0005】樹脂モルタルの主用途に、地下構造物の覆
工材としての使用があげられている。しかし近年大都市
では交通量の増大、地下埋設物の輻輳等により、高深度
・高水圧下での施工ニーズが増加しており、その際構造
物への発生応力の増加が課題となる。その対策として部
材厚さの増幅が考えられるが、コスト面から採用は困難
となっており、樹脂モルタルの高強度化が求められてい
る。
工材としての使用があげられている。しかし近年大都市
では交通量の増大、地下埋設物の輻輳等により、高深度
・高水圧下での施工ニーズが増加しており、その際構造
物への発生応力の増加が課題となる。その対策として部
材厚さの増幅が考えられるが、コスト面から採用は困難
となっており、樹脂モルタルの高強度化が求められてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来使用している樹脂
モルタルは結合材として不飽和ポリエステル樹脂または
低収縮剤を含む不飽和ポリエステル樹脂を使用してお
り、硬化系はメチルエチルケトンパーオキサイドとオク
テン酸コバルトを用いている。この樹脂モルタルを地下
覆工材として用いる場合、覆工材への発生応力が増大し
た時の対策としては、覆工厚さの増幅をおこなわなけれ
ばならないため、工事費の膨大が問題となっていた。
モルタルは結合材として不飽和ポリエステル樹脂または
低収縮剤を含む不飽和ポリエステル樹脂を使用してお
り、硬化系はメチルエチルケトンパーオキサイドとオク
テン酸コバルトを用いている。この樹脂モルタルを地下
覆工材として用いる場合、覆工材への発生応力が増大し
た時の対策としては、覆工厚さの増幅をおこなわなけれ
ばならないため、工事費の膨大が問題となっていた。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、曲げ強度(24時間強度および水中浸漬強度)およ
び圧縮強度の向上が可能となる高強度樹脂モルタルを提
供することを目的とする。
で、曲げ強度(24時間強度および水中浸漬強度)およ
び圧縮強度の向上が可能となる高強度樹脂モルタルを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高強度樹脂モルタルは、不飽和ポリエステル
樹脂と骨材、硬化剤からなる樹脂モルタルにおいて、不
飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し消泡剤0.0
1から3重量部添加することを特徴とするものである。
に本発明の高強度樹脂モルタルは、不飽和ポリエステル
樹脂と骨材、硬化剤からなる樹脂モルタルにおいて、不
飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し消泡剤0.0
1から3重量部添加することを特徴とするものである。
【0009】また本発明の高強度樹脂モルタルは、前記
消泡剤がシリコン系消泡剤であり、添加量が0.01か
ら0.5重量部であることを特徴とするものである。ま
た本発明の高強度樹脂モルタルは、前記消泡剤が熱可塑
性ポリマー系消泡剤であり、添加量が0.1から3重量
部であることを特徴とするものである。
消泡剤がシリコン系消泡剤であり、添加量が0.01か
ら0.5重量部であることを特徴とするものである。ま
た本発明の高強度樹脂モルタルは、前記消泡剤が熱可塑
性ポリマー系消泡剤であり、添加量が0.1から3重量
部であることを特徴とするものである。
【0010】また本発明の高強度樹脂モルタルは、前記
熱可塑性ポリマー系消泡剤のポリマーの重量平均分子量
が1,000から1,000,000の範囲内にあるこ
とを特徴とするものである。
熱可塑性ポリマー系消泡剤のポリマーの重量平均分子量
が1,000から1,000,000の範囲内にあるこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。すなわち本発明は、不飽和
ポリエステル樹脂100重量部と骨材、硬化剤からなる
樹脂モルタルにおいて、消泡材を0.01から3重量
部、好ましくはシリコン系消泡材を0.01から0.5
重量部またはポリマー系消泡材を0.1から3重量部添
加、さらに望ましくはポリマー系消泡剤においてポリマ
ーの重量平均分子量が1,000から1,000,00
0の範囲内である高強度樹脂モルタルを提供するもので
ある。
の形態例を詳細に説明する。すなわち本発明は、不飽和
ポリエステル樹脂100重量部と骨材、硬化剤からなる
樹脂モルタルにおいて、消泡材を0.01から3重量
部、好ましくはシリコン系消泡材を0.01から0.5
重量部またはポリマー系消泡材を0.1から3重量部添
加、さらに望ましくはポリマー系消泡剤においてポリマ
ーの重量平均分子量が1,000から1,000,00
0の範囲内である高強度樹脂モルタルを提供するもので
ある。
【0012】本発明に用いられる不飽和ポリエステル樹
脂は、特に制限されるものではなく不飽和多価カルボン
酸として無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等、飽
和多価カルボン酸として無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸等、多価アルコールとしてエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ビ
スフェノールジヒドロキシプロピレンエーテル等を使用
して、通常な数平均分子量1,500から3,000ま
でエステル化反応後、スチレン等の架橋性モノマー約3
0〜50重量%に溶解させたオルソ系、イソ系、ビス系
樹脂等がある。
脂は、特に制限されるものではなく不飽和多価カルボン
酸として無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等、飽
和多価カルボン酸として無水フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸等、多価アルコールとしてエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ビ
スフェノールジヒドロキシプロピレンエーテル等を使用
して、通常な数平均分子量1,500から3,000ま
でエステル化反応後、スチレン等の架橋性モノマー約3
0〜50重量%に溶解させたオルソ系、イソ系、ビス系
樹脂等がある。
【0013】また本発明に用いられる骨材としては、砂
や炭酸カルシュウム等があげられ、添加量は不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対して200から600重
量部、好ましくは300から500重量部である。
や炭酸カルシュウム等があげられ、添加量は不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対して200から600重
量部、好ましくは300から500重量部である。
【0014】また本発明に用いられる硬化剤としては、
メチルエチルケトンパーオキサイド(MEKPO)やベ
ンゾイルパーオキサイド等があげられ添加量は、不飽和
ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5から5
部、好ましくは1部から4重量部である。
メチルエチルケトンパーオキサイド(MEKPO)やベ
ンゾイルパーオキサイド等があげられ添加量は、不飽和
ポリエステル樹脂100重量部に対して0.5から5
部、好ましくは1部から4重量部である。
【0015】また本発明に用いられるシリコン系消泡剤
としては、信越シリコン社製KF−96,KS−66,
KS−707、東レシリコン社製SH−7020、日本
ユニカー社製ASG−100等があげられ、添加量は不
飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して0.01か
ら0.5重量部、好ましくは0.03から0.3重量部
である。またポリマー系消泡剤としては、ビックケミー
社製BYK−A555等や重量平均分子量が1,000
から1,000,000、好ましくは3,000から3
00,000の不飽和ポリエステル樹脂に溶解しないポ
リスチレンやポリスチレン共重合体、ポリブタジエン等
のスチレンモノマーやメチルメタクリレートモノマー溶
液を使用することができ、添加量は不飽和ポリエステル
樹脂100重量部に対して0.1から3重量部、好まし
くは0.5から2重量部である。
としては、信越シリコン社製KF−96,KS−66,
KS−707、東レシリコン社製SH−7020、日本
ユニカー社製ASG−100等があげられ、添加量は不
飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して0.01か
ら0.5重量部、好ましくは0.03から0.3重量部
である。またポリマー系消泡剤としては、ビックケミー
社製BYK−A555等や重量平均分子量が1,000
から1,000,000、好ましくは3,000から3
00,000の不飽和ポリエステル樹脂に溶解しないポ
リスチレンやポリスチレン共重合体、ポリブタジエン等
のスチレンモノマーやメチルメタクリレートモノマー溶
液を使用することができ、添加量は不飽和ポリエステル
樹脂100重量部に対して0.1から3重量部、好まし
くは0.5から2重量部である。
【0016】本発明の高強度樹脂モルタルには、必要に
応じて、例えば適用する成形方法あるいは目的とする成
形品に応じて、例えば下記のような各種添加剤を配合す
ることができる。
応じて、例えば適用する成形方法あるいは目的とする成
形品に応じて、例えば下記のような各種添加剤を配合す
ることができる。
【0017】低収縮剤としては、不飽和ポリエステル樹
脂に溶解する、例えばポリ酢酸ビニル、飽和ポリエステ
ル等があげられ、大型や複雑な形状の樹脂モルタル製品
では低収縮剤を不飽和ポリエステル樹脂に併用する場合
が一般的である。
脂に溶解する、例えばポリ酢酸ビニル、飽和ポリエステ
ル等があげられ、大型や複雑な形状の樹脂モルタル製品
では低収縮剤を不飽和ポリエステル樹脂に併用する場合
が一般的である。
【0018】硬化促進剤、例えばナフテン酸コバルト、
オクテン酸コバルト;硬化促進助剤、例えばジメチルア
ニリン;分離防止剤、例えばアエロジル;カップリング
剤、例えばビニルトリエトキシシラン;着色剤;および
必要に応じてその他の添加剤を配合することができる。
オクテン酸コバルト;硬化促進助剤、例えばジメチルア
ニリン;分離防止剤、例えばアエロジル;カップリング
剤、例えばビニルトリエトキシシラン;着色剤;および
必要に応じてその他の添加剤を配合することができる。
【0019】本発明の高強度樹脂モルタルは、使用する
消泡剤の効果によりモルタル混練時に巻き込んだ気泡や
成形時混入した気泡を成形中に迅速にモルタル表面まで
上昇させ除去させるため、硬化後は気泡がないかまたは
非常に少ない密な構造を有するため、モルタルの強度が
大幅に向上する。
消泡剤の効果によりモルタル混練時に巻き込んだ気泡や
成形時混入した気泡を成形中に迅速にモルタル表面まで
上昇させ除去させるため、硬化後は気泡がないかまたは
非常に少ない密な構造を有するため、モルタルの強度が
大幅に向上する。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によって
説明する。なお例中に「部」とあるのは、特記しない限
り重量部である。 比較例1 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
等を図1に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、
試験法JIS A1184、A 1182に従って測定
した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中
浸漬後)、圧縮強度を図1に併記した。 実施例1〜2 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
さらにシリコン系消泡剤として信越シリコン社製KF−
96.東レシリコン社製SH−7020を図1に示した
割合にて配合し、常温にて硬化させ、試験法JIS A
1184およびA 1182に従って測定した樹脂モ
ルタルの曲げ強度(24時間強度および水中浸漬後)、
圧縮強度を図1に併記した。 実施例3〜6 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
さらに熱可塑性ポリマー系消泡剤を図1に示した割合に
て配合し、常温にて硬化させ、試験法JIS A118
4、A1182に従って測定した樹脂モルタルの曲げ強
度(24時間強度および水中浸漬後)、圧縮強度を図1
に併記した。 比較例2〜4 比較例1の樹脂モルタル配合に、シリコン系消泡剤また
は熱可塑性ポリマー系消泡剤を配合し、常温にて硬化さ
せ、試験法JIS A 1184、A 1182に従っ
て測定した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度およ
び水中浸漬後)、圧縮強度を図1に併記した。
説明する。なお例中に「部」とあるのは、特記しない限
り重量部である。 比較例1 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
等を図1に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、
試験法JIS A1184、A 1182に従って測定
した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中
浸漬後)、圧縮強度を図1に併記した。 実施例1〜2 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
さらにシリコン系消泡剤として信越シリコン社製KF−
96.東レシリコン社製SH−7020を図1に示した
割合にて配合し、常温にて硬化させ、試験法JIS A
1184およびA 1182に従って測定した樹脂モ
ルタルの曲げ強度(24時間強度および水中浸漬後)、
圧縮強度を図1に併記した。 実施例3〜6 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製311
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むオルソ系不飽
和ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カ
ルシュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分
離防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、
さらに熱可塑性ポリマー系消泡剤を図1に示した割合に
て配合し、常温にて硬化させ、試験法JIS A118
4、A1182に従って測定した樹脂モルタルの曲げ強
度(24時間強度および水中浸漬後)、圧縮強度を図1
に併記した。 比較例2〜4 比較例1の樹脂モルタル配合に、シリコン系消泡剤また
は熱可塑性ポリマー系消泡剤を配合し、常温にて硬化さ
せ、試験法JIS A 1184、A 1182に従っ
て測定した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度およ
び水中浸漬後)、圧縮強度を図1に併記した。
【0021】熱可塑性ポリマー系消泡剤としては、以下
2種類のものを採用した。 A:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約200,000) C:BYK−A555(ポリマー重量平均分子量約1
6,000) 比較例4では、硬化後の樹脂モルタルの表面に過剰のポ
リスチレンが分離しタックが残ると同時に強度の向上は
認められず、またシリコン系の消泡剤の0.5部以上の
添加は、かなりのコストアップになり、実用的ではな
い。 実施例7〜9 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、さ
らにシリコン系消泡剤または熱可塑性ポリマー系消泡剤
を図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、試
験法JIS A 1184、A 1182に従って測定
した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中
浸漬後)、圧縮強度を図2に併記した。 比較例5 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO等を
図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、試験
法JIS A 1184、A 1182に従って測定し
た樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中浸
漬後)、圧縮強度を図2に併記した。 比較例6 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、さ
らに不飽和ポリエステル樹脂に溶解しない熱可塑性ポリ
マーを図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化さ
せ、試験法JIS A 1184、A 1182に従っ
て測定した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度およ
び水中浸漬後)、圧縮強度を図2に併記した。
2種類のものを採用した。 A:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約200,000) C:BYK−A555(ポリマー重量平均分子量約1
6,000) 比較例4では、硬化後の樹脂モルタルの表面に過剰のポ
リスチレンが分離しタックが残ると同時に強度の向上は
認められず、またシリコン系の消泡剤の0.5部以上の
添加は、かなりのコストアップになり、実用的ではな
い。 実施例7〜9 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、さ
らにシリコン系消泡剤または熱可塑性ポリマー系消泡剤
を図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、試
験法JIS A 1184、A 1182に従って測定
した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中
浸漬後)、圧縮強度を図2に併記した。 比較例5 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO等を
図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化させ、試験
法JIS A 1184、A 1182に従って測定し
た樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度および水中浸
漬後)、圧縮強度を図2に併記した。 比較例6 不飽和ポリエステル樹脂として、昭和高分子社製211
5N−PV(酢酸ビニル系低収縮剤を含むイソ系不飽和
ポリエステル樹脂)100部に骨剤として砂、炭酸カル
シュウム、硬化促進剤としてオクテン酸コバルト、分離
防止剤としてアエロジル、硬化剤としてMEKPO、さ
らに不飽和ポリエステル樹脂に溶解しない熱可塑性ポリ
マーを図2に示した割合にて配合し、常温にて硬化さ
せ、試験法JIS A 1184、A 1182に従っ
て測定した樹脂モルタルの曲げ強度(24時間強度およ
び水中浸漬後)、圧縮強度を図2に併記した。
【0022】熱可塑性ポリマー系消泡剤としては、以下
の3種類のものを採用した。 A:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約200,000) B:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約500) C:BYK−A555(ポリマー重量平均分子量約1
6,000) 比較例6では、ポリスチレンの重量平均分子量が小さす
ぎて、期待した消泡硬化による強度の向上は、認められ
ない。
の3種類のものを採用した。 A:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約200,000) B:ポリスチレン30wt%のスチレン溶液(ポリスチ
レン重量平均分子量約500) C:BYK−A555(ポリマー重量平均分子量約1
6,000) 比較例6では、ポリスチレンの重量平均分子量が小さす
ぎて、期待した消泡硬化による強度の向上は、認められ
ない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
の樹脂モルタル配合に特定の消泡剤を添加することによ
り、高強度で水中浸漬後の強度低下の少ない樹脂モルタ
ルが提供できる。
の樹脂モルタル配合に特定の消泡剤を添加することによ
り、高強度で水中浸漬後の強度低下の少ない樹脂モルタ
ルが提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係る高強度樹脂モルタルの
試料組成及び強度を比較例と比較して示す説明図であ
る。
試料組成及び強度を比較例と比較して示す説明図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る高強度樹脂モルタルの
試料組成及び強度を比較例と比較して示す説明図であ
る。
試料組成及び強度を比較例と比較して示す説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 103:50 (72)発明者 丸山 孝志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 井田 寅治 東京都千代田区神田錦町3番20号 昭和高 分子株式会社内 (72)発明者 篠原 典男 東京都千代田区神田錦町3番20号 昭和高 分子株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 不飽和ポリエステル樹脂と骨材、硬化剤
からなる樹脂モルタルにおいて、不飽和ポリエステル樹
脂100重量部に対し消泡剤0.01から3重量部添加
することを特徴とする高強度樹脂モルタル。 - 【請求項2】 消泡剤がシリコン系消泡剤であり、添加
量が0.01から0.5重量部であることを特徴とする
請求項1記載の高強度樹脂モルタル。 - 【請求項3】 消泡剤が熱可塑性ポリマー系消泡剤であ
り、添加量が0.1から3重量部であることを特徴とす
る請求項1記載の高強度樹脂モルタル。 - 【請求項4】 熱可塑性ポリマー系消泡剤のポリマーの
重量平均分子量が1,000から1,000,000の
範囲内にあることを特徴とする請求項3記載の高強度樹
脂モルタル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11702597A JPH10310460A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 高強度樹脂モルタル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11702597A JPH10310460A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 高強度樹脂モルタル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310460A true JPH10310460A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14701590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11702597A Pending JPH10310460A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 高強度樹脂モルタル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10310460A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892884B1 (ko) | 2008-09-18 | 2009-04-15 | 공주대학교 산학협력단 | 아토마이징 처리된 제강슬래그를 포함하는 폴리머 콘크리트조성물 및 그 제조방법 |
| WO2010030048A1 (en) * | 2008-09-10 | 2010-03-18 | Kongju National University Industry-University Cooperation Foundation | The polymer concrete composition containing atomizing steel slag and the manufacturing method thereof |
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| CN114940627A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-08-26 | 常州绿玛特建筑科技有限公司 | 一种低温用不饱和聚酯砂浆及其制备方法 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11702597A patent/JPH10310460A/ja active Pending
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