JPH10310561A - 3級アリールアミン類の製造方法 - Google Patents
3級アリールアミン類の製造方法Info
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- JPH10310561A JPH10310561A JP9119477A JP11947797A JPH10310561A JP H10310561 A JPH10310561 A JP H10310561A JP 9119477 A JP9119477 A JP 9119477A JP 11947797 A JP11947797 A JP 11947797A JP H10310561 A JPH10310561 A JP H10310561A
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
ン類を高活性、高選択的に合成できる製造方法を提供す
る。 【解決手段】 トリアルキルホスフィンとパラジウム化
合物からなる触媒及び塩基の存在下で、一般式1の1級
アミンと一般式2と3の2種類の異なるアリールハライ
ドとを反応させる。 R(NH2)n (1) (Rはアルキル基又は置換若しくは無置換のアリール
基、nは1又は2を表す。) Ar1(X1)m1 (2) (Ar1は置換又は無置換のアリール基、X1はF、C
l、Br又はI、m1は1〜3の整数を表す。) Ar2(X2)m2 (3) (Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のアリール
基、X2はF、Cl、Br又はI、m2は1〜3の整数
を表す。)
Description
類の製造方法に関する。アリールアミン類は、医薬、農
薬の中間体、有機電界発光(有機EL)素子の正孔輸送
材料又は有機感光材料として有用な化合物である。
ンとヨウ化ベンゼン類を用いウルマン(Ullman
n)反応により行われてきた。例えば、Chem.Le
tt.,pp.1145〜1148,1989、米国特
許第4,764,625号明細書、特開平8−4897
4公報等には、1当量以上の銅粉及び水酸化カリウムに
代表される塩基の存在下デカリン等の不活性炭化水素溶
媒中150℃以上で対応するヨウ化ベンゼン類とジアリ
ールアミンとを反応させトリアリールアミンを製造する
ことが記載されている。
との反応例ではあるが、Stephen L.Buch
waldらによりアリールハライドとアミン化合物から
アリールアミン類を合成する方法が報告された(Ang
ew.Chem.Int.Ed.Engl.,34,N
o.12,1348(1995))。この方法は、アリ
ールブロマイドを原料とし、塩基としてナトリウム−t
ert−ブトキシドを塩基を用い、ビス(ジベンジリデ
ンアセトン)−ビス(トリ−o−トリルホスフィン)パ
ラジウム又はジクロロ−ビス(トリ−o−トリルホスフ
ィン)パラジウム、即ちトリ−o−トリルホスフィンを
配位子とするパラジウム化合物を触媒として、アリール
アミン類を合成するものである。また類似の方法が、J
ohnF.Hartwigらによって報告されている
(Tetrahedron Letters,Vol.
36,No.21,3609(1995))。
反応による方法では、反応剤として高価なヨウ化物を用
いなければならず、応用性が乏しいばかりでなく、反応
収率も十分なものとはいえなかった。また150℃以上
の高温と長い反応時間を要し、更に銅粉を大量に使用す
るため、大量の銅を含む廃液が生成し、環境上の問題も
あった。
とするパラジウム化合物を触媒として用いる方法では、
1級アミンとアリールハライドとを反応させた場合に
は、反応活性が低くなり長時間を要するばかりでなく、
引き続いて得られた2級アミンとアリールハライドを反
応させた場合には、配位子であるトリ−o−トリルホス
フィンとの立体反発が大きくなり、反応がほとんど進行
しないという問題があった。
であり、その目的は、1級アミンから1ポットで3級ア
リールアミン類を高活性、高選択的に合成できる製造方
法を提供することである。
を解決するため鋭意検討を行った結果、驚くべきこと
に、トリアルキルホスフィンとパラジウム化合物からな
る触媒及び塩基の存在下で、1級アミンと2種類の異な
るアリールハライドを反応させることにより、3級アリ
ールアミン類を高活性、高選択的に合成できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
パラジウム化合物からなる触媒及び塩基の存在下で、下
記一般式(1) R(NH2)n (1) (式中、Rはアルキル基又は置換若しくは無置換のアリ
ール基を表し、nは1又は2を表す。)で示される1級
アミンと、下記一般式(2) Ar1(X1)m1 (2) (式中、Ar1は置換又は無置換のアリール基を表し、
X1はF、Cl、Br又はIを表し、m1は1〜3の整
数を表す。)及び下記一般式(3) Ar2(X2)m2 (3) (式中、Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のア
リール基を表し、X2はF、Cl、Br又はIを表し、
m2は1〜3の整数を表す。)で示される2種類の異な
るアリールハライドとを反応させることを特徴とする3
級アリールアミン類の製造方法である。
ール基を表し、nは1又は2を表す。)で示される1級
アミンとしては特に限定するものではなく、Rとして
は、通常炭素数1〜18のアルキル基又は炭素数6〜2
2の置換若しくは無置換のアリール基が用いられる。
具体的には、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、イ
ソブチルアミン、sec−ブチルアミン、tert−ブ
チルアミン、n−アミルアミン、イソアミルアミン、t
ert−アミルアミン、シクロヘキシルアミン、n−ヘ
キシルアミン、ヘプチルアミン、2−アミノヘプタン、
3−アミノヘプタン、オクチルアミン、ノニルアミン、
デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデシルアミン、ト
リデシルアミン、1−テトラデシルアミン、ペンタデシ
ルアミン、1−ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミ
ン等の1級アルキルアミン類;エチレンジアミン、1,
2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノプロパン、
1,4−ジアミノブタン等の1級アルキルジアミン類;
アニリン、o−フルオロアニリン、m−フルオロアニリ
ン、p−フルオロアニリン、o−トルイジン、m−トル
イジン、p−トルイジン、o−アニシジン、m−アニシ
ジン、p−アニシジン、1−ナフチルアミン、2−ナフ
チルアミン、1−アミノアントラセン、2−アミノアン
トラセン、2−アミノビフェニル、4−アミノビフェニ
ル、9−アミノフェナントレン、2−トリフルオロメチ
ルトルイジン、3−トリフルオロメチルトルイジン、4
−トリフルオロメチルトルイジン等のアリールアミン
類;o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、フルオレンジアミン、
1,8−ナフタレンジアミン等のアリールジアミン類等
を挙げることができる。
X1はF、Cl、Br又はIを表し、m1は1〜3の整
数を表す。)及び下記一般式(3) Ar2(X2)m2 (3) (式中、Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のア
リール基を表し、X2はF、Cl、Br又はIを表し、
m2は1〜3の整数を表す。)で示されるアリールハラ
イドとしては特に限定するものではないが、Ar1及び
Ar2としては、通常炭素数1〜18のアルキル基又は
炭素数6〜22の置換若しくは無置換のアリール基が用
いられ、芳香族環に置換基を有していてもよい。また本
発明においてアリール基とは、縮合環式炭化水素を含有
するものである。
ては、具体的には、ブロモベンゼン、o−ブロモアニソ
ール、m−ブロモアニソール、p−ブロモアニソール、
o−ブロモトルエン、m−ブロモトルエン、p−ブロモ
トルエン、o−ブロモフェノール、m−ブロモフェノー
ル、p−ブロモフェノール、2−ブロモベンゾトリフロ
リド、3−ブロモベンゾトリロオリド、4−ブロモベン
ゾトリフロリド、1−ブロモ−2,4−ジメトキシベン
ゼン、1−ブロモ−2,5−ジメトキシベンゼン、2−
ブロモフェネチルアルコール、3−ブロモフェネチルア
ルコール、4−ブロモフェネチルアルコール、5−ブロ
モ−1,2,4−トリメチルベンゼン、2−ブロモ−m
−キシレン、2−ブロモ−p−キシレン、3−ブロモ−
o−キシレン、4−ブロモ−o−キシレン、4−ブロモ
−m−キシレン、5−ブロモ−m−キシレン、1−ブロ
モ−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、1−ブロ
モ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、2−ブロ
モビフェニル、3−ブロモビフェニル、4−ブロモビフ
ェニル、4−ブロモ−1,2−(メチレンジオキシ)ベ
ンゼン、1−ブロモナフタレン、2−ブロモナフタレ
ン、1−ブロモ−2−メチルナフタレン、1−ブロモ−
4−メチルナフタレン等のアリールブロミド類;クロロ
ベンゼン、o−クロロアニソール、m−クロロアニソー
ル、p−クロロアニソール、o−クロロトルエン、m−
クロロトルエン、p−クロロトルエン、o−クロロフェ
ノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノー
ル、2−クロロベンゾトリフロリド、3−クロロベンゾ
トリフロリド、4−クロロベンゾトリフロリド、1−ク
ロロ−2,4−ジメトキシベンゼン、1−クロロ−2,
5−ジメトキシベンゼン、2−クロロフェネチルアルコ
ール、3−クロロフェネチルアルコール、4−クロロフ
ェネチルアルコール、5−クロロ−1,2,4−トリメ
チルベンゼン、2−クロロ−m−キシレン、2−クロロ
−p−キシレン、3−クロロ−o−キシレン、4−クロ
ロ−o−キシレン、4−クロロ−m−キシレン、5−ク
ロロ−m−キシレン、1−クロロ−3−(トリフルオロ
メトキシ)ベンゼン、1−クロロ−4−(トリフルオロ
メトキシ)ベンゼン、2−クロロビフェニル、3−クロ
ロビフェニル、4−クロロビフェニル、1−クロロナフ
タレン、2−クロロナフタレン、1−クロロ−2−メチ
ルナフタレン、1−クロロ−4−メチルナフタレン等の
アリールクロリド類;ヨードベンゼン、o−ヨードアニ
ソール、m−ヨードアニソール、p−ヨードアニソー
ル、o−ヨードトルエン、m−ヨードトルエン、p−ヨ
ードトルエン、o−ヨードフェノール、m−ヨードフェ
ノール、p−ヨードフェノール、2−ヨードベンゾトリ
フロリド、3−ヨードベンゾトリフロリド、4−ヨード
ベンゾトリフロリド、1−ヨード−2,4−ジメトキシ
ベンゼン、1−ヨード−2,5−ジメトキシベンゼン、
2−ヨードフェネチルアルコール、3−ヨードフェネチ
ルアルコール、4−ヨードフェネチルアルコール、5−
ヨード−1,2,4−トリメチルベンゼン、2−ヨード
−m−キシレン、2−ヨード−p−キシレン、3−ヨー
ド−o−キシレン、4−ヨード−o−キシレン、4−ヨ
ード−m−キシレン、5−ヨード−m−キシレン、1−
ヨード−3−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、1−
ヨード−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン、2−
ヨードビフェニル、3−ヨードビフェニル、4−ヨード
ビフェニル、1−ヨードナフタレン、2−ヨードナフタ
レン、1−ヨード−2−メチルナフタレン、1−ヨード
−4−メチルナフタレン等のアリールアイオダイド類;
フルオロベンゼン、o−フルオロアニソール、m−フル
オロアニソール、p−フルオロアニソール、o−フルオ
ロトルエン、m−フルオロトルエン、p−フルオロトル
エン、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノー
ル、p−フルオロフェノール、2−フルオロベンゾトリ
フロリド、3−フルオロベンゾトリフロリド、4−フル
オロベンゾトリフロリド、1−フルオロ−2,4−ジメ
トキシベンゼン、1−フルオロ−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、2−フルオロフェネチルアルコール、3−フル
オロフェネチルアルコール、4−フルオロフェネチルア
ルコール、5−フルオロ−1,2,4−トリメチルベン
ゼン、2−フルオロ−m−キシレン、2−フルオロ−p
−キシレン、3−フルオロ−o−キシレン、4−フルオ
ロ−o−キシレン、4−フルオロ−m−キシレン、5−
フルオロ−m−キシレン、1−フルオロ−3−(トリフ
ルオロメトキシ)ベンゼン、1−フルオロ−4−(トリ
フルオロメトキシ)ベンゼン、2−フルオロビフェニ
ル、3−フルオロビフェニル、4−フルオロビフェニ
ル、4−フルオロ−1,2−(メチレンジオキシ)ベン
ゼン、1−フルオロナフタレン、2−フルオロナフタレ
ン、1−フルオロ−2−メチルナフタレン、1−フルオ
ロ−4−メチルナフタレン等のアリールフロリド類等が
例示される。
いて、1,2−ジブロモベンゼン、1,3−ジブロモベ
ンゼン、1,4−ジブロモベンゼン、9,10−ジブロ
モアントラセン、9,10−ジクロロアントラセン、
4,4’−ジブロモビフェニル、4,4’−ジクロロジ
フェニル、4,4’−ジヨードビフェニル、1−ブロモ
−2−フルオロベンゼン、1−ブロモ−3−フルオロベ
ンゼン、1−ブロモ−4−フルオロベンゼン、2−ブロ
モクロロベンゼン、3−ブロモクロロベンゼン、4−ブ
ロモクロロベンゼン、2−ブロモ−5−クロロトルエ
ン、3−ブロモ−4−クロロベンゾトリフロリド、5−
ブロモ−2−クロロベンゾトリフロリド、1−ブロモ−
2,3−ジクロロベンゼン、1−ブロモ−2,6−ジク
ロロベンゼン、1−ブロモ−3,5−ジクロロベンゼ
ン、2−ブロモ−4−フルオロトルエン、2−ブロモ−
5−フルオロトルエン、3−ブロモ−4−フルオロトル
エン、4−ブロモ−2−フルオロトルエン、4−ブロモ
−3−フルオロトルエン、トリス(4−ブロモフェニ
ル)アミン、及び1,3,5−トリブロモベンゼン等の
ハロゲン原子を2つ以上、好ましくは2〜3個有するア
リールハライドも使用することができる。
ールハライドは、2級アミン製造後に加えることが好ま
しい。
法は、特に限定するものではなく、例えば、反応開始前
に1級アミンと同時に2種類の異なるアリールハライド
を添加しこれらを反応させてもよいし、まず1級アミン
と一方のアリールハライドを反応させた後、生成した2
級アミンに他方のアリールハライドを添加しこれらを反
応させてもよい。3級アリールアミンをより高選択的に
製造できることから、後者の逐次的に異なるアリールハ
ライドを添加する方法が好ましい。
は特に制限されるものではないが、1級アミンと同時に
2種類の異なるアリールハライドを添加する場合には、
1級アミン1モルに対して、それぞれ0.5モル倍〜1
0モル倍の範囲が適当であり、経済性及び未反応のアリ
ールハライドの分離等、後処理を簡便とするため、好ま
しくは1級アミン1モルに対してそれぞれ0.7モル倍
〜5モル倍である。また逐次的に異なるアリールハライ
ドを添加する場合は、最初に添加するアリールハライド
は、1級アミンのアミノ基1つに対して、0.5〜1.
5倍モルの範囲で反応系に添加すればよいが、目的とす
る3級アリールアミンの選択率を向上させるという観点
から、より好ましくは、該1級アミンのアミノ基1つに
対して0.9モル〜1.1倍モルの範囲で反応系に添加
すればよい。
ールハライドは、原料とした1級アミンのアミノ基1つ
に対して0.1〜10モル倍添加すればよいが、反応終
了後の未反応のアリールハライド及び未反応の2級アミ
ンの分離操作が煩雑となることから好ましくは、1級ア
ミンのアミノ基1つに対して0.9〜5倍モル添加すれ
ばよい。
ム化合物としては、パラジウム化合物であれば特に制限
するものではなく、例えば、ヘキサクロロパラジウム
(IV)酸ナトリウム四水和物、ヘキサクロロパラジウ
ム(IV)酸カリウム等の4価のパラジウム化合物類;
塩化パラジウム(II)、臭化パラジウム(II)、酢
酸パラジウム(II)、パラジウムアセチルアセトナー
ト(II)、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウ
ム(II)、ジクロロビス(アセトニトリル)パラジウ
ム(II)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム(II)、ジクロロテトラアンミンパラジウ
ム(II)、ジクロロ(シクロオクタ−1,5−ジエ
ン)パラジウム(II)、パラジウムトリフルオロアセ
テート(II)等の2価パラジウム化合物類;トリス
(ジベンジリデンアセトン)二パラジウム(0)、トリ
ス(ジベンジリデンアセトン)二パラジウムクロロホル
ム錯体(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム(0)等の0価パラジウム化合物等を挙げる
ことができる。
は、特に限定するものではないが、1級アミン1モルに
対し、パラジウム換算で0.00001〜20.0モル
%である。パラジウムが上記範囲内であれば、高い選択
率で3級アリールアミンが合成できるが、高価なパラジ
ウム化合物を使用することから、より好ましくは、該1
級アミン1モルに対し、パラジウム換算で0.001〜
5.0モル%である。
ルキルホスフィンとしては、特に限定するものではな
く、例えば、トリエチルホスフィン、トリシクロヘキシ
ルホスフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリ−n
−ブチルホスフィン、トリイソブチルホスフィン、トリ
−sec−ブチルホスフィン、トリ−tert−ブチル
ホスフィン等が例示できる。高い反応活性を有すること
から好ましくはトリ−tert−ブチルホスフィンであ
る。
ジウム化合物に対して0.01〜10000倍モル使用
すればよい。トリアルキルホスフィンが上記使用量の範
囲であればアリールアミンの選択率に変化はないが、高
価なトリアルキルホスフィンを使用することから、より
好ましくはパラジウム化合物に対して0.1〜10倍モ
ルである。
合物とトリアルキルホスフィンが必須であり、両者を組
み合わせて触媒として反応系加える。添加方法は、反応
系にそれぞれ単独に加えても、予め錯体の形に調製して
添加してもよい。
ウム、カリウムの炭酸塩やアルカリ金属アルコキシド等
の無機塩基及び3級アミン等の有機塩基から選択すれば
よく、特に制限するものではないが、より好ましくは、
例えばナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、リチウム−
tert−ブトキシド、ナトリウム−tert−ブトキ
シド、カリウム−tert−ブトキシド等のようなアル
カリ金属アルコキシドであって、それらは反応場にその
まま加えても、またアルカリ金属、水素化アルカリ金属
及び水酸化アルカリ金属とアルコールからその場で調製
して反応場に供してもよい。
ではないが、反応に添加する2種類の異なるアリールハ
ライドのハロゲン原子に対して、0.5倍モル以上使用
することが好ましい。塩基の量が、0.5倍モル未満で
は、反応活性が低下しアリールアミンの収率の低下を招
くため好ましくない。塩基の量は大過剰に加えてもアリ
ールアミンの収率に変化はないが、反応終了後の後処理
操作が煩雑になることから、より好ましくは、1.0〜
5倍モル以下である。
下に実施され、そのような不活性溶媒としては、本反応
を著しく阻害しない溶媒であればよく、例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒;ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル溶媒;アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホトリアミド
等を例示することができる。より好ましくは、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒であ
る。
活性ガス雰囲気下で実施することが好ましいが、たとえ
加圧条件であっても実施することができる。
り好ましくは50℃〜200℃の範囲、反応時間は、数
分の至は72時間の範囲から選択すればよい。
アリールアミンを、トリアルキルホスフィンとパラジウ
ム化合物からなる触媒と塩基の存在下、1級アミンと2
種類の異なるアリールハライドから、従来になく高活性
・高選択的に合成可能となった。
れらに限定されるものではない。なお、以下に示す収率
は、仕込みの1級アミンを基準に算出した。
ラジウム(Aldrich製)、o−キシレン5mlを
20mlナス型フラスコに加えた。撹拌下、トリ−te
rt−ブチルホスフィン(関東化学)を加え(トリ−t
ert−ブチルホスフィン/Pdモル比=4/1)、8
0℃の湯浴上で10分間加熱撹拌し触媒とした。
二パラジウムクロロホルム錯体から酢酸パラジウムとし
た以外は実施例1と同様の操作を行い触媒とした。
5,253(1974))に基づき、トリス(ジベンジ
リデンアセトン)二パラジウムクロロホルム錯体を合成
した。窒素中、室温下、合成した錯体51.8mgを調
製例1と同様の操作により調製した。
キシレン溶液約5ml(パラジウム原子/アリールハラ
イド=0.25モル%)の入った滴下ロートを付した2
00ml四つ口フラスコに、室温下アリールハライドと
して1−ナフチルブロミド4.14g、1級アミンとし
てp−フルオロアニリン2.22g、及び塩基としてナ
トリウム−tert−ブトキシド4.61g(以下t−
BuONaと略す)(t−BuONa/1級アミン=
2.4/1)を各々o−キシレン20mlで流し込ん
だ。窒素を約20分間撹拌流通させた後、加温し80℃
で触媒溶液を加えた。引き続き120℃まで加温してか
ら3時間加熱撹拌した。3時間後、異なるアリールハラ
イドとしてp−ブロモアニソール3.74gを含むo−
キシレン溶液を窒素雰囲気下に反応器に添加した。添加
後、120℃で12時間加熱撹拌を継続した。反応終了
後、GC分析を行った結果、用いたアリールハライドの
ピークは完全に消失していた。反応終了後、80℃まで
放冷し水80mlを加えた。反応液は分液ロートに移
し、有機相を分離した。有機相から減圧下にo−キシレ
ンを除去した後、カラム精製し6.5gの薄黄色固体を
得た。この生成物をGC−MASSにより分析した結
果、目的物であるN−(1−ナフチル)−N−(4−メ
トキシフェニル)−4−フルオロアニリンの分子量34
3に一致した。生成物の純度はGC分析の結果98重量
%であり、収率は92.4モル%であった。
2.14gに変更し、異なるアリールハライドをp−ア
ニソールからp−フルオロブロモベンゼン3.50gに
変更し、反応時間を12時間から8時間に変更した以外
は実施例1と同様の操作を行った。カラム精製し6.2
3gの黄色固体を得た。この生成物をGC−MASSに
より分析した結果、目的物であるN−(1−ナフチル)
−N−(3−メチルフェニル)−4−フルオロアニリン
の分子量327に一致した。生成物の純度はGC分析の
結果96重量%であり、収率は89.2モル%であっ
た。
ンゼン3.14gに変更し、異なるアリールハライドを
p−フルオロブロモベンゼンからトリス(4−ブロモフ
ェニル)アミン9.64gに変更した以外は実施例2と
同様に反応操作を行った。生成物は、THF/メタノー
ルで再結晶により単離し白色固体14.3gを得た。生
成物はMASS分析の結果、目的物である4,4’,
4”−トリス(3−メチルフェニルフェニルアミノ)ト
リフェニルアミンの分子量788に一致した。また収率
は90.5モル%であった。
ンから4,4’−ジブロモビフェニル6.24gに変更
した以外は実施例3と同様の操作を行った。再結晶によ
り白色固体9.0gを得た。生成物はMASS分析の結
果、目的物であるN,N’−ジフェニル−N,N’−
(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−
4,4’−ジアミンの分子量516に一致した。また、
収率は87.0モル%であった。
ンから4,4’−ジヨードビフェニル8.16gに変更
した以外は実施例3と同様の操作を行った。再結晶の結
果、白色固体9.0gを得た。生成物はMASS分析の
結果目的物であるN,N’−ジフェニル−N,N’−
(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−
4,4’−ジアミンの分子量516に一致した。また、
収率は86.8モル%であった。
ンから1,3,5−トリブロモベンゼン6.30gに変
更した以外は実施例3と同様の操作を行った。再結晶の
結果11.1gの白色固体を得た。生成物はMASS分
析の結果、目的物である1,3,5−トリス(3−メチ
ルフェニルフェニルアミノ)ベンゼンの分子量621に
一致した。また、収率は89.5モル%であった。
ンから9,10−ジブロモアントラセンに変更した以外
は実施例3と同様の操作を行った。再結晶の結果9.7
gの白色固体を得た。生成物はMASS分析の結果、目
的物である9,10−ジ(3−メチルフェニルフェニル
アミノ)アントラセンの分子量540に一致した。ま
た、収率は89.5モル%であった。
ニルフェニレンジアミン5.20gに変更し、アリール
ハライドを1−ナフチルブロミドとp−ブロモアニソー
ルとからブロモベンゼン3.14gと1,3,5−トリ
ブロモベンゼン6.30gに変更した以外は実施例1と
同様に操作を行った。再結晶の結果、白色固体18.9
gを得た。生成物はMASS分析の結果、目的物である
1,3,5−トリス[N−フェニル−N−(ジフェニル
アミノフェニル)アミノ]ベンゼン分子量1080に一
致した。また、収率は87.3モル%であった。
ン1.2gに変更し、アリールハライドを1−ナフチル
ブロミドとp−ブロモアニソールとからブロモベンゼン
3.14gとo−ブロモトルエン3.42gとした以外
は実施例1と同様に操作を行った。再結晶の結果白色固
体7.1gを得た。生成物はMASS分析の結果、目的
物であるN,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(2−メ
チルフェニル)エチレンジアミンの分子量392に一致
した。また、収率は89.9モル%であった。
キシレン溶液約5ml(パラジウム原子/1級アミン=
0.05モル%)の入った滴下ロートを付した200m
l四つ口フラスコに、室温下アリールハライドとして1
−ナフチルブロミド4.14g、1級アミンとしてp−
フルオロアニリン2.22g、及びナトリウム−ter
t−ブトキシド4.61g(以下t−BuONaと略
す)(t−BuONa/1級アミン=2.4/リット
ル)を各々o−キシレン20mlで流し込んだ。窒素を
約20分間撹拌流通させた後、加温し80℃で触媒溶液
を加えた。引き続き120℃まで加温してから3時間加
熱撹拌した。3時間後、p−ブロモアニソール3.74
gを含むo−キシレン溶液を窒素雰囲気下に反応器に添
加した。添加後、20時間120℃で加熱撹拌を継続し
た。反応終了後、GC分析を行った結果、用いたアリー
ルハライドのピークは完全に消失していた。反応終了
後、80℃まで放冷し水80mlを加えた。反応液は分
液ロートに移し、有機相を分離した。有機相から減圧下
にo−キシレンを除去した後、カラム精製し5.9gの
薄黄色固体を得た。生成物の純度はGC分析の結果98
重量%であり、収率は83.9モル%であった。
5.4gとした以外は実施例10と同様の操作を行っ
た。カラム精製後6.3gの薄黄色固体を得た。GC分
析の結果、生成物の純度は98重量%であり、収率は8
9.1モル%であった。
子/1級アミン=0.25)、実施例1と同様の操作を
行った。カラム精製後5.6gの薄黄色固体を得た。G
C分析の結果、生成物の純度は98重量%であり、収率
は80.0モル%であった。
からトリ−o−トリルホスフィンに変更した以外は実施
例1と同様に操作を行った。GC分析の結果、目的物の
収率は5.0モル%であった 比較例2 ホスフィン配位子をトリ−tert−ブチルホスフィン
からトリ−o−トリルホスフィンに変更した以外は実施
例2と同様に操作を行った。GC分析の結果目的物の収
率は3.2モル%であった。
からトリフェニルホスフィンにした以外は実施例2と同
様に反応を行った。
物の収率は7.9%であった。
Claims (7)
- 【請求項1】 トリアルキルホスフィンとパラジウム化
合物からなる触媒及び塩基の存在下で、下記一般式
(1) R(NH2)n (1) (式中、Rはアルキル基又は置換若しくは無置換のアリ
ール基を表し、nは1又は2を表す。)で示される1級
アミンと、下記一般式(2) Ar1(X1)m1 (2) (式中、Ar1は置換又は無置換のアリール基を表し、
X1はF、Cl、Br又はIを表し、m1は1〜3の整
数を表す。)及び下記一般式(3) Ar2(X2)m2 (3) (式中、Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のア
リール基を表し、X2はF、Cl、Br又はIを表し、
m2は1〜3の整数を表す。)で示される2種類の異な
るアリールハライドとを反応させることを特徴とする3
級アリールアミン類の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の製造方法において、一
般式(1)で示される1級アミンと、一般式(2)及び
一般式(3)で示されるアリールハライドとを同時に反
応させることを特徴とする3級アリールアミン類の製造
方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の製造方法において、一
般式(1)で示される1級アミンと一般式(2)で示さ
れるアリールハライドとを反応させ2級アミンを得、引
き続き該2級アミンと一般式(3)で示されるアリール
ハライドとを反応させることを特徴とする3級アリール
アミン類の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の製造方法において、一般式(2)中のm1が1であ
り、一般式(3)中のm2が1であることを特徴とする
下記一般式(4) R[N(Ar1)(Ar2)]n (4) (式中、Rはアルキル基又は置換若しくは無置換のアリ
ール基を表し、Ar1は置換又は無置換のアリール基を
表し、Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のアリ
ールを表し、nは1又は2を表す。)で示される3級ア
リールアミン類の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の製造方法において、一般式(1)中のnが1であり、
一般式(2)中のm1が1であることを特徴とする一般
式(5) Ar2[N(Ar1)(R)]m2 (5) (式中、Rはアルキル基又は置換若しくは無置換のアリ
ール基を表し、Ar1は置換又は無置換のアリール基を
表し、Ar2はAr1とは異なる置換又は無置換のアリ
ール基を表し、m2は1〜3の整数を表す。)で示され
る3級アリールアミン類の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
の製造方法において、R、Ar1及びAr2がそれぞれ
相異なることを特徴とする3つの異なる置換基を有する
3級アリールアミン類の製造方法 - 【請求項7】 トリアルキルホスフィンが、トリ−te
rt−ブチルホスフィンであることを特徴とする請求項
1乃至請求項6のいずれかに記載の3級アリールアミン
類の製造方法。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-05-09 JP JP11947797A patent/JP3972405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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