JPH10311071A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JPH10311071A
JPH10311071A JP12093597A JP12093597A JPH10311071A JP H10311071 A JPH10311071 A JP H10311071A JP 12093597 A JP12093597 A JP 12093597A JP 12093597 A JP12093597 A JP 12093597A JP H10311071 A JPH10311071 A JP H10311071A
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Masanori Miyata
雅則 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄電池に蓄電するために吐水するときを給水
装置の故障と誤認されないようにする。 【解決手段】 人が水を使用するときのみ、電磁弁34
にて通水路11を開いて吐水口15から吐水させる第1
モード手段171と、人が水を使用するとき、電磁弁3
4にて通水路11を開いて吐水口15から吐水させると
ともに、人が存在しないとき、電磁弁34にて通水路1
1を開いて吐水口15から吐水させることにより、水力
発電機35を発電させる第2モード手段172とを備え
ている。また、乾電池設置部850への乾電池の脱着状
態を読み取って、第1モードまたは第2モードを決定す
るモード決定手段170を備えている。これによれば、
1日中人が存在する場所に設置される場合、乾電池を装
着して第1モードを作動させ、人が存在しない時間帯が
ある場所に設置される場合、乾電池を取り外して第2モ
ードを作動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の手等の人体を
検知して吐水部から吐水する給水装置であって、特に、
吐水時の水流により発電する水力発電機の電力を蓄電池
に蓄電し、この蓄電池を電源として用いる給水装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば手洗器等に使用される
自動水栓装置や小便器用洗浄栓等の給水装置では、水源
から吐水口にかけての通水路に電磁弁および水力発電機
を設けてあり、人の手が吐水口に差し出されたり、使用
者が小便器の使用を終了すると、この情報をセンサ等に
て感知して電気制御装置に入力し、この電気制御装置に
て電磁弁を開いている。これにより、吐水口から吐水さ
れるとともに、水力発電機が発電するので、この水力発
電機の電力を蓄電池に蓄え、この蓄電池を電源として使
用している。
【0003】そして、小便器用自動洗浄栓に関しては、
トラップや排水管の乾き防止のために、所定の間隔(例
えば8時間毎)で所定時間吐水させている。なお、この
吐水により水力発電機が発電するため、蓄電池の蓄電も
行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給水装置に
おいて、蓄電池に蓄電するために吐水させるときは、人
の手等の検知がなくても吐水口から吐水されることにな
るため、このときを人が視認したとき、給水装置が故障
したと誤認してしまう。本発明は上記問題に鑑みてなさ
れたもので、蓄電池に蓄電するために吐水するときを給
水装置の故障と誤認されないようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、人にて水
が使用されるときは、吐水部(15)から吐水される、
つまり、水力発電機(35)が作動して蓄電池(16)
に蓄電されるので、蓄電用に吐水する必要がなく、人が
存在しないときは、吐水口(15)から吐水されない、
つまり、水力発電機(35)が作動せず蓄電池(16)
に蓄電されないので、蓄電用に吐水する必要があること
に着目して、人が1日中存在する場所、つまり、1日中
水が使用される場所では蓄電用の吐水を行なわないモー
ドを作動させ、人が存在しない時間帯がある場所、つま
り、水が使用されない時間帯がある場所では、この時間
帯に蓄電用の吐水を行なうモードを作動させることによ
り、上記目的を達成することを見出した。
【0006】すなわち、請求項1ないし6に記載の発明
では、給水源から吐水部(15)にかけての通水路(1
1)に開閉手段(33、34)および水力発電機(3
5)を設け、この水力発電機(35)からの電力を蓄え
る蓄電池(16)を電源とし、人が水を使用するときの
み、開閉手段(33、34)にて通水路(11)を開い
て吐水部(15)から吐水させる第1モード手段(17
1)と、人が水を使用するとき、開閉手段(33、3
4)にて通水路(11)を開いて吐水部(15)から吐
水させるとともに、人が存在しないとき、開閉手段(3
3、34)にて通水路(11)を開いて吐水部(15)
から吐水させることにより、水力発電機(35)を発電
させる第2モード手段(172)とを備え、第1モード
手段(171)による第1モード、または、第2モード
手段(172)による第2モードを指示するモード指示
信号を人の選択操作に対応して発生させる指示手段(8
5、850)と、指示手段(85、850)からのモー
ド指示信号を読み込んで、第1モード手段(171)お
よび第2モード手段(172)のいずれを作動させるか
を決定するモード決定手段(170)とを備えることを
特徴としている。
【0007】このような手段によれば、1日中人(例え
ばビルで働く人)が存在する場所に設置される給水装置
では、人(例えばビルの管理人)が指示手段(85、8
50)を選択操作して上記第1モードを選択することに
より第1モード手段(171)が決定され、人が水を使
用するときのみ吐水部(15)から吐水できる。よっ
て、蓄電用の吐水は1日中行なわれないので、人にて故
障と誤認されることはない。
【0008】また、人が存在しない時間帯(例えば夜中
や休日)がある場所に設置される給水装置では、人が指
示手段(85、850)を選択操作して上記第2モード
を選択することにより第2モード手段(172)が決定
され、人が存在しない時間帯、つまり、蓄電池(16)
の蓄電電圧不足になる可能性の高いときに吐水させるこ
とができ、人にて故障と誤認されることなく、蓄電池
(16)に良好に蓄電することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、蓄電池
(16)のバックアップ電源(85)が電気的に接続さ
れる電源接続部(850)を備え、指示手段(85、8
50)は、バックアップ電源(85)および電源接続部
(850)からなり、モード決定手段(170)は、電
源接続部(850)にバックアップ電源(85)が接続
されているとき第1モード手段(171)を作動させる
ことを決定し、かつ、電源接続部(850)にバックア
ップ電源(85)が接続されていないとき第2モード手
段(172)を作動させることを決定することを特徴と
している。
【0010】このような構成によれば、乾電池(85)
の電源接続部(850)への脱着により第1、第2モー
ドの選択操作を行なうことができるので、これら第1、
第2モードの選択操作を行なう操作スイッチのような特
別な操作手段を必要とせず、コスト安である。また、請
求項3に記載の発明では、バックアップ電源を乾電池
(85)から構成しているので、周知の給水装置をその
まま利用できる。
【0011】また、請求項4に記載の発明では、モード
決定手段(170)にて第2モード手段(172)を作
動させることが決定されているときで、かつ、人が水を
使用するときの吐水が所定時間(T1)の間行なわれな
いときに、人が存在しないときの吐水を行なうことを特
徴としている。このようにして本発明を良好に実施可能
となる。
【0012】また、請求項5に記載の発明では、モード
決定手段(173)にて第2モード手段(172)を作
動させることが決定されているとき、人が存在しないと
きの吐水は、吐水部(15)から短時間(T3)吐水す
る作動を所定時間(T4)間隔で複数回繰り返してなる
ことを特徴としている。ここで、例えば休日にたまたま
出勤した人がいても、短時間吐水する作動を複数回繰り
返しているので、連続的に吐水する場合に比べて人に視
認される確率が低くなり、故障と誤認される恐れが小さ
い。
【0013】また、請求項6に記載の発明では、第1、
第2モード手段(171、172)は、蓄電池(16)
の蓄電量(V2)を検出する検出手段(S54、S20
4)を備え、蓄電量(V2)が所定量(E1、E2)以
下であるとき、開閉手段(33、34)にて通水路(1
1)を開いて吐水部(15)から吐水させている。従っ
て、給水装置の電源として十分とみなされる蓄電量(例
えば3.65V)を上記所定量(E1)と設定すること
により、人が存在しないときの吐水を必要時のみ(つま
り、蓄電量が上記所定量(E1)より小さいとき)行な
うことができ、水を節約できる。また、給水装置の電源
として必要な最低蓄電量(例えば3.6V)を上記所定
量(E2)と設定することにより、この給水装置のシス
テムダウンを良好に防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)本実施形態は、本発明を住宅の洗面
所等の給水装置に適用したものである。図1に示すよう
に、本実施形態の給水装置1は、吐水部10が設置され
る洗面器12の下部に配され、この付近の壁に装着され
ている。給水装置1はケース14を備えている。ケース
14は、壁側(図1中紙面奥側)に配されるリアケース
140と、このリアケース140の手前側(図1中紙面
手前側)に配されるフロントケース141とに分割可能
となっている。
【0015】図2に示すように、ケース14(具体的に
はリアケース140)には、通水路11が貫通配置され
ている。この通水路11の一端は、壁に埋込配管された
図示しない給水配管(給水源)側に連通しており、この
通水路11の他端は、導水管44を介して吐水口15に
連通している。通水路11には、上流から下流にかけ
て、逆止弁32一体の止水栓31、主弁部33、およ
び、水力発電機35が配置されている。図2中符号34
はパイロット弁として機能する電磁弁(開閉手段)であ
り、その開閉によって通水路11上に設けられた主弁部
33を開閉し、通水路11の流水量を調整する。水力発
電機35は、通水路11上に配された羽根車を流水によ
り回転させて発電し、フロントケース141に配される
蓄電池16(図3参照)に蓄電する。
【0016】そして、本実施形態の給水装置1によれ
ば、上記給水配管からの水は通水路11を介して止水栓
31、逆止弁32を経て主弁部33に至る。そして電磁
弁34の作動により主弁部33が開かれると、かかる主
弁部33を経由して発電機35の羽根車を回しつつ、通
水路11の出口部に相当する給水エルボ42、および、
この給水エルボ42に接続された上記導水管44を通じ
て、吐水部10の吐水口15へと導かれ、この吐水口1
5から吐水される。
【0017】一方、上記フロントケース141の内部に
は、蓄電池16(図2には図示しない)および電気制御
装置17が収容されている。そして、フロントケース1
41の前面(換言すれば、ケース14のうち鉛直方向に
沿う面)において、下辺寄りの位置には、このケース1
41の内方へ矩形状に凹んだ形状の電池ボックス(図示
しない)が設けられている。なお、図1、2中符号56
は、電池ボックスを覆う蓋部である。
【0018】この電池ボックス内には、バックアップ電
源としての3本の乾電池85(図3参照)を装着する乾
電池装着部(電源接続部)850(図3参照)と、給水
装置1をオンオフするメインスイッチ52(図3参照)
とが設けられている。乾電池装着部850には、乾電池
85の1対の端子と電気的に接続される1対の電圧印加
端子851が設けられている。乾電池85の電力は、蓄
電池16の蓄電量が低下したときに蓄電池16に自動的
に供給される。
【0019】図1に示すように、吐水部10は、ケース
24の内部に、上記吐水口15側の導水管44と、人体
(本樹喫し形態では人の手)を検出する人体検出手段と
しての赤外線センサ18(図3参照)とを収容してな
る。なお、図1中70は、センサ18を電気制御装置1
7に電気的接続するためのリード線である。赤外線セン
サ18は、赤外線を吐水口15下方へ向けて発光する発
光素子と、自身に入射される赤外線の量に応じて受光電
圧を発する受光素子を備えている。そして、電気制御装
置17の第1モード手段171および第2モード手段1
72(後述する)は、センサ18の受光電圧を読み取
り、この電圧変化に応じて人の手の有無を判定する。
【0020】次に、本実施形態の作動を図4に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。このフローチャート
は、メインスイッチ52がオンされることによりスター
トする。なお、電気制御装置17はタイマ174、17
5を内蔵している。まず、ステップS10により乾電池
装着部850の端子851間の電圧V1を読み込み、ス
テップS20により電圧V1がゼロより大きいか否かを
判定する。これにより、乾電池85の装着状態を判定す
る。乾電池85が装着されているときは電圧V1がゼロ
より大きいため、第1モード手段171(図3参照)に
より、ステップS31以下の第1モードを作動させる。
【0021】この第1モードでは、まず、ステップS3
1において、センサ18の電圧を読み取ることにより、
吐水口15下方における人の手の有無を判定する。人の
手が有るとき(つまり、センサ18にて人の手を感知し
たとき)、ステップS32により電磁弁34を開弁する
(つまり、電磁弁34にて通水路11を開く)。その
後、ステップS33において人の手の有無を再び判定
し、人の手が無いと判定されたときは、ステップS34
により電磁弁34を閉弁する(つまり、電磁弁34にて
通水路11を閉じる)。
【0022】なお、第1モード手段171は、ステップ
S31、S32、S33、34を行なう手段(例えば、
吐水口15下方における人の手の有無を判定する手段、
人の手の有無に応じて電磁弁34の開閉を制御する手段
等)からなる。また、乾電池85が装着されていないと
きは、電圧V1がゼロであり、ステップS20の判定結
果がNOであるため、第2モード手段172(図3参
照)により、ステップS41以下の第2モードを実行さ
せる。この第2モードでは、まず、ステップS41にお
いて、吐水口15下方における人の手の有無を判定す
る。人の手が有るとき、ステップS42により電磁弁3
4を開弁する。その後、ステップS43において人の手
の有無を再び判定し、人の手が無いと判定されたとき
は、ステップS44により電磁弁34を閉弁する。
【0023】また、ステップS41において、人の手が
無いと判定されたときは、ステップS51によりタイマ
175をスタートし、ステップS52により、タイマ1
75の計測時間t1が所定時間T1(例えば4時間)以
上であるか否かを判定する。そして、計測時間t1が所
定時間T1以上であるときは、ステップS53によりタ
イマ175をリセットし、ステップS54により蓄電池
16の蓄電電圧(蓄電量)V2を読み込み、ステップS
55により、蓄電電圧V2が第1所定電圧E1(例えば
3.65V)より大きいか否かを判定する。ここで、第
1所定電圧E1とは、給水装置の電源として十分とみな
される蓄電電圧のことである。
【0024】そして、蓄電電圧V2が第1所定電圧E1
以下であるときは、蓄電する必要があるとして、ステッ
プS100に進んで蓄電用吐水モードを作動させる。こ
のモードでは、図5に示すように、ステップS101に
よりタイマ175をスタートし、ステップS102によ
り電磁弁34を開き、ステップS103により水力発電
機35の回転数を検出し、ステップS104により蓄電
池16の蓄電量を算出し、ステップS105により蓄電
池16の蓄電量の総和Xを算出する。
【0025】ここで、蓄電池16の蓄電量は水力発電機
35の回転数に比例するため、本実施形態では、水力発
電機35の回転数と蓄電量との関係を予め電気制御装置
17に記憶させておき、検出された回転数に基づいて蓄
電量を算出している。そして、ステップS106によ
り、タイマ175の計測時間t2が所定時間T2(短時
間、例えば10秒)以上であるか否かを判定する。そし
て、計測時間t2が所定時間T2以上であるときは、ス
テップS107によりタイマ175をリセットし、ステ
ップS108により電磁弁34を閉じ、ステップS10
9により、総和Xが所定蓄電量X0より大きいか否かを
判定する。
【0026】総和Xが所定蓄電量X0以下であるとき
は、ステップS110によりタイマ175をスタート
し、ステップS111により、タイマ175の計測時間
t3が所定時間T3(例えば5分)以上であるか否かを
判定する。そして、計測時間t3が所定時間T3以上で
あるときは、ステップS112によりタイマ175をリ
セットし、再びステップS101に戻る。また、ステッ
プS109において総和Xが所定蓄電量X0より大きい
ときは、スタートへリターンする。
【0027】また、図4に示すステップS52におい
て、タイマ175の計測時間t2が所定時間T2より小
さいときは、ステップS56により人の手の有無を判定
し、人の手が有るときは、ステップS57によりタイマ
175をリセットしてステップS42以下へ進み、人の
手が無いときは、再びステップS52以下へ進む。な
お、第2モード手段172(図3参照)は、ステップS
41、S42、S43、S44、S51、S52、S5
3、S54、S55、S56、S57、S100を行な
う手段(つまり、人が存在しないとき、電磁弁34にて
通水路11を開いて吐水口15から吐水させることによ
り、水力発電機35を発電させる手段、人が水を使用す
るときの吐水が所定時間T1の間行なわれないときに、
上記人が存在しないときの吐水を行なう手段、蓄電電圧
V2が所定電圧E1以下であるとき、電磁弁34にて通
水路11を開いて吐水口15から吐水させる手段、第2
モードにおいて、人が存在しないとき、吐水口15から
所定時間T2吐水する作動を所定時間T3間隔で複数回
繰り返させる手段等)からなる。
【0028】なお、ステップS10およびステップS2
0により、図3に示すモード決定手段170を構成して
いる。また、乾電池85および乾電池乾電池装着部85
0により、請求項でいう指示手段を構成している。ま
た、上記制御において、ステップS105とステップS
106との間、および、ステップS110とステップS
111との間においても、人の手の有無を判定してお
り、人の手が有ると判定されたときは、ステップS42
以下へ進む。
【0029】また、上記した制御と並列して、乾電池8
5を装着していないときにおける電気制御装置17のシ
ステムダウンを防止するための制御が行なわれている。
つまり、図6のフローチャートに示すように、ステップ
S201においてタイマ174をスタートし、ステップ
S202において、タイマ174の計測時間t4が所定
時間T4(例えば1時間)経過したか否かを判定する。
そして、計測時間t4が所定時間T4以上であるとき
は、ステップS203によりタイマ174をリセット
し、ステップS204により蓄電池16の蓄電電圧V2
を読み込む。
【0030】そして、ステップS205により、蓄電池
16の蓄電電圧V2が第2所定電圧E2(例えば3.6
0V)より大きいか否かを判定する。ここで、第2所定
電圧E2とは、給水装置の電源として必要な最低蓄電電
圧のことである。そして、蓄電電圧V2が第2所定電圧
E2より大きければ、システムダウンしないと判定し
て、再びスタートへリターンする。蓄電電圧V2が第2
所定電圧E2以下であるときは、システムダウンすると
判定する。そして、ステップS206により、乾電池8
5の装着状態を判定し、乾電池85が装着されていない
ときは、ステップS207に進み、緊急蓄電用吐水モー
ドを実行する。この緊急蓄電用吐水モードでは、所定時
間(例えば30秒)の間継続して吐水する。
【0031】また、乾電池85が装着されているとき
は、ステップS208に進んで機能停止する。つまり、
センサ18の受光電圧の読み込みを停止するとともに、
電磁弁34への通電を停止する。このときは、電池切れ
であることを示す電池切れランプを設け、このランプを
ステップS209において点灯させるようにしている。
これにより、電池交換が必要であることを示す。
【0032】次に、本実施形態の奏する効果を説明す
る。まず、例えばビルにおいて、1日中人が存在する場
所に設置される給水装置では、ビルの管理人が乾電池8
5を乾電池設置部850に装着することにより、上記第
1モードを選択し、第1モード手段171を作動させる
ことができる。この第1モードにおいては、人が水を使
用するときのみ吐水口15から吐水できるため、蓄電用
の吐水は1日中行なわれず、人にて故障と誤認されるこ
とはない。
【0033】また、人が存在しない時間帯(例えば夜中
や休日)がある場所に設置される給水装置では、ビルの
管理人が乾電池85を乾電池設置部850から取り外す
ことにより、上記第2モードを選択し、第2モード手段
172を作動させることができる。この第2モードにお
いては、人が存在しない時間帯、つまり、蓄電池16の
蓄電電圧不足になる可能性の高いときに吐水させること
ができ、人にて故障と誤認されることなく、蓄電池16
に良好に蓄電することができる。
【0034】また、乾電池85の乾電池設置部850へ
の脱着により第1、第2モードの選択操作を行なうこと
ができるので、これら第1、第2モードの選択操作を行
なう操作スイッチのような特別な操作手段を必要とせ
ず、コスト安である。また、蓄電用に吐水するとき、短
時間吐水する作動を複数回繰り返しているので、例えば
休日にたまたま出勤した人がいても、人に視認される確
率が低くなり、故障と誤認される恐れが小さい。
【0035】また、給水装置の電源として十分とみなさ
れる蓄電電圧V2を第1所定電圧E1と設定しているの
で、人が存在しないときの吐水を必要時のみ(つまり、
蓄電電圧V2が第1所定電圧E1より小さいとき)行な
うことができ、水を節約できる。また、給水装置の電源
として必要な最低蓄電量(例えば3.6V)を上記所定
量(E2)と設定することにより、この給水装置のシス
テムダウンを良好に防止できる。
【0036】(他の実施形態)まず、上記実施形態で
は、電源設置部850内に乾電池85を収容させていた
が、ACアダプターを用いて商用電源を駆動電源として
もよい。このACアダプターは、アダプター本体と、ダ
ミー電池体と、それらを接続するコードとから構成す
る。
【0037】また、上記実施形態では、赤外線センサ1
8の替わりに他のセンサ(例えば超音波センサ等)を設
置してもよいし、使用者が手動で操作する吐水スイッチ
を設置してもよい。なお、吐水スイッチは、オンされて
から所定時間(例えば10秒)の間吐水口15から吐水
させ、その後、自動的に止水させるものでもよいし、オ
ンされた後、再度オンされることにより、止水させるも
のであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる給水装置を装着した
状態の洗面器周辺部の正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係わる給水装置の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施形態に係わる電気ブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施形態の第1、第2モード時におけ
る作動を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態の蓄電用吐水モード時におけ
る作動を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態の緊急蓄電用吐水モード時に
おける作動を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11…通水路、15…吐水口(吐水部)、34…電磁弁
(開閉手段)、35…水力発電機、16…蓄電池、17
…電気制御装置、85…乾電池(指示手段、バックアッ
プ電源)、850…乾電池設置部(指示手段)、18…
赤外線センサ(入力手段)、170…モード決定手段、
171、172…第1、第2モード手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源から吐水部(15)にかけての通
    水路(11)に設けられ、この通水路(11)を開閉す
    る開閉手段(33、34)と、 前記通水路(11)に設けられ、この通水路(11)の
    流水により発電する水力発電機(35)と、 前記水力発電機(35)からの電力を蓄えるとともに、
    電源を構成する蓄電池(16)と、 人が水を使用するときのみ、前記開閉手段(33、3
    4)にて前記通水路(11)を開いて前記吐水部(1
    5)から吐水させる第1モード手段(171)と、 人が水を使用するとき、前記開閉手段(33、34)に
    て前記通水路(11)を開いて前記吐水部(15)から
    吐水させるとともに、人が存在しないとき、前記開閉手
    段(33、34)にて前記通水路(11)を開いて前記
    吐水部(15)から吐水させることにより、前記水力発
    電機(35)を発電させる第2モード手段(172)
    と、 前記第1モード手段(171)による第1モード、また
    は、前記第2モード手段(172)による第2モードを
    指示するモード指示信号を人の選択操作に対応して発生
    させる指示手段(85、850)と、 前記指示手段(85、850)からのモード指示信号を
    読み込んで、前記第1モード手段(171)および前記
    第2モード手段(172)のいずれを作動させるかを決
    定するモード決定手段(170)とを備えることを特徴
    とする給水装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄電池(16)のバックアップ電源
    (85)が電気的に接続される電源接続部(850)を
    備え、 前記指示手段(85、850)は、前記バックアップ電
    源(85)および前記電源接続部(850)からなり、 前記モード決定手段(170)は、前記電源接続部(8
    50)に前記バックアップ電源(85)が接続されてい
    るとき前記第1モード手段(171)を作動させること
    を決定し、かつ、前記電源接続部(850)に前記バッ
    クアップ電源(85)が接続されていないとき前記第2
    モード手段(172)を作動させることを決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の給水装置。
  3. 【請求項3】 前記バックアップ電源は乾電池(85)
    からなることを特徴とする請求項2に記載の給水装置。
  4. 【請求項4】 前記モード決定手段(170)にて前記
    第2モード手段(172)を作動させることが決定され
    ているときで、かつ、前記人が水を使用するときの吐水
    が所定時間(T1)の間行なわれないときに、前記人が
    存在しないときの吐水を行なうことを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1つに記載の給水装置。
  5. 【請求項5】 前記モード決定手段(173)にて前記
    第2モード手段(172)を作動させることが決定され
    ているとき、前記人が存在しないときの吐水は、前記吐
    水部(15)から短時間(T3)吐水する作動を所定時
    間(T4)間隔で複数回繰り返してなることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1つに記載の給水装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2モード手段(171、1
    72)は、前記蓄電池(16)の蓄電量(V2)を検出
    する検出手段(S54、S204)を備え、 前記蓄電量(V2)が所定量(E1、E2)以下である
    とき、前記開閉手段(33、34)にて前記通水路(1
    1)を開いて前記吐水部(15)から吐水させることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の給
    水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002275968A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Inax Corp 自動給液装置
JP2003020702A (ja) * 2001-07-04 2003-01-24 Denso Corp 自動給水装置
JP2016050438A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 Toto株式会社 水栓装置
JP2020007845A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 Toto株式会社 吐水装置

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