JPH10311457A - 配管取付構造、防音材及び配管取付構造の製造方法 - Google Patents

配管取付構造、防音材及び配管取付構造の製造方法

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JPH10311457A
JPH10311457A JP12207997A JP12207997A JPH10311457A JP H10311457 A JPH10311457 A JP H10311457A JP 12207997 A JP12207997 A JP 12207997A JP 12207997 A JP12207997 A JP 12207997A JP H10311457 A JPH10311457 A JP H10311457A
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floor
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木曽  治
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体とそれを貫通する配管との隙間を塞ぎ、
上下階又は隣室の音漏れを防止して、防音効果に優れた
配管取付構造を得る。 【解決手段】 配管63と躯体62とを備えており、配
管63が躯体62の貫通孔を介して貫通している配管取
付構造76を提供する。この配管取付構造76では、配
管63が躯体62に直接接触せずに、躯体62の貫通孔
の間で固定されており、筒状の隙間が配管63と躯体6
2との間に形成されており、防音材82が配管63と躯
体62とに密接しており、防音材82が配管63と躯体
62との隙間の開口部を塞いでおり、配管63と躯体6
2との隙間からの騒音が低減されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管取付構造、防
音材及び配管取付構造の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】配管は、気体、液体、固体の移送経路と
して、各種用途の建築物で広く利用されている。近年、
建築物の断熱気密性能が向上し、それに伴って建築物の
外部から侵入する騒音が激減した。その反面、特に住宅
に於ては、室内騒音が以前にも増して耳障りな音として
位置付けられてきた。室内騒音で特に気になる汚水や雑
排水の排水騒音は、排水管の全外周に配管防音材を囲着
することにより、かなりの騒音を低減することができ
る。しかし、より一層の騒音防止対策が求められてい
る。
【0003】従来、上下階や隣室に跨がって配管を設置
する場合、床材や天井材等の躯体に貫通孔を設け、この
貫通孔に配管が通されている。かかる配管の貫通部で
は、躯体と配管とに隙間が存在し、かかる隙間は、グラ
スウールやロックウールを充填されるか、全く処理され
ていないかの何れかである。
【0004】また、かかる貫通部の隙間は、ハウスメー
カーによって統一されることもあるが、大半は水道工事
業者等の業種によりまちまちであり、一定でない。隙間
が小さい場合、グラスウールやロックウールが充填でき
ず、貫通部の躯体と配管とが直接接触することになる。
また、小さな隙間であっても、上下階又は隣室の音が漏
れてしまう。逆に、隙間が大きいと、配管と躯体との直
接的な接触は充填物により防止できるものの、充填物の
量を調節するのが困難で、部分的に充填物が少ない個所
では、上下階や隣室からの音漏れの度合いが大きくな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、現状で
は、貫通部の配管と躯体との直接的な接触を防止し、貫
通部周辺が排水による振動や洗浄の際の透過音により発
音源になることを回避することはできても、配管と躯体
との隙間の大きさに関係なく音漏れを防止する適切な材
料は無い。
【0006】本発明は、貫通部の配管と躯体との隙間の
大小に係わらず、音漏れを防止することができる配管取
付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管と躯体と
を備えており、配管が貫通孔を介して躯体を貫通してい
る配管取付構造であり、配管が躯体に直接接触すること
なく、貫通孔の間で固定されており、筒状の隙間が配管
と躯体との間に形成されており、防音材が配管と躯体と
に密接しており、防音材が前述した隙間の開口部を塞い
でおり、この開口部からの騒音が低減されている配管取
付構造である。
【0008】本発明の配管取付構造では、(1) 配管が躯
体に直接接触せず、躯体の貫通孔の間に固定されてお
り、筒状の隙間が配管と貫通孔との間に形成されてお
り、配管の振動が躯体に伝播し難い。また、(2) 本発明
の防音材は、配管に密接する面と、躯体に密接する面と
を有しており、この防音材が配管と躯体とに密接して、
配管と躯体との間に形成されている隙間の開口部が塞が
れ、開口部からの騒音が低減される。更に、(3) 本発明
の配管取付構造では、便器等の振動源が肉薄の床に固定
されている場合、床からの放射音が低減される。
【0009】本発明の配管取付構造は、各種建築物の給
排水管、給湯管、給排気管、ゴミ処理配管、工業プラン
ト配管、粉粒体移送配管等の種々の配管の取付構造に用
いられ、上下階や隣室からの騒音防止や配管と躯体の振
動絶縁に有効である。また、かかる配管取付構造は、食
品工業、薬品工業等に於て、昆虫類の侵入防止用に有効
である。
【0010】本発明者は、多くの配管防音材の施工現場
を調査したところ、躯体の貫通部に起因する音が配管の
防音処理部の騒音よりも大きく、かかる貫通部の防音処
理が重要であることを突き止めた。
【0011】図1は、排水騒音測定のための一例の排水
経路を示す断面図である。図1は汚水配管を例にとった
もので、ロータンク1から供給された水は、便器2を洗
浄する際に、最も大きな洗浄音を発生する。次いで、こ
の洗浄水は、配管5を流れる間に排水音を発生させる。
配管5は支持金具9により固定されている。便器2の排
水は、配管5内を通り、床3の下に流れ落ち、エルボ部
6で落下音を発生させる。
【0012】便器2と配管5とは、配管5の末端に便器
2を取り付けるためのフランジ(図示せず。)を設け、
便器2とフランジとの間にゴムパッキン(図示せず。)
を配置した後、配管5の末端のフランジと便器2とをネ
ジ止め固定して連結する。したがって、床3の貫通孔4
と便器2の直下の配管5との隙間では、便器2の振動も
伝わり易く、洗浄音の透過も大きくなった。
【0013】一方、排水は2階床3の下から1階床10
の下迄の約3mの高さを落下する。このため、1階床1
0の下のエルボ部8では、洗浄音に次いで大きな音を有
する落下音が発生し、貫通孔11を経て1階室内に達す
る。騒音は、マイク12で拾って、精密騒音計13及び
周波数分析器14により測定した。結果として、1階の
居住空間の騒音対策には、2階の洗浄音と1階下の落下
音を遮蔽するのが大切であることがわかった。
【0014】騒音は、最も大きな音が発生する個所を対
策しなければ、全く改善できない。最早、配管外周に囲
着する配管防音材を改良工夫して、これ以上配管自体の
騒音を防止するよりも、それ以上大きな音が発生してい
る部位を対策することが、基本的で非常に重要なことで
ある。
【0015】このような観点から、本発明者は、配管が
貫通する躯体の貫通部を、防音材により集中的に処理す
ることで、より一層の騒音防止が図れることを突き止
め、本発明に到達した。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の配管取付構造は、大別す
ると、剛構造の建物、例えば高層集合住宅等と、柔構造
の建物、例えば戸建住宅や低層アパート等で用いること
ができる。高層集合住宅等では耐火性も問われるため、
表面を金属や水硬性無機質材とすることが好ましい。ま
た、内部にも難燃処理を施すのがより一層好ましい。
【0017】剛構造建物やALC床板の場合は、肉厚の
躯体であることもあって、配管との隙間に生モルタルを
充填することが多い。かかる場合、特に配管の振動が躯
体に伝播し、固体伝播音の原因となるので、本発明にか
かる防音材と生モルタル層との間には、粘弾性体からな
る生モルタル接着層を設けるのが好ましい。かかる生モ
ルタル接着層は、生モルタルが硬化した後に、防音材を
生モルタル層に拘束させ、拘束型制振層を形成する。か
かる配管取付構造は、良好な振動伝播防止効果が得られ
ると同時に、隙間も解消されるため、音漏れもなくな
る。
【0018】戸建住宅床等の肉薄の躯体の場合には、本
発明にかかる防音材を、躯体の貫通孔の周囲に、板状物
や鍔状物で接着固定することができる。これにより、配
管と貫通孔との隙間が塞がれ、優れた音漏れ防止効果が
得られる。
【0019】また、本発明にかかる防音材の躯体と接す
る面に、粘弾性体層を設けることにより、防音材と粘弾
性体層と躯体との間で、防音材と躯体とを拘束材とし、
粘弾性体層を制振層とした拘束型制振材が形成される。
かかる配管取付構造を用いれば、上階の便器等が振動源
となり、床から発生する放射音を低減することができ
る。
【0020】また、配管の周囲を筒状に囲む形態の防音
材は、躯体の貫通部近傍で配管直管部も併せて防音処理
することができる。かかる防音材を用いた配管取付構造
は、配管直管部の振動も緩和され、配管からの透過音も
減少して、より一層優れた防音効果が得られる。
【0021】本発明の配管取付構造では、配管組立中に
施工するタイプの防音材と、配管組立後に施工するタイ
プの防音材の何れをも用いることができる。配管組立中
に施工するタイプの防音材は、筒状や環状、又は中央に
配管穴が開いたものを用いることができる。かかる防音
材は、継ぎ目が無い点で音漏れの心配はないが、配管組
立後には切る以外には取付けることができない。
【0022】そのため、予め切り込み部を設けた防音材
が有効である。配管組立後に施工する場合、かかる形態
の防音材は、切り込み部を開閉することにより、組立後
の配管に容易に取り付けることができる。
【0023】また、予め複数個に分割した切断片からな
るタイプの防音材は、後から取付けられて有利である。
かかる防音材を用いた配管取付構造の製造には、各切断
片の継ぎ目を合わせて施工する必要がある。
【0024】切り込み部や継ぎ目は、単純なパットジョ
イントで突き合わせても、合ジャクリや、やとい実や本
実のように、音漏れしにくく加工したり、粘着層を設け
て粘着接着も併せて行ったり、ジョイントテープやコー
キングを使ってもよい。
【0025】本発明にかかる防音材は、配管の振動を絶
縁するとともに、配管と貫通孔を塞ぐものである。生モ
ルタルで配管と貫通孔の隙間を埋める場合には、生モル
タル接着層を設けるのがより一層好ましい。
【0026】本発明の防音材では、特に材質の限定は無
い。つまり、銑、銅、鉛、ステンレス、アルミニウム等
の金属や合金や表面にメッキや塗装を施したものであっ
てもよい。また、セメント、石膏等の水硬性無機物、ゴ
ムやプラスチック、FRP合板や木材等の有機質等様々
な材質のものが使用できる。本発明では、配管や貫通孔
の躯体と接する部分には必ず振動絶縁材を設ける必要が
ある。つまり、金属、水硬性無機物は耐燃焼性の点では
優れているものの、配管や貫通部の躯体と直接接触する
ことで、振動が伝達しやすい等の問題がある。
【0027】ここで、振動絶縁材とは、配管等の振動を
伝達させにくいものの総称であり、具体的には、(a)粘
弾性体、(b) 応力緩和し易くしたもの、(c)繊維状物、
(d)発泡体、(e) 多孔質成型物等が挙げられる。次に(a)
〜(e) の振動絶縁材を更に詳しく説明する。
【0028】(a) 粘弾性体は、粘性と弾性の性質を持ち
併せたものである。それ等は材質としては、天然ゴム、
IR、CR、BR、SBR、NBR、ウレタン、ハイパ
ロン、ブチルゴム、ポリイソブチレン、加硫ゲル分を含
む部分架橋ブチルゴムや部分架橋NBR や各種再生ゴム等
のゴムや、SIS、SBS、SEBS、SIES等の熱
可塑性ブロックポリマーや、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、アタクチックポリプロピレン、ポリビニルブチラ
ール、EVA、塩化ビニル、スチレン等のプラスチック
を単独又は併用したポリマーを用いることができる。
【0029】上記ポリマーに対し、可塑剤、粘着付与樹
脂、充填剤等の任意の配合剤を加えて、粘弾性を与える
ことができる。可塑剤は、粘弾性体の加工助剤としての
役割と、できた粘弾性体の柔軟性に影響を与える。具体
的には、芳香族系オイル、パラフィン系オイル、ナフテ
ン系オイル、ひまし油、綿実油、トール油、フタル酸誘
導体、イソフタル酸誘導体、アジピン酸誘導体、マレイ
ン酸誘導体、ポリブテン、液状ゴム等が挙げられる。こ
れ等はポリマーとの相溶性等を考慮しながら単独若しく
は併用で用いることができる。
【0030】粘着付与樹脂は、粘弾性体の粘性に影響を
与え、軟化点を高めたり、低めたりすることができ、ポ
リマーとの相溶性の組合せ等により、制振性にも大きな
影響を与える。その意味で、本発明では瀝青物も粘着付
与樹脂に含めて説明する。具体的には、石油系樹脂、ク
マロン−インデン樹脂、テルペン樹脂、テルペンフェノ
ール樹脂、フェノール樹脂、アルキルフェノール−アセ
チレン樹脂、キシレン樹脂、ビニル−トルエン−αメチ
ルスチレン共重合体、シクロペンタジエン系樹脂、脂肪
族系炭化水素樹脂、ロジン、変性ロジン、ロジン及び変
性ロジンの誘導体、ストレートアスファルト、ブロンア
スファルト等を例示することができ、単独若しくは併用
して用いることができる。
【0031】充填剤の添加は、遮音性、振動減衰性、難
燃性の改善に効果がある。それ等の具体例として、マイ
カ、グラファイト、ヒル石、タルク、クレー等の鱗片状
無機質粉体、フェライト、金属粉、硫酸バリウム、リト
ポン、鉱砕スラグ、酸化鉄等の高比重充填剤、炭酸カル
シウム、微粉シリカ、カーボン、炭酸マグネシウム等の
汎用充填剤を単独又は併用して使用できる。また、その
他の添加剤として、加硫剤、加硫助剤、老化防止剤、触
媒、顔料、界面活性剤、カップリング剤、防カビ剤等を
適宜添加することができる。
【0032】(b) 応力緩和し易くしたものとは、配管の
外周面積と貫通孔の内周面積との接触面積比を低減する
もので、例えば、突起や筋、格子等を設けた防音剤であ
る。配管が振動により変位すると、配管と貫通孔の内壁
との間に圧縮力が働くが、突起や筋、又は格子により空
洞部が形成されれば、圧縮応力が緩和されて、振動の伝
達を低減することができる。応力緩和し易い形状等は、
任意に決めることができる。
【0033】(c) 繊維状物は、グラスウール、ロックウ
ール、金属繊維等の無機質繊維、綿、麻、羊毛等の天然
繊維、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ウレタン、アクリル、塩化ビニル、レーヨン
等の合成繊維を不織布や織布として単独若しくは併用し
て用いることができる。
【0034】(d) 発泡体は、CR、NR、EPT、NB
R等の各種ゴム、液状BR、液状CR、ウレタン、シリ
コン等の各種液状ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、EVA、塩ビ、スチレン、フェノール等の各種プラ
スチックを単独又は併用して、独立気泡体、連続気泡
体、又は独立気泡と連続気泡の混合体として使うことが
できる。
【0035】(e) 多孔質成型物は、各種ゴム、各種ゴム
の発泡体、各種プラスチック、各種プラスチックの発泡
体、コルク、繊維、シラスバルーン等を小片に粉砕した
粉粒体を成型して用いることができる。その成型方法に
は、バインダを粉粒体表面に付着させて圧縮成型する方
法や、粉粒体自身に軟化温度差を設け、熱圧縮した後
に、冷却する方法等がある。
【0036】本発明にかかる防音材では、上述した振動
絶縁材を単独又は併用して使うことができる。
【0037】本発明で用いることができる生モルタル接
着層は、水を多量に含んだモルタルと接着する接着層で
あって、特殊な材料が用いられる。通常の材料では、水
を含んだモルタルやコンクリートには接着しないからで
ある。
【0038】生モルタル接着層は、次の2種のものを用
いることができる。1つは、再生ブチルゴムをゴムベー
スとした接着層であり、100grの総荷重で1φの針
を使用した場合、5秒間の針入度が50〜250を示す
ように設定したものである。他の1つは、非加硫ブチル
系ゴムに、有機系吸水膨脹剤と無機系吸水膨脹剤とを混
入させた吸水膨脹性ゴムである。吸水膨脹性ゴムは、ブ
チル系ゴムベース100重量部に対し、有機系吸水膨脹
剤を0.01〜10重量部、無機系吸水膨脹剤を20〜
150重量部混合し、可塑度を調整することにより得ら
れる。何れの接着層も、基本的には本発明で用いること
ができる粘弾性体の一種である。
【0039】本発明にかかる防音材には、耐燃焼性を求
められる場合がある。かかる場合、防音材に用いる材料
を難燃処理するのが好ましい。特に、かかる材料に、充
填剤として、水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン、
ホウ砂、ホウ酸、熱膨脹性黒鉛等の難燃剤を添加するの
が望ましい。
【0040】熱膨脹性黒鉛は、燃焼の温度上昇に伴い炭
化膜を次々と形成する。炭化膜は、防音材内部の熱上昇
を抑え、そのため燃焼速度を遅くする。特に、生モルタ
ルを埋めもどす高層住宅等では、躯体の貫通部という小
さな断面で燃焼するため、防音材は酸素の供給を遮断さ
れる。かかる熱膨脹性黒鉛の配合された防音材は、燃焼
速度の遅延に非常に有効である。防音材に添加する可塑
剤には、難燃性のハロゲン化合物やリン化合物が好まし
い。
【0041】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。実施例1 5mm厚×1000mm幅×1000mm長さの加硫ゴムシー
トの一方の面に、0.5mm厚のブチルゴム系粘弾性体層
を全面塗布し、離型フィルムで覆った。次に、得られた
シートを、裁断機で打ち抜き、中央に直径89mmの穴を
有する直径200mmのドーナツ状防音材を製造した。こ
の防音材の輪の1個所には、切り込みを入れた。
【0042】図2は本実施例の防音材の平面図である。
図3は図2の防音材をA−A線で切断した断面図であ
る。図2に示すように、本実施例の防音材15は、配管
用の孔16を有し、ドーナツ状をしており、輪の1個所
には切れ込み17が設けられている。図3に示すよう
に、この防音材15は、加硫ゴムシート18の上面に、
粘弾性体層19が全面に塗布されており、離型フィルム
20で覆われている。
【0043】本実施例の防音材を用いて、木造床材にお
ける配管取付構造を製造した。図4は、その縦断面図で
ある。配管取付構造21には、2階床3の貫通孔4に配
管5が通っている。防音材15は、切り込み部を開閉し
て、配管5に密着されている。この防音材15は、図3
に示す離型フィルム20を剥がし、粘弾性体層18を2
階床3の下面に接着したものである。
【0044】木造戸建実験棟に於いて、図1に示す配管
経路を、本実施例の配管取付構造を用いて製造した。1
階床10と2階床3は、ともに12mm厚合板と12mm厚
化粧合板とからなる。これらの床には、いずれにも10
5mmφの大きさの貫通孔4が開いている。
【0045】本実施例では、配管5を予め組立てた後、
防音材を2階床3の貫通部の下面と1階床10の貫通部
の上面に取り付けた。配管5には、呼び径75(外径8
9mm)の硬質塩ビVU管を用いた。配管5の直管部は、
6mm厚不織布と2mm厚ブチルゴムシートを積層した配管
防音材を配管の全外周に被着した。90゜エルボ部6、
7及び8では、管材から外に向かって、2mm厚ブチルゴ
ム粘弾性体、2mm厚制振シート、4mm厚不織布、2mm厚
ブチルゴムシートを、この順に被着した。
【0046】排水騒音は、図1に示す2階便器2から排
水を流し、1階室内のマイク12、精密騒音計13及び
周波数分析器14により測定した。便器2から出た排水
は、90゜エルボ6で横引きされ、更に90゜エルボ7
で縦管に流れる。1階床下の土中には、90゜エルボ8
が埋設されており、排水は横引きされて、屋外の排水枡
に流れ込む。
【0047】このようにして得た配管経路について、本
実施例の配管取付構造で生じる排水騒音を試験した。
尚、比較例1として、2階床3の下面と1階床10の上
面のいずれにも、本発明にかかる防音材を設置せず、配
管5は、本実施例と同様に直管部、90゜エルボ部を全
て防音処理して、配管取付構造を製造し、排水騒音を測
定した。本実施例及び比較例の結果を表1に示す。
【0048】実施例1の配管取付構造は、比較例1の配
管取付構造より3dB(A) の騒音レベルの改善があり、
床貫通部2個所の簡単な処理により、非常に大きな騒音
低減効果を発揮した。
【0049】実施例2 肉厚3mm、内径99mm、高さ100mmの筒状部の片側端
部に、直径200mm、5mm厚の鍔状部を有する、加硫ゴ
ムからなる防音材を製造した。
【0050】図5は、本実施例の防音材の斜視図であ
る。図6は図5の防音材の中心を縦に切断した縦断面図
である。図5に示すように、この防音材22は、筒状部
23の下側端部に、木ねじ用固定穴24が開いた鍔状部
25を有している。筒状部23の内側全面には、2mm厚
のEPTゴム発泡体層26を設けた。図6に示すよう
に、鍔状部25には、躯体と接する側に、1mmの高さ、
10mmの幅の突起27が同心円状に3本設けられてい
る。また、鍔状部25の3本の突起27の間の凹部に
は、1mm厚、10mm幅のブチルゴム粘弾性体層28を2
列、同心円状に設けた。
【0051】このようにして得た本実施例の防音材を、
配管組立時に施工した以外は、実施例1と同様にして、
2階床下面と1階床上面に取り付け、本実施例の配管取
付構造を製造した。
【0052】図7は、得られた配管取付構造の一部を拡
大した縦断面図である。この配管取付構造29では、1
階床10の貫通孔11に配管5を通した。防音材22の
筒状部23内には、発泡体層26があり、この発泡体層
26は配管5に密着している。粘弾性体層27は、1階
床10の上面に接着している。尚、実施例1で用いた配
管防音材は、本実施例にかかる防音材の筒状部では、筒
状部の外周に被着した。
【0053】この配管取付構造について、排水騒音を実
施例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
【0054】実施例2の配管取付構造は、比較例1の配
管取付構造より6dB(A) の騒音レベルの改善があり、
2個所の床貫通部とその近傍の配管直管部を処理するこ
とにより、1ランク以上の大きな騒音低減効果を発揮し
た。
【0055】実施例3 肉厚3mm、内径89mm、高さ110mmの筒状部を有し、
筒状部の片側端部から10mmのところに直径200mm、
厚み5mmの鍔状部を設け、鍔状部より下の筒状部の外周
全面に2mm厚の不織布を貼り付けた、加硫ゴムからなる
防音材を製造した。
【0056】図8は、本実施例の防音材の斜視図であ
る。図9は図8の防音材を中心で切断した縦断面図であ
る。図8及び図9に示すように、防音材30は、筒状部
31の下側端部から10mmのところに、木ねじ用固定穴
32が開いた鍔状部33を有している。鍔状部33より
下の筒状部31の外周全面には、2mm厚の不織布層34
が貼り付けられている。
【0057】このようにして得た本実施例の防音材を、
実施例2と同様にして、2階床下面と1階床上面に取り
付け、本実施例の配管取付構造を製造した。
【0058】図10は、得られた配管取付構造の一部を
拡大した縦断面図である。この配管取付構造35では、
1階床10の貫通孔11に配管5を通し、防音材30を
配管5に密着させ、鍔状部33を1階床10の上面に木
ねじ36で固定し、更に不織布層34を1階床の貫通孔
内周面37に密着させた。尚、実施例2と同様に、本実
施例にかかる防音材の筒状部の外周にも、配管防音材を
被着した。
【0059】この配管取付構造について、排水騒音を実
施例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
【0060】実施例3の配管取付構造は、比較例1の配
管取付構造より、騒音レベルを5dB(A) 改善すること
ができた。実施例2と同様に、実施例3においても、2
個所の床貫通部とその近傍の直管部を処理することで、
1ランクの大きな騒音低減効果を発揮した。
【0061】実施例4 肉厚3mm、内径89mm、高さ100mmの筒状部の片側端
部に、直径200mm、5mm厚の鍔状部を設け、鍔状部、
筒状部共に2分割した、加硫ゴムからなる防音材を製造
した。継ぎ目は、合じゃくりとし、鍔状部と筒状部共に
接合面に粘着剤層を設けた。
【0062】図11は、本実施例の防音材の平面図であ
る。図12は図11の防音材をB−B線で切断した縦断
面図である。図11及び図12に示すように、この防音
材38は、筒状部39の下側端部に鍔状部40を有して
いる。筒状部39は、切断片39aと切断片39bとに
分離され、継ぎ目42で接合されている。また、鍔状部
40も、切断片40aと切断片40bとに分離され、継
ぎ目41で接合されている。各切断片の接合部は、合じ
ゃくりであり、接合面に粘着剤層43、44が設けられ
ている。
【0063】このようにして得た本実施例の防音材は、
組立後の配管に、各切断片を継ぎ合わせて貼り付け、不
織布層を用いずに、鍔状部を床面に接着した以外は、実
施例3と同様にして、2階床下面と1階床上面に取り付
け、本実施例の配管取付構造を製造した。尚、実施例3
と同様に、本実施例にかかる防音材の筒状部の外周に
も、配管防音材を被着した。
【0064】この配管取付構造について、排水騒音を実
施例1と同様にして測定した。結果を表1に示す。
【0065】実施例4の配管取付構造は、実施例3の配
管取付構造と同様に、比較例1より騒音レベルで5dB
(A) 改善された。実施例4の配管取付構造でも、2個所
の床貫通部とその近傍の直管部を処理することで、1ラ
ンクの大きな騒音低減効果を発揮した。また、防音材を
2分割し、合じゃくり継ぎ目とすることによっても、筒
状の防音材と大差ない騒音低減効果が得られることがわ
かった。
【0066】実施例5 5mm厚×1000mm幅×1000mm長さの加硫ゴムシー
トの一方の面に、粘着剤を塗布し、離型フィルムを貼り
合わせた。次に、このシートを、300mm×600mmの
外寸と中央に89mmの直径の円を有するように打ち抜
き、短辺の中央部を長辺方向に切断して2分割して、本
実施例のゴムシート防音材を製造した。更に、12.5
mm厚の石膏ボードを、300mm×600mmの外寸で切り
出し、中央に89mmの直径の円を切り取り、長辺の中央
部を短辺方向に切断して2分割し、本実施例の石膏ボー
ド防音材を製造した。石膏ボード防音材の四隅には、5
mmφの穴を開けた。
【0067】図13は、本実施例の防音材の平面図であ
る。図14は図13の防音材をC−C線で切断した縦断
面図である。図15は図13の防音材をD−D線で切断
した縦断面図である。図13〜図15に示すように、本
実施例の防音材45は、石膏ボード防音材47とゴムシ
ート防音材51とを含み、上面から見て、矩形の形態
で、その中央に配管用の孔46が設けられている。
【0068】図13に示すように、防音材45の上層
は、石膏ボード防音材47で、下層はゴムシート防音材
である。石膏ボード防音材47は、切断片47aと切断
片47bとに切断されており、継ぎ目48において接合
されている。石膏ボード防音材47の切断片には、それ
ぞれ四隅に穴49が開けられている。ゴムシート防音材
は、継ぎ目50において接合されている。
【0069】また、図14に示すように、ゴムシート防
音材51は、石膏ボード防音材47の下側に配置されて
おり、この防音材51の下側には、粘着剤層52が塗布
されている。更に、図13及び図15に示すように、ゴ
ムシート防音材51は、切断片51a、51bとからな
り、石膏ボード防音材47の継ぎ目と直交する方向に継
ぎ目50を有している。ゴムシート防音材51と石膏ボ
ード防音材47とは、各々の継ぎ目が重ならず、隙間か
ら音が漏れることがない。
【0070】本実施例の配管取付構造は、組立後の配管
に、各切断片を継ぎ合わせて貼り付けた以外は、実施例
1と同様にして製造した。この配管取付構造について、
排水騒音を実施例1と同様にして測定した。結果を表1
に示す。
【0071】実施例5の配管取付構造は、本発明にかか
る突き合わせの継ぎ目を有する防音材を、継ぎ目が重な
らないようにして2層設けた例である。実施例5の配管
取付構造は、躯体の貫通部近傍の直管部を防音処理して
いないが、比較例1の配管取付構造より、騒音レベルで
4dB(A) 改善できており、大きな騒音改善効果を発揮
した。
【0072】実施例6 12.5mm厚の石膏ボードを、外寸300mm×600mm
で切り出し、中央に99mmの直径の円を切り取り、短辺
の中央部を長辺方向に切断して2分割した。次に、断面
が凹状で、凹部が2分割した石膏ボードの半円部を拘束
する、5mm厚のEPT発泡体を製造した。この発泡体を
石膏ボードの半円部に、それぞれ差し込み、接着剤で固
定して、本実施例の防音材を製造した。
【0073】図16は、本実施例の防音材の一部を示す
斜視図である。図16には、防音材の片方の切断片53
を示す。この切断片53は、石膏ボード54と発泡体層
55とからなり、発泡体層55は石膏ボード54の半円
部を取り巻いている。
【0074】このようにして得た本実施例の防音材を、
2階床と1階床に取り付けて、実施例2と同様にして、
本実施例の配管取付構造を製造した。
【0075】図17は、得られた配管取付構造を示す縦
断面図である。この配管取付構造56では、1階床10
は化粧合板57と合板58とからなり、床の貫通孔に
は、配管5が通っている。防音材の切断片53は、発泡
体層55により配管5に密着している。切断片53の継
ぎ目は、同様の他の切断片の継ぎ目と突き合わされ、木
ねじ59で固定されている。本実施例にかかる防音材
は、1階床の上面及び下面の双方に設けられている。配
管5と床10との隙間60には、ロックウールが充填さ
れている。
【0076】この配管取付構造について、実施例1と同
様にして、排水騒音を測定した。結果を表1に示す。
【0077】実施例6の配管取付構造は、防音材を床貫
通部の両面から処理した例であり、比較例1の配管取付
構造よりも、騒音レベルで4dB(A) 改善し、大きな騒
音改善効果を発揮した。
【0078】実施例7 肉厚3mm、内径89mm、高さ150mmの筒状部の片側端
部に、直径200mm、厚み5mmの鍔状部を設け、筒状部
の外周に生モルタル接着層を2mm厚で被着し、本実施例
の防音材を製造した。
【0079】本実施例の防音材を用いて、RC造床材に
おける配管取付構造を製造した。図18は、その縦断面
図である。この配管取付構造61では、2階床62の貫
通孔に配管63が通っている。本実施例の防音材は、筒
状部64、鍔状部65、生モルタル接着層66とからな
る。筒状部64は配管63と密着しており、鍔状部65
は2階床62の下面に密着している。2階床62の貫通
孔内周面67と生モルタル接着層66との隙間には、生
モルタル68が充填されている。
【0080】RC造実験棟に於いて、本実施例の配管取
付構造を用いて、図19に示す配管経路を製造した。図
19は、排水騒音測定のための他の例の排水経路を示す
断面図である。1階床69と2階床62とも、150mm
厚のRC床版とし、これらの床にそれぞれ、120mmφ
の大きさの貫通孔70、71を開けた。
【0081】配管63には、呼び径75(外径89mm)
の排水用硬質塩ビVU管を用いた。2階便器2から直下
に流れ出た排水は、90゜エルボ部72で横引きされ、
更に90゜エルボ部73で横引きされ、次に、90゜エ
ルボ部74で縦管に流れ、1階床69の下の土中に埋設
された90゜エルボ部75で横引きされ、屋外の排水枡
に流れ込む。
【0082】本実施例の防音材は、配管組立時に2階床
62の下面と1階床69の下面に取付けた。防音材と床
板の間の隙間には、2階床上又は1階床上から生モルタ
ルを充填した。
【0083】配管63の直管部は、全外周に、6mm厚の
不織布と2mm厚のブチルゴムシートとを積層した配管防
音材を被着した。90゜エルボ部72、73、74及び
75には、管材から外に向かって、2mm厚のブチルゴム
粘弾性体、2mm厚の制振シート、4mm厚の不織布、2mm
厚のブチルゴムシートを被着した。
【0084】このようにして得られた本実施例の配管経
路において、本実施例の配管取付構造について、排水騒
音を調査した。排水音は、実施例1と同様に、2階便器
2からの排水により発生させ、1階のマイク12、精密
騒音計13、周波数分析器14を用いて測定した。結果
を表1に示す。
【0085】尚、比較例2の配管取付構造も用いた。こ
の配管取付構造では、2階床62の下面、1階床69の
下面のいずれにも、本発明にかかる防音材を設置せず、
床版の貫通孔と配管63との隙間に生モルタルを充填
し、その他、1階の室内に露出する配管には、全て本実
施例の配管取付構造と同様にして、直管部、90゜エル
ボ部ともに配管防音処理し、排水騒音を測定した。結果
を表1に示す。
【0086】表1からわかるように、実施例7の配管取
付構造は、比較例2の配管取付構造と比べ、4dB(A)
の騒音改善効果を示した。150mm厚の床版において、
防音材と生モルタル接着層とによる振動絶縁効果と貫通
部の隙間を完全に塞いだことによる騒音防止効果が発揮
された。
【0087】実施例8 肉厚3mm、内径89mm、高さ250mmの筒状部の片側端
部に、5mmの幅、10mmの高さの突起部を、筒状部の外
周に沿って延在させ、直径150mm、厚さ5mmの鍔状部
を、突起部の端から157mmの所が下面になるように設
け、突起部側の鍔状部に、2mmの幅、10mmの高さの突
堤部を鍔状部の円周に沿って延在させ、次に、突起部と
突堤部とに挟まれた筒状部の外面及び鍔状部の表面に生
モルタル接着層を貼り付けて、本実施例の防音材を製造
した。
【0088】本実施例の防音材を用いて、RC造床材に
おける配管取付構造を製造した。図20は、その縦断面
図である。この配管取付構造76では、2階床62の貫
通孔に配管63が通っている。本実施例の防音材82
は、筒状部77、鍔状部78、突起部79、突堤部80
及び生モルタル接着層81とからなる。筒状部77は配
管63と密着しており、鍔状部78の外周に設けられた
突堤部80は2階床62の下面に密着している。2階床
62の貫通孔内周面67と生モルタル接着層81との隙
間には、生モルタル83が充填されている。
【0089】この配管取付構造について、実施例7と同
様にして、排水騒音を測定した。結果を表1に示す。
【0090】実施例8の配管取付構造は、比較例2の配
管取付構造と比べ、5dB(A) の騒音改善効果があっ
た。防音材と生モルタル接着層とによる振動絶縁効果
と、貫通部の隙間を防音材で完全に塞いだ遮音効果に加
え、貫通部近傍直管部の処理による透過音防止効果が発
揮された。
【0091】実施例9 実施例6の防音材を用いて、RC造の配管取付構造を製
造した。図21は、その縦断面図である。この配管取付
構造84では、2階床62の貫通孔に配管63が通って
いる。本実施例では、防音材として、図16に示す切断
片53を2個組み合わせて用いた。切断片53は石膏ボ
ード54と発泡体層55とからなり、発泡体層55は石
膏ボード54の半円部を取り巻いている。発泡体層55
は配管63と密着しており、石膏ボード54は2階床6
2の下面に密着している。切断片53と同様の他の切断
片との継ぎ目は、突き合わされて固定されている(図示
していない。)。2階床62の貫通孔内周面67と配管
63との隙間85には、ロックウールが充填されてい
る。
【0092】この配管取付構造について、実施例7と同
様にして、排水騒音を測定した。結果を表1に示す。
【0093】
【表1】
【0094】実施例9の配管取付構造は、比較例2の配
管取付構造と比べ、2dB(A) の騒音改善効果があっ
た。ロックウールと凹形断面のゴム発泡体により、配管
と床との振動の伝播を絶縁し、騒音の通過を遮断する効
果が上昇した。
【0095】
【発明の効果】本発明の配管取付構造を用いることによ
り、上下階又は隣室の騒音を遮蔽することができる。ま
た、本発明の配管取付構造は、比較的安価な防音材を用
いることにより、簡単な方法でコスト上昇も少ない騒音
低減手段を提供することができる。更に、本発明の配管
取付構造は、各種配管の騒音やダクト騒音等の低減にも
威力を発揮し、工業上の利用価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】排水騒音測定のための一例の排水経路を示す断
面図である。
【図2】実施例1の防音材の平面図である。
【図3】図2の防音材をA−A線で切断した断面図であ
る。
【図4】実施例1の配管取付構造の縦断面図である。
【図5】実施例2の防音材の斜視図である。
【図6】図5の防音材の中心を縦に切断した縦断面図で
ある。
【図7】実施例2の配管取付構造の縦断面図である。
【図8】実施例3の防音材の斜視図である。
【図9】図8の防音材を中心で切断した縦断面図であ
る。
【図10】実施例3の配管取付構造の縦断面図である。
【図11】実施例4の防音材の平面図である。
【図12】図11の防音材をB−B線で切断した縦断面
図である。
【図13】実施例5の防音材の平面図である。
【図14】図13の防音材をC−C線で切断した縦断面
図である。
【図15】図13の防音材をD−D線で切断した縦断面
図である。
【図16】実施例6の防音材の一部を示す斜視図であ
る。
【図17】実施例6の配管取付構造の縦断面図である。
【図18】実施例7の配管取付構造の縦断面図である。
【図19】排水騒音測定のための他の例の排水経路を示
す断面図である。
【図20】実施例8の配管取付構造の縦断面図である。
【図21】実施例9の配管取付構造の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ロータンク 2 便器 3、62 2階床 4、71 2階床の貫通孔 5、63 配管 6、7、8、72、73、74、75 エルボ部 9 支持金具 10、69 1階床 11、70 1階床の貫通孔 12 マイク 13 精密騒音計 14 周波数分析器 15、22、30、38、44、82 防音材 16 配管用穴 17 切れ込み 18 加硫ゴムシート 19 粘弾性体層 20 離型フィルム 21、29、35、56、61、76、84 配管取付
構造 23、31、39、64、77 筒状部 24、32 木ねじ用固定穴 25、33、40、65、78 鍔状部 26、55 発泡体層 27 突起 28 粘弾性体層 34 不織布層 36、59 木ねじ 37、67 貫通穴内周面 39a、39b、40a、40b、47a、47b、5
1a、51b、53 切断片 41、42、48、50 継ぎ目 43、44、52 粘着剤層 54 石膏ボード 60、85 隙間 66、81 生モルタル接着層 68、83 生モルタル 79 突起部 80 突堤部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管と躯体とを備えており、前記配管が
    貫通孔を介して前記躯体を貫通している配管取付構造で
    あって、 前記配管が前記躯体に直接接触することなく、前記貫通
    孔の間で固定されており、筒状の隙間が前記配管と前記
    躯体との間に形成されており、防音材が前記配管と前記
    躯体とに密接しており、前記防音材が前記隙間の開口部
    を塞いでおり、前記開口部からの騒音が低減されている
    ことを特徴とする、配管取付構造。
  2. 【請求項2】 前記防音材が筒状部を有しており、前記
    筒状部の内周面が前記配管の外周面に密接しており、前
    記筒状部の外周面が前記貫通孔の内周面に密接している
    ことを特徴とする、請求項1記載の配管取付構造。
  3. 【請求項3】 前記防音材が鍔状部を有しており、前記
    鍔状部が前記配管の外周面に密接しており、前記鍔状部
    が前記開口部の周辺で前記躯体に密接していることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の配管取付構造。
  4. 【請求項4】 前記防音材が、切り込み部を有してお
    り、前記切り込み部を開閉させることにより、前記防音
    材が、前記配管取付構造に組み込まれていることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれか一項記載の配管取付構
    造。
  5. 【請求項5】 前記防音材が、複数個の切断片からな
    り、前記各切断片が、相互に密着して前記防音材が形成
    されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    一項記載の配管取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項記載の配管
    取付構造に用いる防音材であって、 前記防音材が、前記配管に密接する面と、前記躯体に密
    接する面とを有しており、前記防音材が前記配管と前記
    躯体とに密接されて、前記配管と前記躯体とが直接接触
    することなく前記開口部が塞がれることにより、前記開
    口部からの騒音が低減されることを特徴とする、防音
    材。
  7. 【請求項7】 配管と躯体とを備えており、前記配管が
    貫通孔を介して前記躯体を貫通している配管取付構造を
    製造するにあたり、 前記配管が前記躯体に直接接触しないように、前記配管
    を前記貫通孔の間に固定し、筒状の隙間を前記配管と前
    記躯体との間に形成させ、防音材を前記配管と前記躯体
    とに密接させ、前記配管と前記躯体とが直接接触しない
    ように、前記配管と前記躯体との隙間の開口部を塞ぎ、
    前記開口部からの騒音を低減することを特徴とする、配
    管取付構造の製造方法。
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