JPH10311770A - ヘリウム気密試験装置 - Google Patents
ヘリウム気密試験装置Info
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- JPH10311770A JPH10311770A JP11944497A JP11944497A JPH10311770A JP H10311770 A JPH10311770 A JP H10311770A JP 11944497 A JP11944497 A JP 11944497A JP 11944497 A JP11944497 A JP 11944497A JP H10311770 A JPH10311770 A JP H10311770A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルジャ法によって試験体のリーク検査を行
うにあたり、ヘリウムの消費量を低減してランニングコ
ストを削減できるヘリウム気密試験装置を提供する。 【解決手段】 ベルジャT内に収容された試験体S内を
真空引きする試験体排気経路101と、試験体内に所定
圧力のヘリウムを供給するヘリウム供給経路102と、
ベルジャ内を真空引きして試験体からのヘリウムのリー
ク量を測定するためのヘリウムリークディテクタ14を
有する測定経路104と、リーク量測定後の試験体内の
ヘリウムを圧力差によって回収する回収容器26を有す
るヘリウム回収経路105と、試験体内及びベルジャ内
を大気圧に戻すための空気導入経路109と、試験体内
に回収容器内のヘリウムを圧力差によって導入する回収
ヘリウム導入経路106とを備える。
うにあたり、ヘリウムの消費量を低減してランニングコ
ストを削減できるヘリウム気密試験装置を提供する。 【解決手段】 ベルジャT内に収容された試験体S内を
真空引きする試験体排気経路101と、試験体内に所定
圧力のヘリウムを供給するヘリウム供給経路102と、
ベルジャ内を真空引きして試験体からのヘリウムのリー
ク量を測定するためのヘリウムリークディテクタ14を
有する測定経路104と、リーク量測定後の試験体内の
ヘリウムを圧力差によって回収する回収容器26を有す
るヘリウム回収経路105と、試験体内及びベルジャ内
を大気圧に戻すための空気導入経路109と、試験体内
に回収容器内のヘリウムを圧力差によって導入する回収
ヘリウム導入経路106とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリウム気密試験
装置に関し、例えば、気密性を必要とする機械部品,容
器等の気密性能や、鋳造品の状態あるいは溶接部の状態
等をヘリウムのリーク量によって判定するためのヘリウ
ム気密試験装置に関する。
装置に関し、例えば、気密性を必要とする機械部品,容
器等の気密性能や、鋳造品の状態あるいは溶接部の状態
等をヘリウムのリーク量によって判定するためのヘリウ
ム気密試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンプレッサーのハウジング部
品等は、圧縮圧力における気密性とともに、高圧に耐え
得る所定の強度が要求される。このような部品を、例え
ばアルミニウム鋳造品で製造する場合は、鋳造時の
「す」の発生によって気密性の低下や強度の低下を生じ
ることがある。このような鋳造品の「す」や極微細なひ
び,溶接不良等の存在の有無をチェックするための装置
の一つとして、ヘリウム気密試験装置が用いられてい
る。
品等は、圧縮圧力における気密性とともに、高圧に耐え
得る所定の強度が要求される。このような部品を、例え
ばアルミニウム鋳造品で製造する場合は、鋳造時の
「す」の発生によって気密性の低下や強度の低下を生じ
ることがある。このような鋳造品の「す」や極微細なひ
び,溶接不良等の存在の有無をチェックするための装置
の一つとして、ヘリウム気密試験装置が用いられてい
る。
【0003】ヘリウム気密試験装置は、一般に、試験体
をベルジャと呼ばれる治具内にセットし、試験体の内部
側及び試験体の外部側であるベルジャの内部を真空引き
した後、試験体内に所定圧力のヘリウムを充填し、試験
体を通してベルジャ内にリークするヘリウム量をヘリウ
ムリークディテクタで測定することによって試験体の気
密試験を行うものであって、試験体内やベルジャ内を真
空排気する経路、試験体内にヘリウムを充填する経路、
ベルジャ内にリークしたヘリウム量を測定する経路等が
設けられている。
をベルジャと呼ばれる治具内にセットし、試験体の内部
側及び試験体の外部側であるベルジャの内部を真空引き
した後、試験体内に所定圧力のヘリウムを充填し、試験
体を通してベルジャ内にリークするヘリウム量をヘリウ
ムリークディテクタで測定することによって試験体の気
密試験を行うものであって、試験体内やベルジャ内を真
空排気する経路、試験体内にヘリウムを充填する経路、
ベルジャ内にリークしたヘリウム量を測定する経路等が
設けられている。
【0004】図6は、従来のヘリウム気密試験装置の一
例を示す系統図である。このヘリウム気密試験装置は、
5系統の試験回路を有するもので、各試験回路には、試
験体Sを収容するベルジャTがそれぞれ設けられてい
る。
例を示す系統図である。このヘリウム気密試験装置は、
5系統の試験回路を有するもので、各試験回路には、試
験体Sを収容するベルジャTがそれぞれ設けられてい
る。
【0005】例えば、図6において一番上に示す第1の
試験回路のベルジャT内にセットした試験体Sの試験を
行う場合は、まず、自動弁1と自動弁2とが開き、真空
ポンプ3によって試験体S内の真空排気が行われる。所
定の真空排気が完了すると、自動弁1が閉じて自動弁4
が開き、高圧ヘリウム容器5内のヘリウムが、手動弁
6,手動弁7,圧力調整器8及び自動弁4から自動弁2
を経て試験体S内に供給される。試験体S内への所定圧
力のヘリウムの充填が完了すると、自動弁2と自動弁4
とが閉じて自動弁9が開き、自動弁2と自動弁4との間
の配管内のヘリウムを放出する。
試験回路のベルジャT内にセットした試験体Sの試験を
行う場合は、まず、自動弁1と自動弁2とが開き、真空
ポンプ3によって試験体S内の真空排気が行われる。所
定の真空排気が完了すると、自動弁1が閉じて自動弁4
が開き、高圧ヘリウム容器5内のヘリウムが、手動弁
6,手動弁7,圧力調整器8及び自動弁4から自動弁2
を経て試験体S内に供給される。試験体S内への所定圧
力のヘリウムの充填が完了すると、自動弁2と自動弁4
とが閉じて自動弁9が開き、自動弁2と自動弁4との間
の配管内のヘリウムを放出する。
【0006】試験体S内を所定圧力のヘリウムで加圧し
た状態を所定時間保持し、圧力低下を生じないことが確
認されると、自動弁10が開いて真空ポンプ11による
ベルジャT内の真空排気が行われる。ベルジャT内が所
定の真空度に達すると、自動弁10が閉じて自動弁12
が開き、真空ポンプ13によってベルジャT内のガスが
吸引され、ヘリウムリークディテクタ14によるヘリウ
ムのリーク量の測定が行われ、試験体Sの合否が判定さ
れる。
た状態を所定時間保持し、圧力低下を生じないことが確
認されると、自動弁10が開いて真空ポンプ11による
ベルジャT内の真空排気が行われる。ベルジャT内が所
定の真空度に達すると、自動弁10が閉じて自動弁12
が開き、真空ポンプ13によってベルジャT内のガスが
吸引され、ヘリウムリークディテクタ14によるヘリウ
ムのリーク量の測定が行われ、試験体Sの合否が判定さ
れる。
【0007】合否の判定が完了すると、自動弁12が閉
じて自動弁15が開き、ベルジャT内に空気が導入され
るとともに、自動弁16及び自動弁17が開いて試験体
S内のヘリウムが放出され、次いで自動弁17が閉じて
自動弁18が開き、真空ポンプ19によって試験体S内
に残るヘリウムが排気される。最後に、自動弁20が開
き、圧力調整器21から自動弁20,自動弁16を経て
試験体S内に空気が導入される。その後、ベルジャTを
開放して試験体Sを交換し、次の試験体Sの試験が行わ
れる。
じて自動弁15が開き、ベルジャT内に空気が導入され
るとともに、自動弁16及び自動弁17が開いて試験体
S内のヘリウムが放出され、次いで自動弁17が閉じて
自動弁18が開き、真空ポンプ19によって試験体S内
に残るヘリウムが排気される。最後に、自動弁20が開
き、圧力調整器21から自動弁20,自動弁16を経て
試験体S内に空気が導入される。その後、ベルジャTを
開放して試験体Sを交換し、次の試験体Sの試験が行わ
れる。
【0008】図6に示すように5系統の試験回路を有す
るヘリウム気密試験装置では、所定時間間隔で各試験回
路について上記操作が行われ、連続的に試験体のリーク
検査が行われる。
るヘリウム気密試験装置では、所定時間間隔で各試験回
路について上記操作が行われ、連続的に試験体のリーク
検査が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のヘリ
ウム気密試験装置では、試験体内に充填したヘリウムを
リーク検査後に全て外部に放出しているため、試験体の
体積及び加圧圧力に応じた量のヘリウムを消費する。例
えば、ベルジャにセットした状態における試験体内部側
の体積が0.1リットルで、加圧圧力が17kg/cm
2 Gの場合は、一つの試験体について1.8リットルの
ヘリウムが必要となり、ランニングコストに大きな影響
を与えていた。
ウム気密試験装置では、試験体内に充填したヘリウムを
リーク検査後に全て外部に放出しているため、試験体の
体積及び加圧圧力に応じた量のヘリウムを消費する。例
えば、ベルジャにセットした状態における試験体内部側
の体積が0.1リットルで、加圧圧力が17kg/cm
2 Gの場合は、一つの試験体について1.8リットルの
ヘリウムが必要となり、ランニングコストに大きな影響
を与えていた。
【0010】そこで本発明は、上述のようなベルジャ法
(加圧法)によって試験体のリーク検査を行うヘリウム
気密試験装置におけるヘリウムの消費量を低減すること
ができ、ランニングコストを大幅に削減することができ
るヘリウム気密試験装置を提供することを目的としてい
る。
(加圧法)によって試験体のリーク検査を行うヘリウム
気密試験装置におけるヘリウムの消費量を低減すること
ができ、ランニングコストを大幅に削減することができ
るヘリウム気密試験装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のヘリウム気密試験装置は、ベルジャ内に収
容された試験体内を真空引きする真空ポンプを有する試
験体排気経路と、前記試験体内に所定圧力のヘリウムを
供給するヘリウム供給経路と、前記ベルジャ内を真空引
きして試験体からのヘリウムのリーク量を測定するため
のヘリウムリークディテクタ及び真空ポンプを有する測
定経路と、リーク量測定後の試験体内のヘリウムを圧力
差によって回収する回収容器を有するヘリウム回収経路
と、前記試験体内及びベルジャ内を大気圧に戻すための
空気導入経路と、前記試験体内に前記回収容器内のヘリ
ウムを圧力差によって導入する回収ヘリウム導入経路と
を備えたことを特徴としている。
め、本発明のヘリウム気密試験装置は、ベルジャ内に収
容された試験体内を真空引きする真空ポンプを有する試
験体排気経路と、前記試験体内に所定圧力のヘリウムを
供給するヘリウム供給経路と、前記ベルジャ内を真空引
きして試験体からのヘリウムのリーク量を測定するため
のヘリウムリークディテクタ及び真空ポンプを有する測
定経路と、リーク量測定後の試験体内のヘリウムを圧力
差によって回収する回収容器を有するヘリウム回収経路
と、前記試験体内及びベルジャ内を大気圧に戻すための
空気導入経路と、前記試験体内に前記回収容器内のヘリ
ウムを圧力差によって導入する回収ヘリウム導入経路と
を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明のヘリウム気密試験
装置の一形態例を示す系統図であって、前記同様に5系
統の試験回路を有するヘリウム気密試験装置である。な
お、図6に示した従来のヘリウム気密試験装置における
構成要素と同一の構成要素には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
装置の一形態例を示す系統図であって、前記同様に5系
統の試験回路を有するヘリウム気密試験装置である。な
お、図6に示した従来のヘリウム気密試験装置における
構成要素と同一の構成要素には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0013】まず、図1に示すように、本形態例に示す
ヘリウム気密試験装置も、前記同様に、5系統の試験回
路A,B,C,D,Eを有するもので、各試験回路に
は、試験体Sを収容するベルジャTがそれぞれ設けられ
ている。
ヘリウム気密試験装置も、前記同様に、5系統の試験回
路A,B,C,D,Eを有するもので、各試験回路に
は、試験体Sを収容するベルジャTがそれぞれ設けられ
ている。
【0014】各試験回路A〜Eには、共通の経路とし
て、ベルジャT内に収容された各試験体Sから自動弁2
a〜2e及び自動弁1を経て真空ポンプ3に接続し、試
験体S内を真空引きするための試験体排気経路101
と、高圧ヘリウムが充填されている高圧ヘリウム容器5
から手動弁6,手動弁7,圧力調整器8,自動弁4及び
前記自動弁2a〜2eを経て各試験体S内に接続し、各
試験体S内に所定圧力のヘリウムを供給充填するための
ヘリウム供給経路102と、該ヘリウム供給経路から分
岐した自動弁9を有する配管内ヘリウム放出経路103
と、前記各ベルジャT内から自動弁12a〜12eを介
してヘリウムリークディテクタ14及び真空ポンプ13
に接続し、各ベルジャT内を真空引きして試験体Sから
のヘリウムのリーク量を測定するための測定経路104
と、各試験体S内から自動弁16a〜16e及び自動弁
25を経て回収容器26に接続し、リーク量測定後の試
験体S内のヘリウムを圧力差によって回収するためのヘ
リウム回収経路105と、前記回収容器26から自動弁
27及び前記自動弁2a〜2eを経て各試験体S内に接
続し、各試験体S内に前記回収容器26内のヘリウムを
圧力差によって導入するための回収ヘリウム導入経路1
06と、各試験体S内から前記自動弁16a〜16e及
び自動弁17を経て試験体S内に残るヘリウムを大気圧
付近まで排気するためのヘリウム排気経路107と、該
ヘリウム排気経路の自動弁17の上流から分岐して自動
弁18から真空ポンプ19に接続し、試験体S内に残る
ヘリウムを真空排気するためのヘリウム真空排気経路1
08と、圧力調整器21から自動弁20及び前記自動弁
16a〜16eを経て各試験体S内に接続し、各試験体
S内に空気を導入するための空気導入経路109とが設
けられている。また、各ベルジャTには、自動弁10a
〜10e及び真空ポンプ11a〜11eを有するベルジ
ャ内真空排気経路110a〜110eと、自動弁15a
〜15eを有するベルジャ内空気導入経路111a〜1
11eとがそれぞれ設けられている。
て、ベルジャT内に収容された各試験体Sから自動弁2
a〜2e及び自動弁1を経て真空ポンプ3に接続し、試
験体S内を真空引きするための試験体排気経路101
と、高圧ヘリウムが充填されている高圧ヘリウム容器5
から手動弁6,手動弁7,圧力調整器8,自動弁4及び
前記自動弁2a〜2eを経て各試験体S内に接続し、各
試験体S内に所定圧力のヘリウムを供給充填するための
ヘリウム供給経路102と、該ヘリウム供給経路から分
岐した自動弁9を有する配管内ヘリウム放出経路103
と、前記各ベルジャT内から自動弁12a〜12eを介
してヘリウムリークディテクタ14及び真空ポンプ13
に接続し、各ベルジャT内を真空引きして試験体Sから
のヘリウムのリーク量を測定するための測定経路104
と、各試験体S内から自動弁16a〜16e及び自動弁
25を経て回収容器26に接続し、リーク量測定後の試
験体S内のヘリウムを圧力差によって回収するためのヘ
リウム回収経路105と、前記回収容器26から自動弁
27及び前記自動弁2a〜2eを経て各試験体S内に接
続し、各試験体S内に前記回収容器26内のヘリウムを
圧力差によって導入するための回収ヘリウム導入経路1
06と、各試験体S内から前記自動弁16a〜16e及
び自動弁17を経て試験体S内に残るヘリウムを大気圧
付近まで排気するためのヘリウム排気経路107と、該
ヘリウム排気経路の自動弁17の上流から分岐して自動
弁18から真空ポンプ19に接続し、試験体S内に残る
ヘリウムを真空排気するためのヘリウム真空排気経路1
08と、圧力調整器21から自動弁20及び前記自動弁
16a〜16eを経て各試験体S内に接続し、各試験体
S内に空気を導入するための空気導入経路109とが設
けられている。また、各ベルジャTには、自動弁10a
〜10e及び真空ポンプ11a〜11eを有するベルジ
ャ内真空排気経路110a〜110eと、自動弁15a
〜15eを有するベルジャ内空気導入経路111a〜1
11eとがそれぞれ設けられている。
【0015】次に、一つの試験回路Aにおける操作手順
に基づいて装置の説明を行う。なお、説明の最初の状態
では、各自動弁は閉じ状態、各手動弁は開状態であり、
圧力調整器は所定の圧力に設定され、各真空ポンプ及び
ヘリウムリークディテクタは作動状態、また、回収容器
内には適当な圧力のヘリウムが充填されているものとす
る。
に基づいて装置の説明を行う。なお、説明の最初の状態
では、各自動弁は閉じ状態、各手動弁は開状態であり、
圧力調整器は所定の圧力に設定され、各真空ポンプ及び
ヘリウムリークディテクタは作動状態、また、回収容器
内には適当な圧力のヘリウムが充填されているものとす
る。
【0016】まず、ベルジャT内に試験体Sがセットさ
れると、自動弁1と自動弁2aとが開き、真空ポンプ3
によって試験体S内が、例えば10-2Torrになるま
で真空排気が行われる。所定の真空排気が完了すると、
自動弁1が閉じて自動弁27が開き、回収容器26内の
ヘリウムが自動弁27から自動弁2aを介して試験体S
内に導入される。この回収容器26から試験体Sへのヘ
リウムの導入は、回収容器26と試験体Sとの圧力差に
よって行われ、両者の圧力が略均衡するまで行われる。
れると、自動弁1と自動弁2aとが開き、真空ポンプ3
によって試験体S内が、例えば10-2Torrになるま
で真空排気が行われる。所定の真空排気が完了すると、
自動弁1が閉じて自動弁27が開き、回収容器26内の
ヘリウムが自動弁27から自動弁2aを介して試験体S
内に導入される。この回収容器26から試験体Sへのヘ
リウムの導入は、回収容器26と試験体Sとの圧力差に
よって行われ、両者の圧力が略均衡するまで行われる。
【0017】次に、自動弁27が閉じて自動弁4が開
き、高圧ヘリウム容器5内のヘリウムが、手動弁6,手
動弁7,圧力調整器8,自動弁4及び自動弁2aを経て
試験体S内に供給される。試験体S内への所定圧力、例
えば17kg/cm2 Gのヘリウムの充填が完了する
と、自動弁2aと自動弁4とが閉じて自動弁9が開き、
自動弁2aと自動弁4との間の配管内のヘリウムが放出
される。
き、高圧ヘリウム容器5内のヘリウムが、手動弁6,手
動弁7,圧力調整器8,自動弁4及び自動弁2aを経て
試験体S内に供給される。試験体S内への所定圧力、例
えば17kg/cm2 Gのヘリウムの充填が完了する
と、自動弁2aと自動弁4とが閉じて自動弁9が開き、
自動弁2aと自動弁4との間の配管内のヘリウムが放出
される。
【0018】試験体S内を所定圧力のヘリウムで加圧し
た状態を所定時間保持し、圧力低下を生じないことが確
認されると、自動弁10aが開いて真空ポンプ11aに
よるベルジャT内の真空排気が行われる。ベルジャT内
が所定の真空度,例えば10-3Torrに達すると、自
動弁10aが閉じて自動弁12aが開き、真空ポンプ1
3によってベルジャT内のガスが吸引され、ヘリウムリ
ークディテクタ14によるヘリウムのリーク量の測定が
行われ、試験体Sの合否が判定される。
た状態を所定時間保持し、圧力低下を生じないことが確
認されると、自動弁10aが開いて真空ポンプ11aに
よるベルジャT内の真空排気が行われる。ベルジャT内
が所定の真空度,例えば10-3Torrに達すると、自
動弁10aが閉じて自動弁12aが開き、真空ポンプ1
3によってベルジャT内のガスが吸引され、ヘリウムリ
ークディテクタ14によるヘリウムのリーク量の測定が
行われ、試験体Sの合否が判定される。
【0019】合否の判定が完了すると、自動弁12aが
閉じて自動弁15aが開き、ベルジャT内に空気が導入
されてベルジャT内が大気圧に復帰するとともに、自動
弁16a及び自動弁25が開いて試験体S内のヘリウム
が回収容器26に回収される。この試験体Sから回収容
器26へのヘリウムの回収も、試験体Sと回収容器26
との圧力差によって行われ、両者の圧力が略均衡するま
で行われる。
閉じて自動弁15aが開き、ベルジャT内に空気が導入
されてベルジャT内が大気圧に復帰するとともに、自動
弁16a及び自動弁25が開いて試験体S内のヘリウム
が回収容器26に回収される。この試験体Sから回収容
器26へのヘリウムの回収も、試験体Sと回収容器26
との圧力差によって行われ、両者の圧力が略均衡するま
で行われる。
【0020】回収容器26へのヘリウムの回収が終了す
ると、自動弁25が閉じるとともに自動弁17が開き、
試験体S内に残存するヘリウムが自動弁16a,自動弁
17を経て大気圧付近まで放出され、次いで自動弁17
が閉じて自動弁18が開き、真空ポンプ19によって試
験体S内に残るヘリウムが排気される。最後に、自動弁
20が開き、圧力調整器21から自動弁20,自動弁1
6aを経て試験体S内に空気が導入される。
ると、自動弁25が閉じるとともに自動弁17が開き、
試験体S内に残存するヘリウムが自動弁16a,自動弁
17を経て大気圧付近まで放出され、次いで自動弁17
が閉じて自動弁18が開き、真空ポンプ19によって試
験体S内に残るヘリウムが排気される。最後に、自動弁
20が開き、圧力調整器21から自動弁20,自動弁1
6aを経て試験体S内に空気が導入される。
【0021】その後、試験回路AではベルジャTを開放
して試験体Sの交換が行われるとともに、次の試験回路
Bにおける試験体Sのリーク検査が行われる。この試験
回路Bにおける試験体Sのリーク検査では、試験体S内
に充填するヘリウムとして、中間圧力までは前記回収容
器26内に回収されているヘリウムが再利用され、中間
圧力から所定圧力までの範囲で高圧ヘリウム容器5内の
ヘリウムが新たに用いられる。以後、各試験回路A〜E
において試験体Sのリーク検査が行われる。なお、試験
体S内等の真空引きやガスの導入は、圧力を検出して終
了するようにしてもよく、時間設定で行ってもよい。
して試験体Sの交換が行われるとともに、次の試験回路
Bにおける試験体Sのリーク検査が行われる。この試験
回路Bにおける試験体Sのリーク検査では、試験体S内
に充填するヘリウムとして、中間圧力までは前記回収容
器26内に回収されているヘリウムが再利用され、中間
圧力から所定圧力までの範囲で高圧ヘリウム容器5内の
ヘリウムが新たに用いられる。以後、各試験回路A〜E
において試験体Sのリーク検査が行われる。なお、試験
体S内等の真空引きやガスの導入は、圧力を検出して終
了するようにしてもよく、時間設定で行ってもよい。
【0022】上述のように、リーク検査後に試験体S内
のヘリウムを回収容器26内に回収して再利用すること
により、リーク検査に要するヘリウムの消費量を大幅に
低減することができる。例えば、前記同様に、試験体内
部側の体積が0.1リットルで、加圧圧力が17kg/
cm2 Gの場合、約1リットルの回収容器を設けてヘリ
ウムの再利用を行うと、計算上は、一つの試験体につい
て必要とするヘリウム量を約0.89リットルにするこ
とができる。したがって、従来の約半分の量のヘリウム
で従来と同様のリーク検査を行うことができ、ヘリウム
消費量の大幅な削減が図れる。
のヘリウムを回収容器26内に回収して再利用すること
により、リーク検査に要するヘリウムの消費量を大幅に
低減することができる。例えば、前記同様に、試験体内
部側の体積が0.1リットルで、加圧圧力が17kg/
cm2 Gの場合、約1リットルの回収容器を設けてヘリ
ウムの再利用を行うと、計算上は、一つの試験体につい
て必要とするヘリウム量を約0.89リットルにするこ
とができる。したがって、従来の約半分の量のヘリウム
で従来と同様のリーク検査を行うことができ、ヘリウム
消費量の大幅な削減が図れる。
【0023】なお、回収容器の容積は、試験体内部側の
体積や充填圧力、さらには、一度に試験を行う試験体の
数、配管の長さ等の各種条件に応じて設定すればよい。
また、回収容器内には、初期充填としてあらかじめヘリ
ウムを適当な圧力で充填しておくことが好ましいが、圧
力は10kg/cm2 G程度にすることが望ましい。
体積や充填圧力、さらには、一度に試験を行う試験体の
数、配管の長さ等の各種条件に応じて設定すればよい。
また、回収容器内には、初期充填としてあらかじめヘリ
ウムを適当な圧力で充填しておくことが好ましいが、圧
力は10kg/cm2 G程度にすることが望ましい。
【0024】図2及び図3は、本発明のヘリウム気密試
験装置でリーク検査を行う試験体及び該試験体を収容す
るベルジャの一例を示すもので、図2はベルジャを開放
した状態を示す断面図、図3はベルジャを閉じた状態を
示す断面図である。
験装置でリーク検査を行う試験体及び該試験体を収容す
るベルジャの一例を示すもので、図2はベルジャを開放
した状態を示す断面図、図3はベルジャを閉じた状態を
示す断面図である。
【0025】ここに示す試験体Sは、コンプレッサーの
回転軸を挿通する軸孔31を有するアルミニウム鋳造品
からなるキャップ材であって、コンプレッサー本体部に
嵌着される大径部32と、前記軸孔31を有する小径部
33と、外周のフランジ34とを備えている。この試験
体Sを収容するベルジャTは、下部固定治具41と上部
固定治具51とからなるもので、下部固定治具41は、
前記試験体Sの大径部32を挿入する上方が開口したリ
ング状の挿入溝42を有するとともに、その周囲上面
に、試験体Sのフランジ34に当接するOリング43
と、上部固定治具51の下面に当接するOリング44と
が設けられ、さらに、挿入溝42の内周側には、ガスガ
イドブロック45が設けられている。
回転軸を挿通する軸孔31を有するアルミニウム鋳造品
からなるキャップ材であって、コンプレッサー本体部に
嵌着される大径部32と、前記軸孔31を有する小径部
33と、外周のフランジ34とを備えている。この試験
体Sを収容するベルジャTは、下部固定治具41と上部
固定治具51とからなるもので、下部固定治具41は、
前記試験体Sの大径部32を挿入する上方が開口したリ
ング状の挿入溝42を有するとともに、その周囲上面
に、試験体Sのフランジ34に当接するOリング43
と、上部固定治具51の下面に当接するOリング44と
が設けられ、さらに、挿入溝42の内周側には、ガスガ
イドブロック45が設けられている。
【0026】また、上部固定治具51は、下部固定治具
41の上面から突出する試験体Sを気密に覆う蓋付の筒
状体からなるもので、筒体部52の下部外周には、下面
が前記Oリング44に当接するフランジ53が設けら
れ、蓋部54には、中央に試験体Sの内部側に連通する
内部連通管55と、試験体Sの外部側に連通する外部連
通管56とが気密に貫通して設けられるとともに、該蓋
部54の下面には、試験体Sを下部固定治具41方向に
押圧するスプリング57及びリング状の押し板58が設
けられ、筒体部52の下部には、試験体Sのフランジ3
4を下部固定治具41に圧着させるためのリング状の押
し板59が設けられている。さらに、前記内部連通管5
5には、試験体Sの軸孔31内に進入する突出部60が
設けられており、該突出部60の外周には、軸孔31の
内周面に当接する2個のOリング61が設けられ、突出
部60内には、前記ガスガイドブロック45が嵌入する
嵌合孔62が設けられている。なお、前記スプリング5
7は、押し板58を介して試験体Sを均等に押圧できる
ように、複数個が同一円周上に等間隔に設けられてい
る。
41の上面から突出する試験体Sを気密に覆う蓋付の筒
状体からなるもので、筒体部52の下部外周には、下面
が前記Oリング44に当接するフランジ53が設けら
れ、蓋部54には、中央に試験体Sの内部側に連通する
内部連通管55と、試験体Sの外部側に連通する外部連
通管56とが気密に貫通して設けられるとともに、該蓋
部54の下面には、試験体Sを下部固定治具41方向に
押圧するスプリング57及びリング状の押し板58が設
けられ、筒体部52の下部には、試験体Sのフランジ3
4を下部固定治具41に圧着させるためのリング状の押
し板59が設けられている。さらに、前記内部連通管5
5には、試験体Sの軸孔31内に進入する突出部60が
設けられており、該突出部60の外周には、軸孔31の
内周面に当接する2個のOリング61が設けられ、突出
部60内には、前記ガスガイドブロック45が嵌入する
嵌合孔62が設けられている。なお、前記スプリング5
7は、押し板58を介して試験体Sを均等に押圧できる
ように、複数個が同一円周上に等間隔に設けられてい
る。
【0027】上記ベルジャTを使用して試験体Sのリー
ク検査を行う際には、まず、図2に示すように、下部固
定治具41と上部固定治具51とを開放した状態で、下
部固定治具41の挿入溝42に試験体Sの大径部32を
挿入するようにしてセットする。次に、下部固定治具4
1と上部固定治具51とを合体させ、図3に示すよう
に、両治具間に試験体Sを挟着する。これにより、ベル
ジャTの内外が前記Oリング44によって気密に仕切ら
れ、Oリング43及びOリング61によりベルジャT内
における試験体Sの内部側と外部側とが気密に仕切られ
た状態となる。
ク検査を行う際には、まず、図2に示すように、下部固
定治具41と上部固定治具51とを開放した状態で、下
部固定治具41の挿入溝42に試験体Sの大径部32を
挿入するようにしてセットする。次に、下部固定治具4
1と上部固定治具51とを合体させ、図3に示すよう
に、両治具間に試験体Sを挟着する。これにより、ベル
ジャTの内外が前記Oリング44によって気密に仕切ら
れ、Oリング43及びOリング61によりベルジャT内
における試験体Sの内部側と外部側とが気密に仕切られ
た状態となる。
【0028】この状態で、内部連通管55及びガスガイ
ドブロック45を介して試験体S内の真空引きや試験体
S内へのヘリウムの充填等を行い、外部連通管56を介
して試験体外部側の真空引きを行ってリーク検査等を行
う。
ドブロック45を介して試験体S内の真空引きや試験体
S内へのヘリウムの充填等を行い、外部連通管56を介
して試験体外部側の真空引きを行ってリーク検査等を行
う。
【0029】リーク検査終了後に下部固定治具41を上
部固定治具51から分離すると、前記スプリング57の
作用によって試験体Sが上部固定治具51から離れ、下
部固定治具41上に載置された状態となる。したがっ
て、ベルジャT内への試験体Sのセットは、上部固定治
具51から離れた下部固定治具41上に試験体Sを載置
するだけの作業で行うことができ、また、試験体Sの抜
き取りも下部固定治具41から上方に抜き取るようにす
るだけでよいため、試験体Sの着脱を極めて容易に行う
ことができ、多数の試験体Sの試験を行う際の作業性を
大幅に向上させることができる。
部固定治具51から分離すると、前記スプリング57の
作用によって試験体Sが上部固定治具51から離れ、下
部固定治具41上に載置された状態となる。したがっ
て、ベルジャT内への試験体Sのセットは、上部固定治
具51から離れた下部固定治具41上に試験体Sを載置
するだけの作業で行うことができ、また、試験体Sの抜
き取りも下部固定治具41から上方に抜き取るようにす
るだけでよいため、試験体Sの着脱を極めて容易に行う
ことができ、多数の試験体Sの試験を行う際の作業性を
大幅に向上させることができる。
【0030】図4及び図5は、ヘリウム気密試験装置に
おけるリーク検査部の構成例を示すもので、図4は概略
平面図、図5は作動順序を説明するための概略正面図で
ある。このヘリウム気密試験装置は、試験体Sを収容す
るベルジャTを2個一組として試験を行うようにしたも
ので、前述のように下部固定治具41と上部固定治具5
1とにより形成されたベルジャTの上部固定治具51を
上部固定板71に2個固着するとともに、下部固定治具
41は、5枚の下部可動板72a〜72eに各2個ずつ
設置している。また、上部固定板71の下方には、下部
可動板72a〜72eに設置されている下部固定治具4
1を、上部固定板71に固着されている上部固定治具5
1に向けて上昇させるためのシリンダー(図示せず)が
設けられ、各下部可動板72a〜72eには、下部固定
治具41を上部固定治具51の直下に移動させるための
シリンダー(図示せず)がそれぞれ設けられている。
おけるリーク検査部の構成例を示すもので、図4は概略
平面図、図5は作動順序を説明するための概略正面図で
ある。このヘリウム気密試験装置は、試験体Sを収容す
るベルジャTを2個一組として試験を行うようにしたも
ので、前述のように下部固定治具41と上部固定治具5
1とにより形成されたベルジャTの上部固定治具51を
上部固定板71に2個固着するとともに、下部固定治具
41は、5枚の下部可動板72a〜72eに各2個ずつ
設置している。また、上部固定板71の下方には、下部
可動板72a〜72eに設置されている下部固定治具4
1を、上部固定板71に固着されている上部固定治具5
1に向けて上昇させるためのシリンダー(図示せず)が
設けられ、各下部可動板72a〜72eには、下部固定
治具41を上部固定治具51の直下に移動させるための
シリンダー(図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0031】前記上部固定治具51には、前記同様に内
部連通管55と外部連通管56とがそれぞれ設けられて
おり、内部連通管55には、前記試験体排気経路10
1,ヘリウム供給経路102,ヘリウム回収経路10
5,回収ヘリウム導入経路106,ヘリウム排気経路1
07,ヘリウム真空排気経路108及び空気導入経路1
09が接続され、外部連通管56には、前記測定経路1
04,ベルジャ内真空排気経路及びベルジャ内空気導入
経路が接続されている。
部連通管55と外部連通管56とがそれぞれ設けられて
おり、内部連通管55には、前記試験体排気経路10
1,ヘリウム供給経路102,ヘリウム回収経路10
5,回収ヘリウム導入経路106,ヘリウム排気経路1
07,ヘリウム真空排気経路108及び空気導入経路1
09が接続され、外部連通管56には、前記測定経路1
04,ベルジャ内真空排気経路及びベルジャ内空気導入
経路が接続されている。
【0032】このように形成したヘリウム気密試験装置
は、下部可動板72a〜72e上の下部固定治具41に
試験体Sを載置し、図5(a)に示すように、一つの下
部可動板72aを前進させて下部固定治具41を上部固
定治具51の直下に移動させ(図5(b))、下部固定
治具41を上昇用シリンダーのピストン73により上昇
させて上部固定治具51と合体させた後(図5
(c))、内部連通管55及び外部連通管56を介して
前述の所定のリーク検査を2個の試験体について同時に
行う。1回のリーク検査が終了したら、下部固定治具4
1を下降させ(図5(d))、下部可動板72aを元の
位置に後退させた後(図5(e))、次の下部可動板7
2bを前進させて同じ動作を繰り返す。
は、下部可動板72a〜72e上の下部固定治具41に
試験体Sを載置し、図5(a)に示すように、一つの下
部可動板72aを前進させて下部固定治具41を上部固
定治具51の直下に移動させ(図5(b))、下部固定
治具41を上昇用シリンダーのピストン73により上昇
させて上部固定治具51と合体させた後(図5
(c))、内部連通管55及び外部連通管56を介して
前述の所定のリーク検査を2個の試験体について同時に
行う。1回のリーク検査が終了したら、下部固定治具4
1を下降させ(図5(d))、下部可動板72aを元の
位置に後退させた後(図5(e))、次の下部可動板7
2bを前進させて同じ動作を繰り返す。
【0033】このように、上部固定板71に上部固定治
具51を固設するとともに、複数の下部可動板72に下
部固定治具41をそれぞれ設置し、下部固定治具41を
順次移動させて試験を行うことにより、下部固定治具4
1への試験体Sのセットと試験体Sのリーク検査とを並
行して行うことができ、試験効率を高めることができ
る。また、複数の下部固定治具41に対して1個、本例
では5個に対して1個の上部固定治具51を用意すれば
よく、さらに、各配管を上部固定治具51にのみ接続す
ることにより、設備の大幅な簡略化が図れる。特に、下
部固定治具41の移動を直線的に移動する下部可動板7
2によって行うので、位置精度も容易に向上させること
ができる。
具51を固設するとともに、複数の下部可動板72に下
部固定治具41をそれぞれ設置し、下部固定治具41を
順次移動させて試験を行うことにより、下部固定治具4
1への試験体Sのセットと試験体Sのリーク検査とを並
行して行うことができ、試験効率を高めることができ
る。また、複数の下部固定治具41に対して1個、本例
では5個に対して1個の上部固定治具51を用意すれば
よく、さらに、各配管を上部固定治具51にのみ接続す
ることにより、設備の大幅な簡略化が図れる。特に、下
部固定治具41の移動を直線的に移動する下部可動板7
2によって行うので、位置精度も容易に向上させること
ができる。
【0034】なお、ベルジャの形状は、試験体の形状に
応じた任意の形状で形成することが可能であり、ヘリウ
ム気密試験装置における各配管経路も、試験回路の数や
試験体の状態等に応じて適宜最適な構成を選択すること
ができる。
応じた任意の形状で形成することが可能であり、ヘリウ
ム気密試験装置における各配管経路も、試験回路の数や
試験体の状態等に応じて適宜最適な構成を選択すること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘリウム
気密試験装置によれば、ヘリウムの消費量を大幅に低減
することができ、ランニングコストの削減が図れる。
気密試験装置によれば、ヘリウムの消費量を大幅に低減
することができ、ランニングコストの削減が図れる。
【図1】 本発明のヘリウム気密試験装置の一形態例を
示す系統図である。
示す系統図である。
【図2】 試験体を収容するベルジャを開放した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】 同じくベルジャを閉じた状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】 ヘリウム気密試験装置におけるリーク検査部
の構成例を示す概略平面図である。
の構成例を示す概略平面図である。
【図5】 同じく作動順序を説明するための概略正面図
である。
である。
【図6】 従来のヘリウム気密試験装置の一例を示す系
統図である。
統図である。
5…高圧ヘリウム容器、14…ヘリウムリークディテク
タ、26…回収容器、101…試験体排気経路、102
…ヘリウム供給経路、103…配管内ヘリウム放出経
路、104…測定経路、105…ヘリウム回収経路、1
06…回収ヘリウム導入経路、107…ヘリウム排気経
路、108…ヘリウム真空排気経路、109…空気導入
経路、S…試験体、T…ベルジャ
タ、26…回収容器、101…試験体排気経路、102
…ヘリウム供給経路、103…配管内ヘリウム放出経
路、104…測定経路、105…ヘリウム回収経路、1
06…回収ヘリウム導入経路、107…ヘリウム排気経
路、108…ヘリウム真空排気経路、109…空気導入
経路、S…試験体、T…ベルジャ
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルジャ内に収容された試験体内を真空
引きする真空ポンプを有する試験体排気経路と、前記試
験体内に所定圧力のヘリウムを供給するヘリウム供給経
路と、前記ベルジャ内を真空引きして試験体からのヘリ
ウムのリーク量を測定するためのヘリウムリークディテ
クタ及び真空ポンプを有する測定経路と、リーク量測定
後の試験体内のヘリウムを圧力差によって回収する回収
容器を有するヘリウム回収経路と、前記試験体内及びベ
ルジャ内を大気圧に戻すための空気導入経路と、前記試
験体内に前記回収容器内のヘリウムを圧力差によって導
入する回収ヘリウム導入経路とを備えたことを特徴とす
るヘリウム気密試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11944497A JPH10311770A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ヘリウム気密試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11944497A JPH10311770A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ヘリウム気密試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10311770A true JPH10311770A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14761563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11944497A Pending JPH10311770A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | ヘリウム気密試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10311770A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078225A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリーボックス気密検査装置 |
| JP2013210392A (ja) * | 2013-06-19 | 2013-10-10 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリーボックス気密検査装置 |
| CN114563135A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-31 | 苏州中科科美科技有限公司 | 一种全自动气密性检测设备及检测方法 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11944497A patent/JPH10311770A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012078225A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリーボックス気密検査装置 |
| JP2013210392A (ja) * | 2013-06-19 | 2013-10-10 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリーボックス気密検査装置 |
| CN114563135A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-05-31 | 苏州中科科美科技有限公司 | 一种全自动气密性检测设备及检测方法 |
| CN114563135B (zh) * | 2022-03-02 | 2023-02-03 | 苏州中科科美科技有限公司 | 一种全自动气密性检测设备及检测方法 |
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