JPH1031180A - ポリゴンスキャナ及びその製造方法 - Google Patents
ポリゴンスキャナ及びその製造方法Info
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- JPH1031180A JPH1031180A JP8204209A JP20420996A JPH1031180A JP H1031180 A JPH1031180 A JP H1031180A JP 8204209 A JP8204209 A JP 8204209A JP 20420996 A JP20420996 A JP 20420996A JP H1031180 A JPH1031180 A JP H1031180A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、高速回転時のポリゴンミラーの歪み
による変形を少なくしたポリゴンスキャナ及びその製造
方法を提供することを目的とする。 【構成】そこで、光を反射するための複数の反射面と上
・下面とを設けた円柱状のポリゴンミラーと、該ポリゴ
ンミラーを取り付けるフランジ部を有する回転体が回転
することで光を走査するポリゴンスキャナであって、ポ
リゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に貫通
穴を設け、そしてもう一方にこの貫通穴に挿入する突起
を設け、ポリゴンミラーの上面或いは下面とフランジ部
が密接状態で、貫通穴に充填した接着剤で固定すること
で達成する。
による変形を少なくしたポリゴンスキャナ及びその製造
方法を提供することを目的とする。 【構成】そこで、光を反射するための複数の反射面と上
・下面とを設けた円柱状のポリゴンミラーと、該ポリゴ
ンミラーを取り付けるフランジ部を有する回転体が回転
することで光を走査するポリゴンスキャナであって、ポ
リゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に貫通
穴を設け、そしてもう一方にこの貫通穴に挿入する突起
を設け、ポリゴンミラーの上面或いは下面とフランジ部
が密接状態で、貫通穴に充填した接着剤で固定すること
で達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に用い
られているポリゴンモータスキャナに関するものであ
り、詳しくは滑り軸受からなるスラスト軸受を有するポ
リゴンモータに関する。
られているポリゴンモータスキャナに関するものであ
り、詳しくは滑り軸受からなるスラスト軸受を有するポ
リゴンモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタ等におけるレーザ
光の走査に、図1に示すように、フランジ部材22等の
回転部材にポリゴンミラー23を取り付けたポリゴンス
キャナ駆動装置が利用されている。
光の走査に、図1に示すように、フランジ部材22等の
回転部材にポリゴンミラー23を取り付けたポリゴンス
キャナ駆動装置が利用されている。
【0003】このポリゴンスキャナ駆動装置は、ステー
タ部とロータ部とを備える面対向型ブラシレス直流モー
タを備え、ステータ部の固定軸1に滑り軸受9を介して
軸支さえたロータ部のフランジ部材22がポリゴンミラ
ー23とともに回転駆動されるように構成されている。
タ部とロータ部とを備える面対向型ブラシレス直流モー
タを備え、ステータ部の固定軸1に滑り軸受9を介して
軸支さえたロータ部のフランジ部材22がポリゴンミラ
ー23とともに回転駆動されるように構成されている。
【0004】前記ステータ部は、先端部が球面加工され
た固定軸1と、この固定軸1を圧入したカラー2と、こ
のカラー2を軸心が垂直になるように固定するベース部
材3と、このベース部材3上にねじ(図示せず)止めす
る基板4と、この基板4の所定位置に接着固定される巻
線コイル5と、この巻線コイル5内の所定位置で基板4
に固定され、ロータマグネット15の磁極を検出するホ
ール素子6と、基板4上に固定され、励磁切り換えを行
う制御回路7及びコネクタ8とを備えて構成されてい
る。
た固定軸1と、この固定軸1を圧入したカラー2と、こ
のカラー2を軸心が垂直になるように固定するベース部
材3と、このベース部材3上にねじ(図示せず)止めす
る基板4と、この基板4の所定位置に接着固定される巻
線コイル5と、この巻線コイル5内の所定位置で基板4
に固定され、ロータマグネット15の磁極を検出するホ
ール素子6と、基板4上に固定され、励磁切り換えを行
う制御回路7及びコネクタ8とを備えて構成されてい
る。
【0005】また、前記ロータ部は、ラジアル方向を軸
支するスラスト板10を固定したスラストカバー11
と、このスラストカバー11を接着固定するフランジ部
材22の外周近傍に設けられた雌ねじ部22bと、フラ
ンジ部材22の円柱状凸部22cに挿入されて取り付け
られるロータヨーク14と、このロータヨーク14に接
着されるロータマグネット15とを備えている。
支するスラスト板10を固定したスラストカバー11
と、このスラストカバー11を接着固定するフランジ部
材22の外周近傍に設けられた雌ねじ部22bと、フラ
ンジ部材22の円柱状凸部22cに挿入されて取り付け
られるロータヨーク14と、このロータヨーク14に接
着されるロータマグネット15とを備えている。
【0006】この従来のポリゴンスキャナ駆動装置で
は、図1に示すように、ポリゴンミラー23を取り付け
るフランジ部材22の下面にロータヨークが固定され、
ロータヨーク14の下面にロータマグネット15が固定
されている。また、フランジ部材22の中央の貫通孔2
2a内には、すべり軸受9、スラスト板10、スラスト
カバー11を介して固定軸1が取り付けられ、この固定
軸1の下端部にはカラー2を介してベース部材3及び基
板4に固定されている。この基板4上には、ロータマグ
ネット15に所定の隙間を介して対向する巻線コイル
5、巻線コイル5内のホール素子6、励磁切り換えを行
う制御回路7及びコネクタ8が設けられている。
は、図1に示すように、ポリゴンミラー23を取り付け
るフランジ部材22の下面にロータヨークが固定され、
ロータヨーク14の下面にロータマグネット15が固定
されている。また、フランジ部材22の中央の貫通孔2
2a内には、すべり軸受9、スラスト板10、スラスト
カバー11を介して固定軸1が取り付けられ、この固定
軸1の下端部にはカラー2を介してベース部材3及び基
板4に固定されている。この基板4上には、ロータマグ
ネット15に所定の隙間を介して対向する巻線コイル
5、巻線コイル5内のホール素子6、励磁切り換えを行
う制御回路7及びコネクタ8が設けられている。
【0007】このようなポリゴンスキャナ駆動装置のポ
リゴンミラー23は、図2に示すように外周面(側面)
に6個の反射面23rを有する正六角柱状体である。さ
らにポリゴンミラー23には、その軸と同軸に断面円形
の取付穴23aが上面から底面へ貫通して穿設されてい
る。また、このポリゴンミラー23が取り付けられるフ
ランジ部材22には、締付ねじ16が螺合される雌ねじ
部22bがポリゴンミラー23の貫通穴23bに対応し
て形成されている。
リゴンミラー23は、図2に示すように外周面(側面)
に6個の反射面23rを有する正六角柱状体である。さ
らにポリゴンミラー23には、その軸と同軸に断面円形
の取付穴23aが上面から底面へ貫通して穿設されてい
る。また、このポリゴンミラー23が取り付けられるフ
ランジ部材22には、締付ねじ16が螺合される雌ねじ
部22bがポリゴンミラー23の貫通穴23bに対応し
て形成されている。
【0008】図1に示すように、このようなポリゴンミ
ラー23をフランジ部材22に取り付けるには、まず、
このポリゴンミラー23を構成する正六角柱状体の取付
穴23aをフランジ部材22に嵌合する。次に、貫通穴
23bに締付ねじ16を挿入し、この締付ねじ16をフ
ランジ部材22の雌ねじ部22bに螺合して締め付ける
ことによりポリゴンミラー23を取り付ける。このよう
にして取り付けられたポリゴンミラー23は、正六角柱
の軸を中心として回転しながら側面の反射面23rで光
ビームを走査する。
ラー23をフランジ部材22に取り付けるには、まず、
このポリゴンミラー23を構成する正六角柱状体の取付
穴23aをフランジ部材22に嵌合する。次に、貫通穴
23bに締付ねじ16を挿入し、この締付ねじ16をフ
ランジ部材22の雌ねじ部22bに螺合して締め付ける
ことによりポリゴンミラー23を取り付ける。このよう
にして取り付けられたポリゴンミラー23は、正六角柱
の軸を中心として回転しながら側面の反射面23rで光
ビームを走査する。
【0009】以上のようなポリゴンスキャナ装置では、
最近、レーザプリンタの高速化に伴って高速・小型化が
要求されている。
最近、レーザプリンタの高速化に伴って高速・小型化が
要求されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
ポリゴンミラー23を高速回転すると、モータ自身の発
熱、空気抵抗による発熱及び遠心力に基づく膨張を受け
てポリゴンミラー23に変形が生じる。
ポリゴンミラー23を高速回転すると、モータ自身の発
熱、空気抵抗による発熱及び遠心力に基づく膨張を受け
てポリゴンミラー23に変形が生じる。
【0011】従来ポリゴンミラー23では、ポリゴンミ
ラー23の小型化に伴って、軸方向に形成されているね
じ装着用の貫通穴23bから反射面23rまでの距離が
小さくなったので、ネジ締めトルクのばらつきによるポ
リゴンミラー23の締付部で生じる変形が反射面23r
に伝わりやすくなるという問題があった。
ラー23の小型化に伴って、軸方向に形成されているね
じ装着用の貫通穴23bから反射面23rまでの距離が
小さくなったので、ネジ締めトルクのばらつきによるポ
リゴンミラー23の締付部で生じる変形が反射面23r
に伝わりやすくなるという問題があった。
【0012】また、ポリゴンミラー23の高速回転時の
変形が軸心に対して対称でなく、円周方向の各部分での
変形が不均一になり、その結果、反射面23rの歪みに
よる変形が大きくなるという欠点がある。
変形が軸心に対して対称でなく、円周方向の各部分での
変形が不均一になり、その結果、反射面23rの歪みに
よる変形が大きくなるという欠点がある。
【0013】従って、従来のポリゴンスキャナを用いた
レーザプリンタでは、高速化すると印字品質の劣化をも
たらす恐れがある。また、従来のポリゴンスキャンで
は、高速回転時にねじが緩みやすいという問題があっ
た。
レーザプリンタでは、高速化すると印字品質の劣化をも
たらす恐れがある。また、従来のポリゴンスキャンで
は、高速回転時にねじが緩みやすいという問題があっ
た。
【0014】そこで本発明は、従来のポリゴンスキャナ
に生じる前述の問題点を解決し、高速回転時のポリゴン
ミラーの歪みによる変形を少なくしたポリゴンスキャナ
及びその製造方法を提供することを目的とする。
に生じる前述の問題点を解決し、高速回転時のポリゴン
ミラーの歪みによる変形を少なくしたポリゴンスキャナ
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のような手段を採用した。すなわち、請求
項1の発明では、光を反射するための複数の反射面と上
・下面とを設けた円柱状のポリゴンミラーと、該ポリゴ
ンミラーを取り付けるフランジ部を有する回転体が回転
することで光を走査するポリゴンスキャナであって、ポ
リゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に設け
た貫通穴と、そして、もう一方にこの貫通穴に挿入する
突起を設け、ポリゴンミラーの上面或いは下面とフラン
ジ部が密接状態で、突起を挿入した貫通穴に接着剤が充
填されていることを特徴とするものである。
に本発明は次のような手段を採用した。すなわち、請求
項1の発明では、光を反射するための複数の反射面と上
・下面とを設けた円柱状のポリゴンミラーと、該ポリゴ
ンミラーを取り付けるフランジ部を有する回転体が回転
することで光を走査するポリゴンスキャナであって、ポ
リゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に設け
た貫通穴と、そして、もう一方にこの貫通穴に挿入する
突起を設け、ポリゴンミラーの上面或いは下面とフラン
ジ部が密接状態で、突起を挿入した貫通穴に接着剤が充
填されていることを特徴とするものである。
【0016】請求項2の発明では、請求項1において、
前記接着剤は回転軸方向に沿った複数層に硬化している
ことを特徴とするものである。
前記接着剤は回転軸方向に沿った複数層に硬化している
ことを特徴とするものである。
【0017】請求項3の発明では、請求項1若しくは2
において、突起若しくは貫通穴の少なくともどちらか一
方は、フランジ部とポリゴンミラーとが接触した側の突
起の外面と貫通穴の内面との距離が、開口方向での距離
より小さくなる円錐形状であることを特徴とするもので
ある。
において、突起若しくは貫通穴の少なくともどちらか一
方は、フランジ部とポリゴンミラーとが接触した側の突
起の外面と貫通穴の内面との距離が、開口方向での距離
より小さくなる円錐形状であることを特徴とするもので
ある。
【0018】請求項4の発明では、光を反射するための
複数の反射面と上・下面と中央付近に上・下面を貫通す
る貫通穴を設けた円柱状のポリゴンミラーを、前記下面
或いは上面が接して前記ポリゴンミラーを取り付けるた
めのフランジ部を有する回転体に固定するポリゴンスキ
ャナの製造方法であって、ポリゴンミラー若しくはフラ
ンジ部のどちらか一方に貫通穴を設け、そしてもう一方
にはこの貫通穴に挿入する突起を設け、ポリゴンミラー
の下面若しくは上面とフランジ部を密接させ、且つ突起
を貫通穴に挿入した状態で、この貫通穴を上方に開口さ
せて接着剤を充填して硬化させることを特徴とするもの
である。
複数の反射面と上・下面と中央付近に上・下面を貫通す
る貫通穴を設けた円柱状のポリゴンミラーを、前記下面
或いは上面が接して前記ポリゴンミラーを取り付けるた
めのフランジ部を有する回転体に固定するポリゴンスキ
ャナの製造方法であって、ポリゴンミラー若しくはフラ
ンジ部のどちらか一方に貫通穴を設け、そしてもう一方
にはこの貫通穴に挿入する突起を設け、ポリゴンミラー
の下面若しくは上面とフランジ部を密接させ、且つ突起
を貫通穴に挿入した状態で、この貫通穴を上方に開口さ
せて接着剤を充填して硬化させることを特徴とするもの
である。
【0019】請求項5の発明では、請求項4において、
前記接着剤の充填及びUV照射を複数回繰り返し行うこと
を特徴とするものである。
前記接着剤の充填及びUV照射を複数回繰り返し行うこと
を特徴とするものである。
【0020】請求項6の発明では、請求項5において、
最初の接着剤は、接着剤がフランジ部の表面に直接接触
する位置で、且つ貫通穴と突起の表面側へと流れること
により充填され、それ以降の接着剤は、その前に充填さ
れた接着剤の表面に直接接触する位置で、且つ貫通穴と
突起の表面側へと流れることにより充填されることを特
徴とするものである。
最初の接着剤は、接着剤がフランジ部の表面に直接接触
する位置で、且つ貫通穴と突起の表面側へと流れること
により充填され、それ以降の接着剤は、その前に充填さ
れた接着剤の表面に直接接触する位置で、且つ貫通穴と
突起の表面側へと流れることにより充填されることを特
徴とするものである。
【0021】
【作用】本発明の請求項1乃至6によれば、ポリゴンミ
ラーをフランジ部に接着剤による固定のため、ポリゴン
ミラーの反射面への歪みによる影響を抑制しつつ安定し
た固定を行うことができる。
ラーをフランジ部に接着剤による固定のため、ポリゴン
ミラーの反射面への歪みによる影響を抑制しつつ安定し
た固定を行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、ここでは主にフランジ部材とポリゴンミラーの構
造、取り付けに関することを詳述する。そのため、その
他の構造については図1と同様であるため、説明は省略
する。
が、ここでは主にフランジ部材とポリゴンミラーの構
造、取り付けに関することを詳述する。そのため、その
他の構造については図1と同様であるため、説明は省略
する。
【0023】まず、図3を用いて本発明に係わる実施例
について説明する。回転体101は、フランジ部101
aにポリゴンミラー102に設けられた貫通穴102a
に挿入するための突起ピン103を取り付けている。こ
れは、フランジ部101aに突起ピン103を固定する
ための取付穴を設けて、そこに圧入等により固定する
か、若しくは、フランジ部101aと一体構造としい
る。
について説明する。回転体101は、フランジ部101
aにポリゴンミラー102に設けられた貫通穴102a
に挿入するための突起ピン103を取り付けている。こ
れは、フランジ部101aに突起ピン103を固定する
ための取付穴を設けて、そこに圧入等により固定する
か、若しくは、フランジ部101aと一体構造としい
る。
【0024】上述のように回転体101とポリゴンミラ
ー102を密接させる際、この突起ピン103が貫通穴
102a内に挿入される。そのため貫通穴102aと同
一個数以下で、貫通穴102aと同一の間隔で配置され
ている。
ー102を密接させる際、この突起ピン103が貫通穴
102a内に挿入される。そのため貫通穴102aと同
一個数以下で、貫通穴102aと同一の間隔で配置され
ている。
【0025】突起ピン103が挿入された貫通穴102
aに接着剤を充填、硬化させることで、ポリゴンミラー
102を回転体101に固定する。尚、この突起ピン1
03は、フランジ部101aに設けたが、これは、ポリ
ゴンミラー102側に貫通穴を設けたためであり、フラ
ンジ部101aに貫通穴を設けた場合は、ポリゴンミラ
ー102側に上述のように突起ピンを設ける。
aに接着剤を充填、硬化させることで、ポリゴンミラー
102を回転体101に固定する。尚、この突起ピン1
03は、フランジ部101aに設けたが、これは、ポリ
ゴンミラー102側に貫通穴を設けたためであり、フラ
ンジ部101aに貫通穴を設けた場合は、ポリゴンミラ
ー102側に上述のように突起ピンを設ける。
【0026】接着剤104は、上述の通り、硬化の際は
収縮を行う。このときの収縮力によりポリゴンミラー1
02が位置ズレをしてしまう恐れがある。そのため、接
着剤の充填、硬化を複数回に分割して繰り返して処理を
行うことで、所望の充填量を確保しつつ、1回の接着剤
の硬化による収縮力を極力抑えるようにする。
収縮を行う。このときの収縮力によりポリゴンミラー1
02が位置ズレをしてしまう恐れがある。そのため、接
着剤の充填、硬化を複数回に分割して繰り返して処理を
行うことで、所望の充填量を確保しつつ、1回の接着剤
の硬化による収縮力を極力抑えるようにする。
【0027】図3(b)にあるように、最初の接着剤2
01は、フランジ部101aの表面101bに直接接触
するように接着剤を注入するノズル202を配置して、
最初の接着剤201がフランジ部の表面101bにふれ
てから貫通穴、突起ピン103の表面側に流れるように
する(図3(b)の矢印)。
01は、フランジ部101aの表面101bに直接接触
するように接着剤を注入するノズル202を配置して、
最初の接着剤201がフランジ部の表面101bにふれ
てから貫通穴、突起ピン103の表面側に流れるように
する(図3(b)の矢印)。
【0028】これは接着剤が貫通穴、突起ピン103の
各表面に先に付着し、フランジ部の表面101bまで接
着剤が充填されず、空隙が形成することを防止ししてい
る。この空隙が形成されると、フランジ部101aとポ
リゴンミラー102との固定強度が低下してしまい、ポ
リゴンミラー102の固定位置ズレやポリゴンミラー1
02が回転体からはずれてしまう不具合が発生する可能
性がある。
各表面に先に付着し、フランジ部の表面101bまで接
着剤が充填されず、空隙が形成することを防止ししてい
る。この空隙が形成されると、フランジ部101aとポ
リゴンミラー102との固定強度が低下してしまい、ポ
リゴンミラー102の固定位置ズレやポリゴンミラー1
02が回転体からはずれてしまう不具合が発生する可能
性がある。
【0029】そして、それ以降(2回目以降)の接着剤
203は、前回の接着剤の硬化している表面(図3
(c)では最初の接着剤201の表面)に直接触れるよ
うにノズル202を配置して、接着剤203は図3
(c)の矢印のように貫通穴、突起ピン103の各表面
側へと流れることで、最初の接着剤201とフランジ部
の表面101bとの関係と同じように、接着剤同士を密
着させ空隙を形成しないようにする。
203は、前回の接着剤の硬化している表面(図3
(c)では最初の接着剤201の表面)に直接触れるよ
うにノズル202を配置して、接着剤203は図3
(c)の矢印のように貫通穴、突起ピン103の各表面
側へと流れることで、最初の接着剤201とフランジ部
の表面101bとの関係と同じように、接着剤同士を密
着させ空隙を形成しないようにする。
【0030】また最初の接着剤201の充填量は、ポリ
ゴンミラー102が位置ズレを起こさない程度の少量で
も構わないため、突起ピンを円錐形状にして充填容積を
小さくしている(フランジ部側の貫通穴102aから突
起ピン103の外面までの距離を小さくする)。これに
よって、少量でも貫通穴102aと突起ピン103との
接触面積を確保することができる。尚、貫通穴102a
を逆円錐形状として、フランジ部側の貫通穴102aか
ら突起ピン103の外面までの距離を小さくしても構わ
ない。
ゴンミラー102が位置ズレを起こさない程度の少量で
も構わないため、突起ピンを円錐形状にして充填容積を
小さくしている(フランジ部側の貫通穴102aから突
起ピン103の外面までの距離を小さくする)。これに
よって、少量でも貫通穴102aと突起ピン103との
接触面積を確保することができる。尚、貫通穴102a
を逆円錐形状として、フランジ部側の貫通穴102aか
ら突起ピン103の外面までの距離を小さくしても構わ
ない。
【0031】図3(a)は、合計4回の接着剤104の
充填、硬化を行っているが、処理回数は接着剤を充填す
る充填量等によって決定する。
充填、硬化を行っているが、処理回数は接着剤を充填す
る充填量等によって決定する。
【0032】
【効果】本発明によれば、ポリゴンミラーの取付による
反射面の変形、及び高速回転時における反射面の歪みみ
による変形を少なくすることができる。
反射面の変形、及び高速回転時における反射面の歪みみ
による変形を少なくすることができる。
【図1】 従来の問題点を解決するために提案している
ポリゴンスキャナの全体構造を示す縦断面図である。
ポリゴンスキャナの全体構造を示す縦断面図である。
【図2】 従来のポリゴンミラーの取付構造を示すポリ
ゴンミラーの概略上面図である。
ゴンミラーの概略上面図である。
【図3】 (a)本発明の第二の実施例を示す回転体と
ポリゴンミラーを示す概略拡大断面図である。 (b)本発明の第二の実施例に係わる最初の接着剤の充
填方法を示す概略断面図である。 (c)本発明の第二の実施例に係わる2回目以降の接着
剤の充填方法を示す概略断面図である。
ポリゴンミラーを示す概略拡大断面図である。 (b)本発明の第二の実施例に係わる最初の接着剤の充
填方法を示す概略断面図である。 (c)本発明の第二の実施例に係わる2回目以降の接着
剤の充填方法を示す概略断面図である。
101 回転体、102 ポリゴンミラー、103 突
起ピン、104 接着剤 201 最初の接着剤、202 ノズル、203 2回
目の接着剤
起ピン、104 接着剤 201 最初の接着剤、202 ノズル、203 2回
目の接着剤
Claims (6)
- 【請求項1】光を反射するための複数の反射面と上・下
面とを設けた円柱状のポリゴンミラーと、該ポリゴンミ
ラーを取り付けるフランジ部を有する回転体が回転する
ことで光を走査するポリゴンスキャナであって、 ポリゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に貫
通穴を設け、 そして、もう一方にこの貫通穴に挿入する突起を設け、 ポリゴンミラーの上面或いは下面とフランジ部が密接状
態で、貫通穴に充填した接着剤で固定されていることを
特徴とするポリゴンスキャナ。 - 【請求項2】前記接着剤は回転軸方向に沿った複数層に
硬化していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のポリゴンスキャナ。 - 【請求項3】突起若しくは貫通穴の少なくともどちらか
一方は、フランジ部とポリゴンミラーとが接触した側の
突起の外面と貫通穴の内面との距離が、開口方向での距
離より小さくなる円錐形状であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項若しくは第2項記載のポリゴンスキャ
ナ。 - 【請求項4】光を反射するための複数の反射面と上・下
面と中央付近に上・下面を貫通する貫通穴を設けた円柱
状のポリゴンミラーを、前記下面或いは上面が接して前
記ポリゴンミラーを取り付けるためのフランジ部を有す
る回転体に固定するポリゴンスキャナの製造方法であっ
て、 ポリゴンミラー若しくはフランジ部のどちらか一方に貫
通穴を設け、そしてもう一方にはこの貫通穴に挿入する
突起を設け、 ポリゴンミラーの下面若しくは上面とフランジ部を密接
させ、且つ突起を貫通穴に挿入した状態で、この貫通穴
を上方に開口させて接着剤を充填して硬化させることを
特徴とするポリゴンスキャナの製造方法。 - 【請求項5】前記接着剤の充填及びUV照射を複数回繰り
返し行うことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
ポリゴンスキャナの製造方法。 - 【請求項6】最初の接着剤は、接着剤がフランジ部の表
面に直接接触する位置で、且つ貫通穴と突起の表面側へ
と流れることにより充填され、 それ以降の接着剤は、その前に充填された接着剤の表面
に直接接触する位置で、且つ貫通穴と突起の表面側へと
流れることにより充填されることを特徴とする特許請求
の範囲第5項記載のポリゴンスキャナの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204209A JPH1031180A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | ポリゴンスキャナ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204209A JPH1031180A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | ポリゴンスキャナ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1031180A true JPH1031180A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16486649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204209A Pending JPH1031180A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | ポリゴンスキャナ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1031180A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118426167A (zh) * | 2024-07-04 | 2024-08-02 | 宁波舜宇车载光学技术有限公司 | 一种扫描棱镜模组、电子设备及其机动车辆 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP8204209A patent/JPH1031180A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN118426167A (zh) * | 2024-07-04 | 2024-08-02 | 宁波舜宇车载光学技术有限公司 | 一种扫描棱镜模组、电子设备及其机动车辆 |
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