JPH10311828A - 糞便希釈装置とこれを用いた便座装置 - Google Patents
糞便希釈装置とこれを用いた便座装置Info
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- JPH10311828A JPH10311828A JP9119262A JP11926297A JPH10311828A JP H10311828 A JPH10311828 A JP H10311828A JP 9119262 A JP9119262 A JP 9119262A JP 11926297 A JP11926297 A JP 11926297A JP H10311828 A JPH10311828 A JP H10311828A
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Abstract
攪拌を促進することとを目的とする。 【解決手段】 セル14内に注入した希釈液を希釈手段
21によって吸引し再びセル14内に吐出することによ
りセル14内に乱流を作り出し、採便手段13に付着し
た便塊を剥離させると共に、便中のヘモグロビンが希釈
液に溶解することを促進する。
Description
行う技術において、特に採取した糞便を確実に希釈する
為の技術に関する。
て、特開平7−12808号公報に示されているように
利用者が採便棒を直接便に擦り付けるような操作によっ
て便を採取し容器内に格納することにより定量の便を希
釈できる技術が開示されている。この装置は図5に示さ
れているように、筒状の容器1に便採取棒2を挿入でき
る構成になっている。
こすり付けることにより便塊を先端部3の溝に付着させ
る。その後、容器1内に挿入して保存・搬送する。挿入
の際には採便棒2と同径の挿入口4により余分に付着し
た便が除去され、定量の便が容器内に入る。容器内には
予め希釈液5が封入されており、便採取後容器全体を振
り容器内を攪拌することにより適正濃度の便懸濁液が選
られる。容器1の下部にはフィルタ7が設けられてお
り、容器1の側面を押圧することにより滴下口7より便
懸濁液を滴下することができる。フィルタ7は滴下の
際、溶解されていない固形物が滴下液中に混入するのを
防ぐものである。
としては、例えば特開昭60−17158号公報では排
泄物成分検出用センサーを便座部より突出させ排泄物の
成分を検出する技術が開示されている。この装置は図6
に示されているように、便座8の側面に配設された駆動
装置9と、アーム10を介して連係した排泄物成分検出
用センサー11とから構成されている。
を用いて便器ボール内(図示せず)に排泄物成分検出用
センサー11を突出させる。利用者は排泄物成分検出用
センサー11上に排泄をし、成分の検出を行うことによ
って健康状態のチェックができる。
分検査、特に便潜血検査を簡易に行えるようにするとい
う点で大きな効果を有している。しかし利用者の立場か
らすると、糞便を扱うのは抵抗があることは否めない。
そこで、便採取を含めた便潜血検査の自動化が望まれる
わけであるが、従来の便検査の自動化おいては便を希釈
するための詳細な技術が開示されていない。
常、患者は家庭で便を採取し検査機関に提出するわけで
あるが、封止後の攪拌に加えて提出までの経過時間や移
動に伴う揺れなどにより便の希釈が成立しているという
実状がある。便潜血検査を自動化する場合にはこのよう
に十分に時間をかけて希釈を行うことができないため、
これに代わる積極的な希釈方法が必要であるという課題
があった。
のようにあまり激しい衝撃を与えると赤血球が破壊され
てしまう。便潜血検査においては便中のヘモグロビンの
検出を行うが、通常ヘモグロビンは赤血球細胞の中に存
在してる。便潜血検査は主として大腸の出血の有無を確
認するために行われるが、この部位からの出血では排泄
時には赤血球は壊れてヘモグロビンが直接便に付着して
いる。一方、痔などによる出血では、血液が新鮮なため
ヘモグロビンはまだ赤血球の中にとどまっている。便潜
血検査に用いられる検査容器はヘモグロビンと直接反応
し、赤血球中のヘモグロビンとは反応しにくいため、痔
による出血を偽陽性として判定してしまうことは少な
い。しかし、激しい衝撃のため赤血球が壊れてしまうと
痔による出血でも偽陽性と判定してしまう危険が高ま
る。この問題を解決するために、希釈は完全に行いなが
らも成分への悪影響のない程度の衝撃を与える方法をと
らねばならないという課題があった。
であるが、温水洗浄便座などに格納されるときには全体
の容量を小型にするとともに、採便手段に無理のかから
ない単純な動きによって実現しなければならないという
課題があった。
検査用の検査容器に希釈後の懸濁液を滴下できるように
しなければならないという課題があった。
するために、セル内に移動した採便手段に付着した便塊
を希釈液で満たし、さらに希釈液をセルから吸引し再び
吐出することによりセル内に乱流を作り、便塊を採便手
段から剥離させヘモグロビンを希釈液中に溶かすもので
ある。
ことが出来るとともに、便潜血検査の自動化にも役立て
ることが出来る。
採便手段と、前記採便手段によって採取された糞便を希
釈するためのセルと、前記採便手段を前記セルに移動さ
せる移動手段と、前記セルに希釈液を供給した後に、前
記セルから希釈液を吸引し再び前記セル中に吐出する動
作を繰返す希釈手段とを備えた構成としてある。
段によりセルに移動される。希釈手段によりセルに定量
の希釈液が供給されると、希釈手段が供給された希釈液
を吸引し再びセル中に吐出することによりセル内に乱流
を発生させ、便中のヘモグロビンを希釈・攪拌すること
が出来る。
てある。そして、移動手段は採便手段を一方向に移動さ
せることにより便塊をセル内に搬送でき、採便手段に不
要な負荷をかけずまた移動手段の構成を簡単に出来る。
前記採便手段に付着した余剰な糞便を掻き取るための掻
き取り手段を備えた構成としてある。
部がセル内に移動する際、余剰便が掻き取られセル内に
入る糞便量のを正確に定量できる。
希釈液の漏れを防ぐために、採便手段の先端部に封止手
段を備えた構成としてある。
部がセル内に移動すると採便手段先端の封止手段が貫通
部に当たり、位置合わせを行うとともに貫通部からの希
釈液の洩れを防止する。
器を設置する設置手段を備え、採便手段を摺動させ貫通
部と封止手段との密着部に断続的に間隙を設けることに
より定められた量の希釈液を滴下する構成としてある。
ことにより封止手段と貫通部との間に隙間ができ、希釈
後の懸濁液が滴となって検査容器に滴下する。
釈液の濁度変化を検出するセンサ手段を備えた構成とし
てある。
する濁度をセンサ手段が測定して、希釈の終了あるいは
何らかのエラーの発生を検知することが出来る。
置と、糞便希釈装置と、糞便検査を行う検査容器を移動
させるローディング装置とを備え、前記便受け装置が保
持する糞便の一部を前記糞便希釈装置によって希釈した
希釈液を検査容器に滴下することにより糞便検査を行う
構成としてある。
ル下部まで移動させることにより、所定位置に適量の懸
濁液を滴下し反応させて、便潜血の有無を判定すること
が出来る。
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の便成分検査装置の
構成図である。棒状の採便手段13がセル14を貫通し
て位置している。セル14は大気開放の構造となってい
る。実施例1においてセル14は筒形状をしているが、
形状は本発明を限定するものではない。希釈液を供給で
き内部で希釈攪拌できる容積を有する容器であればよ
い。
cが設けられ便塊が付着している。また、採便手段13
は先端に封止手段16を有し、この封止手段16の最大
径は貫通部の径よりも太くなっている。17は移動手段
であるステッピングモータで、板ばね18を介して採便
手段13を摺動させられるよう構成されている。セル1
4の先端には掻き取り手段19が設けられ、採便手段1
3がセル14内に引き込まれたとき封止手段16と接触
するように構成されている。21は希釈手段であるポン
プであって、ノズル20を介してセル14内部と繋が
り、他端は、希釈液を格納するタンク22と大気開放し
た容器23とに三方弁24を介して接続している。
(図示せず)に突出し糞便を採取してくる。これは例え
ば受け皿に糞便を保持しておいて、その位置に採便手段
13を突き刺しに行くように移動手段17を制御してや
ればい良い。採便手段13がセル14に収納される際、
先端の掻き取り手段19と擦れ合うことにより、溝15
の周辺に余分に付着した便が掻き取られる。さらに、引
くと封止手段16が貫通部を封止する。この時点で採便
手段13は停止する。
間の流路を開く。希釈手段21が一定時間作動すること
により定量の希釈液がセル14内に注入される。注入が
終わると散歩右辺は、開いていたタンク22との流路を
閉じ、容器23との流路を開く。この時点でノズル20
内の希釈液は大気開放状態となる。
入された希釈液が容器23方向に吸引される。一定量を
吸引した後、再び希釈手段21であるポンプを反転させ
るとセル14内に希釈液が勢いよく吐出される。この
時、セル14内の希釈液に乱流が生じる。乱流は溝15
に付着した便塊を剥離させ、さらにセル14内で攪拌が
行われる。この吸引・吐出の動作を繰り返すことによっ
て糞便中のヘモグロビンを希釈・攪拌することが出来
る。
引と吐出によってセル14内の希釈・攪拌を行うことは
可能である。実施例1の流路が本発明を制約するもので
ないことは言うまでもない。
成分検査装置の構成を示すセル先端部の要部断面図であ
る。図2(a)においてセル14の下には、便潜血検査
用の検査容器25が設置手段26によって設置されてい
る。検査容器25には、懸濁液を滴下する滴下口27と
反応の結果を表示する表示窓28が設けられている。実
施例2では検査容器として免疫クロマトグラフィー方式
のものを用いている。図2(b)に示すように希釈が行
われた後、採便手段13がわずかに前方に移動して封止
手段16と掻き取り手段19との間にわずかな隙間が生
じる。この隙間より懸濁液が滴下する。隙間をつくる時
間を調節することにより、一滴をほぼ正確に滴下するこ
とが出来る。これを繰返せば必要な滴下量が確保でき
る。
成分検査装置の構成図である。セル14と移動手段17
は便座装置本体27の内部に配設されている。便座28
の開口部には便受け装置29がアーム30を介して突出
している。利用者は便受け装置29に排便する。糞便3
1は利用者の排泄物の一部である。センサ手段32はセ
ル14を挟み込むように設置されている。センサ手段3
2は発光ダイオード等の発光素子と、フォトトランジス
タあるいはフォトダイオード等の受光素子の対を用いて
実現できる。これらを、セル14を挟んで向かい合わせ
に設置する。設置手段26は検査容器25を乗せるため
のものである。設置手段26にはラック33が取り付け
られており、ギヤ34を介してローディング装置35で
あるステッピングモータから駆動を受けるように構成さ
れている。
1に向かって突出し便塊を採取した後、セル14内に戻
る。そして、希釈手段21により希釈液の吸引と吐出が
繰返されることによって、便塊が剥離しヘモグロビンが
希釈液中に溶解する。この時、セル14を挟み込むセン
サ手段32において、発光素子からの光を受光素子で検
出する動作が行われる。希釈が進み希釈液が懸濁してく
るとセル14を透過する光量が減少する。図4は、希釈
液の濁度と光量を電圧値で表わした指標との関係を示す
グラフである。濁度が増すに従って光量が低下している
のがわかる。もちろんこの曲線は使用する光学素子の特
性や、セル14の材質等によって変化する。図4の場合
であれば、例えば出力が2Vを切った時点で希釈・攪拌
の完了と判定することができよう。
によって置かれる。設置手段26はローディング装置3
5で便座装置本体27の外側にまで突出させることが出
来るものとする。この後、設置手段26はセル14の下
部まで移動する。滴下が行われた後は再び設置手段26
を便座装置本体27の外に突出させ、利用者が取り出せ
るようにする。
な効果が得られる。
を繰返してセル内に乱流を発生させることにより、採取
した便塊を採便手段より剥離させるとともにヘモグロビ
ンの溶解を促進することが出来る。
ことにより直線的な摺動動作だけで便塊をセル内に搬送
することが出来る。
ることにより、糞便量を統制でき希釈倍率を安定させる
ことが出来る。
り、セルと採便手段との間隙からの希釈液の洩れを防ぐ
ことが出来る。
作ることにより、希釈後の懸濁液の滴下を制御すること
が出来る。
とにより、希釈の完了のタイミングあるいは便が採取で
きていないのに希釈動作に入った場合のエラーを検知す
ることが出来る。
査容器の搬送を行うことにより、一連の便潜血検査を自
動化することが出来る。
釈が行われる前の要部構成図 (b)同便成分検査装置の希釈が行われた後の要部構成
図
Claims (7)
- 【請求項1】糞便の一部を採取する採便手段と、前記採
便手段によって採取された糞便を希釈するためのセル
と、前記採便手段を前記セルに移動させる移動手段と、
前記セルに希釈液を供給した後に、前記セルから希釈液
を吸引し再び前記セル中に吐出する動作を繰返す希釈手
段とを備えた糞便希釈装置。 - 【請求項2】採便手段はセルを貫通してなる請求項1記
載の糞便希釈装置。 - 【請求項3】採便手段によるセルの貫通部に、前記採便
手段に付着した余剰な糞便を掻き取るための掻き取り手
段を備えた請求項2記載の糞便希釈装置。 - 【請求項4】採便手段によるセルの貫通部からの希釈液
の漏れを防ぐために、採便手段の先端部に封止手段を備
えた請求項2または3記載の糞便希釈装置。 - 【請求項5】セル下方に糞便検査を行う検査容器を設置
する設置手段を備え、採便手段を摺動させ貫通部と封止
手段との密着部に断続的に間隙を設けることにより定め
られた量の希釈液を滴下することを特徴とする請求項4
記載の糞便希釈装置。 - 【請求項6】希釈手段による糞便の溶解に伴う希釈液の
濁度変化を検出するセンサ手段を備えた請求項1から5
のいずれか1項記載の糞便希釈装置。 - 【請求項7】排泄された糞便を受ける便受け装置と、請
求項1から6のいずれか一項記載の糞便希釈装置と、糞
便検査を行う検査容器を移動させるローディング装置と
を備え、前記便受け装置が保持する糞便の一部を前記糞
便希釈装置によって希釈した希釈液を検査容器に滴下す
ることにより糞便検査を行う便座装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11926297A JP3642154B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 糞便希釈装置とこれを用いた便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11926297A JP3642154B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 糞便希釈装置とこれを用いた便座装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10311828A true JPH10311828A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3642154B2 JP3642154B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=14756991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11926297A Expired - Fee Related JP3642154B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 糞便希釈装置とこれを用いた便座装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3642154B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012518175A (ja) * | 2009-02-19 | 2012-08-09 | 蘇州海路生物技術有限公司 | 大便標本自動検査器 |
| JP2017106797A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | メディカテック株式会社 | 便試験体サンプル製造装置 |
| WO2019208659A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 栄研化学株式会社 | 便検体検査装置、便検体検査方法 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11926297A patent/JP3642154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017106797A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | メディカテック株式会社 | 便試験体サンプル製造装置 |
| WO2019208659A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 栄研化学株式会社 | 便検体検査装置、便検体検査方法 |
| KR20200135438A (ko) * | 2018-04-26 | 2020-12-02 | 에이껜 가가꾸 가부시끼가이샤 | 변검체 검사 장치, 변검체 검사 방법 |
| TWI746966B (zh) * | 2018-04-26 | 2021-11-21 | 日商榮研化學股份有限公司 | 糞便檢體檢查裝置、糞便檢體檢查方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3642154B2 (ja) | 2005-04-27 |
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