JPH10312002A - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JPH10312002A
JPH10312002A JP9122183A JP12218397A JPH10312002A JP H10312002 A JPH10312002 A JP H10312002A JP 9122183 A JP9122183 A JP 9122183A JP 12218397 A JP12218397 A JP 12218397A JP H10312002 A JPH10312002 A JP H10312002A
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closing
opening
blade
shutter
motor
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/02Diaphragms
    • G03B9/06Two or more co-operating pivoted blades, e.g. iris type
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/08Shutters
    • G03B9/10Blade or disc rotating or pivoting about axis normal to its plane
    • G03B9/18More than two members
    • G03B9/22More than two members each moving in one direction to open and then in opposite direction to close, e.g. iris type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター装置を大型化することなく、絞り
羽根を有する高機能なシャッター装置を実現する。 【解決手段】 モータを駆動源として開閉動作を行うも
のであって、露光時にシャッター羽根が所望の絞り値に
対応する位置へ移動するシャッター装置において、前記
モータを駆動源として開閉動作を行う絞り羽根を有し、
前記絞り羽根は、前記シャッター装置が露光動作を行う
前に、所望の絞り値に対応する位置へ移動し、前記シャ
ッター装置が露光動作後に、初期位置へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッター装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズシャッターでは、開口形状
を円形に近い形状にするために複数枚の絞り羽根を用い
ていた。例えば、特開平6ー250260号公報には、
遮光羽根と連動して開口形状を補正する開口補正羽根が
設けられており、開口動作および閉じ動作中に開口補正
羽根が遮光羽根と連動して動くことによって開口形状を
略五角形状にしたシャッター装置が記載されている。
【0003】特開平4ー128727号公報には、複数
枚の絞り羽根に2つの支点を設け、2つのカム部材に設
けたカム溝に絞り羽根のそれぞれの支点を嵌合させ、2
つのカム部材のカム溝と絞り部材の位置関係によって開
口形状を円形に近づける絞り装置が開示されている。
【0004】また、特開昭63ー157134号公報に
は、複数枚の絞り羽根とカム溝を持ったカムリングを有
し、最小絞りを越して全閉状態を作るための羽根を設
け、この全閉状態を作るための羽根のカム溝だけを他の
羽根のカム溝と異なる形状に設定して、閉じ切り負荷と
閉じ切りの際の干渉を軽減することが開示されている。
【0005】特開平5ー45698号公報には、従来の
レンズシャッターにおいて露出時間と口径とをそれぞれ
独立して制御できるようにしたカメラ用シャッター装置
が記載されている。このシャッター装置は、アパーチャ
を開閉する一組のセクタ機構とセクタ部材に連動するセ
クタ開閉部材とセクタ開閉部材を閉方向に駆動するカム
縁を持った口径値設定手段とを有し、口径値設定手段を
回転させ係止を解除してセクタ部材を開かせ、セクタ部
材が開動作を開始して所定の絞り形に達するまでの遅延
時間内に口径値設定手段を逆転させて口径値設定手段の
カム縁によってセクタ開閉部材を閉方向に付勢し開口位
置を規制して口径を露出とは独立して制御するものであ
る。
【0006】さらに、特開平7ー56211号公報及び
特開平9ー15676号公報に記載されるシャッター装
置は、開き羽根と閉じ羽根を別々に駆動しすることで、
絞り値とシャッター速度を独立して制御しそれぞれ三角
形状及び台形形状の露光波形を得るものである。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、特
開平5ー45698号に記載されたシャッター装置のよ
うに口径と露出時間とを独立して制御するシャッター装
置は高速に駆動すると遅延時間内に、所定の絞り値が得
られる位置まで、口径設定手段を逆転することが難しい
ために高速化が困難である。
【0008】また、特開平6ー250260号公報、特
開平4ー128727号、特開昭63ー157134
号、特開平7ー56211号公報、特開平9ー1567
6号公報に記載のシャッター装置では、絞り開口形を円
形に近づけることとシャッター速度の高速化の両立が考
慮されていないため、絞り開口形を円形に近づけるため
には開閉動作を行う羽根の枚数もしくは開閉動作に連動
する絞り羽根を増やす必要があり、露光動作中に駆動す
べき羽根の慣性質量が増えるためにシャッター速度の低
下を招いていた。
【0009】なお、シャッター速度の低下を解決するた
めには駆動力を大きくすればよいが、これは一つには大
きなアクチュエータを用いることで解決されるがシャッ
ター機構ひいてはカメラ全体の大型化を招く。もしくは
小型で大きな駆動力を得るための高価なアクチュエータ
を用いればよいが、これはシャッター装置のコストアッ
プ要因となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、モータを駆動源として開閉動作を行うものであっ
て、露光時にシャッター羽根が所望の絞り値に対応する
位置へ移動するシャッター装置において、前記モータを
駆動源として開閉動作を行う絞り羽根を有し、前記絞り
羽根は、前記シャッター装置が露光動作を行う前に、所
望の絞り値に対応する位置へ移動し、前記シャッター装
置が露光動作後に、初期位置へ移動することを特徴とす
る。
【0011】本願の請求項2に係る発明は、露光時にシ
ャッター羽根が所望の絞り値に対応する位置へ移動する
シャッター装置において、前記シャッター装置とは独立
して動作する絞り羽根を有し、前記絞り羽根は前記シャ
ッター装置の露光時に前記所望の絞り値に対応する位置
へ移動することを特徴とする。
【0012】本願の請求項3に係る発明は、本願の請求
項2に係る発明において、前記シャッター装置は前記シ
ャッター羽根および前記絞り羽根を駆動するモータを有
し、前記モータは、前記シャッター羽根および前記絞り
羽根を連続的に駆動することを特徴とする。
【0013】本願の請求項4に係る発明は、レリーズ動
作に応じて、開き方向に移動する開き羽根と、前記開き
羽根を駆動する第1のモータと、レリーズ動作に応じ
て、閉じ方向に移動する閉じ羽根と、前記閉じ羽根を駆
動する第2のモータと、前記第2のモータに駆動され
て、所望の絞り値に対応する位置へ移動する絞り羽根と
を有することを特徴とする。
【0014】本願の請求項5に係る発明は、本願の請求
項4に係る発明において、前記絞り羽根は、前記開き羽
根が開く前に、前記第2のモータに駆動されて、所望の
絞り値に対応する位置へ移動し、前記閉じ羽根が閉じた
後に初期位置へ移動することを特徴とする。
【0015】本願の請求項6に係る発明は、本願の請求
項4または5に係る発明において、前記閉じ羽根は、前
記所望の絞り値に対応する位置から閉じ方向に移動する
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1から図13及び図15から図
19を用いて、本発明の第1の実施形態を説明する。
【0017】図1は本発明のシャッターを含むカメラの
横断面図、図2は本発明のシャッターの横断面図で、図
3は本発明のシャッターの開き機構および閉じ機構を説
明する側面図である。
【0018】図4は本発明のシャッターの閉じ機構の斜
視図で、図5は本発明のシャッターの開き機構の斜視図
である。
【0019】図6から図9は本発明の開き機構の開き羽
根22、開きギアリング20及び開きカムリング21の
位置関係を示す上面図である。これらの図における開き
ギアリング20と開きカムリング21の正転方向を矢印
で示す。
【0020】図10から図13、図15から図17は本
発明の閉じ機構の閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギ
アリング8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面
図である。これらの図における閉じギアリング8及び閉
じカムリング9の正転方向を矢印で示す。
【0021】図18は本発明の回路図で、図19は本発
明の第1の実施形態のフローチャートである。
【0022】図1から図19において、第1のベース部
材1は閉じモータ6、開きモータ15を取り付け可能に
支持し、閉じギアリング8と、開きギアA18及びパル
スギア13を回転可能に支持する。
【0023】閉じカムリングのピン部9aの開き側スト
ッパー部2eおよび閉じ側ストッパー部2fを有する第
2のベース部材2は、閉じカムリング9を回転可能に支
持し、閉じ羽根10と絞り羽根11とを光軸方向に支持
し、閉じ羽根の開き側ストッパー部2a、閉じ側ストッ
パー部2b、絞り羽根の開き側ストッパー部2cおよび
閉じ側ストッパー部2dが形成される。
【0024】第3のベース部材3は、開き羽根22と閉
じ羽根10及び絞り羽根11を回転可能に支持する回転
軸を有する。
【0025】開き羽根22の開き側ストッパー部4aお
よび閉じ側ストッパー部4bを有する第4のベース部材
4は、開きギアリング20を回転可能に支持し、開き羽
根22を光軸方向に支持している。
【0026】開きカムリングのピン部21aの開き側ス
トッパー部5aおよび閉じ側ストッパー部5bを有する
第5のベース部材5は、開きギアリング20と開きカム
リング21を光軸方向に支持している。
【0027】6は閉じモータで、7は閉じモータ6の回
転軸に取付く閉じピニオンである。
【0028】8は閉じピニオン7により回転され、閉じ
カムリング9のピン部9aに当接する突起部8aを持っ
た閉じギアリングである。
【0029】9はベース部材2に回転可能に支持され、
閉じギアリング8の突起部8aに当接するピン部9a
と、閉じ羽根10のピン部10aをガイドするカム溝9
b、絞り羽根11のピン部11aをガイドするカム溝9
cと、絞り設定部9b1,9c1と、を持った閉じカム
リングである。
【0030】10はピン部10aを持った閉じ羽根で、
11はピン部11aを持った絞り羽根である。
【0031】12は閉じパルス板、13は閉じギアリン
グ8と噛み合い、閉じパルス板12と一体的に回転する
パルスギア、14はパルス板12によるパルスを検出す
るための閉じ検出回路である。
【0032】15は閉じモータ6をベース部材11に固
定するモータカバーである。
【0033】16は開きモータで、17は開きモータ1
6の回転軸に取付く開きピニオンである。
【0034】18は開きピニオン17により回転される
開きギアA、19は開きギアA18と一体的に回転する
開きギアBである。
【0035】20はベース部材44とベース部材55に
回転可能に支持され、さらに開きギアB19によって回
転され、開きカムリング21のピン部21aに当接する
突起部20aを持った開きギアリングである。
【0036】21はベース部材4に回転可能に支持さ
れ、開きギアリング20の突起部20aに当接するピン
部21aと、開き羽根22のピン部22aをガイドする
カム溝21bと、を持った開きカムリングである。
【0037】22はピン部22aを持った開き羽根であ
る。
【0038】23は開きギアAと一体的に回転する開き
パルス板、24は開きパルス板23によるパルスを検出
するための開き検出回路である。
【0039】25は開きモータ16をベース部材11に
固定するモータカバー、26は制御回路、27はベース
部材1を固定する本体、28は撮影光学系、29は撮影
光学系28を保持し、ベース部材5に取付くレンズホル
ダである。
【0040】以下の作動説明では開き羽根を開方向、閉
じ羽根を閉方向に動かす際にカムリング、ギアリング、
ギア、モータの回転する向きを正とする。
【0041】上記構成において開き羽根が閉、閉じ羽根
が閉状態、絞り羽根が全閉のレリーズ終了の状態から制
御回路26がレリーズ信号を受けると、まず開きモータ
16を逆転させる(図19#1)。
【0042】開きモータ16が逆回転することよって、
開きピニオン17、開きギアA18、開きギアB19、
開きギアリング20がそれぞれ逆転し、開きギアリング
20の突起部20aを開きカムリング21のピン部21
aに当接させ、開きカムリング21が逆転する。
【0043】開きカムリング21のピン部21aが第5
のベース部材5の閉じストッパー5bに当接して、開き
カムリング21が回転せずパルス板23のパルスが所定
時間変化しなくなるまで開きモータの逆転を続ける(図
19#2)。
【0044】これによって、開きシャッターが閉じ切っ
ていることを確認し、図6に示されるこの位置を開きギ
アリング21の助走の初期位置とする。
【0045】この状態から閉じモータ6に通電して閉じ
ギアリングを正転させる(図19#3)。
【0046】閉じモータ6が正転することで、閉じピニ
オン7、閉じギアリング8がそれぞれ逆転し、閉じギア
リング8の突起部8aを閉じカムリング9のピン部9a
に当接させ、閉じカムリング9が正転する。
【0047】閉じカムリング9のピン部9aがベース部
材22の閉じストッパー2fに当接して、閉じカムリン
グ9が回転せずパルス板12のパルスが所定時間変化し
なくなるまで閉じモータの正転を続ける(図19#
4)。
【0048】これによって、閉じシャッターが閉じ切っ
ていることを確認する。
【0049】図10に示されるこの位置から閉じモータ
6に逆通電を行う(図19#5)。
【0050】閉じギアリング8が逆転し図11の位置ま
で回転すると、閉じギアリング8の突起部8aに押され
て閉じカムリング9が回転しカム溝の絞り設定部9b
1,9c1によって閉じ羽根10と絞り羽根11が同時
に開く。
【0051】ギアリング8の回転角度をパルス板12の
パルスによって測定し、閉じギアリング8を図11から
図13までに示される任意の絞り径が得られる回転角度
まで逆転させ閉じ羽根10と絞り羽根11を任意の絞り
径まで開く(図19#6)。
【0052】この位置を閉じギアリング8の助走の初期
位置とする。
【0053】上記の状態で、開きギアリング20が図6
の助走の初期位置から正回転をして図8に示される開き
ギアリング20の突起部20aが開きカムリング21の
ピン部21aに衝突するまでの回転区間を開きギアリン
グ20の助走区間とする。
【0054】同じく上記の状態で、閉じギアリング8が
助走の初期位置から正回転をして図15に示される閉じ
ギアリング8の突起部9aが閉じカムリング9のピン部
9aに衝突するまでの回転区間を閉じギアリング8の助
走区間とする。
【0055】適正シャッター秒時を得るためには、開き
羽根22が開き始めてから閉じ羽根が閉じはじめるまで
の時間を正確にする必要がある。
【0056】そこで、開きギアリング20が助走を開始
し制御回路26が計時動作を始める所定の位置図7に達
してから、閉じモータ6に正通電を開始するまでの時間
差を制御回路26で求める(図19#7)。
【0057】ここで開きモータ16を正回転させる(図
19#8)。
【0058】開きモータ16の正回転によって、開きピ
ニオン17、開きギアA18、開きギアB19、開きギ
アリング20が正回転する。
【0059】開きギアリング20が図7に示される所定
の角度まで回転したところで制御回路26によって、計
時を開始する(図19#9、図19#10)。
【0060】制御回路26によって求めた開きギアリン
グ20が図7に示される計時動作を始める位置に達して
から閉じモータ6に正通電を開始するまでの時間差だけ
計時されたことを制御回路26で検知し(図19#1
1)、閉じモータ6に正通電を開始する(図19#1
2)。
【0061】閉じモータの正通電によって閉じピニオン
7、閉じギアリング8がそれぞれ正転する。
【0062】開きギアリング20が正転し、図8に示さ
れる位置まで回転すると、開きギアリング20の突起部
20aが開きカムリング21のピン部21aに衝突し、
開きカムリング21が正回転する。
【0063】開きカムリング21のカム溝21bにガイ
ドされるピン部22aによって開き羽根22が開き、露
光が開始される。さらに開きカムリング21が図9の位
置まで回転すると、開き羽根22が全開し、第4のベー
ス部材4の開き側ストッパー4bに当たって止まる(図
19#13)。
【0064】開きカムリング21はピン部21aが第5
のベース部材5の開き側ストッパー5aに当接して止ま
る。
【0065】閉じギアリング8が図15に示される位置
まで回転すると、閉じギアリング8の突起部8aが閉じ
カムリング9のピン部9aに衝突し閉じカムリング9が
回転する。
【0066】図16に示すように、閉じカムリング9が
正回転しカム溝9bの閉じ部9b2に当接するピン部1
0aによって、まず閉じ羽根10が閉じてベース部材2
2の閉じストッパー部2bに当たって止まる(図19#
14)。
【0067】閉じ羽根10が閉じることで露光が完了す
る。
【0068】絞り羽根11を連動させず閉じ羽根10の
みを閉じることで閉じ動作の時間内に駆動すべき慣性質
量が小さくなり、シャッター閉じ動作の時間が短縮され
る。
【0069】遮光後さらに閉じカムリング9が正回転し
図17の位置まで回転すると、図10に示すように絞り
羽根用のカム溝9cの絞り込み部9c2に絞り羽根11
のピン部11aが当接し、絞り羽根11が絞りこまれ第
2のベース部材2の閉じストッパー部2dに当たって止
まる。これにより絞り羽根11のリセット動作が行われ
る(図19#15)。
【0070】閉じカムリング9はピン部9aが第2のベ
ース部材2の閉じストッパー2fに当接して止まる。
【0071】パルス板12のパルスが所定時間変化しな
くなるまで閉じモータ6の逆転を続け閉じ切りを確認し
た後、図6に示すように開きモータを逆転させ開き羽根
22を閉じる(図19#16)。パルス板23のパルス
が所定時間変化しなくなるまで開きモータの逆転を続け
閉じ切りを確認する。
【0072】第1の実施の形態によって絞り径と露出時
間を独立に制御でき円形に近い絞り形状を持ったシャッ
ターにおいて、円形に近い絞り形状を得るために必要な
羽根のうち遮光に必要な羽根を先に閉じることで、シャ
ッターの閉じ動作に必要な駆動力を小さくすることが可
能となる。
【0073】この結果、円形に近い絞り形状を得るため
に必要な羽根すべてを同時に閉じる機構に比べシャッタ
ー閉じ動作が速くなりシャッター秒時の高速化が図られ
る。
【0074】(第2の実施の形態)図1から図13、図
15から図18及び図20を用いて、本発明の第2の実
施形態を説明する。
【0075】図1は本発明のシャッターを含むカメラの
横断面図で、図2は本発明のシャッターの横断面図であ
る。
【0076】図3は本発明のシャッターの開き機構と閉
じ機構の側面図で、図4は本発明のシャッターの閉じ機
構の斜視図、図5は本発明のシャッターの開き機構の斜
視図である。
【0077】図6から図9は本発明の開き機構の開き羽
根22、開きギアリング20及び開きカムリング21の
位置関係を示す上面図である。これらの図における開き
ギアリング20と開きカムリング21の正転方向を矢印
で示す。
【0078】図10から図13、図15から図17は本
発明の閉じ機構の閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギ
アリング8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面
図である。これらの図における閉じギアリング8及び閉
じカムリング9の正転方向を矢印で示す。
【0079】図18は本発明の回路図で、図20は本発
明の第2の実施形態のフローチャートである。
【0080】図1から図18及び図20において、第1
のベース部材1は閉じモータ6、開きモータ15を取り
付け可能に支持し、閉じギアリング8と、開きギアA1
8及びパルスギア13を回転可能に支持する。
【0081】閉じカムリングのピン部9aの開き側スト
ッパー部2eおよび閉じ側ストッパー部2fを有する第
2のベース部材2は、閉じカムリング9を回転可能に支
持し、閉じ羽根10と絞り羽根11とを光軸方向に支持
し、閉じ羽根の開き側ストッパー部2a、閉じ側ストッ
パー部2b、絞り羽根の開き側ストッパー部2cおよび
閉じ側ストッパー部2dが形成される。
【0082】第3のベース部材3は、開き羽根22と閉
じ羽根10及び絞り羽根11を回転可能に支持する回転
軸を有する。
【0083】開き羽根22の開き側ストッパー部4aお
よび閉じ側ストッパー部4bを有する第4のベース部材
4は、開きギアリング20を回転可能に支持し、開き羽
根22を光軸方向に支持している。
【0084】開きカムリングのピン部21aの開き側ス
トッパー部5aおよび閉じ側ストッパー部5bを有する
第5のベース部材5は、開きギアリング20と開きカム
リング21を光軸方向に支持している。
【0085】6は閉じモータで、7は閉じモータ6の回
転軸に取付く閉じピニオンである。
【0086】8は閉じピニオン7により回転され、閉じ
カムリング9のピン部9aに当接する突起部8aを持っ
た閉じギアリングである。
【0087】9はベース部材2に回転可能に支持され、
閉じギアリング8の突起部8aに当接するピン部9a
と、閉じ羽根10のピン部10aをガイドするカム溝9
b、絞り羽根11のピン部11aをガイドするカム溝9
cと、絞り設定部9b1,9c1と、を持った閉じカム
リングである。
【0088】10はピン部10aを持った閉じ羽根で、
11はピン部11aを持った絞り羽根である。
【0089】12は閉じパルス板、13は閉じギアリン
グ8と噛み合い、閉じパルス板12と一体的に回転する
パルスギア、14はパルス板12によるパルスを検出す
るための閉じ検出回路である。
【0090】15は閉じモータ6をベース部材11に固
定するモータカバーである。
【0091】16は開きモータで、17は開きモータ1
6の回転軸に取付く開きピニオンである。
【0092】18は開きピニオン17により回転される
開きギアA、19は開きギアA18と一体的に回転する
開きギアBである。
【0093】20はベース部材44とベース部材55に
回転可能に支持され、さらに開きギアB19によって回
転され、開きカムリング21のピン部21aに当接する
突起部20aを持った開きギアリングである。
【0094】21はベース部材4に回転可能に支持さ
れ、開きギアリング20の突起部20aに当接するピン
部21aと、開き羽根22のピン部22aをガイドする
カム溝21bと、を持った開きカムリングである。
【0095】22はピン部22aを持った開き羽根であ
る。
【0096】23は開きギアAと一体的に回転する開き
パルス板、24は開きパルス板23によるパルスを検出
するための開き検出回路である。
【0097】25は開きモータ16をベース部材11に
固定するモータカバー、26は制御回路、27はベース
部材1を固定する本体、28は撮影光学系、29は撮影
光学系28を保持し、ベース部材5に取付くレンズホル
ダである。
【0098】以下の作動説明では開き羽根を開方向、閉
じ羽根を閉方向に動かす際にカムリング、ギアリング、
ギア、モータの回転する向きを正とする。
【0099】上記構成において開き羽根が閉、閉じ羽根
が閉状態、絞り羽根が全閉のレリーズ終了の状態から制
御回路26がレリーズ信号を受けると、まず開きモータ
16を逆転させる(図20#1)。
【0100】開きモータ16が逆回転することよって、
開きピニオン17、開きギアA18、開きギアB19、
開きギアリング20がそれぞれ逆転し、開きギアリング
20の突起部20aを開きカムリング21のピン部21
aに当接させ、開きカムリング21が逆転する。
【0101】開きカムリング21のピン部21aがベー
ス部材55の閉じストッパー5bに当接して、開きカム
リング21が回転せずパルス板23のパルスが所定時間
変化しなくなるまで開きモータの逆転を続ける(図20
#2)。
【0102】これによって、開きシャッターが閉じ切っ
ていることを確認し、図6に示されるこの位置を開きギ
アリング21の助走の初期位置とする。
【0103】この状態から閉じモータ6に通電して閉じ
ギアリングを正転させる(図20#3)。
【0104】閉じモータ6が正転することで、閉じピニ
オン7、閉じギアリング8がそれぞれ逆転し、閉じギア
リング8の突起部8aを閉じカムリング9のピン部9a
に当接させ、閉じカムリング9が正転する。
【0105】閉じカムリング9のピン部9aがベース部
材22の閉じストッパー2fに当接して、閉じカムリン
グ9が回転せずパルス板12のパルスが所定時間変化し
なくなるまで閉じモータの正転を続ける(図20#
4)。
【0106】これによって、閉じシャッターが閉じ切っ
ていることを確認する。
【0107】図10に示されるこの位置から閉じモータ
6に通電し第1の速度で逆転させる(図20#5)。
【0108】閉じモータの第1の速度は露光動作時の閉
じモータの第2の速度より遅く、絞り径を細かいピッチ
で制御するのに十分に遅い速度である。
【0109】閉じギアリング8が逆転し図11の位置ま
で回転すると、閉じギアリング8の突起部8aに押され
て閉じカムリング9が回転しカム溝の絞り設定部9b
1,9c1によって閉じ羽根10と絞り羽根11が同時
に開く。ギアリング8の回転角度をパルス板12のパル
スによって測定し、閉じギアリング8を図11から図1
3までに示される任意の絞り径が得られる回転角度まで
逆転させ閉じ羽根10と絞り羽根11を任意の絞り径ま
で開く(図20#6)。
【0110】閉じモータの速度が十分小さいので、絞り
径の制御が行いやすく、より細かいピッチで絞り径の制
御が可能となる。
【0111】この位置を閉じギアリング8の助走の初期
位置とする。
【0112】上記の状態で、開きギアリング20が図6
の助走の初期位置から正回転をして図8に示される開き
ギアリング20の突起部20aが開きカムリング21の
ピン部21aに衝突するまでの回転区間を開きギアリン
グ20の助走区間とする。
【0113】同じく上記の状態で、閉じギアリング8が
助走の初期位置から正回転をして図15に示される閉じ
ギアリング8の突起部9aが閉じカムリング9のピン部
9aに衝突するまでの回転区間を閉じギアリング8の助
走区間とする。
【0114】適正シャッター秒時を得るためには、開き
羽根22が開き始めてから閉じ羽根が閉じはじめるまで
の時間を正確にする必要がある。
【0115】そこで、開きギアリング20が助走を開始
し制御回路26が計時動作を始める所定の位置図7に達
してから、閉じモータ6に正通電を開始するまでの時間
差を制御回路26で求める(図20#7)。
【0116】ここで開きモータ6を正回転させる(図2
0#8)。
【0117】開きモータ16の正回転によって、開きピ
ニオン17、開きギアA18、開きギアB19、開きギ
アリング20が正回転する。
【0118】開きギアリング20が図7に示される所定
の角度まで回転したところで制御回路26によって、計
時を開始する(図20#9、図20#10)。
【0119】制御回路26によって求めた開きギアリン
グ20が図7に示される計時動作を始める位置に達して
から閉じモータ6に正通電を開始するまでの時間差だけ
計時されたことを制御回路26で検知し(図20#1
1)、閉じモータ6に通電を開始し第2の速度で正回転
させる(図20#12)。
【0120】閉じモータの第2の速度はシャッターを高
速に閉じるのに十分な速度である。
【0121】閉じモータの正通電によって閉じピニオン
7、閉じギアリング8がそれぞれ正転する。
【0122】開きギアリング20が正転し、図8に示さ
れる位置まで回転すると、開きギアリング20の突起部
20aが開きカムリング21のピン部21aに衝突し、
開きカムリング21が正回転する。
【0123】開きカムリング21のカム溝21bにガイ
ドされるピン部22aによって開き羽根22が開き、露
光が開始される。さらに開きカムリング21が図9の位
置まで回転すると、開き羽根22が全開しベース部材4
4の開き側ストッパー4bに当たって止まる(図20#
13)。開きカムリング21はピン部21aがベース部
材55の開き側ストッパー5aに当接して止まる。
【0124】閉じギアリング8が図15に示される位置
まで回転すると、閉じギアリング8の突起部8aが閉じ
カムリング9のピン部9aに衝突し閉じカムリング9が
回転する。
【0125】図16に示すように、閉じカムリング9が
正回転しカム溝9bの閉じ部9b2に当接するピン部1
0aによって、まず閉じ羽根10が閉じてベース部材2
2の閉じストッパー部2bに当たって止まる(図20#
14)。
【0126】閉じ羽根10が閉じることで露光が完了す
る。
【0127】絞り羽根11を連動させず閉じ羽根10の
みを閉じることで閉じ動作の時間内に駆動すべき慣性質
量が小さくなり、シャッター閉じ動作の時間が短縮され
る。
【0128】遮光後さらに閉じカムリング9が正回転し
図17の位置まで回転すると、図10に示すように絞り
羽根用のカム溝9cの絞り込み部9c2に絞り羽根11
のピン部11aが当接し絞り羽根11が絞りこまれベー
ス部材22の閉じストッパー部2dに当たって止まる。
これにより絞り羽根11のリセット動作が行われる(図
20#15)。
【0129】閉じカムリング9はピン部9aがベース部
材22の閉じストッパー2fに当接して止まる。
【0130】パルス板12のパルスが所定時間変化しな
くなるまで閉じモータ6の逆転を続け閉じ切りを確認し
た後、図6に示すように開きモータを逆転させ開き羽根
22を閉じる(図20#16)。
【0131】パルス板23のパルスが所定時間変化しな
くなるまで開きモータの逆転を続け閉じ切りを確認す
る。
【0132】第2の実施の形態によって絞り径と露出時
間を独立に制御でき円形に近い絞り形状を持ったシャッ
ターにおいて、絞り径設定時の閉じモータの速度を閉じ
動作中の閉じモータの速度より小さくすることで絞り径
の制御が行いやすくなり、ひいてはより細かいピッチで
絞り径の設定が可能となる。
【0133】(第3の実施の形態)図1は本発明のシャ
ッターを含むカメラの横断面図で、図2は本発明のシャ
ッターの横断面図である。
【0134】図3は本発明のシャッターの開き機構と閉
じ機構の側面図で、図4は本発明のシャッターの閉じ機
構の斜視図、図5は本発明のシャッターの開き機構の斜
視図である。
【0135】図6から図9は本発明の開き機構の開き羽
根22、開きギアリング20及び開きカムリング21の
位置関係を示す上面図である。これらの図における開き
ギアリング20と開きカムリング21の正転方向を矢印
で示す。
【0136】図10から図13、図15から図17は本
発明の閉じ機構の閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギ
アリング8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面
図である。これらの図における閉じギアリング8及び閉
じカムリング9の正転方向を矢印で示す。
【0137】図18は本発明の回路図で、図21は本発
明の第3の実施形態のフローチャートである。
【0138】図1から図18及び図21において、第1
のベース部材1は閉じモータ6、開きモータ15を取り
付け可能に支持し、閉じギアリング8と、開きギアA1
8及びパルスギア13を回転可能に支持する。
【0139】閉じカムリングのピン部9aの開き側スト
ッパー部2eおよび閉じ側ストッパー部2fを有する第
2のベース部材2は、閉じカムリング9を回転可能に支
持し、閉じ羽根10と絞り羽根11とを光軸方向に支持
し、閉じ羽根の開き側ストッパー部2a、閉じ側ストッ
パー部2b、絞り羽根の開き側ストッパー部2cおよび
閉じ側ストッパー部2dが形成される。
【0140】第3のベース部材3は、開き羽根22と閉
じ羽根10及び絞り羽根11を回転可能に支持する回転
軸を有する。
【0141】開き羽根22の開き側ストッパー部4aお
よび閉じ側ストッパー部4bを有する第4のベース部材
4は、開きギアリング20を回転可能に支持し、開き羽
根22を光軸方向に支持している。
【0142】開きカムリングのピン部21aの開き側ス
トッパー部5aおよび閉じ側ストッパー部5bを有する
第5のベース部材5は、開きギアリング20と開きカム
リング21を光軸方向に支持している。
【0143】6は閉じモータで、7は閉じモータ6の回
転軸に取付く閉じピニオンである。
【0144】8は閉じピニオン7により回転され、閉じ
カムリング9のピン部9aに当接する突起部8aを持っ
た閉じギアリングである。
【0145】9はベース部材2に回転可能に支持され、
閉じギアリング8の突起部8aに当接するピン部9a
と、閉じ羽根10のピン部10aをガイドするカム溝9
b、絞り羽根11のピン部11aをガイドするカム溝9
cと、絞り設定部9b1,9c1と、を持った閉じカム
リングである。
【0146】10はピン部10aを持った閉じ羽根で、
11はピン部11aを持った絞り羽根である。
【0147】12は閉じパルス板、13は閉じギアリン
グ8と噛み合い、閉じパルス板12と一体的に回転する
パルスギア、14はパルス板12によるパルスを検出す
るための閉じ検出回路である。
【0148】15は閉じモータ6をベース部材11に固
定するモータカバーである。
【0149】16は開きモータで、17は開きモータ1
6の回転軸に取付く開きピニオンである。
【0150】18は開きピニオン17により回転される
開きギアA、19は開きギアA18と一体的に回転する
開きギアBである。
【0151】20はベース部材44とベース部材55に
回転可能に支持され、さらに開きギアB19によって回
転され、開きカムリング21のピン部21aに当接する
突起部20aを持った開きギアリングである。
【0152】21はベース部材4に回転可能に支持さ
れ、開きギアリング20の突起部20aに当接するピン
部21aと、開き羽根22のピン部22aをガイドする
カム溝21bと、を持った開きカムリングである。
【0153】22はピン部22aを持った開き羽根であ
る。
【0154】23は開きギアAと一体的に回転する開き
パルス板、24は開きパルス板23によるパルスを検出
するための開き検出回路である。
【0155】25は開きモータ16をベース部材11に
固定するモータカバー、26は制御回路、27はベース
部材1を固定する本体、28は撮影光学系、29は撮影
光学系28を保持し、ベース部材5に取付くレンズホル
ダである。
【0156】以下の作動説明では開き羽根を開方向、閉
じ羽根を閉方向に動かす際にカムリング、ギアリング、
ギア、モータの回転する向きを正とする。
【0157】上記構成において開き羽根が閉、閉じ羽根
が閉状態、絞り羽根が全閉のレリーズ終了の状態から制
御回路26がレリーズ信号を受けると、まず開きモータ
16を逆転させる(図21#1)。
【0158】開きモータ16が逆回転することよって、
開きピニオン17、開きギアA18、開きギアB19、
開きギアリング20がそれぞれ逆転し、開きギアリング
20の突起部20aを開きカムリング21のピン部21
aに当接させ、開きカムリング21が逆転する。
【0159】開きカムリング21のピン部21aがベー
ス部材55の閉じストッパー5bに当接して、開きカム
リング21が回転せずパルス板23のパルスが所定時間
変化しなくなるまで開きモータの逆転を続ける(図21
#2)。
【0160】これによって、開きシャッターが閉じ切っ
ていることを確認し、図6に示されるこの位置を開きギ
アリング21の助走の初期位置とする。
【0161】この状態から閉じモータ6に通電して閉じ
ギアリングを正転させる(図21#3)。
【0162】閉じモータ6が正転することで、閉じピニ
オン7、閉じギアリング8がそれぞれ逆転し、閉じギア
リング8の突起部8aを閉じカムリング9のピン部9a
に当接させ、閉じカムリング9が正転する。
【0163】閉じカムリング9のピン部9aがベース部
材22の閉じストッパー2fに当接して、閉じカムリン
グ9が回転せずパルス板12のパルスが所定時間変化し
なくなるまで閉じモータの正転を続ける(図21#
4)。
【0164】これによって、閉じシャッターが閉じ切っ
ていることを確認する。
【0165】図10に示されるこの位置から閉じモータ
6に逆通電を行う(図21#5)。
【0166】閉じギアリング8が逆転し図11の位置ま
で回転すると、閉じギアリング8の突起部8aに押され
て閉じカムリング9が回転しカム溝の絞り設定部9b
1,9c1によって閉じ羽根10と絞り羽根11が同時
に開く。
【0167】ギアリング8の回転角度をパルス板12の
パルスによって測定し、閉じギアリング8を図11から
図13までに示される任意の絞り径が得られる回転角度
まで逆転させ閉じ羽根10と絞り羽根11を任意の絞り
径まで開く(図21#6)。
【0168】絞り開口径の大小に関わらずパルス板12
と検出回路13によって閉じギアリング8を図14に示
される所定の助走開始位置まで回転角度まで正回転させ
停止する(図21#7、図21#8、図21#9)。
【0169】絞り開口径の大小に関わらず閉じギアリン
グ8の助走開始位置が一定となることから助走区間の長
さが一定となり、閉じギアリング8の突起部9aが閉じ
カムリング9のピン部9aに衝突する際の閉じギアリン
グ8の速度の安定がはかられる。
【0170】上記の状態で、開きギアリング20が図6
の助走の初期位置から正回転をして図8に示される開き
ギアリング20の突起部20aが開きカムリング21の
ピン部21aに衝突するまでの回転区間を開きギアリン
グ20の助走区間とする。
【0171】同じく上記の状態で、閉じギアリング8が
図14に示される助走の初期位置から正回転をして、図
15に示される閉じギアリング8の突起部9aが閉じカ
ムリング9のピン部9aに衝突するまでの回転区間を閉
じギアリング8の助走区間とする。
【0172】適正シャッター秒時を得るためには、開き
羽根22が開き始めてから閉じ羽根が閉じはじめるまで
の時間を正確にする必要がある。
【0173】そこで、開きギアリング20が助走を開始
し、制御回路26が計時動作を始める所定の位置図7に
達してから、閉じモータ6に正通電を開始するまでの時
間差を制御回路26で求める(図21#10)。
【0174】ここで開きモータ6を正回転させる(図2
1#11)。
【0175】開きモータ16の正回転によって、開きピ
ニオン17、開きギアA18、開きギアB19、開きギ
アリング20が正回転する。
【0176】開きギアリング20が図7に示される所定
の角度まで回転したところで、制御回路26によって、
計時を開始する(図21#12、図21#13)。
【0177】制御回路26によって求めた開きギアリン
グ20が図7に示される計時動作を始める位置に達して
から閉じモータ6に正通電を開始するまでの時間差だけ
計時されたことを制御回路26で検知し(図21#1
4)、閉じモータ6に正通電を開始する(図21#1
5)。
【0178】閉じモータの正通電によって閉じピニオン
7、閉じギアリング8がそれぞれ正転する。
【0179】開きギアリング20が正転し、図8に示さ
れる位置まで回転すると、開きギアリング20の突起部
20aが開きカムリング21のピン部21aに衝突し、
開きカムリング21が正回転する。
【0180】開きカムリング21のカム溝21bにガイ
ドされるピン部22aによって開き羽根22が開き、露
光が開始される。さらに開きカムリング21が図9の位
置まで回転すると、開き羽根22が全開しベース部材4
4の開き側ストッパー4bに当たって止まる(図21#
16)。開きカムリング21はピン部21aがベース部
材55の開き側ストッパー5aに当接して止まる。
【0181】閉じギアリング8が図15に示される位置
まで回転すると、閉じギアリング8の突起部8aが閉じ
カムリング9のピン部9aに衝突し閉じカムリング9が
回転する。絞り開口径の大小に関わらず閉じギアリング
8の助走区間の長さが一定となり閉じギアリング8の突
起部9aが閉じカムリング9のピン部9aに衝突する際
の閉じギアリング8の速度の安定がはかられる為に、衝
突後の閉じカムリング9の回転速度が絞り径に関わらず
安定する。
【0182】閉じカムリング9が正回転しカム溝9bの
閉じ部9b2に当接するピン部10aによって、まず閉
じ羽根10が閉じる。閉じカムリング9の回転速度が絞
り径に関わらず安定しているため、閉じ羽根10の動作
が安定する。
【0183】図16に示すように、閉じ羽根10はベー
ス部材22の閉じストッパー部2bに当たって止まる
(図21#17)。
【0184】閉じ羽根10が閉じることで露光が完了す
る。
【0185】遮光後さらに閉じカムリング9が正回転
し、図17の位置まで回転すると、図10に示すよう
に、絞り羽根用のカム溝9cの絞り込み部9c2に絞り
羽根11のピン部11aが、当接し絞り羽根11が絞り
こまれベース部材22の閉じストッパー部2dに当たっ
て止まる。これにより絞り羽根11のリセット動作が行
われる(図21#18)。
【0186】閉じカムリング9はピン部9aがベース部
材22の閉じストッパー2fに当接して止まる。
【0187】パルス板12のパルスが所定時間変化しな
くなるまで閉じモータ6の逆転を続け閉じ切りを確認し
た後、図6に示すように、開きモータを逆転させ開き羽
根22を閉じる(図21#19)。
【0188】パルス板23のパルスが所定時間変化しな
くなるまで、開きモータの逆転を続け閉じ切りを確認す
る。
【0189】第3の実施の形態によって、絞り径と露出
時間を独立に制御でき円形に近い絞り形状を持ったシャ
ッターにおいて、絞り開口径の大小に関わらず、閉じギ
アリング8の助走開始位置が一定となることから助走区
間の長さが一定となり、閉じギアリング8の突起部9a
が閉じカムリング9のピン部9aに衝突する際の閉じギ
アリング8の速度の安定がはかられる為に、衝突後の閉
じカムリング9の回転速度が絞り径に関わらず安定し、
シャッター閉じ動作にかかる時間ひいては特に高速シャ
ッター秒時の安定化を図ることが可能となる。
【0190】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1に
係る発明は、モータを駆動源として開閉動作を行うもの
であって、露光時にシャッター羽根が所望の絞り値に対
応する位置へ移動するシャッター装置において、前記モ
ータを駆動源として開閉動作を行う絞り羽根を有し、前
記絞り羽根は、前記シャッター装置が露光動作を行う前
に、所望の絞り値に対応する位置へ移動し、前記シャッ
ター装置が露光動作後に、初期位置へ移動することによ
って、専用の駆動源を設けることなく、絞り羽根を動作
させることができるので、シャッター装置に絞り羽根を
設けた場合にも、シャッター装置を大型化することがな
い。したがって、シャッター装置を大型化することな
く、絞り羽根を有する高機能なシャッター装置を実現す
ることができる。
【0191】本願の請求項2に係る発明は、露光時にシ
ャッター羽根が所望の絞り値に対応する位置へ移動する
シャッター装置において、前記シャッター装置とは独立
して動作する絞り羽根を有し、前記絞り羽根は前記シャ
ッター装置の露光時に前記所望の絞り値に対応する位置
へ移動することによって、露光時の絞り開口はシャッタ
ー羽根および絞り羽根により形成されるので、より円形
に近い形状の絞り開口を実現することができる。
【0192】本願の請求項3に係る発明は、本願の請求
項2に係る発明において、前記シャッター装置は前記シ
ャッター羽根および前記絞り羽根を駆動するモータを有
し、前記モータは、前記シャッター羽根および前記絞り
羽根を連続的に駆動することによって、絞り羽根専用の
駆動源を必要としない上に、駆動負荷を分散しているの
で小型のモータでもシャッター羽根および絞り羽根を駆
動することができる。
【0193】本願の請求項4に係る発明は、レリーズ動
作に応じて、開き方向に移動する開き羽根と、前記開き
羽根を駆動する第1のモータと、レリーズ動作に応じ
て、閉じ方向に移動する閉じ羽根と、前記閉じ羽根を駆
動する第2のモータと、前記第2のモータに駆動され
て、所望の絞り値に対応する位置へ移動する絞り羽根と
を有することによって、専用の駆動源を設けることな
く、絞り羽根を動作させることができるので、シャッタ
ー装置に絞り羽根を設けた場合にも、シャッター装置を
大型化することがない。したがって、シャッター装置を
大型化することなく、絞り羽根を有する高機能なシャッ
ター装置を実現することができる。
【0194】本願の請求項5に係る発明は、本願の請求
項4に係る発明において、前記絞り羽根は、前記開き羽
根が開く前に、前記第2のモータに駆動されて、所望の
絞り値に対応する位置へ移動し、前記閉じ羽根が閉じた
後に初期位置へ移動することによって、駆動負荷を分散
しているので小型のモータでも閉じ羽根および絞り羽根
を駆動することができる。
【0195】本願の請求項6に係る発明は、本願の請求
項4または5に係る発明において、前記閉じ羽根は、前
記所望の絞り値に対応する位置から閉じ方向に移動する
ことによって、露光時の絞り開口はシャッター羽根およ
び絞り羽根により形成されるので、より円形に近い形状
の絞り開口を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるシャッターを含むカメ
ラの横断面図である。
【図2】本発明の実施形態であるシャッターの横断面図
である。
【図3】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
と閉じ機構の側面図である。
【図4】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機構
の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
の斜視図である。
【図6】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
において開き羽根22、開きギアリング20及び開きカ
ムリング21の位置関係を示す上面図である。
【図7】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
において開き羽根22、開きギアリング20及び開きカ
ムリング21の位置関係を示す上面図である。
【図8】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
において開き羽根22、開きギアリング20及び開きカ
ムリング21の位置関係を示す上面図である。
【図9】本発明の実施形態であるシャッターの開き機構
において開き羽根22、開きギアリング20及び開きカ
ムリング21の位置関係を示す上面図である。
【図10】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図11】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図12】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図13】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図14】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図15】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図16】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図17】本発明の実施形態であるシャッターの閉じ機
構において閉じ羽根10、絞り羽根11、閉じギアリン
グ8及び閉じカムリング9の位置関係を示す上面図であ
る。
【図18】本発明の回路図である。
【図19】本発明の第1実施形態のフローチャートであ
る。
【図20】本発明の第2実施形態のフローチャートであ
る。
【図21】本発明の第3実施形態のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
6 閉じモータ 10 閉じ羽根 11 絞り羽根 16 開きモータ 22 開き羽根

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源として開閉動作を行うも
    のであって、露光時にシャッター羽根が所望の絞り値に
    対応する位置へ移動するシャッター装置において、前記
    モータを駆動源として開閉動作を行う絞り羽根を有し、
    前記絞り羽根は、前記シャッター装置が露光動作を行う
    前に、所望の絞り値に対応する位置へ移動し、前記シャ
    ッター装置が露光動作後に、初期位置へ移動することを
    特徴とするシャッター装置。
  2. 【請求項2】 露光時にシャッター羽根が所望の絞り値
    に対応する位置へ移動するシャッター装置において、前
    記シャッター装置とは独立して動作する絞り羽根を有
    し、前記絞り羽根は前記シャッター装置の露光時に前記
    所望の絞り値に対応する位置へ移動することを特徴とす
    るシャッター装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッター装置は前記シャッター羽
    根および前記絞り羽根を駆動するモータを有し、前記モ
    ータは、前記シャッター羽根および前記絞り羽根を連続
    的に駆動することを特徴とする請求項2に記載したシャ
    ッター装置。
  4. 【請求項4】 レリーズ動作に応じて、開き方向に移動
    する開き羽根と、前記開き羽根を駆動する第1のモータ
    と、レリーズ動作に応じて、閉じ方向に移動する閉じ羽
    根と、前記閉じ羽根を駆動する第2のモータと、前記第
    2のモータに駆動されて、所望の絞り値に対応する位置
    へ移動する絞り羽根とを有することを特徴とするシャッ
    ター装置。
  5. 【請求項5】 前記絞り羽根は、前記開き羽根が開く前
    に、前記第2のモータに駆動されて、所望の絞り値に対
    応する位置へ移動し、前記閉じ羽根が閉じた後に初期位
    置へ移動することを特徴とする請求項4に記載のシャッ
    ター装置。
  6. 【請求項6】 前記閉じ羽根は、前記所望の絞り値に対
    応する位置から閉じ方向に移動することを特徴とする請
    求項4または5に記載のシャッター装置。
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