JPH10312215A - 無人搬送車の走行制御方法 - Google Patents

無人搬送車の走行制御方法

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JPH10312215A
JPH10312215A JP9120520A JP12052097A JPH10312215A JP H10312215 A JPH10312215 A JP H10312215A JP 9120520 A JP9120520 A JP 9120520A JP 12052097 A JP12052097 A JP 12052097A JP H10312215 A JPH10312215 A JP H10312215A
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JP
Japan
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automatic guided
traveling
guided vehicle
cable
magnetic field
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JP9120520A
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Inventor
Riichiro Yamashita
利一郎 山下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1本の誘導ケーブルのみで簡便に走行路の左右
走行制御と停止位置制御を行う。 【解決手段】誘導経路に沿って配設された誘導ケーブル
1から発生する磁界の強度を走行車両に設けた左右対の
2つの磁気センサP1 ,P2 にて検出し、これら磁気セ
ンサP1 ,P2 の出力値から誘導ケーブル1に対する走
行車両の偏位量を演算し、この偏位量が小さくなる方向
に走行制御する無人搬送車の走行制御方法において、無
人搬送車の停止位置における誘導ケーブル1を路面に対
して平行に8の字に巻線することにより局部的にケーブ
ル1b部分の磁界分布の反転部を形成し、磁気センサP
1 ,P2 により磁界の反転を検出して無人搬送車の停止
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫等におけ
る無人搬送車の左右走行制御及び停止位置制御に適用さ
れる無人搬送車の走行制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫等で用いられる無人搬送車につ
いて、走行路に沿って設けられた誘導ケーブルに流れる
電流によって生じる磁界を無人搬送車に設けられた磁気
センサで検知することにより無人搬送車の左右方向の走
行制御及び停止位置の制御を行う方法が広く用いられて
いる。かかる従来の無人搬送車の走行制御方法につい
て、以下説明する。
【0003】図4(a)は直線導線上に流れる電流i
と、この電流iによって誘起される磁界hの関係を示
す。磁界hは直進する電流iに対して右ネジの回る方向
に誘起される。図4(b)は、図4(a)に示す電流i
と磁界hの関係を平面図で表したもので、電流iが紙面
上左から右へ矢印に示す方向に流れると、磁界hは導線
の上部では紙面の裏から表へ、下部では紙面の表から裏
へ突き破る方向に生じる。
【0004】次に、誘導ケーブルによる無人搬送車の左
右方向の走行制御の原理を図3を用いて説明する。誘導
ケーブル1は路面2に埋設されており、無人搬送車3は
誘導ケーブル1を真下に跨いで長手方向に沿って走行す
るものとする。誘導ケーブル1に誘導電流iを紙面表か
ら裏側に向かう方向に流すと磁界hはケーブルを中心に
して点線のごとく円状の磁界を誘起する。誘導ケーブル
1による磁界hを検出する磁気センサP1 ,P2 は無人
搬送車3の床面に搬送車の中心に対し左右対称(x1
2 )に配置され、コイル又はホール素子のような磁電
変換素子が用いられる。
【0005】磁気センサP1 ,P2 は図3(b)に示す
如く双方の出力が差に接続される。P1 の出力を±
1 、P2 の出力を±e2 とすると、双方の絶対値の差
x =|e1 |−|e2 |を検出する。無人搬送車3の
中心が誘導ケーブル1から左右いずれかにずれると磁気
センサP1 ,P2 と誘導ケーブル1の中心からの水平距
離x1 とx2 の差(x=x1 −x2 )に比例して、磁気
センサP1 ,P2 の差のex =|e1 |−|e2 |が図
4(c)に示すように変化する。このex の極性(±)
と大きさを検出して、ex =0になるように、図示しな
い無人搬送車3のステアリングを制御する。
【0006】次に、上述した誘導ケーブルの原理を応用
し、左右の走行制御のみならず停止位置の制御を付加し
た無人搬送車の走行制御方法の従来例を図5及び図6を
用いて説明する。図5(a)の実線で示した1は無人搬
送車3の左右の偏位を制御する誘導ケーブルである。点
線で示した4は停止位置を制御する停止用誘導ケーブル
で、誘導ケーブル1に直交して走行路に埋設される。停
止用誘導ケーブル4は、停止位置毎にジグザグパターン
で直交させる。
【0007】図5(b)に誘導ケーブル1及び停止用誘
導ケーブル4の誘起する磁界を検出する磁気センサの接
続を示す。誘導ケーブル1からの左右の偏位を検出する
磁気センサP1 ,P2 は図4(a),(b)と同様誘導
ケーブル1の下面に搬送車の中心に対し左右対称に配置
し、差の出力ex を検出する。停止用誘導ケーブル4の
誘起する磁界は、図5(b)に示すように磁気センサP
3 により水平成分のピークey を検出する。磁気センサ
3 の検出信号の極性は誘導ケーブル1と停止用誘導ケ
ーブル4が直交する位置において反転し、この反転位置
を停止位置とする。誘導ケーブル1と停止用誘導ケーブ
ル4に流す電流i1 及びi2 は、磁気センサ(P1 −P
2 )とP3 の出力が互いに干渉しないように周波数
1 ,f2 と変えておくものとする。
【0008】このような構成により誘導ケーブル1と磁
気センサP1 ,P2 により無人搬送車3の走行を制御
し、停止用誘導ケーブル4と磁気センサP3 により無人
搬送車の停止が制御される。
【0009】ところが、この方式では各停止位置間をつ
なぐ4a,4b,4c,…の部分が単線であるために誘
導磁界を発生し、近接して敷設される配管、他の信号線
あるいは自身のケーブル4a,4b,4c,…の部分を
通している配管などに誘導障害を起こしてしまう。
【0010】この誘導障害を防止するため、ケーブル4
a,4b,4c,…の部分をツイストペアにした例を図
6に示す。無人搬送車の停止位置を制御する停止用誘導
ケーブル5の行き線と戻り線とをペアにし、停止位置に
おいてはこの2線を所定の間隔で平行に配し、誘導ケー
ブル1に直交させる。停止位置以外の部分においては撚
りあわせる一方、車両側には停止位置における各誘導ケ
ーブルの誘導磁界の水平成分eh と垂直成分ev とを各
別に磁気センサP4 ,P5 で検出し、これらの検出値の
比をとることにより停止位置の検出を行うようにする。
このように、行き線と戻り線とをペアにして撚りあわせ
ることにより行き線及び戻り線による誘導磁界がそれぞ
れ相殺されるため、誘導障害を起こすことがない。
【0011】また、無人搬送車3の停止位置制御に関す
るその他の方法としては、停止位置に磁石等の物標を別
に埋設して、他の磁気センサでこれを検出する方法など
が周知の方法としてある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動搬送車
の走行制御方法では、誘導ケーブル1本の場合、無人搬
送車の左右方向制御のみで停止位置制御が不可能であっ
た。左右の走行制御の他に停止位置制御の機能を付加す
るには、左右の走行制御用の誘導ケーブルの他に停止位
置制御用の誘導ケーブルを設けたり、磁石などの物標と
それに対応するセンサが必要となる。従って、誘導路の
設置費が高く、かつ無人搬送車側のセンサも多機能のも
のが必要となり高価になるという問題があった。
【0013】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、1本の誘導ケーブ
ルのみで簡便に走行路の左右方向の走行制御と停止位置
の制御を行うことを可能とする無人搬送車の走行制御方
法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の無人搬送車の停
止位置検出方法は、走行車両の進行方向に対して左右対
に2つの磁気センサを該走行車両に備え、これら2つの
磁気センサにより走行車線に沿って配設された誘導ケー
ブルから発生する磁界の強度を検出し、この検出値から
誘導ケーブルに対する走行車両の偏位量を演算し、この
偏位量が小さくなる方向に走行制御する無人搬送車の走
行制御方法において、無人搬送車の停止位置における誘
導ケーブルを路面に対して平行に8の字に巻線すること
により前記走行車線の左右に磁界分布の反転部を形成
し、前記2つの磁気センサにより磁界の反転を検出する
ことにより無人搬送車の停止位置制御を行うことを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係る無人搬
送車の走行制御方法に用いられる誘導ケーブルを路面上
面から見た図、図2は同実施形態における走行制御の信
号処理を示す回路図、図3は無人搬送車の左右方向の走
行制御の原理を示す図である。図1において、1は無人
搬送車を走行制御に用いられる磁界を誘起するための誘
導ケーブルである。1a,1cの部分は無人搬送車の進
行方向に沿って設けられた単線ケーブルである。無人搬
送車が誘導ケーブル1上を走行中に、無人搬送車に設け
られた磁気センサP1 ,P2 により無人搬送車の左右走
行ずれ及び停止位置を検出することにより、無人搬送車
の走行制御を行う。
【0017】図1の誘導ケーブル1a,1cの部分にお
ける左右方向の走行制御の原理を図3を用いて詳説す
る。誘導ケーブル1は路面2に埋設されており、誘導ケ
ーブル1を真下に跨いで無人搬送車3は長手方向に沿っ
て走行する。誘導ケーブル1には誘導電流iが紙面の裏
から表向きの方向に垂直に流れ、この誘導電流iは誘導
ケーブル1を中心にして点線に示すような円状の磁界h
を誘起する。磁界hの強さは、誘導ケーブル1を中心に
して距離の2乗に反比例して減衰する。
【0018】磁気センサP1 ,P2 は、誘導ケーブル1
により誘起される磁界hを検出するものであり、無人搬
送車3の床面に配置され、無人搬送車3の中心に対し左
右対称(x1 =x2 )に位置する。磁気センサP1 ,P
2 の左右間隔及び誘導ケーブル1からの高さは、誘導磁
界h(電流iに比例)が検出可能な範囲内で設定され
る。これら磁気センサP1 ,P2 としてはコイル、ホー
ル素子等の磁電変換素子が用いられる。磁界hの検出
は、路面に対して水平、垂直のいずれか一方の成分のみ
を検出するものでもよいし、これらのベクトル和で検出
してもよい。
【0019】磁気センサP1 ,P2 は図3(b)に示す
如く双方の出力が差に接続される。すなわち、P1 の出
力を±e1 、P2 の出力を±e2 とすると、双方の絶対
値の差ex =|e1 |−|e2 |を検出する。無人搬送
車3の中心が誘導ケーブル1から左右いずれかにずれる
と、磁気センサP1 ,P2 と誘導ケーブル1の中心から
の水平距離x1 とx2 の差(x=x1 −x2 )に応じて
磁気センサP1 ,P2の差のex =|e1 |−|e2
が図3(c)に示すように変化する。このexの極性
(±)と大きさを検出してex =0になるように、図示
しない無人搬送車3のステアリングを制御する。
【0020】次に、図1(a)における誘導ケーブル1
b部分での停止位置制御について説明する。誘導ケーブ
ル1は1bの部分で8の字に路面水平に迂回する。迂回
の順序は矢印に示す通り→→→の順で8の字を
描く。また、8の字の円の中心間隔が図3(b)に示す
磁気センサP1 ,P2 の間隔と一致させるように巻線す
る。
【0021】この巻線されたケーブルパターンに電流i
を流したときの誘導磁界の向きに注目する。上述した図
4の原理に従えば、1b部分における8の字の円の中心
磁界の向きは1a,1c部分に対して反転する。この磁
界の反転は、左右走行制御にも用いられる磁気センサP
1 ,P2 で検出され、磁界反転位置が停止位置とされ
る。
【0022】次に、磁気センサP1 ,P2 の信号処理を
図2を用いて説明する。1は誘導ケーブル、S1
2 ,…Sn は無人搬送車3の停止位置を定める8の字
迂回路であり、図1における誘導ケーブル1bの部分に
相当する。12は誘導ケーブル1に電流を供給する交流
電源、13は交流電源12から供給される電流を一定電
流に制御して誘導ケーブル1に供給するための定電流制
御部である。なお、誘導ケーブル1に流す電流として交
流を用いる場合を以下に示すが、交流・直流いずれの場
合であっても本発明は適用可能である。
【0023】まず、左右方向制御を行う信号処理につい
て説明する。磁気センサP1 ,P2の差動出力は、差動
アンプ14に出力される。差動アンプ14はこの差動出
力を増幅して極性弁別回路15に出力する。極性弁別回
路15は差動アンプ14の出力信号の極性を弁別する回
路であり、例えば磁気センサP1 ,P2 の交流分の出力
信号がP1 >P2 の関係にあるときは正の信号を、逆に
1 <P2 の関係にあるときは負の信号を出力する。ま
た、この極性弁別回路15には交流成分を遮断して直流
成分のみを抽出する濾波回路が含まれる。図示を省略し
ている無人搬送車3が誘導ケーブル1に対して左右に蛇
行した場合、左右のいずれかによる極性(±)とその偏
位量に応じた直流電圧がA/Dコンバータ16に出力さ
れる。A/Dコンバータ16は極性弁別回路15の直流
アナログ出力をデジタル変換して、後述するCPUを含
む制御部21に出力する。
【0024】次に、停止位置制御を行う信号処理につい
て説明する。磁気センサP1 の出力信号は増幅器17で
増幅されて極性弁別回路18に出力される。極性弁別回
路18は15と同様に、磁気センサP1 の出力信号の極
性を弁別する回路で濾波回路を含み、得られた極性弁別
信号はコンパレータ19に出力される。
【0025】コンパレータ19は、予め設定された±両
極性の同レベルのしきい値と極性弁別信号を比較する。
極性弁別回路18の出力信号がしきい値以上の場合
“H”又は“L”いずれかの信号を出力する。図示を省
略している無人搬送車3が停止位置(S1 ,S2 ,…,
n )にきたとき、極性弁別信号18の出力信号がしき
い値以上となると、コンパレータ19の極性“H”又は
“L”が反転し、この反転した信号がCPUを含む制御
部21に入力される。CPUを含む制御部21は、反転
したコンパレータ19の出力信号を受けて停止出力信号
を図示しない無人搬送車3の停止位置制御装置に出力す
る。
【0026】さらに高精度の停止位置検出のため、停止
位置の中点を探すことも可能である。すなわち、極性弁
別回路18のアナログ出力をA/Dコンバータ20に出
力し、デジタル信号に変換してCPUを含む制御部21
に取り込む。そして、図示しないメモリに時系列データ
を記録し、最大値を検索して、その最大値をとる位置を
中点とする。この中点を停止位置と判断して停止出力信
号を出力することにより、高精度の停止位置検出が可能
となる。
【0027】以上磁気センサP1 側のみについての停止
位置制御を説明したが、磁気センサP2 側からの出力に
1 側と同様の回路22(増幅器17,極性弁別回路1
8,コンパレータ19,A/Dコンバータ20と同様の
構成からなる)を設けてP1側と同様の検出動作を行
い、P1 側及びP2 側両者の出力を図示しないOR回路
を介してCPUを含む制御部21に出力するものでもよ
い。このような構成をとることにより、P1 側又はP2
側のいずれか一方のコンパレータの出力が反転した場合
でも停止出力信号を出力するため、停止位置制御の信頼
性の向上も可能である。
【0028】上記実施形態に係る無人搬送車の走行制御
方法の動作を説明する。
【0029】図3に示すように無人搬送車3が誘導ケー
ブル1の配設された路面2上を走行する。誘導ケーブル
1には紙面表から裏側に向かう方向に誘導電流iが流れ
ており、この電流iにより破線で示すような円状の磁界
hが誘起される。無人搬送車3が左右方向にずれること
なく誘導ケーブル1を中心に走行している場合はx=0
となり、磁気センサP1 及び磁気センサP2 の検知する
電圧値は等しいため、ex =|e1 |−|e2 |=0と
なる。従って、差動アンプ14に入力される信号はゼロ
となり、左右方向についての走行制御は行われない。
【0030】無人搬送車3が図3(a)において例えば
左方向に蛇行した場合、x=x1 −x2 >0となるた
め、ex =|e1 |−|e2 |>0となる。この差動電
圧exは差動アンプ14に出力され、増幅される。増幅
された差動電圧は極性弁別回路15に出力され、正負の
極性が弁別され、A/Dコンバータ16に出力される。
A/Dコンバータ16は極性弁別信号をデジタル変換
し、CPUを含む制御部21に出力する。このデジタル
信号に基づき、CPUを含む制御部21はx=0となる
ように無人搬送車3のステアリングを制御する誘導出力
信号を生成して出力する。無人搬送車3が右方向に蛇行
した場合も上記と同様の信号処理がなされる。
【0031】次に、無人搬送車の停止位置制御について
説明する。
【0032】無人搬送車3が図1(a)に示す誘導ケー
ブル1a,1c部分を走行中において、上記左右走行制
御の場合と同様に磁気センサにより誘導磁界を検出す
る。磁気センサP1 の検出信号は増幅器17に出力され
て増幅される。この増幅された信号は極性弁別回路18
に出力される。極性弁別回路18は増幅器17の出力信
号の正負の極性を弁別し、A/Dコンバータ20及びコ
ンパレータ19に出力する。誘導ケーブル1a、1c部
分を走行中は同一方向の誘導磁界を受けながら走行して
いるため極性は一定であり、コンパレータ19の出力
は”H”あるいは”L”のいずれかが常に出力される。
【0033】無人搬送車3が誘導ケーブル1b部分に達
すると、無人搬送車3の左右に誘起される誘導磁界が反
転する。従って、磁気センサP1 の検出する出力信号の
極性は反転し、反転信号が増幅器17に出力される。増
幅器17はこの信号を増幅して極性弁別回路18に出力
する。極性弁別回路18は磁気センサP1 の検出した極
性を弁別する。
【0034】上記反転した極性弁別信号はコンパレータ
19に出力され、誘導ケーブル1a,1c部分における
出力とは反対の信号がCPUを含む制御部21に出力さ
れる。CPUを含む制御部21は、コンパレータ19か
らの反転した出力信号に基づき図示しない無人搬送車3
の停止位置制御装置に停止出力信号を出力し、無人搬送
車3がこの信号に基づいて停止する。
【0035】このように、一本の誘導ケーブル1を用
い、無人搬送車3の停止位置における誘導ケーブル1b
部分を8の字に巻線することにより、その位置における
磁界を反転させることができる。従って、磁界の反転を
磁気センサで検出することにより、無人搬送車3の停止
点の検出が可能となり、ケーブルの敷設比も安く、低コ
ストとともに信頼性の高いシステムが構築できる。ま
た、左右走行制御用とは別の停止位置制御用の磁気セン
サを改めて設けることなく左右走行制御に用いられる磁
気センサのみにより左右・停止位置の両制御が可能とな
る。
【0036】なお、停止位置の検出は、磁気センサP1
又はP2 の出力の反転で検出する方法を説明してきた
が、左右走行制御の回路として用いられるP1 及びP2
の差動出力である差動アンプ14→極性弁別回路15→
A/Dコンバータ16の系列の出力も停止点S1
2 ,…,Sn で極性反転するので、この反転信号を用
いて停止位置を検出することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
人搬送車の停止位置における誘導ケーブルを路面に対し
て平行に8の字に巻線することにより無人搬送車の走行
車線の左右に磁界分布の反転部を形成し、走行車両に設
けられた左右対の2つの磁気センサにより磁界の反転を
検出することにより停止位置制御を行うため、1本の誘
導ケーブルのみにより左右の走行制御のみならず停止位
置の検出も可能となる。従って、ケーブルの敷設比も安
く、かつ磁気センサも一組で左右方向制御及び停止位置
制御の両機能の検出に兼用でき、低コストとともに信頼
性の高い無人搬送車の走行制御システムが構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無人搬送車の走行制
御に用いられる誘導ケーブル及び磁気センサを示す図。
【図2】同実施形態における走行制御の信号処理を示す
回路図。
【図3】本発明の対象となる無人搬送車の左右方向の走
行制御を説明する図。
【図4】電流と磁界との関係を示す図。
【図5】従来の無人搬送車の走行制御に用いられる誘導
ケーブル及び磁気センサを示す図。
【図6】従来の無人搬送車の走行制御に用いられる誘導
ケーブル及び磁気センサを示す図。
【符号の説明】
1 誘導ケーブル 2 路面 3 無人搬送車 4,5 停止用誘導ケーブル 12 交流電源 13 定電流制御部 14 差動アンプ 15,18 極性弁別回路 16,20 A/Dコンバータ 17 増幅器 19 コンパレータ 21 CPUを含む制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両の進行方向に対して左右対に2
    つの磁気センサを該走行車両に備え、これら2つの磁気
    センサにより走行車線に沿って配設された誘導ケーブル
    から発生する磁界の強度を検出し、この検出値から誘導
    ケーブルに対する走行車両の偏位量を演算し、この偏位
    量が小さくなる方向に走行制御する無人搬送車の走行制
    御方法において、 無人搬送車の停止位置における誘導ケーブルを路面に対
    して平行に8の字に巻線することにより前記走行車線の
    左右に磁界分布の反転部を形成し、前記2つの磁気セン
    サにより磁界の反転を検出することにより無人搬送車の
    停止位置制御を行うことを特徴とする無人搬送車の走行
    制御方法。
JP9120520A 1997-05-12 1997-05-12 無人搬送車の走行制御方法 Withdrawn JPH10312215A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531832A (ja) * 2002-06-07 2005-10-20 アクティエボラゲット エレクトロラックス 電子式誘導システム
JP2008285962A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Nippo Corporation:Kk 敷均し高さ制御装置
JP2010218388A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Tsubakimoto Chain Co 無人搬送車

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