JPH10312863A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH10312863A
JPH10312863A JP9134540A JP13454097A JPH10312863A JP H10312863 A JPH10312863 A JP H10312863A JP 9134540 A JP9134540 A JP 9134540A JP 13454097 A JP13454097 A JP 13454097A JP H10312863 A JPH10312863 A JP H10312863A
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JP
Japan
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cable
base body
wiring board
wiring
base
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JP9134540A
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Inventor
Yoshie Hasegawa
義栄 長谷川
Motoyasu Kondo
基康 近藤
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Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線基板に対するケーブルの接続および
分離が容易であるにもかかわらず、周波数特性を高くす
ることにある。 【解決手段】 電気コネクタは、配線基板に組み付けら
れるベースであってケーブルの端部が組み付けられるベ
ースと、電気絶縁性の板状の弾性部材および該弾性部材
をその厚さ方向に貫通する細長い複数の導電性部材を備
える弾性板とを含み、ケーブルの導体と配線基板の配線
部とは少なくとも導電性部材を介して電気的に接続され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のケーブル部
を備えるケーブルを複数の配線部を備える配線基板に接
続するための電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の通電試験は、一般に、
プローブカード、プローブボード等と称されている試験
用ヘッドを用いて行われる。試験用ヘッドは、複数のプ
ローブを配線基板に片持ち梁状に支持している。プロー
ブと試験装置との間における試験用電気信号の受け渡し
は、複数の同軸ケーブル部を備えるフラットケーブルと
配線基板の配線部とを介して行われる。フラットケーブ
ルの同軸ケーブル部と配線基板の配線部とは、コネクタ
により電気的に接続される。
【0003】この種のコネクタの1つとして、複数の雄
ピンを細長い雄側ベースにこれの長手方向へ間隔をおい
て配置した雄型接続具と、雄ピンを受け入れる凹所を有
する複数の雌ピンを細長い雌側ベースに間隔をおいて配
置した雌型接続具とを用いるものがある。
【0004】各雄ピンは、雄側ベースにこれの厚さ方向
に貫通した状態に固定されており、また雄側ベースから
突出する一方の部分を雌ピンの凹所に嵌合され、雄側ベ
ースから突出する他方の部分を配線基板の貫通穴に差し
込まれる。
【0005】各雌ピンは、凹所と反対の側の後部が雌側
ベースから突出する状態に凹所を形成する部位において
雌側ベースに固定されており、また雌側ベースから突出
する部分においてフラットケーブルのケーブル部に接続
される。
【0006】配線基板の各貫通穴は、電気絶縁材料製の
基板を貫通する導電性の筒状部材により形成される。各
筒状部材は、配線基板に形成された配線パターンの配線
部に接続されているとともに、雄ピンの他方の部分に半
田のような導電性接着剤により固定されている。
【0007】しかし、従来のコネクタでは、雌ピンの凹
所を形成する部分が他の部分より大きくなるから、隣り
合う雌ピン間における試験用電気信号の漏洩が雌ピンの
凹所を形成する部分において生じる。また、インピーダ
ンスは、配線基板と雄ピンとの間では容易に整合させる
ことはできるが、雄ピンと雌ピンとの間では整合させる
ことは難しい。これらのことから、従来のコネクタで
は、周波数特性、特に高周波の伝送特性が低い。
【0008】他のコネクタの1つとして、上記の雌型接
続具を用いることなく、上記の雄ピンをフラットケーブ
ルの同軸ケーブル部に直接接続するとともに、配線基板
の貫通穴に差し込むものがある。しかし、このコネクタ
では、雄ピンを貫通穴に差し込むのみでは、貫通穴の内
面への雄ピンの接触不良が生じやすく、また雄ピンを筒
状部材に半田付けすると、配線基板からのフラットケー
ブルの分離に不便である。
【0009】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、配線基板に
対するケーブルの接続および分離が容易であるにもかか
わらず、周波数特性を高くすることにある。
【0010】
【解決手段、作用および効果】本発明の電気コネクタ
は、配線基板に組み付けられるベースであってケーブル
の端部が組み付けられるベースと、電気絶縁性の板状の
弾性部材および該弾性部材をその厚さ方向に貫通する細
長い複数の導電性部材を備える弾性板とを含み、ケーブ
ルの導体と配線基板の配線部とは少なくとも導電性部材
を介して電気的に接続されている。
【0011】電気コネクタは、同軸フラットケーブルの
ようなケーブルの端部をベースに組み付け、ケーブルの
各中央導体と配線基板の配線部とが少なくとも弾性板の
導電性部材を介して接続されるようにベースをねじ部材
のような適宜な止め具により配線基板に分離可能に取り
付けることにより、ケーブルを配線基板に接続すること
ができる。
【0012】試験用電気信号は、配線基板の配線部とケ
ーブルの導体との間において少なくとも弾性体の導電性
部材を経る。弾性板の隣り合う導電性部材間における電
気信号の漏洩は、雌ピンを用いる必要がなく、隣り合う
導電性部材の間隔を大きくすることができるから、従来
のコネクタに比べ著しく減少する。
【0013】本発明の電気コネクタによれば、ケーブル
の端部をベースに組み付け、ベースを配線基板に組み付
けて配線部と導体とを少なくとも弾性板の導電性部材を
介して接続するようにしたから、配線基板に対するケー
ブルの接続および分離が容易であるにもかかわらず、コ
ネクタ内の隣り合う信号ライン間における電気信号の漏
洩が防止され、周波数特性が高くなる。
【0014】配線基板に分離可能に組み付けられるベー
ス本体と、該ベース本体に配置された電気絶縁板であっ
てケーブル部の導体を受け入れる貫通穴を形成する導電
性の複数の筒状部を有する電気絶縁板とを備えるベース
を用い、弾性板を電気絶縁板と配線基板との間に配置す
ることができる。この場合、ベース本体を導電性材料製
とするとともにアースに接続することにより、コネクタ
内の隣り合う信号ライン間における電気信号の漏洩をよ
り確実に防止することができる。
【0015】ベース本体はケーブルの導体の周りの電気
絶縁層を受け入れる複数の第2の貫通穴を有し、ケーブ
ルは電気絶縁層の周りの導電体層においてクランプによ
りベース本体に組み付けることができる。
【0016】ベース本体は、さらに、第2の貫通穴に連
通する第1の凹所と、該第1の凹所に連通する第2の凹
所とを有し、電気絶縁板および弾性板はそれぞれ第1お
よび第2の凹所に配置することができる。このようにす
れば、配線基板およびベース本体に対する電気絶縁板お
よび弾性板の位置変位が防止され、配線基板の配線部と
ケーブルの導体との電気的接続状態が良好に維持され
る。
【0017】さらに、配線部を経て配線基板からベース
内に突出する複数の第1のピンと、ベースに配置されて
第1のピンの延長線上を伸びる複数の第2のピンであっ
てケーブル部の導体に電気的に接続される第2のピンと
を含み、ベースは、配線基板に配置される第1のベース
本体であって第1のピンが組み付けられた第1のベース
本体と、該第1のベース本体の配線基板と反対の側に配
置された第2のベース本体であって第2のピンを受け入
れる複数の貫通穴を有する第2のベース本体とを備え、
弾性体を第1および第2のピンの間に配置し、配線基板
の配線部とケーブルの導体とを第1および第2のピンな
らびに導電性部材を介して電気的に接続することができ
る。第1のピンは、配線基板に配置される。
【0018】上記のような電気コネクタは、第1のベー
ス本体を配線基板に配置し、ケーブルの導体を第2のピ
ンに接続し、弾性体が第1および第2のピン間となるよ
うに第2のベース本体を第1のベース本体に組み付ける
することにより、ケーブルを配線基板に接続することが
できる。
【0019】試験用電気信号は、配線基板の配線部とケ
ーブルの導体との間において、第1のピン、導電性部材
および第2のピンを経る。第1および第2のピンは、凹
所を有する雌型ピンである必要はない。このため、配線
基板に対するケーブルの接続および分離が容易であるに
もかかわらず、コネクタ内の隣り合う信号ライン間にお
ける電気信号の漏洩が防止され、周波数特性が高くな
る。
【0020】第1および第2のピンは、それぞれ、第1
および第2のホルダを貫通しており、第1のベース本体
は、さらに、第1のホルダが受け入れられた第1の凹所
と、弾性体を受け入れる第2の凹所であって第1の貫通
穴を介して第1の凹所に連通された第2の凹所とを有
し、第2のベース本体は、さらに、第2のホルダを受け
る受け部を有することができる。このようにすれば、弾
性板、配線基板ならびに第1および第2のベース本体に
対する第1および第2のピンの位置変位が防止され、配
線基板の配線部とケーブルの導体とが良好な電気的接続
状態に維持される。
【0021】第1のピンを配線基板に形成された貫通穴
に嵌入させ、半田のような導電性接着剤により配線基板
の裏側に接続してもよい。第2のベース本体に配置され
た電気絶縁性の補助基板であって複数の補助配線部を有
する補助基板を含み、導体および第2のピンは導電性接
着剤により補助配線部に接続してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照するに、電気コ
ネクタ10は、ケーブル12を配線基板14に接続する
手段として用いられる。
【0023】ケーブル12は、並列的に一体に形成され
た複数の同軸ケーブル部16を備える。各ケーブル部1
6は、心線すなわち中心導体18の周りに電気絶縁層2
0を設け、この電気絶縁層20の周りに網線のような外
部導体すなわち導電体層22を設け、その周りに電気絶
縁材料製の外皮24を設けている。
【0024】配線基板14は、半導体集積回路の通電試
験に用いられる試験用ヘッドの配線基板であり、したが
って図示してはいないが複数のプローブを片持ち梁状に
支持している。配線基板14は、それぞれがプローブに
電気的に接続された複数の配線部26を電気絶縁性の基
板14の一方の面に備える。配線部26は、印刷配線技
術により基板14の一方の面に形成された配線パターン
の一部である。
【0025】コネクタ10は、細長い弾性板30と、配
線基板14の配線部26の側に配置されるベース32と
を含む。弾性板30は、金属細線のような細長い多数の
導電性部材34を電気絶縁性の細長い板状の弾性部材3
6に間隔をおいて複数列に設けている。ベース32は、
細長い板状の電気絶縁板38を導電材料製のベース本体
40に変位不能に配置している。弾性板30の幅寸法お
よび長さ寸法は、電気絶縁板38のそれらよりやや大き
い。
【0026】弾性板30の各導電性部材34は、弾性部
材36に対し90度未満の角度、好ましくは90度に近
い角度を有する状態に弾性部材36をその厚さ方向に貫
通して、両端面を弾性部材36の各面に露出している。
弾性部材36は、シリコーンゴム、ポリイミド樹脂のよ
うに電気絶縁性の弾性材料、好ましくはエラストマによ
り細長い板の形に形成されている。このような弾性板3
0は、インターコネクタ、エラストマコネクタ等の名称
で市販されている。
【0027】電気絶縁板38は、ケーブル部16の中央
導体18を受け入れる貫通穴を形成する導電性の複数の
筒状部42を長手方向に間隔をおいた箇所に有する。各
筒状部42は、電気絶縁板38を厚さ方向に貫通してお
り、また電気絶縁板38の下面に露出する外向きのフラ
ンジ44を一端に有する。フランジ44は、図2および
図3に示すように、電気絶縁板38の幅方向へ伸びてラ
ンド部として作用する長円形の形状を有する。
【0028】ベース本体40は、ケーブル部16の電気
絶縁層20を受け入れる複数の貫通穴46と、貫通穴4
6に連通する第1の凹所48と、第1の凹所48の貫通
穴46と反対の側に連通する第2の凹所50とを有す
る。第2の凹所50の幅寸法は第1の凹所48のそれと
ほぼ同じであるが、第2の凹所50の長さ寸法は第2の
凹所48のより大きい長さ寸法を有する。
【0029】電気絶縁板38は、筒状部42が貫通穴4
6に連通するように、第1の凹所48に配置されてい
る。弾性板30は、少なくとも1つの導電性部材34の
端面が筒状部42のフランジ44に接触するように、第
2の凹所50に嵌合されている。
【0030】図示の例では、筒状部42および貫通穴4
6がそれぞれ一列に形成されているように示すが、接続
すべきケーブル12およびケーブル部16の数によりそ
れらを複数列に形成してもよい。また、各ケーブル部1
6の中央導体18は、その先端部を筒状部42に挿入さ
れた状態で先端面を半田52により筒状部42の内側に
接着されるが、中央導体18の先端部を筒状部42に嵌
入させるだけで、先端面を筒状部42に半田付けしなく
てもよい。
【0031】ケーブル12は、中心導体18が第1の凹
所48に配置された電気絶縁板38の筒状部42に貫通
穴46を経て差し込まれ、電気絶縁層20が貫通穴46
に差し込まれ、導電体層22がクランプ54により押圧
された状態にベース本体40に組み付けられる。クラン
プ54は、ベース本体40にねじ込まれた複数のねじ部
材56により、ベース本体40に分離可能に組み付けら
れる。
【0032】弾性板30は、ケーブル12が上記のよう
にコネクタ10に組み付けられた状態において、少なく
とも1つの導電性部材34が筒状部材42のフランジ4
4に接触するように、第2の凹所50に嵌め込まれる。
【0033】コネクタ10は、上記の状態で、フランジ
44に接触する少なくとも1つの導電性部材34がいず
れか1つの配線部26に接触するように、配線基板14
に重ねられ、複数のねじ部材58をベース本体40に差
し通し、それらのねじ部材58を配線基板14のねじ穴
に螺合させることにより、配線基板14に組み付けられ
る。また、ねじ部材58を取り外すことにより、コネク
タ10を配線基板14から外すことができる。
【0034】試験用電気信号は、配線基板14の配線部
26とケーブル12の導体18との間において弾性体3
0の導電性部材34を経る。隣り合う導電性部材34間
のように、コネクタ10内の信号用ライン間における電
気信号の漏洩は、直径寸法の大きい雌ピンを用いる必要
がなく、隣り合う導電性部材の間隔を大きくすることが
できるから、配線部が高密度に配置されていても、従来
のコネクタに比べ著しく減少する。
【0035】上記の結果、隣り合う導電性部材34間の
電気信号の漏洩は著しく低減する。また、各導電性部材
34とこれに接続される筒状部42および配線部26と
の間のインピーダンスは、所定の値に維持することがで
きる。
【0036】コネクタ10においては、各ケーブル部1
6の導電体層22がベース本体40に接触しているか
ら、ベース本体40自体をアース電位に維持され、外部
雑音がコネクタ10においてその信号用ラインへ混入す
ることが防止される。また、ベース本体40が複数の導
電性部材34により複数の配線部26に接続されている
から、ベース本体40に接続された配線部26もアース
電位に維持される。さらに、電気絶縁板38および弾性
板30がそれぞれ凹所48および50に配置されるか
ら、配線基板112およびベース本体40に対する電気
絶縁板38および弾性板30の位置変位が防止され、配
線部26と中央導体18との電気的接続状態が良好に維
持される。
【0037】図4〜図12を参照するに、電気コネクタ
60において、配線基板62は、各配線部26に一体的
に続く筒状部64を備える。各筒状部64は、配線基板
62をその厚さ方向へ貫通する貫通穴を形成する。
【0038】電気コネクタ60は、さらに、複数の第1
のピン66と、複数の第2のピン68とを含む。ベース
70は、導電材料製の第1および第2のベース本体72
および74と、電気絶縁性の補助基板76とを備える。
【0039】各第1のピン66は、配線部26を経て配
線基板62から第1のベース本体72内に突出する状態
に、筒状部64に嵌入されており、また半田のような導
電性接着剤により、配線基板62の裏側において筒状部
64に接着されている。各第2のピン68は、第1のピ
ン66の延長線上を伸びる状態に第2のベース本体74
に組み付けられている。
【0040】第1および第2のピン66および68は、
それぞれ、細長い第1および第2のホルダ78および8
0を貫通する状態に、第1および第2のホルダ78およ
び80に固定さている。ホルダ78および80は、電気
絶縁材料を用いた成形加工により製作されている。
【0041】第1のベース本体72は、第1のホルダ7
8を受け入れる第1の凹所82と、弾性体30を受け入
れる第2の凹所84と、第1のピン66を受け入れる複
数の第1の貫通穴86とを有する。凹所82および84
は、互いに反対の側に開口しており、また第1の貫通穴
86により互いに連通されている。
【0042】第1のベース本体72は、第1のピン66
を第1の貫通穴86に受け入れた状態に第1のホルダ7
8を第1の凹所82に嵌合させることにより、配線基板
62に分離可能に組み付けられる。この状態において、
各第1のピン66の端面は第2の凹所84に露出する。
第1のベース本体72は、配線基板62に複数のねじ部
材ビスにより分離可能に組み付けてもよい。
【0043】第2のベース本体74は、第2のホルダ8
0を受ける細長い板状の受け部88と、第2のピン68
を受け入れる複数の第2の貫通穴90とを有する。第2
の貫通穴90は、受け部88に形成されている。
【0044】第2のベース本体74は、弾性体30が第
1の凹所82に配置された後、受け部88の一部が第1
のベース本体72の第2の凹所84に受け入れられた状
態に、第1のベース72に重ねられ、複数のねじ部材9
2を第2のベース本体74に差し通し、それらのねじ部
材92を第1のベース本体72のねじ穴に螺合させるこ
とにより、第1のベース本体72に分離可能に組み付け
られる。
【0045】補助基板76は、平行に伸びる複数の補助
配線部94を一方の面に有しており、また補助配線部9
4が上下方向へ伸びる状態に複数のねじ部材または接着
剤により第2のベース本体74に組み付けられている。
配線部94は、印刷配線技術により形成される。各配線
部94には、ケーブル部16の中央導体18と第2のピ
ン68とが導電性接着剤96により配線部94に接着さ
れる。この状態において、各第2のピン68は、受け部
88の下端面に露出する。
【0046】ケーブル12は、導電体層22が押圧され
た状態に第2のベース本体70にクランプ54および複
数のねじ部材56により組み付けられる。第1および第
2のベース本体72および74はアース電位に維持され
る。
【0047】電気コネクタ60が上記のように組み立て
られた状態において、弾性体30は第1および第2のピ
ン66,68の間に位置し、第1および第2のピン6
6,68は弾性体30の導電性部材34により電気的に
接続される。試験用電気信号は、配線基板62の配線部
26とケーブル12の導体18との間において、第1の
ピン66、導電性部材34、第2のピン68および補助
配線部94を経る。
【0048】コネクタ60においては、第1のベース本
体72を第1のホルダ78から外すことにより、第1の
ベース本体72を配線基板62から分離してもよいし、
ねじ部材92を取り外して第2のベース本体74を第1
のベース本体72から分離してもよい。後者の場合、第
1のベース本体72を配線基板62に接着剤により分離
不能に接着してもよい。
【0049】コネクタ60においても、雌型ピンを用い
る必要がないから、配線基板62に対するケーブル12
の接続および分離が容易であるにもかかわらず、コネク
タ60内の隣り合う信号ライン間における電気信号の漏
洩が防止され、周波数特性が高くなる。各導電性部材3
4とこれに接続される第1および第2のピン66,68
との間のインピーダンスは、所定の値に維持することが
できる。
【0050】また、各ケーブル部16の導電体層22が
第2のベース本体74に接触しているから、ベース70
自体がアース電位に維持され、外部雑音がコネクタ60
においてその信号用ラインへ混入することが防止され
る。さらに、第1のホルダ78および弾性板30がそれ
ぞれ第1および第2の凹所82および84に配置される
から、配線基板62およびベース70に対する第1のホ
ルダ78および弾性板30の位置変位が防止され、配線
部26と中央導体18との電気的接続状態が良好に維持
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの一実施例を示す正面図
であって一部を破断して示す図である。
【図2】図1の2−2線に沿って得た断面図である。
【図3】図1のコネクタで用いる筒状部材の一実施例を
示す底面図である。
【図4】本発明の電気コネクタの他の実施例を示す正面
図であって一部を破断して示す図である。
【図5】図4の5−5線に沿って得た断面図である。
【図6】図4のコネクタで用いる第1のベース本体の一
実施例を示す平面図である。
【図7】図6の第1のベース本体の正面図である。
【図8】図6の第1のベース本体の底面図である。
【図9】図7の9−9線に沿って得た断面図である。
【図10】図4のコネクタで用いる第2のベース本体の
一実施例を示す正面図である。
【図11】図10の第2のベース本体の底面図である。
【図12】図10の第2のベース本体の左側面図であ
る。
【符号の説明】
10,60 電気コネクタ 12 フラットケーブル 14,62 配線基板 16 ケーブル部 18 中央導体 20 電気絶縁層 22 導電体層 24 外皮 26 配線部 30 弾性板 32,70 ベース 34 導電性部材 36 弾性部材 38 電気絶縁板 40,72,74 ベース本体 42,64 筒状部 46,86,90 貫通穴 48,50,82,84 凹所 54 クランプ 66,68 ピン 76 補助基板 78,80 ホルダ 88 受け部 94 補助配線部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケーブル部を備えるケーブルを複
    数の配線部を備える配線基板に接続するための電気コネ
    クタにおいて、前記配線基板に組み付けられるベースで
    あって前記ケーブルの端部が組み付けられるベースと、
    電気絶縁性の板状の弾性部材および該弾性部材をその厚
    さ方向に貫通する細長い複数の導電性部材を備える弾性
    板とを含み、前記ケーブルの導体と前記配線基板の配線
    部とは少なくとも前記導電性部材を介して電気的に接続
    されている、電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ベースは、前記配線基板に分離可能
    に組み付けられるベース本体と、該ベース本体に配置さ
    れた電気絶縁板であって前記ケーブル部の導体を受け入
    れる貫通穴を形成する導電性の複数の筒状部を有する電
    気絶縁板とを備え、前記弾性板は前記電気絶縁板と前記
    配線基板との間に配置される、請求項1に記載の電気コ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ベース本体は前記導体の周りの電気
    絶縁層を受け入れる複数の第2の貫通穴を有し、前記ケ
    ーブルは前記電気絶縁層の周りの導電体層においてクラ
    ンプにより前記ベース本体に組み付けられている、請求
    項2に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ベース本体は、さらに、前記第2の
    貫通穴に連通する第1の凹所と、該第1の凹所に連通す
    る第2の凹所とを有し、前記電気絶縁板および前記弾性
    板はそれぞれ第1および第2の凹所に受け入れられてい
    る、請求項3に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 さらに、前記配線部を経て前記配線基板
    から前記ベース内に突出する複数の第1のピンと、前記
    ベースに配置されて前記第1のピンの延長線上を伸びる
    複数の第2のピンであって前記ケーブル部の導体に電気
    的に接続される第2のピンとを含み、前記ベースは、前
    記配線基板に配置される第1のベース本体であって前記
    第1のピンが組み付けられた第1のベース本体と、該第
    1のベース本体の前記配線基板と反対の側に配置された
    第2のベース本体であって前記第2のピンを受け入れる
    複数の貫通穴を有する第2のベース本体とを備え、前記
    弾性体は前記第1および第2のピンの間に配置されてお
    り、前記ケーブルの導体と前記配線基板の配線部とは前
    記第1および第2のピンならびに前記導電性部材を介し
    て電気的に接続されている、請求項1に記載の電気コネ
    クタ。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2のピンはそれぞれ第
    1および第2のホルダを貫通しており、前記第1のベー
    ス本体は、さらに、前記第1のホルダが受け入れられた
    第1の凹所と、前記弾性体を受け入れる第2の凹所であ
    って前記第1の貫通穴を介して前記第1の凹所に連通さ
    れた第2の凹所とを有し、前記第2のベース本体は、さ
    らに、前記第2のホルダを受ける受け部を有する、請求
    項5に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記第1のピンは前記配線基板に形成さ
    れた貫通穴に嵌入されている、請求項5または6に記載
    の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第2のベース本体に配置さ
    れた電気絶縁性の補助基板であって複数の補助配線部を
    有する補助基板を含み、前記導体および前記第2のピン
    は導電性接着剤により前記補助配線部に接続されてい
    る、請求項5,6または7に記載の電気コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6962671B2 (en) 1999-10-25 2005-11-08 Battelle Memorial Institute Multilayer plastic substrates
US9860973B2 (en) 2015-08-14 2018-01-02 Fujitsu Limited Contactor with cable and wiring board

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