JPH10312882A - 有機電界発光素子 - Google Patents
有機電界発光素子Info
- Publication number
- JPH10312882A JPH10312882A JP9121227A JP12122797A JPH10312882A JP H10312882 A JPH10312882 A JP H10312882A JP 9121227 A JP9121227 A JP 9121227A JP 12122797 A JP12122797 A JP 12122797A JP H10312882 A JPH10312882 A JP H10312882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electroluminescent device
- organic electroluminescent
- cap
- present
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/80—Constructional details
- H10K59/87—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K59/871—Self-supporting sealing arrangements
- H10K59/872—Containers
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/80—Constructional details
- H10K59/87—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K59/871—Self-supporting sealing arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K59/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
- H10K59/80—Constructional details
- H10K59/87—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K59/871—Self-supporting sealing arrangements
- H10K59/8721—Metallic sealing arrangements
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機電界発光素子において、高温多湿での信
頼性の向上を目的とする。 【解決手段】 ガラス基板1上に形成された素子を覆う
キャップ9を台座6上に溶接により固定する。これによ
り高温高湿下に放置しても、ダークスポットと呼ばれる
非発光領域の拡大が大幅に制御され優れた信頼性が得ら
れる。
頼性の向上を目的とする。 【解決手段】 ガラス基板1上に形成された素子を覆う
キャップ9を台座6上に溶接により固定する。これによ
り高温高湿下に放置しても、ダークスポットと呼ばれる
非発光領域の拡大が大幅に制御され優れた信頼性が得ら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の表示装置と
して広範囲に利用される発光素子であって、低い駆動電
圧、高輝度、安定性に優れた有機電界発光素子に関する
ものである。
して広範囲に利用される発光素子であって、低い駆動電
圧、高輝度、安定性に優れた有機電界発光素子に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電界発光素子は、自己発光のために液晶
素子にくらべて明るく、鮮明な表示が可能であるため、
古くから多くの研究者によって研究されてきた。現在実
用レベルに達した電界発光素子としては、無機材料のZ
nSを用いた素子がある。しかし、この様な無機の電界
発光素子は、発光のための駆動電圧として200V以上
が必要であるため、広く使用されるには至っていない。
素子にくらべて明るく、鮮明な表示が可能であるため、
古くから多くの研究者によって研究されてきた。現在実
用レベルに達した電界発光素子としては、無機材料のZ
nSを用いた素子がある。しかし、この様な無機の電界
発光素子は、発光のための駆動電圧として200V以上
が必要であるため、広く使用されるには至っていない。
【0003】これに対して有機材料を用いた電界発光素
子である有機電界発光素子は、従来実用的なレベルから
はほど遠いものであったが、1987年にコダック社の
C.W.Tangらによって開発された積層構造素子に
よりその特性が飛躍的に進歩した。彼らは蒸着膜の構造
が安定で電子を輸送することのできる蛍光体と、正孔を
輸送することのできる有機物とを積層し、両方のキャリ
ヤーを蛍光体中に注入して発光させることに成功した。
これによって有機電界発光素子の発光効率が向上し、1
0V以下の電圧で1000cd/m2 以上の発光が得ら
れる様になった。その後多くの研究者によってその特性
向上のための研究が行われ、現在では10000cd/
m2 以上の発光特性が得られている。
子である有機電界発光素子は、従来実用的なレベルから
はほど遠いものであったが、1987年にコダック社の
C.W.Tangらによって開発された積層構造素子に
よりその特性が飛躍的に進歩した。彼らは蒸着膜の構造
が安定で電子を輸送することのできる蛍光体と、正孔を
輸送することのできる有機物とを積層し、両方のキャリ
ヤーを蛍光体中に注入して発光させることに成功した。
これによって有機電界発光素子の発光効率が向上し、1
0V以下の電圧で1000cd/m2 以上の発光が得ら
れる様になった。その後多くの研究者によってその特性
向上のための研究が行われ、現在では10000cd/
m2 以上の発光特性が得られている。
【0004】この様な有機電界発光素子の基本的な発光
特性はすでに十分実用範囲にあり、現在その実用化を妨
げている最も大きな課題の一つは安定性の不足にある。
具体的には、発光輝度が低下したり、ダークスポットと
呼ばれる発光しない領域が発生、拡大したり、素子の短
絡により破壊が起きてしまうことなどである。特に高温
高湿下に放置した場合にはダークスポットが大きく拡大
し、有機電界発光素子の保存寿命を決める大きな要因と
なっている。
特性はすでに十分実用範囲にあり、現在その実用化を妨
げている最も大きな課題の一つは安定性の不足にある。
具体的には、発光輝度が低下したり、ダークスポットと
呼ばれる発光しない領域が発生、拡大したり、素子の短
絡により破壊が起きてしまうことなどである。特に高温
高湿下に放置した場合にはダークスポットが大きく拡大
し、有機電界発光素子の保存寿命を決める大きな要因と
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、以上
の様な状況に鑑み、駆動電圧が低く、高輝度でさらに安
定性に優れた有機電界発光素子を提供することにある。
特に高温高湿下に素子を放置してもダークスポットの拡
大や発光特性の劣化のない、信頼性が大幅に向上した有
機電界発光素子を提供することを目的とする。
の様な状況に鑑み、駆動電圧が低く、高輝度でさらに安
定性に優れた有機電界発光素子を提供することにある。
特に高温高湿下に素子を放置してもダークスポットの拡
大や発光特性の劣化のない、信頼性が大幅に向上した有
機電界発光素子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の有機電界発光素
子においては、溶接による接合部を設けてキャップを固
定するものである。この発明によれば、高温高湿下に素
子を放置してもダークスポットの拡大や発光特性の劣化
のない、信頼性が大幅に向上した有機電界発光素子が得
られる。
子においては、溶接による接合部を設けてキャップを固
定するものである。この発明によれば、高温高湿下に素
子を放置してもダークスポットの拡大や発光特性の劣化
のない、信頼性が大幅に向上した有機電界発光素子が得
られる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために、本発
明者らは様々な有機電界発光素子を試作し、非発光領域
であるダークスポットの評価を行った。その結果、請求
項1から4記載の有機電界発光素子では、ダークスポッ
トの拡大が非常に小さいことを見出した。以下順次説明
する。
明者らは様々な有機電界発光素子を試作し、非発光領域
であるダークスポットの評価を行った。その結果、請求
項1から4記載の有機電界発光素子では、ダークスポッ
トの拡大が非常に小さいことを見出した。以下順次説明
する。
【0008】本発明の請求項1に記載の発明は、基板上
に形成された一対の電極の間に有機層が少なくとも一層
形成された有機電界発光素子において、素子が固定され
た台座と、前記素子を覆うとともに前記台座に溶接され
たキャップとを少なくとも有することを特徴とした有機
電界発光素子である。素子を固定した台座とキャップを
溶接により接合することにより、外部からの水の侵入を
無くすことができる。溶接は瞬間的に行うことが可能な
ので、条件を適切に選べば、溶接による接合を行っても
素子がダメージを受けるとはほとんどなくなる。なお、
溶接による接合を行う際、素子温度が上昇しないように
冷却機構を施すとさらに良い。
に形成された一対の電極の間に有機層が少なくとも一層
形成された有機電界発光素子において、素子が固定され
た台座と、前記素子を覆うとともに前記台座に溶接され
たキャップとを少なくとも有することを特徴とした有機
電界発光素子である。素子を固定した台座とキャップを
溶接により接合することにより、外部からの水の侵入を
無くすことができる。溶接は瞬間的に行うことが可能な
ので、条件を適切に選べば、溶接による接合を行っても
素子がダメージを受けるとはほとんどなくなる。なお、
溶接による接合を行う際、素子温度が上昇しないように
冷却機構を施すとさらに良い。
【0009】請求項2に記載の発明は、基板またはキャ
ップと台座の間に緩衝体が形成されていることを特徴と
した請求項1記載の有機電界発光素子である。このよう
にすると、溶接時の衝撃を低減することができ、信頼性
がさらに向上した素子が実現できる。特に溶接時に生じ
る飛散物が素子に悪影響を与えることを防止でき、信頼
性の向上が可能となる。緩衝体としては、樹脂やゴムな
ど緩衝効果があるものならあらゆるものが使用可能であ
り、具体的にはフッ素樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、シリコンゴム、ウレタン樹脂、ウレ
タンゴムなどが用いられる。また、緩衝体として接着性
のあるものを基板と台座の間に用いると、基板を台座に
強固に固定することが可能となり、素子作製時または作
製後の機械的、熱的衝撃等による基板の離脱を防止する
ことができる。さらに、緩衝体として素子に用いる電極
や有機層に対する腐食性のないものを選べば、これらを
覆うように緩衝体を形成することもできる。
ップと台座の間に緩衝体が形成されていることを特徴と
した請求項1記載の有機電界発光素子である。このよう
にすると、溶接時の衝撃を低減することができ、信頼性
がさらに向上した素子が実現できる。特に溶接時に生じ
る飛散物が素子に悪影響を与えることを防止でき、信頼
性の向上が可能となる。緩衝体としては、樹脂やゴムな
ど緩衝効果があるものならあらゆるものが使用可能であ
り、具体的にはフッ素樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、シリコンゴム、ウレタン樹脂、ウレ
タンゴムなどが用いられる。また、緩衝体として接着性
のあるものを基板と台座の間に用いると、基板を台座に
強固に固定することが可能となり、素子作製時または作
製後の機械的、熱的衝撃等による基板の離脱を防止する
ことができる。さらに、緩衝体として素子に用いる電極
や有機層に対する腐食性のないものを選べば、これらを
覆うように緩衝体を形成することもできる。
【0010】請求項3に記載の発明は、基板上に形成さ
れた一対の電極の間に有機層が少なくとも一層形成され
た有機電界発光素子において、基板に設けられた溶接可
能部分と、前記素子を覆うとともに前記溶接可能部分に
溶接されたキャップとを少なくとも有することを特徴と
した有機電界発光素子である。基板の溶接可能部分とキ
ャップを溶接で接合することで外部からの水の侵入がな
くなり、信頼性の向上した素子が実現できる。基板に設
ける溶接可能部分としては、金属など溶接可能なもので
あれば形状等は問題ではない。
れた一対の電極の間に有機層が少なくとも一層形成され
た有機電界発光素子において、基板に設けられた溶接可
能部分と、前記素子を覆うとともに前記溶接可能部分に
溶接されたキャップとを少なくとも有することを特徴と
した有機電界発光素子である。基板の溶接可能部分とキ
ャップを溶接で接合することで外部からの水の侵入がな
くなり、信頼性の向上した素子が実現できる。基板に設
ける溶接可能部分としては、金属など溶接可能なもので
あれば形状等は問題ではない。
【0011】請求項4記載の発明は、基板または溶接可
能部分とキャップの間に緩衝体が形成されていることを
特徴とした請求項3記載の有機電界発光素子であり、溶
接時の衝撃を低減することができ、さらに信頼性を向上
させることができる。特に溶接時に生じる飛散物が素子
に悪影響を与えることを防止でき、信頼性の向上が可能
である。緩衝体としては樹脂やゴムなど緩衝効果がある
ものならあらゆるものが使用可能であり、具体的にはフ
ッ素樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、
シリコンゴム、ウレタン樹脂、ウレタンゴムなどが用い
られる。さらに、緩衝体として素子に用いる電極や有機
層に対する腐食性のないものを選べば、これらを覆うよ
うに緩衝体を形成することもできる。
能部分とキャップの間に緩衝体が形成されていることを
特徴とした請求項3記載の有機電界発光素子であり、溶
接時の衝撃を低減することができ、さらに信頼性を向上
させることができる。特に溶接時に生じる飛散物が素子
に悪影響を与えることを防止でき、信頼性の向上が可能
である。緩衝体としては樹脂やゴムなど緩衝効果がある
ものならあらゆるものが使用可能であり、具体的にはフ
ッ素樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、
シリコンゴム、ウレタン樹脂、ウレタンゴムなどが用い
られる。さらに、緩衝体として素子に用いる電極や有機
層に対する腐食性のないものを選べば、これらを覆うよ
うに緩衝体を形成することもできる。
【0012】なお、本発明で用いられる有機層として
は、通常の有機電界発光素子で用いられるものでよい
が、信頼性の高いものを得るには耐熱性が向上されたも
のがよいことは言うまでもない。
は、通常の有機電界発光素子で用いられるものでよい
が、信頼性の高いものを得るには耐熱性が向上されたも
のがよいことは言うまでもない。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図4を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに
よって限定されない。なお以下の実施の形態では正孔輸
送材として、N,N’−ビス(m−メチルフェニル)−
N,N’−ジフェニルベンジジン(TPD)、発光材と
してトリス(8−キノリノール)アルミニウム(Al
q)を用い、陽極、正孔輸送層、発光層、陰極の順に積
層した素子を示すが、これらによって本発明は限定され
ないことは言うまでもない。
ら図4を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに
よって限定されない。なお以下の実施の形態では正孔輸
送材として、N,N’−ビス(m−メチルフェニル)−
N,N’−ジフェニルベンジジン(TPD)、発光材と
してトリス(8−キノリノール)アルミニウム(Al
q)を用い、陽極、正孔輸送層、発光層、陰極の順に積
層した素子を示すが、これらによって本発明は限定され
ないことは言うまでもない。
【0014】(実施の形態1)有機電界発光素子は、図
1に示すように、ガラス基板1上に陽極2として透明な
ITO電極をあらかじめ形成したものの上に、正孔輸送
層3、発光層4、陰極5としてアルミニウム/リチウム
(Al/Li)電極を順に蒸着して作製したものであ
る。まず、十分に洗浄したガラス基板1(ITO電極2
は成膜済み)、TPD、Alqを蒸着装置にセットし
た。1×10-6torrまで排気した後、0.1nm/
秒の速度でTPDを蒸着し,正孔輸送層3を50nm形
成した。次に、発光材のAlqを0.1nm/秒の速度
で蒸着し、膜厚50nmの発光層4を形成した。Al/
Li電極5の蒸着は0.5nm/秒の速度で行い、その
厚さを150nmとした。これらの蒸着はいずれも真空
を破らずに連続して行った。また膜厚は水晶振動子によ
ってモニターした。次に、蒸着装置から取り出した素子
を、台座6に設けた電極取り出し部7に導電性ペースト
を用いて固定した。そして、光取り出し窓8を設けた金
属製のキャップ9と台座6とを溶接により接合し、これ
らの溶接による接合部10を設けて素子を完成させた。
引続き発光特性の測定および耐湿試験を行った。
1に示すように、ガラス基板1上に陽極2として透明な
ITO電極をあらかじめ形成したものの上に、正孔輸送
層3、発光層4、陰極5としてアルミニウム/リチウム
(Al/Li)電極を順に蒸着して作製したものであ
る。まず、十分に洗浄したガラス基板1(ITO電極2
は成膜済み)、TPD、Alqを蒸着装置にセットし
た。1×10-6torrまで排気した後、0.1nm/
秒の速度でTPDを蒸着し,正孔輸送層3を50nm形
成した。次に、発光材のAlqを0.1nm/秒の速度
で蒸着し、膜厚50nmの発光層4を形成した。Al/
Li電極5の蒸着は0.5nm/秒の速度で行い、その
厚さを150nmとした。これらの蒸着はいずれも真空
を破らずに連続して行った。また膜厚は水晶振動子によ
ってモニターした。次に、蒸着装置から取り出した素子
を、台座6に設けた電極取り出し部7に導電性ペースト
を用いて固定した。そして、光取り出し窓8を設けた金
属製のキャップ9と台座6とを溶接により接合し、これ
らの溶接による接合部10を設けて素子を完成させた。
引続き発光特性の測定および耐湿試験を行った。
【0015】得られた素子の発光特性は100mA/c
m2 の電流を印加した場合の発光輝度で定義した。ま
た、耐湿試験は、素子を60℃、90%の環境下に10
00時間放置して行い、試験前後の素子の発光特性およ
びダークスポットの直径を測定した。その結果、初期の
発光特性は3500cd/m2 、ダークスポットの直径
は20μmであるのに対し、試験後の発光特性は280
0cd/m2 、ダークスポットの直径は25μmであっ
た。比較のために金属製のキャップを設けない素子を作
製して同様の評価を行った。その結果、初期の発光特性
は3600cd/m2 、ダークスポットの直径は18μ
mであったが、約10時間放置後にはダークスポットは
500μm以上となり、1000時間後では発光しなか
った。これより、本発明による有機電界発光素子は、高
温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものである
ことが分かった。
m2 の電流を印加した場合の発光輝度で定義した。ま
た、耐湿試験は、素子を60℃、90%の環境下に10
00時間放置して行い、試験前後の素子の発光特性およ
びダークスポットの直径を測定した。その結果、初期の
発光特性は3500cd/m2 、ダークスポットの直径
は20μmであるのに対し、試験後の発光特性は280
0cd/m2 、ダークスポットの直径は25μmであっ
た。比較のために金属製のキャップを設けない素子を作
製して同様の評価を行った。その結果、初期の発光特性
は3600cd/m2 、ダークスポットの直径は18μ
mであったが、約10時間放置後にはダークスポットは
500μm以上となり、1000時間後では発光しなか
った。これより、本発明による有機電界発光素子は、高
温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものである
ことが分かった。
【0016】(実施の形態2)図2に示すように、ガラ
ス基板1と台座6の間にエポキシ樹脂接着剤からなる緩
衝体11を設けた以外は実施の形態1と同様な方法で有
機電界発光素子を作製して評価を行った。その結果、初
期の発光特性は3550cd/m2 、ダークスポットの
直径は19μmであるのに対し、試験後の発光特性は3
500cd/m 2 、ダークスポットの直径は23μmで
あった。これにより、本発明による有機電界発光素子
は、高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたもの
であることが分かった。
ス基板1と台座6の間にエポキシ樹脂接着剤からなる緩
衝体11を設けた以外は実施の形態1と同様な方法で有
機電界発光素子を作製して評価を行った。その結果、初
期の発光特性は3550cd/m2 、ダークスポットの
直径は19μmであるのに対し、試験後の発光特性は3
500cd/m 2 、ダークスポットの直径は23μmで
あった。これにより、本発明による有機電界発光素子
は、高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたもの
であることが分かった。
【0017】(実施の形態3)図3に示すように、ガラ
ス基板1の外周部に設けたニッケルメッキを施した鉄製
の溶接可能部分12と、電極取り出し部7を設けたキャ
ップ13とを溶接により接合し、これらの溶接による接
合部14を設けた以外は実施の形態1と同様な方法で有
機電界発光素子を作製し評価を行った。その結果、初期
の発光特性は3300cd/m2 、ダークスポットの直
径は16μmであるのに対し、試験後の発光特性は27
00cd/m2 、ダークスポットの直径は19μmであ
った。これにより、本発明による有機電界発光素子は、
高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものであ
ることが分かった。
ス基板1の外周部に設けたニッケルメッキを施した鉄製
の溶接可能部分12と、電極取り出し部7を設けたキャ
ップ13とを溶接により接合し、これらの溶接による接
合部14を設けた以外は実施の形態1と同様な方法で有
機電界発光素子を作製し評価を行った。その結果、初期
の発光特性は3300cd/m2 、ダークスポットの直
径は16μmであるのに対し、試験後の発光特性は27
00cd/m2 、ダークスポットの直径は19μmであ
った。これにより、本発明による有機電界発光素子は、
高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものであ
ることが分かった。
【0018】(実施の形態4)図4に示すように、ガラ
ス基板1とキャップ13の間にエポキシ樹脂からなる緩
衝体15を設けた以外は実施の形態3と同様な方法で有
機電界発光素子を作製し評価を行った。その結果、初期
の発光特性は3500cd/m2 、ダークスポットの直
径は16μmであるのに対し、試験後の発光特性は34
50cd/m2、ダークスポットの直径は18μmであ
った。これにより、本発明による有機電界発光素子は、
高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものであ
ることが分かった。
ス基板1とキャップ13の間にエポキシ樹脂からなる緩
衝体15を設けた以外は実施の形態3と同様な方法で有
機電界発光素子を作製し評価を行った。その結果、初期
の発光特性は3500cd/m2 、ダークスポットの直
径は16μmであるのに対し、試験後の発光特性は34
50cd/m2、ダークスポットの直径は18μmであ
った。これにより、本発明による有機電界発光素子は、
高温高湿下での信頼性が大幅に向上した優れたものであ
ることが分かった。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高温高湿
下に放置されてもダークスポットと呼ばれる非発光領域
の拡大が大幅に抑制され、優れた信頼性を有する有機電
界発光素子が得られるという有利な効果が得られる。
下に放置されてもダークスポットと呼ばれる非発光領域
の拡大が大幅に抑制され、優れた信頼性を有する有機電
界発光素子が得られるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1における電界発光素子の
構成を模式的に示す断面図
構成を模式的に示す断面図
【図2】本発明の実施の形態2における電界発光素子の
構成を模式的に示す断面図
構成を模式的に示す断面図
【図3】本発明の実施の形態3における電界発光素子の
構成を模式的に示す断面図
構成を模式的に示す断面図
【図4】本発明の実施の形態4における電界発光素子の
構成を模式的に示す断面図
構成を模式的に示す断面図
1 ガラス基板 2 陽極 3 正孔輸送層 4 発光層 5 陰極 6 台座 7 電極取り出し部 8 光取り出し窓 9、13 キャップ 10、14 溶接による接合部 11、15 緩衝体 12 溶接可能部分
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上に形成された一対の電極の間に有
機層が少なくとも一層形成された有機電界発光素子にお
いて、前記素子が固定された台座と、前記素子を覆うと
ともに前記台座に溶接されたキャップとを少なくとも有
することを特徴とした有機電界発光素子。 - 【請求項2】 素子またはキャップと台座との間に緩衝
体が形成されていることを特徴とした請求項1記載の有
機電界発光素子。 - 【請求項3】 基板上に形成された一対の電極の間に有
機層が少なくとも一層形成された有機電界発光素子にお
いて、前記基板に設けられた溶接可能部分と、前記素子
を覆うとともに前記溶接可能部分に溶接されたキャップ
とを少なくとも有することを特徴とした有機電界発光素
子。 - 【請求項4】 基板または溶接可能部分とキャップとの
間に緩衝体が形成されていることを特徴とした請求項3
記載の有機電界発光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121227A JPH10312882A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 有機電界発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9121227A JPH10312882A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 有機電界発光素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312882A true JPH10312882A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14806054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9121227A Pending JPH10312882A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 有機電界発光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312882A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100816277B1 (ko) * | 2000-06-05 | 2008-03-24 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 디스플레이 패널, 디스플레이 패널 검사 방법, 및디스플레이 패널 제조 방법 |
| TWI452745B (zh) * | 2010-01-19 | 2014-09-11 | 松下電器產業股份有限公司 | 平面發光裝置 |
| EP1120838B1 (en) * | 2000-01-27 | 2019-01-02 | BOE Technology Group Co., Ltd. | Organic light emitting device and method for mounting |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9121227A patent/JPH10312882A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1120838B1 (en) * | 2000-01-27 | 2019-01-02 | BOE Technology Group Co., Ltd. | Organic light emitting device and method for mounting |
| KR100816277B1 (ko) * | 2000-06-05 | 2008-03-24 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 디스플레이 패널, 디스플레이 패널 검사 방법, 및디스플레이 패널 제조 방법 |
| KR100816271B1 (ko) * | 2000-06-05 | 2008-03-25 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 디스플레이 패널, 디스플레이 패널 검사 방법, 및 디스플레이 패널 제조 방법 |
| US7741132B2 (en) | 2000-06-05 | 2010-06-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display panel, display panel inspection method, and display panel manufacturing method |
| TWI452745B (zh) * | 2010-01-19 | 2014-09-11 | 松下電器產業股份有限公司 | 平面發光裝置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3290375B2 (ja) | 有機電界発光素子 | |
| US7224119B2 (en) | Device package with a thermoplastic encapsulation cap and device encapsulation method | |
| JPH11307264A (ja) | 有機電界発光素子 | |
| JP2004031324A (ja) | 有機電界発光素子 | |
| JP2001345172A (ja) | 有機el素子およびその製造方法 | |
| JP2002203672A (ja) | 有機el素子の製造方法 | |
| JPH11345687A (ja) | 発光素子 | |
| JP2003123990A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子 | |
| JP2003142252A (ja) | 管状発光装置 | |
| JP4310843B2 (ja) | 有機電界発光素子の製造方法 | |
| JP3775048B2 (ja) | 有機発光素子 | |
| JP3651347B2 (ja) | 有機電界発光素子 | |
| JPH10312882A (ja) | 有機電界発光素子 | |
| JPH07166160A (ja) | 有機薄膜el素子 | |
| JPH10189238A (ja) | 光学的素子及びその製造方法 | |
| JP2001307871A (ja) | エレクトロルミネッセンス素子 | |
| US20060220535A1 (en) | Organic electroluminescent element and display device | |
| JP2001052857A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス素子およびその製造方法 | |
| US20050122041A1 (en) | Organic electroluminescent device | |
| JP2005216705A (ja) | 有機el表示素子およびその製造方法 | |
| JP2003317940A (ja) | 有機エレクトロルミネッセンス発光装置 | |
| JP2003282249A (ja) | 有機elパネル及びその製造方法 | |
| JPH09283281A (ja) | 有機電界発光素子 | |
| JP2000348865A (ja) | 有機el素子 | |
| JPH1050477A (ja) | El素子とその製造方法 |