JPH10312997A - 常圧cvd装置 - Google Patents
常圧cvd装置Info
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- JPH10312997A JPH10312997A JP9119485A JP11948597A JPH10312997A JP H10312997 A JPH10312997 A JP H10312997A JP 9119485 A JP9119485 A JP 9119485A JP 11948597 A JP11948597 A JP 11948597A JP H10312997 A JPH10312997 A JP H10312997A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウエハ全面にわたり均一な膜厚になるよう
に、しかも歩留まり良く成膜されるようにした常圧CV
D装置を提供する。 【解決手段】 常圧CVD装置は、ウエハの搬送方向に
対して直交向きの帯状のガス噴出口を有するインジェク
タを備えている。インジェクタは、プロセスガス、オゾ
ンガス及び非反応性ガスをそれぞれ輸送する第1、第2
及び第3流路24a〜cを備えている。第1流路24a
は、ガス噴出口の上方に、ガス噴出口に沿った帯状で、
長手方向に対して非直交の溝を有しているガス整流面6
2を有している。これにより、プロセスガスがガス噴出
口全面にわたり均一に噴出するので、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応する高さ位置は均一になり、ウエハ面
に均一な膜厚の膜が成膜される。
に、しかも歩留まり良く成膜されるようにした常圧CV
D装置を提供する。 【解決手段】 常圧CVD装置は、ウエハの搬送方向に
対して直交向きの帯状のガス噴出口を有するインジェク
タを備えている。インジェクタは、プロセスガス、オゾ
ンガス及び非反応性ガスをそれぞれ輸送する第1、第2
及び第3流路24a〜cを備えている。第1流路24a
は、ガス噴出口の上方に、ガス噴出口に沿った帯状で、
長手方向に対して非直交の溝を有しているガス整流面6
2を有している。これにより、プロセスガスがガス噴出
口全面にわたり均一に噴出するので、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応する高さ位置は均一になり、ウエハ面
に均一な膜厚の膜が成膜される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に発明ウエハに
成膜するのに最適な常圧CVD装置に関し、更に詳しく
は、ウエハ全面にわたり均一な膜厚で成膜されるように
した常圧CVD装置に関するものである。
成膜するのに最適な常圧CVD装置に関し、更に詳しく
は、ウエハ全面にわたり均一な膜厚で成膜されるように
した常圧CVD装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する際、TEOSガス
等の成膜材料となるガプロセスガスとオゾンガスとを用
い、常圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法によ
りウエハ上に成膜していることが多い。図7は、従来の
常圧CVD装置の一例の構成概念を示す側面断面図であ
る。従来の常圧CVD装置10は、開口を下向きに有す
るチャンバ12と、ウエハ14を載せ、チャンバ12の
下方にウエハを搬送する搬送ベルト16とを備えてい
る。チャンバ16内には、3種のガスを個別に導入し、
ウエハ14に向けて反応ガスを吹き付けるインジェクタ
18が設けられている。インジェクタ18の下面には、
上記3種のガスを下方に吹き出すガス噴出口19が形成
されている。
等の成膜材料となるガプロセスガスとオゾンガスとを用
い、常圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法によ
りウエハ上に成膜していることが多い。図7は、従来の
常圧CVD装置の一例の構成概念を示す側面断面図であ
る。従来の常圧CVD装置10は、開口を下向きに有す
るチャンバ12と、ウエハ14を載せ、チャンバ12の
下方にウエハを搬送する搬送ベルト16とを備えてい
る。チャンバ16内には、3種のガスを個別に導入し、
ウエハ14に向けて反応ガスを吹き付けるインジェクタ
18が設けられている。インジェクタ18の下面には、
上記3種のガスを下方に吹き出すガス噴出口19が形成
されている。
【0003】図8(a)から(c)は、それぞれ、イン
ジェクタ18の側面図、背面図及び階段状の拡大断面図
(図13(a)の矢視I−I)であり、図9から図12
は、それぞれ、インジェクタ18の各構成部品の側面図
である。インジェクタ18は、下方から順に積み重ねた
ベースプレート20a、ボトムプレート20b、センタ
ープレート20c及びトッププレート20dとから構成
される。各プレートの上下間は、それぞれ、ガス漏れ防
止のために、Oリングを介して互いにボルト締めされて
いる。例えば、トッププレート20dとセンタープレー
ト20cとの間には、Oリング17(図13(a)参
照)が設けられている。トッププレート20には、成膜
材料源となるプロセスガス及びオゾンガス(以下、03
ガスと記載)をそれぞれ供給する第1供給管22a及び
第2供給管22bと、ガス噴出口19の下方でのプロセ
スガス及び03ガスの反応位置を調整するために窒素ガ
ス(以下、N2ガスと記載)を供給する第3供給管22
cとが、何れも上方から取り付けられている。プロセス
ガスは、例えばTEOSガスを含むガスである。尚、各
プレート20a〜dの側面図をそれぞれ図9〜図12に
示す。ベースプレート20aは帯状の貫通孔21(図8
(b)参照)をプレート長手方向に有し、ボトムプレー
ト20bは、ベースプレート20aを貫通する断面帯状
のガス導出管23bを有し、センタープレート20c
は、ガス導出管23b内を貫通する断面帯状のガス導出
管23cを有している。インジェクタ18の下面には、
貫通孔21、ガス導出管23b、及びガス導出管23c
により、プロセスガス、03ガス及びN2ガスをそれぞ
れ吹き出す第1〜第3噴出口19a〜cが形成されてい
る。
ジェクタ18の側面図、背面図及び階段状の拡大断面図
(図13(a)の矢視I−I)であり、図9から図12
は、それぞれ、インジェクタ18の各構成部品の側面図
である。インジェクタ18は、下方から順に積み重ねた
ベースプレート20a、ボトムプレート20b、センタ
ープレート20c及びトッププレート20dとから構成
される。各プレートの上下間は、それぞれ、ガス漏れ防
止のために、Oリングを介して互いにボルト締めされて
いる。例えば、トッププレート20dとセンタープレー
ト20cとの間には、Oリング17(図13(a)参
照)が設けられている。トッププレート20には、成膜
材料源となるプロセスガス及びオゾンガス(以下、03
ガスと記載)をそれぞれ供給する第1供給管22a及び
第2供給管22bと、ガス噴出口19の下方でのプロセ
スガス及び03ガスの反応位置を調整するために窒素ガ
ス(以下、N2ガスと記載)を供給する第3供給管22
cとが、何れも上方から取り付けられている。プロセス
ガスは、例えばTEOSガスを含むガスである。尚、各
プレート20a〜dの側面図をそれぞれ図9〜図12に
示す。ベースプレート20aは帯状の貫通孔21(図8
(b)参照)をプレート長手方向に有し、ボトムプレー
ト20bは、ベースプレート20aを貫通する断面帯状
のガス導出管23bを有し、センタープレート20c
は、ガス導出管23b内を貫通する断面帯状のガス導出
管23cを有している。インジェクタ18の下面には、
貫通孔21、ガス導出管23b、及びガス導出管23c
により、プロセスガス、03ガス及びN2ガスをそれぞ
れ吹き出す第1〜第3噴出口19a〜cが形成されてい
る。
【0004】インジェクタ18内には、プロセスガス、
03ガス及びN2ガスをそれぞれ流す第1流路24a、第
2流路24b及び第3流路24cが形成されている(図
8(c)参照)。第1流路24aは、トッププレート2
0d内に形成された断面円形状の4本の上流路26ax
と、トッププレート20d下面及びセンタープレート2
0c上面によって長手方向に帯状に形成され、トッププ
レート下面の長手方向の中心線27に向けてガスを流す
中流路26ayと、中心線27に沿って形成された中流
路下流端から下方に向け、ガス噴出口20に連通する断
面帯状の下流路26azとから構成される。中流路26
ayの下流端と中心線両側の上流端との間には、中心線
27に沿って沿在し、それぞれの側の上流端に連通する
プレナムチャンバ28a、bが形成されており、中流路
26ayのうち、プレナムチャンバ28a、bの間は、
プレナムチャンバ28a、bの天井高さよりも低い天井
壁を有する帯状の連通路29に形成されている。第2、
第3流路24b、cの構成も、第1流路24aと同様で
ある。
03ガス及びN2ガスをそれぞれ流す第1流路24a、第
2流路24b及び第3流路24cが形成されている(図
8(c)参照)。第1流路24aは、トッププレート2
0d内に形成された断面円形状の4本の上流路26ax
と、トッププレート20d下面及びセンタープレート2
0c上面によって長手方向に帯状に形成され、トッププ
レート下面の長手方向の中心線27に向けてガスを流す
中流路26ayと、中心線27に沿って形成された中流
路下流端から下方に向け、ガス噴出口20に連通する断
面帯状の下流路26azとから構成される。中流路26
ayの下流端と中心線両側の上流端との間には、中心線
27に沿って沿在し、それぞれの側の上流端に連通する
プレナムチャンバ28a、bが形成されており、中流路
26ayのうち、プレナムチャンバ28a、bの間は、
プレナムチャンバ28a、bの天井高さよりも低い天井
壁を有する帯状の連通路29に形成されている。第2、
第3流路24b、cの構成も、第1流路24aと同様で
ある。
【0005】図13(a)から(c)は、それぞれ、ト
ッププレート20dの背面図、部分拡大背面図、及び部
分拡大斜視図である。中流路26ay上面を形成してい
るトッププレート20d下面部分、すなわち連通路29
の天井面は、中心線27に直交する複数の溝30が、ガ
スを流し易くするために、互いに等間隔で帯状に形成さ
れている。尚、溝30が形成されていないと、ガスが流
れ難くなり、好ましくない。
ッププレート20dの背面図、部分拡大背面図、及び部
分拡大斜視図である。中流路26ay上面を形成してい
るトッププレート20d下面部分、すなわち連通路29
の天井面は、中心線27に直交する複数の溝30が、ガ
スを流し易くするために、互いに等間隔で帯状に形成さ
れている。尚、溝30が形成されていないと、ガスが流
れ難くなり、好ましくない。
【0006】常圧CVD装置10を用いてウエハ14に
成膜するには、第1〜第3供給管22a〜cにより、プ
ロセスガス、03ガス及びN2ガスをインジェクタ18に
導入する。プロセスガスとしては、例えばTEOSガス
を含むガスである。この結果、これらのガスが、それぞ
れ第1〜第3噴出口19a〜cから噴出し、搬送されて
きたウエハ14上で化学反応を起こして成膜する。
成膜するには、第1〜第3供給管22a〜cにより、プ
ロセスガス、03ガス及びN2ガスをインジェクタ18に
導入する。プロセスガスとしては、例えばTEOSガス
を含むガスである。この結果、これらのガスが、それぞ
れ第1〜第3噴出口19a〜cから噴出し、搬送されて
きたウエハ14上で化学反応を起こして成膜する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の常圧
CVD装置では、ウエハ上に成膜された膜の厚みが、ウ
エハ面内で不均一であるという第1の問題があった。ま
た、固形の反応生成物が、成膜過程でダストとしてウエ
ハ上に落下することが多く、このため、成膜不良が生じ
て歩留まりが良くないという第2の問題もあった。尚、
第1、第2の問題は、プロセスガスの噴出口と03ガス
の噴出口が、離隔していても生じていた。以上のような
事情に照らして、本発明の目的は、ウエハ全面にわたり
均一な膜厚になるように、しかも歩留まり良く成膜され
るようにした常圧CVD装置を提供することである。
CVD装置では、ウエハ上に成膜された膜の厚みが、ウ
エハ面内で不均一であるという第1の問題があった。ま
た、固形の反応生成物が、成膜過程でダストとしてウエ
ハ上に落下することが多く、このため、成膜不良が生じ
て歩留まりが良くないという第2の問題もあった。尚、
第1、第2の問題は、プロセスガスの噴出口と03ガス
の噴出口が、離隔していても生じていた。以上のような
事情に照らして、本発明の目的は、ウエハ全面にわたり
均一な膜厚になるように、しかも歩留まり良く成膜され
るようにした常圧CVD装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題の
生じる原因を検討した。そして、インジェクタのガス噴
出口から噴出されるプロセスガスの流れが、時間的、空
間的に不均一で、このため、ウエハ上でのプロセスガス
とオゾンガスとの反応量が不均一になり、第1の問題が
生じていることを見い出した。また、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応量が時間的、空間的に不均一なため、
ウエハ上での化学反応の生じる高さ位置が時間的、空間
的に不均一になり、更には装置内の意図しない部分に反
応生成物が付着し、このため、第2の問題が発生してい
ることを突き止めた。本発明者は、更に、インジェクタ
から噴出されるプロセスガスの流れが、時間的、空間的
に不均一になる原因を検討した。そして、連通路の天井
面の溝が、中流路の長手方向に対して直交方向、すなわ
ちガス流れ方向に対して同じ方向に形成され、しかも溝
同士の間隔が等間隔であることが原因であることを突き
止めた。そこで、本発明者は、プロセスガスがインジェ
クタから時間的、空間的に均一に噴出されるようにする
ことを検討し、プロセスガス流れ方向と溝の長手方向と
のなす角度を変えることを考え付き、本発明を完成する
に至った。
生じる原因を検討した。そして、インジェクタのガス噴
出口から噴出されるプロセスガスの流れが、時間的、空
間的に不均一で、このため、ウエハ上でのプロセスガス
とオゾンガスとの反応量が不均一になり、第1の問題が
生じていることを見い出した。また、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応量が時間的、空間的に不均一なため、
ウエハ上での化学反応の生じる高さ位置が時間的、空間
的に不均一になり、更には装置内の意図しない部分に反
応生成物が付着し、このため、第2の問題が発生してい
ることを突き止めた。本発明者は、更に、インジェクタ
から噴出されるプロセスガスの流れが、時間的、空間的
に不均一になる原因を検討した。そして、連通路の天井
面の溝が、中流路の長手方向に対して直交方向、すなわ
ちガス流れ方向に対して同じ方向に形成され、しかも溝
同士の間隔が等間隔であることが原因であることを突き
止めた。そこで、本発明者は、プロセスガスがインジェ
クタから時間的、空間的に均一に噴出されるようにする
ことを検討し、プロセスガス流れ方向と溝の長手方向と
のなす角度を変えることを考え付き、本発明を完成する
に至った。
【0009】上記目的を達成するために、本発明に係る
常圧CVD装置は、インジェクタからプロセスガスを吹
きつけてウエハ上にCVD膜を成膜する常圧CVD装置
において、インジェクタが、プロセスガスをインジェク
タに導入する2個の導入孔と、導入孔を介して導入され
たプロセスガスを下方のウエハに向けて導出する帯状導
出口を下端で導入孔間に開口し、導出口からインジェク
タ内を上方に延びる帯状断面の導出孔と、導入孔と導出
孔との間で導出孔の帯状断面の長手方向に沿って導出孔
の両側に延在し、対応する1個の導入孔とそれぞれ連通
する2個のプレナムチャンバと、双方のプレナムチャン
バの間に位置して、各プレナムチャンバと導出口の上端
とを連通させると共にプレナムチャンバ同士を連通させ
る共通流路を有する連通部とを備え、連通部の共通流路
はプレナムチャンバの高さより低い天井壁を有し、天井
壁には、導出孔の長手方向に対して非直交方向に一方の
プレナムチャンバから他方のプレナムチャンバまで延び
る複数本の溝が形成されていることを特徴としている。
常圧CVD装置は、インジェクタからプロセスガスを吹
きつけてウエハ上にCVD膜を成膜する常圧CVD装置
において、インジェクタが、プロセスガスをインジェク
タに導入する2個の導入孔と、導入孔を介して導入され
たプロセスガスを下方のウエハに向けて導出する帯状導
出口を下端で導入孔間に開口し、導出口からインジェク
タ内を上方に延びる帯状断面の導出孔と、導入孔と導出
孔との間で導出孔の帯状断面の長手方向に沿って導出孔
の両側に延在し、対応する1個の導入孔とそれぞれ連通
する2個のプレナムチャンバと、双方のプレナムチャン
バの間に位置して、各プレナムチャンバと導出口の上端
とを連通させると共にプレナムチャンバ同士を連通させ
る共通流路を有する連通部とを備え、連通部の共通流路
はプレナムチャンバの高さより低い天井壁を有し、天井
壁には、導出孔の長手方向に対して非直交方向に一方の
プレナムチャンバから他方のプレナムチャンバまで延び
る複数本の溝が形成されていることを特徴としている。
【0010】プロセスガスは、例えばTEOSを含むガ
スであり、キャリアガスは、例えばN2ガスである。溝
は、V字型、U字型やコの字型でもよく、特に形状を限
定しない。溝の幅、深さ、溝間隔などの溝形状や、連通
路の断面形状は、プロセスガスのガス種、成膜する膜の
組成等、種々のパラメータに応じて決定する。
スであり、キャリアガスは、例えばN2ガスである。溝
は、V字型、U字型やコの字型でもよく、特に形状を限
定しない。溝の幅、深さ、溝間隔などの溝形状や、連通
路の断面形状は、プロセスガスのガス種、成膜する膜の
組成等、種々のパラメータに応じて決定する。
【0011】好適には、溝と導出孔の長手方向とのなす
角度が、0°〜30°の範囲内である。また、本発明の
好適な実施態様としては、O3 ・TEOS膜を成膜する
常圧CVD装置であって、インジェクタが、プロセスガ
スの導出口の外周に沿って、オゾンガスの導出口と、キ
ャリアガスの導出口とを備えている。成膜する膜の材質
は、例えばNSG、BPSG、PSGである。
角度が、0°〜30°の範囲内である。また、本発明の
好適な実施態様としては、O3 ・TEOS膜を成膜する
常圧CVD装置であって、インジェクタが、プロセスガ
スの導出口の外周に沿って、オゾンガスの導出口と、キ
ャリアガスの導出口とを備えている。成膜する膜の材質
は、例えばNSG、BPSG、PSGである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、実施例を挙げ、添付図面
を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより詳細
に説明する。実施例 本実施例は、本発明の一実施例である。図1は、本実施
例の模式的なフローシートである。図1で、本実施例の
常圧CVD装置38は、常圧CVD装置38は、チャン
バ40と、チャンバ40の下方にウエハを搬送する搬送
ベルト42と、チャンバ40の下部及び搬送ベルト42
を搬送ベルト長手方向に囲う筒状のマッフル43と、搬
送ベルト42を洗浄するフッ化水素蒸気収容容器44と
を備えている。また、図1で、46はウエハを収納して
いるカセットであり、本実施例では、カセット46から
ウエハを取り出し、位置Pで搬送ベルト42上にウエハ
を載置し、成膜されたウエハを位置Qで取り出し、カセ
ット46に再度収納する搬送ロボット47(図2参照)
が設けられている。尚、搬送ベルト42は、インコネル
製で、直径0.5mmφの丸芯を並べて上下を同じ径の丸
芯で編んだものである。また、48は常圧CVD装置3
8のチャンバ40にプロセスガスを供給する第1ガス系
統であり、第1ガス系統48は、液状のTEOSを窒素
ガスによりバブリングしてチャンバ40にガス状態で供
給するバブラ50を備えている。尚、バブラ50は、T
EB及びTMPをそれぞれバブリングする機構も有して
いる。49はチャンバ40に03ガスを供給するオゾン
発生装置、51は、バブラ50及びチャンバ40にN2
ガスを供給するN2ガス供給源である。尚、バブラー5
0からチャンバ40までのガス供給管には、プロセスガ
スが液化することを防止するヒータ(図示せず)が取り
付けられている。
を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより詳細
に説明する。実施例 本実施例は、本発明の一実施例である。図1は、本実施
例の模式的なフローシートである。図1で、本実施例の
常圧CVD装置38は、常圧CVD装置38は、チャン
バ40と、チャンバ40の下方にウエハを搬送する搬送
ベルト42と、チャンバ40の下部及び搬送ベルト42
を搬送ベルト長手方向に囲う筒状のマッフル43と、搬
送ベルト42を洗浄するフッ化水素蒸気収容容器44と
を備えている。また、図1で、46はウエハを収納して
いるカセットであり、本実施例では、カセット46から
ウエハを取り出し、位置Pで搬送ベルト42上にウエハ
を載置し、成膜されたウエハを位置Qで取り出し、カセ
ット46に再度収納する搬送ロボット47(図2参照)
が設けられている。尚、搬送ベルト42は、インコネル
製で、直径0.5mmφの丸芯を並べて上下を同じ径の丸
芯で編んだものである。また、48は常圧CVD装置3
8のチャンバ40にプロセスガスを供給する第1ガス系
統であり、第1ガス系統48は、液状のTEOSを窒素
ガスによりバブリングしてチャンバ40にガス状態で供
給するバブラ50を備えている。尚、バブラ50は、T
EB及びTMPをそれぞれバブリングする機構も有して
いる。49はチャンバ40に03ガスを供給するオゾン
発生装置、51は、バブラ50及びチャンバ40にN2
ガスを供給するN2ガス供給源である。尚、バブラー5
0からチャンバ40までのガス供給管には、プロセスガ
スが液化することを防止するヒータ(図示せず)が取り
付けられている。
【0013】図2は、マッフル43の平面図、図3
(a)及び(b)は、それぞれ、マッフル43の構成を
示す部分側面断面図、及びチャンバ40の構成を示す側
面断面図である。マッフル43内には、空気の混入を防
止するために、上方からN2ガスが供給されている。
尚、図4は、矢視II−IIの断面図であり、マッフル
43は、マッフル内を加温するヒータ53を備えてい
る。
(a)及び(b)は、それぞれ、マッフル43の構成を
示す部分側面断面図、及びチャンバ40の構成を示す側
面断面図である。マッフル43内には、空気の混入を防
止するために、上方からN2ガスが供給されている。
尚、図4は、矢視II−IIの断面図であり、マッフル
43は、マッフル内を加温するヒータ53を備えてい
る。
【0014】チャンバ40は、ウエハに向けて成膜材料
源となるガスを吹き付けるインジェクタ52と、インジ
ェクタ52の周囲に設けられ、マッフル43内を流れる
N2ガス及びインジェクタからのガスのうちの残留ガス
を排出するためのガス案内用の円管54とを備えてい
る。搬送されたウエハとインジェクタ下面との距離Dは
3mm〜20mmの範囲内に設定されており、距離Dは調整
可能である。
源となるガスを吹き付けるインジェクタ52と、インジ
ェクタ52の周囲に設けられ、マッフル43内を流れる
N2ガス及びインジェクタからのガスのうちの残留ガス
を排出するためのガス案内用の円管54とを備えてい
る。搬送されたウエハとインジェクタ下面との距離Dは
3mm〜20mmの範囲内に設定されており、距離Dは調整
可能である。
【0015】図5(a)から(c)は、それぞれ、イン
ジェクタ52の側面図、背面図及び階段状の拡大断面図
(図6(a)の矢視III−III)である。インジェ
クタ52は、従来のインジェクタ18に比べ、トッププ
レート20dに代えて、第1流路の中流路の溝形状が異
なるトッププレート58を備えている。以下、トッププ
レート58の説明では、トッププレート24dと同じ部
位、部品には同じ符号を付してその説明を省略する。図
6(a)から(c)は、それぞれ、トッププレート58
の背面図、部分拡大背面図、及び部分拡大斜視図であ
る。連通路29の天井面は、溝30に代えて、中心線2
7に対して角度θが0°から45°の範囲内に形成され
た溝60を有しており、プロセスガス流れを整流するガ
ス整流面62として形成されている。溝60はV字型
で、溝の開口幅b1は1mm〜2mm、深さd1は2mm〜5m
m、溝と隣り合う溝との間隔lは5mm〜10mmである。
ガス整流面62の短幅wは8mm〜15mmである。また、
本実施例では、プレナムチャンバ28a、bの長手方向
に直交する断面の形状は、何れも、幅b2が10mm(図
5(c)参照)、高さh2が5mm〜10mmであり、連通
路29の高さh3は1mm〜2mm、第1噴出口19aの短
幅b3は8mm〜15mmである。連通路29の長手方向長
さは、第1噴出口19aの断面の長手方向長さとほぼ同
じである。尚、03ガス流れやN2ガス流れを整流するた
めに、センタープレートやボトムプレートにも同様の溝
を形成してもよい。
ジェクタ52の側面図、背面図及び階段状の拡大断面図
(図6(a)の矢視III−III)である。インジェ
クタ52は、従来のインジェクタ18に比べ、トッププ
レート20dに代えて、第1流路の中流路の溝形状が異
なるトッププレート58を備えている。以下、トッププ
レート58の説明では、トッププレート24dと同じ部
位、部品には同じ符号を付してその説明を省略する。図
6(a)から(c)は、それぞれ、トッププレート58
の背面図、部分拡大背面図、及び部分拡大斜視図であ
る。連通路29の天井面は、溝30に代えて、中心線2
7に対して角度θが0°から45°の範囲内に形成され
た溝60を有しており、プロセスガス流れを整流するガ
ス整流面62として形成されている。溝60はV字型
で、溝の開口幅b1は1mm〜2mm、深さd1は2mm〜5m
m、溝と隣り合う溝との間隔lは5mm〜10mmである。
ガス整流面62の短幅wは8mm〜15mmである。また、
本実施例では、プレナムチャンバ28a、bの長手方向
に直交する断面の形状は、何れも、幅b2が10mm(図
5(c)参照)、高さh2が5mm〜10mmであり、連通
路29の高さh3は1mm〜2mm、第1噴出口19aの短
幅b3は8mm〜15mmである。連通路29の長手方向長
さは、第1噴出口19aの断面の長手方向長さとほぼ同
じである。尚、03ガス流れやN2ガス流れを整流するた
めに、センタープレートやボトムプレートにも同様の溝
を形成してもよい。
【0016】常圧CVD装置38を用いてウエハに成膜
するには、インジェクタ52に、プロセスガス、03ガ
ス及びN2ガスをそれぞれ0.2l/min〜1.0l/min、
3l/min〜15l/min、及び3l/min〜15l/minで流入す
る。この結果、プロセスガスは、ガス整流面62により
整流され、第1噴出口19aから、時間的、空間的に均
一な流速で噴出され、03ガスと化学反応する高さ位置
は、時間的、空間的に一定である次いで、搬送ロボット
47によりウエハを順次搬送ベルト42上に載置し、所
定の一定速度でチャンバ40の下方にウエハを搬送す
る。
するには、インジェクタ52に、プロセスガス、03ガ
ス及びN2ガスをそれぞれ0.2l/min〜1.0l/min、
3l/min〜15l/min、及び3l/min〜15l/minで流入す
る。この結果、プロセスガスは、ガス整流面62により
整流され、第1噴出口19aから、時間的、空間的に均
一な流速で噴出され、03ガスと化学反応する高さ位置
は、時間的、空間的に一定である次いで、搬送ロボット
47によりウエハを順次搬送ベルト42上に載置し、所
定の一定速度でチャンバ40の下方にウエハを搬送す
る。
【0017】これにより、搬送された全てのウエハ上
に、全面にわたり均一な膜厚で成膜される。
に、全面にわたり均一な膜厚で成膜される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ウエハに成膜するイン
ジェクタは、プロセスガスをインジェクタに導入する2
個の導入孔と、帯状の導出口を下端で導入孔間に開口し
た断面帯状の導出孔と、導入孔と導出孔との間で導出孔
の長手方向に沿って導出孔の両側に延在し、対応する1
個の導入孔にそれぞれ連通する2個のプレナムチャンバ
と、双方のプレナムチャンバの間に位置して、各プレナ
ムチャンバと導出口の上端とを連通させる共通流路を有
する連通部とを備えている。連通部の共通流路はプレナ
ムチャンバの高さより低い天井壁を有し、天井壁には、
導出孔の長手方向に対して非直交方向に一方のプレナム
チャンバから他方のプレナムチャンバまで延びる複数本
の溝が形成されている。これにより、プロセスガスがガ
ス噴出口全面にわたり均一に噴出し、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応する高さ位置は均一になるので、導出
口に直交する向きに搬送されるウエハ上に、全面にわた
り均一な膜厚で成膜することができる。また、ウエハ面
以外に付着する反応生成物量が、従来に比べて遥かに減
少し、成膜工程でウエハ上に落下するダストが大幅に低
減するので、成膜された製品の歩留りが向上する。
ジェクタは、プロセスガスをインジェクタに導入する2
個の導入孔と、帯状の導出口を下端で導入孔間に開口し
た断面帯状の導出孔と、導入孔と導出孔との間で導出孔
の長手方向に沿って導出孔の両側に延在し、対応する1
個の導入孔にそれぞれ連通する2個のプレナムチャンバ
と、双方のプレナムチャンバの間に位置して、各プレナ
ムチャンバと導出口の上端とを連通させる共通流路を有
する連通部とを備えている。連通部の共通流路はプレナ
ムチャンバの高さより低い天井壁を有し、天井壁には、
導出孔の長手方向に対して非直交方向に一方のプレナム
チャンバから他方のプレナムチャンバまで延びる複数本
の溝が形成されている。これにより、プロセスガスがガ
ス噴出口全面にわたり均一に噴出し、プロセスガスとオ
ゾンガスとの反応する高さ位置は均一になるので、導出
口に直交する向きに搬送されるウエハ上に、全面にわた
り均一な膜厚で成膜することができる。また、ウエハ面
以外に付着する反応生成物量が、従来に比べて遥かに減
少し、成膜工程でウエハ上に落下するダストが大幅に低
減するので、成膜された製品の歩留りが向上する。
【図1】実施例の模式的なフローシートである。
【図2】実施例の常圧CVD装置のマッフルの平面図で
ある。
ある。
【図3】図3(a)及び(b)は、それぞれ、実施例の
常圧CVD装置のマッフルの構成を示す部分側面断面
図、及びチャンバの構成を示す側面断面図である。
常圧CVD装置のマッフルの構成を示す部分側面断面
図、及びチャンバの構成を示す側面断面図である。
【図4】図4は、矢視II−IIの断面図である。
【図5】図5(a)から(c)は、それぞれ、実施例の
常圧CVD装置のインジェクタの側面図、背面図及び矢
視III−IIIの拡大断面図である。
常圧CVD装置のインジェクタの側面図、背面図及び矢
視III−IIIの拡大断面図である。
【図6】図6(a)から(c)は、それぞれ、実施例の
常圧CVD装置のトッププレートの背面図、部分拡大背
面図、及び部分拡大斜視図である。
常圧CVD装置のトッププレートの背面図、部分拡大背
面図、及び部分拡大斜視図である。
【図7】図7は、従来の常圧CVD装置の一例の構成概
念を示す側面断面図である。
念を示す側面断面図である。
【図8】図8(a)から(c)は、それぞれ、従来の常
圧CVD装置のインジェクタの側面図、背面図及び矢視
I−Iの拡大断面図である。
圧CVD装置のインジェクタの側面図、背面図及び矢視
I−Iの拡大断面図である。
【図9】従来の常圧CVD装置のインジェクタの構成部
品の側面図である。
品の側面図である。
【図10】従来の常圧CVD装置のインジェクタの構成
部品の側面図である。
部品の側面図である。
【図11】従来の常圧CVD装置のインジェクタの構成
部品の側面図である。
部品の側面図である。
【図12】従来の常圧CVD装置のインジェクタの構成
部品の側面図である。
部品の側面図である。
【図13】図13(a)から(c)は、それぞれ、従来
の常圧CVD装置のトッププレートの背面図、部分拡大
背面図、及び部分拡大斜視図である。
の常圧CVD装置のトッププレートの背面図、部分拡大
背面図、及び部分拡大斜視図である。
【符号の説明】 10……常圧CVD装置、12……チャンバ12、14
……ウエハ、16……搬送ベルト、17……Oリング、
18……インジェクタ、19……ガス噴出口、19a〜
c……第1〜第3噴出口、20a……ベースプレート、
20b……ボトムプレート、20c……センタープレー
ト、20d……トッププレート、21……貫通孔、22
a〜c……第1〜第3供給管、23b、c……ガス導出
管、24a〜c……第1〜第3流路、26ax……上流
路、26ay……中流路、26az……下流路26a
z、28a、b……プレナムチャンバ、29……連通
路、30……溝、38……常圧CVD装置、40……チ
ャンバ、42……搬送ベルト、43……マッフル、44
……フッ化水素蒸気収容容器、46……カセット、47
……搬送ロボット、48……第1ガス系統、50……バ
ブラ、49……オゾン発生装置、51……N2ガス供給
源、52……インジェクタ、53……ヒータ、54……
円管、58……トッププレート、60……溝、62……
ガス整流面。
……ウエハ、16……搬送ベルト、17……Oリング、
18……インジェクタ、19……ガス噴出口、19a〜
c……第1〜第3噴出口、20a……ベースプレート、
20b……ボトムプレート、20c……センタープレー
ト、20d……トッププレート、21……貫通孔、22
a〜c……第1〜第3供給管、23b、c……ガス導出
管、24a〜c……第1〜第3流路、26ax……上流
路、26ay……中流路、26az……下流路26a
z、28a、b……プレナムチャンバ、29……連通
路、30……溝、38……常圧CVD装置、40……チ
ャンバ、42……搬送ベルト、43……マッフル、44
……フッ化水素蒸気収容容器、46……カセット、47
……搬送ロボット、48……第1ガス系統、50……バ
ブラ、49……オゾン発生装置、51……N2ガス供給
源、52……インジェクタ、53……ヒータ、54……
円管、58……トッププレート、60……溝、62……
ガス整流面。
Claims (3)
- 【請求項1】 インジェクタからプロセスガスを吹きつ
けてウエハ上にCVD膜を成膜する常圧CVD装置にお
いて、 インジェクタが、 プロセスガスをインジェクタに導入する2個の導入孔
と、 導入孔を介して導入されたプロセスガスを下方のウエハ
に向けて導出する帯状導出口を下端で導入孔間に開口
し、導出口からインジェクタ内を上方に延びる帯状断面
の導出孔と、 導入孔と導出孔との間で導出孔の帯状断面の長手方向に
沿って導出孔の両側に延在し、対応する1個の導入孔と
それぞれ連通する2個のプレナムチャンバと、 双方のプレナムチャンバの間に位置して、各プレナムチ
ャンバと導出口の上端とを連通させると共にプレナムチ
ャンバ同士を連通させる共通流路を有する連通部とを備
え、 連通部の共通流路はプレナムチャンバの高さより低い天
井壁を有し、天井壁には、導出孔の長手方向に対して非
直交方向に一方のプレナムチャンバから他方のプレナム
チャンバまで延びる複数本の溝が形成されていることを
特徴とする常圧CVD装置。 - 【請求項2】 溝と導出孔の長手方向とのなす角度が、
0°〜30°の範囲内のであることを特徴とする請求項
1に記載の常圧CVD装置。 - 【請求項3】 インジェクタが、プロセスガスの導出口
の外周に沿って、オゾンガスの導出口と、キャリアガス
の導出口とを備え、 O3 ・TEOS酸化膜を成膜することを特徴とする請求
項1又は2に記載の常圧CVD装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119485A JPH10312997A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 常圧cvd装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119485A JPH10312997A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 常圧cvd装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312997A true JPH10312997A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14762454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9119485A Pending JPH10312997A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 常圧cvd装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312997A (ja) |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119485A patent/JPH10312997A/ja active Pending
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