JPH10313022A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH10313022A JPH10313022A JP10053952A JP5395298A JPH10313022A JP H10313022 A JPH10313022 A JP H10313022A JP 10053952 A JP10053952 A JP 10053952A JP 5395298 A JP5395298 A JP 5395298A JP H10313022 A JPH10313022 A JP H10313022A
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Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体チップが回路配線基板にフリップチッ
プ実装された構造において、信頼性の高い半導体チップ
の実装構造を実現する。 【解決手段】 回路配線基板と半導体素子との間隙に樹
脂が充填されたフリップチップ実装構造の半導体装置に
おいて、前記樹脂を、バンプ電極の周辺部の柔らかい第
1の樹脂と、それ以外の部分の硬い第2の樹脂とを含む
少なくとも2種類以上の樹脂から構成することにより、
バンプ電極の横方向の広がり変形と樹脂のバンプ電極周
辺部での応力を低減し、信頼性の高い半導体チップの実
装構造を実現する。
プ実装された構造において、信頼性の高い半導体チップ
の実装構造を実現する。 【解決手段】 回路配線基板と半導体素子との間隙に樹
脂が充填されたフリップチップ実装構造の半導体装置に
おいて、前記樹脂を、バンプ電極の周辺部の柔らかい第
1の樹脂と、それ以外の部分の硬い第2の樹脂とを含む
少なくとも2種類以上の樹脂から構成することにより、
バンプ電極の横方向の広がり変形と樹脂のバンプ電極周
辺部での応力を低減し、信頼性の高い半導体チップの実
装構造を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に係わ
り、特にバンプ電極部分の接続信頼性を高くするため
に、半導体素子と回路配線基板との間隙部分に樹脂を封
入したフリップチップ構造を有する半導体装置に関す
る。
り、特にバンプ電極部分の接続信頼性を高くするため
に、半導体素子と回路配線基板との間隙部分に樹脂を封
入したフリップチップ構造を有する半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体チップを回路配線基板上に高密度
に実装し、かつ多数の入出力電極を有する半導体チップ
に対しても実装外形が大型化することなしに回路配線基
板上に実装可能な方法として、半導体チップの能動素子
形成面と回路配線基板とを向かい合わせて、バンプ電極
を用いてこれらを接続するフリップチップ実装方式が効
果的である。ところが、例えば”Microelect
ronic Packaging Ηandbook
(Van Nostrand Reinhold,19
89)”に有るように、フリップチップ実装に於いては
半導体チップと回路配線基板との熱膨張の差による相対
変形がバンプ電極接続部に大きな剪断歪を生じさせるた
め、半導体チップ熱膨張係数と基板材料の熱膨張係数が
大きく異なる場合には、バンプ電極による接続信頼性が
低下するという欠点があった。特にガラスエポキシ基板
やBTレジン基板等の樹脂基板に半導体チップをフリッ
プチップ接続する場合には、樹脂基板の熱膨張係数が半
導体チップの4倍から6倍程度と大きいために接続信頼
性が低下してしまうという問題がある。
に実装し、かつ多数の入出力電極を有する半導体チップ
に対しても実装外形が大型化することなしに回路配線基
板上に実装可能な方法として、半導体チップの能動素子
形成面と回路配線基板とを向かい合わせて、バンプ電極
を用いてこれらを接続するフリップチップ実装方式が効
果的である。ところが、例えば”Microelect
ronic Packaging Ηandbook
(Van Nostrand Reinhold,19
89)”に有るように、フリップチップ実装に於いては
半導体チップと回路配線基板との熱膨張の差による相対
変形がバンプ電極接続部に大きな剪断歪を生じさせるた
め、半導体チップ熱膨張係数と基板材料の熱膨張係数が
大きく異なる場合には、バンプ電極による接続信頼性が
低下するという欠点があった。特にガラスエポキシ基板
やBTレジン基板等の樹脂基板に半導体チップをフリッ
プチップ接続する場合には、樹脂基板の熱膨張係数が半
導体チップの4倍から6倍程度と大きいために接続信頼
性が低下してしまうという問題がある。
【0003】これに対して、例えば、特開平4−219
944では接続信頼性を向上させるための接続構造が提
案されている。これは半導体チップが半田バンプを介し
て樹脂基板上にフリップチップ接続されされた構造にお
いて、半導体チップと樹脂基板との間隙に樹脂を封入す
ることにより、半導体チップと樹脂基板とを樹脂によっ
て固定するものである。これによって半導体チップと回
路配線基板の熱膨張差がある程度吸収され、バンプ電極
に生ずる剪断歪が減少して接続信頼性が向上する。
944では接続信頼性を向上させるための接続構造が提
案されている。これは半導体チップが半田バンプを介し
て樹脂基板上にフリップチップ接続されされた構造にお
いて、半導体チップと樹脂基板との間隙に樹脂を封入す
ることにより、半導体チップと樹脂基板とを樹脂によっ
て固定するものである。これによって半導体チップと回
路配線基板の熱膨張差がある程度吸収され、バンプ電極
に生ずる剪断歪が減少して接続信頼性が向上する。
【0004】ところが、上述の例のように半導体チップ
と回路配線基板との間隙を樹脂で封止する場合には、一
般に樹脂の熱膨張係数を小さくしてバンプ材料の熱膨張
係数に近づけるために充填剤が混合されるが、フリップ
チップ実装で用いるための樹脂は、半導体チップと回路
基板との間の狭い間隙に注入するため低粘度であること
が必要である。充填剤の含有率を増加させると樹脂粘度
が上昇することから、フリップチップ用封止樹脂では充
填剤の含有率が制限されるため、熱膨張率を充分に下げ
ることが困難である。したがって樹脂とバンプ電極の熱
膨張係数の不整合により例えば図12中の矢印に示すよ
うに、バンプ電極に横に広がる変形が生じて信頼性が低
下するという問題があった。
と回路配線基板との間隙を樹脂で封止する場合には、一
般に樹脂の熱膨張係数を小さくしてバンプ材料の熱膨張
係数に近づけるために充填剤が混合されるが、フリップ
チップ実装で用いるための樹脂は、半導体チップと回路
基板との間の狭い間隙に注入するため低粘度であること
が必要である。充填剤の含有率を増加させると樹脂粘度
が上昇することから、フリップチップ用封止樹脂では充
填剤の含有率が制限されるため、熱膨張率を充分に下げ
ることが困難である。したがって樹脂とバンプ電極の熱
膨張係数の不整合により例えば図12中の矢印に示すよ
うに、バンプ電極に横に広がる変形が生じて信頼性が低
下するという問題があった。
【0005】また、“フリップチップ実装の高信頼化に
及ぼす樹脂補強効果(曽我 他、電子情報通信学会論文
誌C−2 vol.J−73−C−2 no.9,pp
516−524、1990)”に示されるように、バン
プ電極周辺部の樹脂に応力が集中してバンプ周辺部の樹
脂が破断し、信頼性が低下するという問題もあった。こ
れに対して、例えば、特開平5−283455では樹脂
中に柔軟剤を添加することにより樹脂に柔軟性をもたせ
て破断を防ぐ方法が提案されている。柔軟剤を添加する
ことにより樹脂のヤング率が低下して樹脂中に発生する
応力が低減され、樹脂の破断を防ぐことが出来る。とこ
ろが、“フリップチップ実装の高信頼化に及ぼす樹脂補
強効果(曽我 他、電子情報通信学会論文誌C−2 v
ol.J−73−C−2 no.9,pp516−52
4、1990)”に示されるように、バンプ電極に生ず
る歪を減少させるためには樹脂にはヤング率が数GPa
程度の硬さが必要であるため、柔軟剤を添加によるヤン
グ率の低下に伴ってバンプ電極に生ずる剪断歪が増加し
てしまい、バンプ電極の接続信頼性が低下するという問
題があった。
及ぼす樹脂補強効果(曽我 他、電子情報通信学会論文
誌C−2 vol.J−73−C−2 no.9,pp
516−524、1990)”に示されるように、バン
プ電極周辺部の樹脂に応力が集中してバンプ周辺部の樹
脂が破断し、信頼性が低下するという問題もあった。こ
れに対して、例えば、特開平5−283455では樹脂
中に柔軟剤を添加することにより樹脂に柔軟性をもたせ
て破断を防ぐ方法が提案されている。柔軟剤を添加する
ことにより樹脂のヤング率が低下して樹脂中に発生する
応力が低減され、樹脂の破断を防ぐことが出来る。とこ
ろが、“フリップチップ実装の高信頼化に及ぼす樹脂補
強効果(曽我 他、電子情報通信学会論文誌C−2 v
ol.J−73−C−2 no.9,pp516−52
4、1990)”に示されるように、バンプ電極に生ず
る歪を減少させるためには樹脂にはヤング率が数GPa
程度の硬さが必要であるため、柔軟剤を添加によるヤン
グ率の低下に伴ってバンプ電極に生ずる剪断歪が増加し
てしまい、バンプ電極の接続信頼性が低下するという問
題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように、
半導体チップと回路配線基板との間隙を樹脂で封止する
場合には、樹脂とバンプ電極の熱膨張係数の不整合によ
りバンプ電極に横に広がる変形が生じて信頼性が低下す
るという問題と、樹脂のバンプ電極周辺部に応力が集中
してバンプ周辺部の樹脂が破断し、信頼性が低下すると
いう問題があった。また、樹脂中に柔軟剤を添加するこ
とにより樹脂に柔軟性をもたせて樹脂の破断を防ぐ方法
では、樹脂のヤング率の低下に伴いバンプ電極に生ずる
剪断歪が増加してバンプ電極の接続信頼性が低下すると
いう問題があった。本発明は半導体チップが回路配線基
板にフリップチップ実装された構造において、信頼性の
高い半導体チップの実装構造を実現することを目的とす
る。
半導体チップと回路配線基板との間隙を樹脂で封止する
場合には、樹脂とバンプ電極の熱膨張係数の不整合によ
りバンプ電極に横に広がる変形が生じて信頼性が低下す
るという問題と、樹脂のバンプ電極周辺部に応力が集中
してバンプ周辺部の樹脂が破断し、信頼性が低下すると
いう問題があった。また、樹脂中に柔軟剤を添加するこ
とにより樹脂に柔軟性をもたせて樹脂の破断を防ぐ方法
では、樹脂のヤング率の低下に伴いバンプ電極に生ずる
剪断歪が増加してバンプ電極の接続信頼性が低下すると
いう問題があった。本発明は半導体チップが回路配線基
板にフリップチップ実装された構造において、信頼性の
高い半導体チップの実装構造を実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の半導体装置は以下のような構成を有す
るものである。
るために本発明の半導体装置は以下のような構成を有す
るものである。
【0008】本発明の半導体装置は、第1の面に接続端
子を有する半導体素子と、前記半導体素子の第1の面と
所定の間隙を保持して対向配置され、前記半導体素子の
接続端子と対応する位置に形成された接続電極を有する
回路基板と、前記半導体素子の接続端子と前記回路基板
の接続電極とを接続する導電性バンプと、前記半導体素
子と前記回路基板との間隙の少なくとも前記バンプの周
囲の第1の領域を封止するように形成された第1の樹脂
層と、前記半導体素子と前記回路基板との間隙の、前記
第1の領域以外の第2の領域を封止するように形成され
た前記第1の樹脂層よりも硬い第2の樹脂層とを具備し
たことを特徴とする。
子を有する半導体素子と、前記半導体素子の第1の面と
所定の間隙を保持して対向配置され、前記半導体素子の
接続端子と対応する位置に形成された接続電極を有する
回路基板と、前記半導体素子の接続端子と前記回路基板
の接続電極とを接続する導電性バンプと、前記半導体素
子と前記回路基板との間隙の少なくとも前記バンプの周
囲の第1の領域を封止するように形成された第1の樹脂
層と、前記半導体素子と前記回路基板との間隙の、前記
第1の領域以外の第2の領域を封止するように形成され
た前記第1の樹脂層よりも硬い第2の樹脂層とを具備し
たことを特徴とする。
【0009】前記第1の樹脂層のヤング率は約2GPa
より小さく設定するようにしてもよい。
より小さく設定するようにしてもよい。
【0010】すなわち本発明の半導体装置は、所定の間
隙を保持して対向配置された半導体素子の接続端子と回
路基板の接続電極とを接続する導体バンプと、前記半導
体素子と前記回路基板との位置関係を固定するとともに
前記導体バンプに印加される応力が緩和されるように、
前記半導体素子と前記回路基板との間隙を封止する封止
部材とを具備したものである。
隙を保持して対向配置された半導体素子の接続端子と回
路基板の接続電極とを接続する導体バンプと、前記半導
体素子と前記回路基板との位置関係を固定するとともに
前記導体バンプに印加される応力が緩和されるように、
前記半導体素子と前記回路基板との間隙を封止する封止
部材とを具備したものである。
【0011】このような本発明の半導体装置のより具体
的な構成としては、回路配線基板と、前記回路配線基板
上にバンプ電極により実装された半導体素子とを具備
し、前記回路配線基板と半導体素子との間隙に樹脂が充
填された半導体装置であって、バンプ電極の周辺部の第
1の領域は第1の樹脂を充填し、それ以外の第2の領域
には第2の樹脂を充填し、前記第1の樹脂のヤング率を
2GPa以下に設定し、第2の樹脂のヤング率を4GP
a以上に設定するようにしてもよい。
的な構成としては、回路配線基板と、前記回路配線基板
上にバンプ電極により実装された半導体素子とを具備
し、前記回路配線基板と半導体素子との間隙に樹脂が充
填された半導体装置であって、バンプ電極の周辺部の第
1の領域は第1の樹脂を充填し、それ以外の第2の領域
には第2の樹脂を充填し、前記第1の樹脂のヤング率を
2GPa以下に設定し、第2の樹脂のヤング率を4GP
a以上に設定するようにしてもよい。
【0012】第1の樹脂を充填する第1の領域は、バン
プ電極1個ごとに分離していてもよいし、列設された複
数のバンプを封止するように連続していてもよい。つま
り、少なくともバンプにより半導体素子と配線回路基板
とが接続された部分(第1の領域)には、第1の樹脂を
充填するようにすればよい。第1の樹脂を形成する第1
の領域は、前記第1の樹脂層と前記半導体素子の第1の
面とが対向する領域が前記半導体素子の前記第1の面の
面積の約60%よりも小さくなるように設定することが
好適である。また前記第1の樹脂層の厚さは好ましくは
約30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約
50μm〜約120μmに設定することが好ましい。
プ電極1個ごとに分離していてもよいし、列設された複
数のバンプを封止するように連続していてもよい。つま
り、少なくともバンプにより半導体素子と配線回路基板
とが接続された部分(第1の領域)には、第1の樹脂を
充填するようにすればよい。第1の樹脂を形成する第1
の領域は、前記第1の樹脂層と前記半導体素子の第1の
面とが対向する領域が前記半導体素子の前記第1の面の
面積の約60%よりも小さくなるように設定することが
好適である。また前記第1の樹脂層の厚さは好ましくは
約30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約
50μm〜約120μmに設定することが好ましい。
【0013】さらに前記第1の樹脂及び第2の樹脂は、
硬化温度におけるゲルタイムが120秒以下の熱硬化性
樹脂を用いるようにしてもよい。
硬化温度におけるゲルタイムが120秒以下の熱硬化性
樹脂を用いるようにしてもよい。
【0014】このように本発明の半導体装置は、回路配
線基板と半導体素子との間隙に樹脂が充填されたフリッ
プチップ実装構造の半導体装置において、ヤング率の異
なる複数の樹脂を用いて半導体素子と配線回路基板との
間隙を封止することにより、半導体素子と回路基板とを
強固に固定するとともに、バンプ電極にかかる応力を緩
和しているから、接続の信頼性が向上する。例えばバン
プ電極の周辺部の第1の領域を、ヤング率が約2GPa
以下と柔らかい第1の樹脂で封止し、それ以外の第2の
領域をヤング率が4GPa以上と第1の樹脂よりも硬い
第2の樹脂により封止することにより、バンプ電極の横
方向の広がり変形と樹脂のバンプ電極周辺部での応力を
低減し、信頼性の高い半導体チップの実装構造が実現さ
れる。前述のように、第1の樹脂層の厚さは好ましくは
約30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約
50μm〜約120μmに設定するようにすればよい。
線基板と半導体素子との間隙に樹脂が充填されたフリッ
プチップ実装構造の半導体装置において、ヤング率の異
なる複数の樹脂を用いて半導体素子と配線回路基板との
間隙を封止することにより、半導体素子と回路基板とを
強固に固定するとともに、バンプ電極にかかる応力を緩
和しているから、接続の信頼性が向上する。例えばバン
プ電極の周辺部の第1の領域を、ヤング率が約2GPa
以下と柔らかい第1の樹脂で封止し、それ以外の第2の
領域をヤング率が4GPa以上と第1の樹脂よりも硬い
第2の樹脂により封止することにより、バンプ電極の横
方向の広がり変形と樹脂のバンプ電極周辺部での応力を
低減し、信頼性の高い半導体チップの実装構造が実現さ
れる。前述のように、第1の樹脂層の厚さは好ましくは
約30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約
50μm〜約120μmに設定するようにすればよい。
【0015】バンプ電極の周辺部にヤング率が2GPa
以下の柔らかい第1の樹脂を配置することにより、バン
プ電極周辺の樹脂が容易に変形しバンプ電極に生ずる応
力が減少するため、バンプ電極の横方向の広がり変形が
低減する。また、樹脂に生ずる応力は樹脂のヤング率に
比例するため、樹脂のバンプ電極周辺部での応力も低減
する。さらに、バンプ電極の周辺部の第1の樹脂層の半
導体素子上への投影面積を、半導体素子の第1の面の面
積の約60%以下に設定し、あるいは、第1の樹脂層の
厚さを約30μm〜約150μmの範囲に設定し、か
つ、回路配線基板と半導体素子との間隙のバンプ電極周
辺以外の部分がヤング率が4GPa以上の硬い第2の樹
脂で充填することにより、半導体チップと樹脂基板が樹
脂によって充分強固に固定され、半導体チップと回路配
線基板の熱膨張差が吸収される。このため、バンプ電極
に生ずる剪断歪が減少してバンプ電極の接続信頼性が向
上する。
以下の柔らかい第1の樹脂を配置することにより、バン
プ電極周辺の樹脂が容易に変形しバンプ電極に生ずる応
力が減少するため、バンプ電極の横方向の広がり変形が
低減する。また、樹脂に生ずる応力は樹脂のヤング率に
比例するため、樹脂のバンプ電極周辺部での応力も低減
する。さらに、バンプ電極の周辺部の第1の樹脂層の半
導体素子上への投影面積を、半導体素子の第1の面の面
積の約60%以下に設定し、あるいは、第1の樹脂層の
厚さを約30μm〜約150μmの範囲に設定し、か
つ、回路配線基板と半導体素子との間隙のバンプ電極周
辺以外の部分がヤング率が4GPa以上の硬い第2の樹
脂で充填することにより、半導体チップと樹脂基板が樹
脂によって充分強固に固定され、半導体チップと回路配
線基板の熱膨張差が吸収される。このため、バンプ電極
に生ずる剪断歪が減少してバンプ電極の接続信頼性が向
上する。
【0016】第1の樹脂としては、硬化した状態の樹脂
のみならず、例えばセミキュア状態の樹脂や、液状の樹
脂、油状物質を用いることもできる。またグリース、ポ
リオルガノシロキサンなどを用いることもできる。
のみならず、例えばセミキュア状態の樹脂や、液状の樹
脂、油状物質を用いることもできる。またグリース、ポ
リオルガノシロキサンなどを用いることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の半導体装置につい
てさらに詳細に説明する。
てさらに詳細に説明する。
【0018】(実施形態1)図1は本発明の半導体装置
の構造の例を概略的に示す断面図である。この半導体装
置は、シリコン基板上に微細な回路を作り込んだ半導体
チップ11と、絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配
線基板12上の接続電極14とが、錫と鉛の比率が約6
対4からなるバンプ電極13によって接続されている。
そして、半導体チップ11と回路配線基板12との間隙
は、絶縁性樹脂層によって封止されているが、半導体チ
ップ11と回路配線基板12との間隙のバンプ電極周辺
の第1の領域21は第1の樹脂31によって封止されて
おり、間隙のバンプ電極13の周囲以外の第2の領域2
2は、第1の樹脂31より硬い第2の樹脂32で封止さ
れている。図2は、第1の樹脂層と第2の樹脂層との分
布の例を説明するための図であり、図1に例示した本発
明の半導体装置を上から透視して示している。この例で
は第1の樹脂により封止されている第1の領域21の範
囲はバンプ電極13の表面から約30μmないし150
μmの部分である。なお、第1の領域21と第2の領域
22との間に、両者の遷移的領域として第3の領域を備
えるようにしてもよい。
の構造の例を概略的に示す断面図である。この半導体装
置は、シリコン基板上に微細な回路を作り込んだ半導体
チップ11と、絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配
線基板12上の接続電極14とが、錫と鉛の比率が約6
対4からなるバンプ電極13によって接続されている。
そして、半導体チップ11と回路配線基板12との間隙
は、絶縁性樹脂層によって封止されているが、半導体チ
ップ11と回路配線基板12との間隙のバンプ電極周辺
の第1の領域21は第1の樹脂31によって封止されて
おり、間隙のバンプ電極13の周囲以外の第2の領域2
2は、第1の樹脂31より硬い第2の樹脂32で封止さ
れている。図2は、第1の樹脂層と第2の樹脂層との分
布の例を説明するための図であり、図1に例示した本発
明の半導体装置を上から透視して示している。この例で
は第1の樹脂により封止されている第1の領域21の範
囲はバンプ電極13の表面から約30μmないし150
μmの部分である。なお、第1の領域21と第2の領域
22との間に、両者の遷移的領域として第3の領域を備
えるようにしてもよい。
【0019】ここで半導体チップ11の寸法は10.2
mm×10.12mmである。回路配線基板12上に形
成された接続電極14としては例えば銅や、銅/ニッケ
ル/金を順次積層したものを用いることができる。バン
プ電極13の高さは約40〜80μmである。また、バ
ンプ電極13は、半導体チップの主面の4辺に沿って、
250μmのピッチで1列ずつ配置されており、バンプ
数は1チップ当り144個である。
mm×10.12mmである。回路配線基板12上に形
成された接続電極14としては例えば銅や、銅/ニッケ
ル/金を順次積層したものを用いることができる。バン
プ電極13の高さは約40〜80μmである。また、バ
ンプ電極13は、半導体チップの主面の4辺に沿って、
250μmのピッチで1列ずつ配置されており、バンプ
数は1チップ当り144個である。
【0020】第1の樹脂31は、無水フタル酸とポリエ
チレングリコールとポリプロピレングリコールとジプチ
ルフタレートとからなる可撓性付与剤と、ビスフェノー
ル系エポキシ、イミダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤
および球状の石英フィラーを重量比で約40パーセント
含有するものであり、石英フィラーの粒径は平均値が約
2μm〜約10μm、最大値が約15μm〜約25μm
である。第1の樹脂は熱膨張係数が約30×10-6/
℃、室温でのヤング率が約0.40GPa〜1.8GP
a程度である。上述のように、第1の樹脂31は、必ず
しも硬化した樹脂で形成する必要はなく、各種グリース
あるいはシリコーンなどの液状樹脂、油状物質、または
セミキュア状態の樹脂を用いるようにしてもよい。
チレングリコールとポリプロピレングリコールとジプチ
ルフタレートとからなる可撓性付与剤と、ビスフェノー
ル系エポキシ、イミダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤
および球状の石英フィラーを重量比で約40パーセント
含有するものであり、石英フィラーの粒径は平均値が約
2μm〜約10μm、最大値が約15μm〜約25μm
である。第1の樹脂は熱膨張係数が約30×10-6/
℃、室温でのヤング率が約0.40GPa〜1.8GP
a程度である。上述のように、第1の樹脂31は、必ず
しも硬化した樹脂で形成する必要はなく、各種グリース
あるいはシリコーンなどの液状樹脂、油状物質、または
セミキュア状態の樹脂を用いるようにしてもよい。
【0021】第2の樹脂32はビスフェノール系エポキ
シとイミダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状
の石英フィラーを重量比で約40パーセント含有するも
のであり、石英フィラーの粒径は平均値が約2μm〜1
0μm程度、最大値が約15μm〜25μm程度であ
り、熱膨張係数が約30×10-6/℃、室温でのヤング
率が約6GPa〜9GPa程度である。
シとイミダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状
の石英フィラーを重量比で約40パーセント含有するも
のであり、石英フィラーの粒径は平均値が約2μm〜1
0μm程度、最大値が約15μm〜25μm程度であ
り、熱膨張係数が約30×10-6/℃、室温でのヤング
率が約6GPa〜9GPa程度である。
【0022】このような構成を採用することにより、本
発明の半導体装置においては、半導体素子11と回路配
線基板12とは、第2の樹脂32により強固に固定され
ており、一方、バンプ電極13の周囲の第1の領域は、
第2の樹脂32よりも柔らかい第2の樹脂31により封
止されることになる。つまり、バンプ電極13の周辺部
にヤング率が2GPa以下の柔らかい第1の樹脂31が
配置されており、バンプ電極13の周辺の封止樹脂層は
容易に変形し、バンプ電極13に生ずる応力が減少す
る。このため、バンプ電極13の横方向の広がり変形を
低減することができる。また、樹脂に生ずる応力は樹脂
のヤング率に比例するため、第1の樹脂31により封止
されたバンプ電極周辺部の第1の領域での応力を緩和す
ることができる。さらに、回路配線基板12と半導体素
子11との間隙の第2の領域は例えばヤング率が4GP
a以上と第1の樹脂31よりも硬い第2の樹脂32が充
填されている。このため、半導体チップ11と樹脂基板
12とは、第2の樹脂32によって充分強固に固定さ
れ、半導体チップ11と回路配線基板12の熱膨張差が
吸収されるため、バンプ電極13に生ずる剪断歪を減少
することができる。したがってバンプ電極13による接
続の信頼性を向上することができる。
発明の半導体装置においては、半導体素子11と回路配
線基板12とは、第2の樹脂32により強固に固定され
ており、一方、バンプ電極13の周囲の第1の領域は、
第2の樹脂32よりも柔らかい第2の樹脂31により封
止されることになる。つまり、バンプ電極13の周辺部
にヤング率が2GPa以下の柔らかい第1の樹脂31が
配置されており、バンプ電極13の周辺の封止樹脂層は
容易に変形し、バンプ電極13に生ずる応力が減少す
る。このため、バンプ電極13の横方向の広がり変形を
低減することができる。また、樹脂に生ずる応力は樹脂
のヤング率に比例するため、第1の樹脂31により封止
されたバンプ電極周辺部の第1の領域での応力を緩和す
ることができる。さらに、回路配線基板12と半導体素
子11との間隙の第2の領域は例えばヤング率が4GP
a以上と第1の樹脂31よりも硬い第2の樹脂32が充
填されている。このため、半導体チップ11と樹脂基板
12とは、第2の樹脂32によって充分強固に固定さ
れ、半導体チップ11と回路配線基板12の熱膨張差が
吸収されるため、バンプ電極13に生ずる剪断歪を減少
することができる。したがってバンプ電極13による接
続の信頼性を向上することができる。
【0023】なお、図2では、第1の領域21が、バン
プ電極13ごとに分離して形成された形態を例示した
が、本発明の半導体装置はこのような形態に限定される
ことはない。図3は第1の樹脂層と第2の樹脂層との分
布の別の例を説明するための図である。このように、列
設された複数のバンプ電極13を覆うよう第1の領域2
1を連続して形成しても、上述同様の効果を得ることが
できる。
プ電極13ごとに分離して形成された形態を例示した
が、本発明の半導体装置はこのような形態に限定される
ことはない。図3は第1の樹脂層と第2の樹脂層との分
布の別の例を説明するための図である。このように、列
設された複数のバンプ電極13を覆うよう第1の領域2
1を連続して形成しても、上述同様の効果を得ることが
できる。
【0024】なお、本発明の半導体装置に用いることが
できる回路配線基板13はガラスエポキシ基板に限定さ
れるものではなく、例えばアラミドエポキシ・BTレジ
ン・ポリフェニルエーテル等の樹脂基板でも良いし、ア
ルミナ・窒化アルミニウム・サファイア・ムライト等の
セラミック基板またはガラス基板を用いるようにしても
よい。また、配線回路を形成する導体層についても、
銅、金、アルミニウム、ニッケルをはじめとして各種金
属材料または導電性樹脂材料を用いることができる。さ
らに回路配線基板は単層基板でも多層基板でもよい。
できる回路配線基板13はガラスエポキシ基板に限定さ
れるものではなく、例えばアラミドエポキシ・BTレジ
ン・ポリフェニルエーテル等の樹脂基板でも良いし、ア
ルミナ・窒化アルミニウム・サファイア・ムライト等の
セラミック基板またはガラス基板を用いるようにしても
よい。また、配線回路を形成する導体層についても、
銅、金、アルミニウム、ニッケルをはじめとして各種金
属材料または導電性樹脂材料を用いることができる。さ
らに回路配線基板は単層基板でも多層基板でもよい。
【0025】第1の樹脂に用いられる可撓性付与剤とし
ては、上述以外にも例えばポリアゼライン酸無水物と無
水フタル酸からなるものを用いるようにしてもよいし、
コールタール、グリセリン、ポリエチレングリコール、
ポリプロビレングリコール、高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸エステルおよびこれらの混合物を用いるようにして
もよい。
ては、上述以外にも例えばポリアゼライン酸無水物と無
水フタル酸からなるものを用いるようにしてもよいし、
コールタール、グリセリン、ポリエチレングリコール、
ポリプロビレングリコール、高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸エステルおよびこれらの混合物を用いるようにして
もよい。
【0026】(実施形態2)図4は本発明の半導体装置
の構造の別の例を概略的に示す断面図である。この半導
体装置も図1の例と同様の構成を有しており、シリコン
基板上に微細な回路を作り込んだ半導体チップ11と、
絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配線基板12上の
接続電極14とがバンプ電極13によって接続されたも
のである。
の構造の別の例を概略的に示す断面図である。この半導
体装置も図1の例と同様の構成を有しており、シリコン
基板上に微細な回路を作り込んだ半導体チップ11と、
絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配線基板12上の
接続電極14とがバンプ電極13によって接続されたも
のである。
【0027】そして、図4に示した本発明の半導体装置
は、第1の領域21と第2の領域22との間に、両者の
遷移的領域として第3の領域23を備えたものである。
は、第1の領域21と第2の領域22との間に、両者の
遷移的領域として第3の領域23を備えたものである。
【0028】図5及び図6は、第1の樹脂層31、第2
の樹脂層32及び第3の樹脂層36の分布の例を説明す
るための図であり、図4に例示した本発明の半導体装置
を上から透視して示した図である。図5の例では、第1
の樹脂層31はバンプ電極13ごとに分離して形成され
ているが、図6の例では列設された複数のバンプ電極1
3を覆うように第1の領域21を連続して形成してい
る。
の樹脂層32及び第3の樹脂層36の分布の例を説明す
るための図であり、図4に例示した本発明の半導体装置
を上から透視して示した図である。図5の例では、第1
の樹脂層31はバンプ電極13ごとに分離して形成され
ているが、図6の例では列設された複数のバンプ電極1
3を覆うように第1の領域21を連続して形成してい
る。
【0029】すなわち、半導体チップ11と回路配線基
板12との間隙は、絶縁性樹脂層によって封止されてお
り、半導体チップ11と回路配線基板12との間隙のバ
ンプ電極周辺の第1の領域21は第1の樹脂31によっ
て封止されており、間隙のバンプ電極13の周囲以外の
第2の領域22は、第1の樹脂31より硬い第2の樹脂
32で封止されており、さらに、第1の樹脂31と第2
の樹脂32との境界部の第3の領域33には厚さdが約
10μmないし30μmの第3の樹脂36が形成されて
いる。第3の樹脂36は、第1の樹脂31と第2の樹脂
32との混合物から構成されており、その室温でのヤン
グ率は約0.4GPa〜9GPa程度であり、これは第
1の樹脂31と第2の樹脂32の中間的な値である。こ
の第3の樹脂層36は、第1の樹脂層31と第2の樹脂
層32との緩衝層としての役割を果たす。つまり、第3
の樹脂層36のヤング率は、第1の樹脂層31のヤング
率と第2の樹脂層32のヤング率との中間的な値であ
り、第3の樹脂層により物性値の変化がよりなだらかな
ものとなって、例えば第1の樹脂層31と第2の樹脂層
32との界面にかかる応力を緩和することができる。し
たがって、バンプ電極13による半導体素子11と回路
配線基板12の接続信頼性をさらに向上することができ
る。
板12との間隙は、絶縁性樹脂層によって封止されてお
り、半導体チップ11と回路配線基板12との間隙のバ
ンプ電極周辺の第1の領域21は第1の樹脂31によっ
て封止されており、間隙のバンプ電極13の周囲以外の
第2の領域22は、第1の樹脂31より硬い第2の樹脂
32で封止されており、さらに、第1の樹脂31と第2
の樹脂32との境界部の第3の領域33には厚さdが約
10μmないし30μmの第3の樹脂36が形成されて
いる。第3の樹脂36は、第1の樹脂31と第2の樹脂
32との混合物から構成されており、その室温でのヤン
グ率は約0.4GPa〜9GPa程度であり、これは第
1の樹脂31と第2の樹脂32の中間的な値である。こ
の第3の樹脂層36は、第1の樹脂層31と第2の樹脂
層32との緩衝層としての役割を果たす。つまり、第3
の樹脂層36のヤング率は、第1の樹脂層31のヤング
率と第2の樹脂層32のヤング率との中間的な値であ
り、第3の樹脂層により物性値の変化がよりなだらかな
ものとなって、例えば第1の樹脂層31と第2の樹脂層
32との界面にかかる応力を緩和することができる。し
たがって、バンプ電極13による半導体素子11と回路
配線基板12の接続信頼性をさらに向上することができ
る。
【0030】(実施形態3)図13は本発明の半導体装
置の構造の別の例を概略的に示す断面図である。この半
導体装置も図1の例と同様の構成を有しており、シリコ
ン基板上に微細な回路を作り込んだ半導体チップ11
と、絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配線基板12
上の接続電極14とがバンプ電極13によって接続され
たものである。
置の構造の別の例を概略的に示す断面図である。この半
導体装置も図1の例と同様の構成を有しており、シリコ
ン基板上に微細な回路を作り込んだ半導体チップ11
と、絶縁層にガラスエポキシを用いた回路配線基板12
上の接続電極14とがバンプ電極13によって接続され
たものである。
【0031】図14は第1の樹脂層と第2の樹脂層との
分布の様子を説明するための図であり、図13に例示し
た本発明の半導体装置を半導体チップ11側から透視し
て見た図である。
分布の様子を説明するための図であり、図13に例示し
た本発明の半導体装置を半導体チップ11側から透視し
て見た図である。
【0032】図13の半導体装置では、729個のバン
プ電極13が半導体チップ11の主面の全面にわたって
350μmピッチで27列×27列のアレイ状に配設さ
れている。半導体チップ11と回路配線基板12との対
向面は、バンプ電極13の周辺の第1の領域21とこれ
以外の第2の領域22とからなっている。そして第1の
領域21は第1の樹脂31により封止され、第2の領域
22は第1の領域21よりも硬い第2の樹脂32により
封止されている。このような構成を採用することによ
り、本発明の半導体装置においては半導体チップ11と
回路基板12とが主として第2の樹脂32により強固に
固定される。 フリップチップ実装においては、バンプ
電極に生じる剪断歪みを減少させるために、封止樹脂に
より半導体チップ11と回路基板12とを固着してい
る。このため、封止樹脂にはヤング率で数GPa程度の
硬さが必要になる。前述のように、バンプ電極13の周
辺部の第1の領域には第2の樹脂よりも柔らかい第1の
樹脂31が配置してバンプ電極13に生ずる応力を緩和
させている。このような構成では、第1の領域と第2の
領域との比率により封止樹脂全体としての硬さが決まる
ことになる。したがって、半導体装置の信頼性を向上す
るためには、第1の領域と第2の領域との割合を調節す
るようにしてもよい。
プ電極13が半導体チップ11の主面の全面にわたって
350μmピッチで27列×27列のアレイ状に配設さ
れている。半導体チップ11と回路配線基板12との対
向面は、バンプ電極13の周辺の第1の領域21とこれ
以外の第2の領域22とからなっている。そして第1の
領域21は第1の樹脂31により封止され、第2の領域
22は第1の領域21よりも硬い第2の樹脂32により
封止されている。このような構成を採用することによ
り、本発明の半導体装置においては半導体チップ11と
回路基板12とが主として第2の樹脂32により強固に
固定される。 フリップチップ実装においては、バンプ
電極に生じる剪断歪みを減少させるために、封止樹脂に
より半導体チップ11と回路基板12とを固着してい
る。このため、封止樹脂にはヤング率で数GPa程度の
硬さが必要になる。前述のように、バンプ電極13の周
辺部の第1の領域には第2の樹脂よりも柔らかい第1の
樹脂31が配置してバンプ電極13に生ずる応力を緩和
させている。このような構成では、第1の領域と第2の
領域との比率により封止樹脂全体としての硬さが決まる
ことになる。したがって、半導体装置の信頼性を向上す
るためには、第1の領域と第2の領域との割合を調節す
るようにしてもよい。
【0033】発明者らは半導体装置の信頼性をさらに向
上するため、半導体チップ11と回路基板12とが対向
する領域のうち第1の領域21と第2の領域22の割合
を調節して構造解析を行った。図15は半導体チップ1
1と回路基板12との対向面の面積に対する第1の領域
21の面積の割合と、熱サイクルによってバンプ電極1
3に生じる熱歪の剪断成分との関係を示すグラフであ
る。図15では第1の樹脂層のヤング率を変化させて調
べている。ここで熱歪みとは、半導体の消費電力による
発熱や周囲の温度変化により半導体装置が熱膨張と収縮
を繰り返す際に、半導体チップや回路基板のような構成
部材間の熱膨張係数の差異に起因する相対変位によって
生ずる変形のことである。
上するため、半導体チップ11と回路基板12とが対向
する領域のうち第1の領域21と第2の領域22の割合
を調節して構造解析を行った。図15は半導体チップ1
1と回路基板12との対向面の面積に対する第1の領域
21の面積の割合と、熱サイクルによってバンプ電極1
3に生じる熱歪の剪断成分との関係を示すグラフであ
る。図15では第1の樹脂層のヤング率を変化させて調
べている。ここで熱歪みとは、半導体の消費電力による
発熱や周囲の温度変化により半導体装置が熱膨張と収縮
を繰り返す際に、半導体チップや回路基板のような構成
部材間の熱膨張係数の差異に起因する相対変位によって
生ずる変形のことである。
【0034】熱歪の成分としては、半導体チップと回路
基板の熱膨張差によるバンプ電極の剪断変形を封止樹脂
の固着力で低減する効果を評価するために、歪みの剪断
成分を用いて評価し、熱サイクルの条件は−55℃〜1
25℃を与えた。図15からもわかるように、第1の領
域21の割合が半導体チップ11と回路基板12との対
向面の面積の約60%を超えると熱歪が大きくなる。こ
れは、第1の領域21の割合が大きくなると、第1の樹
脂層31が第2の樹脂層32よりも柔らかいため封止樹
脂全体としての平均のヤング率が低下し、その結果とし
て半導体チップ11と回路基板12とを十分強固に固着
できなくなるためである。したがって、半導体装置の信
頼性を確保するためには第1の領域21の割合を制御す
る必要があり、特に図13の例のようにバンプ電極13
が半導体チップ11の主面全体にわたって配設されてい
る場合には、第1の領域の制御がより重要となる。
基板の熱膨張差によるバンプ電極の剪断変形を封止樹脂
の固着力で低減する効果を評価するために、歪みの剪断
成分を用いて評価し、熱サイクルの条件は−55℃〜1
25℃を与えた。図15からもわかるように、第1の領
域21の割合が半導体チップ11と回路基板12との対
向面の面積の約60%を超えると熱歪が大きくなる。こ
れは、第1の領域21の割合が大きくなると、第1の樹
脂層31が第2の樹脂層32よりも柔らかいため封止樹
脂全体としての平均のヤング率が低下し、その結果とし
て半導体チップ11と回路基板12とを十分強固に固着
できなくなるためである。したがって、半導体装置の信
頼性を確保するためには第1の領域21の割合を制御す
る必要があり、特に図13の例のようにバンプ電極13
が半導体チップ11の主面全体にわたって配設されてい
る場合には、第1の領域の制御がより重要となる。
【0035】図16は本発明の半導体装置において第1
の領域の厚みdとバンプ電極に印加される熱歪との関係
を構造解析により求めた結果を示すグラフである。封止
樹脂とバンプ電極との熱膨張差により生じるバンプ電極
が横に広がる変形と、バンプ電極の剪断変形とを統一的
に評価するため、熱歪の成分としては歪みの相当成分を
用いた。
の領域の厚みdとバンプ電極に印加される熱歪との関係
を構造解析により求めた結果を示すグラフである。封止
樹脂とバンプ電極との熱膨張差により生じるバンプ電極
が横に広がる変形と、バンプ電極の剪断変形とを統一的
に評価するため、熱歪の成分としては歪みの相当成分を
用いた。
【0036】また図17は図16の結果を、第1の領域
の厚さdとバンプ電極に印加される熱歪の減少率との関
係として整理したグラフである。なお図16、図17で
も第1の樹脂層のヤング率を変化させて調べている。こ
れらの図から、第1の樹脂層31のヤング率が小さいほ
どバンプ電極にかかる熱歪が小さくなることが解る。ま
た、第1の樹脂層の厚さd(半導体チップのバンプ電極
形成面方向の厚さ)が約50μm以下では、第1の樹脂
層の厚さdの増加に伴ってバンプ電極に加わる熱歪が減
少するが、第1の樹脂層の厚さdが約50μm〜約13
0μmの範囲では第1の樹脂層の厚さを増加させてもバ
ンプ電極に加わる熱歪の減少は飽和し、さらに第1の樹
脂層の厚さが約130μm以上の範囲では第1の樹脂層
の厚さを増加させるとバンプ電極に加わる熱歪も増加し
てしまうことがわかる。これは、第1の樹脂層31の厚
さdが約130μmを超えると、半導体チップ11と回
路基板12との間の封止樹脂全体としてのヤング率が低
下し、その結果として半導体チップと回路基板とを十分
に固着できなくなるということを示している。
の厚さdとバンプ電極に印加される熱歪の減少率との関
係として整理したグラフである。なお図16、図17で
も第1の樹脂層のヤング率を変化させて調べている。こ
れらの図から、第1の樹脂層31のヤング率が小さいほ
どバンプ電極にかかる熱歪が小さくなることが解る。ま
た、第1の樹脂層の厚さd(半導体チップのバンプ電極
形成面方向の厚さ)が約50μm以下では、第1の樹脂
層の厚さdの増加に伴ってバンプ電極に加わる熱歪が減
少するが、第1の樹脂層の厚さdが約50μm〜約13
0μmの範囲では第1の樹脂層の厚さを増加させてもバ
ンプ電極に加わる熱歪の減少は飽和し、さらに第1の樹
脂層の厚さが約130μm以上の範囲では第1の樹脂層
の厚さを増加させるとバンプ電極に加わる熱歪も増加し
てしまうことがわかる。これは、第1の樹脂層31の厚
さdが約130μmを超えると、半導体チップ11と回
路基板12との間の封止樹脂全体としてのヤング率が低
下し、その結果として半導体チップと回路基板とを十分
に固着できなくなるということを示している。
【0037】以上のことから信頼性の高い半導体装置を
得るためには、第1の樹脂層31の厚さdには適切な範
囲が存在することがわかる。したがって、半導体装置の
信頼性を向上するためには、第1の領域21の面積は、
半導体チップ11と回路基板12との対向面の約60%
以下に設定することが好ましい。特に、バンプ電極13
が半導体チップ11の主面全体にわたって配設されてい
る場合には、第1の樹脂層31の厚さdを好ましくは約
30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約5
0μm〜約120μmの範囲に設定するようにすればよ
い。このような構成を採用することにより、さらに信頼
性の高い半導体装置を提供することができる。
得るためには、第1の樹脂層31の厚さdには適切な範
囲が存在することがわかる。したがって、半導体装置の
信頼性を向上するためには、第1の領域21の面積は、
半導体チップ11と回路基板12との対向面の約60%
以下に設定することが好ましい。特に、バンプ電極13
が半導体チップ11の主面全体にわたって配設されてい
る場合には、第1の樹脂層31の厚さdを好ましくは約
30μm〜約150μmの範囲に、より好ましくは約5
0μm〜約120μmの範囲に設定するようにすればよ
い。このような構成を採用することにより、さらに信頼
性の高い半導体装置を提供することができる。
【0038】(実施形態4)次に本発明の半導体装置の
製造方法の1例について説明する。図7、図8は本発明
の半導体装置の製造工程の概要を説明するための図であ
る。
製造方法の1例について説明する。図7、図8は本発明
の半導体装置の製造工程の概要を説明するための図であ
る。
【0039】まず、半導体チップ11の接続端子上にあ
らかじめ形成されたバンプ電極13と回路配線基板12
上の接続電極14とをバンプ電極13によってリフロー
接続する。次いで、イソプロピルアルコールを溶媒とし
て、無水フタル酸とポリエチレングリコールとポリプロ
ピレングリコールとジプチルフタレートとからなる可撓
性付与剤を2%ないし10%溶解させた可撓性付与剤溶
液33を吐出装置16を用いて半導体チップの端部15
上に塗布する。可撓性付与剤の溶液は毛細管現象により
半導体チップと回路配線基板との間隙17に流入し(図
7(a))、間隙は可撓性付与剤溶液で充填される(図
7(b))。
らかじめ形成されたバンプ電極13と回路配線基板12
上の接続電極14とをバンプ電極13によってリフロー
接続する。次いで、イソプロピルアルコールを溶媒とし
て、無水フタル酸とポリエチレングリコールとポリプロ
ピレングリコールとジプチルフタレートとからなる可撓
性付与剤を2%ないし10%溶解させた可撓性付与剤溶
液33を吐出装置16を用いて半導体チップの端部15
上に塗布する。可撓性付与剤の溶液は毛細管現象により
半導体チップと回路配線基板との間隙17に流入し(図
7(a))、間隙は可撓性付与剤溶液で充填される(図
7(b))。
【0040】次いで、温風オーブン等の加熱装置を用い
て約60℃ないし80℃程度の温度で約10分ないし3
0分間程度加熱して可撓性付与剤溶液中の溶媒成分であ
るイソプロピルアルコールを蒸発させる。このとき、イ
ソプロピルアルコールが蒸発して可撓性付与剤溶液の体
積が減少する過程で、液体の表面張力により可撓性付与
剤溶液は凹状の形状を持つ部分に引き寄せられるため、
イソプロピルアルコールが完全に蒸発した段階では可撓
性付与剤34の大部分がバンプ電極13の付け根35の
付近に固体の状態で堆積する(図7(c))。
て約60℃ないし80℃程度の温度で約10分ないし3
0分間程度加熱して可撓性付与剤溶液中の溶媒成分であ
るイソプロピルアルコールを蒸発させる。このとき、イ
ソプロピルアルコールが蒸発して可撓性付与剤溶液の体
積が減少する過程で、液体の表面張力により可撓性付与
剤溶液は凹状の形状を持つ部分に引き寄せられるため、
イソプロピルアルコールが完全に蒸発した段階では可撓
性付与剤34の大部分がバンプ電極13の付け根35の
付近に固体の状態で堆積する(図7(c))。
【0041】次いで、ビスフェノール系エポキシとイミ
ダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状の石英フ
ィラーからなる液状樹脂19を、吐出装置18を用いて
半導体チップの端部15上に塗布し、50℃ないし80
℃に加熱しながら毛細管現象により半導体チップと回路
配線基板との間隙17に含浸させ(図8(d))、間隙
に樹脂を充填させる(図8(e))。
ダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状の石英フ
ィラーからなる液状樹脂19を、吐出装置18を用いて
半導体チップの端部15上に塗布し、50℃ないし80
℃に加熱しながら毛細管現象により半導体チップと回路
配線基板との間隙17に含浸させ(図8(d))、間隙
に樹脂を充填させる(図8(e))。
【0042】さらにオーブンなどの加熱装置を用いて1
20℃ないし160℃で3時間から6時間の加熱を行い
樹脂を硬化させる。加熱することにより可撓性付加剤が
樹脂中に溶解するが、硬化時の樹脂のゲルタイムが1分
ないし3分と短いために、可撓性付加剤が拡散する領域
はバンプ電極表面から30μmないし150μm以下で
ある。
20℃ないし160℃で3時間から6時間の加熱を行い
樹脂を硬化させる。加熱することにより可撓性付加剤が
樹脂中に溶解するが、硬化時の樹脂のゲルタイムが1分
ないし3分と短いために、可撓性付加剤が拡散する領域
はバンプ電極表面から30μmないし150μm以下で
ある。
【0043】以上の工程により可撓性付加剤が拡散した
領域の内のバンプ電極表面から30μmないし150μ
m以内の領域にはヤング率が0.80GPaないし1.
7GPaの第1の樹脂が形成され、第1の樹脂の外側に
は厚さが10μmないし30μmでヤング率が0.80
GPaないし9.0GPaの第3の樹脂の層が形成さ
れ、それ以外の部分にはヤング率が6.0GPaないし
9.0GPaの第2の樹脂が形成されることにより本発
明の半導体装置が実現される(図8(f))。
領域の内のバンプ電極表面から30μmないし150μ
m以内の領域にはヤング率が0.80GPaないし1.
7GPaの第1の樹脂が形成され、第1の樹脂の外側に
は厚さが10μmないし30μmでヤング率が0.80
GPaないし9.0GPaの第3の樹脂の層が形成さ
れ、それ以外の部分にはヤング率が6.0GPaないし
9.0GPaの第2の樹脂が形成されることにより本発
明の半導体装置が実現される(図8(f))。
【0044】(実施形態5)次に本発明の半導体装置の
製造方法の別の例について説明する。図9、図10は本
発明の半導体装置の製造工程の概要を説明するための図
である。半導体チップ11及び回路配線基板12は上述
した例と同じものを用いて説明する。
製造方法の別の例について説明する。図9、図10は本
発明の半導体装置の製造工程の概要を説明するための図
である。半導体チップ11及び回路配線基板12は上述
した例と同じものを用いて説明する。
【0045】まず、半導体チップ11上に形成されたバ
ンプ電極13上にフラックス23を塗布し、バンプ電極
と回路配線基板12上の接続電極14とを対向させて位
置合わせする(図9(a))。フラックス23はグリセ
リン、またはポリエチレングリコール、または高級脂肪
酸、またはこれらの混台物からなる可撓性付与剤とロジ
ンと高沸点アルコール溶剤または環状アミド溶剤からな
る。
ンプ電極13上にフラックス23を塗布し、バンプ電極
と回路配線基板12上の接続電極14とを対向させて位
置合わせする(図9(a))。フラックス23はグリセ
リン、またはポリエチレングリコール、または高級脂肪
酸、またはこれらの混台物からなる可撓性付与剤とロジ
ンと高沸点アルコール溶剤または環状アミド溶剤からな
る。
【0046】次いでフラックスの粘着性を利用して半導
体チップを回路配線基板上に仮置きして(図9
(b))、電気炉を用いて200℃ないし250℃に加
熱し、バンプ電極13によって回路配線基板12上の接
続電極14にリフロー接続する。リフロー中にフラック
ス中の溶剤が蒸発し、ロジンと可撓性付与剤からなる固
体状の残渣24がバンプ周囲をとりまくように残る(図
9(c))。
体チップを回路配線基板上に仮置きして(図9
(b))、電気炉を用いて200℃ないし250℃に加
熱し、バンプ電極13によって回路配線基板12上の接
続電極14にリフロー接続する。リフロー中にフラック
ス中の溶剤が蒸発し、ロジンと可撓性付与剤からなる固
体状の残渣24がバンプ周囲をとりまくように残る(図
9(c))。
【0047】次いで、ビスフェノール系エポキシとイミ
ダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状の石英フ
ィラーからなる液状樹脂19を、吐出装置18を用いて
樹脂19を半導体チップの端部15上に塗布し、約50
℃ないし80℃程度の温度で加熱しながら毛細管現象に
より半導体チップと回路配線基板との間隙17に含浸さ
せ(図10(d))、間隙に樹脂を充填させる(図10
(e))。
ダゾール硬化触媒、酸無水物硬化剤および球状の石英フ
ィラーからなる液状樹脂19を、吐出装置18を用いて
樹脂19を半導体チップの端部15上に塗布し、約50
℃ないし80℃程度の温度で加熱しながら毛細管現象に
より半導体チップと回路配線基板との間隙17に含浸さ
せ(図10(d))、間隙に樹脂を充填させる(図10
(e))。
【0048】さらにオーブンなどの加熱装置を用いて約
120℃ないし160℃程度の温度で約3時間から6時
間程度の加熱を行い樹脂を硬化させる。加熱することに
より可撓性付加剤が樹脂中に溶解するが、硬化時の樹脂
のゲルタイムが1分ないし3分と短いために、可撓性付
加剤が拡散する領域はバンプ電極13の表面から約30
μmないし150μm程度以下である。
120℃ないし160℃程度の温度で約3時間から6時
間程度の加熱を行い樹脂を硬化させる。加熱することに
より可撓性付加剤が樹脂中に溶解するが、硬化時の樹脂
のゲルタイムが1分ないし3分と短いために、可撓性付
加剤が拡散する領域はバンプ電極13の表面から約30
μmないし150μm程度以下である。
【0049】以上の工程により可撓性付加剤が拡散した
領域の内のバンプ電極表面から30μmないし150μ
m以内の第1の領域21にはヤング率が0.80GPa
ないし1.7GPaの第1の樹脂31が形成され、第1
の樹脂の外側には厚さが10μmないし30μmでヤン
グ率が0.80GPaないし9.0GPaの第3の樹脂
層36が形成され、それ以外の第2の領域22にはヤン
グ率が6.0GPaないし9.0GPaの第2の樹脂層
32が形成されることにより本発明の半導体装置が実現
される(図10(f))。
領域の内のバンプ電極表面から30μmないし150μ
m以内の第1の領域21にはヤング率が0.80GPa
ないし1.7GPaの第1の樹脂31が形成され、第1
の樹脂の外側には厚さが10μmないし30μmでヤン
グ率が0.80GPaないし9.0GPaの第3の樹脂
層36が形成され、それ以外の第2の領域22にはヤン
グ率が6.0GPaないし9.0GPaの第2の樹脂層
32が形成されることにより本発明の半導体装置が実現
される(図10(f))。
【0050】(実施形態6)次に、本発明の半導体装置
の信頼性評価の試験結果について説明する。本発明の半
導体装置による信頼性向上の効果を評価するために、例
えば実施形態1に例示したような本発明の半導体装置を
用いて温度サイクル試験を行い、従来の方法で実装した
半導体装置と比較した。温度サイクル試験の試験条件は
−55℃/125℃、30分/30分とし、バンプ接続
部分の電気抵抗が100mΩ以上となった試料を不良と
判定し、累積不良率が50%を越えた時点の温度サイク
ルを50%累積不良サイクルと定義して信頼性の比較に
用いた。比較対象として半導体チップ11と回路配線基
板12との間の間隙の全面を、上述した第2の樹脂32
で封止した半導体装置試料を試験した。
の信頼性評価の試験結果について説明する。本発明の半
導体装置による信頼性向上の効果を評価するために、例
えば実施形態1に例示したような本発明の半導体装置を
用いて温度サイクル試験を行い、従来の方法で実装した
半導体装置と比較した。温度サイクル試験の試験条件は
−55℃/125℃、30分/30分とし、バンプ接続
部分の電気抵抗が100mΩ以上となった試料を不良と
判定し、累積不良率が50%を越えた時点の温度サイク
ルを50%累積不良サイクルと定義して信頼性の比較に
用いた。比較対象として半導体チップ11と回路配線基
板12との間の間隙の全面を、上述した第2の樹脂32
で封止した半導体装置試料を試験した。
【0051】表1に温度サイクル試験の結果を示す。
【0052】
【表1】 従来の構造の半導体装置では、50%累積不良サイクル
が約4000サイクルであるのに対して、本発明の構造
の半導体装置では5500サイクルであり、本発明によ
りバンプ接続部の寿命が約50%向上することが分か
る。
が約4000サイクルであるのに対して、本発明の構造
の半導体装置では5500サイクルであり、本発明によ
りバンプ接続部の寿命が約50%向上することが分か
る。
【0053】また、図11は第1の樹脂のヤング率と半
導体装置の50%不良サイクル数との関係を示すグラフ
である。バンプ電極13の周辺の第1の領域を封止する
樹脂層(第1の樹脂層)のヤング率が小さくなるにした
がって、半導体装置の寿命が延びていることがわかる。
従来構造の半導体装置では、バンプ電極13の周囲の第
1の樹脂層31のヤング率が大きいため、温度負荷が累
積すると信頼性が低下し、寿命が短くなってしまう。こ
れに対して、本発明の半導体装置では少なくともバンプ
電極周辺はヤング率の小さい樹脂層を用いて封止し、そ
の他の領域はよりヤング率の大きい第2の樹脂で封止し
ているために、累積的な熱負荷にがかかっても信頼性の
高い接続を維持することができる。
導体装置の50%不良サイクル数との関係を示すグラフ
である。バンプ電極13の周辺の第1の領域を封止する
樹脂層(第1の樹脂層)のヤング率が小さくなるにした
がって、半導体装置の寿命が延びていることがわかる。
従来構造の半導体装置では、バンプ電極13の周囲の第
1の樹脂層31のヤング率が大きいため、温度負荷が累
積すると信頼性が低下し、寿命が短くなってしまう。こ
れに対して、本発明の半導体装置では少なくともバンプ
電極周辺はヤング率の小さい樹脂層を用いて封止し、そ
の他の領域はよりヤング率の大きい第2の樹脂で封止し
ているために、累積的な熱負荷にがかかっても信頼性の
高い接続を維持することができる。
【0054】
【発明の効果】 このように本発明の半導体装置は、ヤ
ング率の異なる複数の樹脂を用いて半導体素子と配線回
路基板との間隙を封止することにより、半導体素子と回
路基板とを強固に固定され半導体素子と回路配線基板と
の熱膨張差が吸収されるとともに、バンプ電極にかかる
応力を緩和することができる。したがって繰り返し熱的
負荷がかかる実際の使用時にも接続の信頼性を維持する
ことができる。
ング率の異なる複数の樹脂を用いて半導体素子と配線回
路基板との間隙を封止することにより、半導体素子と回
路基板とを強固に固定され半導体素子と回路配線基板と
の熱膨張差が吸収されるとともに、バンプ電極にかかる
応力を緩和することができる。したがって繰り返し熱的
負荷がかかる実際の使用時にも接続の信頼性を維持する
ことができる。
【図1】本発明の半導体装置の構造の例を概略的に示す
断面図。
断面図。
【図2】図2は第1の樹脂層と第2の樹脂層との分布の
例を説明するための図。
例を説明するための図。
【図3】図3は第1の樹脂層と第2の樹脂層との分布の
別の例を説明するための図。
別の例を説明するための図。
【図4】本発明の半導体装置の構造の別の例を概略的に
示す断面図。
示す断面図。
【図5】図5は第1の樹脂層、第2の樹脂層及び第3の
樹脂層の分布の例を説明するための図。
樹脂層の分布の例を説明するための図。
【図6】図6は第1の樹脂層、第2の樹脂層及び第3の
樹脂層の分布の例を説明するための図。
樹脂層の分布の例を説明するための図。
【図7】本発明の半導体装置の製造工程の概要を示す
図。
図。
【図8】本発明の半導体装置の製造工程の概要を示す分
図。
図。
【図9】本発明の半導体装置の製造工程の別の例の概要
を示す図。
を示す図。
【図10】本発明の半導体装置の製造工程の別の例の概
要を示す図。
要を示す図。
【図11】第1の樹脂のヤング率と半導体装置の50%
不良サイクル数との関係を示すグラフ。
不良サイクル数との関係を示すグラフ。
【図12】従来の構造のバンプ電極に生じる横方向の変
形を示す図。
形を示す図。
【図13】本発明の半導体装置の構造の別の例を概略的
に示す断面図。
に示す断面図。
【図14】第1の樹脂層と第2の樹脂層との分布の様子
を説明するための図。
を説明するための図。
【図15】半導体チップと回路基板との対向面の面積に
対する第1の領域の面積の割合とバンプ電極に生じる熱
歪の剪断成分との関係を示すグラフ。
対する第1の領域の面積の割合とバンプ電極に生じる熱
歪の剪断成分との関係を示すグラフ。
【図16】本発明の半導体装置において第1の領域の厚
みdとバンプ電極に印加される熱歪との関係を構造解析
により求めた結果を示すグラフ。
みdとバンプ電極に印加される熱歪との関係を構造解析
により求めた結果を示すグラフ。
【図17】本発明の半導体装置において第1の領域の厚
みdとバンプ電極に印加される熱歪の減少率との関係を
構造解析により求めた結果を示すグラフ。
みdとバンプ電極に印加される熱歪の減少率との関係を
構造解析により求めた結果を示すグラフ。
11………半導体チップ 12………回路配線基板 13………接続電極 14………バンプ電極 15………半導体チップの端部 16………吐出装置 17………間隙 18………吐出装置 19………液状樹脂 21………第1の領域 22………第2の領域 23………フラックス 24………残渣 26………樹脂 27………半導体チップの端部 31………第1の樹脂 32………第2の樹脂 33………可撓性付与剤溶液 34………可撓性付与剤 35………バンプの付け根 36………第3の樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の面に接続端子を有する半導体素子
と、 前記半導体素子の第1の面と所定の間隙を保持して対向
配置され、前記半導体素子の接続端子と対応する位置に
形成された接続電極を有する回路基板と、 前記半導体素子の接続端子と前記回路基板の接続電極と
を接続する導電性バンプと、 前記半導体素子と前記回路基板との間隙の少なくとも前
記バンプの周囲の第1の領域を封止するように形成され
た第1の樹脂層と、 前記半導体素子と前記回路基板との間隙の、前記第1の
領域以外の第2の領域を封止するように形成された前記
第1の樹脂層よりも硬い第2の樹脂層とを具備したこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1の樹脂層のヤング率は約2GP
aより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 前記第1の樹脂層と前記半導体素子の第
1の面とが対向する領域は、前記半導体素子の前記第1
の面の面積の約60%よりも小さいことを特徴とする請
求項1乃至請求項2のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記第1の樹脂層の厚さは約30μm〜
約150μmであることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10053952A JPH10313022A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-05 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-54977 | 1997-03-10 | ||
| JP5497797 | 1997-03-10 | ||
| JP10053952A JPH10313022A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-05 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10313022A true JPH10313022A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=26394689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10053952A Withdrawn JPH10313022A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-05 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10313022A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000260792A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-22 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2008244277A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2008277631A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
| JP2009238969A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Panasonic Corp | 電子部品の実装構造および電子部品実装体の製造方法 |
| DE102014210523A1 (de) * | 2014-06-03 | 2015-12-03 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Spannungsarmes Verkleben von Sensorchips |
| JP2017163115A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 東芝メモリ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
| WO2024053115A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | 株式会社レゾナック | シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10053952A patent/JPH10313022A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000260792A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-22 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2008244277A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2008277631A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
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| WO2024053115A1 (ja) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | 株式会社レゾナック | シミュレーション方法、半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
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