JPH10313668A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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Publication number
JPH10313668A
JPH10313668A JP9129387A JP12938797A JPH10313668A JP H10313668 A JPH10313668 A JP H10313668A JP 9129387 A JP9129387 A JP 9129387A JP 12938797 A JP12938797 A JP 12938797A JP H10313668 A JPH10313668 A JP H10313668A
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JP
Japan
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quality
harvester
crop
storage
stored
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Application number
JP9129387A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takahara
高原  一浩
Yoshiyuki Kono
嘉之 河野
Koji Yamagata
山形  浩司
Akio Dankuri
団栗  彰男
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収穫された作物を品質に応じて区分して回収
できる収穫機を提供する。 【解決手段】 収穫した作物を貯留部6に貯留するよう
にした収穫機であって、前記貯留部6が、複数の貯留箇
所6A,6Bを備える状態で設けられるとともに、前記
作物をいずれかの貯留箇所6A,6Bに選択的に貯留さ
せる貯留箇所選択手段Sが備えられ、作物の品質を計測
する品質計測手段31が備えられ、収穫した作物を互い
に異なる品質毎に前記各貯留箇所6A,6Bに仕分けた
状態で貯留自在に構成されている収穫機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンバイン
のように、収穫した作物を貯留部に貯留するようにした
収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収穫機にあっては、収穫
された作物をその品質に応じた仕分けをすることなく貯
留部に貯留していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の収穫機
では、圃場での収穫作業時に、例えば作物の含水率や、
外観品位等において収穫作物に品質のばらつきがあるに
もかかわらず、ひとまとめに作物を貯留していたから、
例えば稲麦のように収穫後乾燥機で乾燥させたりするよ
うな収穫作物の後処理を行う場合、品質の異なるものが
混合した状態となっているので、品質に応じた適正な後
処理することが難しいことや、品質に応じて等級区分す
るのに別途手間がかかる等の不具合があった。
【0004】又、従来より、例えば圃場における作物の
品質に応じて所定の品質のものがその圃場全体の中でど
の程度の割合であるか等を情報収集して把握すること
が、作物の乾燥条件の設定情報を得る等の後処理の都合
上、好適であるので農業経営上望ましいものとなってい
た。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、収穫された作物を品質に応じて区分して回収
できる収穫機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる収穫機は、収穫し
た作物を貯留部に貯留するようにした収穫機であって、
前記貯留部が、複数の貯留箇所を備える状態で設けられ
るとともに、前記作物をいずれかの貯留箇所に選択的に
貯留させる貯留箇所選択手段が備えられ、作物の品質を
計測する品質計測手段が備えられ、収穫した作物を互い
に異なる品質毎に前記各貯留箇所に仕分けた状態で貯留
自在に構成されていることを特徴構成とする。
【0007】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、品質計測手段で計測された品質結果に基づい
て作物を互いに異なる品質毎に、各貯留箇所に仕分けて
貯留することができるから、所望の品質のもののみを特
定して貯留箇所から回収できる。
【0008】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、収穫後に所望の品質に仕分けてなく
ても良いとともに、所定の品質毎に仕分けられた貯留部
から所定品質の作物のみ回収できるから、所定の品質毎
に適宜に対応した後処理ができて、収穫作物として高品
質のものを得るための生産性を向上できる。
【0009】(構成) 本発明の請求項2にかかる収穫
機は、請求項1記載のものにおいて、前記貯留部に貯留
された作物を機外に排出する排出手段が前記各貯留箇所
に各別に貯留される作物を、各別に機外に排出可能に設
けられていることを特徴構成とする。
【0010】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、貯留部に貯留された作物を機外に排出する排
出手段が各貯留箇所に各別に貯留される作物を、各別に
機外に排出可能に設けられているから、所定品質毎に貯
留される作物を混合させることを回避する状態で排出で
きる。
【0011】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、貯留部からの排出時に別々に貯留さ
れていた作物を混合させてしまう不都合を回避できるの
で、貯留部から回収される収穫作物の品質に対する信頼
性が高いものとなる。
【0012】(構成) 本発明の請求項3にかかる収穫
機は、請求項1又は2記載のものにおいて、前記品質計
測手段の計測情報に基づいて、収穫した作物を互いに異
なる品質毎に前記各貯留箇所に仕分けた状態で貯留させ
るべく、前記貯留箇所選択手段を自動的に切り換える制
御手段が備えられていることを特徴構成とする。
【0013】(作用) 本発明の請求項3にかかる構成
によれば、品質計測手段の計測情報に基づいて、収穫し
た作物を互いに異なる品質毎に各貯留箇所に仕分けた状
態で貯留させるべく、貯留箇所選択手段を自動的に切り
換える制御手段が備えられているから、収穫した作物は
所定の品質に応じて自動的に仕分けられるので、人手操
作によって一々作物を品質に応じて貯留箇所を変更しな
くても良いものとなっている。
【0014】(効果) 従って、本発明の請求項3にか
かる構成によれば、人手操作によって一々作物を品質に
応じて貯留箇所を変更しなくても良いものとなっている
ので、人手による貯留箇所の切換の手間を省けるととも
に、作物の振り分け貯留で人手操作よりも誤操作する虞
れが小さいので、貯留作物の品質に対する信頼性が高い
ものとなる。
【0015】(構成) 本発明の請求項4にかかる収穫
機は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記作物としての穀稈が、扱室内で扱処理され、そ
の扱処理された後の穀粒が受網から漏下するように構成
され、前記品質計測手段は、前記受網から漏下した穀粒
の品質を計測するように構成されていることを特徴構成
とする。
【0016】(作用) 本発明の請求項4にかかる構成
によれば、作物としての穀稈が、扱室内で扱処理され、
その扱処理された後の穀粒が受網から漏下するように構
成され、品質計測手段は、受網から漏下した穀粒の品質
を計測するように構成されているから、脱穀処理後にた
だちに穀粒の品質計測が行われるとともに、その品質計
測結果に基づいて複数の貯留箇所に品質毎に仕分けるこ
とになる。
【0017】(効果) 従って、本発明の請求項4にか
かる構成によれば、例えば貯留箇所において品質計測す
るものに比較して、穀粒が選別処理され、貯留されるよ
り早い時期に品質計測がなされてその振り分けの判断処
理が行えるから、穀粒の品質が途中で変わることがあっ
ても、貯留箇所の切換が極力遅延しないで、貯留の振り
分けが行えるので、異なる品質の穀粒が貯留箇所に混合
される虞れを小さくし、その結果、貯留箇所に貯留され
る穀物の品質の均質性を高いものにできる。
【0018】(構成) 本発明の請求項5にかかる収穫
機は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記品質計測手段が、前記作物の含有水分を計測す
るものであることを特徴構成とする。
【0019】(作用) 本発明の請求項5にかかる構成
によれば、品質計測手段が、作物の含有水分を計測する
ものであるから、この含有水分の多少、つまり作物にお
ける含水率で品質を判断して、その含水率において品質
の等級を複数段階に区分して、各品質毎に仕分けて対応
する貯留箇所に作物を貯留することになる。
【0020】(効果) 従って、本発明の請求項5にか
かる構成によれば、収穫穀物の後処理での乾燥工程で、
所定品質のものに応じた条件で乾燥させれば一定の良質
の穀物が得られ、例えば異なる品質のものが混合したも
のを乾燥させる場合に生じる虞れのある一部の穀粒の過
乾燥や、胴割れ穀粒の発生等の不具合を防止できる。
【0021】(構成) 本発明の請求項6にかかる収穫
機は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記品質計測手段が、前記作物の食味を計測するも
のであることを特徴構成とする。
【0022】(作用) 本発明の請求項6にかかる構成
によれば、品質計測手段が、作物の食味を計測するもの
であるから、作物を、食味の良い品質のものと、悪い品
質のものとを複数段階に仕分けて、複数の貯留箇所に貯
留することになる。
【0023】(効果) 従って、本発明の請求項6にか
かる構成によれば、食味の良い品質のものと食味の悪い
品質のものとを混合させることなく、それぞれ区別して
回収できるから、食味の良い高品質のもののみを特定し
て回収し易いものとなっており、後工程で食味の選別す
るよりも手間をかけずに安価に回収できる。
【0024】(構成) 本発明の請求項7にかかる収穫
機は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記品質計測手段が、前記作物の外観品位を計測す
るものであることを特徴構成とする。
【0025】(作用) 本発明の請求項7にかかる構成
によれば、品質計測手段が、作物の外観品位を計測する
ものであるから、作物を、外観品位の良い品質のもの
と、悪い品質のものとを複数段階に仕分けて、複数の貯
留箇所に貯留することになる。
【0026】(効果) 従って、本発明の請求項7にか
かる構成によれば、外観品位の良い品質のものと外観品
位の悪い品質のものとを混合させることなく、それぞれ
区別して回収できるから、外観品位の良い高品質のもの
のみを特定して回収し易いものとなっており、後工程で
外観品位の選別するよりも手間をかけずに安価に回収で
きる。
【0027】(構成) 本発明の請求項8にかかる収穫
機は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記品質計測手段が、前記作物の含有水分、食味、
あるいは、外観品位のうちのいずれか2つ以上を計測す
るものであることを特徴構成とする。
【0028】(作用) 本発明の請求項8にかかる構成
によれば、品質計測手段が、作物の含有水分、食味、あ
るいは、外観品位のうちのいずれか2つ以上を計測する
ものであるから、複数の計測条件に応じて高品位のもの
と低品位のものとを区別して複数の貯留箇所に仕分ける
ことになる。
【0029】(効果) 従って、本発明の請求項8にか
かる構成によれば、作物の含有水分、食味、あるいは、
外観品位の品質の条件を組み合わせて得られる高品位の
ものと低品位のものとを区別して、高品質のもののみを
特定して回収し易いものとなっており、後工程で選別す
るよりも手間をかけずに安価に回収できる。
【0030】(構成) 本発明の請求項9にかかる収穫
機は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記各貯留箇所に貯留される異なる品質の穀物の重
量を各別に計測自在な計量手段が備えられていることを
特徴構成とする。
【0031】(作用) 本発明の請求項9にかかる構成
によれば、各貯留箇所に貯留される異なる品質の穀物の
重量を各別に計測自在な計量手段が備えられているか
ら、全体的な収穫量に対する所定品質の作物の量の割合
を知ることができる。
【0032】(効果) 従って、本発明の請求項9にか
かる構成によれば、所定の圃場での作物の品質の情報を
収穫作業をしながら得ることができるとともに、その得
られた情報に基づいてその所定の圃場に対する作物の適
正な育成管理を行ったりでき、収量の増大や、収穫作物
の高品質化を図ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、収穫機の一例としての自
脱型コンバインを示している。このコンバインは、左右
一対のクローラ走行装置1,1に支持された機体2に、
刈取前処理装置3、脱穀装置4、搭乗運転部5、貯留部
としてのグレンタンク6等を搭載装備して構成してい
る。
【0034】図2に示すように、刈取前処理装置3で刈
取処理された穀稈は、フィードチェーン7によって挟持
されながら後方に搬送され、その搬送時に脱穀装置4で
脱穀する。脱穀装置4は、穀稈を扱処理する脱穀部A
と、脱穀処理物を選別処理する選別部Bと、選別処理さ
れた精選穀粒をグレンタンク6に回収し、粗選別処理物
を選別部Bへ還元する回収部Cとを設けている。脱穀部
Aは前後軸芯周りで回転駆動される扱胴8を扱室Kに軸
架し、扱胴8の下側外周に沿って処理物漏下用の受網9
を配設して構成している。選別部Bは、受網9より漏下
した処理物や受網9の後端から流下した処理物を、比重
選別等を行う揺動選別装置10と、揺動選別装置10へ
選別風を送風する唐箕ファン11とを備えて構成してい
る。回収部Cは、精選穀粒としての一番物をグレンタン
ク6へ回収して搬送する一番物搬送スクリュー装置12
と、粗選別処理物を回収し、還元装置14へ移送する二
番物搬送スクリュー装置13とを備えて構成している。
【0035】一番物搬送スクリュー装置12で搬送され
た穀粒は、揚送スクリュー装置15で揚送されて、この
揚送スクリュー装置15の上端部の穀粒吐出口16から
グレンタンク6内に穀粒を貯留する。図3乃至図5に示
すように、穀粒吐出口16からの吐出穀粒の吐出方向を
変更自在なガイド筒17を、上下方向に沿う縦軸芯Z周
りで揺動自在に揚送スクリュー装置15の上端部に外嵌
して設けている。このガイド筒17を、縦軸芯Z周りで
揺動駆動できるよう、ガイド筒17の外周に連設した大
径ギア部18に対して、揚送スクリュー装置15の外筒
ケース15Aに固定支持された電動モータ19の出力軸
のピニオンギア20を歯合させている。
【0036】一方、グレンタンク6は、その内部を前後
に区画するように仕切り壁21を設けており、この仕切
り壁21によって区画された貯留箇所としての前側貯留
室6Aと貯留箇所としての後側貯留室6Bとのそれぞれ
に前記ガイド筒17を向き設定することで、穀粒を前側
貯留室6Aと後側貯留室6Bとに振り分けて供給できる
ようにしている。ここで、ガイド筒17、大径ギア部1
8、電動モータ19、ピニオンギア20及び後述の制御
装置29は、穀粒を前側貯留室6Aと後側貯留室6Bと
いずれかに選択的に貯留させる貯留箇所選択手段Sを構
成している。そして、グレンタンク6の前後方向視で下
すぼまりに構成した底部には、エンジン動力で駆動され
て貯留穀粒を後方へ搬送する底スクリューコンベア22
を、前記仕切り壁21を貫通してさらにグレンタンク6
の後壁6aより後方に延出する状態で設けている。この
底スクリューコンベア22に連設して、縦送りスクリュ
ーコンベア23を設け、この縦送りスクリューコンベア
23の上端部に連設して横送りスクリューコンベア24
を設けて穀粒排出用のアンローダ装置25を構成して設
けている。前側貯留室6Aと後側貯留室6Bとのそれぞ
れにおける底スクリューコンベア22の上方位置には、
底スクリューコンベア22への貯留穀粒の移行を規制す
る前後方向視で山型を成す貯留穀粒の荷重受け用の第1
規制板26Aと第2規制板26Bとを設けている。第1
規制板26Aには、前側貯留室6Aと、底スクリューコ
ンベア22の設置空間との間の穀粒流下経路を開閉する
第1シャッター27Aを設けているとともに、第2規制
板26Bには、後側貯留室6Bと、底スクリューコンベ
ア22の設置空間との間の穀粒流下経路を開閉する第2
シャッター27Bを設けている。第1シャッター27A
は、第1電動モータ28Aでラックピニオン機構を介し
て開閉作動するとともに、第2シャッター27Bは、第
2電動モータ28Bでラックピニオン機構を介して開閉
作動するものである。図6に示すように、第1電動モー
タ28A及び第2電動モータ28Bはそれぞれ制御手段
としての制御装置29により駆動制御される。さらに、
第1規制板26Aと第2規制板26Bとのそれぞれの下
面には、各規制板26A,26Bが受ける貯留穀粒荷重
によって生じるひずみを検出する計量手段としての第1
ロードセル30Aと第2ロードセル30Bとを設けてい
る。各ロードセル30A,30Bの検出信号は前記制御
装置29に入力される。
【0037】図2に示すように、前記受網9から漏下す
る処理物の一部を回収して、その処理物中の穀粒におけ
る含水率を検出するための品質計測手段としての含水率
検出装置31を、受網9と揺動選別装置10との間に配
設している。この含水率検出装置31は漏下穀粒の導電
率を検出してその導電率に基づいて含水率を検出もので
あって、この検出情報は前記制御装置29に入力され
る。また、前述した電動モータ19を駆動する駆動信号
は制御装置29から出力されるとともに、前記ガイド筒
17が前側貯留室6Aに穀粒供給する姿勢であるか、後
側貯留室6Bに穀粒供給する姿勢であるか検出するため
のリミットスイッチ32の検出信号は制御装置29に入
力される。
【0038】制御装置29は、刈取脱穀作業中、常時前
記含水率検出装置31の検出情報に基づいて、その脱穀
穀粒の含水率が重量比で25%以下のときに、脱穀処理
後の精選穀粒を前側貯留室6Aに貯留するように、電動
モータ19を駆動させてガイド筒17を前方に向け、そ
の脱穀穀粒の含水率が重量比で25%よりも大のとき
に、脱穀処理後の精選穀粒を後側貯留室6Bに貯留する
ように、電動モータ19を駆動させてガイド筒17を後
方に向ける制御を行う。このとき、第1シャッター27
A及び第2シャッター27Bは閉止させている。これに
よって、圃場での刈取脱穀作業中に収穫した穀粒の品質
を含水率が25%以下のものと、25%より大のものと
に仕分けてそれぞれ前側貯留室6Aと後側貯留室6Bと
に貯留する。回収された穀粒を排出する場合、搭乗運転
部5の運転パネル34に装備した第1スイッチ33Aを
オンすることで第1シャッター27Aを開放作動でき、
同じく運転パネル34に装備した第2スイッチ33Bを
オフ状態にしたままにしておくことで第2シャッター2
7Bを閉止状態に維持しておくと、そのときにアンロー
ダ装置25を作動させることで、前側貯留室6Aに貯留
された含水率が25%以下の品質の穀粒のみがアンロー
ダ装置25を介して排出される。また、第2スイッチ3
3Bをオンすることで第2シャッター27Bを開放作動
でき、第1スイッチ33Aをオフ状態にしたままにして
おくことで第1シャッター27Aを閉止状態に維持して
おくと、そのときにアンローダ装置25を作動させるこ
とで、後側貯留室6Bに貯留された含水率が25%より
大の品質の穀粒のみがアンローダ装置25を介して排出
される。ここで、第1シャッター27A及び第2シャッ
ター27B及びアンローダ装置25は、前側貯留室6A
と後側貯留室6Bのそれぞれに貯留された穀粒を各別に
機外に排出するための切換とその後の排出を行う排出手
段Hを構成している。
【0039】又、運転パネル34には、液晶式の表示装
置35を設けており、この表示装置35を表示作動させ
る前記制御装置29からの作動信号によって、表示装置
35には、表示操作スイッチ(図示せず)の人為操作
で、前側貯留室6Aに貯留された穀粒重量と、後側貯留
室6Bに貯留された穀粒重量の前記ロードセル30A,
30Bの検出情報に基づいて、グレンタンク6内に貯留
された全体の穀粒重量、前側貯留室6Aの貯留穀粒重
量、後側貯留室6Bの貯留穀粒重量、並びに全体穀粒重
量に対する含水率が25%以下の穀粒重量の割合を数値
又はグラフ表示できるようにしている。
【0040】〔別の実施の形態〕 上記実施の形態では、受網の下方箇所に品質計測手
段を設けたものを示したが、前記一番物搬送スクリュー
の途中やグレンタンクへの揚送装置の途中等に、品質計
測手段を設けても良い。 上記実施の形態では、品質計測手段として、穀粒中
の含水率を計測する含水率検出装置を示したが、例え
ば、穀粒の食味を検出する食味センサや、穀粒の外観形
状の良否を識別する外観品位計測手段(撮像した穀粒の
外観形状を画像処理した後、基準形状と比較してその良
否を識別する計測手段である)等を品質計測手段として
利用しても良い。又、図2に示すように、品質計測手段
としての含水率検出装置Gと、同じく品質計測手段とし
ての食味センサTとを受網から漏下した穀粒に対して計
測するようにそれぞれ設け、それらの検出結果に基づい
て、図7に示すように、グレンタンク6において貯留箇
所として第1タンク部61,第2タンク部62,第3タ
ンク部63,第4タンク部64の4つに仕切壁で区分け
したタンク部に所定種類別に分類して貯留するようにし
ても良い。例えば含水率検出装置Gによる計測結果に基
づいて含水率が25%以下の穀粒(a)と25%より大
きい穀粒(b)とに分類し、さらに、食味(所定の含有
タンパク質の量の大小で識別する)の高品位の穀粒
(c)と低品位の穀粒(d)とに分類し、含水率が25
%以下の穀粒(a)で食味が高品位の穀粒(c)の穀粒
を第1タンク部61に貯留し、含水率が25%以下の穀
粒(a)で食味が低品位の穀粒(d)の穀粒を第2タン
ク部62に貯留し、含水率が25%より大きい穀粒
(b)で食味が高品位の穀粒(c)の穀粒を第3タンク
部63に貯留し、含水率が25%より大きい穀粒(b)
で食味が低品位の穀粒(d)の穀粒を第4タンク部64
に貯留するようにしても良い。そして、第1タンク部6
1乃至第4タンク部64のそれぞれに個別に設けた排出
手段で各別に貯留穀粒を排出できるようにする。図中、
17は、グレンタンク6の中央に設けた揚穀装置の上端
の吐出口を各タンク部61〜64に振り向けるためのガ
イド筒である。 本発明は、稲麦や大豆等の穀類のみならず、野菜
や、果物等の各種の収穫物を対象とする収穫機に適用で
きる。 貯留箇所選択手段は上記実施の形態での説明のよう
に、穀粒を貯留部に供給するガイド部材を変位操作する
ものに限らず、穀粒を貯留部へ移送する経路を分岐して
各分岐経路の作動を制御して特定品質の穀粒はその品質
に対応する貯留箇所に貯留できるようにしても良い。 品質計測手段による計測結果を作業者に報知し、そ
の作業者によって人為的に作物を品質毎に仕分けて所定
貯留箇所に作物を貯留するように貯留箇所選択手段を操
作するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】脱穀装置を示す縦断側面図
【図3】グレンタンク及びアンローダ装置を示す縦断側
面図
【図4】グレンタンク等を示す一部破断正面図
【図5】グレンタンク等を示す横断平面図
【図6】制御装置等を示すブロック図
【図7】別の実施の形態のグレンタンク等を示す横断平
面図
【符号の説明】
6 貯留部 6A,6B 貯留箇所 9 受網 30A,30B 計量手段 31 品質計測手段 H 排出手段 K 扱室 S 貯留箇所選択手段
フロントページの続き (72)発明者 団栗 彰男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収穫した作物を貯留部に貯留するように
    した収穫機であって、 前記貯留部が、複数の貯留箇所を備える状態で設けられ
    るとともに、前記作物をいずれかの貯留箇所に選択的に
    貯留させる貯留箇所選択手段が備えられ、 作物の品質を計測する品質計測手段が備えられ、 収穫した作物を互いに異なる品質毎に前記各貯留箇所に
    仕分けた状態で貯留自在に構成されている収穫機。
  2. 【請求項2】 前記貯留部に貯留された作物を機外に排
    出する排出手段が前記各貯留箇所に各別に貯留される作
    物を、各別に機外に排出可能に設けられている請求項1
    記載の収穫機。
  3. 【請求項3】 前記品質計測手段の計測情報に基づい
    て、収穫した作物を互いに異なる品質毎に前記各貯留箇
    所に仕分けた状態で貯留させるべく、前記貯留箇所選択
    手段を自動的に切り換える制御手段が備えられている請
    求項1又は2記載の収穫機。
  4. 【請求項4】 前記作物としての穀稈が、扱室内で扱処
    理され、その扱処理された後の穀粒が受網から漏下する
    ように構成され、 前記品質計測手段は、 前記受網から漏下した穀粒の品質を計測するように構成
    されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の収穫
    機。
  5. 【請求項5】 前記品質計測手段が、前記作物の含有水
    分を計測するものである請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の収穫機。
  6. 【請求項6】 前記品質計測手段が、前記作物の食味を
    計測するものである請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の収穫機。
  7. 【請求項7】 前記品質計測手段が、前記作物の外観品
    位を計測するものである請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の収穫機。
  8. 【請求項8】 前記品質計測手段が、前記作物の含有水
    分、食味、あるいは、外観品位のうちのいずれか2つ以
    上を計測するものである請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の収穫機。
  9. 【請求項9】 前記各貯留箇所に貯留される異なる品質
    の穀物の重量を各別に計測自在な計量手段が備えられて
    いる請求項1〜8のいずれか1項に記載の収穫機。
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