JPH10314397A - パチンコ遊技機における図柄変動制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における図柄変動制御装置

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JPH10314397A
JPH10314397A JP9147135A JP14713597A JPH10314397A JP H10314397 A JPH10314397 A JP H10314397A JP 9147135 A JP9147135 A JP 9147135A JP 14713597 A JP14713597 A JP 14713597A JP H10314397 A JPH10314397 A JP H10314397A
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JP9147135A
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
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Sansei KK
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Sansei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機において、「リーチ」状態な
どの遊技状況に応じて図柄の変動パターン、あるいは図
柄変動時間を可変制御する図柄変動制御装置を提供する
こと。 【解決手段】 パチンコ遊技機の遊技盤10面に設けら
れる第1種始動入賞口4に遊技球が入賞したことを第1
種始動口用スイッチ44が検知すると、特別図柄表示装
置2の変動を開始するが、その時に「リーチ」の状況に
よって図柄変動順番が制御され、又、特別図柄表示装置
2が通常モードか変動時間短縮モードかによってその図
柄変動時間も変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、更に詳しくは、パチンコ遊技機の遊技盤面に設け
られる図柄表示装置の図柄変動を「リーチ」の状況に応
じて可変制御する制御機構を備えた図柄変動制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機においては普通電
動役物に係る第1種始動入賞口、「大当たり」の時に開
口する大入賞口、更には遊技盤面の左右に各種入賞口が
付設され、遊技者はこれらの入賞口に遊技球を入賞させ
ることによって所定数の賞球の払出を得るものである。
この入賞口の中には普通図柄表示装置や特別図柄表示装
置を変動させる入賞口が設けられ、その入賞口への入賞
によって複数の図柄(数字や絵模様等)が変動し、該表
示装置に表示される停止図柄の組合せによっては「大当
り」と称される場合の条件装置が働き、遊技盤面下方に
設けられる大入賞口が連続して開口され、その間に多数
の入賞が得られ遊技者に大量の賞球が払出されるもので
ある。
【0003】従って遊技者は、一度「大当たり」の状態
を得ると大量の賞球を得ることができ、その「大当た
り」状態が何回か続くと大勝できる可能性があることか
ら、「大当たり」状態を創り出す特別図柄表示装置の停
止図柄の組み合わせには関心度が高く、その表示される
図柄、該図柄の停止及び変動方法によっては遊技者の遊
興心を煽るものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパチンコ遊技機は一旦「大当たり」の状態を得れば
大量の賞球が遊技者に払出されることから、更なる「大
当たり」への期待感が持てるが、逆に「大当たり」状態
が得られなければ大量の賞球を得ることはほとんど期待
できず、遊技に対する期待感も薄れてしまう。従って、
遊技者にとって「大当たり」状態を得ることは勝敗の分
かれ目となるのみならず、その後の遊技の継続にも関わ
るものである。又、「大当たり」への足縢りである「リ
ーチ」においても「リーチ」発生のパターンが単純且つ
単調で飽きがきてしまう等の問題があった。
【0005】本発明の解決しようとする課題は、遊技盤
面に普通図柄表示装置や特別図柄表示装置などの図柄表
示装置を備え、これらの図柄表示装置に表示される表示
図柄及びその背景図柄の組み合わせによって遊興性が高
まるパチンコ遊技機において、遊技盤面に設けられる特
定の入賞口に遊技球が入賞したことの入賞信号に基づい
て変動を開始する図柄表示装置の図柄変動を「リーチ」
の状況に応じて切換制御することにより遊技者を飽きさ
せることなく、より娯楽性の高いパチンコ遊技機におけ
る図柄変動制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係るパチンコ遊技機の図柄変動制御装置は、
遊技盤面に設けられる特別図柄表示装置が複数の「リー
チ」状態を有すると共に、遊技状況に応じて発生する入
賞信号に基づいてその複数の「リーチ」状態の中から選
択されたリーチ状態の発生を予告表示するリーチ発生予
告表示手段と、該「リーチ」発生予告表示手段と、該
「リーチ」発生予告表示手段により予告表示された「リ
ーチ」状態に応じたその複数の「リーチ」状態毎に異な
った図柄の変動順番を制御する図柄変動順番制御手段と
を備えることを要旨とするものである。
【0007】上記構成を有する図柄変動制御装置によれ
ば、遊技盤面に設けられた特定の入賞口へ遊技球が入賞
したことの入賞信号に基づいて、その遊技盤面の特別図
柄表示装置の図柄変動等が開始されるが、その時に遊技
状況に応じて発生する入賞信号に基づいて複数の「リー
チ」状態の中からリーチ発生予告表示手段により、ある
特定の「リーチ」状態の発生が予告表示され、更にその
予告表示された「リーチ」状態に応じて図柄変動順番制
御手段により、図柄の変動順番が制御される。そしてこ
の様に「リーチ」状態の発生状況に応じて特別図柄表示
装置の図柄の変動順番を変更し、更に「リーチ」が発生
するかどうかを遊技者に予告することによって「リー
チ」の発生から「大当たり」への期待感を高めることが
可能となる。又「リーチ」のパターンが複数設定され、
その「リーチ」パターン毎に異なった変動順番を表示す
ることによって、遊技者が飽きることなく遊技を継続で
きる。
【0008】また、請求項2に記載の発明によれば、特
別図柄表示装置の図柄変動時間が通常モードと図柄変動
時間短縮モードの別によって切換制御されるモード別変
動時間切替制御手段を備えることを要旨とするものであ
る。この構成を有する図柄変動制御装置によれば、特別
図柄表示装置の図柄変動時間を遊技状況に応じて可変制
御することによって、遊技者は遊技状況を把握すること
ができ、更に「大当たり」発生中に得られる賞球をより
早く多量に得られる期待感が得られる。又この図柄変動
時間をモード別に設定することによって、遊技状況に即
応した可変制御が可能となることから遊技者は円滑に遊
技が継続できる。
【0009】更に請求項3に記載の発明によれば、特別
図柄表示装置が、図柄変動時間短縮モード時における遊
技状況が「リーチ」の場合と「リーチ」以外の場合とで
は、異なる背景を表示する背景図柄切替制御手段と、普
通図柄の色彩を切替る切替制御手段を備えることを要旨
とするものである。この構成を有する図柄変動装置によ
れば、遊技者は遊技状況を確実に把握することができ、
「リーチ」の発生後に起こるであろう「大当たり」への
期待と緊張を持って遊技ができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明によれば、特
別図柄図柄表示装置に表示されるキャラクターが、図柄
変動時間短縮モード時において図柄変動時間が短縮され
る回数に応じて切替表示されるキャラクタ切替制御手段
を備えることを要旨とするものである。この発明によれ
ば、表示されるキャラクターが図柄変動時間の短縮回数
別に切替えられることによって、遊技者は遊技状況の把
握、「大当たり」への期待及び緊張感が得られ、それに
よって更に興趣が増すことが期待できる。又、異なるキ
ャラクターが表示されることへの興味から、遊技の継続
が期待できる。
【0011】更に請求項5に記載の発明によれば、遊技
球の入賞によって特別図柄表示装置の図柄を変動させる
普通電動役物の作動時間が、通常モードと図柄変動時間
短縮モードとでは通常モードの方が長く設定されること
を要旨とするものである。この発明によれば、発生する
遊技状況に応じてその普通電動役物の作動時間を可変制
御することによって、図柄変動時間短縮モードへの移行
によって特別図柄表示装置の変動図柄が早く確定し、そ
の図柄変動の頻度も高まることから遊技者の興趣を損な
うことなく遊技の継続が図れる。
【0012】また、請求項6に記載の発明によれば、遊
技面に普通図柄表示装置と特別図柄表示装置とを有する
パチンコ遊技機において、前記特別図柄表示装置が複数
の「リーチ」状態を有すると共に、遊技状況に応じて発
生する入賞信号に基づいてその複数の「リーチ」状況の
中から選択された「リーチ」状態の発生を予告表示する
リーチ発生予告表示手段と、該リーチ発生予告表示手段
により予告表示された「リーチ」状態に応じてその複数
の「リーチ」状態毎に異なった図柄変動順番を制御する
図柄変動順番制御手段と、特別図柄表示装置の図柄変動
時間を通常モードと図柄変動時間短縮モードの別によっ
て切替え制御するモード別変動時間切替え制御手段と、
変動時間短縮モード時に特別図柄表示装置の図柄の背景
を変更表示する図柄切替え制御手段とが設けられている
ことを要旨とするものである。
【0013】この請求項6に記載の発明によれば、複数
パターンのリーチ予告表示及び「リーチ」状態を有する
ことによって、遊技状況への単調さが無くなり遊技者は
飽きることなく遊技の継続ができる。又図柄変動時間を
モード別に設定・変動し更には変動時間短縮モード時に
は背景図柄を変更表示することによって遊技者は容易に
遊技状況が把握ができ、それによって期待と共に興趣が
高まり飽きのこない遊技が期待できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施例の
パチンコ遊技機の遊技盤正面図であり、図2はその遊技
盤面の詳細図((a)遊技盤面上のLED等配置、
(b)図柄表示部、(c)大入賞口部)を示したもので
ある。パチンコ遊技盤10の遊技領域の中央部には特別
図柄表示装置2が設けられ、その中央部に特別図柄表示
部(左図柄表示部2a、右図柄表示部2b、中図柄表示
部2c)が設けられる。特別図柄表示装置2の直下位置
には普通電動役物の始動に係る入賞口である第1種始動
入賞口4が設けられ、更にその下方位置には通常は閉じ
ている第1種特別電動役物に係る大入賞口6と、該大入
賞口6が開口された時に入賞可能となる特定領域入賞口
8とを備える。
【0015】大入賞口6の左右には、普通入賞口である
左落し入賞口11、右落し入賞口12が設けられ、遊技
盤面左右には左肩入賞口13及び右肩入賞口15、その
下方部には左袖入賞口18及び右袖入賞口20、が備え
られる。又、普通図柄表示装置23の上部には天入賞口
16が備えられる。遊技球が前記第1種特別電動役物で
ある大入賞口6に入賞すると15個の賞球が排出され、
それ以外の入賞口に入賞すると6個の賞球が払排出され
る。
【0016】また、前記第1種始動入賞口4の左右に
は、遊技球が通過可能なゲート22,22が備えられ、
遊技球が通過する毎にセグデジタルで表示される普通図
柄表示装置23の普通図柄24が変動を開始する。ここ
でゲート22を通過した遊技球はカウントされ、普通図
柄用記憶表示LED25の点灯によって表示される。
尚、ゲート22を遊技球の入賞口とし、遊技球が入賞し
た場合に普通図柄表示装置23の普通図柄24の変動が
開始されると共に、賞球(例えば6個)が払い出される
ようにしても良い。また遊技盤10面には、弾発発射さ
れた遊技球の落下してくる方向を無作為に変更させた
り、打球の流下速度及び方向を変化させる風車26及び
ランプ風車27が設けられている。更に遊技者によって
弾発発射された遊技球がいずれの入賞口にも入賞しなか
った場合は、排出口29から遊技盤10から排出され
る。
【0017】また、遊技盤10面上には各種ランプが付
設されている。そのうちの1つ、遊技盤10の左右には
サイドランプ30が設けられ、その内部にはサイドラン
プ30を点灯(点滅)させるサイドランプ飾りLED3
0a〜30jが備えられている。又、第1種始動入賞口
4の下方部には飾りLED4aが付設され、第1種始動
入賞口4を彩る。更に遊技盤10面の左右には、ランプ
風車27上で点灯(点滅)するランプ風車表示ランプ3
2、左肩、右肩入賞口13,15に付設された表示ラン
プ36、左右袖入賞口18,20に付設された飾りLE
D18a〜18c及び飾りLED20a〜20cが備え
られ、遊技域外部の上縁に沿って枠飾りランプLED3
7a〜37hがそれぞれ付設され、点灯(点滅)され
る。
【0018】前記特別図柄表示装置2の両側には、特別
図柄用記憶表示LED42a〜42dが設けられ、その
上部には飾りLED46a〜46cが付設され該表示装
置2を飾るため点灯(点滅)される。又、特定領域入賞
口8左右に付設された飾りランプ58及び飾りLED5
0a〜50d、56a〜56bも遊技の演出効果を高め
るため点灯(点滅)される。更に遊技盤10の遊技領域
の外側上部には、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表
示駆動される球払出しLED38、タンクやタンクレー
ル上の遊技球が所定量以下になったとき点灯(点滅)
し、その旨表示する球切れLED40が備えられてい
る。
【0019】図3は、遊技盤裏面における賞球の流出経
路を示した図である。図示されるように左落し入賞口1
1、左肩入賞口13、左袖入賞口18及び天入賞口16
に入賞した入賞球は、傾斜板状の入賞球集合路(入賞球
集合板)40上に落下し、その傾斜下端位置に設けられ
る同じ傾斜板状の入賞球誘導路(入賞球誘導板)42を
介して入賞球排出機構部Aへ誘導される。また第1種始
動入賞口4、大入賞口6、特定領域入賞口8、右落し入
賞口12及び右肩入賞口15、右袖入賞口20に入賞し
た入賞球は直接入賞球誘導路42上に落下し、入賞球排
出機構部Aへ誘導される。
【0020】又、入賞球の流出経路には、その入賞を検
知するための各種スイッチが付設されている。前記第1
種始動入賞口4に入賞した入賞球の流出経路には、その
入賞を検知する第1種始動口用検出スイッチ44が設け
られ、大入賞口6に入賞した入賞球の流出経路には、大
入賞口6への入賞球数をカウントするカウント用スイッ
チ46が設けられる。大入賞口6が開口中に遊技球が特
定領域入賞口8に入賞すると、特定領域入賞検出用スイ
ッチ48によってその入賞が検知される。更に、ゲート
22を通過する遊技球の通過経路には、遊技球がゲート
22を通過したことを検知するゲート用スイッチ49
a,49bがそれぞれ設けられている。
【0021】更に、各種入賞口用の検知スイッチとし
て、天入賞口用スイッチ60、左右肩入賞口用スイッチ
62,64、更に左右袖入賞口用スイッチ66,68、
左右落とし入賞口用スイッチ70,72が設けられる。
又、第1種始動入賞口4を開閉動作させる普通電動役物
開放用ソレイノイド52、大入賞口6を開閉動作させる
大入賞口開放用ソレノイド54が設けられる。尚、いず
れの入賞口にも入賞しなかった遊技球は、図示しない遊
技球は移出機構を介して遊技機本体の外に回収される。
これらの各種スイッチに入賞が検知されると、所定数の
賞球の払出及び各装置の作動が開始される。
【0022】而して、弾発発射された遊技球がゲート2
2を通過すると、ゲート用スイッチ49a,49bから
検出信号が出され、普通図柄表示装置23の普通図柄2
4が変動を開始し、所定の遊技状況の発生を基に第1種
始動入賞口4が一定時間開口する。その間に遊技球が入
賞した場合、第1種始動口用検出スイッチ44がその入
賞を検知し、6個の賞球が払い出されると共に特別図柄
表示装置の図柄表示部2a、2b、2cが変動を開始す
る。この時に図柄表示部2a、2b、2cの図柄が全て
同一図柄を表示した場合、大入賞口6が開口し、開口し
た大入賞口6に遊技球が入賞すると、カウント用スイッ
チ46が入賞を検知し、賞球払出機構部Aより15個の
賞球が払い出される。
【0023】尚、大入賞口6の1回毎の開口中に15個
の入賞球があったことが検知されると、大入賞口6は閉
じられが、大入賞口6の開口中に特定領域入賞口8に入
賞球があった場合は、特定領域入賞検出用スイッチ48
がそれを検知し、賞球払出機構部Aから15個の賞球が
払い出されると共に前記の開口動作を繰り返す。一方、
普通入賞口である左右袖入賞口18,20、左右落とし
入賞口11,12、左右肩入賞口13,15、天入賞口
16に遊技球が入賞した場合は、各入賞口の流出経路に
設けられたスイッチによって検知され、6個ずつの賞球
が賞球払出機構部Aから払い出されるものである。
【0024】図4は普通電動役物である第1種始動入賞
口4の作動回路図を示す。作動の制御を行う主基板11
0は、その内部に制御演算部であるCPU112、各種
制御プログラムが記憶されるROM113を有し、これ
らは抵抗115,117を介して第1種始動口検知用ス
イッチ44と接続され、この接続から分岐して抵抗11
7、コンデンサ118及びダイオード122を介してG
ND120,121及びVCC122等が接続される。
又、2進数を10進数に変換するデコーダ114、出力
回路115を有し、出力回路115は、抵抗125及び
トランジスタ126を介してGND127、SOL12
8、COM129にて構成される。
【0025】ゲート22に入賞があり、それによって普
通図柄表示装置23が変動し「当たり」を表示すると、
CPU112はその「当たり」を認識し、出力回路11
5に設定されたPC5に対して「High」をセットす
る。これによりトランジスタ126が作動し、コレクタ
電流が流れることによって普通電動役物開放用ソレノイ
ド52が作動する。普通電動役物が作動する時間は0.
3秒(変動時間短縮モード時では0.2秒)であり、こ
の作動時間の経過若しくは第1種始動口用スイッチ44
への入賞球が2個カウントしたとCPU112が判断し
た場合は、PC5に「Low」がセットされ、トランジ
スタ126の作動が終了し、コレクタ電流が停止するこ
とから普通電動役物の作動が終了する。
【0026】図5は普通図柄表示装置23の変動から特
別図柄表示装置2の「大当たり」発生までのフローチャ
ートを示す。弾発発射された遊技球がゲート22を通過
すると、普通図柄表示装置23の普通図柄24は変動を
開始する(S80)。変動を開始した普通図柄24は、
ゲート22を通過してから通常モード時で29.5秒以
上、変動時間短縮モード時では5.1秒以上経過すると
変動が停止し、図柄を表示するが、ここで普通図柄24
の変動が記憶による変動であった場合は変動を開始して
から3.1秒以上経過すると変動は停止する。この時、
表示図柄が「7」であった場合は「当たり」となり(S
82,S84)、「7」以外の表示がなされた場合は
「はずれ」となる(S86)。ここで普通図柄24が
「7」を表示する確率は1/2である。尚、普通モード
及び図柄変動時間短縮モードについては後述する。
【0027】「当たり」が発生すると、第1種始動入賞
口4が通常モード時では0.3秒間、変動時間短縮モー
ド時では2.0秒間の開口を行う(S88)。この開口
中に遊技球が入賞すると(S90)、特別図柄表示装置
2の図柄表示部2a、2b、2cが変動を開始し(S9
2)、遊技球が第1種始動入賞口4に入賞したことが第
1種始動口用検出スイッチ44に検知されてから、約
8.1秒以上が経過すると図柄表示部2a、2b、2c
の変動が停止し、図柄を表示する。
【0028】但し、変動時間短縮モード時における記憶
の変動を行う場合は、変動開始後約3.0秒以上経過す
ると図柄表示部2a、2b、2cの順番で停止する。こ
の時に表示された図柄が全て同じ図柄であった場合は
「大当たり」と称し(S94,S96)、条件装置の作
動が開始される(S98)。図柄表示部2a、2b、2
cの表示図柄が全て同一図柄で表示されない場合は「は
ずれ」となり、条件装置は作動しない。尚、この図柄表
示部2a、2b、2cにおいて「大当たり」を発生する
確率は、1/239.1である。
【0029】図柄表示部2a、2b、2cに表示される
図柄は、各々14通りずつが設定され、それらの組み合
わせによって「大当たり」図柄が構成される。表1
(a)〜(c)に図柄表示部2a、2b、2cに表示さ
れる図柄の種類とその変動順番を示し、表2に「大当た
り」図柄の組み合わせを示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】図6は特別図柄表示装置2の内部における
図柄表示領域の詳細を示している。特別図柄表示装置2
は、変動図柄を表示する表示領域90にて構成され、そ
の中央部は左図柄表示領域92、右図柄表示領域93、
中図柄表示領域94があり、その内部に枠95で囲まれ
た「リーチ」、「大当たり」等を表示する図柄表示部2
a、2b、2cが各々構成される。図柄表示部2a、2
b、2cの各々の背後には、これらの遊技状況に応じて
変動し、各図柄表示部を彩る図柄表示部背景98が表示
され、図柄表示部2a、2b、2c、の各図柄はこの図
柄表示部背景の前面に表示される。
【0033】表示領域90には、各種の遊技状況の発生
を契機に変動するキャラクタ96が表示され、その背後
には表示領域内背景97が表示される。図柄表示領域9
0にて表示される図柄は「大当たり」発生時には消滅
し、これまでとは異なった「大当たり」特有の図柄へと
変動する。又、遊戯中に不正を検出した場合においても
特有の図柄表示へと変動する。これらの遊技状況の他に
電源投入時及び、図柄の変動が終了してから次の変動開
始まで迄の間も表示領域90は消滅し、これらの遊技状
況の発生時に設定された図柄が表示される。
【0034】図7は特別図柄表示部の各々の変動方向を
示している。変動方向は左右の図柄表示部2a、2bと
中図柄表示部2cとでは異なり、左図柄表示部2aの変
動方向は右から左へ向かっての変動と1図柄以内での左
から右方向への変動である。右図柄表示部2bの変動方
向は、左から右方向への変動と1図柄以内の左から右方
向への変動である。中図柄表示部2cにおいては、上か
ら下方向へ向かっての変動と1図柄以内の下から上方向
への変動をもつものである。
【0035】これらの変動方向は、左右の揺れ変動及び
上下の揺れ変動として高速及び低速変動、滑り変動、コ
マずれ及びコマ送り変動と共に組み合わされ、複数の変
動パターンを構成する。表3にこれらの変動動作の名称
と動作内容を示す。これらの変動パターンはその基本動
作及び滑り動作、更には4つのリーチパターンにおいて
使用される。
【0036】
【表3】
【0037】図8は基本変動動作を示している。基本変
動動作では滑り変動は行わず高速変動、低速変動、滑り
変動及び左右の揺れ変動を組み合わせて構成される。最
初に左図柄表示部2aの図柄が左方向へ(a)、続いて
右図柄表示部2bが右方向へ(b)、最後に中図柄表示
部2cが下方向へ向かって各々高速変動を開始する
(c)。3つの図柄が全て高速変動を開始すると、左図
柄表示部2aは高速変動から低速変動へと移行し
(d)、その後左右への揺れ変動に移行すると(e)、
今度は右図柄表示部2bが高速変動から低速変動へ移行
し(f)、その後左右の揺れ変動へと移行する(g)。
そして最後に中図柄表示部2cが高速変動から低速変動
へと移行し(h)、3つの図柄が全て停止して図柄が確
定する(i)。
【0038】図9は、「リーチ」発生後に「はずれ」と
なる場合、及び「大当たり」となる場合のリーチパター
ンA及びBの変動動作を示している。尚、パターンA及
びBの変動動作は同じパターンを有するが、「リーチ」
発生後の図柄変動周期等の設定は異なる。そのパターン
は図8に示した基本変動動作(a)〜(f)の変動を行った後
(a)、「はずれ」となる場合は左右の図柄表示部2
a、2bが同一図柄で揺れ変動を開始した後、表示領域
90が表示領域内背景97と共に上から下方向へ向かっ
てスクロールして図柄が変動する。
【0039】この間、図柄表示領域92,93,94は
消去せず、左右図柄表示部2a、2bは揺れ変動を継続
し中図柄表示部2cは「大当たり」を発生する図柄の3
図柄前から低速変動を行う(b)。中図柄表示部2cは
低速変動のまま「大当たり」図柄を通過した後高速変動
へ移行する変動動作を繰り返し(c)、「リーチ」を表
示しながら低速変動から上下方向への揺れ変動へと移行
し(d)、所定時間経過後に3つの図柄が確定する
(e)。
【0040】又、「リーチ」発生後に「大当たり」とな
る場合のパターンは、「はずれ」の場合の変動動作(a)
〜(c)を行った後(a)、左図柄表示部2aは左方向
へ、右図柄表示部2bは右方向へ、中図柄表示部2cは
下方向へ各々が同一図柄を表示しながらコマずれ変動を
開始する(f)。3つに図柄は同一図柄を表示したまま
左右(中図柄表示部2cにおいては上下)の揺れ変動へ
と移行した後(c)、全図柄が停止し確定する(g)。
尚、「リーチ」が発生した図柄のうち、一部の図柄によ
ってはコマずれ変動を行わず、図柄が確定される。
【0041】図10は、リーチパターンCの変動動作を
示している。パターンCにおける変動動作はリーチパタ
ーンA及びBの(a)〜(c)の変動を行った後(a)、リー
チ発生後に「はずれ」となる場合は、左右図柄表示部2
a、2bが揺れ変動を継続しつつ中図柄表示部2cは
「大当たり」が発生する図柄の4図柄前から、高速変動
からこま送り変動へと移行する(b)。その後中図柄表
示部2cは「大当たり」図柄の1図柄前で一旦停止し、
その図柄のまま上下方向への揺れ変動へ移行してから
(c)、全図柄が停止し図柄が確定する(d)。
【0042】リーチパターンCが「大当たり」となる場
合の変動動作は、リーチパターンA及びBの(a)〜(b)の
変動動作を行い(a)、中図柄表示部2cが「大当た
り」が発生する図柄の4図柄前より高速変動からこま送
り変動へと移行した後(e)、中図柄表示部2cは「大
当たり」図柄で一旦停止し、その図柄をもって上下方向
への揺れ変動へ移行する(f)。3つの図柄が同一図柄
を表示すると左図柄表示部2aは左方向へ、右図柄表示
部2bは右方向へ、中図柄表示部2cは下方向へ各々同
一図柄でコマずれ変動へ移行し(g)、その後所定時間
揺れ変動を行った後(h)、図柄が確定する(d)。
尚、リーチが発生した図柄の1部の図柄においては、コ
マずれ変動は行わず、中図柄表示部2aが「大当たり」
図柄で揺れ変動へ移行後、変動が停止し図柄が確定す
る。
【0043】図11は、リーチパターンDの変動動作を
示す。リーチパターンDの変動はリーチパターンA及び
Bの(a)〜(b)の変動を行った後(a)、「はずれ」が発
生する場合は中図柄2cは「大当たり」図柄の2図柄前
で高速変動から低速変動へと移行し(b)、更に「大当
たり」図柄を表示しながら低速変動から上下方向への揺
れ変動を3回行った後(c)、図柄配列を高速変動で1
周する(d)。中図柄表示部2cは「大当たり」図柄を
表示しつつ上下方向への揺れ変動へ移行し(e)、「大
当たり」発生図柄の1図柄先の図柄まで低速変動し
(f)、再度上下方向の揺れ変動を行った後(g)、全
図柄の変動が停止する(h)。
【0044】また、「リーチ」発生後に「大当たり」と
なる場合は、リーチパターンDの(a)〜(e)の変動を行っ
た後、中図柄表示部2cは「大当たり」図柄を表示しな
がら揺れ変動へと移行し0.5秒間未満の一旦停止を行
った後(i)、再度上下方向の揺れ変動へ移行する
(j)。全図柄が同一図柄を表示しながら図柄表示部2
aは左方向へ、図柄表示部2bは右方向へ、中図柄表示
部2cは下方向へ向かってコマずれ変動を行い(k)、
その後再度揺れ変動へと移行し(l)、図柄が確定する
(m)。尚、「リーチ」が発生した図柄によってはコマ
ずれ変動を行わずに各図柄が確定する。
【0045】図12は、図柄変動における滑り変動を行
う基本動作を示している。滑り変動は、左右図柄表示部
2a、2bが低速変動から所定時間一旦停止し、その後
高速変動への移行がランダムに発生する変動を指す。そ
の変動動作は、各図柄表示部2a、2b、2cが順次高
速変動を開始し(a)、左図柄表示部2aは高速変動か
ら低速変動へ移行し(b)、更に低速変動から0.5秒
間未満の一旦停止を経て再度高速変動へ移行し(c)、
左右の揺れ変動へ移行する(d)。
【0046】左図柄表示部2aが揺れ変動へ移行する
と、右図柄表示部2bは高速変動から低速変動へと移行
し、0.5秒間未満の一旦停止を行った後、高速変動へ
と移行する(e)。右図柄表示部2bはその後左右の揺
れ変動へと移行し、図柄表示部2a、2bは共に揺れ変
動を継続しつつ、中図柄表示部2cは高速変動から低速
変動へと移行する(f)。その後、図柄表示部2a、2
b、2cは順次変動を停止し、各表示図柄が確定する
(g)。
【0047】上記各種の「リーチ」が発生する場合は、
「リーチ」の予告として表示領域90の表示領域内背景
97の表示図柄が変動し、その発生を予告する。「リー
チ」の予告は3パターンが設定され、遊技状況に応じて
そのパターンが選択され表示される。尚、「リーチ」が
発生しない場合は予告表示等は行わず、表示領域背景9
7の表示図柄は変動しない。
【0048】図13(a),(b)は第1のリーチ予告
パターンが表示される場合のタイムチャートを示す。
(a)はその第1のリーチ予告パターンが表示されるタ
イムチャートを示し、(b)には第1のリーチ予告パタ
ーンの変動パターンを示す。特別図柄表示部2a、2
b、2cが特別図柄の変動を開始し、停止した左右の図
柄表示部2a、2bが同一図柄を表示して「リーチ」状
態が発生する場合、図柄の変動が開始されてから0.3
秒後に表示領域90の表示領域内背景97が「リーチ」
の予告としてランダムで変動を行う。変動する背景図柄
(図中B)は3種類が設定され、6コマの図柄変動を1
パターンとし、「リーチ」の直前まで3周繰り返し表示
する。
【0049】図14(a),(b)は第2のリーチ予告
パターンが表示される場合のタイムチャートを示す。
(a)はその第2のリーチ予告パターンに表示されるタ
イムチャートを示し(b)には第2のリーチ予告の変動
パターンを示す。この第2のリーチ予告パターンは、第
1種始動入賞口4に入賞記憶が1個以上あり、その入賞
記憶による図柄変動によって「リーチ」が発生する場
合、図柄表示部2a、2b、2cの変動開始後から「リ
ーチ」が発生する直前まで、表示領域内背景97の表示
図柄を変動することによって「リーチ」の予告をランダ
ムで行う。表示する背景図柄は3種類あるが、図柄の変
動は2種類を繰り返し表示するものであり、その周期は
24/60秒である。
【0050】図15(a),(b)は第3のリーチ予告
パターンが表示される場合のタイムチャートを示す。
(a)はその第3のリーチ予告パターンに表示されるタ
イムチャートを示し、(b)には第3のリーチ予告の変
動パターンを示す。この第3のリーチ予告は図柄表示部
2a、2b、2cが変動を開始してから0.3秒後に表
示領域90のキャラクタ96が変動して「リーチ」の予
告を表示する。キャラクタ96の変動は左右に振れる変
動が設定され、32/60秒の周期で左右に振る動きを
6回表示する。これらの「リーチ」予告を受けた後に
「リーチ」が発生し、更に「大当たり」が発生すると、
「大当たり」に伴う条件装置の作動が開始し、遊技が進
行していく。
【0051】図16はリーチ予告パターンの選択に伴う
作動フローチャートを示している。リーチ予告パターン
の選択は、その特別図柄表示部の変動によって発生する
「リーチ」が、記憶による変動によるものか否かによっ
て表示されるリーチ予告パターンが異なる(S20
0)。もし記憶による変動の「リーチ」であった場合
(S200,「YES」)は、第2のリーチ予告パター
ンが選択され表示される(S201,S208)。記憶
による変動でない変動による「リーチ」の場合(S20
0,「NO」)は、次に第1のリーチ予告パターンか否
かが判断され(S202)第1のリーチ予告パターンと
判断されれば(S202,「YES」)、0.3秒後に
リーチ予告パターンが表示される(S204,S20
5,S208)。
【0052】又、S202において第2のリーチ予告パ
ターンではない(S202「NO」)と判断されれば、
更に第3のリーチ予告パターンか否かが判断され(S2
03)、第3のリーチ予告パターンであると判断されれ
ば(S203,「YES」)、やはり0.3秒後にリー
チ予告パターンが表示される(S206,S207,S
208)。尚、S203において第3のリーチ予告パタ
ーンではないと判断された場合(S203「NO」)に
は元に戻って次の「リーチ」状態の発生を待つことにな
る。その設定制御は主回路110のCPU112にて行
われる。
【0053】図17は特別図柄表示装置2が「大当た
り」を示した時の条件装置の作動に伴う作動フローチャ
ートを示している。上記各種の「リーチ」状態を経て図
柄表示部2a、2b、2cの停止図柄が全て同一図柄で
停止すると、「大当たり」が発生しそれに伴う各種条件
装置が作動する(S210)。条件装置が作動すると、
第1種特別電動役物が作動し、大入賞口6が29.0秒
間開放される。その開放中、及び第1種特別電動役物が
作動を終了してから2.0秒以内に遊技球が特定領域入
賞口8に入賞すると(S211)、役物連続作動装置が
作動する(S212)。それによって大入賞口6が所定
時間を経過して一旦閉じた後も、第1種特別電動役物が
作動して大入賞口6が再び開放する。この連続動作は最
高16回まで行われる。尚、開放した大入賞口6に遊技
球が10個入賞した場合は、開放動作の制限時間内であ
っても大入賞口6は閉口しその動作を終了する(S21
3)。
【0054】図18は普通図柄表示装置23及び特別図
柄表示装置2のモード移行手法を示すフローチャートで
ある。前記条件装置の作動が終了すると各図柄表示装置
のモードは、通常モードから変動時間短縮モードへと移
行する(S231)。普通図柄表示装置23及び特別図
柄表示装置2は通常モードと変動時間短縮モードの2つ
のモードを有し、電源投入時は共に通常モードである。
その後「大当たり」の発生に伴って条件装置が作動する
と、その作動の終了から図柄表示部2a、2b、2cが
変動する所定回数の間は、普通図柄24及び図柄表示部
2a、2b、2cの図柄変動時間は変動図柄短縮モード
に設定された時間で変動する。
【0055】変動時間短縮モードによって図柄の変動所
要時間が短縮される回数は、「大当たり」で表示された
図柄によって異なり、表4の(a)にその図柄と図柄変
動時間が短縮される回数を示し、(b)にその通常モー
ドと変動時間短縮モード別の図柄変動所要時間を示す。
もし、変動時間短縮モードの最中に「大当たり」が発生
した場合は、条件装置の作動停止後にも変動時間短縮モ
ードが継続され、所定回数分図柄変動時間を短縮する。
又、第1種始動入賞口4への入賞球数が2個以上記憶さ
れている場合は(S232)、変動時間短縮モードから
通常モードへ変動する(S233)。更に「リーチ」が
発生した場合は(S234)、それまで通常モードであ
った場合は変動時間短縮モードへ移行し、変動時間短縮
モードであった場合は通常モードへと移行する(S23
5)。
【0056】
【表4】
【0057】図柄変動の所要時間は、通常モードにおけ
る各図柄表示部2a、2b、2cの変動所要時間が平均
9.139秒であるのに対し、変動時間短縮モードでは
平均6.805秒と通常モードよりも約2.3秒程短く
設定される。又、記憶を有しながら「大当たり」が発生
しない図柄が連続して表示される場合で、且つ記憶によ
る1個目の変動開始から記憶4個目での変動図柄の確定
までに要する最大所要時間は105.402秒を要し、
その平均最大変動所要時間は、1つの記憶に付き約26
秒である。
【0058】図19(a)〜(c)は、変動時間短縮モ
ード時の表示領域内の背景とその変動事項である。
(a)は「リーチ」状態を除く図柄表示部2a、2b、
2cの変動中と図柄の確定時を示し、(b)は「リー
チ」状態発生中を示す。図柄変動中及び図柄確定時に表
示される表示領域90の表示領域内背景97は変動を行
わず、1図柄のみを表示する。図柄表示部2a、2b、
2cが順次変動を停止し「リーチ」を表示すると、リー
チパターンAにおいては16/60秒、パターンBにお
いては32/60秒の周期で背景図柄を交互に表示す
る。尚、パターンC及びDの背景図柄は通常モードにお
ける図柄と同じ図柄が表示される。
【0059】(c)は変動時間短縮モード時に発生する
変動内容を示す。普通図柄表示装置23及び特別図柄表
示装置2が変動時間短縮モードへの移行に伴って、普通
図柄24に表示される図柄の色彩は通常モードとは異な
った色彩に変更され表示される。この色彩の変更は各表
示装置もモードが変動時間短縮モードの場合のみであ
り、モードが通常モードに移行すれば色彩も通常モード
時の色彩に移行する。
【0060】更に変動時間短縮モード中に「大当たり」
が発生した場合は、その変動時間短縮モードの短縮回数
別に表示されるキャラクターが異なって設定される。変
動時間の短縮回数は50回,70回,100回の3パタ
ーンが設定されるが、この設定回数には各1種類のキャ
ラクターが設定され、設定された短縮回数作動中に「大
当たり」が発生すると、該当するキャラクターが登場し
「大当たり」の表示がされる。
【0061】以上実施例にて説明したように、このパチ
ンコ遊技機によれば「リーチ」の発生を予告表示し、
「リーチ」発生後はその図柄表示を数種のパターンをも
って表示することから遊技者は図柄の変動状況から図柄
確定に至るまでを「大当たり」の期待を持って見つめる
ことになる。
【0062】そして図柄の変動時間をモード別に設定
し、そのモードに応じた図柄変動時間の制御、及びその
モードが変動時間短縮時における「リーチ」と「リー
チ」以外の遊技状況下における背景図柄の変化、普通図
柄の色彩の変化、更には表示されるキャラクターが複数
設定されていることことから、遊技者は現在の遊技状況
を正確に把握することができ、飽きることなく遊技を継
続できる。
【0063】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、上記実施例における
図柄変動時間の変更及び、その契機の変更、更には変動
回数別に設定されるキャラクター数等は適宜可能であ
り、それによって更に遊興性が増し、遊技者の興趣が一
層高められる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
パチンコ遊技機によれば、「リーチ」の予告表示を行う
ことによって、遊技者は正確に遊技状況を把握すること
ができ、それによって「リーチ」更には「大当たり」へ
の期待を膨らませつつ遊技を継続できる。又、予告パタ
ーンを複数設定することによって単調さが無くなり遊興
性が向上することが期待できる。
【0065】また、請求項2に記載の発明によれば、特
別図柄表示装置の図柄変動時間を通常モードと変動時間
短縮モードに分け、遊技状況に応じて可変制御すること
によって、遊技者にとって早く図柄が確定して欲しい場
合において、図柄確定までの時間が短縮し早く図柄が確
定することから、遊技者に高い満足感を与えることがで
きる。
【0066】更に請求3に記載の発明によれば、図柄変
動時間短縮モード時における「リーチ」と「リーチ」以
外の遊技状況下では背景図柄が異なることによって、遊
技状況を正確に把握しながら遊技が可能となり、又変動
時間短縮時の「リーチ」であることから、「大当たり」
への期待が一層増すことができる。
【0067】また請求項4に記載の発明によれば、図柄
変動時間が短縮される回数に応じて登場するキャラクタ
ーが異なることによって、遊技者はその短縮の回数を知
ることができ強いては遊技状況の把握が可能となり、更
には異なるキャラクターへの興味から遊興性が増すこと
になる。
【0068】更に請求項5に記載の発明によれば、普通
電動役物の作動時間が通常モードから変動時間短縮モー
ドへ移行することによって変動時間が短くなることか
ら、特別図柄表示装置の図柄が変動する頻度も高くなる
ことから「リーチ」や「大当たり」への期待が高められ
る。
【0069】また請求項6に記載の発明によれば、普通
図柄表示装置と特別図柄表示装置とを備えるパチンコ遊
技機において、複数の「リーチ」予告パターンが各々異
なった変動パターンを持つなど請求項1乃至請求項3に
記載の構成を備えることから遊技の興趣が高まり、遊技
者は大きな期待をもって「リーチ」の発生を待つことに
なる。そして本発明は、遊技者が最も注目する遊技盤面
の中央に設けられる図柄表示装置に関するものであるこ
とから、遊技者は興趣を増し、また多量の賞球を得る可
能性を有することから遊技者の射幸心を惹起し、遊技産
業の発展に一層寄与し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の遊技盤正面図である。
【図2】(a),(b),(c)は各々その詳細図であ
る。
【図3】図1に示した遊技盤裏面における賞球の球流出
経路図である。
【図4】図3に示した普通電動役物の作動回路図であ
る。
【図5】図1に示した普通図柄表示装置の作動を示すフ
ローチャートである。
【図6】図2における特別図柄表示装置の図柄表示領域
の詳細図である。
【図7】図6における特別図柄表示装置の変動方向を示
した図である。
【図8】図7における特別図柄表示部の滑り変動を含ま
ない基本動作を示した図である。
【図9】図7におけるリーチパターンA及びBの動作を
示した図である。
【図10】図7におけるリーチパターンCの動作を示し
た図である。
【図11】図7におけるリーチパターンDの動作を示し
た図である。
【図12】図7における滑り変動を含む基本動作を示し
た図である。
【図13】(a)は図7における第1のリーチ予告表示
パターンのタイムチャート、(b)はその変動パターン
を示した図である。
【図14】(a)は図7における第2のリーチ予告表示
パターンのタイムチャート、(b)はその変動パターン
を示した図である。
【図15】(a)は図7における第3のリーチ予告表示
パターンのタイムチャート、(b)はその変動パターン
を示した図である。
【図16】リーチ予告パターンの選択を示すフローチャ
ートである。
【図17】「大当たり」発生時の条件装置作動に伴う作
動を示すフローチャートである。
【図18】本遊技機におけるモード移行までのフローチ
ャートである。
【図19】本遊技機の変動時間短縮モード時における表
示領域の背景とその変動内容を示した図である。
【符号の説明】
2 特別図柄表示装置 2a 中図柄 2b 左図柄 2c 右図柄 4 第1種始動入賞口(普通電動役物) 6 大入賞口(第1種特別電動役物) 10 遊技盤面 22 ゲート 23 普通図柄表示装置 24 普通図柄 44 第1種始動口用スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】大入賞口6の左右には、普通入賞口である
左落し入賞口11、右落し入賞口12が設けられ、遊技
盤面左右には左肩入賞口13及び右肩入賞口15、その
下方部には左袖入賞口18及び右袖入賞口20、が備え
られる。又、普通図柄表示装置23の上部には天入賞口
16が備えられる。遊技球が前記第1種特別電動役物で
ある大入賞口6に入賞すると15個の賞球が排出され、
それ以外の入賞口に入賞すると6個の賞球が払い出され

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に特別図柄表示装置を有するパ
    チンコ遊技機において、前記特別図柄表示装置が複数の
    「リーチ」状態を有すると共に、遊技状況に応じて発生
    する入賞信号に基づいてその複数の「リーチ」状態の中
    から選択された「リーチ」状態の発生を予告表示するリ
    ーチ発生予告表示手段と、該リーチ発生予告表示手段に
    より予告表示された「リーチ」状態に応じて複数の「リ
    ーチ」状態毎に異なった図柄の変動順番を制御する図柄
    変動順番制御手段とを備えることを特徴とするパチンコ
    遊技機における図柄変動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記特別図柄表示装置の図柄変動時間
    が、通常モードと図柄変動時間短縮モードの別によって
    切換制御されるモード別変動時間切替制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機にお
    ける図柄変動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記特別図柄表示装置が、図柄変動時間
    短縮モード時における遊技状況が「リーチ」の場合と
    「リーチ」以外の場合とでは、異なる背景を表示する背
    景図柄切替制御手段とを備えることを特徴とする請求項
    2に記載のパチンコ遊技機における図柄変動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記特別図柄図柄表示装置に表示される
    キャラクターが、図柄変動時間短縮モード時において図
    柄変動時間が短縮される回数に応じて切替表示されるキ
    ャラクタ切替制御手段を備えることを特徴とする請求項
    2又は3に記載のパチンコ遊技機における図柄変動制御
    装置。
  5. 【請求項5】 遊技球の入賞によって前記特別図柄表示
    装置の図柄を変動させる普通電動役物の作動時間を通常
    モード時に図柄変動時間短縮モード時よりも長く設定す
    る普通電動役物作動制御手段が設けられていることを特
    徴とする請求項2,3又は4に記載のパチンコ遊技機に
    おける図柄変動制制御装置。
  6. 【請求項6】 技盤面に普通図柄表示装置と特別図柄表
    示装置とを有するパチンコ遊技機において、前記特別図
    柄表示装置が複数の「リーチ」状態を有すると共に、遊
    技状況に応じて発生する入賞信号に基づいてその複数の
    「リーチ」状態の中から選択された「リーチ」状態の発
    生を予告表示するリーチ発生予告表示手段と、該リーチ
    発生予告表示手段により予告表示された「リーチ」状態
    に応じてその複数の「リーチ」状態毎に有する異なった
    図柄変動順番を制御する図柄変動順番制御手段と、前記
    特別図柄表示装置の図柄変動時間を通常モードと図柄変
    動時間短縮モードの別によって切替え制御するモード別
    変動時間切替制御手段と、変動時間短縮モード時に前記
    特別図柄表示装置の図柄の背景を変更表示する図柄切替
    え制御手段とが設けられていることを特徴とするパチン
    コ遊技機における図柄変動制御装置。
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