JPH10314784A - 汚水処理用接触濾材 - Google Patents
汚水処理用接触濾材Info
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- JPH10314784A JPH10314784A JP9129811A JP12981197A JPH10314784A JP H10314784 A JPH10314784 A JP H10314784A JP 9129811 A JP9129811 A JP 9129811A JP 12981197 A JP12981197 A JP 12981197A JP H10314784 A JPH10314784 A JP H10314784A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微生物処理接触濾材として要求される機能を
充分に発揮させることにある。 【解決手段】 芯が例えばポリプロピレン繊維等の高融
点成分で、鞘が例えばポリエチレン繊維等の低融点成分
からなる芯鞘構造の熱融着性複合繊維を使用した2枚の
不織布11の間に、加熱処理により高収縮性を発現する
高収縮繊維体として収縮基布12を介在させ、収縮基布
12を挟んだ2枚の不織布11の両端を接合し、加熱処
理により収縮基布12の高収縮繊維を収縮させ立体状と
する。不織布11に使用する熱融着性複合繊維の繊度は
18〜260デニールであり、目付が200〜400g
/m2 で、厚みが3〜10mmである範囲とする。高収
縮繊維体12は、使用する繊維の沸水収縮率が30〜6
0%であり、この繊維を経糸又は緯糸の一方に使用した
粗目織物である。
充分に発揮させることにある。 【解決手段】 芯が例えばポリプロピレン繊維等の高融
点成分で、鞘が例えばポリエチレン繊維等の低融点成分
からなる芯鞘構造の熱融着性複合繊維を使用した2枚の
不織布11の間に、加熱処理により高収縮性を発現する
高収縮繊維体として収縮基布12を介在させ、収縮基布
12を挟んだ2枚の不織布11の両端を接合し、加熱処
理により収縮基布12の高収縮繊維を収縮させ立体状と
する。不織布11に使用する熱融着性複合繊維の繊度は
18〜260デニールであり、目付が200〜400g
/m2 で、厚みが3〜10mmである範囲とする。高収
縮繊維体12は、使用する繊維の沸水収縮率が30〜6
0%であり、この繊維を経糸又は緯糸の一方に使用した
粗目織物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚水処理用接触濾材
に関し、詳しくは、家庭の排水や河川の汚水等を処理す
るのに使用され、特に、微生物処理接触濾材に最適な汚
水処理用接触濾材に関する。
に関し、詳しくは、家庭の排水や河川の汚水等を処理す
るのに使用され、特に、微生物処理接触濾材に最適な汚
水処理用接触濾材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種汚水を処理する接触濾材と
しては、合成樹脂等の長尺なフィラメントを束ねて流動
する汚水中に浸漬したもの、短尺に切断したフィラメン
トを偏平状に丸めたもの、カールしたフィラメントを束
ねてその中央部を金属帯で結束したもの等がある。
しては、合成樹脂等の長尺なフィラメントを束ねて流動
する汚水中に浸漬したもの、短尺に切断したフィラメン
トを偏平状に丸めたもの、カールしたフィラメントを束
ねてその中央部を金属帯で結束したもの等がある。
【0003】しかしながら、前述した接触濾材は何れも
その内部の空隙度が均一でなく、使用する上では充分に
機能していない。即ち、汚水を処理するには、汚水を接
触濾材に接触させて、汚水中の汚れを接触濾材に付着さ
せて浄化処理するのであるが、長尺なフィラメントを束
ねたものでは、その束ねた部位に汚水が浸入流動せず、
また、偏平状に丸めたものでもその中心部はフィラメン
トの密度が高く、また、結束したものでは、結束部分に
汚水が浸入せず、何れも汚水との接触効率が悪く製作す
るにも手数を要する問題があった。
その内部の空隙度が均一でなく、使用する上では充分に
機能していない。即ち、汚水を処理するには、汚水を接
触濾材に接触させて、汚水中の汚れを接触濾材に付着さ
せて浄化処理するのであるが、長尺なフィラメントを束
ねたものでは、その束ねた部位に汚水が浸入流動せず、
また、偏平状に丸めたものでもその中心部はフィラメン
トの密度が高く、また、結束したものでは、結束部分に
汚水が浸入せず、何れも汚水との接触効率が悪く製作す
るにも手数を要する問題があった。
【0004】この問題を解決するために、例えば特開平
8−33818号公報に記載の汚水処理用の媒体が提案
されている。これは、繊維径が30〜200μmの綿毛
状のフィラメントをこれよりも融点の低い融着材で結合
させて、その内部に空隙を有する厚さ3〜10mmのマ
ット状の媒体を構成し、そのマット状の媒体を一辺が5
〜50mmの四方形状に裁断してなる汚水処理用の媒体
である。
8−33818号公報に記載の汚水処理用の媒体が提案
されている。これは、繊維径が30〜200μmの綿毛
状のフィラメントをこれよりも融点の低い融着材で結合
させて、その内部に空隙を有する厚さ3〜10mmのマ
ット状の媒体を構成し、そのマット状の媒体を一辺が5
〜50mmの四方形状に裁断してなる汚水処理用の媒体
である。
【0005】この媒体は、綿毛状のフィラメントを厚さ
3〜10mmに重合させて、内部の空隙を保った状態で
フィラメントを結合させ、これを5〜50mmの四方形
状に裁断したものであり、各四方形の媒体の空隙度は均
一であり、これを多数処理槽等に充填すると、各部の空
隙率が均一な処理媒体ユニットを構成することができ
る。そのため、空隙率が均一で且つ単一体で分散させ得
るので、目締まり等した場合に容易に洗浄再生すること
ができ、また、各媒体のフィラメントが融着結合してあ
るので、破損消耗することなく、永年の使用に耐え得る
ことが開示されている。
3〜10mmに重合させて、内部の空隙を保った状態で
フィラメントを結合させ、これを5〜50mmの四方形
状に裁断したものであり、各四方形の媒体の空隙度は均
一であり、これを多数処理槽等に充填すると、各部の空
隙率が均一な処理媒体ユニットを構成することができ
る。そのため、空隙率が均一で且つ単一体で分散させ得
るので、目締まり等した場合に容易に洗浄再生すること
ができ、また、各媒体のフィラメントが融着結合してあ
るので、破損消耗することなく、永年の使用に耐え得る
ことが開示されている。
【0006】図3は、前述の特開平8−33818号公
報に記載の媒体片であり、その構造は、綿毛状のポリプ
ロピレンフィラメント1に融着剤を加えて加熱し、ポリ
プロピレンフィラメント1を互いに融着させている。即
ち、綿毛状のポリプロピレンフィラメント1が互いに接
着されてその内部に多大な空隙を有した小片としてあ
り、その厚さは3〜10mm、その大きさは辺長が5〜
50mmの四角形状である。更に詳述すると、綿毛状の
ポリプロピレンフィラメント1〔直径30〜200μ
m〕と、このポリプロピレンフィラメント1にこれより
も融点の低いポリエチレンコーティングしたフィラメン
ト1aとを混合させて加熱し、ポリプロピレンフィラメ
ント1を混絡融着させている。
報に記載の媒体片であり、その構造は、綿毛状のポリプ
ロピレンフィラメント1に融着剤を加えて加熱し、ポリ
プロピレンフィラメント1を互いに融着させている。即
ち、綿毛状のポリプロピレンフィラメント1が互いに接
着されてその内部に多大な空隙を有した小片としてあ
り、その厚さは3〜10mm、その大きさは辺長が5〜
50mmの四角形状である。更に詳述すると、綿毛状の
ポリプロピレンフィラメント1〔直径30〜200μ
m〕と、このポリプロピレンフィラメント1にこれより
も融点の低いポリエチレンコーティングしたフィラメン
ト1aとを混合させて加熱し、ポリプロピレンフィラメ
ント1を混絡融着させている。
【0007】図4は、この媒体片の製造工程のブロック
図であり、綿毛状のポリプロピレンフィラメント1〔以
下、単にPP綿と称す〕とその芯部がポリプロピレンフ
ィラメントでその外周をPE〔ポリエチレン〕で覆った
綿毛状のフィラメント1aを混合して、厚さ3〜10m
mのフェルト状のシートを構成し、このシートを加熱し
て前述のPP綿1とフィラメント1aとを融着し、これ
を5〜50mmの四方形状に裁断している。
図であり、綿毛状のポリプロピレンフィラメント1〔以
下、単にPP綿と称す〕とその芯部がポリプロピレンフ
ィラメントでその外周をPE〔ポリエチレン〕で覆った
綿毛状のフィラメント1aを混合して、厚さ3〜10m
mのフェルト状のシートを構成し、このシートを加熱し
て前述のPP綿1とフィラメント1aとを融着し、これ
を5〜50mmの四方形状に裁断している。
【0008】前述のPP綿1及び外周をPEで覆ったフ
ィラメント1aの直径は、30〜200μmである。図
5は、外周をPEで覆ったフィラメント1aの横断面を
示すものである。図6は、PP綿1とPEで覆ったポロ
プロピレンフィラメント1aとの溶着状態を示すもの
で、PEによってPP綿1とフィラメント1aとを融着
しており、これらの直径が30〜200μmと細いの
で、フィラメント1,1a間には広い空隙を有してい
る。
ィラメント1aの直径は、30〜200μmである。図
5は、外周をPEで覆ったフィラメント1aの横断面を
示すものである。図6は、PP綿1とPEで覆ったポロ
プロピレンフィラメント1aとの溶着状態を示すもの
で、PEによってPP綿1とフィラメント1aとを融着
しており、これらの直径が30〜200μmと細いの
で、フィラメント1,1a間には広い空隙を有してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した特
開平8−33818号公報に記載の汚水処理用の媒体
は、その内部に広い空隙を有して高い処理能力を有する
ともに、媒体を構成するフィラメントが結合してその空
隙を保持しており、目詰まり等した場合、容易に洗浄再
生することができ、さらに製作するにも成形加工と定形
加工で済むので、安価で大量生産が可能である等、従来
の難点を全て解決することはできる。
開平8−33818号公報に記載の汚水処理用の媒体
は、その内部に広い空隙を有して高い処理能力を有する
ともに、媒体を構成するフィラメントが結合してその空
隙を保持しており、目詰まり等した場合、容易に洗浄再
生することができ、さらに製作するにも成形加工と定形
加工で済むので、安価で大量生産が可能である等、従来
の難点を全て解決することはできる。
【0010】しかしながら、汚水中の微生物を除去して
浄化処理するための微生物処理接触濾材として、特開平
8−33818号公報に記載の媒体を使用できない問題
があった。即ち、微生物処理接触濾材として要求される
機能としては、次のことが必要である。
浄化処理するための微生物処理接触濾材として、特開平
8−33818号公報に記載の媒体を使用できない問題
があった。即ち、微生物処理接触濾材として要求される
機能としては、次のことが必要である。
【0011】 広い表面積が得られ、微生物の付着性
が良い空隙を有すること。 水流に対する抵抗が少なく、微生物の付着効率がよ
くてデッドスペースのないこと。 過剰に肥厚した生物膜の除去が容易で、空隙を閉塞
しないこと。
が良い空隙を有すること。 水流に対する抵抗が少なく、微生物の付着効率がよ
くてデッドスペースのないこと。 過剰に肥厚した生物膜の除去が容易で、空隙を閉塞
しないこと。
【0012】特開平8−33818号公報に記載の媒体
を微生物処理接触濾材として使用した場合には、上記
〜の点が不充分である問題があった。
を微生物処理接触濾材として使用した場合には、上記
〜の点が不充分である問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、前述の微生物処
理接触濾材として要求される〜の機能を具備すると
いう課題を本発明は解決し、その技術的手段は、芯が高
融点成分で、鞘が低融点成分からなる芯鞘構造の熱融着
性複合繊維を使用した2枚の不織布の間に、加熱処理に
より高収縮性を発現する高収縮繊維体を介在させ、高収
縮繊維体を挟んだ2枚の不織布の両端を接合し、加熱処
理により高収縮繊維を収縮させ立体状としたことを特徴
とする。
理接触濾材として要求される〜の機能を具備すると
いう課題を本発明は解決し、その技術的手段は、芯が高
融点成分で、鞘が低融点成分からなる芯鞘構造の熱融着
性複合繊維を使用した2枚の不織布の間に、加熱処理に
より高収縮性を発現する高収縮繊維体を介在させ、高収
縮繊維体を挟んだ2枚の不織布の両端を接合し、加熱処
理により高収縮繊維を収縮させ立体状としたことを特徴
とする。
【0014】また、前記不織布に使用する熱融着性複合
繊維の繊度は18〜260デニールであり、目付が20
0〜400g/m2 で、厚みが3〜10mmであること
が望ましい。
繊維の繊度は18〜260デニールであり、目付が20
0〜400g/m2 で、厚みが3〜10mmであること
が望ましい。
【0015】更に、前記高収縮繊維体は、使用する繊維
の沸水収縮率が30〜60%であり、この繊維を経糸又
は緯糸の一方に使用した粗目織物であることが望まし
い。
の沸水収縮率が30〜60%であり、この繊維を経糸又
は緯糸の一方に使用した粗目織物であることが望まし
い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の濾材10は、図1に示す
ように芯が例えばポリプロピレン繊維等の高融点成分
で、鞘が例えばポリエチレン繊維等の低融点成分からな
る芯鞘構造の熱融着性複合繊維を使用した2枚の不織布
11の間に、加熱処理により高収縮性を発現する高収縮
繊維体として収縮基布12を介在させ、収縮基布12を
挟んだ2枚の不織布11の両端を接合し、加熱処理によ
り収縮基布12の高収縮繊維を収縮させ立体状としたも
のである。
ように芯が例えばポリプロピレン繊維等の高融点成分
で、鞘が例えばポリエチレン繊維等の低融点成分からな
る芯鞘構造の熱融着性複合繊維を使用した2枚の不織布
11の間に、加熱処理により高収縮性を発現する高収縮
繊維体として収縮基布12を介在させ、収縮基布12を
挟んだ2枚の不織布11の両端を接合し、加熱処理によ
り収縮基布12の高収縮繊維を収縮させ立体状としたも
のである。
【0017】不織布11に使用する熱融着性複合繊維の
繊度は18〜260デニールであり、目付が200〜4
00g/m2 で、厚みが3〜10mmである範囲のもの
が好適である。更に、前記高収縮繊維体12は、使用す
る繊維の沸水収縮率が30〜60%であり、この繊維を
経糸又は緯糸の一方に使用した粗目織物であるものが好
適である。
繊度は18〜260デニールであり、目付が200〜4
00g/m2 で、厚みが3〜10mmである範囲のもの
が好適である。更に、前記高収縮繊維体12は、使用す
る繊維の沸水収縮率が30〜60%であり、この繊維を
経糸又は緯糸の一方に使用した粗目織物であるものが好
適である。
【0018】このようによれば、不織布は高い空隙性を
有すると同時に圧縮耐性に富む。また、立体形状とした
のでランダムに処理槽内に充填されるため、微生物の付
着効率がよくてデッドスペースがなくなると同時に過剰
に肥厚した生物膜の除去が容易であるために空隙が閉塞
されない。
有すると同時に圧縮耐性に富む。また、立体形状とした
のでランダムに処理槽内に充填されるため、微生物の付
着効率がよくてデッドスペースがなくなると同時に過剰
に肥厚した生物膜の除去が容易であるために空隙が閉塞
されない。
【0019】
【実施例】本発明の実施例において、図2(a)に示す
不織布11は、芯がポリプロピレン繊維〔以下、単にP
Pと称す〕、鞘がポリエチレン繊維〔以下、単にPEと
称す〕からなる熱融着性複合繊維の繊度が65デニール
のウエッブをサーマルボンド法により製造したもので、
目付が250g/m2 で厚みが8mmである。その寸法
は、図2(b)に示すようにa=30mm、b=50m
mである。
不織布11は、芯がポリプロピレン繊維〔以下、単にP
Pと称す〕、鞘がポリエチレン繊維〔以下、単にPEと
称す〕からなる熱融着性複合繊維の繊度が65デニール
のウエッブをサーマルボンド法により製造したもので、
目付が250g/m2 で厚みが8mmである。その寸法
は、図2(b)に示すようにa=30mm、b=50m
mである。
【0020】高収縮繊維体としての収縮基布12は、図
2(b)に示すB方向に高収縮ポリエステルマルチフィ
ラメントで製織された粗目織物の基布で、沸水収縮率
〔沸騰した水に浸した時の収縮率〕で50%のものであ
る。
2(b)に示すB方向に高収縮ポリエステルマルチフィ
ラメントで製織された粗目織物の基布で、沸水収縮率
〔沸騰した水に浸した時の収縮率〕で50%のものであ
る。
【0021】前述した2枚の不織布11の間に収縮基布
12を挾み、図2(b)の両側のa方向端部13を超音
波ウェルダー等で不織布11と収縮基布12とを接合す
る。このようにしてa方向端部13を接合したものを熱
水〔90℃〕に浸し、収縮基布12を45%収縮させ
る。これにより、図1に示す円筒型の立体状の接触濾材
10を作成した。
12を挾み、図2(b)の両側のa方向端部13を超音
波ウェルダー等で不織布11と収縮基布12とを接合す
る。このようにしてa方向端部13を接合したものを熱
水〔90℃〕に浸し、収縮基布12を45%収縮させ
る。これにより、図1に示す円筒型の立体状の接触濾材
10を作成した。
【0022】比較例として不織布11の50mm角の裁
断品を作成した。作成した接触濾材10につき、次の要
領で試験を行い効果を確認した。深さ60cm×幅60
cm×長さ60cmの試験浄化槽に各接触濾材を2kg
充填した。30日間後の状態として、下表の結果を得
た。
断品を作成した。作成した接触濾材10につき、次の要
領で試験を行い効果を確認した。深さ60cm×幅60
cm×長さ60cmの試験浄化槽に各接触濾材を2kg
充填した。30日間後の状態として、下表の結果を得
た。
【0023】
【表1】
【0024】尚、30日後の接触濾材への微生物膜形成
は、比較例の濾材では不均一であったが、実施例の濾材
では円筒体の内、外面に微生物膜が均一に形成され、か
つ、隙間が十分に確保されており水の流れは阻害されな
い状態であった。
は、比較例の濾材では不均一であったが、実施例の濾材
では円筒体の内、外面に微生物膜が均一に形成され、か
つ、隙間が十分に確保されており水の流れは阻害されな
い状態であった。
【0025】2枚の不織布11の間に収縮基布12を挾
み、a方向端部13を接合させる方法は、本実施例では
超音波ウェルダーで接合したが、これに限らず各種接合
する方法が可能である。例えば、端部接合は直線状で、
実線状、破線状、点線状でもよい。また、接合手段は、
熱シール、超音波シール、高周波シールや接着剤及びミ
シンなどの縫製による手段であってもよい。
み、a方向端部13を接合させる方法は、本実施例では
超音波ウェルダーで接合したが、これに限らず各種接合
する方法が可能である。例えば、端部接合は直線状で、
実線状、破線状、点線状でもよい。また、接合手段は、
熱シール、超音波シール、高周波シールや接着剤及びミ
シンなどの縫製による手段であってもよい。
【0026】収縮基布12を収縮させる方法は、本実施
例では熱水により行ったが、この方法に限らず他の加熱
手段例えば乾熱あるいは湿熱による方法で可能である。
また、これら濾材は一般的に空隙が多く、かさばるもの
であり、運送及び保管コストが高くつくが、使用直前に
熱水処理し、立体化する方法を採用すれば、運送及び保
管コストの大幅な低減も可能となる。
例では熱水により行ったが、この方法に限らず他の加熱
手段例えば乾熱あるいは湿熱による方法で可能である。
また、これら濾材は一般的に空隙が多く、かさばるもの
であり、運送及び保管コストが高くつくが、使用直前に
熱水処理し、立体化する方法を採用すれば、運送及び保
管コストの大幅な低減も可能となる。
【0027】本発明の接触濾材の形状及び寸法は立体状
であれば実施例に限らず、例えば断面形状が円形以外、
楕円、四角形等種々可能である。実施例で示した接触濾
材10の円筒型の場合は、上下各不織布11との厚みと
の関係及び使用時の立体形状の保持においては、直径は
20〜60mm、高さ20〜60mmの範囲がよく、こ
の範囲であれば効率の良い汚水処理ができる。
であれば実施例に限らず、例えば断面形状が円形以外、
楕円、四角形等種々可能である。実施例で示した接触濾
材10の円筒型の場合は、上下各不織布11との厚みと
の関係及び使用時の立体形状の保持においては、直径は
20〜60mm、高さ20〜60mmの範囲がよく、こ
の範囲であれば効率の良い汚水処理ができる。
【0028】不織布11に使用する熱接着性複合繊維に
ついては、実施例では、その材質は芯がPP、鞘がPE
で、繊度が65デニールの例を説明したが、これに限ら
ず本発明では、熱接着性複合繊維の芯及び鞘の材質とし
ては、芯がポリエチレンテレフタレート繊維、鞘がPE
等でも可能である。
ついては、実施例では、その材質は芯がPP、鞘がPE
で、繊度が65デニールの例を説明したが、これに限ら
ず本発明では、熱接着性複合繊維の芯及び鞘の材質とし
ては、芯がポリエチレンテレフタレート繊維、鞘がPE
等でも可能である。
【0029】なお、濾材に浮遊性が要求される場合に
は、比重1.0以下のものを、また、沈降性が要求され
る場合には、比重1.0以上からなる材質も選定するこ
とができる。
は、比重1.0以下のものを、また、沈降性が要求され
る場合には、比重1.0以上からなる材質も選定するこ
とができる。
【0030】また、繊度については18〜260デニー
ルの範囲で可能である。尚、対象汚泥により、濾材空隙
を繊度により調整できるが、濾材の形状保持及び過剰に
肥厚し生物膜の除去を容易に行なうためには繊度18〜
260デニールの範囲より選定することが望ましい。
ルの範囲で可能である。尚、対象汚泥により、濾材空隙
を繊度により調整できるが、濾材の形状保持及び過剰に
肥厚し生物膜の除去を容易に行なうためには繊度18〜
260デニールの範囲より選定することが望ましい。
【0031】不織布11のウェッブの重量については、
実施例では250g/m2 としたがこれに限らず、20
0〜400g/m2 の範囲で可能である。また、厚みも
実施例では8mmとしたが、これに限らず3〜10mm
の範囲で可能である。ウェッブの重量及び厚みの組合せ
として前記範囲とする理由を下表に示す。
実施例では250g/m2 としたがこれに限らず、20
0〜400g/m2 の範囲で可能である。また、厚みも
実施例では8mmとしたが、これに限らず3〜10mm
の範囲で可能である。ウェッブの重量及び厚みの組合せ
として前記範囲とする理由を下表に示す。
【0032】
【表2】
【0033】実施例では収縮基布12の沸水収縮率は4
5%としたが、これに限らず30〜60%の範囲で可能
である。
5%としたが、これに限らず30〜60%の範囲で可能
である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、立体形状としたので、
ランダムに処理槽内に充填でき、また、不織布は高い空
隙性と圧縮耐性に富むので、微生物の付着効率がよくて
デッドスペースがなく高い密度で充填できることになる
し、また、過剰に肥厚した生物膜の除去が容易であるた
め、空隙が閉塞しない効果を有する。その結果、微生物
処理接触濾材として要求される機能を充分に発揮するこ
とができる。
ランダムに処理槽内に充填でき、また、不織布は高い空
隙性と圧縮耐性に富むので、微生物の付着効率がよくて
デッドスペースがなく高い密度で充填できることになる
し、また、過剰に肥厚した生物膜の除去が容易であるた
め、空隙が閉塞しない効果を有する。その結果、微生物
処理接触濾材として要求される機能を充分に発揮するこ
とができる。
【図1】本発明の汚水処理用接触濾材を示す斜視図
【図2】(a)は本発明の接触濾材を構成する2枚の不
織布で収縮基布を挾み込む状態を示す正面図 (b)は(a)の平面図
織布で収縮基布を挾み込む状態を示す正面図 (b)は(a)の平面図
【図3】従来の接触濾材の媒体片を示す斜視図
【図4】図3の媒体片の製造工程を示すブロック図
【図5】外周をポリエチレンで覆ったフィラメントを示
す横断面図
す横断面図
【図6】綿毛状のポリプロピレンフィラメントとポリエ
チレンで覆ったポロプロピレンフィラメントとの溶着状
態を示す部分拡大図
チレンで覆ったポロプロピレンフィラメントとの溶着状
態を示す部分拡大図
10 接触濾材 11 不織布 12 高収縮繊維体〔収縮基布〕
Claims (3)
- 【請求項1】 芯が高融点成分で、鞘が低融点成分から
なる芯鞘構造の熱融着性複合繊維を使用した2枚の不織
布の間に、加熱処理により高収縮性を発現する高収縮繊
維体を介在させ、高収縮繊維体を挟んだ2枚の不織布の
両端を接合し、加熱処理により高収縮繊維体を収縮させ
て立体状としたことを特徴とする汚水処理用接触濾材。 - 【請求項2】 前記不織布に使用する熱融着性複合繊維
の繊度は18〜260デニールであり、目付が200〜
400g/m2 で、厚みが3〜10mmであることを特
徴とする請求項1記載の汚水処理用接触濾材。 - 【請求項3】 前記高収縮繊維体は、使用する繊維の沸
水収縮率が30〜60%であり、この繊維を経糸又は緯
糸の一方に使用した粗目織物であることを特徴とする請
求項1記載の汚水処理用接触濾材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129811A JPH10314784A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 汚水処理用接触濾材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129811A JPH10314784A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 汚水処理用接触濾材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314784A true JPH10314784A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15018817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129811A Withdrawn JPH10314784A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 汚水処理用接触濾材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10314784A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007575A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Ebara Corp | 微生物担体及びその製造方法 |
| JP2019126341A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 宇部興産株式会社 | 不織布含有細胞培養モジュール |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129811A patent/JPH10314784A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007007575A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Ebara Corp | 微生物担体及びその製造方法 |
| JP2019126341A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 宇部興産株式会社 | 不織布含有細胞培養モジュール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |