JPH10315326A - オレフィン系樹脂発泡エンボスシートの製造方法 - Google Patents

オレフィン系樹脂発泡エンボスシートの製造方法

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JPH10315326A
JPH10315326A JP12428097A JP12428097A JPH10315326A JP H10315326 A JPH10315326 A JP H10315326A JP 12428097 A JP12428097 A JP 12428097A JP 12428097 A JP12428097 A JP 12428097A JP H10315326 A JPH10315326 A JP H10315326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sheet
olefin
olefin resin
embossing
Prior art date
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Pending
Application number
JP12428097A
Other languages
English (en)
Inventor
Miki Yaso
三喜 八十
Masabumi Nishino
正文 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工数を増すことなく、両面にエンボスを有す
るオレフィン系樹脂発泡エンボスシートが得られる製造
方法を提供する。 【解決手段】 エンボスロールと押えロールとの間にオ
レフィン系樹脂発泡シートを通してオレフィン系樹脂発
泡シートにエンボス加工する方法において、エンボスロ
ールと押えロールとの間を通る前に、オレフィン系樹脂
発泡シートの両面をオレフィン系樹脂発泡シートを構成
するオレフィン系樹脂の融点の−10〜+50℃に加熱
することを特徴とするオレフィン系樹脂発泡エンボスシ
ートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオレフィン系樹脂発
泡エンボスシートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、独立気泡或いは連続気泡を有する
オレフィン系樹脂発泡シートには必要に応じて様々なエ
ンボス加工が施されている。エンボス加工の方法として
は、例えば、特開昭59−71835号公報には、エン
ボスロールと特定の硬度を有する弾性体で覆った押えロ
ールとの間にオレフィン系樹脂発泡シートを通してエン
ボスを施す方法が示されている。この方法は、凹凸落差
の大きいエンボス加工を鮮明に行うことができ、かつ、
エンボス加工の速度が速く、生産性が高いという利点を
有するが、エンボスはオレフィン系樹脂発泡シートの片
面にしか形成されず、両面へのエンボス加工ができない
といった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工数
を増すことなく、両面にエンボスを有するオレフィン系
樹脂発泡エンボスシートが得られる製造方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のオレフィン系樹
脂発泡エンボスシートの製造方法は、エンボスロールと
押えロールとの間にオレフィン系樹脂発泡シートを通し
てオレフィン系樹脂発泡シートにエンボス加工する方法
において、エンボスロールと押えロールとの間を通る前
に、オレフィン系樹脂発泡シートの両面をオレフィン系
樹脂発泡シートを構成するオレフィン系樹脂の融点の−
10〜+50℃に加熱することを特徴とする。
【0005】尚、本発明でいう融点とは、示差走査熱量
計により測定した結晶融解ピークのうち、最初に出てく
る結晶融解ピークの温度であり、結晶融解ピークの測定
方法は以下の通りである。まず、約10mgのオレフィ
ン系樹脂を白金パンに入れ、一度溶融させた後、5℃/
分の速度で−50℃にまで冷却する。次に、5℃/分の
速度で昇温させ、示差走査熱量計(セイコー電子社製、
商品名「SSC5200型」)にて結晶融解ピークを測
定する。
【0006】以下、本発明の詳細を第1図を参照して説
明する。
【0007】第1図は本発明のオレフィン系樹脂発泡エ
ンボスシートの製造方法を示した概略工程図である。サ
プライ装置2を出たオレフィン系樹脂発泡シート1を、
加熱装置4により両面をオレフィン系樹脂発泡シート1
を構成するオレフィン系樹脂の融点の−10〜+50℃
に加熱し、エンボスロール5と押えロール6の間を通し
てエンボス加工し、巻取り装置3により巻き取る。尚、
7は引き取りロールである。
【0008】上記オレフィン系樹脂発泡シート1は従来
使用されているものでよく、例えば、エチレン系樹脂発
泡シート、プロピレン系樹脂発泡シート等が挙げられ、
その発泡倍率は一般には3〜50倍であり、厚さは、薄
くなると破れ易くなり、厚くなると加熱の際に厚さ方向
に熱が伝わり難くなるので1〜10mmが好ましい。
【0009】上記加熱装置4による加熱は、オレフィン
系樹脂発泡シート1のエンボスロール5側のみではエン
ボス模様が押えロール6側に伝わらず、その加熱温度
は、低くなるとエンボス模様が押えロール6側に伝わら
ず、高くなるとエンボス加工自体が不可能になるので、
オレフィン系樹脂発泡シート1を構成するオレフィン系
樹脂の融点の−10〜+50℃に限定される。特に加熱
時間が2秒以下程度の短い時間の場合などは厚さ方向に
熱が伝わりにくくなるので、前記融点の+30〜+50
℃とするのが好ましい。
【0010】上記エンボスロール5の外周には所定の模
様のエンボス山が形成されており、エンボス加工の条件
を一定に保つために通常はエンボスロールの冷却を行
う。
【0011】上記押えロール6は、エンボス加工の際に
オレフィン系樹脂発泡シート1を適度な反発力でエンボ
スロール4に押し付けるので、表面がゴムなどの弾性体
で覆われているものが好ましく、弾性体の硬度は、柔ら
かくなると前記押し付け力が弱くなり、凹凸落差の大き
いエンボス加工がし難くなり、硬くなるとエンボスロー
ル5のエンボス模様がオレフィン系樹脂発泡シート1の
押えロール6側に出難くなるので40〜60が好まし
い。また、オレフィン系樹脂発泡シート1の熱が押えロ
ール6へ逃げると温度安定性が低下して鮮明なエンボス
加工ができなくなるので、押えロール6は断熱性を有し
ているのが好ましい。尚、本発明でいう硬度は、JIS
K 6301に準拠して測定した値である。
【0012】エンボスロール5と押えロール6の間のク
リアランスは、広くなると凹凸落差の大きいエンボス加
工がし難くなり、狭くなるとオレフィン系樹脂発泡シー
ト1の気泡が破れてしまうので、オレフィン系樹脂発泡
シート1の厚さの10〜20%であるのが好ましい。
【0013】本発明の製造方法で得られた両面にエンボ
スを有する発泡シートは様々な用途に使用され得るが、
例えば、床下地材として使用すると、両面にエンボスを
有しない床下地材を使用した場合よりも防音性が向上す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げて本発明の態
様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0015】尚、実施例及び比較例では、以下に示した
オレフィン系樹脂発泡シート(以下、発泡シートと記
す)、エンボスロール及び押えロールを使用した。 発泡シート;厚さ2.5mm、発泡倍率約30倍、融点
=120℃のエチレン系樹脂発泡シート(積水化学社
製、商品名「ソフトロンIF」) エンボスロール;底面が5mm×5mmの正方形で高さ
が2mmのピラミッド形状のエンボス山が格子模様状に
形成された、断面の直径が300mmのエンボスロール 押えロール;表面が硬度60、厚さ10mmの弾性体に
覆われた、断面の直径が300mmのゴムロール
【0016】
【実施例】
(実施例)発泡シートの両面が145℃になるように遠
赤外線ヒーターで加熱した後、クリアランスが0.4m
mになるように軸を平行に対向配置したエンボスロール
と押えロールの間を引き取り速度15m/分で通し発泡
エンボスシートを得た。
【0017】次に、得られた発泡エンボスシートのエン
ボスロール側及び押えロール側に形成されたエンボスの
凹凸落差を測定したところ、エンボスロール側の凹凸落
差は2mm、押えロール側の凹凸落差は0.5mmであ
った。尚、発泡エンボスシートのエンボスは、エンボス
の凸部の頂点同士を結ぶ線からの発泡エンボスシートの
断面模式図である第2図に示したように、エンボスロー
ル側の表面に形成された凹部81の反対の押えロール側
の表面には凹部91が形成され、エンボスロール側の表
面に形成された凸部82の反対の押えロール側の表面に
は凸部92が形成されていた。尚、10は実施例で得ら
れた発泡エンボスシートであり、前記のエンボスロール
側の凹凸落差とは凹部81と凸部82の落差h1 であ
り、押えロール側の凹凸落差とは、凹部91と凸部92
の落差h2 である。
【0018】(比較例)発泡シートのエンボスロール側
の表面のみを145℃になるように遠赤外線ヒーターで
加熱した以外は実施例と同様にして発泡エンボスシート
を得た。
【0019】得られた発泡エンボスシートのエンボスロ
ール側に形成されたエンボスの凹凸落差を測定したとこ
ろ、2mmであった。発泡エンボスシートの押えロール
側にはエンボスは形成されていなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明のオレフィン系樹脂発泡エンボス
シートの製造方法は、上述したように発泡シートの両面
を発泡シートを構成するオレフィン系樹脂の融点の−1
0〜+50℃まで加熱するので、片面にエンボスロール
を押圧するとその形状が反対面にも伝わり、両面にエン
ボス加工を施すことができる。また、エンボスロールと
押えロールの間を1回通すだけで両面にエンボスが施さ
れるので、工数が増すことが無く、従来の装置がそのま
ま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオレフィン系樹脂発泡エンボスシート
の製造方法の1実施例を示す概略工程図である。
【図2】実施例で得られた発泡エンボスシートの、エン
ボスの凸部の頂点同士を結ぶ線からの断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1 オレフィン系樹脂発泡シート 4 加熱装置 5 エンボスロール 6 押えロール 81 エンボスロール側に形成された凹部 82 エンボスロール側に形成された凸部 91 押えロール側に形成された凹部 92 押えロール側に形成された凸部 10 発泡エンボスシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボスロールと押えロールとの間にオ
    レフィン系樹脂発泡シートを通してオレフィン系樹脂発
    泡シートにエンボス加工する方法において、エンボスロ
    ールと押えロールとの間を通る前に、オレフィン系樹脂
    発泡シートの両面をオレフィン系樹脂発泡シートを構成
    するオレフィン系樹脂の融点の−10〜+50℃に加熱
    することを特徴とするオレフィン系樹脂発泡エンボスシ
    ートの製造方法。
JP12428097A 1997-05-14 1997-05-14 オレフィン系樹脂発泡エンボスシートの製造方法 Pending JPH10315326A (ja)

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