JPH10315401A - 印刷フィルム及びこれを用いた表面保護用粘着シート - Google Patents
印刷フィルム及びこれを用いた表面保護用粘着シートInfo
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- JPH10315401A JPH10315401A JP13247497A JP13247497A JPH10315401A JP H10315401 A JPH10315401 A JP H10315401A JP 13247497 A JP13247497 A JP 13247497A JP 13247497 A JP13247497 A JP 13247497A JP H10315401 A JPH10315401 A JP H10315401A
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Abstract
いて、ウレタン系印刷層を両側よりラミネートして、P
E印刷フィルムを得た。PE印刷フィルムの片側にコロ
ナ処理を施し、コロナ処理面側に粘着剤層を塗工乾燥し
て、巻状の表面保護用粘着シートを得た。 【効果】 PE印刷フィルムは、印刷層が内層に存在す
るため、ブロッキング現象が起きにくい。表面保護用粘
着シートは、従来の粘着剤が持ち合わせている耐候性を
印刷層の存在によって損なうことがなく、さらに巻状形
成物とした場合に、印刷層が粘着剤層に巻戻し時に取ら
れてしまうおそれがない。
Description
ックフィルム(以下、支持基材ともいう。)に設けられ
た印刷フィルム、及びそのフィルムを支持体としてなる
表面保護用粘着シートに関する。
ルムに印刷層を設ける場合には、プラスチックフィルム
の外表面に印刷層を設けることが一般的であり、またこ
れらの印刷フィルムを支持体としてなる表面保護用粘着
シートは各社から製造販売されている。
を外表面に設けた上記従来の印刷フィルム、及びこれを
支持体とした上記従来の表面保護用粘着シートでは次の
問題点がある。
レンとポリプロピレンとのブレンドポリマー等のポリオ
レフィンからなるフィルムに印刷層を設ける場合には、
フィルムにコロナ処理面を設けてその上に印刷層を設け
るのが一般的であり、この方法により印刷層と支持基材
との間の十分な投錨力を確保してきた。また、支持基材
にアクリル系や天然ゴム系等の粘着剤層を設ける場合に
は、支持基材にコロナ処理面を設けてその上に粘着剤層
を設けるのが一般的であり、コロナ処理等の処理を施し
た上に粘着剤層を設けなければ、十分な投錨力が得られ
ず、表面保護用粘着シートとして十分に機能しない。
刷層を持ったポリエチレン、ポリプロピレンやポリエチ
レン−ポリプロピレンブレンドポリマー等のポリオレフ
ィンからなるフィルムに、アクリル系や天然ゴム系等の
粘着剤層を設ける方法としては、印刷層が設けられてい
るコロナ処理面側に粘着剤層を設ける方法と、印刷層が
設けられているコロナ処理面とは逆側の面にコロナ処理
を設ける方法とが考えられている。現在どちらの方法で
も表面保護用粘着シートは製品化されており、一般的に
出回っている。
粘着シートを作成すると次のような問題がある。印刷層
側のコロナ処理面に粘着剤層を設ける場合は、耐候劣化
後に印刷層と支持基材との間にて層間剥離を起こし、従
来の表面保護用粘着シートが持ち合わせている耐候性を
維持できない。また、印刷層の逆側の面にコロナ処理を
施し、粘着剤層を設ける場合には、耐候劣化に関しては
問題はないが、支持体基材単体をロール状形成物とした
場合に、コロナ処理面同士がブロッキング現象を起こし
易く、生産性が大きく阻害されるということが発生す
る。
印刷層を設ける場合には、コロナ処理を施さず印刷層を
設けるのが一般的であるが、表面保護用粘着シートを巻
状形成物とした場合には、粘着剤層の粘着強さが大きい
と印刷層が粘着剤層に巻戻し時に取られてしまうという
問題が発生する。
なされたものであり、ロール状形成物とした場合に、ブ
ロッキング現象が起きにくい印刷フィルムを提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、支持体としての印刷
フィルムの片側に粘着剤層を設けてなる表面保護用粘着
シートであって、耐候性を維持でき、さらに巻状形成物
とした場合に、印刷層が粘着剤層に巻戻し時に取られて
しまうおそれのない表面保護用粘着シートを提供するこ
とを目的とする。
ング現象等の上記の問題が、印刷層が支持体の最表層に
存在する場合には避けて通れない問題であることに着目
し、問題を解決するためには印刷層を最外層から内層に
移動する必要があることに着眼した。
支持基材内に形成されたことを特徴とする。また、本発
明の表面保護用粘着シートは、本発明の印刷フィルムを
支持体とし、そのフィルムの片側に粘着剤層を設けてな
ることを特徴とする。
基材の内層に存在するため、ブロッキング現象が起きに
くい。本発明の印刷フィルムを支持体とし、そのフィル
ムの片側に粘着剤層を設けることにより、従来の粘着剤
が持ち合わせている耐候性を印刷層の存在によって損な
うことがなく、さらに巻状形成物とした場合に、印刷層
が粘着剤層に巻戻し時に取られてしまうおそれのない表
面保護用粘着シートを得ることができる。
ムを用いた表面保護用粘着シートは各種存在するが、印
刷層を内層に含んだフィルムを用いた表面保護用粘着シ
ートを提供するのは初めての試みであり、従来フィルム
製膜コストの面から無駄と思える印刷層を内層に設けた
支持基材を表面保護用粘着シートの支持体として用いた
ことによる効果は、予想以上に大きく、新たな知見であ
る。
が支持基材の内層に存在し、言い換えれば、印刷層を支
持基材にてサンドイッチした構造の支持体である。
及び顔料からなる印刷層が用いられ、使用する合成樹脂
は支持基材に適したものを選択すればよく、例えば、支
持基材の材料がポリオレフィン系の場合は、ウレタン系
又はアクリル系の樹脂を用いることができ、ポリ塩化ビ
ニルの場合はアクリル系又はポリ塩化ビニル系の樹脂等
を用いることができる。顔料としては、酸化チタン等の
無機顔料及びフタロシアニン等の有機顔料等を用いるこ
とができる。
性を保持できる厚みがあればよく、印刷層の厚みとして
は0.5〜50μm、就中0.5〜5μmが好ましい。
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン−ポリ
プロピレンブレンド等のポリオレフィン系)、ポリ塩化
ビニル等のフィルムの一種又は二種以上が用いられる
が、これに限定されない。支持基材の厚さは、印刷層を
挟み込み、製膜された状態にて、10〜500μm、就
中10〜200μmが一般的であるが、これに限定され
るものではない。
一種又は二種以上の支持基材にてラミネートして形成さ
れる。ラミネートは主として70〜150℃での熱ラミ
ネートにて行われ、支持基材に使用するフィルムの材質
及び厚さによって最も適切な条件を選択すれば良い。
ける粘着剤層はアクリル系、天然ゴム系等の架橋系の粘
着剤からなる粘着剤層が好ましいが、これに限定される
ものではない。粘着剤層の厚みとしては、0.1〜10
0μm、就中0.1〜20μmが好ましいが、これに限
定されるものではない。
ンやポリエチレン−ポリプロピレンブレンドポリマー等
のポリオレフィンからなるフィルムに粘着剤層を設ける
に際しては、コロナ処理を施すことが望ましく、コロナ
処理は、38mN/m以上、就中40〜60mN/mの
処理強度にて行われる。
発明を詳細に述べるが、本発明はこれらによって何ら限
定されるものではない。
フローインデックス(MI)2g/10min(JIS
K−6760参照)のポリエチレン(PE)樹脂をイ
ンフレーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ3
0μmのPEフィルムを得た。このPEフィルム2枚を
用いて、2μmの厚さを持つウレタン系印刷層を両側よ
りラミネートし、片側に処理強度が42mN/mになる
ように、コロナ処理を施し、印刷層を内層に設けてなる
巻状のPE印刷フィルムを得た。
側に、エチルアクリレート(EA)60重量部、2−エ
チルヘキシルアクリレート(2EHA)40重量部、ヒ
ドロキシエチルアクリレート(HA)5重量部、トルシ
レンジイソシアナート(TDI)5重量部、ヒンダード
アミン系光安定剤1重量部からなる粘着剤層10μmを
塗工乾燥し、図1に示す巻状の表面保護用粘着シートを
得た。
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ60μm
のPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの片
側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処理
を施し、コロナ処理側にウレタン系の印刷層を2μm設
けて巻状のPE印刷フィルムを得た。
g/10minのポリエチレン(PE)樹脂をインフレ
ーション押し出し製膜機において製膜し、厚さ60μm
のPEフィルムを得た。その後、このPEフィルムの両
側に処理強度が42mN/mになるように、コロナ処理
を施し、片面にウレタン系の印刷層を2μm設けて巻状
のPE印刷フィルムを得た。
ルムの印刷層側に、エチルアクリレート(EA)60重
量部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)4
0重量部、ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)5
重量部、トルシレンジイソシアナート(TDI)、ヒン
ダードアミン系光安定剤1重量部からなる粘着剤層10
μmを塗工乾燥し、図2に示す巻状の表面保護用粘着シ
ートを得た。
ルムの印刷層と反対側に、エチルアクリレート(EA)
60重量部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EH
A)40重量部、ヒドロキシエチルアクリレート(HE
A)5重量部、トルシレンジイソシアナート(TD
I)、ヒンダードアミン系光安定剤1重量部からなる粘
着剤層10μmを塗工乾燥し、さらに印刷層側にポリビ
ニルブチラールN−オクタデシルカルバメートからなる
剥離剤を30nm塗工乾燥して、図3に示す巻状の表面
保護用粘着シートを得た。
止について) 実施例1及び比較例1,2にて得たロール状形成物を4
00℃乾燥機にて1週間(1W)、1ヶ月間(1M)ロ
ール保存を行ないブロッキング現象(フィルム面同士が
接着する現象)の発生の有無を確認した。その結果を表
1に示した。
シートをSUS430BA板上に貼付後、S.W.M.
(サンシャイン・ウェザー・メーター)にて暴露を行な
い印刷層の剥がれ及び糊残り等を確認した。その結果を
表2に示した。
施例1、比較例1)には、コロナ処理が両面に施された
場合(比較例2)と比較して、ブロッキング現象が起き
にくいことが判った。また表2の結果より、印刷層が施
されていない面に粘着剤層を設けることにより(実施例
2、比較例4)、粘着剤が従来持ち合わせている耐候性
を落とすことのない表面保護フィルムを作成できること
が判った。また、表1及び表2の結果を合せて鑑みて、
印刷層を支持体の内層に持つことにより、ブロッキング
現象が起きにくい印刷フィルム、及び従来の粘着剤が持
ち合わせている耐候性を印刷層によって損なうことのな
い表面保護用粘着シートが得られることが判った。
である。
である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 印刷層が支持基材内に形成された印刷フ
ィルム。 - 【請求項2】 印刷層が少なくとも合成樹脂及び顔料を
有してなり、支持基材がポリオレフィン又はポリ塩化ビ
ニルからなるフィルムの一種又は二種以上のフィルムで
ある請求項1に記載の印刷フイルム。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の印刷フイルムを
支持体とし、そのフィルムの片側に粘着剤層を設けてな
る表面保護用粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247497A JPH10315401A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 印刷フィルム及びこれを用いた表面保護用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13247497A JPH10315401A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 印刷フィルム及びこれを用いた表面保護用粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315401A true JPH10315401A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15082227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13247497A Pending JPH10315401A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 印刷フィルム及びこれを用いた表面保護用粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315401A (ja) |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13247497A patent/JPH10315401A/ja active Pending
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