JPH10315562A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH10315562A
JPH10315562A JP9127024A JP12702497A JPH10315562A JP H10315562 A JPH10315562 A JP H10315562A JP 9127024 A JP9127024 A JP 9127024A JP 12702497 A JP12702497 A JP 12702497A JP H10315562 A JPH10315562 A JP H10315562A
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JP
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data
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Application number
JP9127024A
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English (en)
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Kazutoshi Morioka
和才 森岡
Masaru Kumazawa
勝 熊澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はプリンタ装置に関し、紙づまりの通知
や回復が完全に行え、かつ1文書当たりのページ数が少
ない場合でも性能低下を防止する。 【解決手段】バッファ9、ページ管理キュー17、オー
バレイバッファ6、オーバレイセット管理キュー18、
印刷済み用紙の排出監視手段(20、21)を備えると
共に、印刷済み用紙が装置外に排出されたことを検出し
た時、ページ管理キュー17と排出監視手段が検出した
排出枚数を参照してページ管理キュー17の対応するペ
ージ管理ブロック及びバッファ9の対応するデータを削
除し、前記削除によりそのページが参照していたオーバ
レイセットが参照されなくなった場合に当該オーバレイ
セットに属するオーバレイデータを削除する削除手段
(展開制御部10)と、印刷途中で紙づまりが発生した
場合に、ページ管理キューを再度検索して先頭のページ
から再印刷させる紙づまり回復制御部19を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷中に紙づまり
が発生した場合の回復処理を自動的に行うことで高速動
作を可能にしたプリンタ装置に関する。昨今の電子計算
機の普及により、文書の電子化による事務処理のペーパ
レス化が叫ばれて久しいが、現実のオフィスではいまだ
に印刷した文書が使用されている。しかしながら印刷さ
れる文書の中身は変化してきており、いわゆる基幹業務
においても従来のように大型計算機から分厚い台帳を毎
日数十〜数百ぺージ連続して印刷するようなことは少な
くなり、代わってネットワーク接続されたパソコンから
数枚の文書が繰り返し印刷されるようなクライアント・
サーバ型の運用が多くなってきている。
【0002】ところが、前記運用を行う装置で使用され
るプリンタ装置においては、1文書当たりのページ数が
少なく、かつ印刷中に紙づまりが発生した場合の対策が
不十分なため、プリンタ装置の連続印刷性を生かした高
速印刷動作が難しい、という問題点がありこの点の改善
が求められていた。
【0003】
【従来の技術】以下、図面に基づいて従来例を説明す
る。 §1:プリンタ装置の構成の説明・・・図6参照 図6は従来のプリンタ装置ブロック図である。以下、図
6に基づいて従来のプリンタ装置の1例を説明する。図
6に示したように、プリンタ装置は印刷データを用紙に
印刷するためのプリンタメカ(プリンタ機構部)3と、
前記プリンタメカ3の制御を行うプリンタ制御部2とで
構成されている。そしてプリンタ装置の運用時には、プ
リンタ制御部2をホストコンピュータ(以下「ホスト」
と記す)1に接続して運用する。
【0004】また、前記プリンタ制御部2にはホスト1
に対する制御を行うホスト制御部4と、オーバレイデー
タの管理を行うオーバレイ管理部5と、オーバレイデー
タを一時的に格納するオーバレイバッファ6と、オーバ
レイ管理情報を格納するオーバレイ管理テーブル7と、
オーバレイバッファ6上のオーバレイデータをドットイ
メージに変換してビットマップメモリ13に展開するオ
ーバレイ展開部8と、印刷データを一時的に格納するバ
ッファ9と、印刷データの展開制御を行う展開制御部1
0と、印刷データをドットイメージに変換してビットマ
ップメモリ13に展開する展開部12と、印刷データを
展開するためのビットマップメモリ13と、プリンタメ
カ3を制御して印刷させる印刷制御部14等を設ける。
また、展開制御部10にはホスト1から受信したコマン
ドの制御を行うコマンド制御部11を設ける。前記各部
の詳細な機能等は次の通りである。
【0005】(1) :ホスト制御部4は、ホスト1に対す
る各種制御を行うものである。例えばホスト制御部4
は、ホスト1から送られた印刷データや、印刷動作を制
御するためのコマンド(以下、単に「コマンド」と記
す)を受信する制御を行う。
【0006】(2) :オーバレイ管理部5はホスト1より
受信したオーバレイデータを、そのID番号(オーバレ
イID)又はオーバレイ名(オーバレイデータ管理情
報)によって管理するものであり、前記オーバレイデー
タを受信した際、前記オーバレイデータをオーバレイバ
ッファ6に格納すると共に、オーバレイ管理情報(オー
バレイデータのID番号、格納アドレス等)をオーバレ
イ管理テーブル7に格納するものである。
【0007】(3) :オーバレイバッファ6は、ホスト1
より受信したオーバレイデータを格納するものである。 (4) :オーバレイ管理テーブル7は、オーバレイ管理情
報(オーバレイデータのID番号、格納アドレス等)を
格納するものである。
【0008】(5) :オーバレイ展開部8は、展開制御部
10の指示によりオーバレイバッファ6上のオーバレイ
データをドットイメージに変換してビットマップメモリ
13に展開するものである。
【0009】(6) :バッファ9は、ホスト1から受信し
た印刷データを一時的に格納するものである。 (7) :展開制御部10は、印刷データやオーバレイデー
タの展開制御を行うものである。例えば、展開制御部1
0はバッファ9より印刷に必要なデータを取り出し、展
開部12を呼び出してビットマップメモリ13上にドッ
トイメージとして展開させる制御を行う。また、オーバ
レイ展開部8を呼び出してオーバレイバッファ上のオー
バレイデータをビットマップメモリ13上にドットイメ
ージとして展開させる制御を行う。
【0010】(8) :展開部12は、展開制御部10の指
示により印刷データをドットイメージに変換してビット
マップメモリ13上に展開するものである。 (9) :ビットマップメモリ13は、印刷データやオーバ
レイデータをドットイメージに変換して展開(ビットマ
ップ展開)するメモリである。
【0011】(10):印刷制御部14は、プリンタメカ3
を制御して印刷データを用紙に印刷させる制御を行うも
のである。この場合、印刷制御部14は、1ページの印
刷データの展開が終了した後にコマンド制御部11によ
り起動され、ビットマップメモリ13からドットイメー
ジデータを読み出してプリンタメカ3に送出することに
より印刷させる制御を行う。
【0012】(11):コマンド制御部11は、ホスト1か
ら受信したコマンドの内容を解釈し、印刷起動、用紙サ
イズ等の制御を行うものである。 §2:プリンタ装置の動作説明 前記プリンタ装置の動作は次の通りである。ホスト1よ
り印刷データ及びコマンドを受信すると、ホスト制御部
4は、一旦印刷データをバッファ9に格納し、コマンド
をコマンド制御部11へ送る。展開制御部10はバッフ
ァ9中の印刷データの有無を随時チェックしており、バ
ッファ9中に印刷データが格納された時にこれを取り出
し、展開部12へ転送して印刷データの展開を指示す
る。
【0013】展開部12では展開制御部10から受信し
た印刷データをドットイメージに変換してビットマップ
メモリ13に展開する。また、改ページ文字を見つけた
り、用紙の下端に達するなどして展開部12がページの
切れ目を検出すると、展開部12は展開制御部10に改
ページ発生を通知し、展開制御部10内のコマンド制御
部11が印刷制御部14を起動する。
【0014】その後、印刷制御部14がビットマップメ
モリ13からドットイメージデータを読み出してプリン
タメカ3に送ることで印刷が行われる。また、コマンド
制御部11がそれまで展開した印刷データを強制排出す
るコマンドを受け取ると、展開制御部10はそれまでに
受信した印刷データを展開部12が全てビットマップメ
モリ13に展開し終わるのを待って、印刷制御部14を
起動し印刷を行わせる。
【0015】ところで、ホスト1からは主たる印刷デー
タとは別に「オーバレイパターン」と呼ばれるデータが
送出される。オーバレイデータは印刷に先立ってプリン
タ装置に格納され、罫線や見出し等、毎ページ同じ印刷
データをプリンタ装置に送る無駄を省くために使用され
る。
【0016】プリンタ制御部2がオーバレイデータを受
信すると、ホスト制御部4はこれをオーバレイ管理部5
に渡す。オーバレイ管理部5では受信したオーバレイデ
ータをオーバレイバッファ6に格納し、その格納アドレ
スと、オーバレイを識別するためのオーバレイIDをオ
ーバレイ管理テーブル7に登録する。オーバレイパター
ンを重ねあわせる指示は印刷データ内に埋め込まれた
り、印刷データとは別のコマンドによってホストから指
示される。
【0017】ホスト1からオーバレイパターンの重ねあ
わせを指示された場合、展開制御部10は印刷制御部1
4を起動する前にオーバレイ展開部8に指定されたオー
バレイIDを示してオーバレイデータの展開を指示す
る。オーバレイ展開部8は指定されたIDを持つオーバ
レイデータをオーバレイ管理テーブル7から探し、オー
バレイバッファ6から取り出したオーバレイデータをド
ットイメージに変換してビットマップメモリ13上の印
刷データと重ね合わせる。そして、前記のようにオーバ
レイデータと重ねた印刷データをプリンタメカ3へ送り
印刷する。
【0018】§3:紙づまり処理の説明 従来のプリンタ装置において紙づまり処理を大別する
と、次の2通りの対処方法があった。
【0019】(1) :第1の方法・・・図7参照 図7は従来の紙づまり処理方法1の説明図である。図7
において、はホスト1からデータ送出、はホスト制
御部4の受信、はビットマップメモリ13上への展開
処理、はプリンタメカ3による印刷、の各タイミング
を示す。
【0020】第1の方法は、紙づまりの回復について特
に考慮しない方法である。通常、ホスト1からプリンタ
装置を監視しているのは、プリンタ装置に印刷データを
送出している間に限られる。ところが、プリンタ装置内
の印刷処理にかかる時間やプリンタ装置内を搬送されて
いく時間のために、ホスト1からの印刷データ送出が完
了してから、最終的に印刷された用紙がプリンタ装置か
ら排出されるまでの間に時間的なずれが生じる。
【0021】この時間の間に紙づまりが発生した場合、
既にホスト1からの印刷データ送出は終了しているの
で、プリンタ装置から紙づまりを通知しても無視されて
しまう。このような装置はパーソナルコンピュータのプ
リンタ装置に良く見られる。
【0022】例えば図示のように、文書1については頁
1→頁2→頁3→頁4の順に印刷を行い、その後、文書
2についても頁1→頁2→・・・の順に印刷が行われる
とする。この場合先ず、に示したように、ホスト1か
らデータ送出を開始し、文書1について頁1→頁2→頁
3→頁4と順次送出し、文書1の終了となる。続いて文
書2について頁1→頁2→頁3→頁4と順次送出し、文
書2の終了となる。
【0023】前記のようにしてホスト1からデータ送出
を行うと、その後、に示したように、前記データをホ
スト制御部4が受信し、に示したようにビットマップ
メモリ13上への展開処理を行い、最後にに示したよ
うにプリンタメカ3により用紙に印刷を行うが、前記
の処理→の処理→の処理→の処理を行う間に時間
的なずれが発生する。
【0024】この場合、の処理では、開始→文書1頁
1→文書1頁2→文書1頁3→文書1頁4→終了までの
間、ホスト1がプリンタ装置を監視している。従って、
文書1頁2をプリンタメカ3で印刷中に紙づまりが発生
すれば、前記ホスト1の監視期間なので、プリンタ装置
からの紙づまり通知によりホスト1が紙づまりを認識す
ることができる。しかし、文書1頁4をプリンタメカ3
で印刷中に紙づまりが発生すると、ホスト1は文書1の
監視を終了しているので、ホスト1は文書1頁4の印刷
中に発生した紙づまりを認識できない。
【0025】(2) :第2の方法・・・図8参照 図8は従来の紙づまり処理方法2の説明図である。図8
において、はホスト1からデータ送出、はホスト制
御部4の受信、はビットマップメモリ13上への展開
処理、はプリンタメカ3による印刷、の各タイミング
を示す。また、は性能劣化を示す。
【0026】第2の方法は、印刷データの送出完了から
印刷された用紙がプリンタ装置から排出されるまでの
間、ホスト1が待ち合わせる方法である。この場合、1
文書の印刷データの送出が完了する度に、ホスト1は
「終了通知コマンド」をプリンタ装置に送出し、プリン
タ装置では、印刷した用紙がプリンタ装置の外に完全に
排出されるまで待ち合わせを行って、完了通知をホスト
1に返すように動作する。ホスト1ではプリンタ装置が
完了通知を返すまでの間もプリンタ装置の監視を続け
る。
【0027】このように第2の方法では、前記第1の方
法で説明した「時間的なずれ」の間もホスト1がプリン
タ装置を監視しているので、紙づまりの発生を確実にホ
スト1に通知することができる。このような技術は証書
発行を行う業務や、地方自治体での印鑑証明発行業務
等、印刷の正否が非常に重要となる業務で使用される。
この場合に使用されるプリンタ装置はオフィスコンピュ
ータ系のプリンタ装置が多い。
【0028】例えば、文書1については頁1→頁2→頁
3→頁4の順に印刷を行い、その後、文書2についても
頁1→頁2→・・・の順に印刷が行われるとする。この
場合、先ず、に示したように、ホスト1からデータ送
出を開始し、文書1について頁1→頁2→頁3→頁4と
順次送出する。そして、印刷データの送出完了から印刷
された用紙がプリンタ装置から排出されるまでの間ホス
ト1が待ち合わせる。
【0029】この場合、1文書の印刷データの送出が完
了する度に、ホスト1は「終了通知コマンド」をプリン
タ装置に送出し、プリンタ装置では、印刷した用紙がプ
リンタ装置の外に完全に排出されるまで待ち合わせを行
って、完了通知をホスト1に返す。ホスト1ではプリン
タ装置が完了通知を返すまでの間もプリンタ装置の監視
を続ける。
【0030】従って、文書1頁4をプリンタメカ3で印
刷中に紙づまりが発生しても、ホスト1は文書1の監視
を終了していないので、ホスト1は文書1頁4の印刷中
に発生した紙づまりを認識できる。この場合、に示し
たように、ホスト1からデータ送出を開始した後、前記
終了通知コマンドをプリンタ装置に送出し、その後、文
書1の終了となるまでの間、待ち時間が発生する。従っ
て、前記待ち時間の間、プリンタ装置の性能を生かせな
い。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記紙づまり処理の第1の方法では、プリンタ装
置で紙づまりが発生してもホストがプリンタ装置を監視
していない時間が生じるために、利用者は紙づまりが発
生したかどうかをプリンタ装置の設置場所まで出向いて
その目で確認し、必要なら再度印刷の依頼を行う必要が
あった。従って、プリンタ装置とホストが遠隔地に設置
されている場合は、利用者にとって煩雑なものとなる。
また、印刷中に紙づまりが発生すると、プリンタ装置が
持っている連続印刷性能を生かした高速印刷動作を行う
のは困難である。
【0032】(2) :前記紙づまり処理の第2の方法で
は、紙づまりの発生を確実にホストに通知することはで
きる。しかし、前記紙づまり処理の第1の方法にはなか
った待ち合わせ時間が1文書毎に発生する。その結果、
1文書当たりの頁数が少ない程頻繁に待ち合わせが発生
して性能が低下し、プリンタ装置が本来持っている連続
印刷性能を生かした高速印刷を行うことが出来なかっ
た。
【0033】本発明は前記のような従来の課題を解決
し、紙づまりの通知や回復が完全に行え、かつ1文書当
たりのページ数が少ない場合でも性能低下のないプリン
タ装置を実現できるようにすることを目的とする。ま
た、本発明は、印刷中に紙づまりが発生した場合の十分
な対策を施すことで、プリンタ装置の連続印刷性能を生
かした高速印刷を可能にすることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1) :印刷データを保持するバッファ9と、ページ管理
ブロックにより印刷データをページ単位で管理するペー
ジ管理キュー17と、オーバレイデータを保持するオー
バレイバッファ6と、オーバレイ管理ブロックにより1
つ或いは複数のオーバレイデータからなるオーバレイセ
ットをオーバレイセット単位で管理するオーバレイセッ
ト管理キュー18と、印刷済み用紙が装置外に排出され
たことを監視する排出監視手段(排出監視タイマ21、
総排出枚数カウンタ20、展開制御部10の一部、印刷
制御部14の一部)とを備えたプリンタ装置であって、
前記排出監視手段で印刷済み用紙が装置外に排出された
ことを検出した場合、ページ管理キュー17に保持して
いる用紙情報及び前記排出監視手段が検出した印刷済み
用紙の排出情報(用紙枚数)を参照して、ページ管理キ
ュー17の対応するページ管理ブロック及びバッファ9
中の対応するデータを削除し、かつ前記削除によりその
ページが参照していたオーバレイセットが参照されなく
なった場合に当該オーバレイセットに属するオーバレイ
データを削除する削除手段(展開制御部10の一部)
と、印刷途中で紙づまりが発生した場合に、前記ページ
管理キューを再度検索して先頭のページから再印刷させ
る紙づまり回復制御手段(紙づまり回復制御部19)を
備えている。
【0035】(2) :前記(1) のプリンタ装置において、
既に受信済みのオーバレイデータを、上位装置(ホスト
1)からのオーバレイデータ消去指示(クリア指示)を
区切りとして管理し、前記オーバレイデータ消去指示を
受け付けた場合に、前回のオーバレイデータ消去指示の
受信からそれまでに受信したオーバレイデータを一組の
オーバレイセットとしてオーバレイセット管理キュー1
8内のオーバレイ管理ブロックに登録して管理するオー
バレイ管理手段(オーバレイ管理部5)を備えている。
【0036】(3) :前記(1) のプリンタ装置において、
ページ管理キュー17内の各ページ管理ブロックは、前
後のページ管理ブロックへのアドレスと、オーバレイ参
照キュー内での前後のページのアドレスと、参照するオ
ーバレイ管理ブロックへのアドレスと、バッファ中のデ
ータの先頭/末尾アドレスと、展開属性と、用紙情報を
含む管理情報を保持している。
【0037】(4) :前記(1) のプリンタ装置において、
オーバレイセット管理キュー18の各オーバレイ管理ブ
ロックは、前後のオーバレイ管理ブロックへのアドレス
と、オーバレイセットに含まれるオーバレイデータの先
頭/末尾アドレスと、オーバレイを参照している先頭/
末尾ページのページ管理ブロックへのアドレスと、当該
オーバレイ管理ブロックに対する削除許否を示す参照済
みフラグを含む管理情報を保持している。
【0038】(5) :排出監視手段で印刷済み用紙が装置
外に排出されたことを検出した場合、ページ管理キュー
17に保持している用紙情報及び排出監視手段が検出し
た印刷済み用紙の排出情報を参照して、ページ管理キュ
ー17の対応するページ管理ブロック及びバッファ9中
の対応するデータを削除し、かつ前記削除によりそのペ
ージが参照していたオーバレイセットが参照されなくな
った場合に当該オーバレイセットに属するオーバレイデ
ータを削除する削除手段と、印刷途中で紙づまりが発生
した場合に、ページ管理キュー17を再度検索して先頭
のページから再印刷させる紙づまり回復制御手段の機能
を実現するためのプログラムを記憶させた記憶媒体。
【0039】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (1) :正常印刷時の動作説明 前記プリンタ装置における正常印刷時の動作は次の通り
である。ホスト1から印刷データを受信すると、ホスト
制御部4が印刷データを一旦バッファ9に格納する。展
開制御部10はバッファ9中の印刷データの有無を随時
チェックしており、バッファ9中に印刷データが格納さ
れた時にこれを取り出し展開部12に渡す。展開部12
では印刷データを受け取ると、その印刷データをドット
イメージに変換してビットマップメモリ13に展開す
る。
【0040】この時、展開部12がページの切れ目を検
出すると、展開部12は展開制御部10に改ページ発生
を通知する。展開制御部10は展開部12から改ページ
発生が通知されると、ページ管理キュー17に新しいペ
ージ管理ブロックを追加し、追加したページ管理ブロッ
ク中にページ管理情報を格納する。
【0041】この場合のページ管理としては前後のペー
ジ管理ブロックへのアドレスと、オーバレイ参照キュー
内の前後のページのアドレスと、参照するオーバレイ管
理ブロックのアドレスと、そのページの印刷データの先
頭/末尾アドレスと、そのページの先頭での展開属性
と、ページの印刷データの印刷したページに昇順で付け
られるプリンタ装置の電源投入からの通し番号、すなわ
ち用紙番号である。
【0042】前記のようにしてビットマップメモリ13
上に印刷データを展開した際、ホスト1からオーバレイ
パターン重ね合わせの指示があれば、展開制御部10は
印刷制御部14を起動する前に、オーバレイ展開部8に
指定されたオーバレイIDを示してオーバレイデータの
展開を指示する。
【0043】オーバレイ展開部8は指定されたオーバレ
イIDを持つオーバレイデータをオーバレイバッファ6
から探して取り出す。そして、前記取り出したオーバレ
イデータをドットイメージデータに変換してビットマッ
プメモリ13に展開しビットマップメモリ13上の印刷
データと重ね合わせる。
【0044】その後、展開制御部10が印刷制御部14
を起動する。以後は、印刷制御部14がビットマップメ
モリ13からドットイメージのデータを読み出してプリ
ンタメカ3へ送ることで、展開制御部10が介在するこ
となく自動的に印刷が行われる。この時、印刷制御部1
4は排出監視タイマ21にプリンタメカ3を起動してか
ら用紙がプリンタ装置から完全に排出されるまでの時間
を設定し、これがタイムアップした時に、総排出枚数カ
ウンタ20をインクリメント(+1)する。
【0045】この間、展開制御部10は総排出枚数カウ
ンタ20を監視しており、すでにプリンタ装置外に排出
したページのページ管理ブロックをページ管理キュー1
7から削除し、同時に不要となった印刷データもバッフ
ァ9から削除する。このような動作を繰り返して行うこ
とで連続印刷を行う。
【0046】(2) :紙づまり発生時の回復処理説明 前記プリンタ装置において、紙づまりが発生した時の回
復処理は次のようにして行う。紙づまり検出部23は印
刷動作を行っている間、プリンタメカ3の状態を監視し
ており、紙づまり発生を検出している。紙づまり検出部
23は紙づまりを検出すると、紙づまり通知フラグ22
をセットする。展開制御部10は紙づまり通知フラグ2
2を監視しており、これがセットされると、現在行って
いるビット展開/印刷の各処理を中断して紙づまり回復
制御部19を起動する。
【0047】この時、展開制御部10はホストインター
フェース制御部4を介して、ホスト1へ紙づまり発生通
知を出す。この通知を受けたホスト1では、ディスプレ
イ装置の画面に紙づまり発生のメッセージを表示しオペ
レータに知らせる。前記のようにして起動された紙づま
り回復制御部19が最初に行うことは、すでにプリンタ
装置外に排出済みのページが無いかを確認することであ
る。
【0048】紙づまり発生は総排出枚数カウンタ20の
更新とは非同期に発生するため、紙づまりが発生した時
点ではすでに排出済みであるにも関わらず、まだページ
管理ブロックや印刷データが残ったままとなっている場
合がある。もし、排出済みのページが存在する場合、こ
こで削除を行う。
【0049】次に、紙づまり回復制御部19はページ管
理キュー17を検索し、先頭ページのページ管理ブロッ
クを見つける。ページ管理ブロックにはデータの先頭/
末尾のアドレス、参照すべきオーバレイセット、ページ
先頭での展開属性等、ページを再印刷するのに必要な情
報が全て含まれており、これを元に印刷制御部14の状
態を再設定して再印刷の準備を行い、通常の印刷処理シ
ーケンスに復帰し、プリンタメカ3が回復するのを待
つ。その後、オペレータの手によって、プリンタ装置内
の詰まった紙が除かれ、プリンタ装置が稼働状態に復旧
すると、紙づまりによって失われたページから自動的に
再印刷が行われる。
【0050】以上のようにすれば、紙づまりの通知や回
復が完全に行え、かつ1文書当たりのページ数が少ない
場合でも性能低下のないプリンタ装置を実現できる。ま
た、印刷中に紙づまりが発生した場合の十分な対策を施
しているので、プリンタ装置の連続印刷性能を生かした
高速印刷が可能になる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、ホストから受信したコ
マンドの制御は、前記従来例と同じなので詳細な説明は
省略する。
【0052】§1:プリンタ装置の説明・・・図2参照 図2はプリンタ装置ブロック図である。以下、図2に基
づいてプリンタ装置の1例を説明する。この例ではプリ
ンタ装置を、印刷データを用紙に印刷するためのプリン
タメカ(プリンタ機構部)3と、前記プリンタメカ3の
制御を行うプリンタ制御部2とで構成する。そして、プ
リンタ装置の運用時には、プリンタ制御部2をホストコ
ンピュータ(以下「ホスト」と記す)1に接続して運用
する。
【0053】前記プリンタ制御部2には、ホスト1に対
するインターフェース制御を行うホストインターフェー
ス制御部4と、オーバレイデータの管理を行うオーバレ
イ管理部5と、オーバレイデータを一時的に格納するオ
ーバレイバッファ6と、印刷データを一時的に格納する
バッファ9と、オーバレイセットの管理を行うオーバレ
イセット管理キュー18と、印刷データをページ単位で
管理するページ管理キュー17と、データの展開制御を
行う展開制御部10と、データを展開するためのビット
マップメモリ13と、プリンタメカ3を制御して印刷さ
せる印刷制御部14と、総排出枚数カウンタ20と、排
出監視タイマ21と、紙づまり通知フラグ22等を設け
る。
【0054】また、展開制御部10には、オーバレイデ
ータをビットマップメモリ13上に展開するオーバレイ
展開部8と、印刷データをビットマップメモリ13上に
展開する展開部12と、紙づまり回復制御を行う紙づま
り回復制御部19を設け、印刷制御部14には印刷中の
紙づまりを検出する紙づまり検出部23を設ける。前記
各部の詳細な機能等は次の通りである。
【0055】(1) :ホストインターフェース制御部4
は、ホスト1に対する各種インターフェース制御を行う
ものである。例えば、ホストインターフェース制御部4
はホスト1から送られた印刷データや、印刷動作を制御
するためのコマンド(以下、単に「コマンド」と記す)
を受信する制御を行う。
【0056】(2) :オーバレイ管理部5はホスト1より
受信したオーバレイデータを、そのID番号(オーバレ
イID)又はオーバレイ名(オーバレイデータ管理情
報)によって管理するものであり、前記オーバレイデー
タを受信した際、オーバレイ管理情報(オーバレイデー
タのID番号、格納アドレス等)と一緒に、前記オーバ
レイデータをオーバレイバッファ6に格納する処理を行
う。なお、以下の説明では前記ID番号(オーバレイI
D)を使用する例について説明する。
【0057】(3) :オーバレイバッファ6は、オーバレ
イデータを識別するためのID番号と一緒に、オーバレ
イデータを一時的に格納するものである。 (4) :バッファ9は、ホスト1から受信した印刷データ
を一時格納するものである。
【0058】(5) :オーバレイセット管理キュー18
は、オーバレイデータと印刷データのページとの関連づ
けを行うものである。なお、このオーバレイセット管理
キュー18は、オーバレイ管理ブロックにより1つ或い
は複数のオーバレイデータからなるオーバレイセット
(オーバレイデータの組)をオーバレイセット単位で管
理する。
【0059】(6) :ページ管理キュー17は、受信した
印刷データをページ毎に管理するためのものである。 (7) :展開制御部10は、バッファ9より印刷に必要な
データを取り出し、展開部12を呼び出して、ビットマ
ップメモリ13上にドットイメージとして展開させるも
のである。また、この展開制御部10は、ホスト1から
のコマンドで指定された内容に従い、オーバレイ展開部
8を呼び出して、ビットマップメモリ13上にオーバレ
イデータを展開させるものである。
【0060】(8) :ビットマップメモリ13は、印刷デ
ータやオーバレイデータをドットイメージに展開するた
めのメモリである。 (9) :印刷制御部14は、プリンタメカ3を制御して印
刷させるものである。この印刷制御部14は、印刷デー
タの1頁のビット展開が終了した後で展開制御部10に
より起動され、ビットマップメモリ13よりドットイメ
ージを読み出してプリンタメカ3に送出することによっ
て印刷を行わせるものである。この場合、印刷制御部1
4はプリンタメカ3を起動すると同時に、排出監視タイ
マ21をも起動する。
【0061】(10):総排出枚数カウンタ20は、印刷済
み用紙の総排出枚数をカウントするものである。なお、
この総排出枚数カウンタ20は印刷制御部14により制
御される。
【0062】(11):排出監視タイマ21は、印刷制御部
14により制御されるものであり、プリンタメカ3を起
動してから、プリンタ装置外に印刷済みの用紙が排出さ
れるまでの時間に各部の処理遅れやプリンタメカ3の誤
差を見込んだ猶予時間を加えた時間(実質的に、1枚の
印刷済み用紙が排出されるのに要する時間)を設定する
ものである。なお、排出監視タイマ21に設定した時間
に達すると、用紙がプリンタ装置外に排出されたことを
意味するので、印刷制御部14は排出枚数カウンタ20
の枚数をインクリメント(+1)する。
【0063】(12):紙づまり通知フラグ22は、紙づま
り検出部23が紙づまりを検出した時、該紙づまり検出
部23によりセットされるものである。なお、紙づまり
が発生しない場合は紙づまり通知フラグ22がリセット
されており、紙づまりが発生するとセットされる。
【0064】(13):オーバレイ展開部8は、オーバレイ
バッファ6内のオーバレイデータをドットイメージに変
換してビットマップメモリ13上に展開(ビットマップ
展開)するものである。
【0065】(14):展開制御部10は、印刷データの展
開制御を行うものである。この展開制御部10は、総排
出枚数カウンタ20の値を常時監視しており、これをペ
ージ管理キュー17内の用紙番号(ページ情報)と比較
し、その頁が排出済みならば印刷データをバッファ9中
から削除する。
【0066】(15):紙づまり検出部23は、プリンタメ
カ3で紙づまりが発生していないかどうかを監視してお
り、もし、紙づまりが発生すれば、紙づまり通知フラグ
22をセットし、展開制御部10にこれを通知して紙づ
まり回復制御部19を起動することで、紙づまりの回復
(リカバリ)処理を行わせる。
【0067】(16):紙づまり回復制御部19は、紙づま
りが発生した際展開制御部10により起動され、紙づま
りの回復制御を行うものである。 §2:ページ管理キューとオーバレイセット管理キュー
の詳細な説明・・・図3参照 図3はページ管理キューとオーバレイセット管理キュー
の説明図である。前記ページ管理キュー17は1個が1
ページに対応するページ管理ブロック17bの集まりで
あり、複数のページ管理ブロック17bと、前記ページ
管理ブロック17bの先頭ページと末尾ページを格納す
るページキューターミナル17aで構成されている。前
記ページ管理ブロック17bの中には以下の情報が入っ
ている。
【0068】:前後のページ管理ブロックへのアドレ
ス :オーバレイ参照キュー内の前後のページのアドレス :参照するオーバレイ管理ブロックへのアドレス :バッファ中のデータ先頭/末尾のアドレス :展開属性 :用紙番号(ページ情報) 前記のように、それぞれのページ管理ブロック17b内
には、前後のページ管理ブロック17bへのアドレスが
格納されている。図3には、前記アドレスを前後のペー
ジ管理ブロック17bに向かう矢印で表現している。こ
の場合、ページキューターミナル17aが先頭と末尾の
ページに対応するページ管理ブロック17bのアドレス
を保持している。
【0069】一方、オーバレイセット管理キュー18
は、複数のオーバレイ管理ブロック18bと、前記オー
バレイ管理ブロック18bの先頭オーバレイセット及び
末尾オーバレイセットのアドレスを保持するオーバレイ
キューターミナル18aとで構成されている。この場合
「オーバレイセット」とは、幾つかのオーバレイデータ
を一まとめにして管理するための概念であり、オーバレ
イデータは、オーバレイセット単位で管理され、不要と
なればオーバレイセット単位で削除される。
【0070】すなわち、オーバレイセット管理キュー1
8は、1個が1つのオーバレイセットに対応するオーバ
レイ管理ブロック18bの集まりである。前記のように
オーバレイ管理ブロック18b中には、前後のオーバレ
イ管理ブロック18bへのアドレスが含まれており、オ
ーバレイキューターミナル18aは先頭と末尾のオーバ
レイ管理ブロック18bのアドレスを保持している。こ
の場合、オーバレイ管理ブロック18b内にはそのオー
バレイを参照しているページの先頭と末尾のページ管理
ブロック18bのアドレスを保持している。
【0071】§3:オーバレイセット管理キューとオー
バレイバッファとの関係の説明・・・図4参照 図4はオーバレイセット管理キューとオーバレイバッフ
ァの説明図である。オーバレイセット管理キュー18
は、オーバレイキューターミナル18aと、複数のオー
バレイ管理ブロック18bで構成されている。そして、
前記オーバレイキューターミナル18aには、オーバレ
イ管理ブロック18bの先頭オーバレイセットと末尾オ
ーバレイセットのアドレス(位置)を格納するようにな
っている。また、前記オーバレイ管理ブロック18bに
はそれぞれ次のような情報が格納されている。
【0072】(1) :前後のオーバレイ管理ブロックへの
アドレス (2) :オーバレイセットに含まれるオーバレイデータの
先頭/末尾アドレス (3) :オーバレイを参照している先頭と末尾のページ管
理ブロックのアドレス (4) :参照済みフラグ ところで、オーバレイバッファ6には、オーバレイデー
タを識別するためのオーバレイIDと一緒に、複数のオ
ーバレイデータ(例えば、オーバレイデータ1、2、3
・・・)を保持している。そして、前記オーバレイ管理
ブロック18b内の「オーバレイセットに含まれるオー
バレイデータの先頭/末尾アドレス」により、前記オー
バレイバッファ6のオーバレイデータを示している。
【0073】図示の例では、オーバレイバッファ6に、
(オーバレイID1+オーバレイデータ1)、(オーバ
レイID2+オーバレイデータ2)、(オーバレイID
3+オーバレイデータ3)・・・のように順番にオーバ
レイデータが格納されている。この場合、(オーバレイ
ID1+オーバレイデータ1)がオーバレイセット1で
あり、(オーバレイID2+オーバレイデータ2)と
(オーバレイID3+オーバレイデータ3)の組がオー
バレイセット2となっている。
【0074】そして、前記オーバレイセット1、及びオ
ーバレイセット2の先頭/末尾アドレスは、それぞれオ
ーバレイセット管理キュー18内のオーバレイ管理ブロ
ック18bに格納されている。従って、オーバレイ管理
ブロック18bの情報を見れば、オーバレイバッファ6
内での各オーバレイセットデータの位置が分かるように
なっている。
【0075】§4:正常印刷時の動作説明 以下、前記プリンタ装置における正常印刷時の動作を説
明する。プリンタ装置がホスト1から印刷データを受信
すると、ホストインターフェース制御部4が前記印刷デ
ータを一旦バッファ9に格納する。展開制御部10はバ
ッファ9中の印刷データの有無を随時チェックしてお
り、バッファ9中に印刷データが格納された時にこれを
取り出し展開部12に渡す。展開部12では、印刷デー
タを受け取ると、その印刷データをドットイメージに変
換してビットマップメモリ13に展開する。
【0076】この時、改ページ文字を見つけたり、用紙
の下端に達するなどして展開部12がページの切れ目を
検出すると、展開部12は展開制御部10に改ページ発
生を通知する。展開制御部10は展開部12から前記改
ページが通知されると、ページ管理キュー17に新しい
ページ管理ブロック17bを追加し、追加したページ管
理ブロック17b中にページ管理情報を格納する。
【0077】この場合のページ管理情報としては、前後
のページ管理ブロックへのアドレスと、オーバレイ参照
キュー内の前後のページのアドレスと、参照するオーバ
レイ管理ブロックへのアドレスと、そのページの印刷デ
ータの先頭/末尾アドレスと、そのページの先頭での展
開属性と、ページの印刷データの印刷したページに昇順
で付けられるプリンタ装置の電源投入からの通し番号、
すなわち用紙番号である。
【0078】なお、前記展開属性とは、文字の大きさや
書体等の情報であり、印刷データ中の制御文字やコマン
ドによって変更され、ページの切れ目を跨がって受け継
がれる情報である。また、紙づまりから回復した後に再
度同じ印刷結果を得るには印刷データだけでは不十分
で、そのページの先頭での展開属性も復元することが必
要である。
【0079】前記のようにしてビットマップメモリ13
上に印刷データを展開した際、ホスト1から印刷データ
内に埋め込まれたオーバレイパターン重ね合わせの指示
があれば、展開制御部10は印刷制御部14を起動する
前に、オーバレイ展開部8に指定されたオーバレイID
を示してオーバレイデータの展開を指示する。
【0080】オーバレイ展開部8は指定されたオーバレ
イIDを持つオーバレイデータをオーバレイバッファ6
から探して取り出す。そして、前記取り出したオーバレ
イデータをドットイメージデータに変換してビットマッ
プメモリ13に展開しビットマップメモリ13上の印刷
データと重ね合わせる。
【0081】その後、展開制御部10が印刷制御部14
を起動する。以後は、印刷制御部14がビットマップメ
モリ13からドットイメージのデータを読み出してプリ
ンタメカ3へ送ることで、展開制御部10が介在するこ
となく自動的に印刷が行われる。この時、印刷制御部1
4は排出監視タイマ21にプリンタメカ3を起動してか
ら用紙がプリンタ装置から完全に排出されるまでの時間
を設定し、これがタイムアップした時に、総排出枚数カ
ウンタ20をインクリメント(+1)する。
【0082】この間、展開制御部10は総排出枚数カウ
ンタ20を監視しており、すでにプリンタ装置外に排出
したページのページ管理ブロック17bをページ管理キ
ュー17から削除し、同時に不要となった印刷データも
バッファ9から削除する。このような動作を繰り返して
行うことで連続印刷を行う。
【0083】§5:オーバレイデータ管理の説明 以下、オーバレイデータの管理について説明する。ホス
ト1からは主たる印刷データとは別に「オーバレイパタ
ーン」と呼ばれるデータが送出される。オーバレイデー
タは印刷に先立ってプリンタ装置に格納され、罫線や見
出し等、毎ページ同じ印刷データをプリンタ装置に送る
無駄を省くために使用される。
【0084】プリンタ装置がホスト1からオーバレイデ
ータを受信すると、ホストインターフェース制御部4は
これをオーバレイ管理部5に渡す。オーバレイ管理部5
では、受信したオーバレイデータをオーバレイセット毎
にオーバレイバッファ6に格納し、どのオーバレイデー
タを格納したかをオーバレイ管理ブロック18bのアド
レスで返す。ホストインターフェース制御部4はこれを
バッファ9に書き込む。
【0085】オーバレイデータはオーバレイIDによっ
て他のオーバレイデータと区別されるが、ホスト1はオ
ーバレイバッファ6に格納済みのオーバレイデータを全
て削除する指示(オーバレイクリア指示)を送出するこ
とがある。一般に、システム全体で一意なオーバレイI
Dを管理するのはホスト1側の制御が煩雑となるため、
印刷する文書の先頭で必ずオーバレイクリア指示(オー
バレイデータの削除指示)を出し、文書内でのみ有効な
通し番号をオーバレイIDとして使用することが多い。
この例では紙づまりが発生した場合のリカバリにおい
て、以前に印刷したオーバレイデータを再使用すること
があるため、前記ホスト1からのオーバレイクリア指示
を受信しても直ちにオーバレイバッファ6からオーバレ
イデータを削除することができない。
【0086】このため、同一のオーバレイIDを持って
いる異なるオーバレイデータを区別する手段が必要にな
る。そこで、ホスト1からのオーバレイクリア指示の受
信を境目としてオーバレイバッファ6の一部を区切り、
これを「オーバレイセット」として管理する。オーバレ
イセット管理キュー18の1つのオーバレイ管理ブロッ
ク18bにはオーバレイバッファ6中の領域の先頭/末
尾のアドレスが含まれている。
【0087】プリンタ装置がホスト1からオーバレイク
リア指示を受信すると、新たなオーバレイ管理ブロック
18bが作成されてオーバレイセット管理キュー18の
末尾に格納される。このように、受信したオーバレイデ
ータは常に最後のオーバレイセットに格納される。
【0088】前記のように、オーバレイ管理部5は受信
したオーバレイデータをどのオーバレイセットに格納し
たのかを、オーバレイ管理ブロック18bのアドレスと
してホストインターフェース制御部4に返し、ホストイ
ンターフェース制御部4はこれをバッファ9に書き込
む。これは、展開制御部10がオーバレイ展開にオーバ
レイの重ね合わせを指示するときにどのオーバレイセッ
トに目的のオーバレイデータが格納されているかを知る
ために用いられる。なお、どのページがどのオーバレイ
セットを参照しているかは、ページ管理ブロック17b
に格納される。
【0089】前記オーバレイ管理ブロック18bにはそ
のオーバレイセットを参照している先頭/末尾のページ
のページ管理ブロック17bのアドレスが、個々のペー
ジ管理ブロック17bには同じオーバレイセットを参照
しているページ同士で前後のページ管理ブロック17b
のアドレスが含まれており、オーバレイ参照キューを形
成している(以下「オーバレイ参照キュー」と記す)。
【0090】ところで、前記オーバレイ参照キューはオ
ーバレイセットを削除するために用いられる。印刷制御
部14は、ページ管理ブロックを削除する際にそのペー
ジ管理ブロック17bをオーバレイ参照キューから外
す。この時、そのオーバレイ参照キューが空になればオ
ーバレイセットを削除する。但し、これが最後のオーバ
レイセットの場合は、そのオーバレイセットにオーバレ
イデータが追加される可能性があるので削除は行わな
い。
【0091】この状態でオーバレイクリア指示を受信す
ると、既にオーバレイセットを参照しているページが存
在しないので、そのオーバレイセットは削除される。但
し、展開部12が動作中の場合は、そのページのページ
管理ブロック17bはまだ作成されていないため、オー
バレイセットを参照しているページが無い場合でも削除
できない場合があり得る。
【0092】このため、オーバレイ管理ブロック18b
には「参照済みフラグ」が設けてあり、参照済みフラグ
がセットされていなければ削除は行わない。展開制御部
10がバッファ9からオーバレイ管理ブロック18bの
アドレスを取り出した時、すなわち、参照するオーバレ
イセットが切り替わる時に、それまで参照していたオー
バレイセットのオーバレイ管理ブロック18bの参照済
みフラグをセットする。参照済みフラグをセットする時
に、そのオーバレイセットの参照キューが空ならばその
オーバレイセットは削除されない。
【0093】§6:紙づまり発生時のリカバリ処理の説
明 以下、前記プリンタ装置において、紙づまりが発生した
時のリカバリ処理について説明する。紙づまり検出部2
3は印刷動作を行っている間、プリンタメカ3の状態を
監視しており、紙づまり発生を検出する。紙づまり検出
部23は紙づまりを検出すると、紙づまり通知フラグ2
2をセットする。展開制御部10は紙づまり通知フラグ
22を監視しており、これがセットされると、現在行っ
ているビット展開/印刷の各処理を中断して紙づまり回
復制御部19を起動する。
【0094】この時、展開制御部10はホストインター
フェース制御部4を介して、ホスト1へ紙づまり発生通
知を出す。この通知を受けたホスト1では、ディスプレ
イ装置の画面に紙づまり発生のメッセージを表示しオペ
レータに知らせる。前記のようにして起動された紙づま
り回復制御部19が最初に行うことは、すでにプリンタ
装置外に排出済みのページが無いかを確認することであ
る。
【0095】紙づまり発生は総排出枚数カウンタ20の
更新とは非同期に発生するため、紙づまりが発生した時
点ではすでに排出済みであるにも関わらず、まだページ
管理ブロックや印刷データが残ったままとなっている場
合がある。もし、排出済みのページが存在する場合、こ
こで削除を行う。
【0096】次に、紙づまり回復制御部19はページ管
理キュー17を検索し、先頭ページのページ管理ブロッ
ク17bを見つける。ページ管理ブロック17bにはデ
ータの先頭/末尾のアドレス、参照すべきオーバレイセ
ット、ページ先頭での展開属性等、ページを再印刷する
のに必要な情報が全て含まれており、これを元に印刷制
御部14の状態を再設定して再印刷の準備を行い、通常
の印刷処理シーケンスに復帰し、プリンタメカ3が回復
するのを待つ。その後、オペレータの手によって、プリ
ンタ装置内の詰まった紙が除かれ、プリンタ装置が稼働
状態に復旧すると、紙づまりによって失われたページか
ら再印刷が行われる。
【0097】§7:フローチャートによる展開制御部の
動作説明・・・図5参照 図5は展開制御部の処理フローチャートである。以下、
図5に基づいて展開制御部の処理を説明する。なお、S
1〜S16は各処理ステップを示す。
【0098】展開制御部10はバッファ9中のデータを
取り出し(S1)印刷データか否かを判断する(S
2)。その結果、印刷データであれば、展開部12を呼
び出し前記印刷データを送る(S3)。展開部12では
前記印刷データを受け取ると、その印刷データをドット
イメージに変換してビットマップメモリ13に展開(ビ
ットマップ展開)する。
【0099】この時、改ページ文字を見つけたり、用紙
の下端に達するなどして展開部12がページの切れ目を
検出すると(S4)、展開部12は展開制御部10に改
ページ発生を通知する。この通知を受けた展開制御部1
0は、ページ管理キュー17に新しいページ管理ブロッ
ク17bを追加し、追加したページ管理ブロック17b
中にページ管理情報を格納する。
【0100】前記のようにしてビットマップメモリ13
上に印刷データを展開した際、ホスト1から印刷データ
内に埋め込まれたオーバレイパターンの重ね合わせ指示
(オーバレイ重畳指定)があれば(S5)、展開制御部
10は印刷制御部14を起動する前に、オーバレイ展開
部8を呼び出し、指定されたオーバレイIDを示してオ
ーバレイデータの展開を指示する(S6)。
【0101】オーバレイ展開部8は指定されたオーバレ
イIDを持つオーバレイデータをオーバレイバッファ6
から探して取り出す。そして、前記取り出したオーバレ
イデータをドットデータに変換してビットマップメモリ
13上に展開し、ビットマップメモリ13上の印刷デー
タと重ね合わせる。
【0102】次に、展開制御部10が印刷制御部14を
起動する(S7)。以後は、印刷制御部14の制御によ
りプリンタメカ3により印刷が行われる。なお、前記S
4の処理で改ページを検出しない場合、或いは前記S5
の処理でオーバレイ重畳指定でない場合は、そのまま前
記S7の処理を行う。
【0103】また、前記S2の処理で印刷データでない
場合、展開制御部10はバッファ9から取り出したデー
タが、オーバレイ管理ブロック18bのアドレスかどう
かを判断する(S8)。その結果、オーバレイ管理ブロ
ック18bのアドレスであれば、以前とは異なるオーバ
レイ管理ブロック18bかどうかを判断する(S9)。
【0104】その結果、以前とは異なるオーバレイ管理
ブロックであれば、以前のオーバレイ管理ブロック18
bの参照済みフラグをセットし(S10)、前記S1の
処理から繰り返して行う。なお、前記S9の処理で、以
前とは異なるオーバレイ管理ブロックでない(同じオー
バレイ管理ブロック)と判断した場合は、そのまま前記
S1の処理から繰り返して行う。
【0105】すなわち、オーバレイ管理ブロック18b
には参照済みフラグが設けてあり、この参照済みフラグ
がセットされていなければ削除は行わない。そこで展開
制御部10がバッファ9からオーバレイ管理ブロック1
8bのアドレスを取り出した時、つまり、参照するオー
バレイセットが切り替わる時に、それまで参照していた
オーバレイセットのオーバレイ管理ブロック18bの参
照済みフラグをセットする。
【0106】また、前記S8の処理でオーバレイ管理ブ
ロック18bのアドレスでないと判断した場合、プリン
タ装置からの排出済みページが存在するか否かを判断し
(S11)、排出済みページが存在する場合は、そのペ
ージの削除処理を行い(S12)、前記S1の処理から
繰り返して行う。
【0107】また、前記S11の処理で、排出済みペー
ジが存在しないと判断した場合、展開制御部10は紙づ
まり通知フラグ22がセットされているか否かを判断す
る(S13)。その結果、紙づまり通知フラグ22がセ
ットされていると判断した場合は、紙づまりが発生して
いるので、プリンタ装置からの排出済みページが存在す
るか否かを判断し(S14)、排出済みページが存在す
ると判断した場合は、該当するページの削除処理を行う
(S15)。そして、紙づまり回復制御部19を呼び出
し(S16)、紙づまり発生後の回復処理を行わせる。
その後、前記S1の処理から繰り返して行う。
【0108】また、前記S14の処理で排出済みページ
が存在しないと判断した場合はそのまま前記S16の処
理を行う。更に、前記S13の処理で、紙づまり通知フ
ラグがセットされていないと判断した場合は、そのまま
前記S1の処理から繰り返して行う。
【0109】§8:プログラムを記憶した記憶媒体の説
明 前記プリンタ装置の処理は例えば、次のようにして行
う。すなわち、前記オーバレイ管理部5、展開制御部1
0、オーバレイ展開部8、展開部12、紙づまり回復制
御部19、印刷制御部14等の処理を実現するためのプ
ログラムをホスト1に設けたハードディスク装置の記憶
媒体に予め格納しておく。そして、プリンタ装置の運用
時には、前記ハードディスク装置の記憶媒体に記憶した
前記プログラムを読み出してプリンタ装置へ転送し、プ
リンタ装置内部のメモリに格納する。
【0110】その後、プリンタ装置内のCPU(図示省
略)が前記メモリに格納したプログラムを必要に応じて
呼び出すことにより、前記プリンタ装置の処理を行わせ
る。この場合、ハードディスク装置の記憶媒体に格納し
たプログラムは、例えば、次のようにして格納する。
【0111】(1) :フレキシブルディスク(フロッピィ
ディスク)に格納されているデータ(他の装置で作成し
たデータ)を、ホスト1に設けたドライブ装置により読
み取り、ハードディスク装置の記憶媒体に格納する。
【0112】(2) :光磁気ディスク、或いはCD−RO
M等の記憶媒体に格納されているデータを、前記ホスト
1に設けたドライブ装置により読み取り、ハードディス
ク装置の記憶媒体に格納する。
【0113】(3) :LAN等の通信回線を介して他の装
置から伝送されたデータをホスト1で受信し、そのデー
タをハードディスク装置の記憶媒体に格納する。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :印刷中に紙づまりが発生した場合、その状態を検
出して印刷動作を中断し、印刷済みで装置外へ排出され
たページを除く未印刷データを検索して再印刷を行うた
め、紙づまり発生後の回復処理が完全に行えると共に、
上位装置に対して紙づまり通知が完全に行える。このた
め、1文書当たりのページ数が少ない場合でも性能低下
のないプリンタ装置を実現できる。また、印刷中に紙づ
まりが発生した場合の十分な対策を施してあるので、プ
リンタ装置の連続印刷性能を生かした高速印刷を可能に
する。
【0115】(2) :印刷中に紙づまりが発生すると直ち
にその状態を検出し、すでにプリンタ装置外に排出済み
のページが無いかを確認する。もし、排出済みのページ
が存在する場合削除を行う。そして、ページ管理キュー
を検索し、先頭ページのページ管理ブロックを見つけ
る。この場合、ページ管理ブロックにはデータの先頭/
末尾のアドレス、参照すべきオーバレイセット、ページ
先頭での展開属性等、ページを再印刷するのに必要な情
報が全て含まれており、これを元に再印刷の準備を行
い、通常の印刷処理シーケンスに復帰し、プリンタメカ
が回復するのを待つ。その後、オペレータの手によっ
て、プリンタ装置内の詰まった紙が除かれ、プリンタ装
置が稼働状態に復旧すると、紙づまりによって失われた
ページから再印刷が行われる。
【0116】このようにすれば、印刷中に紙づまりが発
生しても、自動的に回復処理を行うので、プリンタ装置
の性能低下を来すことがなくなる。また、紙づまりが発
生した場合の回復処理が効率良く、かつ自動的に行える
ため、プリンタ装置の本来持っている連続印刷性能を十
分に発揮させて高速印刷を実現することができる。
【0117】(3) :従来のプリンタ装置における紙づま
り処理の第1の方法では、プリンタ装置で紙づまりが発
生してもホスト1がプリンタ装置を監視していない時間
が生じるために、利用者は紙づまりが発生したかどうか
をプリンタ装置の設置場所まで出向いてその目で確認
し、必要なら再度印刷の依頼を行う必要があった。従っ
て、プリンタ装置とホスト1が遠隔地に設置されている
場合は、利用者にとって煩雑なものとなる。しかし、本
発明では紙づまりの通知や回復処理が完全に、かつ自動
的に行えるので、前記従来例のような煩雑な操作は不要
である。
【0118】(4) :従来のプリンタ装置における紙づま
り処理の第2の方法では、紙づまりの発生を確実にホス
トに通知することはできる。しかし、前記紙づまり処理
の第1の方法にはなかった待ち合わせ時間が1文書毎に
発生する。その結果、1文書当たりの頁数が少ない程頻
繁に待ち合わせが発生して性能が低下し、プリンタ装置
が本来持っている連続印刷性能を生かすことが出来なか
った。しかし、本発明では紙づまりの通知や回復処理が
完全に、かつ自動的に行えるので、前記従来例のような
プリンタ装置の連続印刷性能を生かした高速印刷を可能
にする。
【0119】前記効果の外、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (5) :請求項1では、バッファと、ページ管理キュー
と、オーバレイバッファと、オーバレイセット管理キュ
ーと、排出監視手段とを備えたプリンタ装置であって、
前記排出監視手段で印刷済み用紙が装置外に排出された
ことを検出した場合、前記ページ管理キューに保持して
いる用紙情報及び前記排出監視手段が検出した印刷済み
用紙の排出情報を参照して、前記ページ管理キューの対
応するページ管理ブロック及び前記バッファ中の対応す
るデータを削除し、かつ前記削除によりそのページが参
照していたオーバレイセットが参照されなくなった場合
に当該オーバレイセットに属するオーバレイデータを削
除する削除手段と、印刷途中で紙づまりが発生した場合
に、前記ページ管理キューを再度検索して先頭のページ
から再印刷させる紙づまり回復制御手段を備えている。
【0120】従って、紙づまりが発生した場合には、ペ
ージ管理キューを再度検索して先頭のページから再印刷
することで、自動的に紙づまりを回復させることができ
る。そのため、プリンタ装置の本来持っている連続印刷
性能を十分に発揮させて高速印刷を実現することができ
る。また、印刷中に紙づまりが発生した場合、上位装置
に対して紙づまり通知が完全に行える。
【0121】(6) :請求項2では、既に受信済みのオー
バレイデータを、上位装置からのオーバレイデータ消去
指示を区切りとして管理し、前記オーバレイデータ消去
指示を受け付けた場合に、前回のオーバレイデータ消去
指示の受信からそれまでに受信したオーバレイデータを
一組のオーバレイセットとして前記オーバレイセット管
理キュー内のオーバレイ管理ブロックに登録して管理す
るオーバレイ管理手段を備えている。
【0122】従って、文書内ではオーバレイの識別子が
一意であるが、文書間ではオーバレイの識別子が重複す
るようなデータの印刷でも複数の文書を連続して受信で
きるので、この点でもプリンタ装置の本来持っている連
続印刷性能を十分に発揮させて高速印刷を実現させるこ
とができる。
【0123】(7) :請求項3では、ページ管理キュー内
の各ページ管理ブロックは、前後のページ管理ブロック
へのアドレスと、オーバレイ参照キュー内での前後のペ
ージのアドレスと、参照するオーバレイ管理ブロックへ
のアドレスと、バッファ中のデータの先頭/末尾アドレ
スと、展開属性と、用紙情報を含む管理情報を保持して
いる。
【0124】従って、前記情報を使用することで、紙づ
まりの回復処理が完全に、かつ自動的に行え、かつ1文
書当たりのページ数が少ない場合でも性能低下のないプ
リンタ装置を実現できる。
【0125】(8) :請求項4では、オーバレイセット管
理キューの各オーバレイ管理ブロックは、前後のオーバ
レイ管理ブロックへのアドレスと、オーバレイセットに
含まれるオーバレイデータの先頭/末尾アドレスと、オ
ーバレイを参照している先頭/末尾ページのページ管理
ブロックへのアドレスと、当該オーバレイ管理ブロック
に対する削除許否を示す参照済みフラグを含む管理情報
を保持している。
【0126】従って、前記情報を使用することで、紙づ
まりの回復処理が完全に、かつ自動的に行え、かつ1文
書当たりのページ数が少ない場合でも性能低下のないプ
リンタ装置を実現できる。
【0127】(9) :請求項5では、記憶媒体からプログ
ラムを読み出して実行することで、印刷動作を行わせる
ことができる。この場合、削除手段は排出監視手段で印
刷済み用紙が装置外に排出されたことを検出した場合、
ページ管理キューに保持している用紙情報及び前記排出
監視手段が検出した印刷済み用紙の排出情報を参照し
て、ページ管理キューの対応するページ管理ブロック及
びバッファ中の対応するデータを削除し、かつ前記削除
によりそのページが参照していたオーバレイセットが参
照されなくなった場合に当該オーバレイセットに属する
オーバレイデータを削除する。また、回復制御手段は、
印刷途中で紙づまりが発生した場合に、ページ管理キュ
ーを再度検索して先頭のページから再印刷させる制御を
行う。
【0128】このようにすれば、紙づまりが発生した場
合には、ページ管理キューを再度検索して先頭のページ
から再印刷することで、自動的に紙づまりを回復させる
ことができる。そのため、プリンタ装置の本来持ってい
る連続印刷性能を十分に発揮させて高速印刷を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態のプリンタ装置ブロック図である。
【図3】実施の形態のページ管理キューとオーバレイセ
ット管理キューの説明図である。
【図4】実施の形態のオーバレイセット管理キューとオ
ーバレイバッファの説明図である。
【図5】実施の形態の展開制御部の処理フローチャート
である。
【図6】従来のプリンタ装置ブロック図である。
【図7】従来の紙づまり処理方法1の説明図である。
【図8】従来の紙づまり処理方法2の説明図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ制御部 3 プリンタメカ(プリンタ機構部) 4 ホストインターフェース制御部 5 オーバレイ管理部 6 オーバレイバッファ 8 オーバレイ展開部 9 バッファ 10 展開制御部 12 展開部 13 ビットマップメモリ 14 印刷制御部 17 ページ管理キュー 18 オーバレイセット管理キュー 19 紙づまり回復制御部 20 総排出枚数カウンタ 21 排出監視タイマ 22 紙づまり通知フラグ 23 紙づまり検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷データを保持するバッファと、ページ
    管理ブロックにより印刷データをページ単位で管理する
    ページ管理キューと、オーバレイデータを保持するオー
    バレイバッファと、オーバレイ管理ブロックにより1つ
    或いは複数のオーバレイデータからなるオーバレイセッ
    トをオーバレイセット単位で管理するオーバレイセット
    管理キューと、印刷済み用紙が装置外に排出されたこと
    を監視する排出監視手段とを備えたプリンタ装置であっ
    て、 前記排出監視手段で印刷済み用紙が装置外に排出された
    ことを検出した場合、前記ページ管理キューに保持して
    いる用紙情報及び前記排出監視手段が検出した印刷済み
    用紙の排出情報を参照して、前記ページ管理キューの対
    応するページ管理ブロック及び前記バッファ中の対応す
    るデータを削除し、かつ前記削除によりそのページが参
    照していたオーバレイセットが参照されなくなった場合
    に当該オーバレイセットに属するオーバレイデータを削
    除する削除手段と、 印刷途中で紙づまりが発生した場合に、前記ページ管理
    キューを再度検索して先頭のページから再印刷させる紙
    づまり回復制御手段を備えていることを特徴としたプリ
    ンタ装置。
  2. 【請求項2】既に受信済みのオーバレイデータを、上位
    装置からのオーバレイデータ消去指示を区切りとして管
    理し、前記オーバレイデータ消去指示を受け付けた場合
    に、前回のオーバレイデータ消去指示の受信からそれま
    でに受信したオーバレイデータを一組のオーバレイセッ
    トとして前記オーバレイセット管理キュー内のオーバレ
    イ管理ブロックに登録して管理するオーバレイ管理手段
    を備えていることを特徴とした請求項1記載のプリンタ
    装置。
  3. 【請求項3】前記ページ管理キュー内の各ページ管理ブ
    ロックは、前後のページ管理ブロックへのアドレスと、
    オーバレイ参照キュー内での前後のページのアドレス
    と、参照するオーバレイ管理ブロックへのアドレスと、
    バッファ中のデータの先頭/末尾アドレスと、展開属性
    と、用紙情報を含む管理情報を保持していることを特徴
    とした請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】前記オーバレイセット管理キューの各オー
    バレイ管理ブロックは、前後のオーバレイ管理ブロック
    へのアドレスと、オーバレイセットに含まれるオーバレ
    イデータの先頭/末尾アドレスと、オーバレイを参照し
    ている先頭/末尾ページのページ管理ブロックへのアド
    レスと、当該オーバレイ管理ブロックに対する削除許否
    を示す参照済みフラグを含む管理情報を保持しているこ
    とを特徴とした請求項1記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】排出監視手段で印刷済み用紙が装置外に排
    出されたことを検出した場合、ページ管理キューに保持
    している用紙情報及び前記排出監視手段が検出した印刷
    済み用紙の排出情報を参照して、ページ管理キューの対
    応するページ管理ブロック及びバッファ中の対応するデ
    ータを削除し、かつ前記削除によりそのページが参照し
    ていたオーバレイセットが参照されなくなった場合に当
    該オーバレイセットに属するオーバレイデータを削除す
    る削除手段と、 印刷途中で紙づまりが発生した場合に、ページ管理キュ
    ーを再度検索して先頭のページから再印刷させる紙づま
    り回復制御手段の機能を実現するためのプログラムを記
    憶させた記憶媒体。
JP9127024A 1997-05-16 1997-05-16 プリンタ装置 Withdrawn JPH10315562A (ja)

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JP9127024A JPH10315562A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 プリンタ装置

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