JPH10315647A - スクリーン印刷版 - Google Patents
スクリーン印刷版Info
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- JPH10315647A JPH10315647A JP12691497A JP12691497A JPH10315647A JP H10315647 A JPH10315647 A JP H10315647A JP 12691497 A JP12691497 A JP 12691497A JP 12691497 A JP12691497 A JP 12691497A JP H10315647 A JPH10315647 A JP H10315647A
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- screen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】厚膜パターンのスクリーン印刷に用いるスクリ
ーン印刷版において、高い寸法安定性を持ち、微細パタ
ーンを欠落、断線などがなく形成できるスクリーン印刷
版の提供にある。 【解決手段】少なくとも版枠6とステンシルからなり、
該ステンシルがスクリーンメッシュと印刷パターンを限
定する版膜30とからなるスクリーン印刷版において、
該スクリーンメッシュが2枚以上からなり、少なくとも
2枚のスクリーンメッシュ10A、10Bの目が印刷方
向に対して対称となるような傾き角度で重ね合わせてな
り、その2枚のスクリーンメッシュ10A、10Bが、
前記版膜30によってあるいは鍍金皮膜によって固着さ
れてなるスクリーン印刷版としたものである。
ーン印刷版において、高い寸法安定性を持ち、微細パタ
ーンを欠落、断線などがなく形成できるスクリーン印刷
版の提供にある。 【解決手段】少なくとも版枠6とステンシルからなり、
該ステンシルがスクリーンメッシュと印刷パターンを限
定する版膜30とからなるスクリーン印刷版において、
該スクリーンメッシュが2枚以上からなり、少なくとも
2枚のスクリーンメッシュ10A、10Bの目が印刷方
向に対して対称となるような傾き角度で重ね合わせてな
り、その2枚のスクリーンメッシュ10A、10Bが、
前記版膜30によってあるいは鍍金皮膜によって固着さ
れてなるスクリーン印刷版としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷に
使用されるスクリーン版に関するものであり、特に微細
パターンを要求される電子工業部品へのパターン形成の
ためのスクリーン印刷版に関する。
使用されるスクリーン版に関するものであり、特に微細
パターンを要求される電子工業部品へのパターン形成の
ためのスクリーン印刷版に関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷によるパターン形成は、
形成されるパターンの製版および印刷方法が簡単で、さ
らに設備費や経費が少なくてすみ、インキ層を厚くかつ
微細なパターンを形成できるという利点がある。このた
め、従来より、通常の商業印刷物以外に、レジストエッ
チング方式による回路形成、導電性インキを用いた回路
形成および受動素子形成など、電子工業の分野で広範囲
に利用されている。
形成されるパターンの製版および印刷方法が簡単で、さ
らに設備費や経費が少なくてすみ、インキ層を厚くかつ
微細なパターンを形成できるという利点がある。このた
め、従来より、通常の商業印刷物以外に、レジストエッ
チング方式による回路形成、導電性インキを用いた回路
形成および受動素子形成など、電子工業の分野で広範囲
に利用されている。
【0003】スクリーン印刷で使用されるスクリーン版
の作成方法には、版枠に張られたステンレス鋼線や合成
繊維のメッシュ(紗)に、感光性樹脂等を用いて、パタ
ーン部となる開口部と版膜により非パターン部となる非
開口部を設けてステンシルとする方法と、金属の薄板に
パターン部のみをエッチング等によって開口部を形成し
てステンシルとする方法などが一般的に知られている。
の作成方法には、版枠に張られたステンレス鋼線や合成
繊維のメッシュ(紗)に、感光性樹脂等を用いて、パタ
ーン部となる開口部と版膜により非パターン部となる非
開口部を設けてステンシルとする方法と、金属の薄板に
パターン部のみをエッチング等によって開口部を形成し
てステンシルとする方法などが一般的に知られている。
【0004】スクリーン版に対する要求特性には、耐刷
性、寸法安定性、耐有機溶剤性、耐水性、耐酸性、耐ア
ルカリ性および弾力性などがあり、かつ印刷インキが抜
け易いようにメッシュの開孔率が大きいことが望ましい
とされている。
性、寸法安定性、耐有機溶剤性、耐水性、耐酸性、耐ア
ルカリ性および弾力性などがあり、かつ印刷インキが抜
け易いようにメッシュの開孔率が大きいことが望ましい
とされている。
【0005】最近のスクリーン印刷の電子工業への適
用、特にプラズマディスプレイパネルやプラズマアドレ
ス液晶の製造工程では大面積のガラス基板に対して電極
ペーストやガラスペーストなどの印刷において、微細パ
ターンを有する高度な印刷精度が要求されている。
用、特にプラズマディスプレイパネルやプラズマアドレ
ス液晶の製造工程では大面積のガラス基板に対して電極
ペーストやガラスペーストなどの印刷において、微細パ
ターンを有する高度な印刷精度が要求されている。
【0006】従来より、この微細パターンを形成する方
式としてのスクリーン印刷は、グラビア印刷やオフセッ
ト印刷などの印刷方式に比べ、形成されるパターンの膜
厚が厚いことが知られているが、さらにより厚い膜厚の
印刷パターンを形成するためには、例えば、プラズマデ
ィスプレイパネルやプラズマアドレス液晶パネルのバリ
アリブ(隔壁)を印刷で形成する場合などには、重ね刷
りをする方法や、特開平7−81262号公報や特開平
7−276838号公報に提案されているように2枚以
上のスクリーンメッシュを重ねて版枠に固定したスクリ
ーン印刷版を使用する方法が知られている。
式としてのスクリーン印刷は、グラビア印刷やオフセッ
ト印刷などの印刷方式に比べ、形成されるパターンの膜
厚が厚いことが知られているが、さらにより厚い膜厚の
印刷パターンを形成するためには、例えば、プラズマデ
ィスプレイパネルやプラズマアドレス液晶パネルのバリ
アリブ(隔壁)を印刷で形成する場合などには、重ね刷
りをする方法や、特開平7−81262号公報や特開平
7−276838号公報に提案されているように2枚以
上のスクリーンメッシュを重ねて版枠に固定したスクリ
ーン印刷版を使用する方法が知られている。
【0007】特にこの2枚以上のスクリーンメッシュを
重ねて版枠に固定したスクリーン印刷版を使用する方式
の場合は、通常の1枚のスクリーンメッシュの場合に比
べ、スクリーンメッシュ1枚あたりにかかるテンション
が小さくなるため、スクリーンメッシュのメッシュ数や
線径を減らして、より微細なパターンを形成することが
できる。
重ねて版枠に固定したスクリーン印刷版を使用する方式
の場合は、通常の1枚のスクリーンメッシュの場合に比
べ、スクリーンメッシュ1枚あたりにかかるテンション
が小さくなるため、スクリーンメッシュのメッシュ数や
線径を減らして、より微細なパターンを形成することが
できる。
【0008】また、微細パターンを厚膜で形成するスク
リーン印刷において、印刷パターンが細線でありスクリ
ーンメッシュのメッシュクロス(交差)部がインキの吐
出を遮蔽するために印刷パターンのムラ、欠落、断線な
どが起きやすい場合、特にプラズマディスプレイパネル
やプラズマアドレス液晶パネルの電極のバリアリブなど
のストライプパターンにスクリーンメッシュの干渉縞状
のムラや不良が発生する場合には、印刷パターンのライ
ン方向に対してスクリーンメッシュの目を22.5度傾
けることによって、印刷されるパターンがスクリーンメ
ッシュのメッシュクロスの影響を受けにくく、ムラや欠
落、断線がなく輪郭の鮮明な印刷パターンが形成される
ことが知られている。
リーン印刷において、印刷パターンが細線でありスクリ
ーンメッシュのメッシュクロス(交差)部がインキの吐
出を遮蔽するために印刷パターンのムラ、欠落、断線な
どが起きやすい場合、特にプラズマディスプレイパネル
やプラズマアドレス液晶パネルの電極のバリアリブなど
のストライプパターンにスクリーンメッシュの干渉縞状
のムラや不良が発生する場合には、印刷パターンのライ
ン方向に対してスクリーンメッシュの目を22.5度傾
けることによって、印刷されるパターンがスクリーンメ
ッシュのメッシュクロスの影響を受けにくく、ムラや欠
落、断線がなく輪郭の鮮明な印刷パターンが形成される
ことが知られている。
【0009】このスクリーンメッシュの目を傾ける角度
は、実際的にはスクリーンメッシュの原反の幅と版枠の
サイズの取り合いや印刷パターンのデザインやレイアウ
トなどの関係で、10〜45度の範囲で適宜選択されて
いる。
は、実際的にはスクリーンメッシュの原反の幅と版枠の
サイズの取り合いや印刷パターンのデザインやレイアウ
トなどの関係で、10〜45度の範囲で適宜選択されて
いる。
【0010】しかしながら、スクリーン印刷では、ステ
ンシル上に盛られているインキを被印刷物上に転移する
ときに、スクリーンメッシュと版膜からなるステンシル
はスキージによって引き延ばされているが、この印刷方
向に対してスクリーンメッシュの目が傾きをもっている
場合、スクリーンメッシュにはスクリーンメッシュを構
成する経糸と緯糸の方向に力が加わり、その方向に向か
ってスクリーンメッシュが延びようとするため、印刷パ
ターンが印刷方向に対して傾いた方向に引き延ばした形
状に変形し、例えば長方形の印刷パターンが平行四辺形
に変形してパターン形成されるという問題があった。
ンシル上に盛られているインキを被印刷物上に転移する
ときに、スクリーンメッシュと版膜からなるステンシル
はスキージによって引き延ばされているが、この印刷方
向に対してスクリーンメッシュの目が傾きをもっている
場合、スクリーンメッシュにはスクリーンメッシュを構
成する経糸と緯糸の方向に力が加わり、その方向に向か
ってスクリーンメッシュが延びようとするため、印刷パ
ターンが印刷方向に対して傾いた方向に引き延ばした形
状に変形し、例えば長方形の印刷パターンが平行四辺形
に変形してパターン形成されるという問題があった。
【0011】特にスクリーンメッシュを織る工程上、ス
テンレス鋼線や合成繊維などからなるスクリーンメッシ
ュの経糸のテンションと緯糸のテンションに差がある場
合、スクリーンメッシュの伸びが経糸方向と緯糸方向で
差が生じ、印刷されたパターンの変形が顕著となる問題
があった。
テンレス鋼線や合成繊維などからなるスクリーンメッシ
ュの経糸のテンションと緯糸のテンションに差がある場
合、スクリーンメッシュの伸びが経糸方向と緯糸方向で
差が生じ、印刷されたパターンの変形が顕著となる問題
があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、厚膜パターンのスクリーン印刷に用いるスクリ
ーン印刷版において、高い寸法安定性を持ち、微細パタ
ーンを欠落、断線などがなく形成できるスクリーン印刷
版の提供にある。
技術の問題点を解決するものであり、その課題とすると
ころは、厚膜パターンのスクリーン印刷に用いるスクリ
ーン印刷版において、高い寸法安定性を持ち、微細パタ
ーンを欠落、断線などがなく形成できるスクリーン印刷
版の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、少なくと
も版枠とステンシルからなり、該ステンシルがスクリー
ンメッシュと印刷パターンを限定する版膜とからなるス
クリーン印刷版において、該スクリーンメッシュが2枚
以上からなり、少なくとも2枚のスクリーンメッシュ目
が印刷方向に対して対称となるような傾き角度で重ね合
わせてなることを特徴とするスクリーン印刷版としたも
のである。
を達成するために、まず請求項1の発明では、少なくと
も版枠とステンシルからなり、該ステンシルがスクリー
ンメッシュと印刷パターンを限定する版膜とからなるス
クリーン印刷版において、該スクリーンメッシュが2枚
以上からなり、少なくとも2枚のスクリーンメッシュ目
が印刷方向に対して対称となるような傾き角度で重ね合
わせてなることを特徴とするスクリーン印刷版としたも
のである。
【0014】また、請求項2の発明では、前記少なくと
も2枚のスクリーンメッシュが、印刷パターンを限定す
る版膜によって固着されてなるスクリーン印刷版とした
ものである。
も2枚のスクリーンメッシュが、印刷パターンを限定す
る版膜によって固着されてなるスクリーン印刷版とした
ものである。
【0015】また、請求項3の発明では、前記少なくと
も2枚のスクリーンメッシュが、鍍金皮膜によって固着
されてなるスクリーン印刷版としたものである。
も2枚のスクリーンメッシュが、鍍金皮膜によって固着
されてなるスクリーン印刷版としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。本発明のスクリーン印刷版は、図1に示すように、
少なくとも版枠(6)とステンシルからなり、該ステン
シルがスクリーンメッシュと印刷パターンを限定する版
膜(30)とからなるスクリーン印刷用版(1)におい
て、該スクリーンメッシュが2枚以上からなり、図3に
示すように、少なくとも2枚のスクリーンメッシュ(1
0A、10B)の目が印刷方向(Y)に対して対称とな
るような傾き角度(θ)で重ね合わせてなることを特徴
とするスクリーン印刷版としたものである。
る。本発明のスクリーン印刷版は、図1に示すように、
少なくとも版枠(6)とステンシルからなり、該ステン
シルがスクリーンメッシュと印刷パターンを限定する版
膜(30)とからなるスクリーン印刷用版(1)におい
て、該スクリーンメッシュが2枚以上からなり、図3に
示すように、少なくとも2枚のスクリーンメッシュ(1
0A、10B)の目が印刷方向(Y)に対して対称とな
るような傾き角度(θ)で重ね合わせてなることを特徴
とするスクリーン印刷版としたものである。
【0017】すなわち具体的には、図3に示すように上
部のスクリーンメッシュ(10A)の目が印刷方向
(Y)に対して反時計回りの傾き角度(θ)と下部のス
クリーンメッシュ(10B)の目が印刷方向(P)に対
して時計回りの傾き角度(θ)が同じになるように重ね
合わせるものである。
部のスクリーンメッシュ(10A)の目が印刷方向
(Y)に対して反時計回りの傾き角度(θ)と下部のス
クリーンメッシュ(10B)の目が印刷方向(P)に対
して時計回りの傾き角度(θ)が同じになるように重ね
合わせるものである。
【0018】このように、従来のスクリーン印刷用版と
比較して、本発明のスクリーン印刷用版では、印刷時に
スクリーンメッシュをスキージで引き伸ばした場合、ス
クリーンメッシュにはスクリーンメッシュを構成する経
糸や緯糸の方向に力が加わるが、少なくとも2枚のスク
リーンメッシュ(10A、10B)の目が印刷方向
(Y)に対して対称となる傾き角度(θ)で重ね合わさ
れているので、それぞれ2枚のスクリーンメッシュ(1
0A、10B)が印刷方向(Y)に対して対称的な方向
に伸びようとして、結果的にお互いのスクリーンメッシ
ュ(10A、B)の歪みを相殺するものであり、印刷パ
ターンの歪みも無くなるものである。
比較して、本発明のスクリーン印刷用版では、印刷時に
スクリーンメッシュをスキージで引き伸ばした場合、ス
クリーンメッシュにはスクリーンメッシュを構成する経
糸や緯糸の方向に力が加わるが、少なくとも2枚のスク
リーンメッシュ(10A、10B)の目が印刷方向
(Y)に対して対称となる傾き角度(θ)で重ね合わさ
れているので、それぞれ2枚のスクリーンメッシュ(1
0A、10B)が印刷方向(Y)に対して対称的な方向
に伸びようとして、結果的にお互いのスクリーンメッシ
ュ(10A、B)の歪みを相殺するものであり、印刷パ
ターンの歪みも無くなるものである。
【0019】このとき、スクリーンメッシュの材料とし
ては、通常のポリエステル系材料やステンレスなどの金
属材料、さらにはカーボンファイバーにも適用可能であ
る。また、ここで重ね合わせる2枚のスクリーンメッシ
ュにさらに1枚もしくは複数枚重ね合わせて版枠(6)
に固定してもよい。さらにまた、重ね合わせる複数枚の
スクリーンメッシュは、実際の印刷時の印刷パターンの
歪みが所望よりも小さくなる組み合わせであれば、スク
リーンメッシュの材質、メッシュ数、線径がそれぞれ異
なってもよい。
ては、通常のポリエステル系材料やステンレスなどの金
属材料、さらにはカーボンファイバーにも適用可能であ
る。また、ここで重ね合わせる2枚のスクリーンメッシ
ュにさらに1枚もしくは複数枚重ね合わせて版枠(6)
に固定してもよい。さらにまた、重ね合わせる複数枚の
スクリーンメッシュは、実際の印刷時の印刷パターンの
歪みが所望よりも小さくなる組み合わせであれば、スク
リーンメッシュの材質、メッシュ数、線径がそれぞれ異
なってもよい。
【0020】また、図1に示すように、少なくとも2枚
のスクリーンメッシュ(10A、10B)が、印刷パタ
ーンを限定する版膜(30)によって固着され、一体化
されてなるスクリーン印刷版としたものである。
のスクリーンメッシュ(10A、10B)が、印刷パタ
ーンを限定する版膜(30)によって固着され、一体化
されてなるスクリーン印刷版としたものである。
【0021】この版膜(30)は、感光性樹脂の現像に
おいて溶出されなかった樹脂で構成されているものが一
般的であるが、リフト法により形成される版膜(30)
の場合は様々な樹脂とすることが可能である。このと
き、ここで重ね合わせる2枚のスクリーンメッシュにさ
らに1枚もしくは複数枚重ね合わせて版枠(6)に固定
してもよい。また、重ね合わせる複数枚のスクリーンメ
ッシュは、実際の印刷時の印刷パターンの歪みが所望よ
りも小さくなる組み合わせであれば、スクリーンメッシ
ュの材質、メッシュ数、線径がそれぞれ異なってもよ
い。
おいて溶出されなかった樹脂で構成されているものが一
般的であるが、リフト法により形成される版膜(30)
の場合は様々な樹脂とすることが可能である。このと
き、ここで重ね合わせる2枚のスクリーンメッシュにさ
らに1枚もしくは複数枚重ね合わせて版枠(6)に固定
してもよい。また、重ね合わせる複数枚のスクリーンメ
ッシュは、実際の印刷時の印刷パターンの歪みが所望よ
りも小さくなる組み合わせであれば、スクリーンメッシ
ュの材質、メッシュ数、線径がそれぞれ異なってもよ
い。
【0022】また、図4および図5に示すように、少な
くとも2枚のスクリーンメッシュ(10A、10B)
が、鍍金皮膜(60)で固着してなるスクリーン印刷用
版としたものである。この鍍金方法として、電気鍍金や
無電解鍍金が有用であり、図4に示すように、2枚のス
クリーンメッシュ(10A、10B)を鍍金皮膜(6
0)で固着してから版膜(30)を形成するか、図5に
示すように、樹脂による版膜(30)を形成してから鍍
金皮膜(60)で固着しても良い。あるいは、図2に示
すようなスクリーンメッシュ(10A)に版膜(30)
が施されたステンシルにスクリーンメッシュ(10B)
を鍍金皮膜(60)で固着しても良いように様々な組み
合わせが可能である。このとき、ここで重ね合わせる2
枚のスクリーンメッシュにさらに1枚もしくは複数枚重
ね合わせて版枠(6)に固定してもよい。また、重ね合
わせる複数枚のスクリーンメッシュは、実際の印刷時の
印刷パターンの歪みが所望よりも小さくなる組み合わせ
であれば、スクリーンメッシュの材質、メッシュ数、線
径がそれぞれ異なってもよい。
くとも2枚のスクリーンメッシュ(10A、10B)
が、鍍金皮膜(60)で固着してなるスクリーン印刷用
版としたものである。この鍍金方法として、電気鍍金や
無電解鍍金が有用であり、図4に示すように、2枚のス
クリーンメッシュ(10A、10B)を鍍金皮膜(6
0)で固着してから版膜(30)を形成するか、図5に
示すように、樹脂による版膜(30)を形成してから鍍
金皮膜(60)で固着しても良い。あるいは、図2に示
すようなスクリーンメッシュ(10A)に版膜(30)
が施されたステンシルにスクリーンメッシュ(10B)
を鍍金皮膜(60)で固着しても良いように様々な組み
合わせが可能である。このとき、ここで重ね合わせる2
枚のスクリーンメッシュにさらに1枚もしくは複数枚重
ね合わせて版枠(6)に固定してもよい。また、重ね合
わせる複数枚のスクリーンメッシュは、実際の印刷時の
印刷パターンの歪みが所望よりも小さくなる組み合わせ
であれば、スクリーンメッシュの材質、メッシュ数、線
径がそれぞれ異なってもよい。
【0023】このように、少なくとも2枚のスクリーン
メッシュ(10A、10B)を強固に一体化することに
よって、より固着を強固なものとし、スクリーンメッシ
ュのズレを抑える力は印刷パターンを限定する版膜(3
0)にかからないため耐久性に優れ、スクリーンメッシ
ュ間のズレを無くし寸法安定性をより高め、高精度の印
刷微細パターンを得るものである。
メッシュ(10A、10B)を強固に一体化することに
よって、より固着を強固なものとし、スクリーンメッシ
ュのズレを抑える力は印刷パターンを限定する版膜(3
0)にかからないため耐久性に優れ、スクリーンメッシ
ュ間のズレを無くし寸法安定性をより高め、高精度の印
刷微細パターンを得るものである。
【0024】以上において2枚のスクリーンメッシュに
ついて説明したが、複数枚組み合わせで実施することが
可能である。
ついて説明したが、複数枚組み合わせで実施することが
可能である。
【0025】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例により、よ
り具体的に説明する。 <実施例1>図2および図3に示すように、外寸950
mm×950mmのアルミパイプ製の版枠(6)に、4
00メッシュ、線径18μmのカレンダー処理を施した
ステンレス製の上部スクリーンメッシュ(10A)を、
経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回りに傾き角度
(θ)17度になるように固定した。このとき版枠
(6)の対向する2辺を印刷方向(Y)と平行にするた
め、スクリーンメッシュ(10)の経糸は版枠(6)と
印刷方向(Y)と平行になる2辺と17度の傾きをもつ
ものである。
り具体的に説明する。 <実施例1>図2および図3に示すように、外寸950
mm×950mmのアルミパイプ製の版枠(6)に、4
00メッシュ、線径18μmのカレンダー処理を施した
ステンレス製の上部スクリーンメッシュ(10A)を、
経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回りに傾き角度
(θ)17度になるように固定した。このとき版枠
(6)の対向する2辺を印刷方向(Y)と平行にするた
め、スクリーンメッシュ(10)の経糸は版枠(6)と
印刷方向(Y)と平行になる2辺と17度の傾きをもつ
ものである。
【0026】次に、上記のスクリーンメッシュ(10
A)上に、ネガ型感光性乳剤をバケットにて塗布し乾燥
して20μmのネガ型感光性樹脂の塗膜を得た。
A)上に、ネガ型感光性乳剤をバケットにて塗布し乾燥
して20μmのネガ型感光性樹脂の塗膜を得た。
【0027】次に、上記で得たネガ型感光性樹脂の塗膜
上に、280mm×220mmの長方形に線幅100μ
m、長さ280mmのストライプ細線パターンを200
μmの等間隔で1101本有するポジ型マスクを密着さ
せ、紫外線を照射して露光した。このときのストライプ
細線パターンは、印刷方向(Y)と平行になるように密
着させた。次いで上記ネガ型感光性樹脂の未露光部分を
アルカリ系現像液にて除去し、上記ポジ型マスクのポジ
パターン部に相当する形状の開口部(40)とそれ以外
の部分に相当する版膜(30)をもつステンシルを得
た。
上に、280mm×220mmの長方形に線幅100μ
m、長さ280mmのストライプ細線パターンを200
μmの等間隔で1101本有するポジ型マスクを密着さ
せ、紫外線を照射して露光した。このときのストライプ
細線パターンは、印刷方向(Y)と平行になるように密
着させた。次いで上記ネガ型感光性樹脂の未露光部分を
アルカリ系現像液にて除去し、上記ポジ型マスクのポジ
パターン部に相当する形状の開口部(40)とそれ以外
の部分に相当する版膜(30)をもつステンシルを得
た。
【0028】次に、400メッシュ、線径18μmのカ
レンダー処理を施したステンレス製の2枚目の下部スク
リーンメッシュ(10B)を、経糸が印刷方向(P)に
対して時計回りに傾き角度(θ)17度になるように上
記ステンシルに重ね合わせるようにして版枠(6)に固
定した。本実施例では、ステンシルが版枠(6)に直接
固定される形態のスクリーン印刷版としたが、ステンシ
ルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄膜などを介し
て版枠(6)に固定されるコンビネーション版でもよ
い。
レンダー処理を施したステンレス製の2枚目の下部スク
リーンメッシュ(10B)を、経糸が印刷方向(P)に
対して時計回りに傾き角度(θ)17度になるように上
記ステンシルに重ね合わせるようにして版枠(6)に固
定した。本実施例では、ステンシルが版枠(6)に直接
固定される形態のスクリーン印刷版としたが、ステンシ
ルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄膜などを介し
て版枠(6)に固定されるコンビネーション版でもよ
い。
【0029】上記で得たスクリーン印刷版を使用して、
ガラス基板上に以下の条件で印刷を行いパターンを形成
した。
ガラス基板上に以下の条件で印刷を行いパターンを形成
した。
【0030】<比較例1>図8に示すように、外寸95
0mm×950mmのアルミパイプ製の版枠(6)に、
400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理を施し
たステンレス製の上部スクリーンメッシュ(10)を、
図3に示すように経糸が印刷方向に対して反時計回りに
傾き角度17度になるように固定した。このとき版枠
(6)の対向する2辺を印刷方向(Y)と平行にするた
め、スクリーンメッシュ(10)の経糸は版枠(6)と
印刷方向(Y)と平行になる2辺と17度の傾きをもつ
ものである。
0mm×950mmのアルミパイプ製の版枠(6)に、
400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理を施し
たステンレス製の上部スクリーンメッシュ(10)を、
図3に示すように経糸が印刷方向に対して反時計回りに
傾き角度17度になるように固定した。このとき版枠
(6)の対向する2辺を印刷方向(Y)と平行にするた
め、スクリーンメッシュ(10)の経糸は版枠(6)と
印刷方向(Y)と平行になる2辺と17度の傾きをもつ
ものである。
【0031】次に、上記のスクリーンメッシュ(10)
上に、実施例1と同様に、ネガ型感光性乳剤の塗布、乾
燥、ポジ型マスクを介しての露光、現像にて図8に示す
ようなスクリーンメッシュ(10)1枚からなるスクリ
ーン印刷版を得た。印刷条件も実施例1と同様にし、ガ
ラス基板上にパターンを形成した。
上に、実施例1と同様に、ネガ型感光性乳剤の塗布、乾
燥、ポジ型マスクを介しての露光、現像にて図8に示す
ようなスクリーンメッシュ(10)1枚からなるスクリ
ーン印刷版を得た。印刷条件も実施例1と同様にし、ガ
ラス基板上にパターンを形成した。
【0032】本発明のスクリーン印刷版による実施例1
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では30μmであった。これに対して、
比較例1の従来のスクリーン印刷用版においては、図7
に示すように、従来の印刷パターンの歪み(V)は、1
20μmであった。また、実施例1における印刷パター
ン(20)は、ムラ、欠落、断線がなく輪郭も鮮明であ
った。なお、比較例1においても経糸が17度の傾きを
もつのでムラ、欠落、断線が見られないが、従来のスク
リーンメッシュ1枚でその経糸が印刷方向と平行の場合
はムラ、欠落、断線が発生するものである。
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では30μmであった。これに対して、
比較例1の従来のスクリーン印刷用版においては、図7
に示すように、従来の印刷パターンの歪み(V)は、1
20μmであった。また、実施例1における印刷パター
ン(20)は、ムラ、欠落、断線がなく輪郭も鮮明であ
った。なお、比較例1においても経糸が17度の傾きを
もつのでムラ、欠落、断線が見られないが、従来のスク
リーンメッシュ1枚でその経糸が印刷方向と平行の場合
はムラ、欠落、断線が発生するものである。
【0033】<実施例2>図1および図3に示すよう
に、外寸950mm×950mmのアルミパイプ製の版
枠(6)に、400メッシュ、線径18μmのカレンダ
ー処理を施したステンレス製の上部スクリーンメッシュ
(10A)を、経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回
りに傾き角度(θ)17度になるように固定した。さら
に、このスクリーンメッシュ(10)に重ね合わせるよ
うに、400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理
を施したステンレス製の2枚目の下部スクリーンメッシ
ュ(10B)を、経糸が印刷方向(Y)に対して時計回
りに傾き角度(θ)17度になるようにして版枠(6)
に固定した。
に、外寸950mm×950mmのアルミパイプ製の版
枠(6)に、400メッシュ、線径18μmのカレンダ
ー処理を施したステンレス製の上部スクリーンメッシュ
(10A)を、経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回
りに傾き角度(θ)17度になるように固定した。さら
に、このスクリーンメッシュ(10)に重ね合わせるよ
うに、400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理
を施したステンレス製の2枚目の下部スクリーンメッシ
ュ(10B)を、経糸が印刷方向(Y)に対して時計回
りに傾き角度(θ)17度になるようにして版枠(6)
に固定した。
【0034】次に上記重ね合わせたスクリーンメッシュ
(10A、10B)上に、ネガ型感光性乳剤をバケット
にて塗布し乾燥して20μmのネガ型感光性樹脂の塗膜
を得るとともにスクリーンメッシュ(10A)とスクリ
ーンメッシュ(10B)を一体化した。
(10A、10B)上に、ネガ型感光性乳剤をバケット
にて塗布し乾燥して20μmのネガ型感光性樹脂の塗膜
を得るとともにスクリーンメッシュ(10A)とスクリ
ーンメッシュ(10B)を一体化した。
【0035】次に、上記で得たネガ型感光性樹脂の塗膜
上に、280mm×220mmの長方形に線幅100μ
m、長さ280mmのストライプ細線パターンを200
μmの等間隔で1101本有するポジ型マスクを密着さ
せ、紫外線を照射して露光した。このときのストライプ
細線パターンは、印刷方向(Y)と平行になるように密
着させた。次いで実施例1と同様の現像液により未露光
部分のネガ型感光性樹脂を溶出して、図2に示すよう
に、樹脂による版膜(30)で上部のスクリーンメッシ
ュ(10A)と下部のスクリーンメッシュ(10B)を
固着したスクリーン印刷版(1)を得た。上記で得たス
クリーン印刷版を使用し、実施例1と同様の印刷条件で
ガラス基板上にパターンを形成した。
上に、280mm×220mmの長方形に線幅100μ
m、長さ280mmのストライプ細線パターンを200
μmの等間隔で1101本有するポジ型マスクを密着さ
せ、紫外線を照射して露光した。このときのストライプ
細線パターンは、印刷方向(Y)と平行になるように密
着させた。次いで実施例1と同様の現像液により未露光
部分のネガ型感光性樹脂を溶出して、図2に示すよう
に、樹脂による版膜(30)で上部のスクリーンメッシ
ュ(10A)と下部のスクリーンメッシュ(10B)を
固着したスクリーン印刷版(1)を得た。上記で得たス
クリーン印刷版を使用し、実施例1と同様の印刷条件で
ガラス基板上にパターンを形成した。
【0036】本発明のスクリーン印刷版による実施例2
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例2における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例2における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
【0037】<実施例3>図4および図3に示すよう
に、外寸950mm×950mmのアルミパイプ製の版
枠(6)に、400メッシュ、線径18μmのカレンダ
ー処理を施したステンレス製の上部スクリーンメッシュ
(10A)を、経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回
りに傾き角度(θ)17度になるように固定した。さら
に、このスクリーンメッシュ(10)に重ね合わせるよ
うに、400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理
を施したステンレス製の2枚目の下部スクリーンメッシ
ュ(10B)を、経糸が印刷方向(Y)に対して時計回
りに傾き角度(θ)17度になるようにして版枠(6)
に固定した。
に、外寸950mm×950mmのアルミパイプ製の版
枠(6)に、400メッシュ、線径18μmのカレンダ
ー処理を施したステンレス製の上部スクリーンメッシュ
(10A)を、経糸が印刷方向(Y)に対して反時計回
りに傾き角度(θ)17度になるように固定した。さら
に、このスクリーンメッシュ(10)に重ね合わせるよ
うに、400メッシュ、線径18μmのカレンダー処理
を施したステンレス製の2枚目の下部スクリーンメッシ
ュ(10B)を、経糸が印刷方向(Y)に対して時計回
りに傾き角度(θ)17度になるようにして版枠(6)
に固定した。
【0038】次に、上記重ね合わせた2枚のスクリーン
メッシュ(10A、10B)に電気鍍金を施し、鍍金皮
膜(60)にて2枚のスクリーンメッシュ(10A、1
0B)を一体化した。
メッシュ(10A、10B)に電気鍍金を施し、鍍金皮
膜(60)にて2枚のスクリーンメッシュ(10A、1
0B)を一体化した。
【0039】次いで、実施例1と同様に、ネガ型感光性
乳剤の塗布、乾燥、ポジ型マスクを介しての露光、現
像、さらに同様の印刷条件にてガラス基板上にパターン
を形成した。
乳剤の塗布、乾燥、ポジ型マスクを介しての露光、現
像、さらに同様の印刷条件にてガラス基板上にパターン
を形成した。
【0040】本発明のスクリーン印刷版による実施例3
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例3における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例3における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
【0041】<実施例4>図5および図3に示すよう
に、実施例1で得られたステンシルとその下部のスクリ
ーンメッシュ(10B)に電気鍍金を施し、鍍金皮膜
(60)にて、2枚のスクリーンメッシュ(10A、
B)を一体化した。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
に、実施例1で得られたステンシルとその下部のスクリ
ーンメッシュ(10B)に電気鍍金を施し、鍍金皮膜
(60)にて、2枚のスクリーンメッシュ(10A、
B)を一体化した。本実施例では、ステンシルが版枠
(6)に直接固定される形態のスクリーン印刷版とした
が、ステンシルがスクリーンメッシュ(10)、金属薄
膜などを介して版枠(6)に固定されるコンビネーショ
ン版でもよい。
【0042】本発明のスクリーン印刷版による実施例4
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例4における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。
において、図6に示すように、280mm×220mm
の長方形のマスクパターン(50)に対し、印刷パター
ン(20)の歪み(W)は、印刷パターンの下端部印刷
終了側(22)では印刷方向(Y)と直角方向(X)に
10μm以下であった。また、実施例4における印刷パ
ターンは、ムラ、欠落、断線が全くなく輪郭もより鮮明
なものであった。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、少なくとも版枠とステンシ
ルからなり、該ステンシルがスクリーンメッシュと印刷
パターンを限定する版膜とからなるスクリーン印刷版に
おいて、そのスクリーンメッシュが2枚以上からなり、
少なくとも2枚のスクリーンメッシュ目が印刷方向に対
して対称となるような傾き角度で重ね合わせてスクリー
ン印刷版としたので、印刷された微細パターンの高い寸
法安定性を持ち、微細パターンの欠落、断線などのない
微細パターンの形成ができる。
示す如き効果がある。即ち、少なくとも版枠とステンシ
ルからなり、該ステンシルがスクリーンメッシュと印刷
パターンを限定する版膜とからなるスクリーン印刷版に
おいて、そのスクリーンメッシュが2枚以上からなり、
少なくとも2枚のスクリーンメッシュ目が印刷方向に対
して対称となるような傾き角度で重ね合わせてスクリー
ン印刷版としたので、印刷された微細パターンの高い寸
法安定性を持ち、微細パターンの欠落、断線などのない
微細パターンの形成ができる。
【0044】また、前記の少なくとも2枚のスクリーン
メッシュが、印刷パターンを限定する版膜によって固着
されているので、より高い寸法安定性のある微細パター
ンを得ることができる。
メッシュが、印刷パターンを限定する版膜によって固着
されているので、より高い寸法安定性のある微細パター
ンを得ることができる。
【0045】また、前記少なくとも2枚のスクリーンメ
ッシュが、鍍金皮膜によってより強く固着されているの
で、スクリーンメッシュのズレを抑える力は印刷パター
ンを限定する版膜にかからないため耐久性に優れ、形成
された微細パターンの歪みが極小でより高い寸法安定性
を持ち、微細パターンを欠落、断線などがなく形成でき
るスクリーン印刷版の提供ができる。
ッシュが、鍍金皮膜によってより強く固着されているの
で、スクリーンメッシュのズレを抑える力は印刷パター
ンを限定する版膜にかからないため耐久性に優れ、形成
された微細パターンの歪みが極小でより高い寸法安定性
を持ち、微細パターンを欠落、断線などがなく形成でき
るスクリーン印刷版の提供ができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すスクリーン印刷版
を側断面で表した説明図である。
を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明の他の一実施の形態を示すスクリーン印
刷版を側断面で表した説明図である。
刷版を側断面で表した説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示すスクリーンメッシ
ュの傾き角度を説明する模式図である。
ュの傾き角度を説明する模式図である。
【図4】本発明の他の一実施の形態を示すスクリーン印
刷版を側断面で表した説明図である。
刷版を側断面で表した説明図である。
【図5】本発明の他の一実施の形態を示すスクリーン印
刷版を側断面で表した説明図である。
刷版を側断面で表した説明図である。
【図6】本発明のスクリーン印刷版で得られた印刷パタ
ーンの一例を模式的に表した説明図である。
ーンの一例を模式的に表した説明図である。
【図7】従来のスクリーン印刷版で得られた印刷パター
ンの一例を模式的に表した説明図である。
ンの一例を模式的に表した説明図である。
【図8】従来の一実施の形態を示すスクリーン印刷版を
側断面で表した説明図である。
側断面で表した説明図である。
1‥‥スクリーン印刷版 6‥‥版枠 10‥‥スクリーンメッシュ 10A‥‥上部のスクリーンメッシュ 10B‥‥下部のスクリーンメッシュ 20‥‥印刷パターン 22‥‥下端部印刷終了側 30‥‥版膜 θ‥‥傾き角度 P‥‥印刷方向 X‥‥印刷方向と直角方向 40‥‥開口部 50‥‥マスクパターン 60‥‥鍍金皮膜
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも版枠とステンシルからなり、該
ステンシルがスクリーンメッシュと印刷パターンを限定
する版膜とからなるスクリーン印刷版において、該スク
リーンメッシュが2枚以上からなり、少なくとも2枚の
スクリーンメッシュ目が印刷方向に対し対称となるよう
な傾き角度で重ね合わせてなることを特徴とするスクリ
ーン印刷版。 - 【請求項2】前記少なくとも2枚のスクリーンメッシュ
が、印刷パターンを限定する版膜によって固着されてな
ることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷版。 - 【請求項3】前記少なくとも2枚のスクリーンメッシュ
が、鍍金皮膜によって固着されてなることを特徴とする
請求項1または2記載のスクリーン印刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12691497A JPH10315647A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | スクリーン印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12691497A JPH10315647A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | スクリーン印刷版 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315647A true JPH10315647A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14947025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12691497A Pending JPH10315647A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | スクリーン印刷版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315647A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009279899A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Nbc Meshtec Inc | 高精度かつ高耐久性のコンビネーションスクリーン版 |
| JP2014237316A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | ガルス・フェルト・リュッシュ・アクチェンゲゼルシャフト | スクリーン構造を製造する方法 |
| CN110757941A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-07 | 杭州友成电子有限公司 | 一种精益网版制作工艺 |
| WO2022043003A1 (de) * | 2020-08-25 | 2022-03-03 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e. V. | Druckform zur herstellung einer struktur eines elektronischen bauelementes, insbesondere einer photovoltaischen solarzelle und verfahren zur herstellung solch einer druckform |
| CN115008883A (zh) * | 2021-03-05 | 2022-09-06 | 仓和精密制造(苏州)有限公司 | 配合图形的印刷网版和制作方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12691497A patent/JPH10315647A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009279899A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Nbc Meshtec Inc | 高精度かつ高耐久性のコンビネーションスクリーン版 |
| JP2014237316A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | ガルス・フェルト・リュッシュ・アクチェンゲゼルシャフト | スクリーン構造を製造する方法 |
| CN110757941A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-02-07 | 杭州友成电子有限公司 | 一种精益网版制作工艺 |
| WO2022043003A1 (de) * | 2020-08-25 | 2022-03-03 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e. V. | Druckform zur herstellung einer struktur eines elektronischen bauelementes, insbesondere einer photovoltaischen solarzelle und verfahren zur herstellung solch einer druckform |
| JP2023538758A (ja) * | 2020-08-25 | 2023-09-11 | フラウンホーファー-ゲゼルシャフト ツール フエルデルング デア アンゲヴァンテン フォルシュング エー.ファオ. | 電子部品、特に光起電太陽電池の構造を製造するための印刷版および当該印刷版を製造するための方法 |
| US12415348B2 (en) | 2020-08-25 | 2025-09-16 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Printing stencil for producing a structure of an electronic component, in particular of a photovoltaic solar cell, and method for producing a printing stencil of this type |
| CN115008883A (zh) * | 2021-03-05 | 2022-09-06 | 仓和精密制造(苏州)有限公司 | 配合图形的印刷网版和制作方法 |
| CN115008883B (zh) * | 2021-03-05 | 2024-03-26 | 仓和精密制造(苏州)有限公司 | 配合图形的印刷网版和制作方法 |
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