JPH10316512A - 防腐防かび剤 - Google Patents
防腐防かび剤Info
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- JPH10316512A JPH10316512A JP13911497A JP13911497A JPH10316512A JP H10316512 A JPH10316512 A JP H10316512A JP 13911497 A JP13911497 A JP 13911497A JP 13911497 A JP13911497 A JP 13911497A JP H10316512 A JPH10316512 A JP H10316512A
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Abstract
る各種微生物の発生を長期間にわたって防止する防腐防
かび剤を提供すること。 【解決手段】 (±)−アリル−1−(2,4−ジクロ
ロフェニル)−2−イミダゾール−1−イルエチルエー
テルもしくはその塩と、ジヨードメチル−p−トリルス
ルホン、3−ヨード−2−プロパルギルブチルカーバメ
ートおよび4−クロルフェノール−3−ヨードプロパル
ギルホルマールから選ばれた1種との2種成分を有効成
分として含有することを特徴とする、防腐防かび剤。
Description
料、油性塗料、電着塗料、有機質接着剤、糊料、粘土、
インキ、切削油、研削油、木材、皮革、繊維および紙製
造時の白水などの各種工業用原材料および製品などが、
細菌、酵母、糸状菌、藻類などにより劣化するのを防止
するための新規な防腐防かび剤に関するものである。
アリル−1−(2,4−ジクロロフェニル)−2−イミ
ダゾール−1−イルエチルエーテル(以下、「化合物
A」という。)は、果樹などのかびの防除剤として、ザ
ペスティサイド マニュアル(The Pestic
ide Manual)第10版 第580頁〜第58
1頁(1994年)に記載されており、カンキツ類やバ
ナナの果実の保存時の防かび剤としても知られている。
また、他方の有効成分であるジヨードメチル−p−トリ
ルスルホン(以下、「化合物B」という。)、3−ヨー
ド−2−プロパルギルブチルカーバメート(以下、「化
合物C」という。)、または4−クロルフェノール−3
−ヨードプロパルギルホルマール(以下、「化合物D」
という。)は、いずれも防菌防黴剤として知られている
(「防菌防黴剤事典」日本防菌防黴学会、昭和61年8
月22発行)。
を、細菌、酵母、かびなどによる劣化から護るために
は、各種の微生物の発生を非選択的に、かつ撲滅的に防
止しなければならない。ところが、これまで使用されて
きた防腐防かび剤は、人畜に対する毒性が強くて使用が
規制されたり、使用量を少なくすると効果が弱くなった
り、あるいは長期間にわたる残効性に乏しいものが多
い。また、これまでの薬剤は、防腐効果と防かび効果の
両方の効果を十分に発揮するものが少ない。本発明にお
いて使用する化合物A、化合物B、化合物Cおよび化合
物Dのいずれもこのような欠点を有し、単独での使用は
必ずしも満足のいくものではない。
て、少量の使用で、工業用原材料や製品を劣化させる各
種微生物の発生を長期間にわたって防止するための新規
な防腐防かび剤を提供することにある。
な要望に合致した新しい防腐防かび剤を開発するため
に、多くの薬剤について種々の試験に供して鋭意検討し
た。その結果、後記の化学構造式で表される化合物Aと
化合物B、化合物C及び化合物Dから選ばれた1種との
2種成分を併用することにより、各種の工業用原材料、
製品の防腐防かび剤として有用であることを見いだし
た。
は、下記の化学構造式
ェニル)−2−イミダゾール−1−イルエチルエーテル
(化合物A)もしくはその塩と、
物B)、
ート(化合物C)および
ギルホルマール(化合物D)から選ばれた1種との2種
成分を有効成分として含有することを特徴とする、防腐
防かび剤にある。
としては硫酸塩などが挙げられる。
れる。すなわち、本発明の2種の有効成分をそのまま混
合するか、または2種成分と適当な担体および補助剤、
例えば界面活性剤、結合剤、安定剤などを配合して、常
法によって、粉剤、水和剤、乳剤、液剤、フロアブル剤
(ゾル剤)、粒剤などに製剤化すればよい。
量は2種成分の合量として、粉剤、水和剤、乳剤、液
剤、フロアブル剤、粒剤の場合は、0.1〜100%
(重量%、以下同じ。)の範囲で含有することができ、
100%の場合とは、2種の有効成分をそのまま粉剤な
どとして用いることができることを意味する。この場
合、例えば化合物Aと、化合物B、化合物Cもしくは化
合物Dの混合比は、化合物Aを1部(重量部、以下同
じ。)に対して化合物B、化合物Cもしくは化合物Dを
0.01〜10部、好ましくは0.2〜5部であり、特
に好ましい比率は1部である。
常用されるものであれば、固体または液体のいずれにも
使用でき、特定のものに限定されるものではない。
(カオリン、ベントナイト、クレー、モンモリロナイ
ト、タルク、珪藻土、雲母、バーミキュライト、石こ
う、炭酸カルシウム、燐灰石、ホワイトカーボン、消石
灰、珪砂、硫安、尿素など)、植物質粉末(大豆粉、小
麦粉、木粉、タバコ粉、でんぷん、結晶セルロースな
ど)、アルミナ、珪酸塩、糖重合体、高分散性珪酸、ワ
ックス類、オイル類、などが挙げられる。
類(メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリ
コール、ベンジルアルコールなど)、芳香族炭化水素類
(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、ク
ロルベンゼン、クメン、メチルナフタレンなど)、ハロ
ゲン化炭化水素類(クロロホルム、四塩化炭素、ジクロ
ロメタン、クロルエチレン、トリクロロフルオルメタ
ン、ジクロロジフルオルメタンなど)、エーテル類(エ
チルエーテル、エチレンオキシド、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトン
など)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレ
ングリコールアセテート、酢酸アミルなど)、ニトリル
類(アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロニト
リルなど)、スルホキシド類[ジメチルスルホキシドな
ど]、アルコールエーテル類(エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、1−メトキシ−2−プロパノールなど)、アミン類
(エチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、
イソブチルアミンなど)、脂肪族または脂環式炭化水素
類(n−ヘキサン、シクロヘキサンなど)、工業用ガソ
リン(石油エーテル、ソルベントナフサなど)および石
油留分(パラフィン類、灯油、軽油など)、などが挙げ
られる。
(ゾル剤)、粒剤などの製剤化に対し、乳化、分散、可
溶化、湿潤、発泡、拡展などの目的で界面活性剤が使用
される。このような界面活性剤としては、次に示される
ものが挙げられるが、これらの例示のみに限定されるも
のではない。
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリ
オキシエチレンソルビタンアルキルエステル、ソルビタ
ンアルキルエステルなど)
ト、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキ
ルサルフェート、アリールスルホネートなど)
アミン、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド)
など]
エステルなど]
ル(PVA)、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、アラビアゴム、ポリビニルアセテート、ゼラチ
ン、カゼイン、アルギン酸ソーダなどの各種補助剤を使
用することができる。更に必要に応じて、酸化防止剤、
紫外線吸収剤などのような安定化剤を適量加えることが
できる。
配合割合、補助成分およびその添加量などは、以下の実
施例のみに限定されるものではない。
重量部を表す。また、化合物Aは特にことわらない限り
塩ではない化合物を使用した。
ェート 2部、ザンサンガム0.2部および水 57.
8部をボールミルに入れ、12時間粉砕混合して、有効
成分40%を含むフロアブル剤を得る。
ルサルフェート 7部およびクレー 53部を混合粉砕
して、有効成分40%を含む水和剤を得る。
ド 53部、メチルイソブチルケトン 40部およびソ
ルポール 900A(東邦化学工業(株)の乳化剤の商
品名)5部を混合溶解して、有効成分2%を含む乳剤を
得る。
C、化合物Dを本発明の他の有効成分に変えることによ
り、所望の混合製剤を得ることができる。
される。すなわち、前記の実施例に準じて製剤化した各
種の製剤をそのまま、あるいは水もしくは適当な有機溶
媒で希釈して、(1)各種工業用原材料中にまたは製造
工程中にあるいは製品に添加する方法、(2)各種工業
用原材料や製品の表面に塗布または噴霧する方法、
(3)各種工業用原材料や製品を本発明の防腐防かび剤
の希釈溶液中に浸漬する方法など、これまで一般に行わ
れてきた工業用防腐防かび剤の使用方法にしたがって各
種の方法により使用することができ、何ら特定の方法の
みに限定されるものではない。
のような効果がもたらされる。
母、糸状菌などの各種微生物の発生を非選択的にかつ撲
滅的に阻止する。したがって、工業用防腐防かび剤とし
て幅広く使用できる。第2に、少ない薬量でも強力な防
腐防かび効果を示す。第3に、少ない薬量でも高い防腐
防かび効果が長期にわたって発揮される。第4に、人畜
毒性などの問題が少ない。第5に、工業用原材料や製品
に散布、噴霧、塗布、混入などの種々の方法で使用でき
るが、いずれの方法で用いても工業用原材料や製品に悪
影響を与えることはない。
徴を有しているので、次に例示するような種々の工業用
原材料や製品の防腐防かび剤として、幅広く使用するこ
とができる。
中、貯蔵中および使用時における細菌、糸状菌、酵母な
どの生育による腐敗問題および塗装後の塗装面における
糸状菌または細菌の生育による汚染障害の防止。
ル、でんぷんなどの接着剤または糊料などの細菌、糸状
菌、酵母などの生育による腐敗問題および塗工接着面に
おける糸状菌の汚染障害の防止。
紙用原料の保存中における細菌、糸状菌、酵母などの生
育による品質劣化障害の防止。
工品および材料などへの糸状菌の生育による汚染および
品質劣化障害の防止。
の混紡製品、材料などへの細菌、糸状菌、酵母の生育に
よる汚染および品質劣化障害の防止。
ョンタックスなどへの細菌、糸状菌、酵母の生育による
品質劣化障害の防止。
細菌、糸状菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。
菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。
細菌、糸状菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止お
よび抗菌。
菌、藻類によるスライム障害のコントロール剤。
性を示すために試験例を示す。
試験 試験方法はJIS Z 2911の方法に準じて行っ
た。すなわち、酢酸ビニルエマルジョン白色塗料に実施
例1に準じて調製した供試薬剤を所定濃度となるよう加
え、そしてホモジナイザーで30秒間撹拌混合し、塗料
を調製する。得られた塗料液に直径12.5cmの大き
さのろ紙(東洋濾紙No2)を浸漬して試料を均一につ
け、そして室温で48時間風乾する。この場合、塗膜の
厚さが均一で、かつろ紙に付着した塗料の重さがろ紙の
重さの90〜110%になるように調製する。このろ紙
を直径3cmの大きさの円形試験片とし、試験片1個に
ついて200mlの容量のビーカーを1個用意し、それ
に水200mlを入れて20℃に保ち、その中に試験片
を18時間浸漬し、その試験片を取り出して室温に2時
間つるし、さらに乾燥器(80〜85℃)の中につる
す。2時間後に試験片を取り出してペトリ皿の寒天培地
(組成:ぶどう糖 40g、ペプトン 10g、寒天
25gおよび精製水 1000ml)の培養面の中央に
張りつけ、そしてアスペルギルス ニゲル、ペニシリウ
ム フニクロスム、クラドスポリウム クラドスポリオ
イデス、グリオクラジウム ビレンス、オーレオバシジ
ウム プルランスの混合胞子懸濁液を培地面および試験
片のうえに均等に噴霧接種する。
培養し、その3日後、7日後および14日後に試験片上
のかびの生育状態を下記の基準により調査した。
製して供試した。その結果は表1のとおりである。
ニルエマルジョン白色塗料中に加え、充分に混合して塗
料液とする。この塗料液をコンクリート壁面に塗布し、
3か月後、6か月後および12か月後にかびと細菌の発
生を下記の基準により調査した。
製して、供試した。その結果は表2のとおりである。
した水和剤を所定濃度となるように加えた水溶液 85
部を200ml容量のフラスコに入れ、かきまぜながら
70℃とし、ついで徐々に冷却しながらでんぷん糊を調
製する。それを200ml容量のビーカーに入れ、その
中にかびの混合胞子液(アスペルギルスニゲル、ペニシ
リウム シトリナム、クラドスポリウム クラドスポリ
オイデス、ケトミウム グロボスム)を1ml噴霧す
る。ビーカーにアルミホイルで蓋をし温度28±2℃、
湿度95〜99%の恒温恒湿器で培養する。1週間ごと
にかび抵抗性の程度を試験例1と同様基準により評価し
た。
製して、供試した。その結果は表3のとおりである。
剤を所定濃度となるように加えた水溶液 88部および
アンモニア水2部を200ml容量のフラスコに入れ、
かきまぜながら80℃とし、ついで徐々に冷却しながら
カゼイン溶液を調製する。それを200ml容量のビー
カーに入れ、その中にカゼインの劣化品(生菌数108
個/ml)を0.1ml添加する。ビーカーにアルミホ
イルで蓋をし温度30℃の恒温器で培養する。10日後
及び20日後にカゼイン溶液1mlを取り出し、寒天平
板希釈法で1ml中の生菌数を測定した。その結果は表
4のとおりである。
gを各々100mlの水で希釈し薬液とする。この薬液
を100cm×100cmの大きさのベニヤ板に全量塗
布し、製剤塗布量を2g/m2、6g/m2および10g
/m2となるようにする。直射日光の当たらない屋外に
置き、3か月、6か月、12か月および24か月後にか
び抵抗性の程度を試験例2と同様基準により評価した。
製して、供試した。その結果は表5のとおりである。
Claims (1)
- 【請求項1】 (±)−アリル−1−(2,4−ジクロ
ロフェニル)−2−イミダゾール−1−イルエチルエー
テルもしくはその塩と、ジヨードメチル−p−トリルス
ルホン、3−ヨード−2−プロパルギルブチルカーバメ
ートおよび4−クロルフェノール−3−ヨードプロパル
ギルホルマールから選ばれた1種との2種成分を有効成
分として含有することを特徴とする、防腐防かび剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13911497A JP3604532B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 防腐防かび剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13911497A JP3604532B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 防腐防かび剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10316512A true JPH10316512A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3604532B2 JP3604532B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=15237826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13911497A Expired - Fee Related JP3604532B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 防腐防かび剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3604532B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011522786A (ja) * | 2008-04-30 | 2011-08-04 | アーチ ティンバー プロテクション リミテッド | ハロアルキニル化合物、アゾール、及び不飽和酸を含む、抗変色菌(antisapstain)組成物 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP13911497A patent/JP3604532B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011522786A (ja) * | 2008-04-30 | 2011-08-04 | アーチ ティンバー プロテクション リミテッド | ハロアルキニル化合物、アゾール、及び不飽和酸を含む、抗変色菌(antisapstain)組成物 |
| JP2016094400A (ja) * | 2008-04-30 | 2016-05-26 | アーチ ティンバー プロテクション リミテッド | ハロアルキニル化合物、アゾール、及び不飽和酸を含む、抗変色菌(antisapstain)組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3604532B2 (ja) | 2004-12-22 |
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