JPH0624908A - 工業用防腐防カビ剤 - Google Patents
工業用防腐防カビ剤Info
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- JPH0624908A JPH0624908A JP4204275A JP20427592A JPH0624908A JP H0624908 A JPH0624908 A JP H0624908A JP 4204275 A JP4204275 A JP 4204275A JP 20427592 A JP20427592 A JP 20427592A JP H0624908 A JPH0624908 A JP H0624908A
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- industrial
- antiseptic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は各種工業用材料および製品などが細
菌、酵母、糸状菌などにより劣化するのを防止するため
の工業用防腐防カビ剤を提供することを目的とする。 【構成】一般式(1) 【化1】 (式中、R1はフッ素、塩素、臭素または沃素を示し、
R2はOH基、(CH3)3SiO基、CH3COO基、C
lCH2COO基またはCF3COO基を示す。)で表わ
される少なくとも1種のビフェニル誘導体を有効成分と
して含有することを特徴とする工業用防腐防カビ剤。
菌、酵母、糸状菌などにより劣化するのを防止するため
の工業用防腐防カビ剤を提供することを目的とする。 【構成】一般式(1) 【化1】 (式中、R1はフッ素、塩素、臭素または沃素を示し、
R2はOH基、(CH3)3SiO基、CH3COO基、C
lCH2COO基またはCF3COO基を示す。)で表わ
される少なくとも1種のビフェニル誘導体を有効成分と
して含有することを特徴とする工業用防腐防カビ剤。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、エマルジョン塗料、油
性塗料、電着塗料、有機質接着剤、糊料、粘土、イン
キ、切削油、木材、皮革、繊維、各種のプラスチック、
作動油剤、紙製造時の白水など、各種工業用原材料およ
び製品などが、細菌、酵母、糸状菌などにより劣化する
のを防止するための新規な工業用防腐防カビ剤に関す
る。
性塗料、電着塗料、有機質接着剤、糊料、粘土、イン
キ、切削油、木材、皮革、繊維、各種のプラスチック、
作動油剤、紙製造時の白水など、各種工業用原材料およ
び製品などが、細菌、酵母、糸状菌などにより劣化する
のを防止するための新規な工業用防腐防カビ剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明の有効成分に近似化学構造を有す
るビフェニル類についてはいくつか知られている。
るビフェニル類についてはいくつか知られている。
【0003】例えば、特開平2−255634号公報に
は液晶化合物の原料として次の一般式で示される化合物
が記載されている。
は液晶化合物の原料として次の一般式で示される化合物
が記載されている。
【0004】一般式
【化2】
【0005】(式中、Rは水素原子、アルキル基または
アシル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)
アシル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)
【0006】また、特開平3−161403号公報に
は、工業用防菌防カビ剤の一成分として次の一般式で示
される化合物が記載されている。
は、工業用防菌防カビ剤の一成分として次の一般式で示
される化合物が記載されている。
【0007】
【化3】一般式
【0008】(式中、Mは、水素原子、アルカリ金属原
子、アルカリ土類金属原子を示し、Xはハロゲン原子、
水素原子を示す。)
子、アルカリ土類金属原子を示し、Xはハロゲン原子、
水素原子を示す。)
【0009】さらにジフェニルまたはo−フェニルフェ
ノールは工業用防腐防カビ剤として知られている(「防
菌防黴剤辞典」防菌防黴剤事典出版委員会編 昭和61
年8月22日日本防菌防黴学会発行)。
ノールは工業用防腐防カビ剤として知られている(「防
菌防黴剤辞典」防菌防黴剤事典出版委員会編 昭和61
年8月22日日本防菌防黴学会発行)。
【0010】しかしながら、本発明の式(1)化合物は
工業用防腐防カビ剤としては知られていない。
工業用防腐防カビ剤としては知られていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】工業用原材料および製
品を、細菌、酵母、糸状菌などの微生物による劣化から
保護するためには各種の微生物の発生を撲滅的に阻止し
なければならない。
品を、細菌、酵母、糸状菌などの微生物による劣化から
保護するためには各種の微生物の発生を撲滅的に阻止し
なければならない。
【0012】ところが、いままで使用されてきた工業用
防腐防カビ剤は、人畜に対し毒性が強くて使用が規制さ
れていたり、使用量を少なくすると効果が弱くなった
り、あるいは長期間の残効性に乏しいものが多い。
防腐防カビ剤は、人畜に対し毒性が強くて使用が規制さ
れていたり、使用量を少なくすると効果が弱くなった
り、あるいは長期間の残効性に乏しいものが多い。
【0013】また、これまでの薬剤は防腐と防カビの両
方の効果を十分に発揮するものが少なく、また糸状菌に
対しては有効であっても細菌類に対して卓効を示すもの
が少なく、十分に満足し得るものではない。
方の効果を十分に発揮するものが少なく、また糸状菌に
対しては有効であっても細菌類に対して卓効を示すもの
が少なく、十分に満足し得るものではない。
【0014】したがって、本発明は速効的に糸状菌、細
菌、酵母などに対して撲滅的に作用し、かつ残効性も付
与し得る薬剤であり、また各種の工業用原材料および製
品などに対して悪影響を与えず、幅広く使用できる工業
用防腐防カビ剤を提供することを目的とするものであ
る。
菌、酵母などに対して撲滅的に作用し、かつ残効性も付
与し得る薬剤であり、また各種の工業用原材料および製
品などに対して悪影響を与えず、幅広く使用できる工業
用防腐防カビ剤を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の要
望に合致した新しい工業用防腐防カビ剤を開発するため
に広範囲の化合物を種々の試験に供試して、その生理活
性を検討した。その結果、一般式(1)で表わされるビ
フェニル誘導体が低毒性であり、各種の工業用原材料、
製造工程または製品に、添加、混合、担持または付着さ
せることにより、微生物による劣化を防止しうることを
見いだした。
望に合致した新しい工業用防腐防カビ剤を開発するため
に広範囲の化合物を種々の試験に供試して、その生理活
性を検討した。その結果、一般式(1)で表わされるビ
フェニル誘導体が低毒性であり、各種の工業用原材料、
製造工程または製品に、添加、混合、担持または付着さ
せることにより、微生物による劣化を防止しうることを
見いだした。
【0016】すなわち、本発明の要旨とするところは、
一般式(1)
一般式(1)
【0017】
【化4】一般式
【0018】(式中、R1はフッ素、塩素、臭素または
沃素を示し、R2はOH基、(CH3)3SiO基、CH3
COO基、ClCH2COO基またはCF3COO基を示
す。)で表わされる少なくとも1種のビフェニル誘導体
を有効成分として含有することを特徴とする工業用防腐
防カビ剤にある。
沃素を示し、R2はOH基、(CH3)3SiO基、CH3
COO基、ClCH2COO基またはCF3COO基を示
す。)で表わされる少なくとも1種のビフェニル誘導体
を有効成分として含有することを特徴とする工業用防腐
防カビ剤にある。
【0019】以下、本発明の殺菌剤の有効成分である式
(1)化合物、これを含む工業用防腐防カビ剤に製剤化
する方法およびその使用方法について具体的に述べる。
(1)化合物、これを含む工業用防腐防カビ剤に製剤化
する方法およびその使用方法について具体的に述べる。
【0020】本発明で使用する式(1)で示される有効
成分の代表例を表1に示す。
成分の代表例を表1に示す。
【0021】なお、化合物No.は、以後の記載におい
て参照される。
て参照される。
【0022】
【表1】
【化5】一般式
【0023】次に式(1)化合物の合成方法について説
明する。表1の化合物No.1〜No.11のうち、N
o.1、No.3、No.6、No.8〜No.11は
公知化合物であり、公知文献記載の方法に準じて容易に
製造することができる。また、その他の新規化合物につ
いては次の反応式(A)〜(C)により合成することが
できる。
明する。表1の化合物No.1〜No.11のうち、N
o.1、No.3、No.6、No.8〜No.11は
公知化合物であり、公知文献記載の方法に準じて容易に
製造することができる。また、その他の新規化合物につ
いては次の反応式(A)〜(C)により合成することが
できる。
【0024】
【化6】
【0025】表1に示したNo.2、No.7のような
トリメチルシリルエーテル体は、反応式(A)に示した
ように適当なシリル化剤を用いることにより合成でき
る。例えば、ハロゲノフェニルフェノールにヘキサンメ
チルジシラザンを等モル加え、ハロゲノフェニルフェノ
ールを溶解し得る溶媒、例えばトルエンのような芳香族
系溶媒中、あるいは無溶媒で加熱還流させた後、溶媒お
よびシリル化剤を留去する。これを再結晶することによ
り白色結晶として本発明のトリメチルシリルエーテル体
を得ることができる。
トリメチルシリルエーテル体は、反応式(A)に示した
ように適当なシリル化剤を用いることにより合成でき
る。例えば、ハロゲノフェニルフェノールにヘキサンメ
チルジシラザンを等モル加え、ハロゲノフェニルフェノ
ールを溶解し得る溶媒、例えばトルエンのような芳香族
系溶媒中、あるいは無溶媒で加熱還流させた後、溶媒お
よびシリル化剤を留去する。これを再結晶することによ
り白色結晶として本発明のトリメチルシリルエーテル体
を得ることができる。
【0026】また、No.4のようなクロロアセテート
体は、反応式(B)に示したような反応により合成でき
る。すなわち、ハロゲノフェニルフェノールにアミン
類、例えばトリエチルアミンを等モル加え、ハロゲノフ
ェニルフェノールを溶解し得る溶媒、例えばトルエンの
ような芳香族系溶媒で希釈する。この中に、等モルの塩
化クロロアセチルを水冷下、滴下した後室温で撹拌す
る。これに水を加え、アミンの塩酸塩を溶解して除去し
た後、有機層の溶媒を留去する。これを再結晶すること
により白色結晶として本発明のクロロアセテート体を得
ることができる。
体は、反応式(B)に示したような反応により合成でき
る。すなわち、ハロゲノフェニルフェノールにアミン
類、例えばトリエチルアミンを等モル加え、ハロゲノフ
ェニルフェノールを溶解し得る溶媒、例えばトルエンの
ような芳香族系溶媒で希釈する。この中に、等モルの塩
化クロロアセチルを水冷下、滴下した後室温で撹拌す
る。これに水を加え、アミンの塩酸塩を溶解して除去し
た後、有機層の溶媒を留去する。これを再結晶すること
により白色結晶として本発明のクロロアセテート体を得
ることができる。
【0027】また、No.5のようなトリフルオロアセ
テート体は、反応式(C)に示したような反応により合
成できる。すなわち、ハロゲノフェニルフェノールに等
モルの無水トリフルオロ酢酸と触媒量のピリジンを加
え、ハロゲノフェニルフェノールを溶解し得る溶媒、例
えばトルエンのような芳香族系溶媒中で加熱還流する。
冷却後水洗し、溶媒を留去する。これを再結晶すること
により白色結晶としてトリフルオロアセテート体を得る
ことができる。
テート体は、反応式(C)に示したような反応により合
成できる。すなわち、ハロゲノフェニルフェノールに等
モルの無水トリフルオロ酢酸と触媒量のピリジンを加
え、ハロゲノフェニルフェノールを溶解し得る溶媒、例
えばトルエンのような芳香族系溶媒中で加熱還流する。
冷却後水洗し、溶媒を留去する。これを再結晶すること
により白色結晶としてトリフルオロアセテート体を得る
ことができる。
【0028】これらの合成法について参考製造例1〜3
に示す。
に示す。
【0029】
参考製造例1 4−クロロ−4´−トリメチルシロキシ
ビフェニル(化合物No.7)の合成 窒素置換した100ml容量のナスフラスコに4−クロ
ロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(24.4
ミリモル)、ヘキサメチルジシラザン 5.9g(3
6.6ミリモル)およびトルエン40mlを入れ、還流
温度に加熱した。1時間還流を続けた後、減圧下、トル
エンおよび過剰のヘキサメチルジシラザンを留去し、4
−クロロ−4´−トリメチルシロキシビフェニルの粗結
晶を得た。
ビフェニル(化合物No.7)の合成 窒素置換した100ml容量のナスフラスコに4−クロ
ロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(24.4
ミリモル)、ヘキサメチルジシラザン 5.9g(3
6.6ミリモル)およびトルエン40mlを入れ、還流
温度に加熱した。1時間還流を続けた後、減圧下、トル
エンおよび過剰のヘキサメチルジシラザンを留去し、4
−クロロ−4´−トリメチルシロキシビフェニルの粗結
晶を得た。
【0030】さらに、これにn−ヘキサンとテトラヒド
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−クロロ−4´−トリメチルシロキシビフェニル
6.0g(収率89%)を得た。
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−クロロ−4´−トリメチルシロキシビフェニル
6.0g(収率89%)を得た。
【0031】この4−クロロ−4´−トリメチルシロキ
シビフェニルの融点は137〜138℃であった。
シビフェニルの融点は137〜138℃であった。
【0032】参考製造例2 4−フルオロ−4´−クロ
ロアセトキシビフェニル(化合物No.4)の合成 窒素置換した100ml容量の4口フラスコに4−フル
オロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(26.
7ミリモル)、トリエチルアミン 5.4g(53.4
ミリモル)およびトルエン60mlを入れた。これに塩
化クロロアセチル 3.6g(32.0ミリモル)を水
冷下、滴下した。さらに室温で1時間撹拌を続けた後、
20mlの水を加えた。水層を分離し、得られた有機層
を水洗した後、溶媒を留去し、4−フルオロ−4´−ク
ロロアセトキシビフェニルの粗結晶を得た。
ロアセトキシビフェニル(化合物No.4)の合成 窒素置換した100ml容量の4口フラスコに4−フル
オロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(26.
7ミリモル)、トリエチルアミン 5.4g(53.4
ミリモル)およびトルエン60mlを入れた。これに塩
化クロロアセチル 3.6g(32.0ミリモル)を水
冷下、滴下した。さらに室温で1時間撹拌を続けた後、
20mlの水を加えた。水層を分離し、得られた有機層
を水洗した後、溶媒を留去し、4−フルオロ−4´−ク
ロロアセトキシビフェニルの粗結晶を得た。
【0033】さらに、これにn−ヘキサンとテトラヒド
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−フルオロ−4´−クロロアセトキシビフェニル
6.0g(収率85%)を得た。
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−フルオロ−4´−クロロアセトキシビフェニル
6.0g(収率85%)を得た。
【0034】この4−フルオロ−4´−クロロアセトキ
シビフェニルの融点は107〜108℃であった。
シビフェニルの融点は107〜108℃であった。
【0035】参考製造例3 4−フルオロ−4´−トリ
フルオロアセトキシビフェニル(化合物No.5)の合
成 窒素置換した100ml容量のナスフラスコに4−フル
オロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(26.
7モル)、無水トリフルオロ酢酸 8.4g(40.1
モル)、ピリジン 0.2g(10モル%)およびトル
エン 40mlを入れ、還流温度に加熱した。1時間還
流を続けた後、冷却し水洗した。減圧下、溶媒を留去
し、4−フルオロ−4´−トリフルオロアセトキシビフ
ェニルの粗結晶を得た。
フルオロアセトキシビフェニル(化合物No.5)の合
成 窒素置換した100ml容量のナスフラスコに4−フル
オロ−4´−ヒドロキシビフェニル 5.0g(26.
7モル)、無水トリフルオロ酢酸 8.4g(40.1
モル)、ピリジン 0.2g(10モル%)およびトル
エン 40mlを入れ、還流温度に加熱した。1時間還
流を続けた後、冷却し水洗した。減圧下、溶媒を留去
し、4−フルオロ−4´−トリフルオロアセトキシビフ
ェニルの粗結晶を得た。
【0036】さらに、これにn−ヘキサンとテトラヒド
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−フルオロ−4´−トリフルオロアセトキシビフェ
ニル6.5g(収率86%)を得た。
ロフランの混合溶媒を加え再結晶を行い、白色結晶とし
て4−フルオロ−4´−トリフルオロアセトキシビフェ
ニル6.5g(収率86%)を得た。
【0037】この4−フルオロ−4´−トリフルオロア
セトキシビフェニルの融点は162〜163℃であっ
た。
セトキシビフェニルの融点は162〜163℃であっ
た。
【0038】
【製剤化方法】本発明の工業用防腐防カビ剤は、次のよ
うな方法で製剤化することができる。すなわち、本発明
の有効成分と適当な単体および補助剤、例えば界面活性
剤、結合剤、安定剤などを配合し、常法によって水和
剤、乳剤、ゾル剤(フロアブル)およびその他の適当な
製剤などに製剤化すればよい。
うな方法で製剤化することができる。すなわち、本発明
の有効成分と適当な単体および補助剤、例えば界面活性
剤、結合剤、安定剤などを配合し、常法によって水和
剤、乳剤、ゾル剤(フロアブル)およびその他の適当な
製剤などに製剤化すればよい。
【0039】これらの製剤中の本発明の有効成分含有量
は、水和剤、乳剤、液剤、ゾル剤およびその他の適当な
製剤などに、1から90%(重量%:以下同じ)の範囲
であり得る。
は、水和剤、乳剤、液剤、ゾル剤およびその他の適当な
製剤などに、1から90%(重量%:以下同じ)の範囲
であり得る。
【0040】使用できる担体としては、防腐防カビ剤に
常用されるものであれば固体あるいは液体のいずれでも
使用でき、特定のものに限定されるものではない。
常用されるものであれば固体あるいは液体のいずれでも
使用でき、特定のものに限定されるものではない。
【0041】例えば、固体担体としては、カオリン、ベ
ントナイト、クレー、モンモリロナイト、珪藻土、雲
母、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、燐、石
灰、ホワイトカーボン、消石灰、珪砂、硫安、尿素など
の鉱物質粉末、大豆粉、小麦粉、木粉、タバコ粉、でん
ぷん、結晶セルロースなどの植物性粉末、アルミナ、珪
酸塩、糖重合体、高分散性珪酸、ワックス類、などが挙
げられる。
ントナイト、クレー、モンモリロナイト、珪藻土、雲
母、バーミキュライト、石膏、炭酸カルシウム、燐、石
灰、ホワイトカーボン、消石灰、珪砂、硫安、尿素など
の鉱物質粉末、大豆粉、小麦粉、木粉、タバコ粉、でん
ぷん、結晶セルロースなどの植物性粉末、アルミナ、珪
酸塩、糖重合体、高分散性珪酸、ワックス類、などが挙
げられる。
【0042】また液体担体としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、エチレングリコール、ベンジルア
ルコールなどのアルコール類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン、クロルベンゼン、クメン、メ
チルナフタレンなどの芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロメタン、クロルエチレン、ト
リクロロフルオルメタン、ジクロルフルオルメタンなど
のハロゲン化炭化水素類、エチルエーテル、エチレンオ
キシド、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールアセテート、酢酸
アミルなどのエステル類、アセトニトリル、プロピオニ
トリル、アクリロニトリルなどのニトリル類、ジメチル
スルフォキシドなどのスルフォキシド類、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテルなどのアルコールエーテル類、エチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、イソブチルア
ミンなどのアミン類、n−ヘキサン、シクロヘキサンな
どの脂肪族または脂環族炭化水素類、石油エーテル、ソ
ルベントナフサなどの工業用ガソリン、パラフィン類、
灯油、軽油などの石油留分、水などが挙げられる。
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、エチレングリコール、ベンジルア
ルコールなどのアルコール類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン、クロルベンゼン、クメン、メ
チルナフタレンなどの芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロメタン、クロルエチレン、ト
リクロロフルオルメタン、ジクロルフルオルメタンなど
のハロゲン化炭化水素類、エチルエーテル、エチレンオ
キシド、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチレングリコールアセテート、酢酸
アミルなどのエステル類、アセトニトリル、プロピオニ
トリル、アクリロニトリルなどのニトリル類、ジメチル
スルフォキシドなどのスルフォキシド類、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテルなどのアルコールエーテル類、エチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、イソブチルア
ミンなどのアミン類、n−ヘキサン、シクロヘキサンな
どの脂肪族または脂環族炭化水素類、石油エーテル、ソ
ルベントナフサなどの工業用ガソリン、パラフィン類、
灯油、軽油などの石油留分、水などが挙げられる。
【0043】また乳剤、水和剤、ゾル剤(フロアブル
剤)などの製剤に対し乳化、分散、可溶化、湿潤、発
泡、拡展などの目的で界面活性剤が使用される。
剤)などの製剤に対し乳化、分散、可溶化、湿潤、発
泡、拡展などの目的で界面活性剤が使用される。
【0044】このような界面活性剤としては、次に示さ
れるものが挙げられるが、例示のみに限定されるもので
はない。
れるものが挙げられるが、例示のみに限定されるもので
はない。
【0045】非イオン型 ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルエステル、ポリオキシソルビタンアルキル
エステル、ソルビタンアルキルエステル、など。
レンアルキルエステル、ポリオキシソルビタンアルキル
エステル、ソルビタンアルキルエステル、など。
【0046】陰イオン型 アルキルベンゼンスルフォネート、アルキルスルフォサ
クシネート、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレ
ンアルキルサルフェート、アリールスルフォネート、な
ど。
クシネート、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレ
ンアルキルサルフェート、アリールスルフォネート、な
ど。
【0047】陽イオン型 アルキルアミン類(ラウリルアミン、ステアリルトリエ
チルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド)など。
チルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド)など。
【0048】両性型 カルボン酸(ベタイン型)硫酸エステルなど。
【0049】またこれらの他に、ポリビニルアルコール
(PVA)、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース(CMC)、アラビアゴム、ポリビ
ニルアセテート、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ソー
ダ、などの各種補助剤を使用することができる。
(PVA)、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース(CMC)、アラビアゴム、ポリビ
ニルアセテート、ゼラチン、カゼイン、アルギン酸ソー
ダ、などの各種補助剤を使用することができる。
【0050】さらに必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸
収剤などのような安定化剤を適量加えることができる。
収剤などのような安定化剤を適量加えることができる。
【0051】また、本発明の防腐防カビ剤は他の各種の
工業用防腐防カビ剤や農業用殺菌剤と混合して用いるこ
とができる。
工業用防腐防カビ剤や農業用殺菌剤と混合して用いるこ
とができる。
【0052】以下に実施例を若干挙げるが、有効成分、
その配合割合、補助剤およびその添加量などは、これら
の実施例に限定されるものではない。
その配合割合、補助剤およびその添加量などは、これら
の実施例に限定されるものではない。
【0053】なお、実施例において部とあるのはすべて
重量部を示す。
重量部を示す。
【0054】
実施例1(フロアブル剤) 化合物No.1の化合物 20部、ラウリルサルフェー
ト 2部、ザンサンガム 2部、ヒドロキシプロピルセ
ルロース 1部および蒸留水 75部をボールミルに入
れ、12時間粉砕混合して、有効成分20%を含むフロ
アブル剤を得る。
ト 2部、ザンサンガム 2部、ヒドロキシプロピルセ
ルロース 1部および蒸留水 75部をボールミルに入
れ、12時間粉砕混合して、有効成分20%を含むフロ
アブル剤を得る。
【0055】実施例2(水和剤) 化合物No.7の化合物 20部、ラウリルサルフェー
ト 7部およびクレー73部を均一に混合粉砕して、有
効成分20%を含む水和剤を得る。
ト 7部およびクレー73部を均一に混合粉砕して、有
効成分20%を含む水和剤を得る。
【0056】実施例3(乳剤) 化合物No.6の化合物 10部、ジメチルスルフォキ
シド 50部、メチルイソブチルケトン 40部および
ソルポール800A(東邦化学工業株式会社製の乳化剤
の商品名)5部を混合溶解して、有効成分10%を含む
乳剤を得る。
シド 50部、メチルイソブチルケトン 40部および
ソルポール800A(東邦化学工業株式会社製の乳化剤
の商品名)5部を混合溶解して、有効成分10%を含む
乳剤を得る。
【0057】実施例4(粉剤) 化合物No.3の化合物 3部、無水珪酸微粉末 0.
5部、ステアリン酸カルシウム 0.5部、クレー 5
0部、タルクおよび46部を均一に混合粉砕して、有効
成分3%を含む粉剤を得る。
5部、ステアリン酸カルシウム 0.5部、クレー 5
0部、タルクおよび46部を均一に混合粉砕して、有効
成分3%を含む粉剤を得る。
【0058】
【使用方法】本発明の工業用防腐防カビ剤はつぎのよう
に使用される。すなわち、前記の実施例に準じて調製し
た各種の製剤をそのままか、あるいは水もしくは適当な
有機溶剤で希釈して
に使用される。すなわち、前記の実施例に準じて調製し
た各種の製剤をそのままか、あるいは水もしくは適当な
有機溶剤で希釈して
【0059】1)各種工業用原材料中、製造工程中また
は製品に、添加または塗布する方法
は製品に、添加または塗布する方法
【0060】2)各種工業用原材料や製品の表面に、塗
布または噴霧する方法
布または噴霧する方法
【0061】3)各種工業用原材料や製品を、本発明の
工業用防腐防カビ剤の希釈溶液中に浸漬する方法など、
これまで一般に行われてきた工業用防腐防カビ剤の使用
方法にしたがって行えばよく、何ら特定の方法のみに限
定されるものではない。
工業用防腐防カビ剤の希釈溶液中に浸漬する方法など、
これまで一般に行われてきた工業用防腐防カビ剤の使用
方法にしたがって行えばよく、何ら特定の方法のみに限
定されるものではない。
【0062】本発明の有効成分の使用量は0.001〜
10%、好ましくは0.01〜1%であるが、使用方法
や微生物の発生の密度などによって適宜変更してもよ
い。
10%、好ましくは0.01〜1%であるが、使用方法
や微生物の発生の密度などによって適宜変更してもよ
い。
【0063】
試験例1 抗菌力試験 供試化合物をアセトンに溶解し、その1mlを培地10
ml〔糸状菌に対しては馬鈴薯煮汁寒天(pH5.8)
を使用し、細菌に対してはブイヨン寒天(pH7.0)
を使用〕と混和して所定量の薬剤含有培地を調製する。
そして、あらかじめ斜面培地で培養(糸状菌については
28℃で7日間、細菌については30℃で2日間)した
供試菌の胞子懸濁液を白金耳で薬剤含有培地上に画線す
る。また、糸状菌は24℃で72時間、細菌は30℃で
48時間それぞれ培養した後、各菌の生育の有無を調査
して、菌の発育を完全に阻止するに要する培地中の最低
薬剤濃度(ppm)を求めた。その結果を表2に示す。
ml〔糸状菌に対しては馬鈴薯煮汁寒天(pH5.8)
を使用し、細菌に対してはブイヨン寒天(pH7.0)
を使用〕と混和して所定量の薬剤含有培地を調製する。
そして、あらかじめ斜面培地で培養(糸状菌については
28℃で7日間、細菌については30℃で2日間)した
供試菌の胞子懸濁液を白金耳で薬剤含有培地上に画線す
る。また、糸状菌は24℃で72時間、細菌は30℃で
48時間それぞれ培養した後、各菌の生育の有無を調査
して、菌の発育を完全に阻止するに要する培地中の最低
薬剤濃度(ppm)を求めた。その結果を表2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】試験例2 エマルジョン塗料のカビ抵抗性
試験 試験方法はJIS Z 2911の方法に準じて行っ
た。すなわち、酢酸ビニルエマルジョン白色塗料に実施
例2に準じて調製した供試薬剤を所定濃度となるように
加え、ホモジナイザーで30秒間撹拌し、塗料液を調製
する。得られた塗料液を直径12cmの大きさの濾紙
(東洋濾紙No.2)に浸漬して試料を均一につけ、そ
して湿度75%、20℃で48時間風乾する。
試験 試験方法はJIS Z 2911の方法に準じて行っ
た。すなわち、酢酸ビニルエマルジョン白色塗料に実施
例2に準じて調製した供試薬剤を所定濃度となるように
加え、ホモジナイザーで30秒間撹拌し、塗料液を調製
する。得られた塗料液を直径12cmの大きさの濾紙
(東洋濾紙No.2)に浸漬して試料を均一につけ、そ
して湿度75%、20℃で48時間風乾する。
【0066】この場合、塗膜の厚さが均一でかつ重さが
濾紙の重さの90〜110%になるように調整する。こ
の濾紙を直径3cmの円形試験片とし、試験片1個につ
いて200ml容量のビーカーを1個用意し、それに水
200mlをいれて約20℃に保ち、その中に試験片を
18時間浸し、その後試験片を取り出して室温で2時間
風乾し、さらに乾燥器(80〜85℃)で2時間乾燥す
る。
濾紙の重さの90〜110%になるように調整する。こ
の濾紙を直径3cmの円形試験片とし、試験片1個につ
いて200ml容量のビーカーを1個用意し、それに水
200mlをいれて約20℃に保ち、その中に試験片を
18時間浸し、その後試験片を取り出して室温で2時間
風乾し、さらに乾燥器(80〜85℃)で2時間乾燥す
る。
【0067】調製した試験片をペトリ皿の寒天平板(ブ
ドウ糖4%、ペプトン1%、寒天2.5%)の培養面の
中央に貼り付け、アスペルギルス ニゲル、ペニシリウ
ムフェニクロサム、クラドスポリウム クラドスポリオ
イデス、オーレオバシヂウム プルランス、グリオクラ
ヂウム ビレンス)の混合胞子懸濁液(5種類の菌の単
一胞子懸濁液を等量ずつ混合したもの)を培地面および
試験片上に均一に1ml噴霧接種する。
ドウ糖4%、ペプトン1%、寒天2.5%)の培養面の
中央に貼り付け、アスペルギルス ニゲル、ペニシリウ
ムフェニクロサム、クラドスポリウム クラドスポリオ
イデス、オーレオバシヂウム プルランス、グリオクラ
ヂウム ビレンス)の混合胞子懸濁液(5種類の菌の単
一胞子懸濁液を等量ずつ混合したもの)を培地面および
試験片上に均一に1ml噴霧接種する。
【0068】ペトリ皿に蓋をし28℃±2℃の恒温恒湿
器で培養し、その3日後、5日後、7日後および14日
後に試験片上のカビの生育状態を下記の基準により調査
した。
器で培養し、その3日後、5日後、7日後および14日
後に試験片上のカビの生育状態を下記の基準により調査
した。
【0069】その結果を表3に示す。
【0070】なお、表中で比較薬剤Aはパラクロルメタ
キシレノールを実施例2に準じ調製した20%水和剤で
あり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニルフェノー
ルを実施例2に準じ調製した20%水和剤である。
キシレノールを実施例2に準じ調製した20%水和剤で
あり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニルフェノー
ルを実施例2に準じ調製した20%水和剤である。
【0071】(調査基準)
【0072】
【表3】
【0073】試験例3 エマルジョン塗料の防カビ性現
場試験 実施例1に準じて調製した供試薬剤の所定量を酢酸ビニ
ルエマルジョン白色塗料中に加え、十分に混合して塗料
液とする。この塗料液をコンクリート壁面に塗布し3か
月後、6か月後、12か月後、18か月後および24か
月後に、カビの生育状態を次の基準により調査した。
場試験 実施例1に準じて調製した供試薬剤の所定量を酢酸ビニ
ルエマルジョン白色塗料中に加え、十分に混合して塗料
液とする。この塗料液をコンクリート壁面に塗布し3か
月後、6か月後、12か月後、18か月後および24か
月後に、カビの生育状態を次の基準により調査した。
【0074】その結果は表4のとおりである。
【0075】なお、表中で比較薬剤Aはパラクロルメタ
キシレノールを実施例1に準じて調製した20%フロア
ブル剤であり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニル
フェノールを実施例1に準じて調製した20%フロアブ
ル剤である。
キシレノールを実施例1に準じて調製した20%フロア
ブル剤であり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニル
フェノールを実施例1に準じて調製した20%フロアブ
ル剤である。
【0076】(調査基準)
【0077】
【表4】
【0078】試験例4 でんぷん糊のカビ抵抗性試験 タピオカでんぷん 15部および実施例2に準じて調製
した水和剤を所定濃度となるよう加えた水 85部を2
00mlのフラスコに入れ、かき混ぜながら70℃と
し、ついでに徐々に冷却しながらでんぷん糊を調製す
る。このでんぷん糊液をビーカーに入れてアルミ泊で蓋
をし、35℃±2℃、湿度99〜95%の恒温恒湿器で
培養する。
した水和剤を所定濃度となるよう加えた水 85部を2
00mlのフラスコに入れ、かき混ぜながら70℃と
し、ついでに徐々に冷却しながらでんぷん糊を調製す
る。このでんぷん糊液をビーカーに入れてアルミ泊で蓋
をし、35℃±2℃、湿度99〜95%の恒温恒湿器で
培養する。
【0079】1か月後、2か月後、3か月後のでんぷん
溶液をそれぞれ1ml取り出し細菌数の増加を寒天希釈
法で測定した。
溶液をそれぞれ1ml取り出し細菌数の増加を寒天希釈
法で測定した。
【0080】その結果を表5にした。
【0081】なお、表中、比較薬剤Aはパラクロルメタ
キシレノールを実施例1に準じて調製した20%フロア
ブル剤であり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニル
フェノールを実施例1に準じて調製した20%フロアブ
ル剤である。
キシレノールを実施例1に準じて調製した20%フロア
ブル剤であり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニル
フェノールを実施例1に準じて調製した20%フロアブ
ル剤である。
【0082】
【表5】
【0083】試験例5 カゼイン溶液の防腐効果試験 カゼイン 10部および実施例3に準じて調製した乳剤
を所定濃度となるよう加えた水 88部およびアンモニ
ア水 2部を200mlのフラスコに入れ、かき混ぜな
がら80℃とし、ついで徐々に冷却しながらカゼイン溶
液とした。このカゼイン溶液をビーカーに入れてアルミ
泊で蓋をし、30℃±2℃、湿度99〜95℃の恒温恒
湿器で保存する。
を所定濃度となるよう加えた水 88部およびアンモニ
ア水 2部を200mlのフラスコに入れ、かき混ぜな
がら80℃とし、ついで徐々に冷却しながらカゼイン溶
液とした。このカゼイン溶液をビーカーに入れてアルミ
泊で蓋をし、30℃±2℃、湿度99〜95℃の恒温恒
湿器で保存する。
【0084】1か月、2か月および3か月後のカゼイン
溶液をそれぞれ1ml取り出して細菌数の増加を寒天希
釈法で測定した。
溶液をそれぞれ1ml取り出して細菌数の増加を寒天希
釈法で測定した。
【0085】その結果を表6に示した。
【0086】なお、表中の比較薬剤Aはパラクロルメタ
キシレノールを実施例3に準じて調製した10%乳剤で
あり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニルフェノー
ルを実施例3に準じて調製した10%乳剤である。
キシレノールを実施例3に準じて調製した10%乳剤で
あり、比較薬剤Bは2−クロロ−4−フェニルフェノー
ルを実施例3に準じて調製した10%乳剤である。
【0087】
【表6】
【0088】
【発明の効果】本発明の工業用防腐防カビ剤を使用によ
り、次のような効果がもたらされる。すなわち、
り、次のような効果がもたらされる。すなわち、
【0089】第1に、抗菌スペクトラムが広いので、糸
状菌、細菌、酵母などの各種微生物の発生を非選択的
に、かつ撲滅的に阻止する。したがって、工業用防腐防
カビ剤として幅広く使用できる。
状菌、細菌、酵母などの各種微生物の発生を非選択的
に、かつ撲滅的に阻止する。したがって、工業用防腐防
カビ剤として幅広く使用できる。
【0090】第2に、少ない薬量でも強力な防腐防カビ
効果が長期にわたり発揮される。
効果が長期にわたり発揮される。
【0091】第3に、人畜毒性などの問題が少ない。
【0092】第4に、工業用原材料または製品に、散
布、噴霧、塗布または添加などの種々の方法で使用でき
るが、いずれの方法を用いても工業用原材料や製品にな
んらの悪影響を与えることはない。
布、噴霧、塗布または添加などの種々の方法で使用でき
るが、いずれの方法を用いても工業用原材料や製品にな
んらの悪影響を与えることはない。
【0093】本発明の工業用防腐防カビ剤は上記した特
徴を有しているので、次に例示する種々の工業用原材料
や製品の防腐防カビ剤として幅広く使用することができ
るが、これらの例示のみに限定されるものではない。
徴を有しているので、次に例示する種々の工業用原材料
や製品の防腐防カビ剤として幅広く使用することができ
るが、これらの例示のみに限定されるものではない。
【0094】(1) 抄紙工程中の糸状菌、細菌、藻類
によるスライム障害の防除。 (2) 水性または油性塗料の製造工程中、貯蔵中およ
び使用時における糸状菌、細菌、酵母などの生育による
腐敗および塗装後の塗装面における糸状菌の汚染障害の
防止。 (3) カゼイン、ポリビニルアルコール、でんぷんな
どの接着剤または糊料などでの糸状菌、細菌、酵母など
の生育による腐敗および塗工接着面における糸状菌の汚
染障害の防止。 (4) 湿潤パルプおよびチップなどの製紙用原料の保
存中における糸状菌、細菌、酵母などの生育による品質
劣化障害の防止。 (5) 木材、合版、竹材、皮革などの加工品および材
料などへの糸状菌の生育による汚染及び品質劣化障害の
防止。 (6) 天然繊維、合成繊維およびこれらの混紡製品、
材料などにおける糸状菌、細菌、酵母の生育による汚染
および品質劣化障害の防止。 (7) 合成エマルジョンまたはエマルジョンタックス
などにおける糸状菌、細菌、酵母の生育による品質劣化
障害の防止。 (8) コンクリート混和剤などにおける糸状菌、細
菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。 (9) 作動油剤などにおける糸状菌、細菌、酵母の生
育による品質劣化障害の防止。 (10) プラスチック、ゴムなどにおける糸状菌、細
菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。
によるスライム障害の防除。 (2) 水性または油性塗料の製造工程中、貯蔵中およ
び使用時における糸状菌、細菌、酵母などの生育による
腐敗および塗装後の塗装面における糸状菌の汚染障害の
防止。 (3) カゼイン、ポリビニルアルコール、でんぷんな
どの接着剤または糊料などでの糸状菌、細菌、酵母など
の生育による腐敗および塗工接着面における糸状菌の汚
染障害の防止。 (4) 湿潤パルプおよびチップなどの製紙用原料の保
存中における糸状菌、細菌、酵母などの生育による品質
劣化障害の防止。 (5) 木材、合版、竹材、皮革などの加工品および材
料などへの糸状菌の生育による汚染及び品質劣化障害の
防止。 (6) 天然繊維、合成繊維およびこれらの混紡製品、
材料などにおける糸状菌、細菌、酵母の生育による汚染
および品質劣化障害の防止。 (7) 合成エマルジョンまたはエマルジョンタックス
などにおける糸状菌、細菌、酵母の生育による品質劣化
障害の防止。 (8) コンクリート混和剤などにおける糸状菌、細
菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。 (9) 作動油剤などにおける糸状菌、細菌、酵母の生
育による品質劣化障害の防止。 (10) プラスチック、ゴムなどにおける糸状菌、細
菌、酵母の生育による品質劣化障害の防止。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1はフッ素、塩素、臭素、または沃素を示
し、R2はOH基、(CH3)3SiO基、CH3COO
基、ClCH2COO基またはCF3COO基を示す。)
で表わされる少なくとも1種のビフェニル誘導体を有効
成分として含有することを特徴とする工業用防腐防カビ
剤。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204275A JPH0624908A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 工業用防腐防カビ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4204275A JPH0624908A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 工業用防腐防カビ剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624908A true JPH0624908A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16487786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4204275A Pending JPH0624908A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 工業用防腐防カビ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624908A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996004343A1 (en) * | 1994-08-04 | 1996-02-15 | Daikin Industries, Ltd. | Aqueous fluoropolymer dispersion |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4204275A patent/JPH0624908A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996004343A1 (en) * | 1994-08-04 | 1996-02-15 | Daikin Industries, Ltd. | Aqueous fluoropolymer dispersion |
| US5750606A (en) * | 1994-08-04 | 1998-05-12 | Daikin Industries, Ltd. | Aqueous fluorine-containing polymer dispersion |
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