JPH10316546A - 毛染め剤組成物及びそれを増粘する方法 - Google Patents

毛染め剤組成物及びそれを増粘する方法

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JPH10316546A
JPH10316546A JP12309798A JP12309798A JPH10316546A JP H10316546 A JPH10316546 A JP H10316546A JP 12309798 A JP12309798 A JP 12309798A JP 12309798 A JP12309798 A JP 12309798A JP H10316546 A JPH10316546 A JP H10316546A
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hair
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された増粘及び剪断減粘特性を有する毛
染め剤組成物を提供する。また、レオロジー変性系を用
いて毛染め剤組成物を増粘する方法を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる毛染め剤組成物は、 (a)1以上の毛髪染色剤; (b)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
0.1重量%の、少なくとも一つの疎水変性非イオン性
ポリオール; (c)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
0.1重量%の、少なくとも一つの会合剤;および (d)水;を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、組成物に改良された増粘性及び剪断減粘(s
hear thinning)特性を与えるのに有用な
レオロジー変性系を含む毛染め剤組成物に関する。本発
明は、また、毛染め剤組成物を増粘する方法にも関す
る。
【0002】背景 現在の毛髪染色方法は、液体、ゲル、ペースト又はクリ
ームのような配合物であって、1以上の染色剤を含むも
のを、毛髪に施すことを包含する。染色剤は、以下にお
いて「顕色時間」と称する染色剤によって毛髪の色を変
化させることができる一定の時間、毛髪上に残留せしめ
られる。毛髪用配合物において有用な染色剤としては、
「永久」、「半永久」及び「一時的」染色剤が含まれ
る。
【0003】永久染色剤は、数多くの洗浄に耐え、概し
て、毛髪が成長して抜けるまで残存する。今日用いられ
ている最も通常のタイプの永久染色剤は、酸化染色剤で
ある。酸化染色剤を用いる場合、毛髪に施す前に、1以
上の染色剤前駆体を、過酸化水素のような酸化剤と配合
する。次に、染色剤前駆体は、酸化剤と反応して、毛髪
内に染色剤を生成させる。毛髪上への塗布後までの間に
染色剤を生成させることは望ましくないので、酸化染色
剤は、通常、染色剤前駆体を含む染色剤ローション及び
酸化剤を含む顕色剤溶液の二成分で与えられる。染色剤
ローション及び顕色剤溶液は、毛髪へ施す少し前に混合
される。
【0004】半永久染色剤は、概して、2〜10回の洗
浄の後に毛髪から除去される。半永久染色剤は、毛髪上
に直接施され、通常、「直接染色剤」と称される。永久
染色剤に対比して、半永久染色剤は、染色剤を生成させ
るための酸化剤を用いない。直接染色剤は、顕色時間の
間に毛髪中に浸透し、洗浄すると毛髪の外にゆっくりと
拡散する。
【0005】一時的染色剤は、カラーリンスとして知ら
れているもので、概して、僅か1回の洗浄後に毛髪から
除去される。これらの染色剤は、半永久染色剤を用いた
場合のように毛髪中に浸透する代わりに、毛髪表面上に
付着する。最も通常の一時的染色剤は、水溶性酸染色剤
である。
【0006】毛髪染色配合物は、染色剤を含むのに加え
て、所望の機能特性を与える他の添加剤も含む。例え
ば、毛髪染色剤配合物は、染色剤が毛髪中へ迅速に拡散
できるようでなければならない。毛髪染色剤配合物は、
また、顕色時間の後には容易にすすぐことができる必要
もある。
【0007】更に、毛髪染色剤配合物のレオロジー又は
流動特性は重要である。例えば、毛髪染色剤配合物は、
ブラシ又は指によって毛髪上に容易に施されるか又は展
開されて、毛髪全体にわたって染色剤の均一な被覆が与
えられなければならない。また、毛髪染色剤配合物は、
一旦施されたら、顕色時間中に毛髪から垂れたり又は流
出してはならない。したがって、毛髪染色剤配合物は
「剪断減粘性」でなければならない。剪断減粘性とは、
ブラシによって配合物を毛髪に施すことによるように、
配合物をより大きな剪断下におくと、配合物の粘度が減
少することを意味する。この剪断による粘度の減少によ
って、配合物を毛髪上に容易に施すことが可能になる。
剪断減粘性に加えて、剪断力が除去されると、毛髪染色
剤配合物の粘度は、その元々の低剪断速度下での粘度に
回復又は増加しなければならない。粘度の迅速な回復に
よって、毛髪染色剤配合物が、毛髪に施した後に垂れた
り流れ出したりするのが防止される。
【0008】毛髪染色剤配合物に対してこれらのレオロ
ジー特性を与えるために、レオロジー変性剤を加える。
しかしながら、配合物中の他の成分と反応して不都合を
与えないか又は配合物の機能特性に悪影響を与えないレ
オロジー変性剤を見出さなければならないという問題が
ある。例えば、二成分酸化毛髪染色剤配合物において、
顕色剤溶液は、典型的には、酸化剤として過酸化水素を
含む。過酸化水素は、レオロジー変性剤のような、顕色
剤に加えられた他の成分と反応する傾向がある。
【0009】酸化染色剤配合物に関する更なる問題は、
混合のために低い粘度、好ましくは低い剪断速度におい
て5000センチポイズ未満(Brookfield粘
度計)を有するが、混合すると増粘して所望のレオロジ
ー特性を与える染色剤ローション及び顕色剤溶液を提供
することが望ましいということである。
【0010】Pohlらの米国特許第4,776,85
5号(以下、Pohlと称する)においては、増粘剤と
してアクリゾール(Acrysol)−ICS(ローム
アンド ハース カンパニーの商標、現在はローム
アンド ハース カンパニーによってアキュリン(Ac
ulyn)22として供給されている)を用いる二成分
酸化毛髪染色剤配合物が開示されている。アクリゾール
−ICSは、約7を超える水性pHにおいて増粘する、
疎水変性されたアクリレートコポリマーである。Poh
lにおいては、アクリゾール−ICSを、約1.5〜
5.5のpHを有する顕色剤溶液に加えることが開示さ
れている。顕色剤溶液を染色剤ローションと合わせる
と、染色剤ローションが塩基性であって、毛髪染色剤配
合物の全体のpHを7以上に調節するので、得られる毛
髪染色剤配合物は増粘する。
【0011】しかしながら、Pohlにおける毛髪染色
剤配合物は、幾つかの欠点を有する。第1に、染色剤ロ
ーション及び顕色剤溶液の両方における低粘度を保持す
るために、染色剤ローションは典型的には7を超えるp
Hを有するので、アクリゾール−ICSは、概して、染
色剤ローションに加えることができない。更に、染色剤
ローションは、しばしば、カチオン性添加剤を含むが、
これは、アクリゾール−ICSがアニオン性であるの
で、アクリゾール−ICSと反応して不都合を生ずる。
第2に、Pohlの毛髪染色剤配合物のレオロジー特性
は、以下に詳細に説明するように、改良する余地があ
る。
【0012】Emmonsらの米国特許第4,079,
028号(以下、Emmonsと称する)においては、
ある種のポリウレタンが開示されている。これらのポリ
ウレタンは、レオロジー変性剤及び増粘剤として、主と
してラテックス塗料において有用であると開示されてい
る。Emmonsにおいては、これらのポリウレタンを
毛髪染色剤配合物において用いることや、これらを、毛
髪染色剤配合物においてある種の会合剤と組み合わせて
用いることは、開示されていない。
【0013】改良された剪断減粘特性を有する毛髪染色
剤組成物を提供することが望まれている。また、一旦毛
髪に施したら、垂れや流れ出しに対する改良された抵抗
性を有する毛髪染色剤組成物を提供することも望まれて
いる。更に、酸化毛髪染色剤配合物の染色剤ローション
又は顕色剤溶液のいずれかにレオロジー変性剤を加える
ことができる毛髪染色剤組成物を提供することが望まれ
ている。本発明は、毛髪染色剤組成物中にある種のレオ
ロジー変性系を含ませることによって、この問題を解決
するものである。
【0014】発明の概要 本発明は、 (a)1以上の毛髪染色剤; (b)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
0.1重量%の、少なくとも一つの疎水変性非イオン性
ポリオール(hydrophobicallymodi
fied nonionic polyol); (c)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
0.1重量%の、少なくとも一つの会合剤;および (d)水; を含む毛染め剤組成物を提供する。
【0015】本発明の第2の態様においては、(a)1
以上の毛髪染色剤、並びに、疎水変性非イオン性ポリオ
ール、会合剤及びこれらの組合せからなる群から選択さ
れる少なくとも一つの第1の化合物を含む染色剤ローシ
ョン;及び(b)少なくとも一つの酸化剤、水、並び
に、疎水変性非イオン性ポリオール、会合剤及びこれら
の組合せからなる群から選択される少なくとも一つの第
2の化合物を含む顕色剤溶液(developer s
olution);を含む多成分毛染め剤組成物であっ
て、多成分毛染め剤組成物の成分を合わせて配合毛染め
剤組成物を形成したときに、配合毛染め剤組成物が少な
くとも一つの疎水変性非イオン性ポリオール及び少なく
とも一つの会合剤を含むことを特徴とする多成分毛染め
剤組成物が提供される。
【0016】本発明の第3の態様においては、1以上の
毛髪染色剤、水、少なくとも0.1重量%の少なくとも
一つの疎水変性非イオン性ポリオール、及び少なくとも
0.1重量%の少なくとも一つの会合剤を合わせて毛染
め剤組成物を形成することを特徴とする毛染め剤組成物
の増粘方法が提供される。
【0017】詳細な説明 本発明は、2種類の毛髪染色剤組成物を提供する。第1
の毛髪染色剤組成物は、毛髪に施される、永久、半永久
又は一時的染色剤又はこれらの組合せを含む任意の配合
物を包含するものである。この第1の毛髪染色剤配合物
は、種々の方法で調製することができる。例えば、毛髪
染色剤組成物は、半永久染色剤を用いて一度に完全に調
製することができる。毛髪染色剤組成物は、また、二成
分酸化毛髪染色剤配合物におけるように、毛髪に施す直
前に、2以上の成分を一緒に混合することによって調製
することもできる。
【0018】本発明の第2の毛髪染色剤組成物は、毛髪
上へ施すために配合されていない別々の成分の毛髪染色
剤配合物を包含するものである。例えば、この第2の毛
髪染色剤組成物は、未だ配合されていない染色剤ローシ
ョン及び顕色剤溶液を含む組成物を包含する。
【0019】ここで用いる「増粘剤」、「増粘された」
又は「増粘性」という用語は、Brookfield粘
度計で、所定の剪断速度において観察される粘度の増加
を意味する。「低」剪断速度とは、Brookfiel
d粘度計で、0.3rpm以下の剪断速度を指す。
「高」剪断速度とは、Brookfield粘度計で、
30rpm以上の剪断速度を指す。
【0020】好ましくは、低剪断速度において、毛髪に
施した毛髪染色剤組成物は、少なくとも6000センチ
ポイズ(ミリパスカル・秒)、より好ましくは少なくと
も12,000センチポイズ、最も好ましくは15,0
00〜300,000センチポイズのBrookfie
ld粘度を有する。好ましくは、高剪断速度において、
毛髪に施した毛髪染色剤組成物は、6000センチポイ
ズ以下、より好ましくは3000センチポイズ以下、最
も好ましくは1000センチポイズ以下のBrookf
ield粘度を有する。
【0021】本発明の毛髪染色剤組成物は、少なくとも
一つの疎水変性非イオン性ポリオール(HNP)及び少
なくとも一つの会合剤を含むレオロジー変性系を含む。
会合剤は、毛髪染色剤組成物中の疎水変性非イオン性ポ
リオールと合わせられると、毛髪染色剤組成物中に会合
剤を含まない場合に疎水変性非イオン性ポリオールが与
えるよりもより増粘された毛髪染色剤組成物を与える。
会合剤は、また、毛髪染色剤組成物中の疎水変性非イオ
ン性ポリオールと合わせられると、会合剤を用いずに疎
水変性非イオン性ポリオールを用いた場合と対比して、
毛髪染色剤組成物の剪断減粘特性を向上させる。
【0022】毛髪染色剤組成物のレオロジー特性におけ
るこれらの改良は、以下の特性の利点に関連する。第1
に、一旦毛髪に施した後の垂れ又は流れ出しに対する毛
髪染色剤組成物の抵抗性は、低剪断速度における毛髪染
色剤組成物の粘度によって影響される。低剪断速度にお
ける粘度が高いほど、垂れ又は流れ出しに対する組成物
の抵抗性がより大きくなる。第2に、毛髪染色剤組成物
を毛髪に施す容易性は、高剪断速度における毛髪染色剤
組成物の粘度によって影響される。高剪断速度における
粘度が低いほど、毛髪染色剤組成物をより容易に施すこ
とができるようになる。
【0023】本発明において有用な疎水変性非イオン性
ポリマー(HNP)は、好ましくは会合によって増粘す
る。これは、HNPが、それ自体で、または毛髪染色剤
組成物中の他の成分と相互作用をし、又は会合して、増
粘を与えることを意味する。毛髪染色剤組成物は、好ま
しくは、毛髪に施した際に、毛髪に施した毛髪染色剤組
成物の全重量を基準として且つ100重量%の固体ポリ
マーであるHNPを基準として、少なくとも0.1重量
%、好ましくは0.1重量%〜15重量%、より好まし
くは0.2重量%〜5重量%のHNPを含む。
【0024】HNPは、少なくとも一つの疎水性基を有
する。ここで用いる「疎水性基」とは、水不溶性を促進
させるすべての化学基であり、例えば、約4〜約30個
の炭素原子を有するアルキル又はアルアルキル基が挙げ
られる。疎水性基としては、また、例えば、ヒドロキシ
ル、アミノ又はイソシアネートと反応した炭化水素残
基、或いはポリマー反応生成物の水不溶性に寄与するす
べての部分又はセグメントを挙げることができる。更
に、HNPは非イオン性であり、これは、水性溶液中に
溶解又は分散した場合に電荷を有しないことを意味す
る。好ましくは、HNPは水溶性または水膨潤性であ
る。
【0025】好適なHNPとしては、例えば、ポリエト
キシル化ウレタン、又は疎水変性天然ポリオール、例え
ば疎水変性セルロース又は疎水変性スターチ、あるいは
これらの組合せが挙げられる。最も好ましいHNPは、
ポリエトキシル化ウレタンである。
【0026】疎水変性セルロースは、少なくとも一つの
疎水性基によって変性されたセルロース含有誘導体であ
る。疎水性基は、典型的には、周知の方法によって導入
されて、セルロースポリマー中の遊離ヒドロキシル基の
幾つかの部分を官能化する。好ましくは、疎水性基は、
〜C30アルキル又はアルアルキル基である。本発
明において有用な疎水変性セルロース及び調製方法の例
としては、米国特許第4,228,277号及び4,9
04,772号に記載されているものが挙げられる。好
ましい疎水変性セルロースは、セチルヒドロキシエチル
セルロースである。
【0027】疎水変性スターチは、少なくとも一つの疎
水性基によって変性されたスターチ含有誘導体である。
好ましくは、疎水性基は、C〜C30アルキル又はア
ルアルキル基である。疎水変性スターチの例は、Nat
ional Starchによって供給されているSo
lanaceである。
【0028】ポリエトキシル化ウレタン(以下、「ポリ
ウレタン」と称する)は、少なくとも一つのポリエーテ
ルポリオール及び少なくとも一つのイソシアネートの縮
合ポリマーである。
【0029】ポリウレタンは、親水性ポリエーテル基に
よって結合されている疎水性基を有する。疎水性基は、
ポリマー内部に配置されていても、ポリマー末端に配置
されていても、或いは内部及び末端の両方に配置されて
いてもよい。好ましくは、ポリウレタンは、少なくとも
三つの疎水性基を有する。更に、ポリウレタンは、好ま
しくは、ポリウレタンの疎水性部分において、全体で、
少なくとも20個の炭素原子を有する。
【0030】ポリウレタンは、好ましくは、10,00
0〜200,000、より好ましくは12,000〜1
50,000の重量平均分子量(Mw)を有する。
【0031】米国特許第4,079,028号、4,1
55,892号、4,426,485号、4,496,
708号、4,499,233号、5,023,309
号及び5,281,654号においては、本発明の毛髪
染色剤組成物において有用なポリウレタンを製造するた
めの組成及び方法が詳細に説明されている。ポリウレタ
ンは、種々の構造形状を有していてよく、例えば、線
状、星型、又は米国特許第4,079,028号及び
4,155,892号において記載されているようなコ
ンプレックスであってよく、或いは米国特許第4,49
6,708号におけるようなくし型、或いは米国特許第
4,426,485号におけるようなふさ型(bunc
h)であってよい。
【0032】好ましくは、ポリウレタンは、非水性媒体
中で調製され、少なくとも、反応体(a)と(c)又は
(a)と(b)との反応生成物である。ポリウレタン
は、場合によっては、反応体(d)を含んでいてもよ
い。反応体(a)、(b)、(c)及び(d)は、以下
のとおりである。
【0033】(a)少なくとも一つの水溶性ポリエーテ
ルポリオール; (b)少なくとも一つの水不溶性有機ポリイソシアネー
ト; (c)単官能性活性水素含有化合物及び有機モノイソシ
アネートから選択される少なくとも一つの単官能性疎水
性有機化合物;および (d)少なくとも一つの多価アルコール又は多価アルコ
ールエーテル。
【0034】反応体(a)である親水性ポリエーテルポ
リオールは、水溶性であり、好ましくは少なくとも15
00、より好ましくは少なくとも3000のMwを有す
る。ポリエーテルポリオールは、典型的には、アルキレ
ンオキシドと多価アルコール又は多価アルコールエーテ
ルの付加物のような、脂肪族、脂環式又は芳香族ポリヒ
ドロキシ化合物の付加物、かかる付加物と有機ポリイソ
シアネートとのヒドロキシル末端プレポリマー、或いは
かかる付加物とかかるプレポリマーとの混合物である。
【0035】親水性ポリエーテルポリオール付加物の都
合のよい調製源は、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール又はポリブチレングリコールのような
ポリアルキレングリコール(ポリオキシアルキレンジオ
ールとしても知られている)である。
【0036】反応体(b)である有機ポリイソシアネー
トは、要求されている程度の疎水性特性を与えるのに有
効な任意の数の炭素原子を有していてよい。概して、約
4〜30個の炭素原子で十分であり、この選択は、生成
物中の他の疎水性基及び親水性ポリエーテルの割合に依
存する。好適な有機ポリイソシアネートとしては、例え
ば、ジ及びトリイソシアネート、多価アルコールと有機
ジ又はトリイソシアネートとのイソシアネート末端付加
物、並びにポリアルキレンエーテルグリコールと有機ジ
又はトリイソシアネートとのイソシアネート末端プレポ
リマーが挙げられる。反応体(b)は、有機ポリイソシ
アネートであることが好ましいが、イソシアネート以外
の1以上の官能基を有する反応体もまた好適である。
【0037】反応体(c)である単官能性疎水性有機化
合物は、反応体(a)と(b)との反応生成物の末端官
能基の一方又は両方と反応することのできる化合物であ
る。反応体(c)としては、単官能性活性水素含有化合
物及び有機モノイソシアネートの両方が挙げられる。
【0038】「単官能性活性水素含有化合物」という用
語は、活性水素原子含有基であって、イソシアネートと
反応性の基を一個のみ有し、存在する場合には、他の官
能基はイソシアネートに対して実質的に非反応性である
有機化合物を意味する。かかる化合物としては、アルコ
ール、アルコールエーテル又はアルコールポリエーテル
のようなモノヒドロキシ化合物;及びモノアミン;並び
に、イソシアネートに対しては単官能性である多官能性
化合物が挙げられる。最も好ましい単官能性活性水素含
有化合物は、C〜C25直鎖又は分枝鎖アルコール、
アルコールエーテル又はアルコールポリエーテルであ
る。
【0039】単官能性活性水素含有化合物に加えて、反
応体(c)はモノイソシアネートであってもよい。モノ
イソシアネートとしては、例えばブチルイソシアネー
ト、オクチルイソシアネート、ドデシルイソシアネー
ト、オクタデシルイソシアネート及びシクロヘキシルイ
ソシアネートのようなC〜C18直鎖、分枝鎖及び環
式イソシアネートを挙げることができる。これらのイソ
シアネートは、単独で、或いはそれらの2以上の混合物
で用いることができる。
【0040】反応体(d)である多価アルコール又は多
価アルコールエーテルは、例えば、イソシアネート官能
基を末端停止したり、イソシアネート末端反応中間体を
結合させるために用いることができる。多価アルコール
又は多価アルコールエーテルは、脂肪族、脂環式又は芳
香族であってよく、単独で又は混合物で用いることがで
きる。
【0041】反応体(a)、(b)、(c)又は(d)
として用いることのできる更なる化合物は、米国特許第
4,079,028号に記載されている。
【0042】反応体、並びに、反応体の割合及び分子量
をはじめとする反応条件を適当に選択することにより、
種々のポリマー生成物を得ることができる。形成される
反応生成物としては、以下のものが挙げられる。
【0043】(1)少なくとも一つの水溶性ポリエーテ
ルポリオール反応体(a)、水不溶性有機ポリイソシア
ネート反応体(b)、及び有機モノイソシアネート反応
体(c)の反応生成物; (2)反応体(a)、反応体(b)、有機モノイソシア
ネート反応体(c)、及び、少なくとも一つの多価アル
コール及び多価アルコールエーテルから選択される反応
体(d)の反応生成物; (3)反応体(a)、二つのイソシアネート基を有する
水不溶性有機ポリイソシアネート反応体(b)、及び単
官能性活性水素含有化合物反応体(c)の反応生成物; (4)反応体(a)、二つのイソシアネート基を有する
水不溶性有機ポリイソシアネート反応体(b)、及び、
少なくとも一つの多価アルコール又は多価アルコールエ
ーテルから選択される反応体(d)の反応生成物。
【0044】好ましいポリウレタンは、ポリエチレング
リコールのような少なくとも一つの水溶性ポリエーテル
ポリオール、有機ジイソシアネートのような水不溶性有
機ポリイソシアネート、及び、反応体(c)である単官
能性活性水素含有化合物の反応生成物で、単官能性活性
水素含有化合物が、ポリウレタンを一つ以上の末端にお
いて停止又は「キャップ」しているものである。
【0045】本発明において最も好ましいポリウレタン
は、米国特許第5,281,654号において記載され
ているようなポリウレタンの混合物である。概して、混
合物としてのポリウレタンは、それらの末端基によって
特徴付けられる。ポリウレタンの混合物は、少なくとも
二つの末端基を有し、それぞれの末端基は、末端イソシ
アネート及びポリエーテル(以下、ポリエーテル末端基
と称する)を含む第1のポリウレタン;少なくとも二つ
の末端基を有し、それぞれの末端基は、末端イソシアネ
ート基及び非官能性基(以下、非官能性末端基と称す
る)を含む第2のポリウレタン;及び、少なくとも二つ
の末端基を有し、一つの末端基はポリエーテル末端基を
含み、他の一つの末端は非官能性末端基を含む第3のポ
リウレタンを含む。ポリウレタンの末端基は、任意のシ
ーケンスであってよく、ポリウレタンが分枝又は星型で
ある場合のように更なる末端基を有する可能性を排除す
るものではない。
【0046】混合物としてのポリウレタンのそれぞれ
は、約5〜約90モル%の範囲の量で存在してよい。第
1のポリウレタンは、より好ましくは、約8.3〜約7
5モル%の範囲の量、最も好ましくは約8.3〜約25
モル%の範囲の量で、混合物中に存在する。第2のポリ
ウレタンは、より好ましくは、約8.3〜約75モル%
の範囲の量、最も好ましくは約25〜約75モル%の範
囲の量で、混合物中に存在する。第3のポリウレタン
は、より好ましくは、約16.7〜約83.4モル%の
範囲の量、最も好ましくは約16.7〜約50モル%の
範囲の量で、混合物中に存在する。
【0047】ポリエーテル末端基は、末端イソシアネー
トとポリエーテルアルコールとの反応生成物から得られ
る。ポリエーテルアルコールと末端イソシアネートとの
反応生成物である任意の末端基を生成するためには、ポ
リエーテルアルコールは、末端イソシアネートと反応す
ることのできる末端ヒドロキシ基を一つのみ有してい
て、この反応が起こった後はポリエーテル末端基が更に
重合又は反応することができないようになっていなけれ
ばならない。ポリエーテルアルコールは、アルキル及び
アリールポリエーテルアルコールを包含する。これらの
アルコールは、直鎖又は分枝鎖(C〜C22)アルカ
ノール/エチレンオキシド及びアルキルフェノール/エ
チレンオキシド付加物であってよい。更に、ポリエーテ
ルアルコールは、1〜250個のプロピレンオキシド基
を含むアルカノール/プロピレンオキシド及びアルキル
フェノール/プロピレンオキシド付加物をも包含する。
より好ましいポリエーテルアルコールとしては、ポリエ
チレングリコールメチルエーテル及びポリプロピレング
リコールメチルエーテルが挙げられる。最も好ましいポ
リエーテルアルコールは、15〜50個のエチレンオキ
シド基を含むポリエチレングリコールメチルエーテルで
ある。
【0048】非官能性末端基は、末端イソシアネートと
反応体との反応生成物から得られ、この末端基は、この
反応が一旦起こった後は、更に混合したり、更なる反応
に関与することができないようなものである。反応体
は、例えば、アルコール、アミン、酸又はメルカプタン
であってよい。反応体は、単官能性、すなわち例えば単
官能性アルコール、単官能性アミン、単官能性酸又は単
官能性メルカプタンのような、末端イソシアネート基と
反応することのできる水素原子を含む基を1個のみ有す
るものであることが好ましい。好ましくは、反応体は単
官能性アルコールである。
【0049】ポリエーテルアルコールのMwは、500
を超えることが好ましい。また、例えば単官能性アルコ
ール、単官能性アミン、単官能性メルカプタン、単官能
性酸などのような反応体の重量平均分子量Mwは、50
0未満であることが好ましい。ポリエーテルアルコール
及び反応体の更なる例は、米国特許第5,281,65
4号において記載されている。
【0050】ポリウレタン混合物は、米国特許第5,2
81,654号に開示されている方法によって調製され
る。混合物としてのポリウレタンは、別々に調製した後
に配合することができる。しかしながら、ポリウレタン
混合物を一段階工程で調製し、それによって三つのポリ
ウレタンの全てを同一の反応容器内で同時に調製するこ
とが好ましい。
【0051】ポリウレタン混合物は、好ましくは、有機
ジイソシアネート、例えばポリエチレングリコール、ポ
リエーテルアルコールのようなポリエーテルポリオー
ル、及び、アルコール、アミン、酸又はメルカプタンの
ような少なくとも一つの反応体の反応生成物である。ポ
リオールのジイソシアネートに対するモル比は、好まし
くは1:1.01〜1:5、より好ましくは1:1.0
1〜1:3である。ポリエーテルアルコールの反応体に
対するモル比は、好ましくはジイソシアネート及びポリ
オールのモル数の間の差の少なくとも2倍以上である。
ポリエーテルアルコールの反応体に対するモル比は、好
ましくは10:1〜約1:10、より好ましくは1:1
〜1:5である。混合物中におけるそれぞれのタイプの
ポリウレタンの割合は、ポリエーテルアルコールの反応
体に対するモル比を変化させることによって、変動させ
ることができる。
【0052】HNPに加えて、本発明において有用なレ
オロジー変性系は、少なくとも一つの会合剤を含む。会
合剤は、毛染め剤組成物中に、毛髪に施す毛染め剤組成
物の全重量を基準として、好ましくは少なくとも0.1
重量%、より好ましくは1.0〜25重量%、最も好ま
しくは5〜20重量%の濃度で存在させる。
【0053】会合剤は、少なくとも一つの親水性基、及
びHNPと相互作用して、増粘及び剪断減粘特性を与え
る少なくとも一つの疎水性基を含む。会合剤は、好まし
くは、15以下、より好ましくは12以下、最も好まし
くは11以下の平均親水性−親油性バランス(HLB)
を有する。ここで用いる「平均HLB」という用語は、
次式1に従って決定される。
【0054】
【式1】 (式中、HLBavgは、レオロジー変性系中における
全ての会合剤の平均HLBであり、wは会合剤の重
量分率(会合剤の全ての重量分率は合計して1になる)
であり、HLBは会合剤のHLBである)
【0055】HLBは、分子の親水性部分及び親油性
(即ち疎水性)部分の相対割合を特徴付ける値である。
より高いHLB値(40に近い値)はより親水性の分子
を表し、より低いHLB値(約6〜10の値)はより疎
水性の分子を表す。HLB値は、「Surfactan
ts and Interfacial Phenom
ena」,Milton J. Rosen, Joh
n Wiley andSon, New York,
NY, p.242−244(1978)及び「In
terfacial Phenomena」,J.T.
Davies及びE.K. Rideal,Acad
emic Press,第2版,p.373−383
(1963)において記載されているもののような種々
の公知の手順によって、計算又は実験的に決定すること
ができる。ここで用いるHLB値は、会合剤の親水性含
量の計算に基づくものであり、会合剤の供給者から得
た。HLB値が製造者から与えられていない場合には、
「Surfactants and Interfac
ial Phenomena」において開示されている
Griffinによる1949算出法を用いることがで
きる。
【0056】HLBに加えて、会合剤は、好ましくは、
会合剤中の全疎水性基中において、合計で、少なくとも
6個の炭素原子、より好ましくは8〜30個の炭素原
子、最も好ましくは10〜25個の炭素原子を有する。
【0057】本発明において有用な会合剤は、典型的に
は、界面活性剤である。会合剤は、非イオン性、アニオ
ン性、カチオン性又は両性であってよい。更に、一つの
タイプ以上の会合剤の組合せを用いることができる。例
えば、レオロジー変性系は、それらが、毛髪染色剤組成
物中の他の成分と適合性である限りにおいて、非イオン
性とアニオン性、非イオン性とカチオン性、非イオン性
と両性、アニオン性と両性、及びカチオン性と両性の会
合剤の混合物を含むことができる。
【0058】非イオン性会合剤は、水性溶液中に溶解又
は分散した際に電荷を有しない。本発明において有用な
代表的な非イオン性会合剤としては、例えば、(C
)アルキルフェノールアルコキシレート(例えば
t−オクチルフェノール及び1〜70個、好ましくは5
〜16個のエチレンオキシド単位を有するノニルフェノ
ールエトキシレート)、(C12〜C20)アルカノー
ルアルコキシレート及びエチレンオキシド及びプロピレ
ンオキシドのブロックコポリマーが挙げられる。場合に
よっては、ポリアルキレンオキシドの末端基が、ブロッ
クされていて、それによってポリアルキレンオキシドの
遊離OH基が、エーテル化、エステル化、アセタール化
及び/又はアミン化できるようになっていてもよい。他
の変性は、ポリアルキレンオキシドの遊離OH基をイソ
シアネートと反応させることからなる。有用な非イオン
性会合剤としては、また、例えば、(C〜C18)ア
ルキルグルコシド並びにアルコキシル化によってそれか
ら得ることのできるアルコキシル化生成物、特にアルキ
ルグルコシドとエチレンオキシドとの反応によって得る
ことのできるものが挙げられる。
【0059】アニオン性会合剤は、水性溶液中において
負に荷電された状態の親水性官能基を有する。本発明に
おいて有用な代表的なアニオン性会合剤としては、例え
ば、(C〜C18)アルキルカルボン酸、(C12
20)スルホン酸(ナトリウムドデシルベンゼンスル
ホネートのようなスルホン化アルキルアリール化合
物)、(C10〜C20)硫酸エステル(硫酸ラウリル
塩及び硫酸セチル塩、硫酸ナトリウム塩のような硫酸化
アルコール)、燐酸エステル及び塩などが挙げられる。
【0060】カチオン性会合剤は、水性溶液中に溶解又
は分散すると官能基の電荷が正である親水性官能基を有
する。本発明において有用な代表的なカチオン性会合剤
としては、例えば、(C12〜C20)アミン化合物
(例えばラウリルピリジニウムクロリド、オクチルベン
ジルトリメチルアンモニウムクロリド及びドデシルトリ
メチルアンモニウムクロリド)、酸素含有アミン、第4
級アミン塩、又はPolyquaternium−4又
はPolyquaternium−10(CTFA名)
のようなポリ第4級化合物、或いはこれらの組合せが挙
げられる。
【0061】両性会合剤は、酸性及び塩基性親水性基の
両方を含むものであり、本発明において用いることがで
きる。両性会合剤の例としては、コカミドプロピルベタ
インのようなベタイン、スルタイン、プロピオネート又
はグリシネートが挙げられる。両性会合剤の更なる例
は、米国特許第5,376,146号に開示されてい
る。
【0062】これまでに記載された会合剤に加えて、会
合剤は、ポリシリコン、脂肪酸又はC〜C25アルコ
ールであってよい。
【0063】概して、アルコールエトキシレート又はア
ルキルフェノールエトキシレートのような非イオン性会
合剤が、本発明において用いるのに好ましい。より好ま
しくは、非イオン性会合剤の混合物を用いる。最も好ま
しい会合剤は、アルキルフェノールエトキシレート、ア
ルコールエトキシレート又はこれらの組合せの混合物で
ある。
【0064】レオロジー変性系に加えて、毛染め剤組成
物は、1以上の染色剤を含む。染色剤には、例えば、永
久、半永久又は一時的染色剤またはこれらの組み合わせ
が包含される。ここで用いる「染色剤」は、酸化剤のよ
うな他の反応体と反応させると染色剤を形成する染色剤
前駆体を包含することを意味する。例えば、染色剤に
は、二成分酸化毛染め剤配合物において有用な1次又は
2次中間体が包含される。好ましくは、毛染め剤組成物
は、毛髪に施す毛染め剤組成物の全重量を基準として、
合計で少なくとも0.0001重量%、より好ましくは
0.001〜2.0重量%、最も好ましくは0.01〜
1.0重量%の染色剤を含む。選択される染色剤の種類
及び量は、所望の毛髪の色に依存する。
【0065】上述したように、最も通常的なタイプの永
久染色剤は酸化染色剤である。酸化染色剤は、少なくと
も一つの1次中間体、少なくとも一つの2次中間体(カ
プラー又は変性剤とも称される)、及び少なくとも一つ
の酸化剤の反応によって形成される。
【0066】1次中間体としては、例えば、非置換又は
置換p−フェニレンジアミン、p−トルエンジアミン、
p−アミノジフェニルアミン、又はp−アミノフェノー
ル或いはこれらの組合せのようなパラ染色剤(para
dyes)が挙げられる。1次中間体は、また、オル
トアミノフェノール、5−クロロ−オルトアミノフェノ
ール又はオルトフェニレンジアミン或いはこれらの組合
せのようなオルト塩基も包含することができる。
【0067】カプラーとも称される2次染色剤中間体と
しては、例えばm−フェニレンジアミン、m−アミノフ
ェノール、ポリヒドロキシフェノール、レゾルシノール
又はナフトール或いはこれらの組合せが挙げられる。
【0068】酸化剤は、1次及び2次中間体を酸化し
て、毛髪内に染色剤を生成させる。代表的な酸化剤は、
例えば過酸化水素である。酸化剤は、また、例えば尿素
ペルオキシド、メラミンペルオキシド、ペルボレート又
はペルカーボネート或いはこれらの組合せであってもよ
い。
【0069】1次中間体、2次中間体及び酸化剤の更な
る例は、米国特許第5,376,146号に記載されて
いる。
【0070】酸化染色剤に加えて、永久染色剤の更なる
例としては、例えばアミノフェノール又はベンゼンジア
ミンのニトロ誘導体のようなニトロ染色剤、1,2,4
−トリ置換ベンゼンのような自己酸化染色剤、或いはこ
れらの組合せが挙げられる。好ましくは、用いる永久染
色剤は酸化染色剤である。
【0071】半永久染色剤としては、例えば、直接染色
剤が挙げられる。好適な直接染色剤としては、例えば、
ニトロフェニレンジアミン、ニトロアミノフェノールの
ようなニトロ化合物、又はアントラキノン染色剤、又は
アゾベンゼン、或いはこれらの組合せが挙げられる。金
属錯体染色剤又は含金属染色剤を、半永久染色剤として
用いることもできる。
【0072】一時的染色剤としては、アントラキノン、
アゾ、ジスアゾ、ニトロ及びフェニルメタン染色剤タイ
プが挙げられる。メチレンブルー、ローダミン又はメチ
ルバイオレット或いはこれらの組合せのような塩基性染
色剤を、一時的染色剤として用いることもできる。
【0073】永久、半永久及び一時的染色剤の更なる例
は、InternationalCosmetic I
ngredients Dictionary,第5
版,1993,出版CTFA,Washington
D.C.に記載されている。
【0074】レオロジー変性系及び1以上の染色剤を含
むことに加えて、毛染め剤組成物は、好ましくは、毛髪
に施す毛染め剤組成物の全重量を基準として、少なくと
も50重量%、より好ましくは55〜90重量%、最も
好ましくは65〜85重量%の水を含む。
【0075】毛髪に施す毛染め剤組成物のpHは、好ま
しくは6〜12、より好ましくは8〜10である。毛染
め剤組成物のpHは、アルカリ金属水酸化物又はアンモ
ニウム水酸化物;2−アミノ−2−メチルプロパンジオ
ール、2−アミノ−2−メチルプロパノール、N,N−
ジメチル−2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル、モノイソプロパノールアミン、トリイソプロパノー
ルアミン、エタノールアミン、トリエタノールアミン又
はモルホリンのようなアミン;或いはこれらの組合せの
ような添加剤によって調節することができる。
【0076】毛染め剤組成物は、ゲル、ローション、ク
リーム又はペーストのような、毛髪を染色するのに有用
な任意の液体組成物を包含することを意味する。好まし
くは、毛染め剤組成物は、毛髪に施す毛染め剤組成物の
全重量を基準として、50重量%以下、より好ましくは
10〜45重量%の固形分含有量を有する。
【0077】毛髪に施す毛染め剤組成物は、全ての成分
を一度に配合することによって形成することができる。
添加の順番は重要ではないが、水の一部又は全部を約4
0℃〜50℃の温度に加熱し、次に少なくとも一つの会
合剤を加えることが好ましい。会合剤を加えた後、他の
成分を、任意の順番で加えることができる。
【0078】本発明の好ましい態様においては、毛染め
剤組成物は、1以上の酸化染色剤を染色剤として用い
る。酸化染色剤を用いる場合には、好ましくは、多成分
毛染め剤組成物(本発明の第2の毛染め剤組成物の一
例)を調製する。次に、毛髪に施す直前に、多成分毛染
め剤組成物の成分を速やかに混合し、第1の毛染め剤組
成物を形成する。この多成分毛染め剤組成物は、通常、
ユーザーが容易に混合できるように準備されているキッ
トで供給される。成分を混合すると、得られる毛染め剤
組成物は、所望のレオロジーを有して、組成物を容易に
施すことができ、垂れたり流れ出たりしないようにな
る。
【0079】典型的には、多成分毛染め剤組成物の一成
分は染色剤ローションであり、多成分毛染め剤組成物の
第2の成分は顕色剤溶液である。好ましくは、染色剤ロ
ーションの顕色剤溶液に体する重量比は、25:75〜
75:25、より好ましくは40:60〜60:40で
ある。成分の混合を向上させるために、それぞれの成分
は、6000センチポイズ以下、より好ましくは100
0センチポイズ以下のBrookfield粘度を有す
ることが好ましい。
【0080】染色剤ローションは、上述した1以上の染
色剤、並びにHNP、会合剤およびこれらの組合せから
選択される少なくとも一つの第1の化合物を含む。染色
剤ローションは、好ましくは、7以上、より好ましくは
8以上のpHを有する。染色剤ローションは、また、十
分なアルカリ性を有して、顕色剤溶液を染色剤ローショ
ンと配合した場合に、pHが7以上に保持され、染色剤
前駆体と酸化剤との反応が保持されるようになっていな
ければならない。
【0081】染色剤ローション中における成分の濃度は
次の通りである。染色剤の全濃度は、染色剤ローション
の全重量を基準として、好ましくは0.001重量%〜
4重量%、より好ましくは0.01重量%〜1重量%の
レベルである。HNPは、染色剤ローション中に存在す
る場合には、好ましくは、染色剤ローションの全重量を
基準として、且つ100重量%の固形ポリマーであるH
NPを基準として、0.1重量%〜20重量%、より好
ましくは0.4重量%〜10重量%の濃度である。会合
剤は、染色剤ローション中に存在する場合には、好まし
くは、染色剤ローションの全重量を基準として、0.1
重量%〜50重量%、より好ましくは1重量%〜30重
量%の濃度である。
【0082】顕色剤溶液は、少なくとも一つの酸化剤、
水、並びに、HNP、会合剤およびこれらの組合せから
選択される少なくとも一つの第2の化合物を含む。顕色
剤溶液は、好ましくは、2〜6、より好ましくは2.5
〜5のpHを有する。
【0083】顕色剤溶液中における成分の濃度は以下の
通りである。酸化剤は、好ましくは、顕色剤溶液の全重
量を基準として、0.5〜40重量%、より好ましくは
0.5〜30重量%のレベルである。HNPは、顕色剤
溶液中に存在する場合には、好ましくは、顕色剤溶液の
全重量を基準として、且つ100重量%固体ポリマーで
あるHNPを基準として、0.1重量%〜20重量%、
より好ましくは0.4重量%〜10重量%である。顕色
剤溶液中における会合剤は、好ましくは、顕色剤溶液の
全重量を基準として、0.1重量%〜50重量%、より
好ましくは1重量%〜30重量%の濃度である。
【0084】多成分毛染め剤組成物中においてHNPを
用いることの有利性は、他の成分に悪影響を与えたり、
或いは染色剤ローション又は顕色剤溶液のいずれかの粘
度を大きく上昇させることなしに、HNPを染色剤ロー
ション又は顕色剤溶液のいずれにも加えることができる
ということである。好ましくは、HNPは、染色剤ロー
ションに加える。
【0085】多成分毛染め剤組成物において、増粘効率
を完全にするためには、HNPの少なくとも70%、よ
り好ましくはHNPの全部を、一つの成分に加えること
が好ましい。更に、約12以下のHLBを有する会合剤
を、HNPを含まない成分に加えて、HNPを含む成分
の粘度が大きく上昇するのを防ぐことが好ましい。しか
しながら、以下に詳細に説明するように、約13以上の
HLBを有する会合剤を、大きく増粘させることなしに
HNPを含む成分に加えることが可能である。HNPを
含む成分に会合剤を加える場合には、加える量は、会合
剤の全量を基準として約10重量%以下であることが好
ましい。
【0086】HNP、会合剤及び染色剤に加えて、他の
添加剤を毛染め剤組成物に加えて、組成物の特性を向上
させることができる。合計で、これらの添加剤は、毛髪
に施す毛染め剤組成物の全重量を基準として、0.5重
量%〜15重量%、より好ましくは1重量%〜10重量
%を構成する。これらの添加剤としては、例えば、溶
媒、コンディショナー、湿潤剤、酸化防止剤、電解質バ
ッファー(electrolytic buffe
r)、pH調節剤、キレート剤、又は芳香剤、或いはこ
れらの組合せが挙げられる。溶媒としては、例えば、4
個以下の炭素原子を有するアルコール、多価アルコー
ル、或いはエトキシエーテルのような低級アルキルエー
テルが挙げられる。コンディショナーとしては、カチオ
ン性又はコカミドプロピルベタインのような両性化合
物、或いはPolyquaternium−4又はPo
lyquaternium−10のようなポリ第4級化
合物が挙げられる。好適な湿潤剤としては、例えば、ナ
トリウムラウリルスルフェートのようなアニオン性化合
物が挙げられ、好適な酸化防止剤としては、例えば亜硫
酸ナトリウムが挙げられる。好適な添加剤の更なる例
は、InternationalCosmetic I
ngredients Dictionary,第5
版,1993、出版CTFA,Washington
D.C.に記載されている。
【0087】実施例 本発明の幾つかの態様を以下に詳細に説明する。二成分
酸化毛染め剤組成物を調製して、毛染め剤組成物のレオ
ロジー特性を改良することにおけるHNP及び会合剤の
有効性を示した。実施例1〜23及び25における粘度
は、Brookfield DV−III粘度計,スピ
ンドル番号4によって測定した。表1〜8における毛染
め剤組成物において用いる成分の略号及び情報を表9に
示す。
【0088】実施例1〜25における毛染め剤組成物
は、表2〜8に示す組成に従って、染色剤ローション及
び顕色剤溶液を別々に調製することによって調製した。
染色剤ローションは、水を約45℃に加熱し、混合しな
がら他の成分を混合することによって調製した。顕色剤
溶液は、まず水を約45℃に加熱した後、1以上の会合
剤を加え、次に残りの成分を加えることによって調製し
た。それぞれの成分を室温に冷却した後、染色剤ローシ
ョン及び顕色剤溶液を、同量で配合した後、振とうし
て、毛染め剤組成物を得た。毛染め剤組成物の粘度は、
二つの成分を配合した直後に測定した。
【0089】実施例1〜24(表2〜7)において、試
験したHNP(ポリマーA〜E)はポリウレタンであっ
た。ポリマーAは次のようにして調製した。
【0090】1リットルのフラスコに、分子量約8,0
00のポリエチレングリコール195g、トルエン32
5g、及びジブチルスズジラウレート0.2gを加え
た。混合物を還流し、水をDean−Starkトラッ
プ中に捕集することによって混合物を共沸乾燥し、80
℃に冷却し、メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシ
アネート)8.2gを加えた。2.5時間後、1−オク
タデカノール4.7g及び分子量約2,000のポリエ
チレングリコールメチルエーテル11.5gの混合物を
加えた。混合物を、80℃に4時間保持した後、冷却し
た。トルエンを蒸発させることによって固体生成物を単
離した。
【0091】ポリマーB〜Eは、ポリエチレングリコー
ルとジイソシアネートとの縮合ポリマーである。ポリマ
ーB〜Eに関する疎水性基を表1に示す。
【0092】
【表1】
【0093】表2は、種々のポリウレタンを含むように
配合された本発明の毛染め剤組成物を示す。表2におけ
る全ての実施例(但し実施例3及び比較例1及び2を除
く)に関して、顕色剤溶液は、より容易に取扱うため
に、過酸化水素を用いずに調製した。実施例4(過酸化
水素が存在しない以外は実施例3と同一)は、顕色剤か
ら過酸化水素を除去することによって、最終の毛染め剤
組成物の粘度が大きく影響されないことを示す。表2に
おいて示されるポリウレタンは、0.25重量%〜2.
5重量%の範囲の濃度で毛染め剤組成物中に配合した
(ここで、パーセントは、毛染め剤組成物の全重量を基
準として、且つ100ポリマー固形分であるポリウレタ
ンを基準として算出した)。
【0094】表2は、ポリウレタンを、二成分毛染め剤
組成物の染色剤ローション成分中に配合して、二つの成
分を混合した後に所望の最終粘度を与えることができる
ことを示す。表2は、また、ポリウレタンを用いた実施
例3〜12が、増粘剤としてカルボキシレートポリマー
を用いた比較例1及び2と比較して、低剪断速度におけ
る毛染め剤組成物の粘度を向上させるのに、より有効で
あることを示す。比較例1は、米国特許第4,776,
855号の、ローションとして配合物6を用い、顕色剤
として配合物Bを用いた実施例と同一である。
【0095】
【表2】
【0096】
【表3】
【0097】表3は、本発明の毛染め剤組成物は、ポリ
ウレタンを二成分毛染め剤組成物の顕色剤成分中に配合
した場合に所望の粘度を与えることができることを示
す。表3は、また、非イオン性及びカチオン性会合剤を
はじめとする種々の会合剤が有効に用いられることを示
す。
【0098】
【表4】
【0099】表4は、毛染め剤組成物の粘度に対する会
合剤のHLBの効果を示す。表4は、約11.6の平均
HLBを有する会合剤を含む配合物が、約10.5の平
均HLBを有する会合剤を含む組成物よりも、粘稠性の
低い毛染め剤組成物を与えることを示す。更に、表4の
実施例22及び23は、それぞれ表1の実施例9及び1
1と比較することができる。実施例9及び11は、それ
ぞれ、約10.0の平均HLBを有し、これに対して実
施例22及び23は、それぞれ約11.6の平均HLB
を有している。それぞれ実施例22及び23とは会合剤
においてのみ異なる実施例9及び11は、実施例22及
び23よりも高い毛染め剤組成物粘度を有していた。
【0100】
【表5】
【0101】表4におけるそれぞれの実施例に関する平
均HLBは、式1を用いて算出した。表5は、それぞれ
の会合剤に関して用いたHLB値を示す。それぞれのH
LB値は、製造者の文献から得た。
【0102】
【表6】
【0103】二成分毛染め剤組成物を調製して、剪断速
度の増加にかけた後の、時間の経過による毛染め剤組成
物粘度の回復を評価した。表6に示す二成分毛染め剤組
成物は、実施例1〜23の調製に関して用いた手順にし
たがって調製した。
【0104】
【表7】
【0105】染色剤ローションを顕色剤と配合した後
に、剪断速度を上昇し、次に下降させながら、得られる
毛染め剤組成物の粘度を、一定時間にわたって測定し
た。表7における粘度測定値は、Brookfield
DV−III粘度計,スピンドル#5で測定した。得
られた粘度測定値を表7に示す。
【0106】表7におけるデータは、実施例24におい
て、剪断速度の増加にかけた後に剪断速度を下降させる
に連れて、粘度が回復したことを示す。このレオロジー
における効果は、毛染め剤組成物を、剪断下に毛髪に施
した後に、毛染め剤組成物の粘度がすみやかに上昇し、
垂れ又は流れ出しを避けるので望ましい。
【0107】
【表8】
【0108】表8は、疎水変性セルロースが、毛染め剤
組成物に対して増粘及び剪断減粘特性を与えるのに有効
であることを示す。表8において、Aqualonによ
って供給されたNatrosol Plus 330
は、セチルヒドロキシエチルセルロースである。
【0109】
【表9】
【0110】
【表10】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1以上の毛髪染色剤; (b)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
    0.1重量%の、少なくとも一つの疎水変性非イオン性
    ポリオール; (c)毛染め剤組成物の全重量を基準として少なくとも
    0.1重量%の、少なくとも一つの会合剤;および (d)水;を含む毛染め剤組成物。
  2. 【請求項2】 0.3rpm以下の剪断速度における組
    成物の粘度が少なくとも6000センチポイズである請
    求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 (a)1以上の毛髪染色剤、並びに、疎
    水変性非イオン性ポリオール、会合剤及びこれらの組合
    せからなる群から選択される少なくとも一つの第1の化
    合物を含む染色剤ローションを形成し; (b)少なくとも一つの酸化剤、水、並びに、疎水変性
    非イオン性ポリオール、会合剤及びこれらの組合せから
    なる群から選択される少なくとも一つの第2の化合物を
    含む顕色剤溶液を形成し;そして (c)染色剤ローション及び顕色剤溶液を合わせて毛染
    め剤組成物を形成する;工程を含む請求項1に記載の毛
    染め剤組成物を製造する方法。
  4. 【請求項4】 (a)1以上の毛髪染色剤、並びに、疎
    水変性非イオン性ポリオール、会合剤及びこれらの組合
    せからなる群から選択される少なくとも一つの第1の化
    合物を含む染色剤ローション;及び(b)少なくとも一
    つの酸化剤、水、並びに、疎水変性非イオン性ポリオー
    ル、会合剤及びこれらの組合せからなる群から選択され
    る少なくとも一つの第2の化合物を含む顕色剤溶液;を
    含む多成分毛染め剤組成物であって、多成分毛染め剤組
    成物の成分を合わせて配合毛染め剤組成物を形成したと
    きに、配合毛染め剤組成物が少なくとも一つの疎水変性
    非イオン性ポリオール及び少なくとも一つの会合剤を含
    むことを特徴とする多成分毛染め剤組成物。
  5. 【請求項5】 疎水変性非イオン性ポリオールが、ポリ
    エトキシル化ウレタン、疎水変性セルロース、疎水変性
    スターチ及びこれらの組合せからなる群から選択される
    請求項1又は4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ポリエトキシル化ウレタンが、少なくと
    も一つのイソシアネートと少なくとも一つのポリエーテ
    ルポリオールとの反応生成物を含む請求項5に記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 ポリエトキシル化ウレタンが、少なくと
    も一つのポリアルキレングリコール、少なくとも一つの
    水不溶性有機ジイソシアネート及び単官能性活性水素含
    有化合物の反応生成物を含む請求項5に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリエトキシル化ウレタンが、少なくと
    も二つの末端基を有し、それぞれの末端基が末端イソシ
    アネート及びポリエーテルを含む第1のポリウレタン;
    少なくとも二つの末端基を有し、それぞれの末端基が末
    端イソシアネート基及び非官能性基を含む第2のポリウ
    レタン;及び、二つの末端基を有し、一つの末端基は末
    端イソシアネート及びポリエーテルを含み、他方の一つ
    の末端基は末端イソシアネート及び非官能性基を含む第
    3のポリウレタン;を含むポリウレタンの混合物である
    請求項5に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 会合剤が、15以下の平均HLBを有
    し、6〜30個の炭素原子を有する少なくとも一つの疎
    水性基を有する請求項1又は4に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 会合剤が、アルコールエトキシレー
    ト、アルキルフェノールエトキシレート及びこれらの組
    合せからなる群から選択される請求項1又は4に記載の
    組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1又は4に記載の毛染め剤組成
    物を毛髪上に施すことを特徴とする毛髪を染色する方
    法。
  12. 【請求項12】 1以上の毛髪染色剤、水、少なくとも
    0.1重量%の少なくとも一つの疎水変性非イオン性ポ
    リオール、及び少なくとも0.1重量%の少なくとも一
    つの会合剤を合わせて毛染め剤組成物を形成することを
    特徴とする毛染め剤組成物の増粘方法。
  13. 【請求項13】 0.3rpm以下の剪断速度における
    組成物の粘度が少なくとも6000センチポイズである
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 疎水変性非イオン性ポリオールが、ポ
    リエトキシル化ウレタン、疎水変性セルロース、疎水変
    性スターチ及びこれらの組合せからなる群から選択され
    る請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ポリエトキシル化ウレタンが、少なく
    とも一つのイソシアネートと少なくとも一つのポリエー
    テルポリオールとの反応生成物を含む請求項14に記載
    の方法。
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