JPH10316868A - 芳香族をベースとするポリマーに対する新規な難燃性添加剤およびこれに関連したポリマー組成物 - Google Patents
芳香族をベースとするポリマーに対する新規な難燃性添加剤およびこれに関連したポリマー組成物Info
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- JPH10316868A JPH10316868A JP10044146A JP4414698A JPH10316868A JP H10316868 A JPH10316868 A JP H10316868A JP 10044146 A JP10044146 A JP 10044146A JP 4414698 A JP4414698 A JP 4414698A JP H10316868 A JPH10316868 A JP H10316868A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L69/00—Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
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Abstract
するポリマーの難燃性能を改善し、透明性のような他の
重要なポリマー特性をも実質的に維持する、新規な方法
および組成物。 【解決手段】 アリール含有シリコーン化合物とジオル
ガノポリシロキサン化合物とのコポリマーを含む新規な
難燃性添加剤が提供される。好適な実施の態様では、ア
リール含有シリコーン化合物はトリフェニルまたはジフ
ェニルをベースとしている。また、芳香族をベースとす
るポリマーとこの難燃性添加剤とを含んだ新規なポリマ
ー組成物も提供され、この組成物は諸特性を非常に有用
に組み合わせて有する種々の物品に成形することができ
る。
Description
はポリカーボネートのような芳香族をベースとするポリ
マーの難燃性を改善する新しい技術に係わる。発明の背景 プラスチック製造のような多くの工業に使用するために
広い種々の芳香族をベースとするポリマーが入手でき
る。このようなポリマーにはちょっと例示しただけでも
ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエス
テル、コポリマー例えばアクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン(ABS)、ポリイミド、並びにポリマーブ
レンド例えばポリカーボネート/ABSに基づくポリマ
ーブレンドが含まれる。例えばポリカーボネートは衝撃
抵抗、熱抵抗および透明性のような機械的および物理的
特性を魅力的に組み合わせて所有しているために非常に
ポピュラーな材料である。
えば火炎の着火あるいは燃焼時の熱及び煙の過剰な発生
に抵抗する能力のようなその本来の難燃性特性を実質的
に改善することが非常にしばしば要求されている。難燃
性を改善するためこうしたタイプのポリマー組成物に例
えばシロキサン流体のようなシリコーンをベースとする
物質が今まで使用されてきた。例えば、従来技術では、
ポリフェニレンエーテル−フェニルシロキサンコポリマ
ーが調製されている。これらの物質はポリフェニレンエ
ーテルポリマー自体に見られるよりもづっと良好な火炎
着火抵抗特性を示している。同様に、ポリカーボネート
とシリコーンのコポリマーが調製されており、これらの
物質もまた向上された難燃性を示している。しかし、残
念ながら、このような物質を製造するために多くの大規
模なプラントを簡単に変更することはできないので、こ
れらのタイプのコポリマーを工業的なレベルで製造する
ことはしばしば極めて難しくなっている。
リマー中に組み込む代わりに、この物質を添加剤として
導入することもできる。例えば、シリコーン流体はポリ
カーボネートおよびその他の樹脂中に難燃性添加剤とし
て導入して成功している。更に、トリフェニルシラン化
合物をポリカーボネートに添加して良好な難燃性特性を
持った透明なブレンドが提供されているし、またフェニ
ルシリコーン流体もポリフェニレンエーテル組成物に対
して類似の特性を与えている。
ーン物質の添加はベースポリマーの特性の中のある特性
に悪影響を与える可能性がある。これらの影響は殆どは
シリコーンと芳香族ポリマーとの間の基本的な化学的非
相容性からきている。例えば、殆どのポリカーボネート
物質は典型的には約1.5−1.6である高い屈折率を
持っている。またこれらは芳香族性が高くそして幾分極
性である。対照的に、シリコーンは通常これより低い屈
折率の値(約1.3−1.4)を有しており、そしてか
なり脂肪族性の特性を持っている。またこれらは比較的
に非極性でもある。それ故に、非常に少量(0.1重量
%未満)のシリコーンが使用されたときですら、シリコ
ーンをポリカーボネートとブレンドしたときに相分離が
通常起きても驚くべきことではない。
難燃性(時にはここでは”FR”と呼ぶ)を改善する。
例えば、燃焼しているポリカーボネートによって発生さ
れる熱および煙の速度はシリコーン物質をポリカーボネ
ートに添加すると著しく減少する。しかしながら、シリ
コーンを含有する部品はしばしば極めて曇っておりある
いは不透明である。
ン添加剤との間の相容性を改善するための一つの技術は
屈折の整合を要求する。一般に、シリコーン樹脂の屈折
率はシリコーン鎖に沿ってフェニル基を組み入れること
により増大することができる。この対応策はフェニルシ
リコーン樹脂の添加により変性したポリカーボネート樹
脂の場合に幾分の成功を収めている。しかしながら、透
明性は保持されるようであるが、発熱および発煙の減少
のような特定の難燃属性の中の或属性は顕著な改善を示
しておらず、事実低下する可能性すらある。
におけるある重要な諸特性間のバランスを取ることは非
常に困難な努力を要する可能性がある。例えばポリカー
ボネートのようなポリマーの場合には、難燃性はしばし
ば透明性のような他の重要な特性を犠牲にすることなく
達成されなければならない。更に、引張強さ、衝撃強
さ、溶剤およびその他の化学薬品に対する抵抗等の他の
特性に実質的に負の影響を与えることはできない。その
うえ、ポリマー製品の種々の属性を最大にする如何なる
新しい技術も、ベースポリマーの現行の製造プロセスに
適合していなければならず、あるいはベースポリマー樹
脂中に添加剤形態で導入するのに適していなければなら
ない。また、これらの新しい技術はポリマー製品のコス
トを受容し難いレベルまで引き上げてはならない。
ートのような芳香族をベースとするポリマーの難燃性能
を改善する一方、透明性のような種々のその他のポリマ
ー特性を実質的に維持するための新規な方法および組成
物が発見された。本発明は一観点においてはアリール含
有シリコーン化合物とジオルガノポリシロキサン化合物
とのコポリマーを含む難燃性添加剤に係わる。或好適な
実施の態様では、アリール含有シリコーン化合物はトリ
フェニルまたはジフェニルをベースとしている。
ーと上記の難燃性添加剤とを含んだ新しいポリマー組成
物にも係わる。このポリマー組成物は透明性、難燃性お
よび衝撃強さのような非常に有用に諸特性を組合せて備
えた種々の物品に成形することができる。本発明のその
他の詳細は以下に詳述する。
シリコーン化合物はケイ素原子1個あたり少なくとも約
0.25個のアリール基を含む。或好適な実施の態様で
は、コポリマーはケイ素原子1個あたり少なくとも約
0.5個のアリール基を含む。これらの化合物は通常構
造式
れた芳香族基であり、R1 は水素、アルキル基、不飽和
アルキル基または芳香族基であり、R2 はC1 −C18の
アルキル基(あるいはこれらのアルキル基の分岐された
またはハロゲン化された誘導体)、前記Ar基とは異な
る芳香族基あるいは置換された芳香族基、ビニル基およ
びアリル基からなる群から選ばれ、xは0、1または2
であり、そしてnは約1乃至約100、好ましくは1乃
至約25である(nの値は後述するように式IIに対する
mの好適な値に一部依存する)]を有する。
トリル、キシリル、これらのいずれかのアルキル置換誘
導体およびこれらのいずれかのハロゲン置換誘導体から
選ばれる。或特に好適な実施の態様では、Arはフェニ
ルかあるいは置換されたフェニル基のいずれかである。
R1 基は通常約10未満の炭素原子を含む。好適な実施
の態様では、コストおよび製造の容易さのような考慮に
基づけば、R1 は水素、メチル、エチル、ビニルまたは
フェニルである。
るいは1であり、それぞれトリアリールをベースとする
化合物かあるいはジアリールをベースとする化合物を示
す。或特に好適な実施の態様では、xは0(零)であ
り、即ちトリアリールをベースとする化合物のみを示
す。このトリアリールをベースとする化合物は通常ケイ
素原子あたり最適のレベルのアリール含有量を提供して
高いレベルの難燃性をもたらし、その一方このコポリマ
ー自身は芳香族をベースとするポリマーとの最終的な配
合を容易にするに十分に低い粘度を保持している。
できるアリールアルキルシロキサンの非限定的な例は、
メチル−2−トリフェニルシリルエチルシロキサン、メ
チル−2−トリトリルシリルエチルシロキサン、メチル
−2−ジフェニルメチルシリルエチルシロキサン、およ
びエチル−2−トリフェニルシリルエチルシロキサンで
ある。
要な成分はジオルガノポリシロキサン化合物である。こ
のタイプの適当な化合物はしばしば式
のアルキル基(あるいはこれらのアルキル基の分岐され
たまたはハロゲン化された誘導体)、芳香族基あるいは
置換された芳香族基、ビニル基およびアリル基からなる
群から個々に選ばれ、そしてmは通常約1乃至約100
の範囲である(mの値は後述するように式Iに対するn
の好適な値に一部依存する)]に従う。
はエチルであり(メチルが最も好ましい)、一方R4 は
メチル、ビニル、フェニルまたは水素である。ジメチル
シロキサンがこのタイプの最も好ましい化合物である。
コポリマー中の成分の相対量はバランスを取ろうとする
特定の特性に大分依存する。透明性がベースポリマーの
鍵となる属性である或主要な実施の態様にあっては、ジ
オルガノポリシロキサン化合物対アリール含有シリコー
ン化合物の組成比は、芳香族をベースとするポリマーの
透明性を実質的に維持しながら他方このポリマーの難燃
特性を改善するに十分な比である。モル値の観点からす
ると、この比は通常約80:20乃至約20:80の範
囲、より好ましくは約50:50乃至約20:80の範
囲である。
範囲の重合度(即ち、それぞれ式IおよびIIにおけるn
およびmの合計)を有する。好適な実施の態様では、重
合度はしばしば約5乃至約50の範囲である。これらの
タイプのコポリマーを調製する技術は当業界で知られて
いる。多くの有益な文献の例には:Kirk-Othmer Encycl
opedia of Chemical Technology, 3rd Edition, Vol. 2
0, pp. 922-943およびp. 962以降(1982); E. Rochowに
よるAn Introduction to the Chemistry of theSilicon
es, 2nd Edition(1946), John Wiley & Sons; J. Zeigl
er等の編集によるSilicon-Based Polymer Science, 199
0, American Chemical Society; 並びにL. Lewisの米国
特許5,010,148; G. Davis 等の米国特許4,996,255; お
よびL. Lewis等の米国特許4,954,549が含まれる。後述
の実施例にもサンプルの調製に関する詳細の多くが提供
されている。(”M”および”D”はそれぞれ単官能性
単位および二官能性単位を表す。) 一つの例示では、オクタメチルシクロテトラシロキサン
(D4 )のような環状テトラマーと環状テトラメチルテ
トラビニルテトラシロキサン(Dvi 4)のようなビニル
ベースの環状シロキサンとを標準の酸またはアルキルで
触媒された開環反応で一緒に組み合わせることができ
る。所望の分子量を与えるためにヘキサメチルジシロキ
サン(MM)のような末端キャッピング物質も通常反応
混合物中に存在する。次いで通常、真空ストリッピング
のような各種の技術によって溶剤および不要物質例えば
オリゴマー物質を除去する。得られる中間体はおそらく
一般式MDxDvi yMに従うオイルである。
反応に従って反応させて、ベースの中間体重合体の炭素
−炭素二重結合にトリフェニルシランのようなアリール
含有シラン化合物を付加させることができる。この反応
は通常可溶性白金触媒の存在下で行われるが、他の形態
の触媒も使用可能である。この反応によりビニル鎖の実
質的に全てがシリル基例えばジフェニルアルキルシリル
基またはトリフェニルシリル基でキャッピングされる。
反応溶媒およびその他の不要な物質を除去するために更
に処理した後、通常最終生成物はワックスとして回収さ
れる。
香族をベースとする樹脂、および(b)アリール含有シ
リコーン化合物とジオルガノポリシロキサン化合物との
コポリマーを含むポリマー組成物に指向される。成分
(b)は通常上記の式(I)および(II)の範疇に入
る。こうした発明の実施の態様の或場合には、トリアリ
ール含有シロキサンに一部基づくコポリマーが特に好ま
しい。アリール含有シリコーン化合物対ジオルガノポリ
シロキサン化合物の比は既述したとおりである。
(b)は芳香族をベースとするポリマーに対して難燃性
を提供しながら、またこのポリマー組成物から形成され
た物品に対して実質的な透明性をも保持するのに十分な
量で存在する。一般に、成分(b)はポリマー組成物の
全固形分重量に基づいて約0.1重量%乃至約10重量
%の範囲のレベルで存在しよう。多くの好ましい実施の
態様では、このレベルは約0.5重量%乃至約2重量%
の範囲となろう。成分(b)は好ましくはコポリマーに
対して約1.55乃至約1.65の範囲の屈折率を与え
るに十分なアリール含有量を含んでいる。
リマーはポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、
ポリイミド、ポリエステル、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン(ABS)のようなコポリマーおよびポ
リカーボネート/ABSに基づくようなポリマーブレン
ドの如きの種々の物質から構成されうる。これらのポリ
マーの全ての調製が一般に当業界に周知である。
ボネートが本発明のコポリマー−添加剤によって特に向
上されると考えられる。これらの物質はしばしば25℃
のクロロホルム中で約0.35乃至1.8dl/gの固
有粘度を有している。ポリカーボネートは一般に当業界
に周知であり、そして多くの文献、例えば前記に掲げた
諸米国特許、K. J. Saunders の Organic Polymer Chem
istry, Chapman and Hall Ltd., 並びに以下の米国特
許、3,028,365;3,442,854;4,185,009;4,605,731;4,701,
519;4,724,134;5,026,817;5,097,002 に記載されてい
る。ポリカーボネートは直接ホスゲン化およびエステル
交換のような種々の技術によって製造できる。直接ホス
ゲン化は界面技術によって行うことができ、これはビス
フェノールAのような芳香族ジヒドロキシ化合物とホス
ゲンとの反応を伴う。コポリカーボネート例えばポリエ
ステルポリカーボネートも本発明の範囲内である。
−添加剤と芳香族をベースとするポリマーを配合する方
法は当業界に周知である。(ベースポリマーは通常粉末
またはペレットのいずれかの形態である)。これらの成
分並びに如何なる他の添加剤を最初に配合するのに標準
のミキサを使用することができる。この配合に続けて例
えばベースポリマーのガラス転位温度(Tg)より高い
高温度で押出しすることができる。化学処理に熟練した
当業者ならば過度な実験をせずとも最も適当な配合及び
加熱パラメータを選択することができよう。
きる他の添加剤も当業者に知られている。このような物
質の例には可塑剤、離型剤、溶融粘度減少剤、着色剤、
安定剤、酸化防止剤、鉱物質充填剤または不活性充填剤
(例えば、シリカ、炭素繊維、ガラス繊維)、潤滑剤、
熱安定剤、UV安定剤、および難燃剤等が含まれる。こ
のような物質は通常組成物の合計重量に基づいて約0.
1重量%乃至約50重量%で使用される。
例えばコンピュータやその他のタイプの事務機器に対す
るハウジング等の種々の構造物のような各種製品を形成
するのに使用しうる。それ故に、本発明のポリマー組成
物から形成された物品も本発明の範囲内である。実施例 以下の実施例は単に本発明の例示であり、如何なる点に
おいても特許請求の範囲の範囲に記載された発明の範囲
を限定するものと解釈されるべきではない。
イプのコポリマーを調製した。Dvi 4 (25g、Dvi:
0.29モル)、D4(7.17g、D:0.097モ
ル)およびMM(2.95g、MM:0.0182モ
ル)をそのまま希釈せずに水酸化カリウム(KOH)
(10mg)と一緒にし、それから150℃で17時間
加熱した。次いで、この混合物を最初の容量の約半分が
除去されるまで150℃および1mmHgで真空ストリ
ッピングにかけたところ、約110cpsの粘度を有す
るオイルが残った。この得られたオイル(8.5g)を
トルエン(80ml)中のトリフェニルシラン(Ph3
SiH(18.2g;0.07モル)と一緒にした。そ
れから、白金触媒(ときどき"Karstedt's Catalyst"と
呼ばれるキシレン中のPt(Mv iMvi)xの5重量%白金溶液
の100マイクロリットル)を加えた。次いで、この混
合物を攪拌しそして約24時間環流加熱してから、真空
中でトルエンを除去した。こうして得られた物質は堅い
ワックスであった。
を使ってビスフェノールA(BPA)をベースとするポ
リカーボネート粉末(990g)中に1重量%濃度で配
合した。このブレンドを一般目的用スクリューを装備さ
れた1.25−インチ Wilex単軸スクリュー押出機で押
し出した。バレルのセット温度はゾーン1:350°
F;ゾーン2:535°F;ゾーン3:535°Fであ
った。ダイ温度は530°Fであった。スクリュー速度
は150rpm、供給速度は約20lbs/時間であっ
た。ペレットは成形前に少なくとも4時間120℃で乾
燥した。Ohio State University(OSU)規格(4インチ×
6インチ×1/16インチ)に基づく試験用小板を55
0°Fで圧縮成形した。射出成形による小板は30トン
Engle Injection Molderで調製した。Molderのバレルの
セット温度はゾーン1(ノズル):560°F;ゾーン
2および3:560°Fおよびゾーン4:500°Fで
あった。金型のセット温度は180°Fであり、射出圧
力は10psiに設定され、射出成形時間は8秒であっ
て冷却時間は20秒であり、そして全サイクル時間は3
5秒であった。曇りの測定結果および透過率の測定結果
を表1に掲げる。
イプの別のコポリマーを調製した。Dvi 4 (24.95
g、Dvi:0.29モル)、D4(4.4g、D:0.
059モル)およびMD2 M(5.74g、M,D:
0.037モル)をそのまま希釈せずに一緒にした。次
いでKOSiMe3 (1.3mg、10ミリモル)を加
え、それからこの混合物を150℃で24時間加熱し
た。得られた混合物をH3PO4(0.0147モル/L
水性原液2ml)で中和した。次いでこの混合物を15
0℃および1mmHgで真空ストリッピングにかけて、
オイル22gを得た。29SiNMRによる分析によれ
ば、このコポリマーは1:1.6:42.1のM:D:
Dvi比を有していることが示された。このポリマー(5
g)をPh3 SiH(15g;0.058モル)および
実施例1に既述した白金触媒と一緒にした。次いで、得
られた混合物を150℃で2時間加熱した。このオイル
をポリカーボネート中に1重量%の濃度で配合し、こう
して得られたブレンドを実施例1におけるようにして押
出し、成形し、そして試験した。
イプの別のコポリマーを調製した。Dvi 4 (7.49
g、Dvi:0.087モル)、D4(23.4g、D:
0.317モル)およびMD2 M(5.64g、M,
D:0.036モル)をそのまま希釈せずに一緒にし
た。次いでKOSiMe3 (1.8mg、14ミリモ
ル)を加え、それから150℃で24時間加熱した。得
られた混合物をH3PO4(0.0147モル/L水性原
液2ml)で中和した。次いでこの混合物を実施例2に
記載されているように真空ストリッピングにかけて、オ
イル7gを得た。29SiNMRによる分析によれば、こ
のコポリマーは1:1.48:0.18のM:D:Dvi
比を有していることが示された。このポリマー(6.2
4g;ビニル含有量58ミルモル)をPh3 SiH(1
5g;0.058モル)および白金触媒(実施例1に既
述した)と一緒にした。次いで得られた混合物を150
℃で5時間加熱した。それからこの混合物を150℃、
1mmHgで17時間真空ストリッピングにかけてオイ
ルを得た。このオイルをポリカーボネート中に1重量%
の濃度で配合した。こうして得られたブレンドを実施例
1におけるようにして押出し、成形し、そして試験し
た。
tate University Test(OSU;ASTM 表示:E906-83) であ
り、これによれば1/16インチの試験片が燃焼され、
煙および熱が発生される速度が測定される。この試験は
例えばオフィスビルディングや航空機のような火災から
容易に逃げることの困難な環境に使用されるような物質
を特徴づけるために重要である。表中において、ΔHR
Rは発熱速度を表しており、一方ΔSRRは発煙速度を
表しており、それぞれの対応する数値は対照試料1から
の変化%を表している。屈折率はBausch & Lomb 屈折計
で測定した。曇り値および透過率値はPacific Scientif
ic XL-835 比色計で測定した。
る。 表 1 試料# 添加剤a 屈折率 透過率 曇り ΔHRRb ΔSRRc (コホ゜リマー) % % 1* なし --- 90.2 0.8 0.0 0.0 2 MDxMd 1.4015 36.9 100 -29 -54 3 MDxD′yMe --- 76.8 35.7 -39 -48 4 MDxD′yMf 1.5970 90.3 0.8 -24 -22 5 MDxD′yMg 1.6011 87.2 2.7 -17 -15 6 MDph xMh 1.5540 90.1 2.4 +6 +11 表1に対する脚注 *)対照試料 a)BPAをベースとするポリカーボネート中に1重量%の濃度で混合された添 加剤。
の変化%。負の数値は減少を示す。 c)ΔSRR=発煙速度;対照試料1からの変化%。負
の数値は減少を示す。 d)x=50 e)y/x=3 f)y/x=26 g)y/x=6.2 h)x=20 試料2の添加剤は専らポリジメチルシロキサン(PDM
S)に基づいており本発明の範囲から外れている。これ
を使用すると熱および煙の発生を最小にする点で改善さ
れているが、しかし透過率および曇りの値は受け入れ難
かった。
本発明のコポリマー−添加剤のOSU基準よる難燃性お
よびベースポリマーの光学的特性の観点に関する利益を
一般に実証している。試料3については、難燃性の値は
非常に良いが、光学的特性は或製品用途に対して(全て
の製品用途に対してではない)受容されるものと思われ
る。
シロキサン(試料2−5の場合と同様にトリメチルシロ
キシで末端停止されている)であり、これは本発明の範
囲から外れている。光学的特性は非常に良好であるが、
煙および熱の値は一般に受け入れ難い。例示の目的で好
適な実施の態様を呈示したが、これらの前述の記載は本
発明の範囲を限定するものと考えられるべきではない。
したがって、特許請求の範囲に記載された本発明の概念
の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更、適
応および代替が当業者に思い当たろう。
Claims (5)
- 【請求項1】 アリール含有シリコーン化合物とジオル
ガノポリシロキサン化合物とのコポリマーを含む、芳香
族をベースとするポリマーに対する難燃性添加剤。 - 【請求項2】 アリール含有シリコーン化合物が構造式 【化1】 (上記式中、Arは芳香族基または置換された芳香族基
であり、R1 は水素、アルキル基、不飽和アルキル基ま
たは芳香族基であり、R2 はC1 −C18のアルキル基あ
るいはこれらのアルキル基の分岐されたまたはハロゲン
化された誘導体、前記Ar基とは異なる芳香族基あるい
は置換された芳香族基、ビニル基およびアリル基からな
る群から選ばれ、xは0、1または2であり、そしてn
は約1乃至約100である)を有する請求項1記載の難
燃性添加剤。 - 【請求項3】 ジオルガノポリシロキサン化合物が式 【化2】 (上記式中、R3 およびR4 はC1 −C18のアルキル基
あるいはこれらのアルキル基の分岐されたまたはハロゲ
ン化された誘導体、芳香族基あるいは置換された芳香族
基、ビニル基およびアリル基からなる群から個々に選ば
れ、そしてmは約1乃至約100の範囲である)を有す
る請求項2記載の難燃性添加剤。 - 【請求項4】 コポリマーがケイ素原子1個あたり少な
くとも約0.25個のアリール基を含む請求項1記載の
難燃性添加剤。 - 【請求項5】 (a)芳香族をベースとするポリマー、
および(b)アリール含有シリコーン化合物とジオルガ
ノポリシロキサン化合物とのコポリマーを含み、成分
(b)が当該組成物に難燃性を提供する一方当該ポリマ
ー組成物から形成される物品に対して実質的な透明性を
も保持しているに十分な量で存在している、ポリマー組
成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/810,100 US5955542A (en) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | Flame retardance additives for aromatic-based polymers and related polymer compositions |
| US08/810100 | 1997-03-03 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04414698A Expired - Lifetime JP4121177B2 (ja) | 1997-03-03 | 1998-02-26 | 芳香族をベースとするポリマーに対する新規な難燃性添加剤およびこれに関連したポリマー組成物 |
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