JPH10317054A5 - - Google Patents
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- JPH10317054A5 JPH10317054A5 JP1997308097A JP30809797A JPH10317054A5 JP H10317054 A5 JPH10317054 A5 JP H10317054A5 JP 1997308097 A JP1997308097 A JP 1997308097A JP 30809797 A JP30809797 A JP 30809797A JP H10317054 A5 JPH10317054 A5 JP H10317054A5
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- annular member
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- tempering
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Description
本発明は斯かる知見に基づきなされたものであって、本発明に係る環状部材は、鋼中に重量%で0.4〜1.5%のSiが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上且つ焼戻パラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正され、X及びZは、夫々、環状部材の最高到達温度をT、加熱処理温度をt、矯正装置本体の内径をd、焼戻し矯正前の環状部材の外径をD、鋼の線膨張係数をα、所定の定数をβとした時、X=[(D/d)(1+αT)−1]×100、及びZ=(T+273)(logt+β)で表されることを第1の特徴としている。
【0121】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る環状部材は、鋼中に重量%で0.4〜1.5%のSiが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上であって且つ焼戻パラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正され、X及びZは、夫々、環状部材の最高到達温度をT、加熱処理温度をt、矯正装置本体の内径をd、焼戻し矯正前の環状部材の外径をD、鋼の線膨張係数をα、所定の定数をβとした時、X=[(D/d)(1+αT)−1]×100、及びZ=(T+273)(logt+β)で表されるので、焼戻矯正された環状部材は、硬さHvが700以上であって変形矯正率が70%以上となり、安易且つ安価にして、所望の表面硬さを維持しつつ真円度の優れた環状部材を得ることができる。
また、鋼中に重量%で0.5〜1.1%のMoが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上且つ焼戻しパラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正されているので、鋼中にMoを添加していない場合に比べ、焼戻し効果に悪影響を及ぼすことなく表面硬さの向上を図ることができる。
また、焼戻し矯正後に260〜350℃の温度範囲で再焼戻処理が施されているので、硬さムラを抑制し且つ鋼中の残留オーステナイトを分解して所望の表面硬さを確保するのに効果的である。
また、鋼中に重量%で少なくとも0.4〜1.5%のSi、0.1〜1.5%のMnが含有され、黒鉛化処理がなされた後に焼入処理がなされ、その後に焼戻矯正されているので、マルテンサイト化された金属素地中のSi含有率が増加して表面硬さや真円度の優れた環状部材を得ることができる。
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る環状部材は、鋼中に重量%で0.4〜1.5%のSiが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上であって且つ焼戻パラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正され、X及びZは、夫々、環状部材の最高到達温度をT、加熱処理温度をt、矯正装置本体の内径をd、焼戻し矯正前の環状部材の外径をD、鋼の線膨張係数をα、所定の定数をβとした時、X=[(D/d)(1+αT)−1]×100、及びZ=(T+273)(logt+β)で表されるので、焼戻矯正された環状部材は、硬さHvが700以上であって変形矯正率が70%以上となり、安易且つ安価にして、所望の表面硬さを維持しつつ真円度の優れた環状部材を得ることができる。
また、鋼中に重量%で0.5〜1.1%のMoが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上且つ焼戻しパラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正されているので、鋼中にMoを添加していない場合に比べ、焼戻し効果に悪影響を及ぼすことなく表面硬さの向上を図ることができる。
また、焼戻し矯正後に260〜350℃の温度範囲で再焼戻処理が施されているので、硬さムラを抑制し且つ鋼中の残留オーステナイトを分解して所望の表面硬さを確保するのに効果的である。
また、鋼中に重量%で少なくとも0.4〜1.5%のSi、0.1〜1.5%のMnが含有され、黒鉛化処理がなされた後に焼入処理がなされ、その後に焼戻矯正されているので、マルテンサイト化された金属素地中のSi含有率が増加して表面硬さや真円度の優れた環状部材を得ることができる。
Claims (5)
- 鋼中に重量%で0.4〜1.5%のSiが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上且つ焼戻パラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正され、前記X及び前記Zは、夫々、前記環状部材の最高到達温度をT、加熱処理温度をt、矯正装置本体の内径をd、焼戻し矯正前の環状部材の外径をD、前記鋼の線膨張係数をα、所定の定数をβとした時、X=[(D/d)(1+αT)−1]×100、及びZ=(T+273)(logt+β)で表されることを特徴とする環状部材。
- 前記βは17であることを特徴とする請求項1記載の環状部材。
- 鋼中に重量%で0.5〜1.1%のMoが含有され、矯正加工率Xが0.2%以上且つ焼戻しパラメータZが8570〜9250の範囲で焼戻矯正されていることを特徴とする環状部材。
- 焼戻し矯正後に260〜350℃の温度範囲で再焼戻処理が施されていることを特徴とする環状部材。
- 鋼中に重量%で少なくとも0.4〜1.5%のSi、0.1〜1.5%のMnが含有され、黒鉛化処理がなされた後に焼入処理がなされ、その後に焼戻矯正されていることを特徴とする環状部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9308097A JPH10317054A (ja) | 1997-03-14 | 1997-10-23 | 環状部材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7914497 | 1997-03-14 | ||
| JP9-79144 | 1997-03-14 | ||
| JP9308097A JPH10317054A (ja) | 1997-03-14 | 1997-10-23 | 環状部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317054A JPH10317054A (ja) | 1998-12-02 |
| JPH10317054A5 true JPH10317054A5 (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=26420206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9308097A Pending JPH10317054A (ja) | 1997-03-14 | 1997-10-23 | 環状部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317054A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4529214B2 (ja) * | 2000-01-20 | 2010-08-25 | 株式会社ジェイテクト | スラストころ軸受 |
| JP2007211282A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Ntn Corp | 軸受部品の製造方法、軸受部品、および転がり軸受 |
| JP5737193B2 (ja) * | 2012-01-06 | 2015-06-17 | 新日鐵住金株式会社 | 加工割れ感受性評価方法 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP9308097A patent/JPH10317054A/ja active Pending
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