JPH10317293A - パルプ送液停止制御方法 - Google Patents
パルプ送液停止制御方法Info
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- JPH10317293A JPH10317293A JP12451097A JP12451097A JPH10317293A JP H10317293 A JPH10317293 A JP H10317293A JP 12451097 A JP12451097 A JP 12451097A JP 12451097 A JP12451097 A JP 12451097A JP H10317293 A JPH10317293 A JP H10317293A
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パルプ送液停止制御方法に関し、ヘッドボッ
クスにおける負圧や差圧の発生を防ぎつつ短時間にファ
ンポンプを停止できるようにする。 【解決手段】 ヘッドボックス11からパルプ液の噴出
が停止するまではファンポンプ13aを駆動する電動機
13bを急速に減速し、その後、パルプ液の上面がフロ
ーシート23の位置を通過するまでは電動機13bを緩
慢に減速し、パルプ液の上面がフローシート23の位置
を通過した後は電動機13bを再び急速に減速する。
クスにおける負圧や差圧の発生を防ぎつつ短時間にファ
ンポンプを停止できるようにする。 【解決手段】 ヘッドボックス11からパルプ液の噴出
が停止するまではファンポンプ13aを駆動する電動機
13bを急速に減速し、その後、パルプ液の上面がフロ
ーシート23の位置を通過するまでは電動機13bを緩
慢に減速し、パルプ液の上面がフローシート23の位置
を通過した後は電動機13bを再び急速に減速する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙機の最上流部
分に装備されるヘッドボックスへのパルプ液の送液停止
を制御する、パルプ送液停止制御方法に関する。
分に装備されるヘッドボックスへのパルプ液の送液停止
を制御する、パルプ送液停止制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、抄紙機では、ヘッドボックス内
のパルプ液(紙原料液)が脱水部へと噴射供給され、脱
水部で脱水された後プレス部でプレスされて抄紙が行な
われるようになっている。したがって、抄紙機の最上流
部分には、パルプ液を噴射するヘッドボックスがそなえ
られる。このヘッドボックスには、パルプ液を均一な噴
流に形成しながら脱水部に噴出する機能が要求される。
のパルプ液(紙原料液)が脱水部へと噴射供給され、脱
水部で脱水された後プレス部でプレスされて抄紙が行な
われるようになっている。したがって、抄紙機の最上流
部分には、パルプ液を噴射するヘッドボックスがそなえ
られる。このヘッドボックスには、パルプ液を均一な噴
流に形成しながら脱水部に噴出する機能が要求される。
【0003】例えば図4は従来の抄紙機の最上流部分の
パルプ送液装置の構成を示す模式図であり、ヘッドボッ
クス11は、脱水部12のパルプ液送給部12Aへ向け
てパルプ液を噴射するように配設される。なお、脱水部
12は、各々ループ状に形成された2枚のワイヤ12
B,12Cをそなえたツインワイヤフォーマで構成さ
れ、パルプ液はこの2枚のワイヤ12B,12Cの相互
間に均一な噴流1として送給され、パルプ液はこのワイ
ヤ12B,12Cの相互間に挟み込まれて走行していく
間に、種々の脱水機器によって紙原料液から水分が除去
されていって徐々に繊維マットが形成されるようになっ
ている。12D,12E,12Fは、ワイヤ12B,1
2Cが所定位置を走行するように案内するロールであ
る。
パルプ送液装置の構成を示す模式図であり、ヘッドボッ
クス11は、脱水部12のパルプ液送給部12Aへ向け
てパルプ液を噴射するように配設される。なお、脱水部
12は、各々ループ状に形成された2枚のワイヤ12
B,12Cをそなえたツインワイヤフォーマで構成さ
れ、パルプ液はこの2枚のワイヤ12B,12Cの相互
間に均一な噴流1として送給され、パルプ液はこのワイ
ヤ12B,12Cの相互間に挟み込まれて走行していく
間に、種々の脱水機器によって紙原料液から水分が除去
されていって徐々に繊維マットが形成されるようになっ
ている。12D,12E,12Fは、ワイヤ12B,1
2Cが所定位置を走行するように案内するロールであ
る。
【0004】このようなヘッドボックス11には、ファ
ンポンプと呼ばれる送液ポンプ13からスクリーン14
を経由してパルプ液が送液される。ところで、抄紙速度
は近年高速化しており、最高速度は30m/秒近くに達
しており、ヘッドボックス11から噴射されるパルプ液
の噴流速度もこの抄紙速度と一致させる必要がある。こ
のため、ファンポンプ13はヘッド(圧力水頭)数十メ
ートルで厳密に回転数を制御される高度なポンプが採用
される。
ンポンプと呼ばれる送液ポンプ13からスクリーン14
を経由してパルプ液が送液される。ところで、抄紙速度
は近年高速化しており、最高速度は30m/秒近くに達
しており、ヘッドボックス11から噴射されるパルプ液
の噴流速度もこの抄紙速度と一致させる必要がある。こ
のため、ファンポンプ13はヘッド(圧力水頭)数十メ
ートルで厳密に回転数を制御される高度なポンプが採用
される。
【0005】このようなファンポンプ13から送液され
るパルプ液は、濃パルプ液3を、脱水部12で脱水され
てサイロ15内に貯蔵された白液2で希釈してつくられ
る。このような工程を円滑に行なうには、希釈に使用さ
れる白液2を集め易くする必要があり、通常、抄紙機は
製紙工場の2階に設置されており、サイロ15は製紙工
場の1階に設置されている。
るパルプ液は、濃パルプ液3を、脱水部12で脱水され
てサイロ15内に貯蔵された白液2で希釈してつくられ
る。このような工程を円滑に行なうには、希釈に使用さ
れる白液2を集め易くする必要があり、通常、抄紙機は
製紙工場の2階に設置されており、サイロ15は製紙工
場の1階に設置されている。
【0006】そして、2階の抄紙機による脱水で得られ
た白液2は下方のサイロ15内に自然落下により集めら
れ、このサイロ15に並設されたファンポンプ13によ
り、サイロ15内の白液2が吸引配管16内に吸引され
て、この白液2に、吸引配管16に合流する供給配管1
7から供給された濃パルプ液3を混合させて、ヘッドボ
ックス11に圧送するようになっている。
た白液2は下方のサイロ15内に自然落下により集めら
れ、このサイロ15に並設されたファンポンプ13によ
り、サイロ15内の白液2が吸引配管16内に吸引され
て、この白液2に、吸引配管16に合流する供給配管1
7から供給された濃パルプ液3を混合させて、ヘッドボ
ックス11に圧送するようになっている。
【0007】ところで、ヘッドボックス11は、パルプ
の分散させて完全に均一な濃度・流量・流速・流向の噴
流1としてノズル24から脱水部12に向けてするもの
で、抄紙機の中でも極めて重要な機器であり、それぞれ
工夫された種々の形式のものが開発されている。例えば
図4にはその一形式のものを示しており、この形式で
は、ヘッドボックス11内にチューブバンク21とフロ
ーシート23とがそなえられており、これらのチューブ
バンク21とフローシート23とが重要な働きをしてい
る。
の分散させて完全に均一な濃度・流量・流速・流向の噴
流1としてノズル24から脱水部12に向けてするもの
で、抄紙機の中でも極めて重要な機器であり、それぞれ
工夫された種々の形式のものが開発されている。例えば
図4にはその一形式のものを示しており、この形式で
は、ヘッドボックス11内にチューブバンク21とフロ
ーシート23とがそなえられており、これらのチューブ
バンク21とフローシート23とが重要な働きをしてい
る。
【0008】チューブバンク21には、内面を特殊形状
に加工された多数の細管22が装置全幅にわたって水平
に且つ多段に設けられており、これらの細管22の内面
形状が流れに及ぼす流体力によってパルプの分散と流れ
の均一化を行なうようになっている。フローシート23
は、表面を特殊形状に加工されて装置(ヘッドボック
ス)の全幅にわたる板状物であって、チューブバンク2
1の細管22の各段間に回転可能に支持され、ノズル2
4の近辺まで延在している。このフローシート23の機
能は、チューブバンク21から排出されたパルプ液が集
合しながらノズル24に進む間に、チューブバンク21
により行なわれたパルプの分散を維持するとともに、流
れの均一化を行なうことである。
に加工された多数の細管22が装置全幅にわたって水平
に且つ多段に設けられており、これらの細管22の内面
形状が流れに及ぼす流体力によってパルプの分散と流れ
の均一化を行なうようになっている。フローシート23
は、表面を特殊形状に加工されて装置(ヘッドボック
ス)の全幅にわたる板状物であって、チューブバンク2
1の細管22の各段間に回転可能に支持され、ノズル2
4の近辺まで延在している。このフローシート23の機
能は、チューブバンク21から排出されたパルプ液が集
合しながらノズル24に進む間に、チューブバンク21
により行なわれたパルプの分散を維持するとともに、流
れの均一化を行なうことである。
【0009】このようなチューブバンク21とフローシ
ート23との作用によって、ノズル24からは、パルプ
が分散した均一な噴流1が噴射されるようになってい
る。ところで、ヘッドボックス11は、工場2階の抄紙
機側、したがって、工場1階のサイロ15やファンポン
プ13よりも上方に設置されているため、ファンポンプ
13を停止すると、パルプ液の液上面が低下していき、
この液上面がヘッドボックス11内に入り込むと、ヘッ
ドボックス11ではノズル24から空気を吸い込むこと
になり、ヘッドボックス11内が微負圧になる。また、
ヘッドボックス11内のフローシート23の下側へは空
気の入り込みが遅れるため、フローシート23の上下両
面間で圧力差(差圧)を生じるおそれもあった。
ート23との作用によって、ノズル24からは、パルプ
が分散した均一な噴流1が噴射されるようになってい
る。ところで、ヘッドボックス11は、工場2階の抄紙
機側、したがって、工場1階のサイロ15やファンポン
プ13よりも上方に設置されているため、ファンポンプ
13を停止すると、パルプ液の液上面が低下していき、
この液上面がヘッドボックス11内に入り込むと、ヘッ
ドボックス11ではノズル24から空気を吸い込むこと
になり、ヘッドボックス11内が微負圧になる。また、
ヘッドボックス11内のフローシート23の下側へは空
気の入り込みが遅れるため、フローシート23の上下両
面間で圧力差(差圧)を生じるおそれもあった。
【0010】このようなヘッドボックス11内に生じる
負圧やフローシート23の両面間に生じる差圧が大きい
と、パルプ液の噴射に影響するなど装置の性能に悪影響
を与えたり、装置の寿命にも悪影響を与えるため、この
ような負圧や差圧の発生はできるだけ抑制したい。そこ
で、従来技術では、ファンポンプ13を緩やかに減速な
がら停止するようにしてこのような負圧や差圧の発生の
抑制を図り、さらに停止操作開始から一定時間後には、
図4に示すように、ヘッドボックス11の上流部のパル
プ液供給管18に設置されたバキュームブレーカ19を
作動させて、空気を導入して負圧や差圧の発生を抑制し
ようとしていた。
負圧やフローシート23の両面間に生じる差圧が大きい
と、パルプ液の噴射に影響するなど装置の性能に悪影響
を与えたり、装置の寿命にも悪影響を与えるため、この
ような負圧や差圧の発生はできるだけ抑制したい。そこ
で、従来技術では、ファンポンプ13を緩やかに減速な
がら停止するようにしてこのような負圧や差圧の発生の
抑制を図り、さらに停止操作開始から一定時間後には、
図4に示すように、ヘッドボックス11の上流部のパル
プ液供給管18に設置されたバキュームブレーカ19を
作動させて、空気を導入して負圧や差圧の発生を抑制し
ようとしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、バキュームブレーカ19を作動させるタ
イミングが早過ぎると、ヘッドボックス11からパルプ
液の噴出を招くおそれがあり、タイミングが遅過ぎる
と、ヘッドボックス11内の負圧を大きくしてしまうお
それがあり、バキュームブレーカ19の作動タンミング
が難しいという課題があった。また、ファンポンプ13
を緩減速にて停止させる場合、停止操作時間が長くなっ
てしまうという不具合もあった。
従来技術では、バキュームブレーカ19を作動させるタ
イミングが早過ぎると、ヘッドボックス11からパルプ
液の噴出を招くおそれがあり、タイミングが遅過ぎる
と、ヘッドボックス11内の負圧を大きくしてしまうお
それがあり、バキュームブレーカ19の作動タンミング
が難しいという課題があった。また、ファンポンプ13
を緩減速にて停止させる場合、停止操作時間が長くなっ
てしまうという不具合もあった。
【0012】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、ヘッドボックスにおける負圧や差圧の発生を防ぎ
つつ短時間にファンポンプを停止しうるようにした、パ
ルプ送液停止制御方法を提供することを目的とする。
ので、ヘッドボックスにおける負圧や差圧の発生を防ぎ
つつ短時間にファンポンプを停止しうるようにした、パ
ルプ送液停止制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のパルプ送液停止制御方法は、ファンポンプ
と、フローシートを有し該ファンポンプからのパルプ液
を抄紙機へ噴射するヘッドボックスとをそなえ、該ファ
ンポンプから該ヘッドボックスへの該パルプ液の送液停
止を制御するパルプ送液停止制御方法において、該ヘッ
ドボックスから該パルプ液の噴出が停止するまでは該フ
ァンポンプを駆動する電動機を急速に減速し、その後、
該パルプ液の上面が該フローシートの位置を通過するま
では該電動機を緩慢に減速し、該パルプ液の上面が該フ
ローシートの位置を通過した後は該電動機を再び急速に
減速することを特徴としている。
の本発明のパルプ送液停止制御方法は、ファンポンプ
と、フローシートを有し該ファンポンプからのパルプ液
を抄紙機へ噴射するヘッドボックスとをそなえ、該ファ
ンポンプから該ヘッドボックスへの該パルプ液の送液停
止を制御するパルプ送液停止制御方法において、該ヘッ
ドボックスから該パルプ液の噴出が停止するまでは該フ
ァンポンプを駆動する電動機を急速に減速し、その後、
該パルプ液の上面が該フローシートの位置を通過するま
では該電動機を緩慢に減速し、該パルプ液の上面が該フ
ローシートの位置を通過した後は該電動機を再び急速に
減速することを特徴としている。
【0014】請求項2記載の本発明のパルプ送液停止制
御方法は、請求項1記載の方法において、該ファンポン
プから該ヘッドボックスへ至る送液路に装備された圧力
センサによる水圧ヘッドの検出結果に基づいて、上記の
パルプ液の噴出停止及び上記のパルプ液上面位置を判定
して、上記の電動機の減速制御を行なうことを特徴とし
ている。
御方法は、請求項1記載の方法において、該ファンポン
プから該ヘッドボックスへ至る送液路に装備された圧力
センサによる水圧ヘッドの検出結果に基づいて、上記の
パルプ液の噴出停止及び上記のパルプ液上面位置を判定
して、上記の電動機の減速制御を行なうことを特徴とし
ている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図3は本発明の第1
実施形態としてのパルプ送液停止制御方法を説明するた
めのもので、図1は本方法にかかるパルプ送液装置の構
成を示す模式図、図2は本方法を説明するタイムチャー
ト、図3は本方法にかかるヘッドボックスの構造を示す
模式的断面図である。
の形態について説明すると、図1〜図3は本発明の第1
実施形態としてのパルプ送液停止制御方法を説明するた
めのもので、図1は本方法にかかるパルプ送液装置の構
成を示す模式図、図2は本方法を説明するタイムチャー
ト、図3は本方法にかかるヘッドボックスの構造を示す
模式的断面図である。
【0016】まず、第1実施形態について説明すると、
本方法にかかるパルプ送液装置は、図1に示すように、
ヘッドボックス11が、抄紙機の脱水部12のパルプ液
送給部12Aへ向けてパルプ液を噴射するように配設さ
れる。ここでは、脱水部12は、各々ループ状に形成さ
れた2枚のワイヤ12B,12Cをそなえたツインワイ
ヤフォーマで構成され、パルプ液はこの2枚のワイヤ1
2B,12Cの相互間に均一な噴流1として送給され、
パルプ液はこのワイヤ12B,12Cの相互間に挟み込
まれて走行していく間に、種々の脱水機器によって紙原
料液から水分が除去されていって徐々に繊維マットが形
成されるようになっている。図1中、12D,12E,
12Fは、ワイヤ12B,12Cが所定位置を走行する
ように案内するロールである。
本方法にかかるパルプ送液装置は、図1に示すように、
ヘッドボックス11が、抄紙機の脱水部12のパルプ液
送給部12Aへ向けてパルプ液を噴射するように配設さ
れる。ここでは、脱水部12は、各々ループ状に形成さ
れた2枚のワイヤ12B,12Cをそなえたツインワイ
ヤフォーマで構成され、パルプ液はこの2枚のワイヤ1
2B,12Cの相互間に均一な噴流1として送給され、
パルプ液はこのワイヤ12B,12Cの相互間に挟み込
まれて走行していく間に、種々の脱水機器によって紙原
料液から水分が除去されていって徐々に繊維マットが形
成されるようになっている。図1中、12D,12E,
12Fは、ワイヤ12B,12Cが所定位置を走行する
ように案内するロールである。
【0017】このようなヘッドボックス11には、ファ
ンポンプ(送液ポンプ)13からスクリーン14を経由
してパルプ液が送液されるが、ヘッドボックス11から
噴射されるパルプ液の噴流速度は、近年高速化している
抄紙速度(最高速度は30m/秒近く)と一致させる必
要があり、ファンポンプ13にはヘッド(圧力水頭)数
十メートルで厳密に回転数を制御される高度なポンプが
採用されている。
ンポンプ(送液ポンプ)13からスクリーン14を経由
してパルプ液が送液されるが、ヘッドボックス11から
噴射されるパルプ液の噴流速度は、近年高速化している
抄紙速度(最高速度は30m/秒近く)と一致させる必
要があり、ファンポンプ13にはヘッド(圧力水頭)数
十メートルで厳密に回転数を制御される高度なポンプが
採用されている。
【0018】このファンポンプ13から送液されるパル
プ液は、濃パルプ液3を、脱水部12で脱水されてサイ
ロ15内に貯蔵された白液2で希釈してつくられるが、
かかる工程を円滑化するため、抄紙機は製紙工場の2階
に、サイロ15は製紙工場の1階に設置し、2階の抄紙
機による脱水で得られた白液2が下方のサイロ15内に
自然落下により集められ、このサイロ15に並設された
ファンポンプ13により、サイロ15内の白液2が吸引
配管16内に吸引されて、この白液2に、吸引配管16
に合流する供給配管17から供給された濃パルプ液3を
混合させて、ヘッドボックス11に圧送するようになっ
ている。
プ液は、濃パルプ液3を、脱水部12で脱水されてサイ
ロ15内に貯蔵された白液2で希釈してつくられるが、
かかる工程を円滑化するため、抄紙機は製紙工場の2階
に、サイロ15は製紙工場の1階に設置し、2階の抄紙
機による脱水で得られた白液2が下方のサイロ15内に
自然落下により集められ、このサイロ15に並設された
ファンポンプ13により、サイロ15内の白液2が吸引
配管16内に吸引されて、この白液2に、吸引配管16
に合流する供給配管17から供給された濃パルプ液3を
混合させて、ヘッドボックス11に圧送するようになっ
ている。
【0019】本実施形態のヘッドボックス11は、図3
に示すように、内部にチューブバンク21とフローシー
ト23とがそなえられている。チューブバンク21に
は、内面を特殊形状に加工された多数の細管22が装置
全幅にわたって水平に且つ多段に設けられ、これらの細
管22の内面形状が流れに及ぼす流体力によってパルプ
の分散と流れの均一化を行なうようになっている。
に示すように、内部にチューブバンク21とフローシー
ト23とがそなえられている。チューブバンク21に
は、内面を特殊形状に加工された多数の細管22が装置
全幅にわたって水平に且つ多段に設けられ、これらの細
管22の内面形状が流れに及ぼす流体力によってパルプ
の分散と流れの均一化を行なうようになっている。
【0020】フローシート23は、表面を特殊形状に加
工されて装置(ヘッドボックス)の全幅にわたる板状物
であって、チューブバンク21の細管22の各段間に回
転可能に支持され、ノズル24の近辺まで延在してお
り、チューブバンク21から排出されたパルプ液が集合
しながらノズル24に進む間に、このフローシート23
により、チューブバンク21により行なわれたパルプの
分散が維持されるとともに、流れの均一化が行なわれる
ようになっている。
工されて装置(ヘッドボックス)の全幅にわたる板状物
であって、チューブバンク21の細管22の各段間に回
転可能に支持され、ノズル24の近辺まで延在してお
り、チューブバンク21から排出されたパルプ液が集合
しながらノズル24に進む間に、このフローシート23
により、チューブバンク21により行なわれたパルプの
分散が維持されるとともに、流れの均一化が行なわれる
ようになっている。
【0021】ところで、本実施形態では、図1に示すよ
うに、ファンポンプ13からヘッドボックス11へ至る
パルプ液供給管(送液路)18に水圧ヘッドを検出する
圧力センサ31が装備されると共に、ファンポンプ13
の本体13aを駆動するファンポンプモータ(電動機)
13bを制御する制御器32がそなえられており、制御
器32により、圧力センサ31の検出結果、即ち、送液
路18に水圧ヘッドに基づいて、ファンポンプモータ1
3bの作動が制御されるようになっている。
うに、ファンポンプ13からヘッドボックス11へ至る
パルプ液供給管(送液路)18に水圧ヘッドを検出する
圧力センサ31が装備されると共に、ファンポンプ13
の本体13aを駆動するファンポンプモータ(電動機)
13bを制御する制御器32がそなえられており、制御
器32により、圧力センサ31の検出結果、即ち、送液
路18に水圧ヘッドに基づいて、ファンポンプモータ1
3bの作動が制御されるようになっている。
【0022】特に、制御器32は、ファンポンプモータ
13bを停止する際には、ヘッドボックス11内で負圧
や差圧の発生を防止しながら速やかにファンポンプモー
タ13bを減速するように速度制御する。つまり、ヘッ
ドボックス11はサイロ15やファンポンプ13よりも
上方に設置されているため、ファンポンプ13が停止す
るとパルプ液の液上面が低下して、ヘッドボックス11
ではノズル24からの空気の吸い込みにより微負圧を生
じ、また、ヘッドボックス11内のフローシート23の
下側は空気の入り込みが遅れるため、フローシート23
の上下両面間で差圧を生じ易い。
13bを停止する際には、ヘッドボックス11内で負圧
や差圧の発生を防止しながら速やかにファンポンプモー
タ13bを減速するように速度制御する。つまり、ヘッ
ドボックス11はサイロ15やファンポンプ13よりも
上方に設置されているため、ファンポンプ13が停止す
るとパルプ液の液上面が低下して、ヘッドボックス11
ではノズル24からの空気の吸い込みにより微負圧を生
じ、また、ヘッドボックス11内のフローシート23の
下側は空気の入り込みが遅れるため、フローシート23
の上下両面間で差圧を生じ易い。
【0023】このようなファンポンプモータ13bの停
止に伴う負圧や差圧の発生状況を、種々の条件下での停
止操作に応じて詳細に計測すると、液最上面がフローシ
ート23の位置を急速に落下する条件のときに、フロー
シート23の両面間に差圧が生じ、これが問題となる
が、その他の条件下では、負圧や差圧の発生は微小であ
って、装置上なんら問題のないレベルであることが判明
した。
止に伴う負圧や差圧の発生状況を、種々の条件下での停
止操作に応じて詳細に計測すると、液最上面がフローシ
ート23の位置を急速に落下する条件のときに、フロー
シート23の両面間に差圧が生じ、これが問題となる
が、その他の条件下では、負圧や差圧の発生は微小であ
って、装置上なんら問題のないレベルであることが判明
した。
【0024】したがって、液最上面がフローシート23
の位置を落下していく間だけはファンポンプモータ13
bを緩慢に減速し、その他の条件下ではファンポンプモ
ータ13bを急速に減速するようにして、ヘッドボック
ス11内で負圧や差圧の発生が装置上問題とならないよ
うにしながら速やかにファンポンプモータ13bを減速
してように速度制御して、短期間に停止させることがで
きるようにしているのである。
の位置を落下していく間だけはファンポンプモータ13
bを緩慢に減速し、その他の条件下ではファンポンプモ
ータ13bを急速に減速するようにして、ヘッドボック
ス11内で負圧や差圧の発生が装置上問題とならないよ
うにしながら速やかにファンポンプモータ13bを減速
してように速度制御して、短期間に停止させることがで
きるようにしているのである。
【0025】つまり、作動中のファンポンプモータ13
bを停止させようとする場合、始めに、ファンポンプモ
ータ13bを急速に減速する(これを「前期急減速」と
いう)。これにより、ヘッドボックス11からパルプ液
の噴出(噴流1)が停止するようになり、パルプ液の噴
出が停止したら、パルプ液の上面がフローシート23の
位置を通過するまではファンポンプモータ13bを緩慢
に減速する(これを「緩減速」という)。そして、パル
プ液の上面がフローシート23の位置を通過した後はフ
ァンポンプモータ13bを再び急速に減速する(これを
「後期急減速」という)のである。
bを停止させようとする場合、始めに、ファンポンプモ
ータ13bを急速に減速する(これを「前期急減速」と
いう)。これにより、ヘッドボックス11からパルプ液
の噴出(噴流1)が停止するようになり、パルプ液の噴
出が停止したら、パルプ液の上面がフローシート23の
位置を通過するまではファンポンプモータ13bを緩慢
に減速する(これを「緩減速」という)。そして、パル
プ液の上面がフローシート23の位置を通過した後はフ
ァンポンプモータ13bを再び急速に減速する(これを
「後期急減速」という)のである。
【0026】ところで、このような方法で制御を行なう
には、パルプ液の噴出が停止したか否か、及び、パルプ
液の上面がフローシート23の位置を通過したか否か
を、認識するか又は推定することが必要になる。本実施
形態では、圧力センサ31によって検出されるファンポ
ンプ13による水圧ヘッド(ファンポンプヘッド)に基
づいて、これらの状況を推定して、ファンポンプモータ
13bの減速を制御するようになっている。
には、パルプ液の噴出が停止したか否か、及び、パルプ
液の上面がフローシート23の位置を通過したか否か
を、認識するか又は推定することが必要になる。本実施
形態では、圧力センサ31によって検出されるファンポ
ンプ13による水圧ヘッド(ファンポンプヘッド)に基
づいて、これらの状況を推定して、ファンポンプモータ
13bの減速を制御するようになっている。
【0027】ここで、図2(a)は本方法による停止操
作の時間経過に応じたポンプヘッド(ファンポンプヘッ
ド)の変化を概念的に示す図であり、図2(b)はこの
ときの停止操作の時間経過に応じたポンプ回転数(ファ
ンポンプ回転数)の変化をポンプヘッドと対応させて概
念的に示す図である。図2(a),(b)に示すよう
に、定常運転時‘A’では、ファンポンプモータ13b
は、要求されるヘッドh0 と流量とによって決まる回転
数n0 で運転される。
作の時間経過に応じたポンプヘッド(ファンポンプヘッ
ド)の変化を概念的に示す図であり、図2(b)はこの
ときの停止操作の時間経過に応じたポンプ回転数(ファ
ンポンプ回転数)の変化をポンプヘッドと対応させて概
念的に示す図である。図2(a),(b)に示すよう
に、定常運転時‘A’では、ファンポンプモータ13b
は、要求されるヘッドh0 と流量とによって決まる回転
数n0 で運転される。
【0028】そして、時点t0 で減速を開始するとした
場合、まず、初期減速域(前期急減速域)‘B’では、
圧力センサ31で検出されたヘッド値が、ヘッドボック
ス11からパルプ液の噴出が停止するヘッドh1 に低下
するまで(即ち、モータ回転数がヘッドh1 となる回転
数n1 に低下するまで)は、ファンポンプモータ13b
を急速に減速する。
場合、まず、初期減速域(前期急減速域)‘B’では、
圧力センサ31で検出されたヘッド値が、ヘッドボック
ス11からパルプ液の噴出が停止するヘッドh1 に低下
するまで(即ち、モータ回転数がヘッドh1 となる回転
数n1 に低下するまで)は、ファンポンプモータ13b
を急速に減速する。
【0029】圧力センサ31の検出値がヘッドh1 まで
低下したら(時刻t1 )、緩減速域‘C’に入り、ファ
ンポンプモータ13bを緩慢に減速する。これは、圧力
センサ31の検出値が、さらに、パルプ液の上面がチュ
ーブバンク21を過ぎる(したがって、フローシート2
3も過ぎている)ようなヘッドh2 に低下するまで(即
ち、モータ回転数がヘッドh2 となる回転数n2 に低下
するまで)、続行する。
低下したら(時刻t1 )、緩減速域‘C’に入り、ファ
ンポンプモータ13bを緩慢に減速する。これは、圧力
センサ31の検出値が、さらに、パルプ液の上面がチュ
ーブバンク21を過ぎる(したがって、フローシート2
3も過ぎている)ようなヘッドh2 に低下するまで(即
ち、モータ回転数がヘッドh2 となる回転数n2 に低下
するまで)、続行する。
【0030】圧力センサ31の検出値がヘッドh2 まで
低下した(時刻t2 )後は、後期減速域(後期急減速
域)‘D’となり、ファンポンプモータ13bを再び急
速に減速する。そして、ファンポンプモータ13bの停
止が完了する(時刻t3 )。なお、図2に示すパルプ液
の噴出が停止するヘッドの値h1 及びパルプ液の上面が
チューブバンク21を過ぎるヘッドの値h2 は、実験結
果等に基づいて設定しうるが、ヘッドh1 は実ヘッドで
はなく、制御系,電気系,機械系,流体系の時間遅れを
考慮して設定する必要がある。
低下した(時刻t2 )後は、後期減速域(後期急減速
域)‘D’となり、ファンポンプモータ13bを再び急
速に減速する。そして、ファンポンプモータ13bの停
止が完了する(時刻t3 )。なお、図2に示すパルプ液
の噴出が停止するヘッドの値h1 及びパルプ液の上面が
チューブバンク21を過ぎるヘッドの値h2 は、実験結
果等に基づいて設定しうるが、ヘッドh1 は実ヘッドで
はなく、制御系,電気系,機械系,流体系の時間遅れを
考慮して設定する必要がある。
【0031】圧力センサ31で検出したヘッドを、この
ような判定値h1 と比較して、パルプ液の噴出が停止し
たか否かを推定する場合、初期減速域‘B’では、減速
開始時には十分に大きな減速率(最大減速)で減速し、
判定値h1 に基づく推定誤差を見込んで、圧力センサ3
1で検出したヘッドが判定値h1 まで低下する前に〔即
ち、ヘッドが(h1 +α)に低下した時点で、ただし、
α>0〕、ファンポンプモータ13bの減速を中減速に
緩めるように制御することも有効である。
ような判定値h1 と比較して、パルプ液の噴出が停止し
たか否かを推定する場合、初期減速域‘B’では、減速
開始時には十分に大きな減速率(最大減速)で減速し、
判定値h1 に基づく推定誤差を見込んで、圧力センサ3
1で検出したヘッドが判定値h1 まで低下する前に〔即
ち、ヘッドが(h1 +α)に低下した時点で、ただし、
α>0〕、ファンポンプモータ13bの減速を中減速に
緩めるように制御することも有効である。
【0032】もちろん、判定値h1 に基づく推定制度が
高ければ、圧力センサ31で検出したヘッドが判定値h
1 まで低下するまで、極めて大きな減速率で減速を行な
ってもよい。また、緩減速域‘C’における減速率は、
例えば、大きくても12回転/秒以下とし、好ましくは
6回転/秒以下、最適には3回転/秒以下であることが
望ましい。
高ければ、圧力センサ31で検出したヘッドが判定値h
1 まで低下するまで、極めて大きな減速率で減速を行な
ってもよい。また、緩減速域‘C’における減速率は、
例えば、大きくても12回転/秒以下とし、好ましくは
6回転/秒以下、最適には3回転/秒以下であることが
望ましい。
【0033】また、後期減速域‘D’では、極めて大き
な減速率で減速を行なってよく、瞬時停止でもよい。本
発明の第1実施形態としてのパルプ送液停止制御方法
は、上述のように構成されているので、制御器32で
は、圧力センサ31によって検出されるファンポンプヘ
ッドに基づいて、パルプ液の噴出が停止したか否か及び
パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過したか
否かを推定しながら、ファンポンプモータ13bの減速
を制御する。
な減速率で減速を行なってよく、瞬時停止でもよい。本
発明の第1実施形態としてのパルプ送液停止制御方法
は、上述のように構成されているので、制御器32で
は、圧力センサ31によって検出されるファンポンプヘ
ッドに基づいて、パルプ液の噴出が停止したか否か及び
パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過したか
否かを推定しながら、ファンポンプモータ13bの減速
を制御する。
【0034】つまり、作動中のファンポンプモータ13
bを停止させようとする場合、まず、圧力センサ31の
検出結果からパルプ液の噴出が停止したと判定できるま
では(即ち、検出ヘッドが図2に示すh1 になるまで
は)、ファンポンプモータ13bを急速に減速する(前
期急減速)。そして、圧力センサ31の検出結果からパ
ルプ液の噴出が停止したと判定できたら(即ち、検出ヘ
ッドが図2に示すh1 になったら)、パルプ液の上面が
フローシート23の位置を通過し終えるまでは(即ち、
検出ヘッドが図2に示すh2になるまでは)ファンポン
プモータ13bを緩慢に減速する(緩減速)。
bを停止させようとする場合、まず、圧力センサ31の
検出結果からパルプ液の噴出が停止したと判定できるま
では(即ち、検出ヘッドが図2に示すh1 になるまで
は)、ファンポンプモータ13bを急速に減速する(前
期急減速)。そして、圧力センサ31の検出結果からパ
ルプ液の噴出が停止したと判定できたら(即ち、検出ヘ
ッドが図2に示すh1 になったら)、パルプ液の上面が
フローシート23の位置を通過し終えるまでは(即ち、
検出ヘッドが図2に示すh2になるまでは)ファンポン
プモータ13bを緩慢に減速する(緩減速)。
【0035】さらに、パルプ液の上面がフローシート2
3の位置を通過した後(即ち、検出ヘッドが図2に示す
h2 になった後)は、ファンポンプモータ13bを再び
急速に減速する(後期急減速)。このように、フローシ
ート23の両面間に発生する差圧が問題となる状況(即
ち、液最上面がフローシート23の位置を落下していく
間)だけはファンポンプモータ13bを緩慢に減速し、
問題となる差圧の発生を防止しながら、その他の条件下
ではファンポンプモータ13bを急速に減速するように
するので、ヘッドボックス11内で負圧や差圧の発生が
装置上問題とならないように抑制しながら、全体として
速やかにファンポンプモータ13bを減速して、短期間
に停止させることができる。また、バキュームブレーカ
使用のような不具合もない。
3の位置を通過した後(即ち、検出ヘッドが図2に示す
h2 になった後)は、ファンポンプモータ13bを再び
急速に減速する(後期急減速)。このように、フローシ
ート23の両面間に発生する差圧が問題となる状況(即
ち、液最上面がフローシート23の位置を落下していく
間)だけはファンポンプモータ13bを緩慢に減速し、
問題となる差圧の発生を防止しながら、その他の条件下
ではファンポンプモータ13bを急速に減速するように
するので、ヘッドボックス11内で負圧や差圧の発生が
装置上問題とならないように抑制しながら、全体として
速やかにファンポンプモータ13bを減速して、短期間
に停止させることができる。また、バキュームブレーカ
使用のような不具合もない。
【0036】抄紙機には、例えば紙切れや用具切れ等の
緊急停止(パルプ液の送液停止)を要する場面が多々発
生するが、本方法によれば、問題となる負圧や差圧の発
生を防止して、装置の性能低下を防止し装置の寿命向上
を図りながら、速やかにパルプ送液の停止を行なうこと
ができ、効率的に緊急停止を行なうことができるなど、
装置操作を大幅に向上させることができる。
緊急停止(パルプ液の送液停止)を要する場面が多々発
生するが、本方法によれば、問題となる負圧や差圧の発
生を防止して、装置の性能低下を防止し装置の寿命向上
を図りながら、速やかにパルプ送液の停止を行なうこと
ができ、効率的に緊急停止を行なうことができるなど、
装置操作を大幅に向上させることができる。
【0037】次に、第2実施形態について説明すると、
本実施形態は、特に図示しないがファンポンプモータ1
3bの回転速度を検出する回転数センサをそなえてお
り、制御器32では、この回転数センサによって検出さ
れるファンポンプモータ13bの回転速度(単位時間当
たりの回転数)に基づいて、パルプ液の噴出が停止した
か否か及びパルプ液の上面がフローシート23の位置を
通過したか否かを推定しながら、ファンポンプモータ1
3bの減速を制御するようになっている。
本実施形態は、特に図示しないがファンポンプモータ1
3bの回転速度を検出する回転数センサをそなえてお
り、制御器32では、この回転数センサによって検出さ
れるファンポンプモータ13bの回転速度(単位時間当
たりの回転数)に基づいて、パルプ液の噴出が停止した
か否か及びパルプ液の上面がフローシート23の位置を
通過したか否かを推定しながら、ファンポンプモータ1
3bの減速を制御するようになっている。
【0038】つまり、図2(a),(b)に示すよう
に、定常運転時‘A’(ファンポンプモータ13bは要
求されるヘッドh0 と流量とによって決まる回転数n0
で運転される)から、減速を開始する場合、まず、初期
減速域(前期急減速域)‘B’では、回転数センサによ
って検出されたモータ回転数が、ヘッドボックス11か
らパルプ液の噴出が停止するヘッドh1 となる回転数n
1 に低下するまでは、ファンポンプモータ13bを急速
に減速する。
に、定常運転時‘A’(ファンポンプモータ13bは要
求されるヘッドh0 と流量とによって決まる回転数n0
で運転される)から、減速を開始する場合、まず、初期
減速域(前期急減速域)‘B’では、回転数センサによ
って検出されたモータ回転数が、ヘッドボックス11か
らパルプ液の噴出が停止するヘッドh1 となる回転数n
1 に低下するまでは、ファンポンプモータ13bを急速
に減速する。
【0039】回転数センサによって検出されたモータ回
転数がn1 まで低下したら、緩減速域‘C’に入り、フ
ァンポンプモータ13bを緩慢に減速する。これは、回
転数センサによって検出されたモータ回転数が、さら
に、パルプ液の上面がチューブバンク21を過ぎる(し
たがって、フローシート23も過ぎている)ようなヘッ
ドh2 となる回転数n2 に低下するまで、続行する。
転数がn1 まで低下したら、緩減速域‘C’に入り、フ
ァンポンプモータ13bを緩慢に減速する。これは、回
転数センサによって検出されたモータ回転数が、さら
に、パルプ液の上面がチューブバンク21を過ぎる(し
たがって、フローシート23も過ぎている)ようなヘッ
ドh2 となる回転数n2 に低下するまで、続行する。
【0040】回転数センサによって検出されたモータ回
転数がn2 まで低下した後は、後期減速域(後期急減速
域)‘D’となり、ファンポンプモータ13bを再び急
速に減速する。なお、この場合、図2に示すパルプ液の
噴出が停止するモータ回転数n1 及びパルプ液の上面が
チューブバンク21を過ぎるモータ回転数n2 は、実験
結果等に基づいて設定しうるが、モータ回転数n1 につ
いては、制御系,電気系,機械系,流体系の時間遅れを
考慮して設定する必要がある。
転数がn2 まで低下した後は、後期減速域(後期急減速
域)‘D’となり、ファンポンプモータ13bを再び急
速に減速する。なお、この場合、図2に示すパルプ液の
噴出が停止するモータ回転数n1 及びパルプ液の上面が
チューブバンク21を過ぎるモータ回転数n2 は、実験
結果等に基づいて設定しうるが、モータ回転数n1 につ
いては、制御系,電気系,機械系,流体系の時間遅れを
考慮して設定する必要がある。
【0041】また、ポンプ性能曲線等から判定にかかる
モータ回転数n1 ,n2 を事前に決定しておくことも考
えられるが、この場合、チューブバンク21,スクリー
ン14,配管等の圧力損失や液面の変化等の影響がある
ため、やや誤差が大きくなるため、これを考慮する必要
がある。回転数センサによって検出されたモータ回転数
をこのような判定値n1 と比較して、パルプ液の噴出が
停止したか否かを推定する場合、初期減速域‘B’で
は、減速開始時には十分に大きな減速率(最大減速)で
減速し、判定値n1 に基づく推定誤差を見込んで、回転
数センサによって検出されたモータ回転数が判定値n1
まで低下する前に〔即ち、回転数が(n1 +β)に低下
した時点で、ただし、β>0〕、ファンポンプモータ1
3bの減速を中減速に緩めるように制御することも有効
である。
モータ回転数n1 ,n2 を事前に決定しておくことも考
えられるが、この場合、チューブバンク21,スクリー
ン14,配管等の圧力損失や液面の変化等の影響がある
ため、やや誤差が大きくなるため、これを考慮する必要
がある。回転数センサによって検出されたモータ回転数
をこのような判定値n1 と比較して、パルプ液の噴出が
停止したか否かを推定する場合、初期減速域‘B’で
は、減速開始時には十分に大きな減速率(最大減速)で
減速し、判定値n1 に基づく推定誤差を見込んで、回転
数センサによって検出されたモータ回転数が判定値n1
まで低下する前に〔即ち、回転数が(n1 +β)に低下
した時点で、ただし、β>0〕、ファンポンプモータ1
3bの減速を中減速に緩めるように制御することも有効
である。
【0042】もちろん、判定値n1 に基づく推定制度が
高ければ、回転数センサによって検出されたモータ回転
数が判定値n1 まで低下するまで、極めて大きな減速率
で減速を行なってもよい。本発明の第2実施形態として
のパルプ送液停止制御方法は、上述のように構成されて
いるので、回転数センサによって検出されたモータ回転
数に基づいて、パルプ液の噴出が停止したか否か及びパ
ルプ液の上面がフローシート23の位置を通過したか否
かを推定しながら、ファンポンプモータ13bの減速を
制御する。
高ければ、回転数センサによって検出されたモータ回転
数が判定値n1 まで低下するまで、極めて大きな減速率
で減速を行なってもよい。本発明の第2実施形態として
のパルプ送液停止制御方法は、上述のように構成されて
いるので、回転数センサによって検出されたモータ回転
数に基づいて、パルプ液の噴出が停止したか否か及びパ
ルプ液の上面がフローシート23の位置を通過したか否
かを推定しながら、ファンポンプモータ13bの減速を
制御する。
【0043】つまり、作動中のファンポンプモータ13
bを停止させようとする場合、まず、回転数センサの検
出結果からパルプ液の噴出が停止したと判定できるまで
は(即ち、モータ回転数が判定値n1 に低下するまで
は)、ファンポンプモータ13bを急速に減速する(前
期急減速)。そして、回転数センサの検出結果からパル
プ液の噴出が停止したと判定できたら(即ち、モータ回
転数が判定値n1 になったら)、パルプ液の上面がフロ
ーシート23の位置を通過し終えるまでは(即ち、モー
タ回転数が判定値n2 に低下するまでは)ファンポンプ
モータ13bを緩慢に減速する(緩減速)。
bを停止させようとする場合、まず、回転数センサの検
出結果からパルプ液の噴出が停止したと判定できるまで
は(即ち、モータ回転数が判定値n1 に低下するまで
は)、ファンポンプモータ13bを急速に減速する(前
期急減速)。そして、回転数センサの検出結果からパル
プ液の噴出が停止したと判定できたら(即ち、モータ回
転数が判定値n1 になったら)、パルプ液の上面がフロ
ーシート23の位置を通過し終えるまでは(即ち、モー
タ回転数が判定値n2 に低下するまでは)ファンポンプ
モータ13bを緩慢に減速する(緩減速)。
【0044】さらに、パルプ液の上面がフローシート2
3の位置を通過した後(即ち、モータ回転数が判定値n
2 に低下して以後)は、ファンポンプモータ13bを再
び急速に減速する(後期急減速)。このように、フロー
シート23の両面間に発生する差圧が問題となる状況だ
けはファンポンプモータ13bを緩慢に減速し、問題と
なる差圧の発生を防止しながら、その他の条件下ではフ
ァンポンプモータ13bを急速に減速するようにするの
で、ヘッドボックス11内で負圧や差圧の発生が装置上
問題とならないように抑制しながら、全体として速やか
にファンポンプモータ13bを減速して、短期間に停止
させることができ、パルプ送液の装置、延いては、抄紙
機の性能低下を防止し装置の寿命向上を図りながら、効
率的に緊急停止を行なうことができるなど、装置操作を
大幅に向上させることができる。
3の位置を通過した後(即ち、モータ回転数が判定値n
2 に低下して以後)は、ファンポンプモータ13bを再
び急速に減速する(後期急減速)。このように、フロー
シート23の両面間に発生する差圧が問題となる状況だ
けはファンポンプモータ13bを緩慢に減速し、問題と
なる差圧の発生を防止しながら、その他の条件下ではフ
ァンポンプモータ13bを急速に減速するようにするの
で、ヘッドボックス11内で負圧や差圧の発生が装置上
問題とならないように抑制しながら、全体として速やか
にファンポンプモータ13bを減速して、短期間に停止
させることができ、パルプ送液の装置、延いては、抄紙
機の性能低下を防止し装置の寿命向上を図りながら、効
率的に緊急停止を行なうことができるなど、装置操作を
大幅に向上させることができる。
【0045】なお、本発明のパルプ送液停止制御方法
は、パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過す
る間だけは、確実に、モータ13bの減速を緩慢にし
て、この間にフローシート23の両面間に発生し易い差
圧を低減し、これ以外の状況下ではモータ13bの減速
をできるだけ速やかに行なって、モータ13bの停止ま
での時間を短縮しようとするものであり、パルプ液の上
面がフローシート23の位置を通過するか否かの判定
は、上述の各実施形態に示すものに限定されない。
は、パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過す
る間だけは、確実に、モータ13bの減速を緩慢にし
て、この間にフローシート23の両面間に発生し易い差
圧を低減し、これ以外の状況下ではモータ13bの減速
をできるだけ速やかに行なって、モータ13bの停止ま
での時間を短縮しようとするものであり、パルプ液の上
面がフローシート23の位置を通過するか否かの判定
は、上述の各実施形態に示すものに限定されない。
【0046】つまり、何らかの手段で、パルプ液の上面
がフローシート23の位置を通過しているか否かを判定
又は推定できれば、これに基づいてモータ13bの減速
を制御すればよいものである。例えば各実施形態では、
パルプ液の噴出が停止した時点で、前期急減速から緩減
速に移行しており、パルプ液の噴出が停止してからパル
プ液の上面がフローシート23の位置を通過し始める直
前まで(ただし、この期間は短いものと考えられる)
は、パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過し
ていないにもかかわらず緩減速が行なわれている。
がフローシート23の位置を通過しているか否かを判定
又は推定できれば、これに基づいてモータ13bの減速
を制御すればよいものである。例えば各実施形態では、
パルプ液の噴出が停止した時点で、前期急減速から緩減
速に移行しており、パルプ液の噴出が停止してからパル
プ液の上面がフローシート23の位置を通過し始める直
前まで(ただし、この期間は短いものと考えられる)
は、パルプ液の上面がフローシート23の位置を通過し
ていないにもかかわらず緩減速が行なわれている。
【0047】これに対して、パルプ液の上面がフローシ
ート23の位置を通過し始める直前を確実に検知できれ
ば、この間(パルプ液の噴出が停止してからパルプ液の
上面がフローシート23の位置を通過し始める直前まで
の間)も前期急減速とすることができ、それだけ、停止
時間を短縮することができる。ただし、これにより短縮
しうる時間は僅かであり、各実施形態の方法でも、停止
時間の短縮効果は十分に得られるものである。
ート23の位置を通過し始める直前を確実に検知できれ
ば、この間(パルプ液の噴出が停止してからパルプ液の
上面がフローシート23の位置を通過し始める直前まで
の間)も前期急減速とすることができ、それだけ、停止
時間を短縮することができる。ただし、これにより短縮
しうる時間は僅かであり、各実施形態の方法でも、停止
時間の短縮効果は十分に得られるものである。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のパルプ送液停止制御方法によれば、まず、ヘッド
ボックスからパルプ液の噴出が停止するまではファンポ
ンプを駆動する電動機を急速に減速し、パルプ液の噴出
が停止したら、パルプ液の上面がフローシートの位置を
通過するまでは電動機を緩慢に減速し、パルプ液の上面
がフローシートの位置を通過した後は電動機を再び急速
に減速するので、負圧や差圧が問題となる状況を回避し
ながら電動機を速やかに停止されることができ、例えば
パルプ送液緊急停止等を短期間に行なうことができ、パ
ルプ送液装置、延いては、抄紙機の性能低下を防止し装
置の寿命向上を図りながら、緊急停止等の装置操作性を
大幅に向上させることができる利点がある。
発明のパルプ送液停止制御方法によれば、まず、ヘッド
ボックスからパルプ液の噴出が停止するまではファンポ
ンプを駆動する電動機を急速に減速し、パルプ液の噴出
が停止したら、パルプ液の上面がフローシートの位置を
通過するまでは電動機を緩慢に減速し、パルプ液の上面
がフローシートの位置を通過した後は電動機を再び急速
に減速するので、負圧や差圧が問題となる状況を回避し
ながら電動機を速やかに停止されることができ、例えば
パルプ送液緊急停止等を短期間に行なうことができ、パ
ルプ送液装置、延いては、抄紙機の性能低下を防止し装
置の寿命向上を図りながら、緊急停止等の装置操作性を
大幅に向上させることができる利点がある。
【0049】請求項2記載の本発明のパルプ送液停止制
御方法によれば、圧力センサが、ファンポンプ圧力セン
サにからヘッドボックスへ至る送液路の装備され水圧ヘ
ッドを検出して、この検出結果に基づいて、ヘッドボッ
クスからパルプ液の噴出が停止すると判定できるまでは
ファンポンプを駆動する電動機を急速に減速し、パルプ
液の噴出が停止したと判定できたら、さらにパルプ液の
上面がフローシートの位置を通過すると判定できるまで
は電動機を緩慢に減速し、パルプ液の上面がフローシー
トの位置を通過したと判定できた後は電動機を再び急速
に減速するので、負圧や差圧が問題となる状況を確実且
つ的確に回避しながら電動機を速やかに停止されること
ができ、装置の性能低下を防止し装置の寿命向上を図り
ながら、緊急停止等の装置操作性を大幅に向上させるこ
とができる利点がある。
御方法によれば、圧力センサが、ファンポンプ圧力セン
サにからヘッドボックスへ至る送液路の装備され水圧ヘ
ッドを検出して、この検出結果に基づいて、ヘッドボッ
クスからパルプ液の噴出が停止すると判定できるまでは
ファンポンプを駆動する電動機を急速に減速し、パルプ
液の噴出が停止したと判定できたら、さらにパルプ液の
上面がフローシートの位置を通過すると判定できるまで
は電動機を緩慢に減速し、パルプ液の上面がフローシー
トの位置を通過したと判定できた後は電動機を再び急速
に減速するので、負圧や差圧が問題となる状況を確実且
つ的確に回避しながら電動機を速やかに停止されること
ができ、装置の性能低下を防止し装置の寿命向上を図り
ながら、緊急停止等の装置操作性を大幅に向上させるこ
とができる利点がある。
【図1】本発明の一実施形態としてのパルプ送液停止制
御方法にかかるパルプ送液装置の構成を示す模式図であ
る。
御方法にかかるパルプ送液装置の構成を示す模式図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態としてのパルプ送液停止制
御方法を説明するタイムチャートであり、(A)はファ
ンポンプの水圧ヘッドに関し、(B)はファンポンプの
回転数に関する。
御方法を説明するタイムチャートであり、(A)はファ
ンポンプの水圧ヘッドに関し、(B)はファンポンプの
回転数に関する。
【図3】本発明の一実施形態としてのパルプ送液停止制
御方法にかかるヘッドボックスの構造を示す模式的断面
図である。
御方法にかかるヘッドボックスの構造を示す模式的断面
図である。
【図4】従来のパルプ送液停止制御方法にかかるパルプ
送液装置の構成を示す模式図である。
送液装置の構成を示す模式図である。
1 噴流 2 白液 11 ヘッドボックス 12 脱水部 12A パルプ液送給部 12B,12C ワイヤ 12D,12E,12F ロール 13 ファンポンプ(送液ポンプ) 13a ファンポンプ本体 13b ファンポンプモータ(電動機) 14 スクリーン 15 サイロ 16 吸引配管 17 供給配管 18 パルプ液供給管(送液路) 19 バキュームブレーカ 21 チューブバンク 22 細管 23 フローシート 24 ノズル 31 圧力センサ 32 制御器
Claims (2)
- 【請求項1】 ファンポンプと、フローシートを有し該
ファンポンプからのパルプ液を抄紙機へ噴射するヘッド
ボックスとをそなえ、該ファンポンプから該ヘッドボッ
クスへの該パルプ液の送液停止を制御するパルプ送液停
止制御方法において、 該ヘッドボックスから該パルプ液の噴出が停止するまで
は該ファンポンプを駆動する電動機を急速に減速し、 その後、該パルプ液の上面が該フローシートの位置を通
過するまでは該電動機を緩慢に減速し、 該パルプ液の上面が該フローシートの位置を通過した後
は該電動機を再び急速に減速することを特徴とする、パ
ルプ送液停止制御方法。 - 【請求項2】 該ファンポンプから該ヘッドボックスへ
至る送液路に装備された圧力センサによる水圧ヘッドの
検出結果に基づいて、上記のパルプ液の噴出停止及び上
記のパルプ液上面位置を判定して、上記の電動機の減速
制御を行なうことを特徴とする、請求項1記載のパルプ
送液停止制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451097A JPH10317293A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | パルプ送液停止制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12451097A JPH10317293A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | パルプ送液停止制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317293A true JPH10317293A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14887282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12451097A Withdrawn JPH10317293A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | パルプ送液停止制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071160A3 (en) * | 2004-01-23 | 2005-10-27 | Buckman Labor Inc | Process for making paper |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12451097A patent/JPH10317293A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005071160A3 (en) * | 2004-01-23 | 2005-10-27 | Buckman Labor Inc | Process for making paper |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |