JPH10317595A - 屋根構造及び該屋根構造に用いる制振折板屋根カバー - Google Patents

屋根構造及び該屋根構造に用いる制振折板屋根カバー

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JPH10317595A
JPH10317595A JP13371597A JP13371597A JPH10317595A JP H10317595 A JPH10317595 A JP H10317595A JP 13371597 A JP13371597 A JP 13371597A JP 13371597 A JP13371597 A JP 13371597A JP H10317595 A JPH10317595 A JP H10317595A
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JP
Japan
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damping
folded plate
vibration
roof
plate
Prior art date
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Application number
JP13371597A
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English (en)
Inventor
Kazuki Futagawa
和貴 二川
Hitomi Goto
仁見 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストの増大を抑制しつつ、良好な遮音性
能を発揮させることが出来る制振折板屋根カバー及び該
屋根カバーを用いた屋根構造を提供する。 【解決手段】制振折板屋根カバー部材14は、折板配設
方向に沿って延設する平板状のカバー本体15と、一対
の塩化ビニル樹脂被覆鋼板を折り曲げ加工して形成さ
れ、この平板部8の左右両側に一体に突設されることに
より、山部5,5間に挿通されて係止する一対の脚部
9,9と、制振折板屋根カバー部材14の脚部9,9が
突設される裏面側14aに設けられて、折板2方向へ伝
達される振動を吸収する複数の平板状の制振材16…と
によって主に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、山部と谷部とを
交互に折曲形成した折板を有する屋根構造及び該屋根構
造に用いる制振折板屋根カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の折板屋根カバーを用いた
屋根構造としては、図7に示すようなものが知られてい
る。
【0003】このようなものでは、屋根部1が、主に、
折板2と、この折板2の上面側に配設される平面材3
と、これらの折板2及び平面材3との間に介在すること
により、前記平面材3を支持する補強支持材4とから主
に構成されている。
【0004】このうち、鋼板を折曲形成してなる折板2
には、山部5,5と谷部6…とが交互に略均等間隔で設
けられている。
【0005】そして、この山部5の左右両側には、円弧
状の膨出部7,7が被嵌合部として設けられており、図
示省略のタイトフレームの上端部をこの膨出部7,7の
内側に嵌合させるようにしている。
【0006】前記補強支持材4は、一枚の塩化ビニル樹
脂被覆鋼板を折り曲げ加工して形成されており、前記平
面材3に当接する平板部8と、この平板部8の左右両側
に突設された一対の脚部9,9とによって主に構成され
ている。
【0007】このうち、脚部9は、前記平板部8の側端
縁から所定幅内側位置より、鉛直に垂下する垂直片10
と、この垂直片10の下端から外側へ向けて斜め上向き
に延設される傾斜片11と、この傾斜片11の先端に形
成されて内側に折り返される折り返し片12とによって
主に構成されている。
【0008】次に、この従来のものの作用を説明する。
このように構成された従来のものでは、まず、折板2の
谷部6,6間に補強支持材4を装着する。補強支持材4
は、前記脚部9,9を谷部6に向けて押し込むことによ
り、平板部8が、前記山部5,5間に跨り、前記折り返
し片12,12が、前記膨出部7,7に嵌合した状態で
折板2に装着される(特開平2−282558号公報参
照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものでは、屋根部1の平面材3上に、降雨が
あると、雨水の当接による打撃音が、前記補強支持材4
の平板部8で反響して、折板2へ伝わり、前記タイトフ
レーム等の屋根構造体から屋内へ進入する虞があた。
【0010】このため、前記折板2裏面側全面に、制振
シートを貼設することにより、進入音の増大を抑制する
ことも考えられるが、この場合、制振シートは、山部5
及び谷部6を交互に折曲形成する前記折板2裏面側全面
に設けられるので、制振シートの面積が増大して、製造
コストが上昇してしまうといった問題があった。
【0011】そこで、この発明は、製造コストの増大を
抑制しつつ、良好な遮音性能を発揮させることが出来る
制振折板屋根カバー及び該屋根カバーを用いた屋根構造
を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、山部と谷部
とを交互に折曲形成した折板の上面に、該折板配設方向
に沿って延設する平板部から、前記山部間に挿通されて
係止する脚部を突設した制振折板屋根カバーを設け、該
制振折板屋根カバーには、前記平板部から前記折板方向
へ伝達される振動を吸収する制振材を設ける屋根構造を
特徴としている。
【0013】このように構成された請求項1記載のもの
では、制振折板屋根カバーに設けられた制振材が、前記
平板部から前記折板方向へ伝達される振動を吸収する。
【0014】このため、降雨等により、雨水等が当接し
て、平板部を打撃して打撃音を発しても、該打撃音は、
前記制振折板屋根カバーに設けられた制振材によって伝
達される振動が吸収されて反響しない。
【0015】従って、前記打撃音が、従来の様に折板へ
伝わり、前記タイトフレーム等の屋根構造体から屋内へ
進入する虞が減少する。
【0016】しかも、前記折板裏面側全面に制振シート
を設ける場合に比して、貼設面積を少なくすることがで
きるので、製造コストの増大を抑制しつつ、良好な遮音
性能を発揮させることが出来る。
【0017】また、請求項2に記載されたものでは、前
記制振材は、前記平板部の前記脚部が突設される裏面側
に設けられる請求項1記載の制振折板屋根カバーを特徴
としている。
【0018】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記制振材が、前記平板部の前記脚部が突設され
る裏面側に設けられるので、直接、雨水等が当接するこ
となく、制振材の耐久性を向上させることが出来る。
【0019】また、雨水の打撃音の響く平板部分に、効
果的に貼設する事により、更に、製造コストの増大を抑
制することができる。
【0020】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記制振材は、屋根構造上部パネルと、前記平板部との
間に介在して配設される請求項1記載の屋根構造を特徴
としている。
【0021】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記制振材が、前記屋根構造上部パネルと、前記
平板部との間に介在して配設されているので、該屋根構
造上部パネルから前記折板方向へ伝えられる振動が、該
制振材によって吸収されて、減少する。
【0022】このため、折板に隣接されるタイトフレー
ム等の屋根構造体下部から屋内へ、雨水の打撃音等が進
入する虞が減少し、良好な遮音性能を得ることが出来
る。
【0023】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図面を参照しつつ説明する。
【0024】図1は、この発明の実施の形態1を示すも
のである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分につ
いては、同一符号を付して説明する。
【0025】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、屋根部13が、主に、折板2と、この折
板2の上面側に配設される制振折板屋根カバー部材1
4,14とから構成されている。
【0026】このうち、鋼板を折曲形成してなる折板2
には、山部5,5と谷部6…とが交互に略均等間隔で設
けられている。
【0027】そして、この山部5の左右両側には、円弧
状の膨出部7,7が被嵌合部として設けられており、図
示省略のタイトフレームの上端部をこの膨出部7,7の
内側に嵌合させるようにしている。
【0028】前記制振折板屋根カバー部材14は、折板
配設方向に沿って延設する平板状のカバー本体15と、
一対の塩化ビニル樹脂被覆鋼板を折り曲げ加工されて一
体形成され、この平板部8の左右両側に突設されること
により、前記山部5,5間に挿通されて係止する一対の
脚部9,9と、前記制振折板屋根カバー部材14の前記
脚部9,9が突設される裏面側14aに設けられて、前
記折板2方向へ伝達される振動を吸収する平板状の制振
材16,16とによって主に構成されている。
【0029】このうち、脚部9は、前記カバー本体15
の側端縁から所定幅内側位置より、鉛直に垂下する垂直
片10と、この垂直片10の下端から外側へ向けて斜め
上向きに延設される傾斜片11と、この傾斜片11の先
端に形成されて内側に折り返される折り返し片12とに
よって主に構成されている。
【0030】そして、この垂直片10,10間には、前
記制振材16が、貼設されている。
【0031】また、この垂直片10,10の両外側位置
で、折曲により、前記平板部8と二重鋼板となる部分に
も制振材16,16が設けられている。
【0032】これらの制振材16は、特開平8−211
457号に示されるように、スチレン・イソプレンブロ
ックコポリマーと無機粉体(例えば、酸化鉄,酸化チタ
ン,酸化マグネシウム等の金属酸化物,粒子金属,クレ
ー,タルク,マイカ,石英粉等の鉱物系粉砕体,ガラス
繊維,ガラス粉,炭酸カルシウム,石膏等が挙げられ、
これらは単独でも良く、二種以上を併用してもよい。)
とポリオレフィン系樹脂とからなる樹脂組成物(ポリオ
レフィン系樹脂100重量部に対して無機粉体50〜5
00重量部)で形成されている。
【0033】また、この実施の形態1では、これらの制
振材16の厚さが、約0.8mmに設定されている。
【0034】次に、この実施の形態1の作用を説明す
る。
【0035】このように構成された実施の形態1のもの
では、まず、折板2の谷部6,6間に制振折板屋根カバ
ー部材14,14が装着される。制振折板屋根カバー1
4は、前記脚部9,9が谷部6に向けて押し込まれるこ
とにより、各カバー本体15,15が、前記山部5,5
間に跨って折板2上部を略全面覆い、前記折り返し片1
2,12が、前記膨出部7,7に嵌合された状態で折板
2に装着される。
【0036】この制振折板屋根カバー部材14,14に
設けられた制振材16,16が、前記カバー本体15,
15から前記折板2方向へ伝達される振動を吸収する。
【0037】このため、降雨等により、雨水等が当接し
て、カバー本体15を打撃して打撃音を発しても、この
打撃音は、前記制振折板屋根カバー部材14に設けられ
た制振材16によって伝達される振動が吸収されて反響
しない。
【0038】従って、前記打撃音が、従来の様に折板2
へ伝わり、前記タイトフレーム等の屋根構造体から屋内
へ進入する虞が減少する。
【0039】しかも、この実施の形態1では、制振シー
ト16…が、裏面側に3分割されて設けられている。こ
のため、前記折板裏面側全面に制振シート16を設ける
場合に比して、貼設面積を少なくすることができるの
で、製造コストの増大を抑制しつつ、良好な遮音性能を
発揮させることが出来る。
【0040】また、前記制振材16が、前記カバー本体
15の前記脚部9,9が突設される裏面側14aに設け
られるので、直接、制振材16に雨水等が当接すること
なく、制振材16の耐久性を向上させることが出来る。
【0041】また、雨水の打撃音の響く平板部分に、効
果的に制振材16を貼設する事により、更に、製造コス
トの増大を抑制することができる。
【0042】
【発明の実施の形態2】図2は、この発明の実施の形態
2を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃
至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0043】まず、構成を説明すると、この実施の形態
2のものでは、屋根部13が、主に、折板2と、この折
板2の上面側に配設される制振折板屋根カバー部材1
4,14とから構成されている。
【0044】このうち、鋼板を折曲形成してなる折板2
には、山部5,5と谷部6…とが交互に略均等間隔で設
けられている。
【0045】そして、この山部5の左右両側には、円弧
状の膨出部7,7が被嵌合部として設けられており、図
示省略のタイトフレームの上端部をこの膨出部7,7の
内側に嵌合させるようにしている。
【0046】前記制振折板屋根カバー部材14は、折板
配設方向に沿って延設する平板状のカバー本体15と、
一対の塩化ビニル樹脂被覆鋼板を折り曲げ加工して形成
され、この平板部8の左右両側に突設されることによ
り、前記山部5,5間に挿通されて係止する一対の脚部
9,9と、前記制振折板屋根カバー部材14の前記脚部
9,9が突設される裏面側14aに設けられて、前記折
板2方向へ伝達される振動を吸収する平板状の制振材1
6とによって主に構成されている。
【0047】このうち、脚部9は、前記カバー本体15
の側端縁から所定幅内側位置より、鉛直に垂下する垂直
片10と、この垂直片10の下端から外側へ向けて斜め
上向きに延設される傾斜片11と、この傾斜片11の先
端に形成されて内側に折り返される折り返し片12とに
よって主に構成されている。
【0048】そして、この垂直片10の上端縁10aに
は、前記制振材16の下面部16aが、接続されて、カ
バー部材15と、前記脚部9の上端縁10aとの間に、
前記制振材16が介在される構成としている。この実施
の形態1では、制振材16が、カバー本体15の裏面側
14a略全面に渡って設けられている。
【0049】これらの制振材16は、特開平8−211
457号に示されるように、スチレン・イソプレンブロ
ックコポリマーと無機粉体(例えば、酸化鉄,酸化チタ
ン,酸化マグネシウム等の金属酸化物,粒子金属,クレ
ー,タルク,マイカ,石英粉等の鉱物系粉砕体,ガラス
繊維,ガラス粉,炭酸カルシウム,石膏等が挙げられ、
これらは単独でも良く、二種以上を併用してもよい。)
とポリオレフィン系樹脂とからなる樹脂組成物(ポリオ
レフィン系樹脂100重量部に対して無機粉体50〜5
00重量部)で形成されている。
【0050】また、この実施の形態2では、これらの制
振材16の厚さが、約0.8mmに設定されている。
【0051】次に、この実施の形態2の作用を説明す
る。
【0052】このように構成された実施の形態2のもの
では、まず、折板2の谷部6,6間に制振折板屋根カバ
ー部材14,14が装着される。制振折板屋根カバー1
4は、前記脚部9,9が谷部6に向けて押し込まれるこ
とにより、各カバー本体15,15が、前記山部5,5
間に跨って折板2上部を略全面覆い、前記折り返し片1
2,12が、前記膨出部7,7に嵌合された状態で折板
2に装着される。
【0053】この制振折板屋根カバー部材14,14に
設けられた制振材16,16が、前記カバー本体15,
15から前記折板2方向へ伝達される振動を吸収する。
【0054】このため、降雨等により、雨水等が当接し
て、カバー本体15を打撃して打撃音を発しても、この
打撃音は、前記制振折板屋根カバー部材14に設けられ
た制振材16によって伝達される振動が吸収されて反響
しない。
【0055】従って、前記打撃音が、従来の様に折板2
へ伝わり、前記タイトフレーム等の屋根構造体から屋内
へ進入する虞が減少する。
【0056】しかも、前記折板裏面側全面に制振シート
を設ける場合に比して、貼設面積を少なくすることがで
きるので、製造コストの増大を抑制しつつ、良好な遮音
性能を発揮させることが出来る。
【0057】また、前記制振材16が、前記カバー本体
15の前記脚部9,9が突設される裏面側14aに設け
られるので、直接、制振材16に雨水等が当接すること
なく、制振材16の耐久性を向上させることが出来る。
【0058】また、雨水の打撃音の響く平板部分に、効
果的に制振材16を貼設する事により、更に、製造コス
トの増大を抑制することができる。
【0059】そして、前記カバー本体15の前記脚部
9,9が突設される裏面側に、制振材が設けられて、カ
バー本体15と前記脚部垂直片10,10の上端縁10
a,10aとの間に介在されている。
【0060】このため、カバー本体15から脚部9方向
へ向けて伝達される振動が、全てこの制振材16を通過
してから折板2方向へ伝達されるので、制振材16で略
吸収される。したがって、更に遮音性能が良好である。
【0061】
【実施の形態3】図3は、この発明の実施の形態3の制
振折板屋根カバー部材14,14を用いた屋根構造を示
すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等
な部分については同一符号を付して説明する。
【0062】この実施の形態3の屋根部23では、前記
制振折板屋根カバー部材本体15の上面15aに、屋根
構造体上部を構成する平板状の平面材3が載置されてい
る。
【0063】次に、この実施の形態3の作用について説
明する。
【0064】この実施の形態3では、平面材3の上面3
aに雨水が、当接しても、制振折板屋根カバー部材14
に設けられた制振材16が、前記カバー本体14から前
記折板2方向へ伝達される振動を吸収する。
【0065】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態2と略同一であるので説明を省略する。
【0066】
【実施の形態4】図4は、この発明の実施の形態4の屋
根構造を示すものである。なお、前記実施の形態1〜3
と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明
する。
【0067】この実施の形態4の屋根部33では、前記
制振折板屋根カバー部材本体15の裏面15bに、前記
垂直片10,10の上端縁10a,10aが一体に接続
されている。このカバー部材本体裏面15bには、複数
の制振材16…が貼設されている。そして、このカバー
本体15の上面15aには、屋根構造体上部を構成する
平板状の平面材3が載置されている。
【0068】次に、この実施の形態4の作用について説
明する。
【0069】この実施の形態4では、平面材3の上面3
aに雨水が、当接しても、制振折板屋根カバー本体裏面
15bに設けられた制振材16…が、最も打撃音が反響
しやすい平板状のカバー本体15に貼設されているの
で、前記カバー本体14から前記折板2方向へ伝達され
る前に振動を吸収する。
【0070】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1〜3と略同一であるので説明を省略する。
【0071】
【実施の形態5】図5は、この発明の実施の形態5を示
すものである。なお、前記実施の形態1〜4と同一乃至
均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0072】この実施の形態5の屋根部43では、前記
制振折板屋根カバー部材本体15の上面15aに、制振
材16が貼設されている。そして、このカバー本体15
の上方には、屋根構造体上部を構成する平板状の平面材
3が載置されることにより、制振材16が、平面材3
と、前記カバー本体15との間に介在して配設されるよ
うにしている。
【0073】次に、この実施の形態5の作用について説
明する。
【0074】この実施の形態5では、平面材3の上面3
aに雨水が、当接しても、制振折板屋根カバー本体上面
15aに設けられた制振材16…が、最も打撃音が反響
しやすい平板状のカバー本体15に貼設されているの
で、この制振折板屋根カバー部材14から前記折板2方
向へ伝達される前に振動を吸収する。
【0075】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1〜4と略同一であるので説明を省略する。
【0076】
【実施の形態6】図6は、この発明の実施の形態5を示
すものである。なお、前記実施の形態1〜5と同一乃至
均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0077】この実施の形態6の屋根部53では、前記
制振折板屋根カバー部材本体15の上面15aに、制振
材16が貼設されている。そして、このカバー本体15
の上方には、屋根構造体上部を構成する平板状の平面材
3が載置されている。
【0078】また、この実施の形態6では、脚部9,9
の垂直片10,10の外側面部10b,10bにも、制
振材16,16が貼設されている。
【0079】次に、この実施の形態6の作用について説
明する。
【0080】この実施の形態6では、平面材3の上面3
aに雨水が、当接しても、制振折板屋根カバー本体上面
15aに設けられた制振材16…が、最も打撃音が反響
しやすい平板状のカバー本体15に貼設されているの
で、前記カバー本体15から前記折板2方向へ伝達され
る前に振動を吸収する。
【0081】また、脚部9,9に設けられた垂直片1
0,10の外側面10b,10bに制振材16,16
が、この垂直片10,10を介して前記折板2方向へ伝
えられる振動を吸収して減少させる。
【0082】このため、折板に隣接されるタイトフレー
ム等の屋根構造体下部から屋内へ、雨水の打撃音等が進
入する虞が減少し、良好な遮音性能を得ることが出来
る。
【0083】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1〜5と略同一であるので説明を省略する。
【0084】以上、この発明の実施の形態1〜6を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態
1〜6に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0085】例えば、前記実施の形態2では、制振材1
6が、カバー本体15の裏面側14a略全面に渡って設
けられているが、特にこれに限らず、例えば、上端縁1
0aと裏面側14aとの接続する部分のみにこの制振材
16を設けるようにする等、前記制振折板屋根カバー部
材14に設けられて、この平板部であるカバー本体15
或いは平面材3と、前記脚部9の上端縁10aとの間に
介在されているものであるならば、形状,数量,材質が
どのような制振材であってもよい。
【0086】また、この実施の形態1では、これらの制
振材16の厚さが、約0.8mmに設定されているが、
厚みについても、特にこれに限定されるものではない。
【0087】また、前記実施の形態6では、上面15a
に加えて、脚部9,9の垂直片10,10の外側面部1
0b,10bにも、制振材16,16が貼設されている
が、特にこれに限らず、例えば、脚部9,9の垂直片1
0,10の外側面部10b,10bのみに制振材16を
貼設したり、或いは、垂直片10の内側面部や、これら
の外,内両側面部に制振材16,16を貼設する等、振
動を効果的に吸収して、屋内へ進入しようとする騒音を
効果的に減少させられる振動の反響部分或いは振動の伝
播経路に制振材を設ける構成であるならばよい。
【0088】また、前記カバー本体15の上面15a或
いは、前記屋根構造体上部を構成する平板状の平面材3
を、この制振折板屋根カバー部材14上方に位置するバ
ルコニーの床部としたり、アンテナ等の取付部材として
も良いことは当然である。
【0089】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、制振折板屋根カバーに設け
られた制振材が、前記平板部から前記折板方向へ伝達さ
れる振動を吸収する。
【0090】このため、降雨等により、雨水等が当接し
て、平板部を打撃して打撃音を発しても、該打撃音は、
前記制振折板屋根カバーに設けられた制振によって伝達
される振動が吸収されて反響しない。
【0091】従って、前記打撃音が、従来の様に折板へ
伝わり、前記タイトフレーム等の屋根構造体から屋内へ
進入する虞が減少する。
【0092】しかも、前記折板裏面側全面に制振シート
を設ける場合に比して、貼設面積を少なくすることがで
きるので、製造コストの増大を抑制しつつ、良好な遮音
性能を発揮させることが出来る。
【0093】また、請求項2に記載されたものでは、前
記制振材が、前記平板部の前記脚部が突設される裏面側
に設けられるので、直接、雨水等が当接することなく、
制振材の耐久性を向上させることが出来る。
【0094】また、雨水の打撃音の響く平板部分に、効
果的に貼設する事により、更に、製造コストの増大を抑
制することができる。
【0095】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記平板部の前記脚部が突設される裏面側に設けられた
制振材が、該平板部と、前記脚部の端縁との間に介在さ
れている。
【0096】このため、平板部から脚部方向へ向けて伝
達される振動が、該制振材で略吸収されるので、更に遮
音性能が良好である、という実用上有益な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の制振折板屋根カバー
で、折板に装着した様子を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態2の制振折板屋根カバー及び該屋根
カバーを用いた屋根構造を示す斜視図である。
【図3】実施の形態3の制振折板屋根カバー及び該屋根
カバーを用いた屋根構造を示す要部の断面図である。
【図4】実施の形態4の制振折板屋根カバー及び該屋根
カバーを用いた屋根構造を示す斜視図である。
【図5】実施の形態5の制振折板屋根カバー及び該屋根
カバーを用いた屋根構造を示す斜視図である。
【図6】実施の形態6の制振折板屋根カバー及び該屋根
カバーを用いた屋根構造を示す斜視図である。
【図7】従来例の建築構造体の支持構造を説明する斜視
図である。
【符号の説明】
2 折板 5 山部 6 谷部 9,9 脚部 10 垂直片 10a 上端縁(端縁) 13,23,33,43,53屋根部 14,34,44,54制振折板屋根カバー部材(制振
折板屋根カバー) 14a 裏面側 15 カバー本体 15a 上面 15b 裏面 16 制振材 16a 下面側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】山部と谷部とを交互に折曲形成した折板の
    上面に、該折板配設方向に沿って延設する平板部から、
    前記山部間に挿通されて係止する脚部を突設した制振折
    板屋根カバーを設け、該制振折板屋根カバーには、前記
    平板部から前記折板方向へ伝達される振動を吸収する制
    振材を設けることを特徴とする屋根構造。
  2. 【請求項2】前記制振材は、前記平板部の前記脚部が突
    設される裏面側に設けられることを特徴とする請求項1
    記載の屋根構造に用いる制振折板屋根カバー。
  3. 【請求項3】前記制振材は、前記屋根構造上部パネル
    と、前記平板部との間に介在して配設されることを特徴
    とする請求項1記載の屋根構造。
JP13371597A 1997-05-23 1997-05-23 屋根構造及び該屋根構造に用いる制振折板屋根カバー Pending JPH10317595A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009102869A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Sekisui Chem Co Ltd 制振建物
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KR102246890B1 (ko) * 2020-07-23 2021-04-30 스카이패널 주식회사 결속력을 가지는 지붕패널 조립체 및 이의 시공방법

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