JPH10317951A - 排気管接続構造および排気管接続方法 - Google Patents
排気管接続構造および排気管接続方法Info
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- JPH10317951A JPH10317951A JP12864997A JP12864997A JPH10317951A JP H10317951 A JPH10317951 A JP H10317951A JP 12864997 A JP12864997 A JP 12864997A JP 12864997 A JP12864997 A JP 12864997A JP H10317951 A JPH10317951 A JP H10317951A
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- F16L27/10—Adjustable joints; Joints allowing movement comprising a flexible connection only
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- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
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- F01N13/1838—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly characterised by the type of connection between parts of exhaust or silencing apparatus, e.g. between housing and tubes, between tubes and baffles
- F01N13/1844—Mechanical joints
- F01N13/1855—Mechanical joints the connection being realised by using bolts, screws, rivets or the like
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕切り板により複数の排気通路を内部に形成
した排気管において該排気管の振動により仕切り板が互
いに対して変位したときにも排気通路が互いに連通しな
いように排気管を互いに接続する。 【解決手段】 仕切り板により内部を分割されて形成さ
れた複数の排気通路を有する一対の排気管を前記仕切り
板を突き合わせて互いに接続する排気管接続構造におい
て、両仕切り板に密着しつつこれら仕切り板を互いに接
続する接続部材を具備しており、該接続部材に対する仕
切り板の変位に応じて前記接続部材を移動可能とする。
した排気管において該排気管の振動により仕切り板が互
いに対して変位したときにも排気通路が互いに連通しな
いように排気管を互いに接続する。 【解決手段】 仕切り板により内部を分割されて形成さ
れた複数の排気通路を有する一対の排気管を前記仕切り
板を突き合わせて互いに接続する排気管接続構造におい
て、両仕切り板に密着しつつこれら仕切り板を互いに接
続する接続部材を具備しており、該接続部材に対する仕
切り板の変位に応じて前記接続部材を移動可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排気管接続構造およ
び排気管接続方法に関する。
び排気管接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多気筒内燃機関では気筒毎に排気管が接
続され、排気ガスはこれら排気管を介して機関外へ排出
される。また、これら排気管の占有空間を小さくするた
めにこれら排気管を機関下流側において合流させて一つ
の排気管に接続する。ところが排気ガスは周期的に排出
される、すなわち機関排気行程毎に排出されるため脈動
する。したがって排気管を機関のすぐ下流で合流させる
と、ある一つの気筒からの排気ガスの脈動が排気管を介
して排気行程中にある他の気筒に影響する(排気干
渉)。このため、影響を及ぼされた気筒における排気性
能が低下するという問題がある。この問題を解決するた
めに実開昭60−32520では一枚の仕切り板により
内部を二分割して内部に二つの排気通路を形成した排気
管(以下、デュアル管)が提案されている。ここでは気
筒毎に接続された四つの排気管を互いに排気干渉しない
二つの排気管毎に合流させ、これら合流された排気管を
上記デュアル管の各排気通路に接続している。
続され、排気ガスはこれら排気管を介して機関外へ排出
される。また、これら排気管の占有空間を小さくするた
めにこれら排気管を機関下流側において合流させて一つ
の排気管に接続する。ところが排気ガスは周期的に排出
される、すなわち機関排気行程毎に排出されるため脈動
する。したがって排気管を機関のすぐ下流で合流させる
と、ある一つの気筒からの排気ガスの脈動が排気管を介
して排気行程中にある他の気筒に影響する(排気干
渉)。このため、影響を及ぼされた気筒における排気性
能が低下するという問題がある。この問題を解決するた
めに実開昭60−32520では一枚の仕切り板により
内部を二分割して内部に二つの排気通路を形成した排気
管(以下、デュアル管)が提案されている。ここでは気
筒毎に接続された四つの排気管を互いに排気干渉しない
二つの排気管毎に合流させ、これら合流された排気管を
上記デュアル管の各排気通路に接続している。
【0003】ところで上記デュアル管を互いに接続する
ときには仕切り板を互いに突き合わせて接続する。この
とき排気通路が互いに連通しないように仕切り板の先端
面を互いに隙間なく接触させなければならない。しかし
ながら、仕切り板が長すぎると仕切り板の先端面が互い
に衝突してデュアル管を互いに接続することができな
い。一方、仕切り板が短すぎると仕切り板の間に隙間が
できてしまう。そこで上記実開昭60−32520では
一方の仕切り板の先端部に溝を形成し、この溝に他方の
仕切り板を挿入して挟み込むようにしている。
ときには仕切り板を互いに突き合わせて接続する。この
とき排気通路が互いに連通しないように仕切り板の先端
面を互いに隙間なく接触させなければならない。しかし
ながら、仕切り板が長すぎると仕切り板の先端面が互い
に衝突してデュアル管を互いに接続することができな
い。一方、仕切り板が短すぎると仕切り板の間に隙間が
できてしまう。そこで上記実開昭60−32520では
一方の仕切り板の先端部に溝を形成し、この溝に他方の
仕切り板を挿入して挟み込むようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方の
仕切り板が他方の仕切り板を挟み込む構造ではデュアル
管が振動するとこれら仕切り板の先端が損傷し、デュア
ル管内の排気通路が互いに連通する可能性がある。本発
明の目的は仕切り板により内部を分割されて形成された
複数の排気通路を有する排気管において該排気管の振動
により仕切り板が互いに対して変位したときにも排気通
路が互いに連通することを抑制しつつ排気管を互いに接
続することにある。
仕切り板が他方の仕切り板を挟み込む構造ではデュアル
管が振動するとこれら仕切り板の先端が損傷し、デュア
ル管内の排気通路が互いに連通する可能性がある。本発
明の目的は仕切り板により内部を分割されて形成された
複数の排気通路を有する排気管において該排気管の振動
により仕切り板が互いに対して変位したときにも排気通
路が互いに連通することを抑制しつつ排気管を互いに接
続することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に一番目の発明によれば、仕切り板により内部を分割さ
れて形成された複数の排気通路を有する一対の排気管を
前記仕切り板を突き合わせて互いに接続する排気管接続
構造において、両仕切り板に密着しつつこれら仕切り板
を互いに接続する接続部材を具備しており、該接続部材
に対する仕切り板の変位に応じて前記接続部材を移動可
能とする。
に一番目の発明によれば、仕切り板により内部を分割さ
れて形成された複数の排気通路を有する一対の排気管を
前記仕切り板を突き合わせて互いに接続する排気管接続
構造において、両仕切り板に密着しつつこれら仕切り板
を互いに接続する接続部材を具備しており、該接続部材
に対する仕切り板の変位に応じて前記接続部材を移動可
能とする。
【0006】上記課題を解決するために二番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記接続部材を付勢手
段を介して一方の仕切り板に取り付ける。このため接続
部材は付勢手段により移動可能とされる。上記課題を解
決するために三番目の発明によれば、二番目の発明にお
いて、前記接続部材または仕切り板が前記付勢手段を覆
う。
よれば、一番目の発明において、前記接続部材を付勢手
段を介して一方の仕切り板に取り付ける。このため接続
部材は付勢手段により移動可能とされる。上記課題を解
決するために三番目の発明によれば、二番目の発明にお
いて、前記接続部材または仕切り板が前記付勢手段を覆
う。
【0007】上記課題を解決するために四番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記接続部材を前記排
気管の軸線方向に移動可能とする。このため接続部材は
該接続部材が密着した仕切り板の変位に応じて排気管の
軸線方向に移動する。上記課題を解決するために五番目
の発明によれば、一番目の発明において、前記接続部材
を前記仕切り板に対して回動可能とする。このため接続
部材は該接続部材が密着した仕切り板の変位に応じて仕
切り板に対して回動する。
よれば、一番目の発明において、前記接続部材を前記排
気管の軸線方向に移動可能とする。このため接続部材は
該接続部材が密着した仕切り板の変位に応じて排気管の
軸線方向に移動する。上記課題を解決するために五番目
の発明によれば、一番目の発明において、前記接続部材
を前記仕切り板に対して回動可能とする。このため接続
部材は該接続部材が密着した仕切り板の変位に応じて仕
切り板に対して回動する。
【0008】上記課題を解決するために六番目の発明に
よれば、一番目の発明において、仕切り板に密着する前
記接続部材の端部または前記接続部材が密着する仕切り
板の端部のうち少なくとも一方に潤滑材を保持する。上
記課題を解決するために七番目の発明によれば、仕切り
板により内部を分割されて形成された複数の排気通路を
有する一対の排気管を互いに接続する排気管接続方法に
おいて、前記仕切り板に密着しつつ該仕切り板に対して
移動可能な接続部材を一方の仕切り板に密着しない状態
で他方の仕切り板に仮止めし、両仕切り板を突き合わせ
て排気管を接続し、排気管内を通る排気ガスにより前記
接続部材の仮止めを解除して該接続部材を前記一方の仕
切り板に密着させる。
よれば、一番目の発明において、仕切り板に密着する前
記接続部材の端部または前記接続部材が密着する仕切り
板の端部のうち少なくとも一方に潤滑材を保持する。上
記課題を解決するために七番目の発明によれば、仕切り
板により内部を分割されて形成された複数の排気通路を
有する一対の排気管を互いに接続する排気管接続方法に
おいて、前記仕切り板に密着しつつ該仕切り板に対して
移動可能な接続部材を一方の仕切り板に密着しない状態
で他方の仕切り板に仮止めし、両仕切り板を突き合わせ
て排気管を接続し、排気管内を通る排気ガスにより前記
接続部材の仮止めを解除して該接続部材を前記一方の仕
切り板に密着させる。
【0009】上記課題を解決するために八番目の発明に
よれば、七番目の発明において、排気ガスの流圧、熱ま
たは振動により前記接続部材の仮止めが解除される。
よれば、七番目の発明において、排気ガスの流圧、熱ま
たは振動により前記接続部材の仮止めが解除される。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を説明す
る。図1〜図5は第一実施形態の排気管接続構造を示
す。なお、図1は排気管の接続完成前の図を示し、図4
は接続完成後の図を示す。図1において、10は機関本
体(図示せず)側の上流側デュアル管、12は上流側デ
ュアル管10に接続された下流側デュアル管である。こ
こで『上流』または『下流』とは排気ガスの流れにおい
て上流または下流のことである。上流側デュアル管10
はその管壁14から上流側デュアル管10の径方向外方
へ延びる上流側フランジ16を有する。上流側フランジ
16の周縁部には複数の上流側ボルト穴18が設けられ
る。上流側デュアル管10はその内部を一つの上流側仕
切り板20により分割されている(図2参照)。このた
め上流側デュアル管10内には二つの排気通路22、2
4が形成される。上流側仕切り板20の先端は上流側デ
ュアル管10の管壁14の先端面を含む平面P1よりも
内側に、すなわち上流側デュアル管10内にある。上流
側仕切り板20の先端には仮止め穴26が形成される。
る。図1〜図5は第一実施形態の排気管接続構造を示
す。なお、図1は排気管の接続完成前の図を示し、図4
は接続完成後の図を示す。図1において、10は機関本
体(図示せず)側の上流側デュアル管、12は上流側デ
ュアル管10に接続された下流側デュアル管である。こ
こで『上流』または『下流』とは排気ガスの流れにおい
て上流または下流のことである。上流側デュアル管10
はその管壁14から上流側デュアル管10の径方向外方
へ延びる上流側フランジ16を有する。上流側フランジ
16の周縁部には複数の上流側ボルト穴18が設けられ
る。上流側デュアル管10はその内部を一つの上流側仕
切り板20により分割されている(図2参照)。このた
め上流側デュアル管10内には二つの排気通路22、2
4が形成される。上流側仕切り板20の先端は上流側デ
ュアル管10の管壁14の先端面を含む平面P1よりも
内側に、すなわち上流側デュアル管10内にある。上流
側仕切り板20の先端には仮止め穴26が形成される。
【0011】一方、下流側デュアル管12はその管壁4
1から下流側デュアル管12の径方向外方へ延びる下流
側フランジ44を有する。下流側フランジ44は下流側
デュアル管12の管壁41に取り付けられる取付け部4
6と、径方向外方へ延びるフランジ部48と、取付け部
46とフランジ部48とを連結する連結部50とからな
る。フランジ部48にはデュアル管10、12を互いに
接続するときに上流側フランジ16の上流側ボルト穴1
8と整列する下流側ボルト穴54が設けられる。また、
デュアル管10、12が互いに接続されたときに上流側
デュアル管10の方を向いた連結部44の内面52は球
面である。さらに下流側デュアル管12はその内部を一
つの下流側仕切り板56により分割されている。このた
め下流側デュアル管12内には二つの排気通路58、6
0が形成される。下流側仕切り板56の先端は概ね断面
T字形であり、その先端面61は下流側仕切り板56の
板厚よりも大きい幅を有する。また、先端面61は連結
部44の内面52を含む球面上にある球面となっている
(図3参照)下流側仕切り板56の先端は下流側デュア
ル管12の管壁41の先端面を含む平面P2よりも内側
に、すなわち下流側デュアル管12内にある。
1から下流側デュアル管12の径方向外方へ延びる下流
側フランジ44を有する。下流側フランジ44は下流側
デュアル管12の管壁41に取り付けられる取付け部4
6と、径方向外方へ延びるフランジ部48と、取付け部
46とフランジ部48とを連結する連結部50とからな
る。フランジ部48にはデュアル管10、12を互いに
接続するときに上流側フランジ16の上流側ボルト穴1
8と整列する下流側ボルト穴54が設けられる。また、
デュアル管10、12が互いに接続されたときに上流側
デュアル管10の方を向いた連結部44の内面52は球
面である。さらに下流側デュアル管12はその内部を一
つの下流側仕切り板56により分割されている。このた
め下流側デュアル管12内には二つの排気通路58、6
0が形成される。下流側仕切り板56の先端は概ね断面
T字形であり、その先端面61は下流側仕切り板56の
板厚よりも大きい幅を有する。また、先端面61は連結
部44の内面52を含む球面上にある球面となっている
(図3参照)下流側仕切り板56の先端は下流側デュア
ル管12の管壁41の先端面を含む平面P2よりも内側
に、すなわち下流側デュアル管12内にある。
【0012】本発明の排気管接続構造は上流側デュアル
管10と下流側デュアル管12、特に上流側仕切り板2
0と下流側仕切り板56とを接続する接続部材28を具
備する(図4参照)。接続部材28は断面H字形であ
り、付勢手段としてのばね30および上流側仕切り板2
0の先端を収容するばね収容溝32と、潤滑体34を収
容する潤滑体収容溝36とを有する。また、接続部材2
8は高温の排気ガスに耐えられる金属から作製される。
潤滑体34はワイヤメッシュを支持体としてそのワイヤ
メッシュ周りに膨張黒鉛のような潤滑材料を固めたもの
である。したがって潤滑体34は導電性を有するため潤
滑体34は潤滑体収容溝36内に溶接により取り付けら
れる。また、潤滑体34の先端面38は連結部44の内
面52を含む球面と同径の球面である。なお、膨張黒鉛
とは黒鉛を加熱処理、化学処理、高圧をかけた状態から
急速に減圧する圧力処理を施すことにより黒鉛の層間距
離を大きくして潤滑性を高めたものである。さらに接続
部材28のばね収容溝32を形成する互いに対面した一
対の側壁には仮止め穴40が設けられる。
管10と下流側デュアル管12、特に上流側仕切り板2
0と下流側仕切り板56とを接続する接続部材28を具
備する(図4参照)。接続部材28は断面H字形であ
り、付勢手段としてのばね30および上流側仕切り板2
0の先端を収容するばね収容溝32と、潤滑体34を収
容する潤滑体収容溝36とを有する。また、接続部材2
8は高温の排気ガスに耐えられる金属から作製される。
潤滑体34はワイヤメッシュを支持体としてそのワイヤ
メッシュ周りに膨張黒鉛のような潤滑材料を固めたもの
である。したがって潤滑体34は導電性を有するため潤
滑体34は潤滑体収容溝36内に溶接により取り付けら
れる。また、潤滑体34の先端面38は連結部44の内
面52を含む球面と同径の球面である。なお、膨張黒鉛
とは黒鉛を加熱処理、化学処理、高圧をかけた状態から
急速に減圧する圧力処理を施すことにより黒鉛の層間距
離を大きくして潤滑性を高めたものである。さらに接続
部材28のばね収容溝32を形成する互いに対面した一
対の側壁には仮止め穴40が設けられる。
【0013】デュアル管10、12の接続は以下のよう
にして行われる。初めにばね収容溝32内にばね30を
収容した状態で接続部材28を上流側仕切り板20の先
端に配置する。このとき接続部材28の仮止め穴40と
上流側仕切り板20の仮止め穴26とを整列させてお
く。次に接続部材28の仮止め穴40と上流側仕切り板
20の仮止め穴26とを通して仮止め部材42を挿入す
る。これにより接続部材28が上流側仕切り板20の先
端に仮止めされる。このとき接続部材28は引き込まれ
且つばね30により付勢された状態で上流側フランジ1
6に取り付けられている。なお、仮止め部材42はろ
う、木材、樹脂、プラスチックといった可燃性の材料か
ら作製される。
にして行われる。初めにばね収容溝32内にばね30を
収容した状態で接続部材28を上流側仕切り板20の先
端に配置する。このとき接続部材28の仮止め穴40と
上流側仕切り板20の仮止め穴26とを整列させてお
く。次に接続部材28の仮止め穴40と上流側仕切り板
20の仮止め穴26とを通して仮止め部材42を挿入す
る。これにより接続部材28が上流側仕切り板20の先
端に仮止めされる。このとき接続部材28は引き込まれ
且つばね30により付勢された状態で上流側フランジ1
6に取り付けられている。なお、仮止め部材42はろ
う、木材、樹脂、プラスチックといった可燃性の材料か
ら作製される。
【0014】次に上流側デュアル管10の管壁14の先
端部にガスケット62を取り付けた状態で上流側仕切り
板20と下流側仕切り板56とを突き合わせて上流側デ
ュアル管10と下流側デュアル管12とを合わせる。こ
のとき上流側ボルト穴18と下流側ボルト穴54とを整
列させておく。また、ガスケット62は上流側フランジ
16と下流側フランジ44の連結部50との間に配置さ
れている。下流側フランジ44の連結部50に面するガ
スケット62の球面64は連結部50の内面52に適合
する球面である。
端部にガスケット62を取り付けた状態で上流側仕切り
板20と下流側仕切り板56とを突き合わせて上流側デ
ュアル管10と下流側デュアル管12とを合わせる。こ
のとき上流側ボルト穴18と下流側ボルト穴54とを整
列させておく。また、ガスケット62は上流側フランジ
16と下流側フランジ44の連結部50との間に配置さ
れている。下流側フランジ44の連結部50に面するガ
スケット62の球面64は連結部50の内面52に適合
する球面である。
【0015】次にボルト66のヘッド部70と下流側フ
ランジ44との間に弾性体として接続用ばね72を配置
した状態で上流側ボルト穴18と下流側ボルト穴54と
にボルト66を通し、ナット68をボルト66に螺合し
て上流側フランジ16と下流側フランジ44とを接続す
る。このときガスケット62の球面64が連結部50の
内面52に密着するため、上流側デュアル管10と下流
側デュアル管12とはデュアル管10、12内を外気に
対して密閉された状態で互いに接続される。また、デュ
アル管10、12は接続用ばね72の付勢力によりデュ
アル管10、12が互いに近づくように付勢されつつ互
いに接続されている。このためデュアル管10、12が
振動したとき、ガスケット62の球面64と連結部50
の内面52との間の密着状態を維持した状態でかつデュ
アル管10、12のいかなる部分をも損傷することなく
ガスケット62の球面64または連結部50の内面52
に沿ってデュアル管10、12が互いに対して変位する
ことができる。このようなタイプの排気管の接続形態は
ボールジョイントと呼ばれる。デュアル管10、12を
互いに接続したとき接続部材28は仮止め部材42によ
り仮止めされているので上流側デュアル管10内に引き
込まれている。したがって接続部材28の潤滑体34は
下流側仕切り板56の先端面61には当接していない。
ランジ44との間に弾性体として接続用ばね72を配置
した状態で上流側ボルト穴18と下流側ボルト穴54と
にボルト66を通し、ナット68をボルト66に螺合し
て上流側フランジ16と下流側フランジ44とを接続す
る。このときガスケット62の球面64が連結部50の
内面52に密着するため、上流側デュアル管10と下流
側デュアル管12とはデュアル管10、12内を外気に
対して密閉された状態で互いに接続される。また、デュ
アル管10、12は接続用ばね72の付勢力によりデュ
アル管10、12が互いに近づくように付勢されつつ互
いに接続されている。このためデュアル管10、12が
振動したとき、ガスケット62の球面64と連結部50
の内面52との間の密着状態を維持した状態でかつデュ
アル管10、12のいかなる部分をも損傷することなく
ガスケット62の球面64または連結部50の内面52
に沿ってデュアル管10、12が互いに対して変位する
ことができる。このようなタイプの排気管の接続形態は
ボールジョイントと呼ばれる。デュアル管10、12を
互いに接続したとき接続部材28は仮止め部材42によ
り仮止めされているので上流側デュアル管10内に引き
込まれている。したがって接続部材28の潤滑体34は
下流側仕切り板56の先端面61には当接していない。
【0016】次にデュアル管10、12を互いに接続し
たあとで機関を始動する。これにより高温の排気ガスが
排気通路22、24、58、60内を流れる。仮止め部
材42は可燃性の材料から作製されているため排気ガス
の熱により焼失する。したがって接続部材28の仮止め
が解除される。このため、ばね30により付勢されてい
た接続部材28が下流側仕切り板56へ向かって押さ
れ、潤滑体34が下流側仕切り板56の先端面61に当
接する(図5参照)。こうして上流側デュアル管10と
下流側デュアル管12とが本発明の排気管接続構造によ
り完全に接続される。このとき接続部材28はばね30
により下流側仕切り板56へ向かってなおも付勢されて
いる。こうしてデュアル管10、12内の排気通路2
2、24、58、60が互いに遮断される。なお、デュ
アル管10、12内の排気通路22、58と排気通路2
4、60とを互いに遮断した状態に維持するために、接
続部材28の仮止め穴40が上流側仕切り板20により
閉鎖され、上流側仕切り板20の仮止め穴26が接続部
材28により閉鎖されるように各仮止め穴40、26は
形成される。
たあとで機関を始動する。これにより高温の排気ガスが
排気通路22、24、58、60内を流れる。仮止め部
材42は可燃性の材料から作製されているため排気ガス
の熱により焼失する。したがって接続部材28の仮止め
が解除される。このため、ばね30により付勢されてい
た接続部材28が下流側仕切り板56へ向かって押さ
れ、潤滑体34が下流側仕切り板56の先端面61に当
接する(図5参照)。こうして上流側デュアル管10と
下流側デュアル管12とが本発明の排気管接続構造によ
り完全に接続される。このとき接続部材28はばね30
により下流側仕切り板56へ向かってなおも付勢されて
いる。こうしてデュアル管10、12内の排気通路2
2、24、58、60が互いに遮断される。なお、デュ
アル管10、12内の排気通路22、58と排気通路2
4、60とを互いに遮断した状態に維持するために、接
続部材28の仮止め穴40が上流側仕切り板20により
閉鎖され、上流側仕切り板20の仮止め穴26が接続部
材28により閉鎖されるように各仮止め穴40、26は
形成される。
【0017】本発明の第一実施形態の排気管接続構造の
作用を説明する。機関運転中に各デュアル管10、12
が振動するとガスケット62と下流側フランジ44の連
結部50とが互いに変位する。このとき接続部材28も
振動して下流側仕切り板56に対して変位する。接続部
材28は概ねデュアル管10、12の軸線方向において
変位可能である。また、接続部材28は、各デュアル管
10、12に応じてガスケット62の球面64が連結部
50の内面52に対して変位するのに応じて変位可能で
ある。さらに接続部材28は下流側仕切り板56に向か
って付勢されている。
作用を説明する。機関運転中に各デュアル管10、12
が振動するとガスケット62と下流側フランジ44の連
結部50とが互いに変位する。このとき接続部材28も
振動して下流側仕切り板56に対して変位する。接続部
材28は概ねデュアル管10、12の軸線方向において
変位可能である。また、接続部材28は、各デュアル管
10、12に応じてガスケット62の球面64が連結部
50の内面52に対して変位するのに応じて変位可能で
ある。さらに接続部材28は下流側仕切り板56に向か
って付勢されている。
【0018】したがって接続部材28が振動して下流側
仕切り板56に対して変位しても接続部材28が下流側
仕切り板56に対して押しつけられるため、排気通路2
2、58と排気通路24、60は互いに密閉されてい
る。また、接続部材28の先端に潤滑体34が取り付け
られ、且つその先端面38が球面とされているため、接
続部材28が下流側仕切り板56に対して変位しても接
続部材28が下流側仕切り板56の先端面61を傷つけ
ることはなく、下流側仕切り板56の先端面61と潤滑
体34の先端面38とは常に密着している。さらに潤滑
体34は溶接により接続部材28に強固に取り付けられ
ているため、デュアル管10、12の振動により外れる
ことはない。また、接続部材28を付勢するばね30が
排気ガスに晒されていないため、ばね30の劣化が抑制
される。さらに接続部材28がデュアル管10、12の
振動により下流側仕切り板56に対して変位可能であり
且つ摩擦が小さいため、騒音の発生が抑制される。ま
た、下流側仕切り板56の先端面61の面積が広いた
め、下流側仕切り板56に対する接続部材28の変位が
大きくても接続部材28が下流側仕切り板56の先端面
61から外れることはない。
仕切り板56に対して変位しても接続部材28が下流側
仕切り板56に対して押しつけられるため、排気通路2
2、58と排気通路24、60は互いに密閉されてい
る。また、接続部材28の先端に潤滑体34が取り付け
られ、且つその先端面38が球面とされているため、接
続部材28が下流側仕切り板56に対して変位しても接
続部材28が下流側仕切り板56の先端面61を傷つけ
ることはなく、下流側仕切り板56の先端面61と潤滑
体34の先端面38とは常に密着している。さらに潤滑
体34は溶接により接続部材28に強固に取り付けられ
ているため、デュアル管10、12の振動により外れる
ことはない。また、接続部材28を付勢するばね30が
排気ガスに晒されていないため、ばね30の劣化が抑制
される。さらに接続部材28がデュアル管10、12の
振動により下流側仕切り板56に対して変位可能であり
且つ摩擦が小さいため、騒音の発生が抑制される。ま
た、下流側仕切り板56の先端面61の面積が広いた
め、下流側仕切り板56に対する接続部材28の変位が
大きくても接続部材28が下流側仕切り板56の先端面
61から外れることはない。
【0019】なお、構造を簡単にするために、図6に示
したように接続部材28の先端面38を円筒面とし、図
7に示したように下流側仕切り板56の先端面61を平
坦な面としてもよい。また、第一実施形態では接続部材
を付勢するばねとしてコイルばねを示したが、捩じりば
ねや板ばねを用いることも可能である。ところで、第一
実施形態の潤滑体はワイヤメッシュと膨張黒鉛とから作
製されている。しかしながら、さらに剛性が高い潤滑体
を必要とすることもある。そこで第二実施形態では第一
実施形態よりも剛性が高い潤滑体を提供する。
したように接続部材28の先端面38を円筒面とし、図
7に示したように下流側仕切り板56の先端面61を平
坦な面としてもよい。また、第一実施形態では接続部材
を付勢するばねとしてコイルばねを示したが、捩じりば
ねや板ばねを用いることも可能である。ところで、第一
実施形態の潤滑体はワイヤメッシュと膨張黒鉛とから作
製されている。しかしながら、さらに剛性が高い潤滑体
を必要とすることもある。そこで第二実施形態では第一
実施形態よりも剛性が高い潤滑体を提供する。
【0020】図8は第二実施形態の潤滑体を示す。第二
実施形態の潤滑体34’は剛性および導電性を有する剛
性プレート74と潤滑性を有する潤滑材料からなる潤滑
プレート76とを交互に重ね合わせて作製される。剛性
プレートはワイヤメッシュよりも高い剛性を有するた
め、第二実施形態の潤滑体34’の剛性はワイヤメッシ
ュを支持体として用いた第一実施形態の潤滑体34の剛
性よりも高くなる。したがって第二実施形態によれば第
一実施形態の潤滑体よりも剛性が高い潤滑体が提供され
る。第二実施形態の潤滑体34’は第一実施形態の潤滑
体34と同様に潤滑体収容溝36内に溶接により取り付
けられる。なお、第二実施形態について上述した以外の
構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、軽量化するために剛性プレートに多数の穴を設け
ることもできる。
実施形態の潤滑体34’は剛性および導電性を有する剛
性プレート74と潤滑性を有する潤滑材料からなる潤滑
プレート76とを交互に重ね合わせて作製される。剛性
プレートはワイヤメッシュよりも高い剛性を有するた
め、第二実施形態の潤滑体34’の剛性はワイヤメッシ
ュを支持体として用いた第一実施形態の潤滑体34の剛
性よりも高くなる。したがって第二実施形態によれば第
一実施形態の潤滑体よりも剛性が高い潤滑体が提供され
る。第二実施形態の潤滑体34’は第一実施形態の潤滑
体34と同様に潤滑体収容溝36内に溶接により取り付
けられる。なお、第二実施形態について上述した以外の
構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、軽量化するために剛性プレートに多数の穴を設け
ることもできる。
【0021】ところで、第一実施形態では潤滑体を溶接
により潤滑体収容溝に取り付けている。しかしながら、
この方法では接続部材の製造コストが高くなる。そこで
第三実施形態では低コストで潤滑体を接続部材に取り付
ける。図9は第三実施形態の接続部材を示す。第三実施
形態では第一実施形態の潤滑体収容溝を接続部材に設け
る代わりに接続部材328の先端面の金属表面を腐食さ
せて凸凹面78が作製される(図10参照)。潤滑体8
0は付着または圧着により凸凹面78に取り付けられ
る。潤滑体80は保持性能の高い凸凹面78に保持され
るため、デュアル管10、12の振動により潤滑体80
が接続部材328から外れる可能性は少ない。したがっ
て第三実施形態によれば潤滑体80を低コストで接続部
材328に取り付けることができる。なお、第三実施形
態について上述した以外の構成は第一実施形態と同様で
あるので説明は省略する。
により潤滑体収容溝に取り付けている。しかしながら、
この方法では接続部材の製造コストが高くなる。そこで
第三実施形態では低コストで潤滑体を接続部材に取り付
ける。図9は第三実施形態の接続部材を示す。第三実施
形態では第一実施形態の潤滑体収容溝を接続部材に設け
る代わりに接続部材328の先端面の金属表面を腐食さ
せて凸凹面78が作製される(図10参照)。潤滑体8
0は付着または圧着により凸凹面78に取り付けられ
る。潤滑体80は保持性能の高い凸凹面78に保持され
るため、デュアル管10、12の振動により潤滑体80
が接続部材328から外れる可能性は少ない。したがっ
て第三実施形態によれば潤滑体80を低コストで接続部
材328に取り付けることができる。なお、第三実施形
態について上述した以外の構成は第一実施形態と同様で
あるので説明は省略する。
【0022】ところで、第一実施形態ではデュアル管の
内壁に接続された仕切り板の側縁部は概ね平坦である。
しかしながら、仕切り板の接続の容易さの理由からデュ
アル管の内壁に接続される仕切り板の側縁部を丸くする
ことがある。このデュアル管に第一実施形態の接続部材
を適用すると接続部材の両側、すなわち仕切り板の丸め
られた側縁部付近に隙間ができてデュアル管内の排気通
路が互いに連通してしまう。そこで第四実施形態ではデ
ュアル管の内壁に接続された仕切り板の側縁部が丸めら
れている場合において、デュアル管内の排気通路が互い
に連通することを抑制する。
内壁に接続された仕切り板の側縁部は概ね平坦である。
しかしながら、仕切り板の接続の容易さの理由からデュ
アル管の内壁に接続される仕切り板の側縁部を丸くする
ことがある。このデュアル管に第一実施形態の接続部材
を適用すると接続部材の両側、すなわち仕切り板の丸め
られた側縁部付近に隙間ができてデュアル管内の排気通
路が互いに連通してしまう。そこで第四実施形態ではデ
ュアル管の内壁に接続された仕切り板の側縁部が丸めら
れている場合において、デュアル管内の排気通路が互い
に連通することを抑制する。
【0023】図11は第四実施形態の接続部材を示す。
第四実施形態ではばね収容溝32を画成する一対の側壁
82、84は接続部材428の長手方向に沿って互いに
ずらして形成される。したがって第四実施形態の接続部
材428を上流側仕切り板20に取り付けると、図12
に示すように、接続部材428の側壁82、84のいず
れか一方が上流側仕切り板20の丸められた側縁部を覆
うため、デュアル管10内の排気通路22、24が互い
に連通することが抑制される。したがって第四実施形態
によればデュアル管内の内壁に接続された仕切り板の側
縁部が丸められている場合においてデュアル管内の排気
通路が互いに連通することが抑制される。なお、第四実
施形態について上述した以外の構成は第一実施形態と同
様であるので説明は省略する。
第四実施形態ではばね収容溝32を画成する一対の側壁
82、84は接続部材428の長手方向に沿って互いに
ずらして形成される。したがって第四実施形態の接続部
材428を上流側仕切り板20に取り付けると、図12
に示すように、接続部材428の側壁82、84のいず
れか一方が上流側仕切り板20の丸められた側縁部を覆
うため、デュアル管10内の排気通路22、24が互い
に連通することが抑制される。したがって第四実施形態
によればデュアル管内の内壁に接続された仕切り板の側
縁部が丸められている場合においてデュアル管内の排気
通路が互いに連通することが抑制される。なお、第四実
施形態について上述した以外の構成は第一実施形態と同
様であるので説明は省略する。
【0024】ところで第一実施形態では接続部材および
接続部材を仮止めする機構が複雑である。そこで第五実
施形態では第一実施形態よりも構造が簡単な接続部材を
提供する。図13〜図15は第五実施形態の排気管接続
構造を示す。なお、図13は排気管の接続完成前の図を
示し、図15は接続完成後の図を示す。第五実施形態の
接続部材528は一対の接続片86を有する。また、下
流側仕切り板は一様の厚みを有しており、第一実施形態
のような幅の広い先端面は有しておらず、下流側仕切り
板の先端面87は平面P2上にある平坦面である。接続
片86は上流側仕切り板20に回動可能に取り付けられ
る。接続片86は上流側デュアル管10の内壁面に噛ん
だ状態で仮止めされる。したがって各接続片86は図1
4に示すように半円形に形成される。このとき接続片8
6は下流側仕切り板の方へ回動するように取付け部88
において付勢されている。デュアル管10、12が互い
に接続されて機関の運転が開始されると、上流側デュア
ル管10の排気通路22、24内を流れる排気ガスによ
り接続片86が下流側へと押される。このため接続片8
6の仮止めが解除されて下流側仕切り板56へ向かって
回動する(図15参照)。したがって第五実施形態では
デュアル管10、12が振動して互いに対して変位して
もその変位に対応して接続片86が回動して変位する。
このためデュアル管10、12の振動により仕切り板の
接続部位が損傷することはない。したがって第五実施形
態によれば第一実施形態よりも構造が簡単な接続部材が
提供される。なお、第五実施形態について上述した以外
の構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略す
る。図16は第六実施形態の排気管接続構造を示す。第
六実施形態では湾曲した板材90により接続部材628
の先端を形成すると共に、湾曲した板材92により下流
側仕切り板56の先端を形成する。接続部材628の先
端面94は連結部44の内面52を含む球面と同径の球
面である。また、下流側仕切り板56の先端面96は接
続部材628の接続が完了したときに接続部材628の
先端面94に接して各排気通路22、58および60、
24を遮断できる形状とする。したがって第六実施形態
によれば第一実施形態に比べて接続部材の先端の構造が
簡単になる。なお、第六実施形態について上述した以外
の構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略す
る。
接続部材を仮止めする機構が複雑である。そこで第五実
施形態では第一実施形態よりも構造が簡単な接続部材を
提供する。図13〜図15は第五実施形態の排気管接続
構造を示す。なお、図13は排気管の接続完成前の図を
示し、図15は接続完成後の図を示す。第五実施形態の
接続部材528は一対の接続片86を有する。また、下
流側仕切り板は一様の厚みを有しており、第一実施形態
のような幅の広い先端面は有しておらず、下流側仕切り
板の先端面87は平面P2上にある平坦面である。接続
片86は上流側仕切り板20に回動可能に取り付けられ
る。接続片86は上流側デュアル管10の内壁面に噛ん
だ状態で仮止めされる。したがって各接続片86は図1
4に示すように半円形に形成される。このとき接続片8
6は下流側仕切り板の方へ回動するように取付け部88
において付勢されている。デュアル管10、12が互い
に接続されて機関の運転が開始されると、上流側デュア
ル管10の排気通路22、24内を流れる排気ガスによ
り接続片86が下流側へと押される。このため接続片8
6の仮止めが解除されて下流側仕切り板56へ向かって
回動する(図15参照)。したがって第五実施形態では
デュアル管10、12が振動して互いに対して変位して
もその変位に対応して接続片86が回動して変位する。
このためデュアル管10、12の振動により仕切り板の
接続部位が損傷することはない。したがって第五実施形
態によれば第一実施形態よりも構造が簡単な接続部材が
提供される。なお、第五実施形態について上述した以外
の構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略す
る。図16は第六実施形態の排気管接続構造を示す。第
六実施形態では湾曲した板材90により接続部材628
の先端を形成すると共に、湾曲した板材92により下流
側仕切り板56の先端を形成する。接続部材628の先
端面94は連結部44の内面52を含む球面と同径の球
面である。また、下流側仕切り板56の先端面96は接
続部材628の接続が完了したときに接続部材628の
先端面94に接して各排気通路22、58および60、
24を遮断できる形状とする。したがって第六実施形態
によれば第一実施形態に比べて接続部材の先端の構造が
簡単になる。なお、第六実施形態について上述した以外
の構成は第一実施形態と同様であるので説明は省略す
る。
【0025】図16は第六実施形態の排気管接続構造を
示す。第六実施形態では湾曲した板材90により接続部
材628の先端を形成すると共に、湾曲した板材92に
より下流側仕切り板56の先端を形成する。接続部材6
28の先端面94は連結部44の内面52を含む球面と
同径の球面である。また、下流側仕切り板56の先端面
96は接続部材628の接続が完了したときに接続部材
628の先端面94に接して各排気通路22、58およ
び60、24を遮断できる形状とする。したがって第六
実施形態によれば第一実施形態に比べて接続部材の先端
の構造が簡単になる。なお、第六実施形態について上述
した以外の構成は第一実施形態と同様であるので説明は
省略する。
示す。第六実施形態では湾曲した板材90により接続部
材628の先端を形成すると共に、湾曲した板材92に
より下流側仕切り板56の先端を形成する。接続部材6
28の先端面94は連結部44の内面52を含む球面と
同径の球面である。また、下流側仕切り板56の先端面
96は接続部材628の接続が完了したときに接続部材
628の先端面94に接して各排気通路22、58およ
び60、24を遮断できる形状とする。したがって第六
実施形態によれば第一実施形態に比べて接続部材の先端
の構造が簡単になる。なお、第六実施形態について上述
した以外の構成は第一実施形態と同様であるので説明は
省略する。
【0026】なお、本願ではボールジョイント形態で接
続されたデュアル管について説明したがそれ以外の形態
で接続されるデュアル管の接続に本発明を提供すること
も可能である。また、接続部材に保持された潤滑体の長
手方向に沿った形状は当接される仕切り板の端面の形状
に合わせて形成される。さらに上記実施形態のデュアル
管は仕切り板により内部を分割された一対の排気管に相
当する。また、仮止め部材をデュアル管の振動により仮
止め穴から外れるようにすることも可能である。
続されたデュアル管について説明したがそれ以外の形態
で接続されるデュアル管の接続に本発明を提供すること
も可能である。また、接続部材に保持された潤滑体の長
手方向に沿った形状は当接される仕切り板の端面の形状
に合わせて形成される。さらに上記実施形態のデュアル
管は仕切り板により内部を分割された一対の排気管に相
当する。また、仮止め部材をデュアル管の振動により仮
止め穴から外れるようにすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の一番目〜五番目の発明によれ
ば、接続部材に対する仕切り板の変位に応じて前記接続
部材が移動可能であるため、前記変位により接続部材と
仕切り板との密着部が損傷することはない。したがって
前記変位が生じたときにも接続部材が仕切り板に密着し
ているため、排気管内の排気通路が互いに連通すること
を抑制しつつ排気管を互いに接続することができる。
ば、接続部材に対する仕切り板の変位に応じて前記接続
部材が移動可能であるため、前記変位により接続部材と
仕切り板との密着部が損傷することはない。したがって
前記変位が生じたときにも接続部材が仕切り板に密着し
ているため、排気管内の排気通路が互いに連通すること
を抑制しつつ排気管を互いに接続することができる。
【0028】さらに本発明の三番目の発明によれば、接
続部材または仕切り板が付勢手段を覆うため、付勢手段
は排気通路内を流れる排気ガスに晒されない。したがっ
て排気ガスによる付勢手段の劣化が抑制される。さらに
本発明の六番目の発明によれば、仕切り板に密着する接
続部材の端部または接続部材が密着する仕切り板の端部
のうち少なくとも一方に潤滑材が保持される。したがっ
て仕切り板と接続部材との密着部における摩擦が低減さ
れる。
続部材または仕切り板が付勢手段を覆うため、付勢手段
は排気通路内を流れる排気ガスに晒されない。したがっ
て排気ガスによる付勢手段の劣化が抑制される。さらに
本発明の六番目の発明によれば、仕切り板に密着する接
続部材の端部または接続部材が密着する仕切り板の端部
のうち少なくとも一方に潤滑材が保持される。したがっ
て仕切り板と接続部材との密着部における摩擦が低減さ
れる。
【0029】本発明の七番目および八番目の発明によれ
ば、接続部材に対する仕切り板の変位に応じて移動可能
な接続部材により排気管が互いに接続されるため、前記
変位により接続部材と仕切り板との密着部が損傷するこ
とはない。したがって前記変位が生じたときにも接続部
材が仕切り板に密着しているため、排気管内の排気通路
が互いに連通することが抑制される。
ば、接続部材に対する仕切り板の変位に応じて移動可能
な接続部材により排気管が互いに接続されるため、前記
変位により接続部材と仕切り板との密着部が損傷するこ
とはない。したがって前記変位が生じたときにも接続部
材が仕切り板に密着しているため、排気管内の排気通路
が互いに連通することが抑制される。
【0030】さらに八番目の発明によれば、簡単な方法
により接続部材の仮止めを解除することができる。
により接続部材の仮止めを解除することができる。
【図1】接続部材が仮止めされた状態における本発明の
第一実施形態の排気管接続構造の断面図である。
第一実施形態の排気管接続構造の断面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿った断面図である。
【図3】図3の線B−Bに沿った断面図である。
【図4】本発明の第一実施形態の接続部材の斜視図であ
る。
る。
【図5】接続部材の仮止めが解除された状態における本
発明の第一実施形態の排気管接続構造の断面図である。
発明の第一実施形態の排気管接続構造の断面図である。
【図6】本発明の第一実施形態を変更した接続部材の斜
視図である。
視図である。
【図7】接続部材の仮止めが解除された状態における本
発明の第一実施形態を変更した排気管接続構造の断面図
である。
発明の第一実施形態を変更した排気管接続構造の断面図
である。
【図8】本発明の第二実施形態の接続部材における潤滑
体の断面図である。
体の断面図である。
【図9】本発明の第三実施形態の接続部材の斜視図であ
る。
る。
【図10】本発明の第三実施形態の接続部材の正面図で
ある。
ある。
【図11】本発明の第四実施形態の接続部材の斜視図で
ある。
ある。
【図12】本発明の第四実施形態を取り付けた上流側デ
ュアル管の断面図である。
ュアル管の断面図である。
【図13】接続部材が仮止めされた状態における本発明
の第五実施形態の排気管接続構造の断面図である。
の第五実施形態の排気管接続構造の断面図である。
【図14】接続片および上流側仕切り板の正面図であ
る。
る。
【図15】接続部材の仮止めが解除された状態における
本発明の第五実施形態の排気管接続構造の断面図であ
る。
本発明の第五実施形態の排気管接続構造の断面図であ
る。
【図16】接続部材の仮止めが解除された状態における
本発明の第六実施形態の排気管接続構造の断面図であ
る。
本発明の第六実施形態の排気管接続構造の断面図であ
る。
10…上流側デュアル管 12…下流側デュアル管 20…上流側仕切り板 28、328、428…接続部材 30…ばね 34、234…潤滑体 56…下流側仕切り板 86…接続片
Claims (8)
- 【請求項1】 仕切り板により内部を分割されて形成さ
れた複数の排気通路を有する一対の排気管を前記仕切り
板を突き合わせて互いに接続する排気管接続構造におい
て、両仕切り板に密着しつつこれら仕切り板を互いに接
続する接続部材を具備しており、該接続部材に対する仕
切り板の変位に応じて前記接続部材を移動可能としたこ
とを特徴とする排気管接続構造。 - 【請求項2】 前記接続部材を付勢手段を介して一方の
仕切り板に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載
の排気管接続構造。 - 【請求項3】 前記接続部材または仕切り板が前記付勢
手段を覆うことを特徴とする請求項2に記載の排気管接
続構造。 - 【請求項4】 前記接続部材を前記排気管の軸線方向に
移動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の排気
管接続構造。 - 【請求項5】 前記接続部材を前記仕切り板に対して回
動可能としたことを特徴とする請求項1に記載の排気管
接続構造。 - 【請求項6】 仕切り板に密着する前記接続部材の端部
または前記接続部材が密着する仕切り板の端部のうち少
なくとも一方に潤滑材を保持したことを特徴とする請求
項1に記載の排気管接続構造。 - 【請求項7】 仕切り板により内部を分割されて形成さ
れた複数の排気通路を有する一対の排気管を互いに接続
する排気管接続方法において、前記仕切り板に密着しつ
つ該仕切り板に対して移動可能な接続部材を一方の仕切
り板に密着しない状態で他方の仕切り板に仮止めし、両
仕切り板を突き合わせて排気管を接続し、排気管内を通
る排気ガスにより前記接続部材の仮止めを解除して該接
続部材を前記一方の仕切り板に密着させることを特徴と
する排気管接続方法。 - 【請求項8】 排気ガスの流圧、熱または振動により前
記接続部材の仮止めが解除されることを特徴とする請求
項7に記載の排気管接続方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12864997A JPH10317951A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 排気管接続構造および排気管接続方法 |
| EP98109019A EP0879986A3 (en) | 1997-05-19 | 1998-05-18 | A connecting device for connecting pipes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12864997A JPH10317951A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 排気管接続構造および排気管接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317951A true JPH10317951A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14990042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12864997A Pending JPH10317951A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 排気管接続構造および排気管接続方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0879986A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10317951A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP3497809B2 (ja) * | 2000-10-10 | 2004-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 排気装置の仕切構造 |
| DE102006025494A1 (de) * | 2006-06-01 | 2007-12-06 | Christian Maier Gmbh & Co. Kg Maschinenfabrik | Vorrichtung zum Zu- bzw. Abführen von einem oder mehreren Medien zu einem rotierenden Maschinenbauteil |
| DE102008018668B4 (de) * | 2008-04-11 | 2015-04-02 | Tenneco Gmbh | Abgaskrümmer und Abgasrohr für Verbrennungsmotoren |
| DE102013202209A1 (de) * | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Verbindungselement zur Verbindung mehrflutiger Leitungen für fluide Medien und Verbindungsanordnung |
| WO2014189489A1 (en) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | Fluor Technologies Corporation | Duct assemblies with internally bolted expansion joint |
| US9702494B2 (en) | 2013-05-20 | 2017-07-11 | Fluor Technologies Corporation | Duct assemblies with internally bolted expansion joint |
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| EP3842681B1 (de) | 2019-12-26 | 2022-11-09 | Nexans | Schnell trennende johnston steckkupplung |
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|---|---|---|---|---|
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| DE8422397U1 (de) * | 1984-07-27 | 1986-09-11 | Witzenmann GmbH, Metallschlauch-Fabrik Pforzheim, 7530 Pforzheim | Gelenkartige Verbindung für mehrflutige Leitungen, insbesondere Kraftfahrzeug-Auspuffleitungen |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12864997A patent/JPH10317951A/ja active Pending
-
1998
- 1998-05-18 EP EP98109019A patent/EP0879986A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0879986A3 (en) | 1999-03-17 |
| EP0879986A2 (en) | 1998-11-25 |
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