JPH10318113A - 船舶用エンジンの運転制御装置 - Google Patents
船舶用エンジンの運転制御装置Info
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- JPH10318113A JPH10318113A JP9127440A JP12744097A JPH10318113A JP H10318113 A JPH10318113 A JP H10318113A JP 9127440 A JP9127440 A JP 9127440A JP 12744097 A JP12744097 A JP 12744097A JP H10318113 A JPH10318113 A JP H10318113A
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- ignition timing
- engine
- speed
- ignition
- engine speed
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M3/00—Idling devices for carburettors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前進から後進に切り替えて制動を行う場合の
エンジンストールを防止でき、かつアイドリング回転数
より低い極低速回転数が安定して得られる船舶用エンジ
ンの運転制御装置を提供する。 【解決手段】 スロットル弁17開度が略全閉の状態で
エンジン回転数がアイドリング回転数IDより低い極低
速回転数に低下したとき、点火時期をアイドリング回転
時点火時期bより遅角側でかつ上記極低速回転数に応じ
た極低速回転時点火時期aに制御する点火時期制御手段
を備える。
エンジンストールを防止でき、かつアイドリング回転数
より低い極低速回転数が安定して得られる船舶用エンジ
ンの運転制御装置を提供する。 【解決手段】 スロットル弁17開度が略全閉の状態で
エンジン回転数がアイドリング回転数IDより低い極低
速回転数に低下したとき、点火時期をアイドリング回転
時点火時期bより遅角側でかつ上記極低速回転数に応じ
た極低速回転時点火時期aに制御する点火時期制御手段
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作レバーにより
シフト位置を前進,中立(ニュートラル),後進の何れ
かに切り替えるとともにスロットル弁の開度を調整する
ようにした船舶用エンジンの運転制御装置に関する。
シフト位置を前進,中立(ニュートラル),後進の何れ
かに切り替えるとともにスロットル弁の開度を調整する
ようにした船舶用エンジンの運転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば船外機等を備えた小型船舶では、
操作レバーの回動位置によりシフト位置を前進,中立,
後進の何れかに切り替えるとともに、操作レバーを前進
位置,後進位置からさらに回動することによりスロット
ル弁開度を調整するようにしたものがある。
操作レバーの回動位置によりシフト位置を前進,中立,
後進の何れかに切り替えるとともに、操作レバーを前進
位置,後進位置からさらに回動することによりスロット
ル弁開度を調整するようにしたものがある。
【0003】このような小型船舶では、前進走行中の船
体を制動する場合、スロットル弁を閉じるとともにシフ
ト位置を前進から後進に切り替えてプロペラを逆転させ
ることにより後進推力を発生させて減速するようにして
いる。この場合、船体が惰性で前進していることから前
進水流で前進方向に回転しているプロペラを強制的に瞬
時に後進方向に切り替えることとなる。
体を制動する場合、スロットル弁を閉じるとともにシフ
ト位置を前進から後進に切り替えてプロペラを逆転させ
ることにより後進推力を発生させて減速するようにして
いる。この場合、船体が惰性で前進していることから前
進水流で前進方向に回転しているプロペラを強制的に瞬
時に後進方向に切り替えることとなる。
【0004】また、上記小型船舶では、船体を低速走行
させながら釣りを行ういわゆるトローリングを行う場合
がある。このトローリングでは魚種によっては極めて低
い船速が要求される場合があり、エンジン回転数を例え
ばアイドリング回転数より低い速度に制御しなければな
らない場合がある。
させながら釣りを行ういわゆるトローリングを行う場合
がある。このトローリングでは魚種によっては極めて低
い船速が要求される場合があり、エンジン回転数を例え
ばアイドリング回転数より低い速度に制御しなければな
らない場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記船体を制
動する場合、前進状態から後進状態に切り替えるとエン
ジンストールが発生し易いという問題がある。即ち、前
進走行中にスロットル弁を閉じてニュートラルに切り替
えても船体は惰性で前進しており、前進水流によってプ
ロペラも前進方向に回転している。一般に小型船舶では
前,後進の切替えにはドッククラッチが採用されてお
り、そのため後進に切り替えたときに発生するクランク
軸を逆転させる方向に働く衝撃的な力をエンジンの回転
力が吸収できず、その結果エンジンストールが発生する
場合がある。
動する場合、前進状態から後進状態に切り替えるとエン
ジンストールが発生し易いという問題がある。即ち、前
進走行中にスロットル弁を閉じてニュートラルに切り替
えても船体は惰性で前進しており、前進水流によってプ
ロペラも前進方向に回転している。一般に小型船舶では
前,後進の切替えにはドッククラッチが採用されてお
り、そのため後進に切り替えたときに発生するクランク
軸を逆転させる方向に働く衝撃的な力をエンジンの回転
力が吸収できず、その結果エンジンストールが発生する
場合がある。
【0006】また上記トローリング走行を行う場合、ア
イドリング回転数より低いエンジン回転数に設定するの
は現状では困難であり、安定した微速走行が得られない
という問題があり、この点での改善が要請されている。
イドリング回転数より低いエンジン回転数に設定するの
は現状では困難であり、安定した微速走行が得られない
という問題があり、この点での改善が要請されている。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、前進から後進に切り替えて制動を行う場合のエンジ
ンストールを防止でき、かつアイドリング回転数より低
い極低速回転数が安定して得られる船舶用エンジンの運
転制御装置を提供することを目的としている。
で、前進から後進に切り替えて制動を行う場合のエンジ
ンストールを防止でき、かつアイドリング回転数より低
い極低速回転数が安定して得られる船舶用エンジンの運
転制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スロ
ットル弁開度が略全閉の状態でエンジン回転数がアイド
リング回転数より低い極低速回転数に低下したとき、点
火時期をアイドリング回転時より遅角側でかつ上記極低
速回転数に応じた極低速回転時点火時期に制御する点火
時期制御手段を備えたことを特徴とする船舶用エンジン
の運転制御装置である。
ットル弁開度が略全閉の状態でエンジン回転数がアイド
リング回転数より低い極低速回転数に低下したとき、点
火時期をアイドリング回転時より遅角側でかつ上記極低
速回転数に応じた極低速回転時点火時期に制御する点火
時期制御手段を備えたことを特徴とする船舶用エンジン
の運転制御装置である。
【0009】請求項2の発明は、スロットル弁開度が略
全閉でかつエンジン回転数がアイドリング回転数である
ときの点火時期を圧縮上死点又は圧縮上死点後に制御す
る点火時期制御手段を備え、スロットル全閉時の吸入空
気量をエンジン回転数がアイドリング回転数となる量に
設定したことを特徴とする船舶用エンジンの運転制御装
置である。
全閉でかつエンジン回転数がアイドリング回転数である
ときの点火時期を圧縮上死点又は圧縮上死点後に制御す
る点火時期制御手段を備え、スロットル全閉時の吸入空
気量をエンジン回転数がアイドリング回転数となる量に
設定したことを特徴とする船舶用エンジンの運転制御装
置である。
【0010】請求項3の発明は、エンジン回転数がアイ
ドリング回転数より低い極低速回転数に低下したとき、
点火時期をエンジン1回転中における回転数変動に基づ
いて制御する点火時期制御手段を備えたことを特徴とす
る船舶用エンジンの運転制御装置である。
ドリング回転数より低い極低速回転数に低下したとき、
点火時期をエンジン1回転中における回転数変動に基づ
いて制御する点火時期制御手段を備えたことを特徴とす
る船舶用エンジンの運転制御装置である。
【0011】請求項4の発明は、エンジン回転数が変化
しつつあるとき、点火時期をエンジン回転数の時間に対
する変化割合に基づいて制御する点火時期制御手段を備
えたことを特徴とする船舶用エンジンの運転制御装置で
ある。
しつつあるとき、点火時期をエンジン回転数の時間に対
する変化割合に基づいて制御する点火時期制御手段を備
えたことを特徴とする船舶用エンジンの運転制御装置で
ある。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1の発明に係る船舶用エンジ
ンの運転制御装置によれば、スロットル弁開度が略全閉
の状態でエンジン回転数がアイドリング回転数より低い
極低速回転数に低下したとき、点火時期をアイドリング
回転時より遅角側でかつ上記極低速回転数に応じた極低
速回転時点火時期に制御するようにしたので、エンジン
ストールを防止できる。例えば前進走行中に操作レバー
を後進に切り替えたことにより、エンジン回転数が極低
速回転数に低下したような場合には、点火時期はアイド
リング回転時よりも遅角側の上記極低速回転数に適した
点火時期に制御され、エンジンの回転力を確保して上記
極低回転数を維持することができ、エンジンストールを
防止できる。
ンの運転制御装置によれば、スロットル弁開度が略全閉
の状態でエンジン回転数がアイドリング回転数より低い
極低速回転数に低下したとき、点火時期をアイドリング
回転時より遅角側でかつ上記極低速回転数に応じた極低
速回転時点火時期に制御するようにしたので、エンジン
ストールを防止できる。例えば前進走行中に操作レバー
を後進に切り替えたことにより、エンジン回転数が極低
速回転数に低下したような場合には、点火時期はアイド
リング回転時よりも遅角側の上記極低速回転数に適した
点火時期に制御され、エンジンの回転力を確保して上記
極低回転数を維持することができ、エンジンストールを
防止できる。
【0013】請求項2の発明によれば、スロットル弁開
度が略全閉でかつエンジン回転数がアイドリング回転数
であるときの点火時期を圧縮上死点又は圧縮上死点後に
制御するとともに、スロットル全閉時の吸入空気量をエ
ンジン回転数がアイドリング回転数となる量に設定した
ので、エンジンストールを防止できる。即ち、点火時期
を圧縮上死点付近以降に遅角させたので、アイドリング
回転数を確保しながら吸入空気量を増加することが可能
となり、これに応じた量の燃料を供給することによりエ
ンジンの回転力を増加でき、例えば前進走行中に操作レ
バーを後進に切り替えたことによりエンジン回転数が急
激に低下しエンジンストールに至る問題を回避できる効
果がある。
度が略全閉でかつエンジン回転数がアイドリング回転数
であるときの点火時期を圧縮上死点又は圧縮上死点後に
制御するとともに、スロットル全閉時の吸入空気量をエ
ンジン回転数がアイドリング回転数となる量に設定した
ので、エンジンストールを防止できる。即ち、点火時期
を圧縮上死点付近以降に遅角させたので、アイドリング
回転数を確保しながら吸入空気量を増加することが可能
となり、これに応じた量の燃料を供給することによりエ
ンジンの回転力を増加でき、例えば前進走行中に操作レ
バーを後進に切り替えたことによりエンジン回転数が急
激に低下しエンジンストールに至る問題を回避できる効
果がある。
【0014】請求項3の発明によれば、エンジン回転数
が極低速回転数に低下したとき、点火時期をエンジン1
回転中における回転数変動に基づいて制御するようにし
たので、例えば前進走行中に操作レバーを後進に切り替
えたことによりエンジン回転数が急激に低下し、エンジ
ン回転変動が大きくなった場合でも、この回転変動を見
越した点火実行時期の設定,及び点火基準時期から点火
実行時期までの点火実行時間を設定することが可能とな
り、エンジン1回転中の変動に起因する点火時期のずれ
を防止でき、エンジンストールの発生を防止できる効果
がある。
が極低速回転数に低下したとき、点火時期をエンジン1
回転中における回転数変動に基づいて制御するようにし
たので、例えば前進走行中に操作レバーを後進に切り替
えたことによりエンジン回転数が急激に低下し、エンジ
ン回転変動が大きくなった場合でも、この回転変動を見
越した点火実行時期の設定,及び点火基準時期から点火
実行時期までの点火実行時間を設定することが可能とな
り、エンジン1回転中の変動に起因する点火時期のずれ
を防止でき、エンジンストールの発生を防止できる効果
がある。
【0015】請求項4の発明によれば、エンジン回転数
が変化しつつあるとき、点火時期をエンジン回転数の時
間に対する変化割合に基づいて制御するようにしたの
で、例えば前進走行中に操作レバーを後進に切り替えた
ことによりエンジン回転数が急激に低下した場合でも、
この回転の急激な低下を見越した点火実行時期の設定,
及び点火基準時期から点火実行時期までの点火実行時間
の設定が可能となり、エンジン回転数の急激な低下に起
因する点火時期のずれを防止でき、エンジンストールの
発生を防止できる効果がある。
が変化しつつあるとき、点火時期をエンジン回転数の時
間に対する変化割合に基づいて制御するようにしたの
で、例えば前進走行中に操作レバーを後進に切り替えた
ことによりエンジン回転数が急激に低下した場合でも、
この回転の急激な低下を見越した点火実行時期の設定,
及び点火基準時期から点火実行時期までの点火実行時間
の設定が可能となり、エンジン回転数の急激な低下に起
因する点火時期のずれを防止でき、エンジンストールの
発生を防止できる効果がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は請求項1の
発明に係る第1実施形態による船舶用エンジンの運転制
御装置を説明するための図であり、図1,図2は本実施
形態の運転制御装置が採用された船外機の概略構成図,
側面図、図3は操作レバーのシフト操作を示す図、図4
はシフトポジションセンサの特性図、図5は前進状態か
ら後進にシフトとしたときのエンジン回転数と点火時期
との関係を示す特性図、図6は上記制御装置の制御動作
を説明するためのフローチャートである。
図面に基づいて説明する。図1ないし図6は請求項1の
発明に係る第1実施形態による船舶用エンジンの運転制
御装置を説明するための図であり、図1,図2は本実施
形態の運転制御装置が採用された船外機の概略構成図,
側面図、図3は操作レバーのシフト操作を示す図、図4
はシフトポジションセンサの特性図、図5は前進状態か
ら後進にシフトとしたときのエンジン回転数と点火時期
との関係を示す特性図、図6は上記制御装置の制御動作
を説明するためのフローチャートである。
【0017】図において、1は船外機であり、これは船
体2の船尾2aにクランプブラケット3を介して上下に
揺動可能に、かつ左右に回動可能に枢支されている。こ
の船外機1は推進機4が配設された下部ケース5にエン
ジン6を搭載し、該エンジン6をカウリング7で囲んだ
概略構造のものである。
体2の船尾2aにクランプブラケット3を介して上下に
揺動可能に、かつ左右に回動可能に枢支されている。こ
の船外機1は推進機4が配設された下部ケース5にエン
ジン6を搭載し、該エンジン6をカウリング7で囲んだ
概略構造のものである。
【0018】上記推進機4は、垂直方向に延びるドライ
ブシャフト8の下端に傘歯車機構10を介して推進軸1
1を連結し、該推進軸11の後端にプロペラ12を結合
した構成となっている。上記傘歯車機構10はドライブ
シャフト8に装着された駆動傘歯車10aと、推進軸1
1に回転自在に装着された前進傘歯車10b,後進傘歯
車10cとからなる。
ブシャフト8の下端に傘歯車機構10を介して推進軸1
1を連結し、該推進軸11の後端にプロペラ12を結合
した構成となっている。上記傘歯車機構10はドライブ
シャフト8に装着された駆動傘歯車10aと、推進軸1
1に回転自在に装着された前進傘歯車10b,後進傘歯
車10cとからなる。
【0019】上記推進機4には前後進切替え装置15が
配設されている。この切替え装置15は、前,後方向に
回動可能に枢支された操作レバー16にシフトケーブル
18aを介してシフトロッド18bを連結し、該シフト
ロッド18bに連結されたシフトカム18cによりドッ
ククラッチ18dを作動させることにより上記前,後進
傘歯車10b,10cの何れかを推進軸11に結合し、
又は両方とも結合しないように構成されている。また上
記操作レバー16を所定開度以上に回動することにより
スロットルアクチュエータ45がスロットル弁17を開
閉するようになっている。なお、52はスロットル開度
センサである。
配設されている。この切替え装置15は、前,後方向に
回動可能に枢支された操作レバー16にシフトケーブル
18aを介してシフトロッド18bを連結し、該シフト
ロッド18bに連結されたシフトカム18cによりドッ
ククラッチ18dを作動させることにより上記前,後進
傘歯車10b,10cの何れかを推進軸11に結合し、
又は両方とも結合しないように構成されている。また上
記操作レバー16を所定開度以上に回動することにより
スロットルアクチュエータ45がスロットル弁17を開
閉するようになっている。なお、52はスロットル開度
センサである。
【0020】上記操作レバー16は、図3に示すよう
に、前,後進傘歯車10b,10cの両方ともを推進軸
11に対してフリーにするニュートラル位置(領域)A
と、該ニュートラル位置Aからさらに前方に回動させる
ことにより前進傘歯車10bを推進軸11に結合させる
前進クラッチイン位置B1と、該クラッチイン位置B1
からさらに前方に回動させることにより上記スロットル
弁17を該回動量に応じて開く前進走行位置(領域)B
2との間で回動する。また上記ニュートラル位置Aから
後方に回動させることにより後進傘歯車10cを推進軸
11に結合させる後進クラッチイン位置C1と、該クラ
ッチイン位置C1からさらに後方に回動させることによ
りスロットル弁17を該回動量に応じて開く後進走行位
置(領域)C2との間で回動するようになっている。
に、前,後進傘歯車10b,10cの両方ともを推進軸
11に対してフリーにするニュートラル位置(領域)A
と、該ニュートラル位置Aからさらに前方に回動させる
ことにより前進傘歯車10bを推進軸11に結合させる
前進クラッチイン位置B1と、該クラッチイン位置B1
からさらに前方に回動させることにより上記スロットル
弁17を該回動量に応じて開く前進走行位置(領域)B
2との間で回動する。また上記ニュートラル位置Aから
後方に回動させることにより後進傘歯車10cを推進軸
11に結合させる後進クラッチイン位置C1と、該クラ
ッチイン位置C1からさらに後方に回動させることによ
りスロットル弁17を該回動量に応じて開く後進走行位
置(領域)C2との間で回動するようになっている。
【0021】ここで、スロットル弁17の開度は、通常
運転状態においては、上記操作レバー16がニュートラ
ル位置Aの範囲,及び前,後クラッチイン位置B1,C
1から前,後進走行位置B2,C2までの範囲にあると
きには全閉のアイドル開度Dに設定されている。一方、
エンジン回転数がアイドリング回転数より低速の極低速
回転になると後述するように本発明特有の制御が行われ
る。
運転状態においては、上記操作レバー16がニュートラ
ル位置Aの範囲,及び前,後クラッチイン位置B1,C
1から前,後進走行位置B2,C2までの範囲にあると
きには全閉のアイドル開度Dに設定されている。一方、
エンジン回転数がアイドリング回転数より低速の極低速
回転になると後述するように本発明特有の制御が行われ
る。
【0022】上記エンジン6は水冷式4サイクル並列4
気筒エンジンであり、クランク軸20を走行時に略垂直
をなすように縦向きに配置して構成されており、該クラ
ンク軸20の下端に上記ドライブシャフト8の上端が連
結されている。上記エンジン6は、シリンダブロック2
1に形成されたシリンダボア21a内にピストン22を
摺動自在に挿入配置するとともに、該ピストン22をコ
ンロッド23で上記クランク軸20に連結した構造のも
のである。上記シリンダブロック21の船体前後方向後
側に位置する後合面にはシリンダヘッド24が、また前
合面にはクランクケース34aがそれぞれ締結されてい
る(図2参照)。
気筒エンジンであり、クランク軸20を走行時に略垂直
をなすように縦向きに配置して構成されており、該クラ
ンク軸20の下端に上記ドライブシャフト8の上端が連
結されている。上記エンジン6は、シリンダブロック2
1に形成されたシリンダボア21a内にピストン22を
摺動自在に挿入配置するとともに、該ピストン22をコ
ンロッド23で上記クランク軸20に連結した構造のも
のである。上記シリンダブロック21の船体前後方向後
側に位置する後合面にはシリンダヘッド24が、また前
合面にはクランクケース34aがそれぞれ締結されてい
る(図2参照)。
【0023】上記シリンダヘッド24に形成された各気
筒毎の燃焼室24aには点火プラグ25の電極が臨んで
いる。また各燃焼室24aに連通する排気ポート26,
吸気ポート27にはそれぞれ排気バルブ28,吸気バル
ブ29が配設されており、該各バルブ28,29はクラ
ンク軸20と平行に配設されたカム軸30,31により
開閉駆動される。なお、25aは点火コイル,25bは
イグナイタである。
筒毎の燃焼室24aには点火プラグ25の電極が臨んで
いる。また各燃焼室24aに連通する排気ポート26,
吸気ポート27にはそれぞれ排気バルブ28,吸気バル
ブ29が配設されており、該各バルブ28,29はクラ
ンク軸20と平行に配設されたカム軸30,31により
開閉駆動される。なお、25aは点火コイル,25bは
イグナイタである。
【0024】上記各排気ポート26には排気マニホール
ド32が接続されており、排気ガスは排気マニホールド
23から上記下部ケース5内を通って推進機4の後端か
ら水中に排出されるようになっている。
ド32が接続されており、排気ガスは排気マニホールド
23から上記下部ケース5内を通って推進機4の後端か
ら水中に排出されるようになっている。
【0025】上記各吸気ポート27には吸気マニホール
ド33が接続されている。この吸気マニホールド33
は、上記クランクケース34aの側部に配設されたサー
ジタンク35に接続されており、該サージタンク35に
は各気筒共通の上記スロットル弁17を内蔵するスロッ
トルボディ36が接続されている。このスロットルボデ
ィ36はクランクケース34aの後方に配設されたサイ
レンサ37に接続されている。このサイレンサ37には
吸気ダクト38が接続されており、該吸気ダクト38は
エンジン6の上方に配置されている。この吸気ダクト3
8には空気流入口38aが形成されており、上記カウリ
ング7の後壁に形成された外気導入孔7aから空気を取
り入れるようになっている
ド33が接続されている。この吸気マニホールド33
は、上記クランクケース34aの側部に配設されたサー
ジタンク35に接続されており、該サージタンク35に
は各気筒共通の上記スロットル弁17を内蔵するスロッ
トルボディ36が接続されている。このスロットルボデ
ィ36はクランクケース34aの後方に配設されたサイ
レンサ37に接続されている。このサイレンサ37には
吸気ダクト38が接続されており、該吸気ダクト38は
エンジン6の上方に配置されている。この吸気ダクト3
8には空気流入口38aが形成されており、上記カウリ
ング7の後壁に形成された外気導入孔7aから空気を取
り入れるようになっている
【0026】また上記シリンダヘッド24の各吸気ポー
ト27に臨む部分には燃料噴射弁40が挿入配置されて
おり、該燃料噴射弁40の噴射口はポート開口を指向し
ている。上記各燃料噴射弁40にはクランク軸20と平
行に配置され加圧燃料を供給する燃料供給レール41が
接続されており、該供給レール41は不図示のベーパセ
パレータに連通接続されている。
ト27に臨む部分には燃料噴射弁40が挿入配置されて
おり、該燃料噴射弁40の噴射口はポート開口を指向し
ている。上記各燃料噴射弁40にはクランク軸20と平
行に配置され加圧燃料を供給する燃料供給レール41が
接続されており、該供給レール41は不図示のベーパセ
パレータに連通接続されている。
【0027】上記スロットルボディ36には、吸気量調
整弁としてのアイドル回転数調整弁60が配設されてい
る。このアイドル回転数調整弁60は、上記スロットル
弁17の上流側と下流側とを連通するバイパス通路61
に、該バイパス通路61の面積を変化させる調整バルブ
62を介設した構成となっている。この調整バルブ62
はスロットル弁17が全閉位置に位置しているアイドリ
ング運転時に上記バイパス通路61の通路面積を略1/
2とするようにその開度が設定されている。
整弁としてのアイドル回転数調整弁60が配設されてい
る。このアイドル回転数調整弁60は、上記スロットル
弁17の上流側と下流側とを連通するバイパス通路61
に、該バイパス通路61の面積を変化させる調整バルブ
62を介設した構成となっている。この調整バルブ62
はスロットル弁17が全閉位置に位置しているアイドリ
ング運転時に上記バイパス通路61の通路面積を略1/
2とするようにその開度が設定されている。
【0028】上記エンジン6は、燃料噴射量制御手段,
点火時期制御手段としてのエンジンコントロールユニッ
ト(運転制御装置)42を備えている。このコントロー
ルユニット42は、エンジン回転数センサ43,吸気圧
センサ44,スロットル開度センサ52,冷却水温度セ
ンサ46,船体速度センサ47,及び気筒判別センサ4
8からの検出値が入力され、これらの検出値から内蔵す
る運転制御マップに基づいて燃料噴射弁40の燃料噴射
量,噴射時期、及び点火プラグ25の点火時期を制御す
るように構成されている。
点火時期制御手段としてのエンジンコントロールユニッ
ト(運転制御装置)42を備えている。このコントロー
ルユニット42は、エンジン回転数センサ43,吸気圧
センサ44,スロットル開度センサ52,冷却水温度セ
ンサ46,船体速度センサ47,及び気筒判別センサ4
8からの検出値が入力され、これらの検出値から内蔵す
る運転制御マップに基づいて燃料噴射弁40の燃料噴射
量,噴射時期、及び点火プラグ25の点火時期を制御す
るように構成されている。
【0029】上記速度センサ47は、船体走行に伴う水
流により回転するパドルの回転数を検出する水車式スピ
ードセンサであり、船体2の船尾2aの下端に配設され
ている。なお、上記速度センサには、船外機の下部ケー
ス内の水圧変化を検出する半導体圧力センサ等を採用し
てもよい。
流により回転するパドルの回転数を検出する水車式スピ
ードセンサであり、船体2の船尾2aの下端に配設され
ている。なお、上記速度センサには、船外機の下部ケー
ス内の水圧変化を検出する半導体圧力センサ等を採用し
てもよい。
【0030】また、上記船外機1にはトローリングとき
のエンジン回転数を例えば3段階に選択可能のトローリ
ング選択スイッチ65が配設されており、乗船者が該選
択スイッチ65を所定操作すると、トローリング回転数
に応じた選択信号が上記アイドル回転数調整弁60の開
度を制御する上記コントロールユニット42に出力され
る。そしてコントロールユニット42は、上記トローリ
ング選択信号が入力されると、予め設定されたトローリ
ング回転数となるように上記アイドル回転数調整弁60
を開閉制御するように構成されている。即ち、上記トロ
ーリング選択スイッチ65が入力されかつ操作レバー1
6が前進クラッチイン位置B1の直前から前進走行位置
B2までの間にあるときには上記バイパス通路61を絞
り込んで吸気量を減少させる。この吸気量の減少に見合
った燃料が噴射供給され、これによりアイドリング回転
数より低いトローリング回転数が得られる。
のエンジン回転数を例えば3段階に選択可能のトローリ
ング選択スイッチ65が配設されており、乗船者が該選
択スイッチ65を所定操作すると、トローリング回転数
に応じた選択信号が上記アイドル回転数調整弁60の開
度を制御する上記コントロールユニット42に出力され
る。そしてコントロールユニット42は、上記トローリ
ング選択信号が入力されると、予め設定されたトローリ
ング回転数となるように上記アイドル回転数調整弁60
を開閉制御するように構成されている。即ち、上記トロ
ーリング選択スイッチ65が入力されかつ操作レバー1
6が前進クラッチイン位置B1の直前から前進走行位置
B2までの間にあるときには上記バイパス通路61を絞
り込んで吸気量を減少させる。この吸気量の減少に見合
った燃料が噴射供給され、これによりアイドリング回転
数より低いトローリング回転数が得られる。
【0031】上記切替装置15のシフトロッド18bに
はシフトポジションセンサ55が配設されている。この
シフトポジションセンサ55は上記シフトロッド18b
の位置つまり操作レバー16のシフト位置A〜Cを検出
して上記コントロールユニット42に出力する。このシ
フトポジションセンサ55は、図4に示すように、シフ
ト位置A〜Cに応じた値の電圧信号を出力する。また上
記操作レバー16にはこれの回動速度を検出するレバー
速度センサ57が配設されており、該センサ57からの
検出値を上記コントロールユニット42に出力する。
はシフトポジションセンサ55が配設されている。この
シフトポジションセンサ55は上記シフトロッド18b
の位置つまり操作レバー16のシフト位置A〜Cを検出
して上記コントロールユニット42に出力する。このシ
フトポジションセンサ55は、図4に示すように、シフ
ト位置A〜Cに応じた値の電圧信号を出力する。また上
記操作レバー16にはこれの回動速度を検出するレバー
速度センサ57が配設されており、該センサ57からの
検出値を上記コントロールユニット42に出力する。
【0032】本実施形態装置では、エンジン回転数が外
力によりアイドリング回転数以下の極低速回転数まで低
下した場合には以下の制御が行われる。
力によりアイドリング回転数以下の極低速回転数まで低
下した場合には以下の制御が行われる。
【0033】例えば、前進走行中に上記操作レバー16
を後進走行位置に切り替える場合、該操作レバー16の
ニュートラル位置への回動によりエンジン回転数は、図
5(a)に示すように、通常600〜700rpm程度
に設定されたアイドリング回転数まで低下し、さらに後
進位置への回動時(図中Rで示す)に、200rpm程
度の極低速回転数に急激に低下し、その後変動しつつア
イドリング回転数に復帰するが、船速が比較的速い状態
から後進に切り換えると上記極低速回転数に低下した際
にそのままエンジン停止する場合がある。
を後進走行位置に切り替える場合、該操作レバー16の
ニュートラル位置への回動によりエンジン回転数は、図
5(a)に示すように、通常600〜700rpm程度
に設定されたアイドリング回転数まで低下し、さらに後
進位置への回動時(図中Rで示す)に、200rpm程
度の極低速回転数に急激に低下し、その後変動しつつア
イドリング回転数に復帰するが、船速が比較的速い状態
から後進に切り換えると上記極低速回転数に低下した際
にそのままエンジン停止する場合がある。
【0034】そこで、本実施形態では、エンジン回転数
がアイドリング回転数より例えば50rpmだけ低い極
低速回転数以下に低下したときは、図5(b)に示すよ
うに、点火時期を点火時期特性線aに示すように、その
時の検出されたエンジン回転数及び経過時間に対応した
点火時期に制御するようにしている。即ち、従来は特性
線bに示すように、アイドリング運転域では、点火時期
をエンジン回転数に係わらず一定の点火時期T1 に固定
していたのに対し、本実施形態では、エンジン回転数が
上記極低速回転数まで低下すると直ちにT2 まで遅角さ
せ、その後上死点(TDC)近傍まで徐々に遅角させ、
さらに時間の経過とともにエンジン回転数が上昇すると
上記T1 付近まで進角させるようにしている。なお、上
記アイドリング時の点火時期T1 は通常上死点前10〜
15°程度に設定されている。
がアイドリング回転数より例えば50rpmだけ低い極
低速回転数以下に低下したときは、図5(b)に示すよ
うに、点火時期を点火時期特性線aに示すように、その
時の検出されたエンジン回転数及び経過時間に対応した
点火時期に制御するようにしている。即ち、従来は特性
線bに示すように、アイドリング運転域では、点火時期
をエンジン回転数に係わらず一定の点火時期T1 に固定
していたのに対し、本実施形態では、エンジン回転数が
上記極低速回転数まで低下すると直ちにT2 まで遅角さ
せ、その後上死点(TDC)近傍まで徐々に遅角させ、
さらに時間の経過とともにエンジン回転数が上昇すると
上記T1 付近まで進角させるようにしている。なお、上
記アイドリング時の点火時期T1 は通常上死点前10〜
15°程度に設定されている。
【0035】次に、上記コントロールユニット42によ
るエンジンの点火時期制御動作を図6に基づいてさらに
詳細に説明する。上記スロットル弁開度が全閉で、エン
ジン回転数が所定の設定回転数(例えばアイドリング回
転数−50rpmの極低速回転数)より低くなると、そ
のときのエンジン回転数に応じた点火時期が極低速回転
数用点火時期マップから、あるいは計算式により演算さ
れ、該演算された点火時期がエンジン状態、例えばエン
ジン温度等により必要に応じて補正される(ステップS
1〜S4)。なお、上記極低速回転数用点火時期マップ
は上記図5のエンジン回転数と特性線aとに対応してい
る。
るエンジンの点火時期制御動作を図6に基づいてさらに
詳細に説明する。上記スロットル弁開度が全閉で、エン
ジン回転数が所定の設定回転数(例えばアイドリング回
転数−50rpmの極低速回転数)より低くなると、そ
のときのエンジン回転数に応じた点火時期が極低速回転
数用点火時期マップから、あるいは計算式により演算さ
れ、該演算された点火時期がエンジン状態、例えばエン
ジン温度等により必要に応じて補正される(ステップS
1〜S4)。なお、上記極低速回転数用点火時期マップ
は上記図5のエンジン回転数と特性線aとに対応してい
る。
【0036】また、上記ステップS2において、エンジ
ン回転数が所定の設定回転数より低くないときは、スロ
ットル全閉のアイドリング運転用点火時期マップから、
あるいは計算式によりこの時のエンジンの運転状態に応
じた点火時期が演算され、また該演算された点火時期が
上記と同様にしてエンジン状態により必要に応じて補正
される(ステップS5,S6)。
ン回転数が所定の設定回転数より低くないときは、スロ
ットル全閉のアイドリング運転用点火時期マップから、
あるいは計算式によりこの時のエンジンの運転状態に応
じた点火時期が演算され、また該演算された点火時期が
上記と同様にしてエンジン状態により必要に応じて補正
される(ステップS5,S6)。
【0037】なお、上記ステップS1において、上記ス
ロットル弁開度が全閉でなければ、通常運転用の点火時
期マップから、点火時期が演算され、また該演算された
点火時期がエンジン状態により必要に応じて補正される
(ステップS7〜S8)。
ロットル弁開度が全閉でなければ、通常運転用の点火時
期マップから、点火時期が演算され、また該演算された
点火時期がエンジン状態により必要に応じて補正される
(ステップS7〜S8)。
【0038】そして、上記各演算, 補正された点火時期
が実行点火時期用のメモリに記憶され(ステップS
9)、この記憶された実行点火時期に基づいてエンジン
の点火が行なわれる。なお、具体的には上記実行点火時
期は、点火基準クランク角度位置からの時間としてタイ
マにセットされ、該点火基準クランク角度位置でカウン
トが開始され、カウント終了時点で点火が実行される。
が実行点火時期用のメモリに記憶され(ステップS
9)、この記憶された実行点火時期に基づいてエンジン
の点火が行なわれる。なお、具体的には上記実行点火時
期は、点火基準クランク角度位置からの時間としてタイ
マにセットされ、該点火基準クランク角度位置でカウン
トが開始され、カウント終了時点で点火が実行される。
【0039】このように、本実施形態では、エンジン回
転数がアイドリング回転数より低い極低速回転数以下に
低下した場合には、点火時期をその時のエンジン回転数
に応じた上死点付近の点火時期に遅角させるようにした
ので、必要な回転力を確保することが可能となり、エン
ジンストールを回避できる。因みに、図5に示す点火時
期特性線bで示す点火時期T1 は200rpm付近のエ
ンジン回転数に対しては過剰進角であり、エンジンの回
転力が弱くなり、エンジンストールが発生し易い。
転数がアイドリング回転数より低い極低速回転数以下に
低下した場合には、点火時期をその時のエンジン回転数
に応じた上死点付近の点火時期に遅角させるようにした
ので、必要な回転力を確保することが可能となり、エン
ジンストールを回避できる。因みに、図5に示す点火時
期特性線bで示す点火時期T1 は200rpm付近のエ
ンジン回転数に対しては過剰進角であり、エンジンの回
転力が弱くなり、エンジンストールが発生し易い。
【0040】図7〜図10は請求項2の発明に係る第2
実施形態を説明するための図であり、図7はエンジン回
転数と点火時期との関係を示す図、図8,図9は点火時
期と吸入空気量との関係を示す図、図10はエンジン回
転数の点火時期との関係を示す図である。
実施形態を説明するための図であり、図7はエンジン回
転数と点火時期との関係を示す図、図8,図9は点火時
期と吸入空気量との関係を示す図、図10はエンジン回
転数の点火時期との関係を示す図である。
【0041】本第2実施形態では、図7,図10に示す
ように、エンジン回転数が略アイドリング回転数より低
い範囲では、点火時期(Ig. T)は圧縮上死点より遅
角した値T3 又は圧縮上死点に制御され、また、図8,
図9に示すように、吸入空気量はエンジン回転数がアイ
ドリング回転数に保持されるように増量側に制御され
る。図9において、アイドリング回転数における点火時
期を上死点後5°に設定した場合には、上死点前15°
付近に設定した通常の場合のアイドリング空気量の1.
3倍程度に増量される。
ように、エンジン回転数が略アイドリング回転数より低
い範囲では、点火時期(Ig. T)は圧縮上死点より遅
角した値T3 又は圧縮上死点に制御され、また、図8,
図9に示すように、吸入空気量はエンジン回転数がアイ
ドリング回転数に保持されるように増量側に制御され
る。図9において、アイドリング回転数における点火時
期を上死点後5°に設定した場合には、上死点前15°
付近に設定した通常の場合のアイドリング空気量の1.
3倍程度に増量される。
【0042】上記空気量の増量は具体的には、図1にお
けるスロットル弁17の全閉時の開度を通常よりも開側
に設定することにより、あるいはアイドル回転数調整弁
60の開度を制御することにより実現される。そしてこ
の場合、点火時期をT3 まで遅角させながらアイドリン
グ回転数が確保されるよう吸入空気量が増加される。勿
論この場合には、増量された吸入空気量に応じた量の燃
料が燃料噴射弁40から噴射供給される。
けるスロットル弁17の全閉時の開度を通常よりも開側
に設定することにより、あるいはアイドル回転数調整弁
60の開度を制御することにより実現される。そしてこ
の場合、点火時期をT3 まで遅角させながらアイドリン
グ回転数が確保されるよう吸入空気量が増加される。勿
論この場合には、増量された吸入空気量に応じた量の燃
料が燃料噴射弁40から噴射供給される。
【0043】このように本第2実施形態では、アイドリ
ング運転域では、点火時期を上死点後まで遅角させるこ
とによってエンジン回転数をアイドリング回転数に保持
しながら吸入空気量を増加することができ、船舶が比較
的高い速度で前進しているときに操作レバーを後進に切
り換えた場合のエンジン回転速度の低下によって、点火
時期が最適点火時期に近ずくこととなり、これにより回
転力が大きくなり、エンジンストールを防止することが
できる。
ング運転域では、点火時期を上死点後まで遅角させるこ
とによってエンジン回転数をアイドリング回転数に保持
しながら吸入空気量を増加することができ、船舶が比較
的高い速度で前進しているときに操作レバーを後進に切
り換えた場合のエンジン回転速度の低下によって、点火
時期が最適点火時期に近ずくこととなり、これにより回
転力が大きくなり、エンジンストールを防止することが
できる。
【0044】図11は請求項3の発明に係る第3実施形
態を説明するための図である。エンジン回転数が例えば
200〜300rpmといった極低速回転数になると、
エンジン1回転中におけるエンジン回転数の変動が大き
くなる傾向がある。図11は4気筒エンジンにおいてこ
のような極低速回転となった場合のエンジン回転数の変
動の例を示している。図中、#1〜#4TDCは各気筒
のピストンが圧縮上死点に位置するタイミングを示し、
180°間隔で点火が行われ、圧縮上死点付近で200
rpmであったエンジン回転数が300rpmに増加
し、かつ平均で見ると250rpmであることが判る。
またd1 は#1気筒の点火基準クランク角度(例えば上
死点前80°)を、d2 は#1気筒において実際に点火
が行われる実行点火クランク角度(例えば上死点)を、
t1 は上記d1 からd2 までの点火実行時間をそれぞれ
示している。
態を説明するための図である。エンジン回転数が例えば
200〜300rpmといった極低速回転数になると、
エンジン1回転中におけるエンジン回転数の変動が大き
くなる傾向がある。図11は4気筒エンジンにおいてこ
のような極低速回転となった場合のエンジン回転数の変
動の例を示している。図中、#1〜#4TDCは各気筒
のピストンが圧縮上死点に位置するタイミングを示し、
180°間隔で点火が行われ、圧縮上死点付近で200
rpmであったエンジン回転数が300rpmに増加
し、かつ平均で見ると250rpmであることが判る。
またd1 は#1気筒の点火基準クランク角度(例えば上
死点前80°)を、d2 は#1気筒において実際に点火
が行われる実行点火クランク角度(例えば上死点)を、
t1 は上記d1 からd2 までの点火実行時間をそれぞれ
示している。
【0045】上述のように、エンジン回転数の変動が大
きくなると、点火時期を演算した時点でのエンジン回転
数あるいは平均エンジン回転数と点火を実行する時のエ
ンジン回転数においてずれが大きくなり、上記点火実行
時のクランク角度d2 自体が適正でなくなったり、ある
いは上記基準点火クランク角度d1 から上記時間t1経
過後に点火を実行してもクランク角度d2 からずれた位
置で点火が実行される問題が懸念される。その結果、上
述のように船体の前進中に操作レバーを後進に切り換え
ると、このエンジン回転変動に起因する点火タイミング
のずれからもエンジンストールが生じ易くなる。
きくなると、点火時期を演算した時点でのエンジン回転
数あるいは平均エンジン回転数と点火を実行する時のエ
ンジン回転数においてずれが大きくなり、上記点火実行
時のクランク角度d2 自体が適正でなくなったり、ある
いは上記基準点火クランク角度d1 から上記時間t1経
過後に点火を実行してもクランク角度d2 からずれた位
置で点火が実行される問題が懸念される。その結果、上
述のように船体の前進中に操作レバーを後進に切り換え
ると、このエンジン回転変動に起因する点火タイミング
のずれからもエンジンストールが生じ易くなる。
【0046】そこで、本実施形態では、1回転中におけ
るエンジン回転数の変動幅が大きくなる極低速回転数域
では、点火実行時の実際のエンジン回転数に応じた適切
な点火時期を設定できるように、点火実行時期を、1回
転中の回転数変動の程度に応じて、つまりこの変動を見
越して制御するようにしている。
るエンジン回転数の変動幅が大きくなる極低速回転数域
では、点火実行時の実際のエンジン回転数に応じた適切
な点火時期を設定できるように、点火実行時期を、1回
転中の回転数変動の程度に応じて、つまりこの変動を見
越して制御するようにしている。
【0047】この点火時期の制御を図12〜14のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図12において、上記
スロットル弁開度が全閉の時には、平均のエンジン回転
数,現在のエンジン回転数及びエンジン回転数の変動状
態に基づいて点火実行時のエンジン回転数が予測され、
該予測値に対応した点火時期(図11における実行点火
クランク角度d2)が演算される(ステップS11〜1
3)。そして該演算された点火時期(クランク角度d2
)が必要に応じてエンジン状態に基づいて補正される
(ステップS14)。
ーチャートに基づいて説明する。図12において、上記
スロットル弁開度が全閉の時には、平均のエンジン回転
数,現在のエンジン回転数及びエンジン回転数の変動状
態に基づいて点火実行時のエンジン回転数が予測され、
該予測値に対応した点火時期(図11における実行点火
クランク角度d2)が演算される(ステップS11〜1
3)。そして該演算された点火時期(クランク角度d2
)が必要に応じてエンジン状態に基づいて補正される
(ステップS14)。
【0048】また、上記ステップS11においてスロッ
トル弁開度が全閉でない時は、通常運転時用の点火時期
マップに基づいて通常運転時の点火時期が演算され、こ
の演算された点火時期が必要に応じてエンジン状態に基
づいて補正される(ステップS15,16)。
トル弁開度が全閉でない時は、通常運転時用の点火時期
マップに基づいて通常運転時の点火時期が演算され、こ
の演算された点火時期が必要に応じてエンジン状態に基
づいて補正される(ステップS15,16)。
【0049】続いて上記補正された各点火時期が実行点
火時期メモリに記憶, 格納され(ステップS17)、こ
の記憶データが後述するように、点火実行に用いられ
る。
火時期メモリに記憶, 格納され(ステップS17)、こ
の記憶データが後述するように、点火実行に用いられ
る。
【0050】また、図13において、エンジン回転数が
予め設定された回転数より小さい極低速回転数の時に
は、通常運転時の点火時期が記憶された算出結果点火時
期メモリから、点火時期のデータが読み出される(ステ
ップS21,S22)。
予め設定された回転数より小さい極低速回転数の時に
は、通常運転時の点火時期が記憶された算出結果点火時
期メモリから、点火時期のデータが読み出される(ステ
ップS21,S22)。
【0051】続いて平均エンジン回転数,現在のエンジ
ン回転数及びエンジン回転変動状態に基づいて点火実行
時のエンジン回転数が予測され、該予測値に対応した点
火時期(図11における点火実行時クランク角度d2)が
演算される(ステップS23)。
ン回転数及びエンジン回転変動状態に基づいて点火実行
時のエンジン回転数が予測され、該予測値に対応した点
火時期(図11における点火実行時クランク角度d2)が
演算される(ステップS23)。
【0052】また、上記演算された点火時期(クランク
角度d2 )が必要に応じてエンジン状態に基づいて補正
され(ステップS24)、この補正された点火時期が実
行点火時期メモリに格納されて、点火実行に用いられる
(ステップS25,26)。
角度d2 )が必要に応じてエンジン状態に基づいて補正
され(ステップS24)、この補正された点火時期が実
行点火時期メモリに格納されて、点火実行に用いられる
(ステップS25,26)。
【0053】そして図14において、点火時期データ
(実行点火クランク角度d2 )が実行点火時期メモリか
ら読み出され、基準点火クランク角度d1 から実行点火
クランク角度d2 までの点火実行時間t1 が演算され、
検出されたエンジン回転数が所定の設定回転数より小さ
いかどうかの判定が行われる(ステップS31〜S3
3)。
(実行点火クランク角度d2 )が実行点火時期メモリか
ら読み出され、基準点火クランク角度d1 から実行点火
クランク角度d2 までの点火実行時間t1 が演算され、
検出されたエンジン回転数が所定の設定回転数より小さ
いかどうかの判定が行われる(ステップS31〜S3
3)。
【0054】そして、エンジン回転数が所定の設定回転
数より小さい時(極低速回転数時)には、平均エンジン
回転数,現在のエンジン回転数及びエンジン回転変動状
態から上記時間t1 の補正係数が算出され、該補正係数
により上記時間t1 が補正され、補正された時間が点火
実行タイマに設定される(ステップS34〜S36)。
そして上記点火基準クランク角度d1 に達した時点でタ
イマのカウントが開始され、カウント終了時点で点火が
実行される。なお、上記ステップS33においてエンジ
ン回転数が所定の設定回数より小でない時は、上記ステ
ップS31で読み出されたデータが上記実行タイマに設
定される。
数より小さい時(極低速回転数時)には、平均エンジン
回転数,現在のエンジン回転数及びエンジン回転変動状
態から上記時間t1 の補正係数が算出され、該補正係数
により上記時間t1 が補正され、補正された時間が点火
実行タイマに設定される(ステップS34〜S36)。
そして上記点火基準クランク角度d1 に達した時点でタ
イマのカウントが開始され、カウント終了時点で点火が
実行される。なお、上記ステップS33においてエンジ
ン回転数が所定の設定回数より小でない時は、上記ステ
ップS31で読み出されたデータが上記実行タイマに設
定される。
【0055】このように、本第3実施形態では、エンジ
ン1回転中の回転変動の大きい極低速回転数域では、回
転変動状態に基づいて点火実行時におけるエンジン回転
数を予測し、該予測されたエンジン回転数に最適の点火
時期を求めるようにしたので、エンジン回転変動が大き
い場合でも点火時期を最適に制御することができ、回転
変動による点火時期のずれを防止して必要な回転力を得
ることができる。
ン1回転中の回転変動の大きい極低速回転数域では、回
転変動状態に基づいて点火実行時におけるエンジン回転
数を予測し、該予測されたエンジン回転数に最適の点火
時期を求めるようにしたので、エンジン回転変動が大き
い場合でも点火時期を最適に制御することができ、回転
変動による点火時期のずれを防止して必要な回転力を得
ることができる。
【0056】またエンジン1回転中の回転変動の大きい
極低速回転数域では、基準点火クランク角度d1 から実
行点火クランク角度d2 までの点火実行時間t1 を回転
変動に基づいて補正するようにしたので、エンジン回転
変動が大きい場合でも点火時期を最適に制御することが
でき、回転変動による点火時期のずれを防止でき、必要
な回転力を得ることができる。
極低速回転数域では、基準点火クランク角度d1 から実
行点火クランク角度d2 までの点火実行時間t1 を回転
変動に基づいて補正するようにしたので、エンジン回転
変動が大きい場合でも点火時期を最適に制御することが
でき、回転変動による点火時期のずれを防止でき、必要
な回転力を得ることができる。
【0057】ここでエンジンの点火は、エンジン状態
(回転数,負荷等)の検知,点火時期の演算,点火実
行,燃焼,のステップで行われ、エンジン状態の検知か
ら点火を実行するまでには所定の時間を要するため、エ
ンジン回転数が急激に変化する過渡運転状態では、エン
ジン状態の検知から実際に燃焼が開始されるまでの間
に、上記検知したエンジン状態が変化し、上記演算され
た点火時期が実際の点火,燃焼の時点では適切でなくな
る場合が懸念される。
(回転数,負荷等)の検知,点火時期の演算,点火実
行,燃焼,のステップで行われ、エンジン状態の検知か
ら点火を実行するまでには所定の時間を要するため、エ
ンジン回転数が急激に変化する過渡運転状態では、エン
ジン状態の検知から実際に燃焼が開始されるまでの間
に、上記検知したエンジン状態が変化し、上記演算され
た点火時期が実際の点火,燃焼の時点では適切でなくな
る場合が懸念される。
【0058】そこで、請求項4の発明は、エンジンの回
転数が変化しつつある場合には、点火時期をエンジン回
転数の時間に対する変化率に応じて制御するように構成
されている。これは例えば上述のように、前進走行中に
操作レバーを後進に切り換えたことによりエンジン回転
数が急激に低下する場合に特に有効である。
転数が変化しつつある場合には、点火時期をエンジン回
転数の時間に対する変化率に応じて制御するように構成
されている。これは例えば上述のように、前進走行中に
操作レバーを後進に切り換えたことによりエンジン回転
数が急激に低下する場合に特に有効である。
【0059】図15,図16は請求項4の発明の第4実
施形態を説明するための図であり、本実施形態では、エ
ンジン状態(特にエンジン回転数)の変化率を求め、該
変化率から点火実行, 燃焼の時のエンジン状態を予測
し、そして、この予測されたエンジン状態に基づいて点
火時期を演算して、点火を実施する。
施形態を説明するための図であり、本実施形態では、エ
ンジン状態(特にエンジン回転数)の変化率を求め、該
変化率から点火実行, 燃焼の時のエンジン状態を予測
し、そして、この予測されたエンジン状態に基づいて点
火時期を演算して、点火を実施する。
【0060】図15において、エンジン回転数が検出さ
れ、該検出値とこれまでの検出値とからエンジン回転数
の時間に対する変化率が算出される(ステップS41,
S42)。そして、上記変化率に基づいて、次の点火実
行時のエンジン回転数又は次の燃焼時のエンジン回転数
が予測, 演算され、この予測されたエンジン回転数とエ
ンジン負荷(スロットル開度)とから適切な点火時期が
算出される(ステップS43,S44)。
れ、該検出値とこれまでの検出値とからエンジン回転数
の時間に対する変化率が算出される(ステップS41,
S42)。そして、上記変化率に基づいて、次の点火実
行時のエンジン回転数又は次の燃焼時のエンジン回転数
が予測, 演算され、この予測されたエンジン回転数とエ
ンジン負荷(スロットル開度)とから適切な点火時期が
算出される(ステップS43,S44)。
【0061】上記算出された点火時期が冷却水温等の他
のエンジン状態に応じて補正され、この補正された点火
時期が実行点火時期メモリに格納されて、点火時期制御
に用いられる(ステップS45,S46)。
のエンジン状態に応じて補正され、この補正された点火
時期が実行点火時期メモリに格納されて、点火時期制御
に用いられる(ステップS45,S46)。
【0062】そして図16においてエンジン回転数が所
定の設定回転数より小さい時(極低速回転数域)には、
算出結果点火時期メモリから点火時期データが読み込ま
れ、平均のエンジン回転数,現在のエンジン回転数及び
エンジン回転数の変動状態に応じた点火時期の補正係数
が算出される(ステップS51〜S53)。
定の設定回転数より小さい時(極低速回転数域)には、
算出結果点火時期メモリから点火時期データが読み込ま
れ、平均のエンジン回転数,現在のエンジン回転数及び
エンジン回転数の変動状態に応じた点火時期の補正係数
が算出される(ステップS51〜S53)。
【0063】そして、上記算出された補正係数で上記点
火時期が補正され、該補正された点火時期が実行点火時
期メモリに格納されて、この格納値が点火時期制御に用
いられる(ステップS54〜S56)。なお、上記ステ
ップS51において、エンジン回転数が所定の設定回転
数より小でない時は上述の補正処理は行われない。
火時期が補正され、該補正された点火時期が実行点火時
期メモリに格納されて、この格納値が点火時期制御に用
いられる(ステップS54〜S56)。なお、上記ステ
ップS51において、エンジン回転数が所定の設定回転
数より小でない時は上述の補正処理は行われない。
【0064】このように、予測された点火実行時のエン
ジン回転数を含むエンジン状態に基づいて点火時期を設
定するようにしたので、エンジン回転数が急激に変化す
る場合でも適切な時期に点火することができ、燃焼が適
切に行なわれ、必要な回転力を得ることができる。
ジン回転数を含むエンジン状態に基づいて点火時期を設
定するようにしたので、エンジン回転数が急激に変化す
る場合でも適切な時期に点火することができ、燃焼が適
切に行なわれ、必要な回転力を得ることができる。
【0065】なお、上記第1〜第4実施形態では、請求
項1〜4の発明をそれぞれ単独で実施する場合を説明し
たが、この請求項1〜4の発明は組み合わせて実施する
ことも可能である。例えば、点火時期をスロットル全閉
で略アイドリング回転数の時には圧縮上死点又は圧縮上
死点後に制御し、かつスロットル全閉時の吸入空気量を
エンジン回転数がアイドリング回転数となる量に設定
し、またエンジン回転数が極低速回転数に低下したとき
は点火時期を該極低速回転数に応じた極低速回転時点火
時期に制御する。
項1〜4の発明をそれぞれ単独で実施する場合を説明し
たが、この請求項1〜4の発明は組み合わせて実施する
ことも可能である。例えば、点火時期をスロットル全閉
で略アイドリング回転数の時には圧縮上死点又は圧縮上
死点後に制御し、かつスロットル全閉時の吸入空気量を
エンジン回転数がアイドリング回転数となる量に設定
し、またエンジン回転数が極低速回転数に低下したとき
は点火時期を該極低速回転数に応じた極低速回転時点火
時期に制御する。
【0066】また上記制御を行い、かつ点火時期をエン
ジン1回転中における回転数変動に基づいて制御し、さ
らにエンジン回転数が変化しつつある過渡運転状態では
点火時期をエンジン回転数の時間に対する変化割合に基
づいて制御する。これにより上記第1〜第4実施形態に
おけると同様の作用効果がえられる。
ジン1回転中における回転数変動に基づいて制御し、さ
らにエンジン回転数が変化しつつある過渡運転状態では
点火時期をエンジン回転数の時間に対する変化割合に基
づいて制御する。これにより上記第1〜第4実施形態に
おけると同様の作用効果がえられる。
【図1】請求項1の発明の第1実施形態による船外機用
エンジンの運転制御装置を説明するための概略構成図で
ある。
エンジンの運転制御装置を説明するための概略構成図で
ある。
【図2】上記船外機の側面図である。
【図3】上記船外機の操作レバーのシフト位置を説明す
るための図である。
るための図である。
【図4】上記運転制御装置のシフトポジションセンサの
出力特性図である。
出力特性図である。
【図5】上記運転制御装置のエンジン回転数と点火時期
との関係を示す特性図である。
との関係を示す特性図である。
【図6】上記制御装置の制御動作を説明するためのフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図7】請求項2の発明の第2実施形態によるエンジン
回転数と点火時期との関係を示す特性図である。
回転数と点火時期との関係を示す特性図である。
【図8】上記第2実施形態の点火時期と吸入空気量との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図9】上記第2実施形態の点火時期と吸入空気量との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図10】上記第2実施形態のエンジン回転数の点火時
期との関係を示す特性図である。
期との関係を示す特性図である。
【図11】請求項3の発明の第3実施形態によるクラン
ク角度とエンジン回転数との関係を示す特性図である。
ク角度とエンジン回転数との関係を示す特性図である。
【図12】上記第3実施形態装置の制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
ためのフローチャート図である。
【図13】上記第3実施形態装置の制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
ためのフローチャート図である。
【図14】上記第3実施形態装置の制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
ためのフローチャート図である。
【図15】請求項4の発明の第4実施形態よる制御装置
の制御動作を説明するためのフローチャート図である。
の制御動作を説明するためのフローチャート図である。
【図16】上記第4実施形態装置の制御動作を説明する
ためのフローチャート図である。
ためのフローチャート図である。
6 船舶用エンジン 17 スロットル弁 42 エンジンコントロールユニット(運転制御装置,
点火時期制御手段)
点火時期制御手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 スロットル弁開度が略全閉の状態でエン
ジン回転数がアイドリング回転数より低い極低速回転数
に低下したとき、点火時期をアイドリング回転時より遅
角側でかつ上記極低速回転数に応じた極低速回転時点火
時期に制御する点火時期制御手段を備えたことを特徴と
する船舶用エンジンの運転制御装置。 - 【請求項2】 4サイクルエンジンのスロットル弁開度
が略全閉でかつエンジン回転数がアイドリング回転数で
あるときの点火時期を圧縮上死点又は圧縮上死点後に制
御する点火時期制御手段を備え、スロットル全閉時の吸
入空気量をエンジン回転数がアイドリング回転数となる
量に設定したことを特徴とする船舶用エンジンの運転制
御装置。 - 【請求項3】 エンジン回転数がアイドリング回転数よ
り低い極低速回転数に低下したとき、点火時期をエンジ
ン1回転中における回転数変動に基づいて制御する点火
時期制御手段を備えたことを特徴とする船舶用エンジン
の運転制御装置。 - 【請求項4】 エンジン回転数が変化しつつあるとき、
点火時期をエンジン回転数の時間に対する変化割合に基
づいて制御する点火時期制御手段を備えたことを特徴と
する船舶用エンジンの運転制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127440A JPH10318113A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 船舶用エンジンの運転制御装置 |
| US09/080,864 US6098591A (en) | 1997-05-16 | 1998-05-18 | Marine engine control |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127440A JPH10318113A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 船舶用エンジンの運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318113A true JPH10318113A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14960006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9127440A Withdrawn JPH10318113A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 船舶用エンジンの運転制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6098591A (ja) |
| JP (1) | JPH10318113A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001140681A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-22 | Osaka Gas Co Ltd | 予混合圧縮自着火エンジン及びその運転方法 |
| JP2002213290A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Sanshin Ind Co Ltd | 小型船舶における内燃機関のエンジン回転数調整装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE19840082A1 (de) * | 1998-09-03 | 2000-03-09 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Verfahren zur Steuerung eines lastschaltbaren Mehrgang-Schiffsgetriebes |
| JP3408754B2 (ja) * | 1998-10-02 | 2003-05-19 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の回転数制御装置 |
| JP2000186653A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Sanshin Ind Co Ltd | エンジン |
| JP4232925B2 (ja) * | 1999-01-29 | 2009-03-04 | ヤマハマリン株式会社 | エンジンのアイドル回転数制御装置 |
| US6364726B1 (en) | 1999-05-18 | 2002-04-02 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for outboard motor |
| JP4358946B2 (ja) | 1999-11-12 | 2009-11-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 燃料噴射式4サイクルエンジン |
| WO2001040642A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Nissan Motor Co., Ltd. | Intake-air quantity control apparatus for internal combustion engines |
| US6539299B2 (en) | 2000-02-18 | 2003-03-25 | Optimum Power Technology | Apparatus and method for calibrating an engine management system |
| JP3930676B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2007-06-13 | 本田技研工業株式会社 | 船舶用内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
| US6659911B2 (en) | 2000-11-28 | 2003-12-09 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Shift assist system for an outboard motor |
| US6516253B2 (en) * | 2000-12-05 | 2003-02-04 | Ford Global Technologies, Inc. | Engine ready detection using crankshaft speed feedback |
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| JP2003074445A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-12 | Sanshin Ind Co Ltd | 水ジェット推進艇のエンジン出力制御装置 |
| JP2003098044A (ja) | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶の検査装置、船舶の検査システム |
| JP2004068704A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Suzuki Motor Corp | 船外機 |
| US6905382B2 (en) * | 2002-10-21 | 2005-06-14 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Shift device for marine transmission |
| JP4530339B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2010-08-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進機のシフト装置 |
| US7055502B1 (en) * | 2005-08-05 | 2006-06-06 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Single cylinder engine and vehicle provided with the same |
| JP4907935B2 (ja) | 2005-09-20 | 2012-04-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
| JP4726634B2 (ja) * | 2006-01-16 | 2011-07-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
| JP4901245B2 (ja) | 2006-03-14 | 2012-03-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進装置及び船舶 |
| JP5100019B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2012-12-19 | ヤマハ発動機株式会社 | リモコン装置、リモコン側ecu及び船舶 |
| JP4836621B2 (ja) | 2006-03-20 | 2011-12-14 | ヤマハ発動機株式会社 | リモコン装置及び船舶 |
| JP4925701B2 (ja) | 2006-03-28 | 2012-05-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
| JP4827596B2 (ja) * | 2006-04-21 | 2011-11-30 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶のリモコン装置及び船舶 |
| JP4919706B2 (ja) | 2006-06-05 | 2012-04-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶 |
| JP2008012964A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Yamaha Marine Co Ltd | リモコン装置、及び船舶 |
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| WO2011079222A2 (en) * | 2009-12-23 | 2011-06-30 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Less traumatic method of delivery of mesh-based devices into human body |
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| US10753335B2 (en) | 2018-03-22 | 2020-08-25 | Continental Motors, Inc. | Engine ignition timing and power supply system |
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1997
- 1997-05-16 JP JP9127440A patent/JPH10318113A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-05-18 US US09/080,864 patent/US6098591A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6098591A (en) | 2000-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |