JPH10318135A - 回収溶剤の再生装置及び真空乾燥装置 - Google Patents

回収溶剤の再生装置及び真空乾燥装置

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JPH10318135A
JPH10318135A JP12414697A JP12414697A JPH10318135A JP H10318135 A JPH10318135 A JP H10318135A JP 12414697 A JP12414697 A JP 12414697A JP 12414697 A JP12414697 A JP 12414697A JP H10318135 A JPH10318135 A JP H10318135A
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Akira Miura
亮 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単機で連続運転が可能であり、設置スペースを
少なくできる。 【解決手段】上下に夫々配置された上部冷却タンク1及
び下部冷却タンク2と、上部冷却タンク1と下部冷却タ
ンク2間、下部冷却タンク2の排出ドレン口、及び上部
冷却タンク1の排気口に夫々設けられたバルブと、上部
冷却タンク1,下部冷却タンク2に夫々設けられた真空
計5,10と、下部冷却タンク2に設けられた大気圧セン
サ11と、下部冷却タンク2に設けられた回収液量センサ
13、上部冷却タンク1,下部冷却タンク2を冷却する冷
凍機14とを具備し、前記上部冷却タンク1と下部冷却タ
ンク1間に設けられたバルブ9は、下部冷却タンク2内
が溶剤で満たされるまで開いた状態にあり、かつ満たさ
れると閉じた状態にあることを特徴とする回収溶剤の再
生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回収溶剤の再生装置
及び真空乾燥装置に関し、特に真空で蒸発した溶剤を冷
却して回収して再生する装置、及びこの再生装置を用い
た真空乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空で蒸発した溶剤を冷却して回
収する溶剤回収装置として、図3に示すものが知られて
いる。図中の付番31は冷却タンク(コールドトラップ)
であり、この冷却タンク31には冷凍機32が配管33を介し
て接続されている。前記配管33は冷凍機32から冷媒を冷
却タンク31に送るためのもので、冷却タンク31では該タ
ンク31の内壁に沿って螺旋状に配置されている。配管33
により冷却タンク31内部のフィン34が冷却されるように
なっている。前記冷却タンク31の頂部には、主弁(V
1 )35を介在させた配管が接続されている。
【0003】前記冷却タンク31の排気口には、被馳弁
(V2 )36を介在させた配管37を介して真空ポンプ
(R.P)38が接続されている。前記冷却タンク31の底
部には、液回収弁39(V3 )を介在させた配管を介して
液回収タンク40が接続されている。この液回収タンク40
の頂部にはバイパス弁(V4 )41を介在させた配管42が
接続され、この配管42の端部は被馳弁36と真空ポンプ38
を結ぶ前記配管37に接続されている。前記液回収タンク
40には、液量レベルセンサ(SL)43,レベルゲージ
(LG)44が設けられている。前記液回収タンク40に
は、リークバルブ(LV)45を介在させた配管,ドレン
バルブ(V5 )46を介在させた配管が接続されている。
【0004】こうした構成の溶剤回収装置の動作の手順
は図4に示す通りである。まず、真空チャンバ30内に溶
剤を塗布した基板をセットしゲートを閉じた後、被馳弁
(V2 )36が開の状態で真空ポンプ38を作動させると、
冷却タンク31内が減圧され、真空チャンバ30内も減圧さ
れる。その結果、真空チャンバ30より溶剤を含んだ気体
が冷却タンク31に導入され(エア導入)、この溶剤を含
んだ気体が冷却され、溶剤が液回収タンク40に回収され
る。この液回収タンク40内に所定の量の溶剤が回収され
ると、液量レベルセンサ(SL)43がONし、液回収弁
(V3 )39を閉じる。次に、リークバルブ(LV)45を
開け、液回収タンク40を大気圧と同じにした後、ドレン
バルブ(V5 )46を開き、溶剤を外部に排出する。溶剤
を外部に排出した後、リークバルブ(LV)45,ドレン
バルブ(V5 )46を閉じ、被馳弁(V2 )36を閉じる。
ひきつづき、バイパス弁(V4 )41を開き、真空ポンプ
38で液回収タンク40内を減圧する。液回収タンク40内が
所定の圧力に減圧されたことを真空計(図示せず)等に
より確認した後、バイパス弁(V4 )41を閉じ、被馳弁
(V2 )36を開け、更に液回収弁(V3 )39を開く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構
成の溶剤回収装置は、通常2セット用意し、一方の溶剤
回収装置を稼働させている間、他方を再生稼働(ドレ
ン,再冷却,再減圧)を行なって連続運転を行なってい
た。しかしながら、従来技術では溶剤回収装置を設置す
るための設置スペースを広くとる必要があり、コスト高
になるという問題があった。
【0006】本発明はこうした事情を考慮してなされた
もので、従来と比べ、単機で連続運転が可能であるとと
もに、設置スペースを少なくできる低コストの回収溶剤
の再生装置、及びこの回収溶剤の再生装置を用いた真空
乾燥装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、冷却
して回収した溶剤を再生する装置において、上下に夫々
配置された上部冷却タンク及び下部冷却タンクと、前記
上部冷却タンクと下部冷却タンク間、下部冷却タンクの
排出ドレン口、及び上部冷却タンクの排気口に夫々設け
られたバルブと、前記上部冷却タンク,下部冷却タンク
に夫々設けられた真空計と、前記下部冷却タンクに設け
られた大気圧センサと、前記下部冷却タンクに設けられ
た回収液量センサ、前記上部冷却タンク,下部冷却タン
クを冷却する冷凍機とを具備し、前記上部冷却タンクと
下部冷却タンク間に設けられた前記バルブは、下部冷却
タンク内が溶剤で満たされるまで開いた状態にあり、か
つ満たされると閉じた状態にあることを特徴とする回収
溶剤の再生装置である。本願第2の発明は、第1の発明
に係る再生装置を用いたことを特徴とする真空乾燥装置
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1及
び図2を参照して説明する。ここで、図1は回収溶剤の
再生装置の説明図であり、図2はこの再生装置を作動す
るときのシーケンス図を示す。
【0009】図中の付番1,2は、上下に夫々配置され
た上部冷却タンク、下部冷却タンクである。前記上部冷
却タンク1は、真空バルブ(V1 )3を介在させた配管
により真空チャンバ4に接続されている。上部冷却タン
ク1には、第1の真空計(PG1 )5,第1の大気圧セ
ンサ(APS1 )6が設けられている。第1の大気圧セ
ンサ6は、上部冷却タンク1内が大気圧に戻ったどうか
を検知するものである。上部冷却タンク1の排気口に
は、真空バルブ(V2 )7を介在させた配管により真空
ポンプ(P1 )8が接続されている。
【0010】前記上部冷却タンク1と下部冷却タンク2
は、仕切弁(バルブ:V3 )9を介在した配管により接
続されている。下部冷却タンク2には、第2の真空計
(PG2 )10,第2の大気圧センサ(APS2 )11,加
圧バルブ(V5 )12及び液検知センサ(S1 )13が設け
られている。ここで、第2の大気圧センサ11は下部冷却
タンク2内が大気圧に戻ったどうかを検知するもので、
真空状態では溶媒をドレン側に流すことができない。ま
た、液検知センサ13は、下部冷却タンク2内の溶媒の液
面のレベルを検知するものである。前記下部冷却タンク
2の排出ドレン口には、ドレンバルブ(V4 )14が設け
られている。前記下部冷却タンク2には、真空バルブ
(V6 )15を介在させた配管を介して再生ポンプ(P
2 )16が接続されている。
【0011】前記上部冷却タンク1と下部冷却タンク2
内には、冷凍機17からの配管18が設けられている。この
配管18は上部冷却タンク1では溶剤を凝縮回収するため
に、下部冷却タンク2では回収後の溶剤の再蒸発を防止
することを目的として冷却している。前記配管18を用い
て冷凍機17から冷媒が送られ、冷媒の戻り側の配管18に
は冷媒の温度を検知するための温度センサ19が設けられ
ている。前記下部冷却タンク2の排出ドレン口側には、
ドレンタンク20が設けられている。こうした構成の再生
装置において、前記上部冷却タンク1と下部冷却タンク
2間に設けられた前記仕切弁9は、下部冷却タンク2内
が溶剤で満たされるまでは開いた状態にあり、かつ満た
されると閉じた状態にある。
【0012】こうした構成の溶剤回収装置の通常の動作
は、真空バルブ(V2 )7が“開”の状態かつ仕切弁
(V3 )9が“開”の状態で真空ポンプ(P1 )8を用
いて上部冷却タンク1内及び下部冷却タンク2内が減圧
された状態で、真空チャンバ4内に溶剤を塗布した基板
をセットしゲートを閉じた後、真空バルブ(V1 )3を
開ける。その結果、真空チャンバ4内も減圧され、真空
チャンバ4から溶剤を含んだ気体が上部冷却タンク1内
で冷却され凝縮された溶剤が下部冷却タンク2へ流れ
る。こうして、真空チャンバ4内の溶剤を塗布した基板
は真空乾燥される。その後、真空乾燥が終了した溶剤を
塗布した基板は真空バルブ(V1 )3を閉じた後、真空
チャンバ4のゲートを開け外部に搬出される。上記動作
を繰り返し複数の基板が真空乾燥される。
【0013】回収した溶剤が下部冷却タンク2内を満た
した場合の動作は図2に示す通り、液検知センサ(S
1 )13がONすると、上部冷却タンク1と下部冷却タン
ク2間の仕切弁(V3 )9を閉じる。次に、下部冷却タ
ンク2に設けた加圧バルブ(V5 )12を開き、下部冷却
タンク2内が大気圧と同じになったことを第2の大気圧
センサ(APS2 )11で確認した後、ドレンバルブ(V
4 )14を開く。そして、下部冷却タンク2内に回収した
溶剤を、液検知センサ(S1 )13のOFFによりドレン
タンク20に排出したことを確認する。つづいて、加圧バ
ルブ(V5 )12を閉じ、ドレンバルブ(V4 )14を閉じ
る。
【0014】次に、下部冷却タンク2に接続された真空
バルブ(V6 )15を開き、再生ポンプ(P2 )16により
下部冷却タンク2内を減圧する。つづいて、この下部冷
却タンク2内の圧力が上部冷却タンク1内の圧力と略同
一になったことを第2の真空計(PG2 )10で確認した
後、真空バルブ(V6 )15を閉じ、仕切弁(V3 )9を
開き、前記通常の動作に戻る。
【0015】上記実施例に係る回収溶剤の再生装置にお
いて、前記仕切弁9は、下部冷却タンク2内が溶剤で満
たされるまでは開いた状態にあり、かつ満たされると閉
じた状態にあるため、下部冷却タンク2内の回収溶剤を
排出している間でも上部冷却タンク1のみで溶剤の回収
を行うことができるので、従来のように溶剤回収装置を
2セットを用いなくても、単機で再生装置の連続運転が
可能となる。従って、装置をセットするスペースを従来
と比べて著しく少なくできるとともに、コスト低減を図
ることができる。また、再生ポンプ16は下部冷却タンク
2内を減圧するだけに用いるため、真空ポンプ8と競べ
小さいものでよく、設置スペースをあまり必要としな
い。
【0016】なお、上記実施例では、上部冷却タンクに
大気圧センサを設けた場合について述べたが、必ずしも
設ける必要はない。また、冷凍機に接続された配管に温
度センサを設けたが、必ずしも設ける必要はない。
【0017】また、図示しないが、図1の回収溶剤の再
生装置を組み込んむことにより本願第2の発明に係る真
空乾燥装置が得られる。こうした真空乾燥装置によれ
ば、真空チャンバを減圧した状態で基板に塗布した溶剤
を蒸発できるので、蒸発速度を速くできる。また、大気
中で乾燥する場合と比べ、ゴミの付着が少ない状態で乾
燥でき、装置をクリーンに維持できる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述した如くこの発明によれば、従
来と比べ、単機で連続運転が可能であるとともに、設置
スペースを少なくできる低コストの回収溶剤の再生装
置、及びこの回収溶剤の再生装置を用いた真空乾燥装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回収溶剤の再生装置の
説明図。
【図2】図1の再生装置を作動させる時のシーケンス
図。
【図3】従来の溶剤回収装置の説明図。
【図4】図3の溶剤回収装置の動作を示すシーケンス
図。
【符号の説明】
1…上部冷却タンク、 2…下部冷却タンク、 3,15…真空バルブ、 4…真空チャンバ、 5,10…真空計、 6,11…大気圧センサ、 8…真空ポンプ、 9…仕切弁(バルブ)、 12…加圧バルブ、 13…液検知センサ、 14…ドレンバルブ、 16…再生ポンプ、 17…冷凍機、 18…配管、 19…温度センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却して回収した溶剤を再生する装置に
    おいて、 上下に夫々配置された上部冷却タンク及び下部冷却タン
    クと、前記上部冷却タンクと下部冷却タンク間、下部冷
    却タンクの排出ドレン口、及び上部冷却タンクの排気口
    に夫々設けられたバルブと、前記上部冷却タンク,下部
    冷却タンクに夫々設けられた真空計と、前記下部冷却タ
    ンクに設けられた大気圧センサと、前記下部冷却タンク
    に設けられた回収液量センサと、前記上部冷却タンク,
    下部冷却タンクを冷却する冷凍機とを具備し、 前記上部冷却タンクと下部冷却タンク間に設けられた前
    記バルブは、下部冷却タンク内が溶剤で満たされるまで
    開いた状態にあり、かつ満たされると閉じた状態にある
    ことを特徴とする回収溶剤の再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の再生装置を用いたことを
    特徴とする真空乾燥装置。
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JP2016148462A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 株式会社サムソン 真空冷却装置
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